JP4291148B2 - 真空下における酸素の導入による練る方法及び該方法の実施のためのデバイス - Google Patents

真空下における酸素の導入による練る方法及び該方法の実施のためのデバイス Download PDF

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Description

本発明は、パン又は同様な製品の製作のためにねり粉(又はパン粉)を練る方法及び該方法の実施のためのデバイスに関する。
文献EP-A-0246768は、酸素富裕雰囲気におけるパン粉を練るための方法及び装置について開示する。結局、酸素又は酸素富裕な空気が、練り作業の前又は間にねり粉を含む装置のチャンバー(室)に導入される。前記チャンバー内の雰囲気は、その後吐出パイプを介して吐出される。酸素のこの添加は、単独の向上性製品(技術分野においては向上剤(インプルーバー)として知られる)として使用されるアスコルビン酸(ビタミンC)の作用を促進する。
この文献は、チャンバー内の部分的な真空の適用は、必要ではないが、しかしそれは、酸素又は酸素富裕な空気の導入前に実施可能であることを開示する。
しかしこの方法は、パン粉内の気泡構造の発達を制御することは可能ではない。
文献EP-A-0629115に従い、練り作業中における部分的真空の形成は、パンの柔らかい部分の構造の均一性を改善することが既知である。しかし、部分的真空の形成は、空気を除去し、そのことは、グルテン(gluten)格子(ラティス)の形成の増大及び気泡の構造の安定化のためにパン屋により使用される向上剤(アスコルビン酸又は臭素酸カリウム)の酸化を低下させる。
文献EP-A-0629115は、向上剤としてのアスコルビン酸の使用を最適化するためのパン粉の練り方法を開示する。結局、前記方法は、空気又は酸素含有ガスの存在におけるねり粉材料の練り作業を具備する。この練り作業の第1のフェーズ(段階)において、過剰圧力がねり粉周囲の雰囲気に適用される一方で、減圧圧力が、練り作業の第2のフェーズにおいて適用される。前記第1のフェーズはアスコルビン酸の酸化を可能にし、前記第2のフェーズはねり粉内の気泡構造を制御する。
この方法は、空気の過剰圧力の下での1つのフェーズを含む2つの練り作業フェーズを必要とする欠点を有しており、それ(空気の過剰圧力)は通常の練り作業手段により達成することは困難である。
これは、強い力が混合チャンバーに、及び例えば、単数又は複数の混合ツールや単数又は複数のシールジョイントや容器の蓋等の、それの機械的環境に、空気圧力により作用されることによる。
本発明は従来技術の上記の欠点を、ねり粉に適切な酸化を与えると共に、それの中の気泡構造を制御する方法を提案することにより、解決することを目的とする。
前記方法は従って、パンの柔らかい部分の構造の均一性を最適化する一方で、それの十分な酸化を保証する。
結局本発明の第1の目的は、パンなどのイースト発酵食品の生地製品の製作のためにねり粉を練る方法であり、そこでは前記ねり粉の材料がチャンバーに導入され、その後該材料は一所に練られる。更にそれは、負圧が前記チャンバー(2)に適用される場合に、チャンバー内の大気は、ねり粉の上で吸引される負圧フェーズと;酸素を含むガスGが前記チャンバー(2)の底部付近に導入されてガスが材料を通過する、ガスGの1つ又は複数の導入フェーズと;を具備することを特徴とする。
前記負圧フェーズは、前記練り作業フェーズの実質的に全体の期間継続し、各導入フェーズの少なくとも一部分は前記練り作業フェーズと同時であり、各導入フェーズの少なくとも一部は、負圧フェーズと同時である
大気圧に対しての過剰圧力は従って、応力の適用を回避する前記チャンバーに作用しない。変形形態において、前記負圧フェーズは、前記練り作業フェーズの開始の前又は後のほんの少しの時間に開始し、及び/又は前記練り作業フェーズの終わりの前又は後のほんの少しの時間に終了する。
別の変形形態において前記単一又は複数のガス導入フェーズは、前記練り作業フェーズの開始又は終わりの前又は後のほんの少しの時間に開始し、及び/又は前記練り作業フェーズの開始又は終わりの前又は後のほんの少しの時間に終了する。
1つの実施の形態において前記方法は、前記ガスGを導入する単一のフェーズを具備しており、それは前記練り作業フェーズの実質的に全体を通して継続する。
別の実施の形態において前記方法は、幾つかの導入フェーズを具備しており、これらのフェーズ間の時間間隔及び各これらのフェーズの期間は変化可能である。
各導入フェーズは2、3秒から数十分までで継続可能である。
更に各導入フェーズにおいて、ガスGの流量を変化することが出来る。
そして前記負圧フェーズにおいて、前記チャンバー(2)内に0.02barから0.98barの間の絶対圧力を適用することが出来る。
