JP4292410B2 - 開き戸 - Google Patents

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本発明は、開き戸に関するものである。
特許文献1には、竪枠の長手方向に亘ってタイト材保持部を設け、タイト材保持部に縦タイト材を取り付けると共に下枠には扉の室内側面に当接する下タイト材を設け、縦枠と下枠とのコーナ部に止水ブロックを設けて、止水ブロックのタイト部をタイト材保持部の枠内周側に設けて縦タイト材と下タイト材との間に配置することが開示されている。
特開2002−147137号公報
しかし、上述した特許文献1に開示の技術では、止水ブロックのタイト部は竪枠のタイト材保持部の内周側でタイト材保持部と下タイト材との間に配置しているので、タイト材保持部に取り付けてある縦タイト材と下タイト材とに連続した接続が得られ難く、十分な水密性が図れないおそれがある。
また、竪枠の長手方向に設けたタイト材保持部は下枠に当接する位置まで設けてあるので、止水ブロックのタイト部はタイト材保持部の枠内周側に設ける必要があり、止水ブロックのタイト部がタイト材保持部よりも枠内周側に大きく飛び出して、意匠性を損なうという問題がある。
そこで、本発明は、意匠性を損なうことなく枠のコーナ部における水密性を高めることができる開き戸の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、枠と、扉と、止水ブロックとを備え、左右の竪枠は扉の室内側で枠内周側に突設したタイト材保持部を竪枠の長手方向に有し、タイト材保持部には扉の室内側面に当接する縦タイト材が取り付けてあり、下枠には扉の室内側面に当接する下タイト材が下枠の長手方向に取り付けてあり、少なくとも一方の竪枠のタイト材保持部及び縦タイト材は下枠との間が欠除してあると共に下タイト材は少なくとも一方の竪枠との間を欠除してあり、タイト材保持部の欠除部と下タイト材の欠除部とで止水ブロックの収納空間としてあり、止水ブロックは扉の室内側面に当接するタイト部と、タイト材保持部の下端部に室内側から重合するタイト材保持部重合部と、下タイト材の竪枠側端部に室内側から重合する下タイト材重合部と、タイト部の竪枠側でタイト材保持部重合部から下方が室外側に傾斜した傾斜面とを有すると共に止水ブロック収納空間に配置してあり、縦タイト材の下端がタイト部の上面に当接すると共に縦タイト材の室外側面がタイト部の室外側面と略面一であり且つ下タイト材の左右端がタイト材保持部の枠内周側面と略同位置でタイト部の側面に当接して、縦タイト材、タイト部及び下タイト材が連続して扉の室内側面に当接することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、枠のコーナ部では、止水ブロックのタイト部が縦タイト材の下端と下タイト材の竪枠側の端(左右側端)と当接して、タイト部が縦タイト材と下タイト材と連続して扉の室内側面に当接するから、縦タイト材と下タイト材とに連続した水密を図ることができる。
タイト材保持部及び縦タイト材は下枠との間に形成した欠除部と下タイト材と一方の竪枠との間に形成した欠除部とで形成する収納空間に止水ブロックを配置して、縦タイト材の下端をタイト部の上面に当接し且つ下タイト材の左右端をタイト材保持部の枠内周側面と略同位置でタイト部の側面に当接しているから、止水ブロックのタイト部がタイト材保持部よりも枠内周側に大きく飛び出さないので、意匠性を損なうことを防止できる。
止水ブロックにはタイト材保持部重合部と下タイト材重合とが設けてあるから、タイト材保持部重合部をタイト材保持部に室内側から重ね、下タイト材重合部を下タイト材に室内側から重ねて配置することにより、止水ブロックのタイト部を縦タイト材と下タイト材とに簡単に連続させることができ且つこれらとの水密性を高めることができる。
