JP2811429B2 - 蒸練機 - Google Patents

蒸練機

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JP2811429B2
JP2811429B2 JP7338040A JP33804095A JP2811429B2 JP 2811429 B2 JP2811429 B2 JP 2811429B2 JP 7338040 A JP7338040 A JP 7338040A JP 33804095 A JP33804095 A JP 33804095A JP 2811429 B2 JP2811429 B2 JP 2811429B2
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賢治 小宮
善蔵 市原
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大阪自動機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、団子や餅などの
生地を生成せしめるさいに使用する蒸練機に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】従来
より、この種の蒸練機としては、密閉容器に所要の撹拌
羽根が回転自在に内設されると共に、蒸気供給パイプお
よび排気パイプが各々接続されたものが知られている。
そして、かかる蒸練機は、密閉容器内に団子や餅などの
生地原料を投入せしめたのち、撹拌羽根を所定の速度で
撹拌作動せしめつつ、蒸気供給パイプを介して密閉容器
内に蒸気を供給すると共に、排気パイプを介して適宜排
気せしめることにより蒸し処理と練り処理を同時に行っ
て所要の生地を生成せしめるものである。
【0003】ところで、団子や餅などの生地は、蒸し処
理、練り処理、冷却処理を経て生成されるものであっ
て、かかる冷却処理した生地を所要の形状に加工処理せ
しめるものである。しかしながら、上述の如く構成され
た従来例は、蒸し処理と練り処理を確実に行うことが出
来る反面、冷却機能を有しないものである。このため、
一々密閉容器を開蓋して生成生地を外部に取出し、送風
機などを利用して空冷せしめたり、あるいは、所要の容
器を介して水冷せしめる等の方法を採らざるを得ないも
のであって、連続的に一貫した生地の生成をすることが
出来ないものとなっていた。また、生地を外部に取出し
て冷却処理せしめる以上、その作業が非常に面倒で煩し
いのみならず、衛生的にも好ましからざるものとなって
いた。
【0004】かかる従来例の問題点を解決するものとし
て、密閉容器内を真空状態に保持せしめつつ沸点を下げ
て冷却処理せしめる、所謂真空冷却方法が提案されてい
るが、真空設備に多大の費用がかかるのみならず、蒸練
機自体が大型化、複雑化して実用的に必ずしも満足し得
ないものである。
【0005】この発明は、従来の問題点を解決し、密閉
容器内において蒸し・練り・冷却の各処理を連続的に一
貫して行い、所要の生地を迅速、かつ、確実に、しかも
衛生的に生成せしめることが出来る極めてコンパクトに
構成された蒸練機を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、密閉
容器2内に中空回転軸6を介して所要数の中空撹拌羽根
5が回転自在に設けられ、該各中空撹拌羽根5は各々中
空回転軸6に連通自在とされると共に、各中空撹拌羽根
5には各々所要数の噴射孔7が形成され、しかも、中空
回転軸6の自由端には適宜開閉作動自在とされた弁13
・15を介して蒸気供給パイプ12と外気吸入パイプ1
4が、また、密閉容器2の上部には適宜開閉作動自在と
された弁20・22を介して排気パイプ17と吸引パイ
プ21が各々接続されてなることを要旨とするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】密閉容器2内に所要の生地原料を
投入せしめたのち、中空回転軸6を介して中空撹拌羽根
5を所定の速度でもって撹拌作動せしめつつ、蒸気供給
パイプ12より中空回転軸6を通して各中空撹拌羽根5
の噴射孔7から蒸気を密閉容器2内に噴射せしめると共
に、排気パイプ17を介して適宜排気せしめて蒸し処理
と練り処理を行わしめる。そして、練り処理が完了した
時点で弁13を閉作動せしめ、蒸気供給パイプ12から
の蒸気の供給を停止すると共に、弁20を閉作動せしめ
て排気パイプ17の排気を停止せしめる。しかるのち、
弁15・22を開作動せしめ、吸引パイプ21より密閉
容器2内の熱気を吸引せしめることにより外気吸入パイ
プ14より中空回転軸6を通して各中空撹拌羽根5の噴
射孔7から外気を密閉容器2内に噴射状に吸入せしめ、
順次生地に接触せしめて冷却処理せしめるものである。
【0008】
【実施例】以下に、この発明を図面に示す一実施例につ
いて説明する。1は略方形体状とされたフレ−ム、2は
該フレ−ム1上に横向きに配設された密閉容器で、該密
閉容器2は有底筒状の容器本体3と、密閉自在な蓋体4
とより構成されている。5は容器本体3内に中空回転軸
6を介して回転自在に配設された所要数の中空撹拌羽根
で、該各中空撹拌羽根5は中空回転軸6に連通自在に取
付けられると共に、各中空撹拌羽根5には回転方向に対
して背部に位置すべき個所に所要数の噴射孔7が形成さ
れている。8は巻掛け伝動機構9を介して中空回転軸6
を所定方向に回転作動せしめるべくフレ−ム1に設置さ
れたモ−タ、10は中空回転軸6の自由端にスイベルジ
ョイント11を介して連通自在に接続された分岐状の連
結パイプ、12は該連結パイプ10の一方に電動弁13
を介して接続された蒸気供給パイプ、14は同他方に電
動弁15を介して接続された外気吸入パイプ、16は該
外気吸入パイプ14の自由端に接続されたフィルタ−装
置である。17は前記容器本体3の上部に突設された蓋
18付き原料投入部19に電動弁20を介して接続され
た排気パイプ、21は原料投入部19に電動弁22を介
して接続された吸引パイプで、該吸引パイプ21の自由
