JP2018017465A - コルゲートフィン型熱交換器コア - Google Patents

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浩司 成田
Koji Narita
浩司 成田
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Takayuki Suyama
隆行 須山
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Abstract

【課題】 伝熱性能を損なわずに、圧力損失を可及的に低減することができるコルゲートフィン型熱交換器コアを提供すること。
【解決手段】 偏平チューブ1は、その横断面が平行する二本の直線状の平担部1aとそれらの間を接続する一対の弧状部1bとからなり、コルゲートフィン2は、薄いプレートがその長手方向に波形に曲折されてなり、その曲折部4が対向する一対の偏平チューブ1の前記各平坦部1aに接触し、その接触部間の平面に位置する第1部分2aと、偏平チューブ1に接触せず、第1部分2aからフィンの幅方向にずれた平面に位置する第2部分2bとを有し、第1部分2aの平面には、切り起こしのない凹凸模様3が形成され、第2部分2bは模様が存在せず平坦に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、熱交換器の伝熱性能を損なわずに、圧力損失を可及的に軽減させたコルゲートフィン型熱交換器コアに関する。
下記特許文献1に記載のコルゲートフィンは、細長い帯状金属板を曲折して、その湾曲面を偏平チューブに接合すると共に、偏平チューブ間の平面には多数のルーバを切起こしたものである。
その切り起こし縁の前縁効果により、伝熱性能を向上させている。さらに、この文献の発明では、チューブを複数列に配置し、各チューブ間には導風突部を切り起こし、その切り起こし部から空気を導入して、伝熱性を向上させるものである。
このようなルーバ切り起こし型のコルゲートフィンは、放熱性が向上するものの、圧力損失が大きくなり、チューブを通風方向に複数列配置した場合には、各部の送風抵抗が積算され、全体としてかえって伝熱性能を損なう結果となっていた。また、フィンに多数のルーバを形成すると、そのルーバ間に塵埃が補足され、特に、土木機械用熱交換器としては、頻繁に清掃を行う必要があった。
そこで、特許文献2に記載の熱交換器が提案されている。
これは、コルゲートフィンの表面にV字状の凹凸を形成したものであり、ルーバを切起こすことなく、フィン幅の一端から他端まで凹凸の波形を形成したものである。このようにすることにより、フィンの目詰まりを防止するとともに、圧力損失の低減を行うものである。さらには、特許文献3に記載のV字状フィンも提案されている。
特公平6−45182号公報 特開2012−198023号公報 特開2011−247539号公報
ルーバを有する切り起こし型のコルゲートフィンは、ルーバによる前縁効果が大きい利点があるものの、フィン幅を大きくして、多数列のチューブを配置した場合、その圧力損失が過大になる欠点があった。また、塵埃によりルーバ間に目詰まりが生じるものとなっていた。
また、特許文献2及び特許文献3のコルゲートフィン型熱交換器は、フィン幅の全長に渡って、V字状等の凹凸が形成されているため、コルゲートフィンに多数列の偏平チューブを組み合わせると、各部の凹凸自体の圧力損失が積算され、特に大型熱交換器として用いる場合、通風抵抗が大きくなる欠点があった。
そこで、本発明は伝熱性能を損なわずに、圧力損失を可及的に低減することができるコルゲートフィン型熱交換器コアを提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、偏平チューブ(1)とコルゲートフィン(2)とが交互に配置されると共に、コルゲートフィン(2)の幅方向に複数の偏平チューブ(1)が間隔を空けて配置されたコルゲートフィン型熱交換器コアにおいて、
偏平チューブ(1)は、その横断面が平行する二本の直線状の平担部(1a)とそれらの間を接続する一対の弧状部(1b)とからなり、
コルゲートフィン(2)は、薄いプレートがその長手方向に波形に曲折されてなり、その曲折部(4)が対向する一対の偏平チューブ(1)の前記各平坦部(1a)に接触し、その接触部間の平面に位置する第1部分(2a)と、偏平チューブ(1)に接触せず、第1部分からフィンの幅方向にずれた平面に位置する第2部分(2b)とを有し、