変形形態において前記ガス(G)は、前記ねり粉(P)内に導入されて、その内部を通過するために、前記チャンバー(2)に導入可能である。
本発明の第2の目的は、上記の方法を実施するデバイスである。
このデバイスは、前記ねり粉を含む目的の容器及び該容器を密封閉鎖する取り外し可能な蓋により形成される、チャンバーと、ローターを具備する練り手段と、を具備する。
該デバイスは、それが、前記チャンバー内で開口するガス供給手段と、前記チャンバーから大気を吐出するためで、前記ねり粉からある距離で離れて前記チャンバー内で開口するパイプと、を具備することを特徴とする。
変形形態において、給手段と出パイプは、前記チャンバーの実質的に対向する部分に配設される。
1つの実施の形態において出パイプは、少なくとも一つの真空ポンプに接続される。
別の実施の形態において給手段はャンバーの底部において開く。
前記ガスはその際、吐出される前に前記ねり粉を通過し、空気の気泡をそこに形成する。これらの空気の気泡の寸法は、前記チャンバーを部分的な真空に保持することにより、非常に素速く減少させられる。
前記デバイスの第1の実施の形態において、該デバイスのローターの軸線は水平であり、前記ローターの該容器に対して固定していてシールされた案内は、2つのベアリングにより実現されており、各ベアリングは、前記容器に固定する手段を具備していて且つ前記ローターの端部が通過するための中央凹部又はシートを有する、ベアリング本体と;前記チャンバーの動的シールを形成するために配置されるシール手段と;回転する実質的に円筒部の形で且つ前記ローターの該端部に取り付けられていて且つそれ(ローター)と前記ベアリング本体との間に介在させられる、ジャケットであって、そこでは前記シール手段が前記ベアリング本体のシートと前記ジャケットとの間に配設される、ジャケットと;を具備する。
前記容器へのガスの供給手段はその場合、アリングのシール手段に配置される。
この形態は、前記ガスの導入のために既存する手段を使用可能にする。
変形形態において、アリングシール手段は、前記シートのハウジングに取り付けられた複数のリップジョイントを具備しており、前記ジョイントのリップは、前記容器に向かって進むように回される前記ジャケットの第1の端部と協働しており、前記ジョイントの少なくとも一つは、そのリップが前記容器に向かって進むように回されるように方向づけられており、その一方で前記別のジョイントの少なくとも一つは、そのリップが対向する方向に進むように回されるように方向づけられる。
この変形形態において、前記ガス供給手段は、前記容器とそのリップが前記容器に向かって進むように回されるョイントとの間で前記ハウジングにおいて開く。
別の変形形態において、アリングシール手段は、前記シートのハウジングに取り付けられた複数のリップジョイントを具備しており、
前記ジョイントのリップは、前記容器に向かって進むように回された前記ジャケットの第1の端部と協働しており、2つの並置されたジョイントは、そのリップが前記容器に向かって進むように回されるように方向づけられており、その一方で前記別のジョイントの少なくとも一つは、そのリップが対向する方向に進むように回されるように方向づけられる。
この変形形態において、前記ガス供給手段は、そのリップが前記容器に向かって進むように回される該並置されるジョイントの間で前記ハウジング内に開く。
過剰圧力下で到達するガスはその後、前記供給手段と前記容器との間に配設された前記ジョイントを盛り上がらせる。加えて、2つのジョイント間のガスの通過は、前記ねり粉がこの空間に導入されることを防止し、後者(ねり粉)の衛生状態を保証する。
前記デバイスの第2の実施の形態において、前記デバイスのローターの軸線は水平であり、前記容器は、前記ローターの回転軸線を通過する垂直平面Pに対して非対称である。
前記容器は、第1の実質的に垂直な側壁と、前記垂直に対して与えられた角度で傾斜する第2の側壁とを具備する。前記曲線の容器底部は、前記第1の壁を前記第2の側壁に接続しており、従って前記容器は、前記第2の側壁の側部において、三日月形状で頂部に向かって拡がっていて且つ前記第2の側壁と前記ローター翼の自由端部が後に続く通路(パス)との間に設置される、空間を具備する。
この実施の形態において、ガス供給手段は該空間に開く。
従って前記供給手段は、前記ローター翼の通路の外側で開いており、容易に近づくことができる(アクセス可能)。
本発明の別の目的及び利点は、添付図を参照して、限定のない例により与えられる実施の形態の以下の記述から明確になるであろう。
図6〜8に示される図面のX軸は、本方法の種々の練り作業の期間と、負圧と、導入フェーズを比較可能なように一致している。
