JP4292623B2 - 酸化スズ膜の成膜方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CVD法(化学的気相成長法)により、基体上に酸化スズを主成分とする膜を成膜する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
酸化スズ膜は、透明性を有する導電膜として、タッチパネルや太陽電池などに使われている。酸化スズ膜をCVD法により成膜するには、四塩化スズなどの無機系のスズ源を使用する場合と、ジメチルスズジクロリド(CH3)2Cl2Snなどの有機系スズ源を使用する場合がある。CVD法においては、これらの原料ガスをインジェクタから基体に吹き付け、気相及び基体表面における反応により基体上に酸化スズ膜を堆積させる。
【0003】
無機系スズ源は、有機系のものに比べ、一般に化学反応の速度が速いため、高速の成膜が可能であり、また、有害性の高い有機スズを排ガス中に含まないなどの利点がある。
しかし、無機系スズ源は、反応性が高いので基体上の原料ガスの濃度分布が膜厚に直接影響し、均一な膜を形成するためには基体上のガス濃度が均一になるように精密な制御をする必要があるうえに、未反応原料により、インジェクタ表面やCVD成膜装置内部に酸化スズを堆積し、その結果、装置の稼動を妨げる現象も有機系に比べて頻繁に発生する。
【0004】
成膜装置内部に堆積する酸化スズの発生を抑制するためには、何らかの条件で四塩化スズと水の反応を抑制できればよい。アガシェ(Agashe)らは、四塩化スズと水を液相のまま425℃の基体に吹き付け酸化スズを作成する実験(スプレー法)を行い、フッ化水素、塩化水素、臭化水素水溶液を原料水溶液に混ぜることで酸化スズ膜の形成が抑えられることを報告している(J.Phys.D:Appl.Phys.29(1996),2988)。
しかし、気相成長反応への応用については何ら示唆されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、無機系スズ源を用いたCVD法による成膜方法において、インジェクタ表面や成膜装置内部に酸化スズが堆積すること(以下、単に酸化スズの堆積という)を抑制できる酸化スズ膜の成膜方法の提供を目的とする。
【0006】
本発明は、また、無機系スズ源を用いたCVD法による成膜方法において、酸化スズ膜の成膜量を維持したまま、酸化スズの堆積を抑制できる酸化スズ膜の成膜方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、スズの無機塩および水を含む原料ガスをインジェクタより基体表面に向けて供給し、CVD法により、基体上に酸化スズ膜を成膜する方法において、原料ガスをインジェクタの吹出し口より供給すると同時に、原料ガス中のスズの無機塩に対して、臭化水素をモル比で0.1〜4の割合で臭化水素をインジェクタの別の吹出し口より供給する酸化スズ膜の成膜方法を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明における酸化スズ膜には、ドーパントがドープされた酸化スズ膜をも含むものとする。
本発明においては、酸化スズ膜の成膜量を維持する観点から、酸化スズ膜成膜時の基体温度は400℃超、特に500℃以上であることが好ましい。400℃以下では酸化スズ膜の成膜量が顕著に減少する。基体温度の上限は特になく、基体の軟化点程度まで加熱できる。
【0009】
また、酸化スズの堆積を抑制する観点から、原料ガスと接するインジェクタの表面温度(以下、単にインジェクタの表面温度という)は400℃以下とすることが好ましい。一方、インジェクタの表面温度が低すぎると、吸湿性のスズ水和物が生成しやすくなるので、インジェクタの表面温度は135℃以上であることが好ましい。
【0010】
臭化水素の供給量としては、原料ガス中のスズの無機塩に対して、臭化水素をモル比で0.1〜4の割合で供給する。0.1未満では酸化スズの堆積を抑制する効果が充分ではない傾向にあり、また、4を超えると基体温度が500℃以上においても酸化スズ膜の成膜量が減少する傾向にある。特に、臭化水素をモル比で0.1〜2の割合で供給することが好ましい。
【0011】
本発明においては臭化水素は、原料ガスの吹出し口とは別のインジェクタの吹出し口より供給されることが好ましい。臭化水素は原料ガスとあらかじめ混合した後に原料ガスとともに供給することもできる。
なお、スズの無機塩および臭化水素は、供給時の状態はガスの状態である。また、原料ガス中の水は水蒸気の状態であることが好ましい。本発明におけるスズの無機塩としては四塩化スズが好ましい。
【0012】