止水ブロックには、タイト部の竪枠側でタイト材保持部重合部から下方を室外側に向けて傾斜した傾斜面を設けているので、タイト部と竪枠との間に入り込んだ水を室内側に向けてスムーズに排水できる。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1(a)は本実施の形態に係る開き戸の枠のコーナ部を扉を開いて浴室側から見た斜視図であり、(b)は(a)に示す枠のコーナ部を脱衣室側から見た分解斜視図であり、図2は止水ブロックの図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は上面図であり、図3は本実施の形態に係る開き戸の縦断面図であり、図4は本実施の形態に係る開き戸の横断面図である。
本実施の形態に係る開き戸1は、浴室戸であり、枠3と、枠3に軸着した扉5とを備えている。左右の竪枠11と下枠19とで形成するコーナ部7には、それぞれ止水ブロック9が設けられている。尚、左竪枠(扉の戸先側)と下枠19とで形成するコーナ部7と、右竪枠(扉の戸尻側)と下枠19とで形成するコーナ部7における止水ブロック9による水密構造は略同じであるから、以下には左竪枠(戸先側)の水密構造について説明する。
竪枠11には、タイト材保持部13が竪枠11の上下方向(長手方向)に長く設けてあり、タイト材保持部13は、扉5を閉めたときにおける扉5の室内(脱衣室)側で枠3の内周側に突設している。
タイト材保持部13には室外側にタイト材保持溝17が形成されており、タイト材保持溝17には扉5の室内側面に当接する縦タイト材18が取り付けてある。タイト材保持部13及び縦タイト材18の下端側は下枠19との間に欠除部14が設けてある。
下枠19には上方に突設した下タイト材23が下枠19の長手方向に取り付けてあり、下タイト材23は扉5を閉めたときに扉5の室内側面に当接するようになっている。下タイト材23は竪枠11との間に欠除部20が設けてあり、タイト材保持部14の下端に設けた欠除部14と下タイト材23に設けた欠除部とで止水ブロック9の収納空間21を形成している。下タイト材23の左右端23aはタイト材保持部13の枠内周側面13aと略同一位置にある。尚、本実施の形態では、下枠19は脱衣室の床面と浴室の床面とに対して略面一に設けてあり、いわゆるバリアフリーになっている。
止水ブロック9は収納空間21に配置してあり、タイト部27と、取り付け部29を備え、取付部29はタイト材保持部13よりも室内側の位置で竪枠11にねじ28で固定されている。
タイト部27は、水密材でできており、縦タイト材18の下端に位置しており、タイト面27aが縦タイト材18のタイト面18aと略面一になっていると共に縦タイト材18の下端がタイト部27の上面に当接している。また、下タイト材23の左右側端23aがタイト部27の側面に当接している。
止水ブロック9の上部には、タイト材保持部13の下端部13aに室内側から重合するタイト材保持部との重合部(タイト材保持部重合部)30が設けられている。止水ブロック9の上部には、タイト材保持部13の下端面が当接する部分にパッキン材39が貼られている。
タイト部27の室内側において止水ブロック9には下タイト材23の左右側端部23aに室内側から重合する下タイト材23との重合部(下タイト材重合部)33が設けられている。下タイト材との重合部33には下タイト材23側にパッキン材37が貼られている。
また、止水ブロック9には、タイト部27の竪枠11側で下方を室外側に向けて傾斜した傾斜面35が設けられている。
次に、本実施の形態に係る止水ブロック9の取り付け及び開き戸1の作用、効果を説明する。
止水ブロック9の取り付けは、タイト材保持部13の下枠19側及び下タイト材23の竪枠11側にそれぞれ欠除部を形成して、止水ブロック9の収納空間21を形成し、収納空間21に止水ブロック9を配置して、止水ブロック9の取付部29をねじ28で竪枠11に固定する。本実施の形態によれば、止水ブロック9は収納空間21に配置してねじ28により簡単に取り付けできる。
扉5を閉めた状態では、止水ブロック9のタイト部27が縦タイト材18の下端と下タイト材23の左右側端とに当接して、縦タイト材18と下タイト材23とに連続して扉5の室内側面に当接するから、縦タイト材18と下タイト材23とに連続した水密を図ることができる。