図1は、ねり粉Pを含む目的の容器3と、該容器3を密封封鎖していて且つその静的なシールを形成していて且つ取り外し可能な蓋4と、により形成されるチャンバー2を具備する練りデバイス1を図式的に示す。
該デバイス1はまた、ローター6を具備する練り手段5を具備する。
ローター6の回転軸Xは、垂直又は水平のいずれでも可能である。水平性は、デバイス1が載っている床に対して規定されており、容器3は固定されるか又は傾くことが出来る。
図2〜5の実施の形態において、ローター6の軸線Xは水平である。
ローター6は、容器3において回転するように設置されており、モータ7により作動させられる。
供給手段8は、チャンバー2内に開いており、例えば容器3において、酸素を含むガスGの該容器への導入を可能にする。
1つの実施の形態において、供給手段8は、ねり粉Pの体積において、容器3の底部において開いており、従ってガスGはねり粉Pを通過する。
これらの供給手段8は、例えば、容器3に設置されていて且つガスGの一以上のリザーバ(容器)9に接続される、開口又はノズルである。ガス供給手段8として、該チャンバー2への水を供給する手段を使用することも出来る。
調整弁10はまた、供給手段8においてガスGの流れを調整するために具備可能である。
従って、ガスGの流れを調整することが、特にはねり粉の性質及び量と、容器の容積と、要求される結果とに従い可能である。
一以上の流量計11は、供給手段8によりチャンバー2に導入されるガスGの流れを計測するために使用可能である。
デバイス1はまた、チャンバー2内に存在する大気を吐出するための一以上のパイプ12を具備する。これらのパイプ12は、ねり粉Pからある距離でチャンバー2内において開く。それらは、ねり粉P上において、蓋4又は容器3の頂部に設置可能である。
これらの吐出パイプ12は、少なくとも一つの真空ポンプ13に接続されており、前記真空ポンプ13はチャンバー2内に部分的な真空を形成する。チャンバー内の大気は従って、チャンバーの外側の大気圧力に対して及び供給手段8内の圧力に対して負圧下にある。
例えば、圧力計等の圧力計測手段は、供給手段8内及びチャンバー2内の圧力を計測するために使用可能である。
1つまたは複数の真空ポンプ13の機能は、大気圧力に対して過剰圧力がチャンバー2に適用されないように調整される。
このようにガスGは、供給手段8を介してチャンバー2に導入されており、その後1基または複数の真空ポンプ13により吐出パイプ12内に吸入される。ガスの循環はチャンバー2内でこの様に形成される。この循環は図において矢印Fで示される。
ガス供給手段8と吐出パイプ12は、ガスGがねり粉Pを通過することを助けるために、チャンバー2の実質的に対向する部分に配設可能である。
チャンバー2内の圧力は、供給手段8及び/又はリザーバ9内の圧力に比べてより低くなるようなものである。
圧力差は従って、チャンバー2とガスGのリザーバ9において形成されて、ガスGのチャンバー2への導入を補助する。
圧力差は、リザーバ9内及び/又は供給パイプ8内のガス圧力を増大することにより強調することが可能である。
デバイス1の及び供給手段8の特定の実施の形態がここで詳細に説明される。
第1の実施の形態において、図2〜4を参照すると、ローター6の軸線Xは水平であり、該容器3に対するローター6の固定していてシールされた案内は、ベアリング14により実現される。
ベアリング14の1つがここで詳細に説明されるが、その2つのベアリングは同一であると仮定する。
ベアリング14は、ベアリング本体15を具備しており、ベアリング本体15は回転対称性を有していてシートと呼ばれる、貫通する中央凹部16を有しており、ベアリング本体15には、ローター6の端部17が挿入される。
ベアリング本体15は、ベアリング本体15の周囲にわたって一定に分配されるネジ等の取り外し可能な固定手段により、外側において容器3の側壁に固定される。
ベアリング本体15は、容器3の該側壁に形成された開口19に一致して固定されるので、シート16の回転軸はローター6の回転軸線Xに一致する。
ベアリング14は、それ(容器3)の外側の環境大気に対して容器3の内部の全体的シールを形成するように設計される。
結局、ベアリング14は、直列に設置されて且つハウジング24と呼ばれるシート16の一部分に取り付けられる複数のリップジョイント21,22,23を具備する、動的シール手段20を具備しており、前記複数のリップジョイントは容器3の側壁に形成される開口19に隣接する。
図3示される実施の形態において、3つのリップジョイント21,22,23は、ハウジング24の肩部25とハウジング24に形成された溝に挿入された内部サークリップ(止め具)26との間に具備される。