本発明における成膜時の圧力は特に制限されず、例えば大気圧で行われる。
本発明における酸化スズ膜の膜厚は、導電性の観点から、10nm以上であることが好ましい。
臭化水素を供給することにより発生する臭化スズは、スズの無機塩(特に四塩化スズ)に比べ酸化スズ膜上の吸着エネルギーが小さく、膜表面での拡散がスズの無機塩に比べて大きくなるため、酸化スズ膜の緻密性を向上させる効果も期待できる。
本発明において用いる基体としては、成膜時の高温に耐えるものであれば特に限定されず、ガラス基板、結晶化ガラス基板、セラミックス基板などが挙げられる。
【0013】
以下本発明の一例について図面を参照して説明する。
図1は本発明に用いるCVD装置の一例の概略図である。加熱されたガラス基板(酸化スズ膜が形成される基体)3は、ベルトコンベア2により搬送され、インジェクタ1から吹き付けられる原料ガスの化学反応により、酸化スズ膜が成膜される。原料ガスは、四塩化スズタンク4と水タンク5を窒素ガスボンベ6の窒素ガスを用いてバブリングし、飽和蒸気圧で気相中にガス化したものを用いる。また、別系統で臭化水素ボンベ7より臭化水素を供給する。
【0014】
図2は本発明に用いるインジェクタの一例の構造を示す要部断面図である。インジェクタは5本のスリット12、11、10、11、12からなり、中央のスリット10から四塩化スズを、スリット11から臭化水素を、スリット12から水蒸気をそれぞれ流した。四塩化スズ流量は0.004mol/min、水蒸気流量(2つのスリット12からの流量の合計)は0.4mol/minとした。この条件で、臭化水素の流量を変化させ、ベルトコンベア8により搬送されるガラス基板9上に成膜される酸化スズ膜の膜厚を比較した。原料ガスおよび臭化水素は、排気口13から排気した。ガラス基板9については、成膜時の基板温度を400℃および500℃に加熱し、比較した。なお、成膜実験は大気圧下で行った。
【0015】
図3は四塩化スズの流量に対する臭化水素の流量(2つのスリット11からの流量の合計)の変化が、基板上に成膜された酸化スズ膜の膜厚に及ぼす影響を測定した結果を示すグラフである。14は、基板温度が500℃の場合を示し、臭化水素の流量に関係なく基板上の膜厚はほとんど変化していない。15は基板温度が400℃の場合を示しており、臭化水素を四塩化スズに対して0.1倍(モル比)添加しただけで、全く添加しない場合に比べ、膜厚は約35%減少した。さらに臭化水素を増やしてゆくと酸化スズ膜厚は減少し続け、臭化水素を四塩化スズに対して1倍(モル比)以上添加した場合には、全く添加しない場合に比べて90%以上膜厚が減少した。
【0016】
以上の結果から、成膜時の基体温度が400℃の場合、臭化水素を原料中に添加すると成膜量が著しく抑制されるのに対し、成膜時の基体温度が500℃の場合、臭化水素を供給しても、基体上の酸化スズ膜の成膜量は維持されることがわかる。
すなわち、臭化水素を添加した場合、反応温度が400℃の箇所では酸化スズの生成速度が著しく小さくなるのに対し、反応温度が500℃の箇所では臭化水素を添加しない場合と同じ生成速度が維持されることを示している。
【0017】
したがって、酸化スズ膜の成膜量を低下させたくない基体の温度を500℃以上にし、酸化スズの堆積を抑えたいインジェクタ底面などの表面温度を400℃以上にすれば、基体上の成膜速度を維持したまま、インジェクタ表面に酸化スズが堆積することを大幅に抑えられる。
【0018】
次に、四塩化スズと水蒸気の流量及び吹き出し口を上記と同じにし、基体温度を500℃として、臭化水素を全く入れない条件と、四塩化スズと等モル量の臭化水素をスリット11から入れた条件とでそれぞれ2時間連続して成膜を行い、インジェクタ底面16に堆積する酸化スズ量を比較した。なお、インジェクタの底面温度は300℃になるように調整した。その結果、臭化水素を添加した場合の酸化スズの堆積量を膜厚で表示すると40nmであったのに対し、臭化水素を添加しない場合は、220nmであった。
【0019】
本発明においては、前記したインジェクタからのガス供給方法の代わりに、四塩化スズおよび水を含む原料ガスをインジェクタ中央部から基体に向けて供給し、原料ガスの外側から臭化水素を供給することで、より効果的に酸化スズの堆積が抑制できる。
【0020】
【実施例】
(例1)
図2のスリット10から四塩化スズを、スリット11から水蒸気を流し、外側のスリット12から臭化水素を吹き出すと、臭化水素は原料ガス(四塩化スズおよび水蒸気)の作る流れの影響でガラス基板9上にはほとんど到達できず、インジェクタ下面に沿って流れる。このように、ガラス基板9上の成膜速度を犠牲にすることなく、インジェクタ表面(特に底面周辺)に堆積する酸化スズを効果的に抑制できる。