第1部分(2a)の平面には、切り起こしのない凹凸模様(3)が形成され、第2部分(2b)には模様が存在せず平坦に形成されたことを特徴とするコルゲートフィン型熱交換器コアである。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のコルゲートフィン型熱交換器コアにおいて、
前記コルゲートフィン(2)の前記曲折部(4)には、前記偏平チューブ(1)の平坦部(1a)に整合して接触する平坦接触部(4a)と、それに連続して偏平チューブ(1)の円弧部(1b)の縁に整合して接触する円弧接触部(4b)とを有し、
その曲折部(4)において、偏平チューブ(1)とコルゲートフィン(2)とが接合されてなるコルゲートフィン型熱交換器コアである。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載のコルゲートフィン型熱交換器コアにおいて、
前記凹凸模様(3)は、コルゲートフィン(2)の前記幅方向に並列した多数のV字状の突条からなるコルゲートフィン型熱交換器コアである。
請求項4に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載のコルゲートフィン型熱交換器コアにおいて、
前記凹凸模様(3)は、コルゲートフィン(2)の前記幅方向に直交する凸部(3a)と凹部(3b)とが、フィンの長手方向に交互に配置され、それらが波形に前記長手方向に進行するコルゲートフィン型熱交換器コアである。
本発明のコルゲートフィン型熱交換器コアは、コルゲートフィンの第1部分2aの平面には、切り起こしのない凹凸模様3が形成され、第2部分2bには模様が存在せず平坦に形成されたことを特徴とする。
そのため、フィンの第1部分2aでは、凹凸の模様の存在により、表面を流通する気流が十分攪拌されて、放熱性を向上させる。そして、第2部分2bでは、凹凸が存在しないため、気流の流通抵抗を減じ、コルゲートフィン全体として、放熱性がよく流通抵抗の少ない熱交換器コアを提供できる。
請求項2に記載のコルゲートフィン型熱交換器コアは、コルゲートフィン2の前記曲折部4には、平坦接触部4aと円弧接触部4bとを有し、偏平チューブ1とコルゲートフィン2との接触面積を大きして、伝熱性を向上することができる。
請求項3または請求項4に記載のように、コルゲートフィン表面の凹凸模様3をV字状または波形に曲折することにより、気流を攪拌して伝熱性を向上することができる。
本発明の第1実施例のコルゲートフィン型熱交換器コアの要部平面図(A)、(A)のB部拡大図(B)、(B)のC−C矢視断面図(C)。 同熱交換器コアの偏平チューブ1とコルゲートフィン2の接合状態を示す斜視説明図。 本発明の第2実施例のコルゲートフィン型熱交換器コアの要部平面図(A)、(A)のB部拡大図(B)、(B)のC−C矢視断面図(C)。 同熱交換器コアの偏平チューブ1とコルゲートフィン2の接合状態を示す斜視説明図。 従来型(特許文献2)コルゲートフィン型熱交換器コアの一例を示す要部平面図。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
図1及び図2は、本発明の第1実施例のコルゲートフィン型熱交換器コアであり、図1(A)はその要部平面図、同(B)は(A)のB部拡大図、同(C)は(B)のC−C矢視断面図である。図2は、その偏平チューブ1とコルゲートフィン2との接合状態を示す斜視説明図である。
このコルゲートフィン型熱交換器コアは、図1(A)及び図2に示す如く、偏平チューブ1とコルゲートフィン2とを交互に配置すると共に、偏平チューブ1はコルゲートフィン2の幅方向に複数列配置したものである。そのコルゲートフィン2は、図2に示す如く、細長い金属板を波形に曲折したものであり、そのコルゲートフィン2の平面は偏平チューブ1に接触する第1部分2aと、偏平チューブ1に接触しない第2部分2bとが交互に形成されている。
第1部分2aは、偏平チューブ1の横断面の長軸に略等しい幅で、凹凸模様3が形成されている。この凹凸模様3は、この例では平面V字状の凹凸に形成されている。また、第2部分2bは、その凹凸模様3が存在しない平坦に形成されている。