ジョイント21,22,23は、容器3のための動的シールを形成するため、及びそれを圧力下で維持するための両者の目的で配置されており、容器内部の圧力は、例えば50ミリバール、大気圧力に比べてより低くすることが可能であり、その一方でオペレーションにおけるローターの回転速度は一般的に、毎分10回転から250回転の間にある。
結局、例えば容器3に最も近いものであるジョイントの少なくとも一つの21は、そのリップが容器3の内部に向かって回されるように方向づけられており、その一方で別のジョイントの少なくとも一つの23は、そのリップが容器の外側に向かって回されるように方向づけられる。
容器3へのガスGの供給手段8は、該ベアリング14のシール手段20に設置される。
結局、開口は、ガスGの導入のために、ベアリング本体15に具備される。
この開口は、一方でシール手段20のハウジング24に開いており、他方で別の部分(ピース)に接していないベアリングの外面の一部分においてベアリングの外側に開く。
図3の第1の変形形態において、ジョイント21,22のリップは、容器3に向って回されるジャケット32の端部17と協働しており、2つのジョイント21,22は、それらのリップが容器3に向かって回されるように方向づけられており、その一方で別のジョイント23は、そのリップが対向する方向に回されるように方向づけられる。
この変形形態において、ガスの供給手段8は、並置されたジョイント21,22の間でハウジング24に開く。
チャンバー2と供給手段8との間の圧力の差は従って、ジョイント21のリップの盛り上り(raising)及びガスGのチャンバーへの通過を助ける。
図4の第2の変形形態において、唯2つの並置されたジョイント22,23が使用されており、この2つのジョイント22,23は、それらのリップが容器3の方向と対向する方向のそれぞれに向かって回されるように方向づけられる。
ガス供給手段8はその際、容器3と該並置されたジョイント22,23との間でハウジング24に開く。
これらの供給手段8は、ローターの2つのベアリング14又はそれら2つの一方に配設可能である。ガスGの導入のためのベアリング14における一以上の開口の具備を予想することがやはり可能である。
ガスはこのように、ねり粉に出来る限り近く、ローターに直接的に導入される
ベアリング14の構造の1つの実施の形態がここで図3を参照して詳細に説明される。
肩部25とサークリップ26との間でのジョイント21,22,23のハウジング24におけるジョイント21,22,23の堅固な保持を確保するために、少なくとも一つのスペーサ27が2つの連続的ジョイント21,22の間に挿入可能である。
また、ローター6の回転案内を形成するために、ベアリング14は、ベアリング本体15とローター6の端部17との間に介在される少なくとも一つのローラーベアリング28を具備する。
ベアリング28は、ベアリング本体15に関連していてその一方で例えばシート16の開口30に取り付けられる、固定式外部リング29と、可動な内部リング31と、例えばボール、ニードル、又は円筒状や円錐状のローラー等のお互いにおいて転がる本体部と、を具備する。
リップジョイント21,22,23とベアリング28は、ローター6の端部17と直接接触しない。
これは、ベアリング14が回転中間部分(ピース)32を具備しており、その中間部分32は、実質的に円筒状で中空でジャケットと呼ばれていて、ローター6の端部17に取り付けられていて且つ該端部(17)とベアリング本体15との間に介在されるからである。
ジャケット32は、ベアリング本体15のシート16の内側に向かって回されていて且つそのシート16に挿入される、第1の端部33と、前記シート16から外側に向かって突き出る第2の反対側の端部34とを有する。
ローラーベアリング28は、ベアリング本体15のシート16とジャケット32との間に介在されており、その内側走路31は、ジャケット32に取り付けられており、更にジャケット32において突き出る肩部35とジャケット32のネジ付き部分37にネジ込まれたナット36との間にクランプされて設置される。
加えて、リップジョイント21,22,23は、ベアリング本体15とジャケット32との間に介在されており、それらのリップはジャケット32の第1の端部33に接触している。
また、一方では、ベアリング28の出口走路29のクランプを形成するために、更に他方ではベアリング14における補足的シールを確保するために、後者(ベアリング14)はベアリング本体15に関係するカバー38を具備する。
結局、カバー38は、ローター6の端部17及びそこに取り付けられるジャケット32の第2の端部34の通過のための中央凹部40を有する回転体の一部分の形の、カバー本体39を具備する。
カバー38は更に、カバー本体39をベアリング本体15に固定する取り外し可能な手段41を、容器3に対して反対側に、即ち外側に向かって回転される側に、具備する。