端には吸引機23が接続せしめられている。
【0009】次に、上述の如く構成された実施例の作動
について説明する。まず、原料投入部19より密閉容器
2内に所要の生地原料を投入せしめる。しかるのち、モ
−タ8を起動して中空回転軸6を所定の速度でもって回
転せしめる。そして、各中空撹拌羽根5を所定方向に撹
拌作動せしめつつ、電動弁13を開作動して蒸気供給パ
イプ12より中空回転軸6を通して撹拌作動する各中空
撹拌羽根5の噴射孔7より蒸気を噴射せしめると共に、
電動弁20を開作動して排気パイプ17より適宜排気せ
しめ、投入した生地原料を蒸し処理と練り処理を同時に
行なわしめる。このさい、噴射孔7は中空撹拌羽根5の
回転方向に対してその背部に位置する個所に形成されて
いるから、かかる蒸し・練り処理時においても詰りを生
じるおそれがないのみならず、中空撹拌羽根5の撹拌作
動に伴って生起する背部がわのスペ−ス内に蒸気を噴射
せしめることが出来るため、噴射蒸気をほぼ均一に生地
原料に接触せしめて効率良く蒸し処理を行なうことが出
来る。なお、かかる蒸し・練り処理時においては、他の
電動弁15・22は閉作動せしめられている。
【0010】蒸し・練り処理が完了すると、電動弁13
・20を閉作動せしめ、蒸気の供給と排気を停止せしめ
る。次いで、他の電動弁15・22を開作動せしめると
共に、吸引機23を作動せしめ、吸引パイプ21を介し
て密閉容器2内の熱気を吸引する。すると、フィルタ−
装置16より外気吸入パイプ14・中空回転軸6を通し
て外気が撹拌作動する中空撹拌羽根5の噴射孔7より噴
射状に吸入し、生地に接触して順次冷却せしめる。この
さい、吸入外気は撹拌作動する中空撹拌羽根5の背部が
わに噴射状に吸入されるため、生地の冷却を効率良く行
わしめることが出来る。そして、冷却処理が完了した時
点でモ−タ8を停止せしめ、中空回転軸6および中空撹
拌羽根5の作動を停止すると共に、電動弁15・22を
閉作動せしめて外気の吸引・吸入を停止せしめ、容器本
体3の蓋体4を開いて冷却生地を排出せしめるものであ
る。
【0011】なお、上記実施例は、密閉容器2をフレ−
ム1に横向きに配設せしめることにより横型状に構成す
るものとされているが、これに限定されるものでなく、
縦型状に構成せしめてもよいものである。また、外気吸
入パイプ14には単にフィルタ−装置16を接続するも
のとされているが、密閉容器2内の外気吸入を迅速に行
わしめるべく送風機などを接続せしめてもよいものであ
る。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば以上の次第で、密閉容
器2内に中空回転軸6を介して所要数の中空撹拌羽根5
が回転自在に設けられ、該各中空撹拌羽根5は各々中空
回転軸6に連通自在とされると共に、各中空撹拌羽根5
には各々所要数の噴射孔7が形成され、しかも、中空回
転軸6の自由端には適宜開閉作動自在とされた弁13・
15を介して蒸気供給パイプ12と外気吸入パイプ14
が、また、密閉容器2の上部には適宜開閉作動自在とさ
れた弁20・22を介して排気パイプ17と吸引パイプ
21が各々接続されているから、弁13・15・20・
22を適宜開閉作動せしめることにより中空回転軸6を
介して撹拌作動する中空撹拌羽根5の噴射孔7より蒸気
を密閉容器2内に噴射して蒸し・練り作用を行わしめる
ことが出来ると共に、密開容器2内の熱気を吸引するこ
とにより外気を吸入しつつ噴射孔7より密開容器2内に
噴射して冷却作用を行なわしめることが出来るものであ
って、密開容器2内において蒸し・練り・冷却の各処理
を連続的に一貫して行うことができ、ひいては、所要の
生地を迅速、かつ、確実に、しかも衛生的に生成せしめ
ることが出来るものである。また、構造が極めて簡単で
コンパクトに構成されているから、その製作が容易であ
るのみならず、安価に提供することが出来るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す一部破断側面図であ
る。
【図2】同要部を示す一部拡大斜視図である。
【符号の説明】
2 密閉容器 3 容器本体 4 蓋体 5 中空撹拌羽根 6 中空回転軸 7 噴射孔 12 蒸気供給パイプ 13 電動弁 14 外気吸入パイプ 15 電動弁 17 排気パイプ 20 電動弁 21 吸引パイプ 22 電動弁
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23G 3/00 - 3/32 A47J 27/00 - 27/64

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉容器2内に中空回転軸6を介して所要
    数の中空撹拌羽根5が回転自在に設けられ、該各中空撹
    拌羽根5は各々中空回転軸6に連通自在とされると共
    に、各中空撹拌羽根5には各々所要数の噴射孔7が形成
    され、しかも、中空回転軸6の自由端には適宜開閉作動
    自在とされた弁13・15を介して蒸気供給パイプ12
    と外気吸入パイプ14が、また、密閉容器2の上部には
    適宜開閉作動自在とされた弁20・22を介して排気パ
    イプ17と吸引パイプ21が各々接続されてなることを
    特徴とする、蒸練機。
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JPS52135487U (ja) * 1976-04-07 1977-10-14
JPS5573217A (en) * 1978-11-27 1980-06-02 Masahiko Izumi Cereal steaming machine
JPS5933381B2 (ja) * 1982-03-16 1984-08-15 株式会社内田鉄工 全自動型芋蒸し器
JPH01309633A (ja) * 1988-06-07 1989-12-14 Iida Seisakusho:Kk 真空冷却式蒸練機

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