さらに詳細に説明すると、図2に示す如く、コルゲートフィン2の曲折部4には偏平チューブ1の平坦部1aに整合する平坦接触部4aと、偏平チューブ1の弧状部1bに整合する円弧接触部4bとが形成され、その各接触部間が一体に接合されている(接合方法は、炉内でのろう付け等、公知の方法を用いることができる)。そして、平坦接触部4aの先端部が図1(B)に示す如く、偏平チューブ1の弧状部1bの先端部を円弧状に被覆する。そして、コルゲートフィン2の平坦接触部4a、円弧接触部4bは、図2に示す如く、偏平チューブ1の平坦部1aと、弧状部1bとに整合する。
また、コルゲートフィン2は、図1(C)の如く、その幅方向の断面が波形に形成されている。また、コルゲートフィン2の第2部分2bは、その図1(C)の紙面右側に表されている如く、平坦に形成される。そして、同図において、一例として、空気流は紙面の左方から右方に移動し、第1部分2a上をその凹凸模様3に沿って移動する。そしてコルゲートフィン2と接触する偏平チューブ1との間で熱交換する。また、偏平チューブ1の存在しない第2部分2bにおいては、空気流は、その平面を直線的に移動し、その気流の流通抵抗を可及的に減少させる。
次に、図3及び図4は、本発明の第2実施例のコルゲートフィン型熱交換器コアであり、図3(A)はその要部平面図、同(B)は(A)のB部拡大図、同(C)は(B)のC−C矢視断面図である。図4は、その偏平チューブ1とコルゲートフィン2との接合状態を示す斜視説明図である。
この例が、第1実施例と異なる点は、コルゲートフィン2の第1部分2a上の凹凸模様3の形状である。図1の例ではその平面がV字状に形成されていたが、図3の例ではその図3(B)、図3(C)に示す如く、その各部の縦断面が緩い波形に形成されている。また、コルゲートフィン2の第2部分2bにおいては、図1と同様に、その平面が平坦に形成されている。
いずれの例でも、コルゲートフィン2の表面には切起こされたルーバは形成されておらず、ルーバが存在する場合に生ずる目詰まりを防止すると共に、その表面を流通する気体の流通抵抗、即ち、圧力損失を低減させている。
また、この例においても、図4に示す如く、コルゲートフィン2の曲折部4に、平坦接触部4aと、円弧接触部4bとが、第1実施例と同様に形成されている。
1 偏平チューブ
1a 平坦部
1b 弧状部
2 コルゲートフィン
2a 第1部分
2b 第2部分
3 凹凸模様
3a 凸部
3b 凹部
4 曲折部
4a 平坦接触部
4b 円弧接触部

Claims (4)

  1. 偏平チューブ(1)とコルゲートフィン(2)とが交互に配置されると共に、コルゲートフィン(2)の幅方向に複数の偏平チューブ(1)が間隔を空けて配置されたコルゲートフィン型熱交換器コアにおいて、
    偏平チューブ(1)は、その横断面が平行する二本の直線状の平担部(1a)とそれらの間を接続する一対の弧状部(1b)とからなり、
    コルゲートフィン(2)は、薄いプレートがその長手方向に波形に曲折されてなり、その曲折部(4)が対向する一対の偏平チューブ(1)の前記各平坦部(1a)に接触し、その接触部間の平面に位置する第1部分(2a)と、偏平チューブ(1)に接触せず、第1部分からフィンの幅方向にずれた平面に位置する第2部分(2b)とを有し、
    第1部分(2a)の平面には、切り起こしのない凹凸模様(3)が形成され、第2部分(2b)には模様が存在せず平坦に形成されたことを特徴とするコルゲートフィン型熱交換器コア。
  2. 請求項1に記載のコルゲートフィン型熱交換器コアにおいて、
    前記コルゲートフィン(2)の前記曲折部(4)には、前記偏平チューブ(1)の平坦部(1a)に整合して接触する平坦接触部(4a)と、それに連続して偏平チューブ(1)の円弧部(1b)の縁に整合して接触する円弧接触部(4b)とを有し、
    その曲折部(4)において、偏平チューブ(1)とコルゲートフィン(2)とが接合されてなるコルゲートフィン型熱交換器コア。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコルゲートフィン型熱交換器コアにおいて、
    前記凹凸模様(3)は、コルゲートフィン(2)の前記幅方向に並列した多数のV字状の突条からなるコルゲートフィン型熱交換器コア。
  4. 請求項1または請求項2に記載のコルゲートフィン型熱交換器コアにおいて、
    前記凹凸模様(3)は、コルゲートフィン(2)の前記幅方向に直交する凸部(3a)と凹部(3b)とが、フィンの長手方向に交互に配置され、それらが波形に前記長手方向に進行するコルゲートフィン型熱交換器コア。
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