これらの固定手段41は、例えばカバー本体39の周囲にわたって一定に分配される複数のネジの形である。
加えて、前記カバーは、カバー本体39とジャケット32との間に介在されるリップジョイント42を具備する。
リップジョイント42は例えば、カバー本体39の中央凹部40に具備されるハウジング43に取り付けられており、そのリップは、ジャケット32の第2の端部34に接触する。
また、ジャケット32はカバー38から外側に向かって突き出る端部43を有する。
少なくとも回転に対して、ジャケット32とローター6の端部17を共に連結するために、ベアリングは、ジャケット32の端部43を囲む環状のクランプカラー44を具備しており、このカラーは、ジャケット32のローター6への取り外し可能な固定のための手段を形成する。
第2の実施の形態において、図5を参照すると、デバイスは、ローター6の軸線Xが水平であり、容器3はローター6の回転軸線Xを通過する垂直平面P1に対して非対称であるようなものである。
容器は、第1の実質的に垂直な側壁45と、前記垂直に対して与えられた角度で傾斜させられる第2の側壁46とを具備する。
曲線の容器底部は、第1の壁45を第2の側壁46に接続しており、従って容器3は、第2の側壁46と同じ側に、三日月形状で頂部に向かって開く空間47を具備する。
この空間47は、第2の側壁46と、ローター6の翼の自由端が後に続く通路との間に設置される。この通路は図5において曲線Cで表される。
ガス供給手段8は、ローター6の翼の通過部分の外側で、該空間47に開いており、従って容易に近づくことが出来る。
容器3の壁45,46の特定の配置が以下で説明される。
第1の側壁45の内面48は、垂直の直線で囲まれた部分49と、接続部51で接続する曲線部分50とを具備する。接続部51は、ローター6の軸線Xを通過する水平平面P2に実質的に属する。従って、翼の通路Cは、実質的に接続部51から約1/4の回転にわたり通路Cの底頂点S1まで、内面48に実質的に接しており、実際には空間eにより分離される。円形状の通路Cは内面48の形状に合致しており、部分49は通路Cの前記頂点S1に接する。
第2の側壁46の内面48は、直線で囲まれた部分52と、接続部54で接続する曲線部分53とを具備する。
第2の側壁46に沿う部分において、頂点Snにおける通路Cのタンジェント(接線)と、第2の壁46と交点Inを通る半径R1の通路との間の交点Inとの間の距離は、dnとして定義される。
第2の側壁46と同じ側において、部分52は垂直に対して約10度の角度βで傾斜しており;交点Inは距離dnで頂点Snから離れる。
従って、平面P2は、交点I1において第2の側壁46に交差しており、頂点Snは符号55でマークされており、交点I1と頂点55とは距離d1の間隔で離れる。
角度δは、一方でローター6の軸線を通る垂直平面P1と、他方でローター6の軸線と部分52と部分53との間の接続部54とを通る平面P3と、の間で規定される。得られる最良の結果は、約100度のδの値に対応する。
第2の実施の形態において、説明したような容器3を具備するデバイスを使用することが可能であり、そこでは、該容器3に対して固定していてシールされるローター6の案内は、第1の実施の形態において説明されたベアリング14により実現される。
これらの実施の形態において説明された供給手段8はその際、組み合わせあるいは単独で使用可能である。
ねり粉を練る方法がここでは説明される。
第1の手順において、蓋4は開けられて、ねり粉Pの材料のチャンバー2への導入を可能にする。
これらの材料は、特には粉、水及びパン等を焼くことに使用される他の要素を具備する。後者において、アスコルビン酸が向上剤として使用可能である。しかし良好な結果は、アスコルビン酸を使用しないで、本発明の方法により得られる。
材料はその後チャンバーに導入されて、蓋4は、チャンバー2のシールを確保するために再度密封閉鎖される。
ローター6はその後、始動されて、ねり粉Pの材料を撹拌する。ローターの機能は練り作業フェーズに対応する。
前記方法はまた、大気圧力より低い圧力が前記チャンバー2に適用される負圧フェーズと;酸素を含むガスGが前記チャンバー2に導入される、一以上のガスG導入フェーズと;を具備する。
前記負圧フェーズと導入フェーズは、前記チャンバー2におけるガスの循環の形成を補助する。
前記負圧フェーズは前記練り作業フェーズの実質的に全体を通して継続する。
それは、前記練り作業フェーズの開始の前又は後のほんの短い時間に開始可能で、更に前記練り作業フェーズの終わりの前又は後のほんの短い時間に終了可能である。
幾つかの導入フェーズは前記練り作業フェーズの間に適用可能である。これらのフェーズ間の時間間隔と各これらのフェーズの期間は変化可能である。