タイト材保持部13及び縦タイト材18と下枠19との間の欠除部14と、下タイト材23と竪枠11との間の欠除部20とで止水ブロック9の収納空間21を形成してあり、止水ブロック9を収納空間21に配置すると共に、縦タイト材18の下端をタイト部27の上面に当接し且つ下タイト材23の左右端23aをタイト材保持部13の枠内周側面13aと略同位置でタイト部27の側面に当接しているから、止水ブロック9のタイト部27がタイト材保持部13よりも内周側に大きく飛び出さないので、意匠性を損なうことを防止できる。
止水ブロック9には、タイト材保持部13の下端部13aに重合する重合部30と、下タイト材23の左右側端部23aに重合する重合部33を設けているので、縦タイト材18の下端及び下タイト材23の左右側端とを簡単に連続させることができ、しかも止水ブロック9のタイト部27と縦タイト材18の下端との間及びタイト部27と下タイト材23の左右側端との間の水密性を高めることができる。
止水ブロック9は、タイト部27の竪枠側で下方を室外側に向けて傾斜した傾斜面35を設けているので、タイト部27と竪枠11との間に入り込んだ水を室内側に向けてスムーズに排水できる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、タイト部27は軟質樹脂材等で止水ブロック9と一体成型するものであってもよい。
開き戸1は、浴室戸に限らず、玄関戸等であってもよい。
(a)は本実施の形態に係る開き戸のコーナ部を扉を開いて浴室側から見た斜視図であり、(b)は(a)に示すコーナ部を脱衣室側から見た分解斜視図である。 止水ブロックの図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は上面図である。 本実施の形態に係る開き戸の縦断面図である。 本実施の形態に係る開き戸の横断面図である。
1 開き戸
3 枠
5 扉
9 止水ブロック
11 竪枠
13 タイト材保持部
13b 枠内周側面
14 欠除部
18 縦タイト材
18a 室外側面
19 下枠
20 欠除部
21 収納空間
23 下タイト材
23a 左右側端
27 タイト部
27a 室外側面
30 重合部(タイト材保持部重合部)
33 重合部(下タイト重合部)
35 傾斜面

Claims (1)

  1. 枠と、扉と、止水ブロックとを備え、左右の竪枠は扉の室内側で枠内周側に突設したタイト材保持部を竪枠の長手方向に有し、タイト材保持部には扉の室内側面に当接する縦タイト材が取り付けてあり、下枠には扉の室内側面に当接する下タイト材が下枠の長手方向に取り付けてあり、少なくとも一方の竪枠のタイト材保持部及び縦タイト材は下枠との間が欠除してあると共に下タイト材は少なくとも一方の竪枠との間を欠除してあり、タイト材保持部の欠除部と下タイト材の欠除部とで止水ブロックの収納空間としてあり、止水ブロックは扉の室内側面に当接するタイト部と、タイト材保持部の下端部に室内側から重合するタイト材保持部重合部と、下タイト材の竪枠側端部に室内側から重合する下タイト材重合部と、タイト部の竪枠側でタイト材保持部重合部から下方が室外側に傾斜した傾斜面とを有すると共に止水ブロック収納空間に配置してあり、縦タイト材の下端がタイト部の上面に当接すると共に縦タイト材の室外側面がタイト部の室外側面と略面一であり且つ下タイト材の左右端がタイト材保持部の枠内周側面と略同位置でタイト部の側面に当接して、縦タイト材、タイト部及び下タイト材が連続して扉の室内側面に当接することを特徴とする開き戸。
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JP4493099B2 (ja) * 2005-11-04 2010-06-30 Ykk Ap株式会社 止水ブロック、及び該止水ブロックを備えた建具

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