【0021】
この効果を確認するため、前記したCVD装置(図1)を用い、図2のスリット10から四塩化スズを0.004mol/min、スリット11から水蒸気を0.4mol/min (2つのスリット11からの流量の合計)、スリット12から臭化水素を0.004mol/min(2つのスリット12からの流量の合計)、大気圧中でそれぞれ流し、2時間成膜したとき、インジェクタ底面16に堆積した膜の厚さを測定し、スリット12の臭化水素流量をゼロにしたときのインジェクタ底面16に堆積した膜の厚さと比較した。なお、基板温度は500℃、インジェクタ底面16の温度は300℃になるように温度制御を行った。
【0022】
その結果、臭化水素を流したときのインジェクタ底面に付着した膜厚は18nmであったのに対し、臭化水素を流さなかった場合は200nmの膜がインジェクタ底面に付着した。この結果より、臭化水素を流すことによりインジェクタ底面に堆積する酸化スズを抑制できることが確認された。
また、ガラス基板上に成膜された酸化スズ膜の膜厚は、ベルトコンベアの速度を毎分0.3mとした場合、臭化水素を流した条件で150nm、臭化水素を流さなかった条件で140nmであり、成膜量は維持されていた。
【0023】
(例2)
臭化水素を、原料ガスを排気する排気口付近から供給することにより、排気口及び排気管に堆積する酸化スズを抑制できる。
図4は、本発明に用いるインジェクタの他の例の構造を示す要部断面図である。前記したCVD装置(図1)を用い、図4のスリット19から四塩化スズを0.004mol/min、スリット20から水蒸気を0.4mol/min (2つのスリット20からの流量の合計)流し、左右の排気口22付近の供給口21より臭化水素を0.004mol/min(2つの供給口21からの流量の合計)流して、排気口内部23に付着した酸化スズの膜厚を測定し、臭化水素を流さなかった場合と比較した。ベルトコンベア17により搬送されるガラス基板18の温度が500℃、インジェクタ表面(排気口管の壁表面をも含む)が300℃になるように温度制御を行った。実験は大気圧下で行った。
【0024】
その結果、臭化水素を流さなかった場合、排気口内部に50nmの酸化スズ膜が付着したが、臭化水素を流した場合、排気口内部に付着した酸化スズ膜厚は測定限界以下(5nm以下)であった。
また、ガラス基板上に成膜された酸化スズ膜の膜厚は、ベルトコンベアの速度を毎分0.3mとした場合、臭化水素を流した条件で150nm、臭化水素を流さなかった条件で160nmであり、成膜量は維持されていた。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、無機系スズ源を用いたCVD法による酸化スズ膜の成膜時にインジェクタ表面や成膜装置内部に酸化スズが堆積することを抑制できる。
また、成膜される基体の温度を特定温度にすることで、無機系スズ源を用いたCVD法による酸化スズ膜の成膜時に、酸化スズ膜の成膜量を維持したまま、インジェクタ表面や成膜装置内部に酸化スズが堆積することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いるCVD装置の一例の概略図
【図2】本発明に用いるインジェクタの一例の構造を示す要部断面図
【図3】四塩化スズに対する臭化水素流量と、基板上に成膜された酸化スズ膜の膜厚との関係を示すグラフ
【図4】本発明に用いるインジェクタの他の例の構造を示す要部断面図
【符号の説明】
1:インジェクタ
2:ベルトコンベア
3:ガラス基板
4:四塩化スズタンク
5:水タンク
6:窒素ガスボンベ
7:臭化水素ボンベ
8:ベルトコンベア
9:ガラス基板
10、11、12:スリット
13:排気口
14:基板温度500℃の実験結果
15:基板温度400℃の実験結果
16:インジェクタ底面(膜厚測定箇所)
17:ベルトコンベア
18:ガラス基板
19:スリット(四塩化スズ)
20:スリット(水蒸気)
21:供給口(臭化水素)
22:排気口
23:排気口壁面(膜厚測定箇所)
Claims (2)
- スズの無機塩および水を含む原料ガスをインジェクタより基体表面に向けて供給し、CVD法により、基体上に酸化スズ膜を成膜する方法において、原料ガスをインジェクタの吹出し口より供給すると同時に、原料ガス中のスズの無機塩に対して、臭化水素をモル比で0.1〜4の割合で臭化水素を供給する酸化スズ膜の成膜方法。
- 原料ガスと接するインジェクタの表面部分の温度を400℃以下とする請求項1に記載の酸化スズ膜の成膜方法。
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