各これらの導入フェーズは、実質的に前記練り作業フェーズ中に実施される。フェーズはしかし、前記練り作業フェーズの開始又は終わりの前又は後のほんの少しの時間に開始又は終了可能である。
従って各導入フェーズの少なくとも一部分と前記練り作業フェーズは同時である。
練り作業フェーズは2,3分から数十分までの間で継続しており、前記ガスGの各導入フェーズは、概略2,3秒から数十分までの間で継続可能である。従って、フェーズは、練り作業中の短時間の間のみ、練り作業の実質的に全体を通して継続可能である。
練り作業時間に比べてより短い期間のガスGの導入が、実施されて酸化の損害を生じるが、しかし形成されるパンの柔らかい部分における肺胞(alveoli)の構造の減少を補助する。
導入フェーズにおいて、ガスGの導入速度は、条件に従い変化可能である。この速度はまた、同じ練り作業フェーズにおいて、あるフェーズから別のフェーズへ変化可能である。
負圧フェーズにおいて、チャンバー2内の負圧は、真空ポンプ13により実現されており、前記真空ポンプ13の機能は、チャンバー2の圧力までは、減少されるべきである。
特別には、ガスGの導入がない場合、真空ポンプ13の働きは、もし前記チャンバー2におけるシールが後者(チャンバー2)において保持されるべき負圧に関して十分である場合には、一時停止可能である。
負圧フェーズにおいて、該チャンバー2に適用される絶対圧力は、0.02barから0.98barの間であり得る。負圧フェーズにおいてこの圧力を変化することが可能である。
ガス導入フェーズの数と期間は、負圧フェーズの期間及びこのフェーズにおいてチャンバーに適用される圧力の値と同様に、特別にはねり粉Pの性質及び量と、容器の容積と、要求される結果とに依存する。
練り作業において、ローター6の回転速度は、必要な製品に対してそれを適合するために変化可能である。練り作業フェーズの期間はその場合一般的に、ローター6の回転速度が遅くなるに従い、より長くなる。
練り作業フェーズの終わりにおいて、ローター6働きは停止され、チャンバー2内の圧力が大気圧力に等しい場合には、蓋4は持ち上げて外され、ねり粉は取り出し可能である。
本方法の変形形態において、チャンバー2へのガスGの導入フェーズにおいて、ガスGはチャンバー2へ、ねり粉Pの体積において、導入されるので、ガスの循環はねり粉Pを通過する。
これとは別の変形形態において、ガスGは、該チャンバー2へ水を供給するためのデバイスを使用して該チャンバーに導入される。
酸素含有ガスは、食物ねり粉を生成するために適切な空気又は任意の別の酸素含有ガスで有り得る。
最後に、制御手段は、チャンバー内及び/又は供給パイプ内の圧力、ガスGの流れ、ローターの回転速度、及び種々のフェーズの期間等の、本方法の種々のパラメータを調整するために具備可能である。
種々のフェーズの期間の例は図6から8を参照して以下で説明される。
図6は時間の関数としてローターの機能を示しており、得られた曲線は練り作業フェーズの期間を示す。
図7は時間の関数としてチャンバー2内の圧力を示す。従って、曲線a,bは負圧フェーズにおける圧力変化の例を示す。
曲線a(実線)は、チャンバー2内の圧力が進行的に減少するフェーズに対応する。圧力の減少は、練り作業フェーズの開始後のほんの短い時間に開始し、練り作業フェーズの終わり後のほんの短い時間に停止する。
曲線c(破線)は、練り作業フェーズの開始前のほんの短い時間の圧力の速い減少に対応し、その圧力は、練り作業フェーズの終わり前のほんの短い時間に再度増大する。
図8は時間の関数としてチャンバー2内に導入されたガスGの流れを示す。各曲線c,dはガスGの導入フェーズを表す。
曲線c(実線)は、単一の導入フェーズに対応しており、その導入フェーズにおいて、ガスの導入は、練り作業フェーズの開始後のほんの短い時間に開始し、練り作業フェーズの終わり後のほんの短い時間に終了する。このフェーズにおいて、ガスの流れは時間の関数として変化する。その様なフェーズは例えば、図7の曲線aで表される負圧フェーズに組み合わされることが出来る。
曲線d(破線)は、3つの導入フェーズに対応する3つの曲線d1,d2,d3により構成される。各これらのフェーズにおいて、ガスは一定の速度で導入されており、その速度は1つのフェーズから別のフェーズで変化する。これらのフェーズ間の期間及び間隔は変化可能である。
これらの3つのフェーズの全て、各フェーズ、又はこれらのフェーズの2つ間の組み合わせの全ては、図7の曲線bで表される負圧フェーズと組み合わせ可能である。
本方法の実施例を以下で説明する。
この例において、第1の実施の形態において説明されたデバイス1が使用される。容器3の容積は400リッターである。
使用されるガスは空気であり、後者はローターの2つのベアリング14を介して導入される。
260kgのパン粉に関して、下記の条件が良好な品質のパン粉を得るために使用される。
練り作業フェーズの期間:6分30秒
各ベアリング14において:50リッター/分の流量及び供給手段8において3barの圧力での空気の導入
チャンバー2内の圧力:−0.8bar、そしてチャンバー2内の絶対圧力はその際0.2barである。
負圧フェーズ及びガスGの導入は、練り作業フェーズの全体を通して継続しており、チャンバーは負圧下に連続的に保持される。
本発明に従う方法は、そのチャンバーが部分的負圧下に置くことが可能である任意の練りデバイスに適用可能である。それはその後、該チャンバーへのガスの供給手段を加えるのに十分である。
図1は、本発明の練り方法を実施するデバイスの図式図である。 図2は、図1のデバイスの第1の実施の形態の軸方向断面図であり、該デバイスは容器と、2つのシールされたローラーベアリングにより前記容器に回転可能に取り付けられたローターとを具備する。 図3は、図2のデバイスのシールされたベアリングのシール手段の拡大図である。 図4は図3に示すシール手段の変形形態である。 図5は図1のデバイスの第2の実施の形態の軸方向断面図である。 図6は、練り作業フェーズにおいて、時間の関数としてローターの開始を表す図である。 図7は、時間の関数としてチャンバー内の負圧の可能なプロフィルを表す図である。 図8は、時間の関数としてガス流れの可能なプロフィルを表す図である。

Claims (18)

  1. パンなどのイースト発酵食品の生地製品の製作のためにねり粉を練る方法において、前記ねり粉(P)の材料がチャンバー(2)に導入され、その後前記材料は練り作業フェーズにおいて一所に練られており、該方法は、
    負圧が前記チャンバー(2)に適用される場合に、前記チャンバー内の大気は、ねり粉の上で吸引される負圧フェーズと;
    酸素を含むガス(G)が前記チャンバー(2)の底部付近に導入されてガスが前記材料を通過する、ガス(G)の1つ又は複数の導入フェーズと;を具備しており、更に
    前記負圧フェーズは、前記練り作業フェーズの実質的に全体の期間継続し、各導入フェーズの少なくとも一部分は前記練り作業フェーズと同時であり、各前記導入フェーズの少なくとも一部は、前記負圧フェーズと同時であることを特徴とする方法。
  2. 前記負圧フェーズは、前記練り作業フェーズの開始の前又は後のほんの少しの時間に開始し、及び/又は前記練り作業フェーズの終わりの前又は後のほんの少しの時間に終了することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記単一又は複数のガス導入フェーズは、前記練り作業フェーズの開始又は終わりの前又は後のほんの少しの時間に開始することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の方法。
  4. 前記単一又は複数のガス導入フェーズは、前記練り作業フェーズの開始又は終わりの前又は後のほんの少しの時間に終了することを特徴とする請求項1から3いずれか一項に記載の方法。
  5. 該方法は、前記ガスGを導入する唯一のフェーズを具備しており、それは前記練り作業フェーズの実質的に全体を通して継続することを特徴とする請求項1から4いずれか一項に記載の方法。
  6. 該方法は、幾つかの導入フェーズを具備しており、これらのフェーズ間の時間間隔及び各これらのフェーズの期間は変化可能であることを特徴とする請求項1から4いずれか一項に記載の方法。
  7. 各導入フェーズは2、3秒から数十分までで継続することを特徴とする請求項1から6いずれか一項に記載の方法。
  8. 各導入フェーズにおいて、ガスGの流量を変化することが出来ることを特徴とする請求項1から7いずれか一項に記載の方法。
  9. 前記負圧フェーズにおいて、前記チャンバー(2)内に0.02barから0.98barの間の絶対圧力が適用されることを特徴とする請求項1から8いずれか一項に記載の方法。
  10. 前記ガス(G)は、前記ねり粉(P)内に導入されて、前記ねり粉(P)内を通過するために、前記チャンバー(2)に導入されることを特徴とする請求項1から9いずれか一項に記載の方法。
  11. 請求項1から10いずれか一項に記載の方法を実施するためのデバイス(1)において、このデバイス(1)は、
    前記ねり粉(P)を含む目的の容器(3)及び前記容器を密封閉鎖する取り外し可能な蓋(4)により形成される、チャンバー(2)と、
    ローター(6)を具備する練り手段(5)と、
    を具備しており、
    該デバイスは、
    前記チャンバー(2)において開口するガス(G)供給の手段(8)と、
    前記チャンバー内の大気を吐出するためであって且つ前記ねり粉(P)からある距離で離れて前記チャンバー(2)において開口するパイプ(12)と、
    を具備することを特徴とするデバイス
  12. 前記供給手段(8)と前記吐出パイプ(12)は、前記チャンバー(2)の実質的に対向する部分に配設されることを特徴とする請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記吐出パイプ(12)は、少なくとも一つの真空ポンプ(11)に接続されることを特徴とする請求項11又は12のいずれかに記載のデバイス。
  14. 前記供給手段(8)は、前記チャンバー(2)の底部において開いており、前記パイプ(12)は、前記チャンバー(2)において、ねり粉(P)より上の位置に設けられることを特徴とする請求項11から13いずれか一項に記載のデバイス。
  15. 前記ローター(6)の軸線(X)は水平であり、前記容器(3)に対する前記ローター(6)の固定していてシールされた案内は、少なくとも一つのベアリング(14)により実現されており、前記ベアリング(14)は、
    前記容器(3)に固定する手段(18)を具備していて且つ前記ローター(6)の端部(17)が通過するための中央凹部(16)又はシートを有する、ベアリング本体(15)と;
    前記チャンバー(2)のための動的シールを形成するように配置されるシール手段(20)と;
    回転する実質的に円筒部の形で且つ前記ローター(6)の前記端部(17)に取り付けられていて且つ後者(ローター)と前記ベアリング本体(15)との間に介在させられる、ジャケット(32)であって、そこにおいて、前記シール手段(20)が前記ベアリング(14)の本体のシート(16)と前記ジャケット(32)との間に配設される、ジャケット(32)と;を具備しており、
    該デバイスは、
    前記容器(3)への前記ガス(G)の供給手段(8)を具備しており、前記ガスの供給手段は、前記ベアリング(14)のシール手段(20)に配置される、ことを特徴とする請求項11から14いずれか一項に記載のデバイス。
  16. 前記ベアリング(14)の前記シール手段(20)は、前記シート(16)のハウジング(24)に取り付けられた複数のリップジョイント(22,23)を具備しており、前記ジョイントのリップは、前記容器(3)に向かって進むように回される前記ジャケット(32)の第1の端部(17)と協働しており、前記リップジョイント(22,23)の少なくとも一つは、そのリップが前記容器(3)に向かって進むように回されるように方向づけられており、その一方で前記別のジョイント(23)の少なくとも一つは、そのリップが対向する方向に進むように回されるように方向づけられており、
    前記ガス(G)の前記供給手段(8)は、前記容器(3)とそのリップが前記容器に向かって進むように回される前記ジョイント(22)との間で前記ハウジング(24)において開くことを特徴とする請求項15に記載のデバイス。
  17. 前記ベアリング(14)の前記シール手段(20)は、前記シート(16)のハウジング(24)に取り付けられた複数のリップジョイント(21,22,23)を具備しており、前記ジョイントのリップは、前記容器(3)に向かって進むように回される前記ジャケット(32)の第1の端部(17)と協働しており、2つの並置されたジョイント(21,22)は、それらのリップが前記容器(3)に向かって進むように回されるように方向づけられており、その一方で前記別のジョイント(23)の少なくとも一つは、そのリップが対向する方向に進むように回されるように方向づけられており、
    前記ガス供給手段(8)は、そのリップが前記容器に向かって進むように回される前記並置されるジョイント(21,22)の間で前記ハウジング(24)において開くことを特徴とする請求項15に記載のデバイス。
  18. 前記ローター(6)の軸線(X)は水平であり、前記容器(3)は、前記ローターの回転軸線(X)を通過する垂直平面(P1)に対して非対称であり、
    前記容器は、第1の実質的に垂直な側壁(45)と、前記垂直に対して与えられた角度で傾斜する第2の側壁(46)とを具備しており、
    前記曲線の容器底部は、前記第1の壁を前記第2の側壁に接続しており、従って前記容器(3)は、前記第2の側壁(46)と同じ側において、三日月形状を形成する頂部に向かって開いていて且つ前記第2の側壁(46)と前記ローター(6)の翼の自由端部が後に続く通路(C)との間に設置される、空間(47)を具備しており、
    前記ガス供給手段(8)は前記空間(47)に開く、
    ことを特徴とする請求項11から17いずれか一項に記載のデバイス。
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