JP4290594B2 - パンツ型使い捨て紙おむつ - Google Patents

パンツ型使い捨て紙おむつ Download PDF

Info

Publication number
JP4290594B2
JP4290594B2 JP2004094963A JP2004094963A JP4290594B2 JP 4290594 B2 JP4290594 B2 JP 4290594B2 JP 2004094963 A JP2004094963 A JP 2004094963A JP 2004094963 A JP2004094963 A JP 2004094963A JP 4290594 B2 JP4290594 B2 JP 4290594B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic member
leg
elastic members
waist
pants
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004094963A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005278774A (ja
Inventor
政道 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daio Paper Corp filed Critical Daio Paper Corp
Priority to JP2004094963A priority Critical patent/JP4290594B2/ja
Publication of JP2005278774A publication Critical patent/JP2005278774A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4290594B2 publication Critical patent/JP4290594B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、着用し易いとともに、締め付けによる跡付き等のスキントラブルが解消されたパンツ型使い捨て紙おむつに関する。
従来より、おむつ離れを促進する、或いはその都度止着テープを用いての装着作業から大人を解放し、装着を簡便化するなどの目的のために、パンツ型使い捨て紙おむつがテープ型使い捨て紙おむつと共に市場に提供されている。
本出願人も下記特許文献1、下記特許文献2などにおいて、パンツ型使い捨て紙おむつを提案した。前者の特許文献1において提案したパンツ型使い捨て紙おむつを例に採って説明すれば、このパンツ型使い捨て紙おむつは、図10に示されるように、透液性トップシート52と、ポリエチレン等からなる不透液性バックシート53と、これら両シート間に介在された吸収体54とからなる吸収性本体50の外面側に外装シート51を設けた構造のものである。
前記外装シート51は、表面バックシート55と裏面バックシート56との二層構造となっており、これら両シート間55,56には、紙おむつの腰部開口部を封止するウエスト部弾性部材57…、58…が配設されるとともに、前身頃および後身頃のそれぞれにずり落ちを防止するとともに、フィット性を確保するために腰回り弾性部材59…、60…、並びに脚回りのフィット性を確保するために脚回りに沿って脚回り弾性部材61…、62…とが設けられている。一方の脚回り弾性部材61…は、前身頃側端から股間部を巡って他方の脚回りの前身頃側端に連続して配設された1または複数の弾性部材であり、他方の脚回り弾性部材62…は、脚回りの後身頃側端から股間部を巡って他方の脚回りの後身頃側端に連続して配設された1または複数の弾性部材である。紙おむつの股間部位では、前記脚回り弾性部材61、…と、脚回り弾性部材62、…とは、交差することなく接近しながら紙おむつの幅方向に沿って配設されている。
他方、前記吸収性本体50は、外面側に塗布されたホットメルト接着剤によって外装シート51に接着固定されて一体化されている。前述の紙おむつは、略中央の折り畳みラインLにて前身頃と後身頃を重ね合わせ、その両側縁部を熱シール、超音波溶接法等の溶着方法によって接合することによってウエスト開口部と左右一対の脚開口部が形成されたパンツ型に成形されている。
特開平10−127687号公報 特開平11−128267号公報
しかしながら、前記パンツ型使い捨て紙おむつの場合には、上述したように種々の弾性部材を配設することでフィット性は確保できるけれども、その一方で図11に示されるように、前記腰回り弾性部材59,60と脚回り弾性部材61、62の収縮により脚開口部が小さく閉ざされてしまうことになっていた。このため、脚開口部の水平距離Lwが狭くなり、着用する際、ウエスト開口部を拡げ上側から脚開口部を見た時に、脚開口部が小さく見えるため、足を通しづらい、脚開口部に通すときに足の指が立体ギャザーや平面ギャザーに引っ掛かることがあるなどの問題があった。
また、前記腰回り弾性部材59,60と脚回り弾性部材61,62の伸縮性により腰回りが締め付けられるため、脇部に弾性部材による締め付け跡が残ったり、汗疹、肌荒れ等のスキントラブルが生ずる問題があった。
そこで、本発明の主たる課題は、着用に当たり、ウエスト開口部を拡げ上側から脚開口部を見た時、脚開口部が大きく開口するようにし、足を通し易くするとともに、締め付け過ぎによる脇部での各種スキントラブルを解消するようにしたパンツ型使い捨て紙おむつを提供することにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、吸収体を含む吸収性本体と、この吸収性本体の外面側に一体的に設けられる外装シートとからなり、前記外装シートは少なくとも前身頃及び/又は後身頃に水平方向に沿って配設された複数本の腰回り弾性部材と、脚回り部位に沿って配設された1または複数の脚回り弾性部材とを有し、製品状態で前記外装シートの前身頃と後身頃とが両側部において接合されることによってウエスト開口部及び左右一対の脚開口部が形成されたパンツ型使い捨て紙おむつにおいて、
前記吸収性本体と前記腰回り弾性部材とが重ならないように配置されるか、重なったとしても前記腰回り弾性部材が吸収性本体の側縁を越えて延在するように配置され、
前記腰回り弾性部材及び脚回り弾性部材は、前記前身頃と後身頃とが接合されている両側の接合部まで延長されておらず、前記接合部から内方側方向に所定幅の領域において前記腰回り弾性部材及び脚回り弾性部材による伸縮性が付与されていないこととし、前記腰回り弾性部材及び脚回り弾性部材による伸縮性が付与されていない領域は、大人用紙おむつの場合で接合部内縁から3〜12cmの範囲とし、ベビー用紙おむつの場合で接合部内縁から2〜8cmの範囲とし、かつ最大でも脚開口部内側縁位置までの範囲としたことを特徴とするパンツ型使い捨て紙おむつが提供される。
上記請求項1記載の本発明においては、腰回り弾性部材及び脚回り弾性部材は、前記前身頃および後身頃の両側部の接合部まで延長されておらず、前記接合部から内方側方向に所定幅の領域において前記腰回り弾性部材及び脚回り弾性部材による伸縮性が付与されていない構造とした。従って、着用に当たり、ウエスト開口部を拡げ上側から脚開口部を見た時に、脚開口部が大きく開口した状態となるため、脚開口部の場所を容易に判別でき、足を通し易くなるとともに、足の指が引っ掛かることもなくなる。また、紙おむつの脇部に伸縮力が付与されていないため、容易に手で脇部を掴んで引き上げることができるとともに、使用後に下げ降ろし易くなるため着脱が容易となる。さらに、脇部では伸縮力が付与されていないため、跡付き等のスキントラブルも解消されるようになる。
なお、前記腰回り弾性部材及び脚回り弾性部材による伸縮性が付与されていない領域においては、仮に弾性部材が存在していても、これが紙おむつに対して伸縮力を作用させ得ない状態である場合、具体的には後述するように、カッターで細かく切断された状態、或いはホットメルト接着剤によって固定されておらず遊んでいる状態の場合には、本発明における「弾性部材」とは定義されないものとする。
以上詳説のとおり本発明によれば、着用に当たり、ウエスト開口部を拡げ上側から脚開口部を見た時、脚開口部が大きく開口するようになるため、その位置が判別し易くなり足を通し易くなる。また、締め付け過ぎによる脇部での各種スキントラブルを解消し得るようになる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は本発明に係るパンツ型使い捨て紙おむつの一部破断展開図であり、図2は図1のII−II線矢視図、図3は図1の前身頃側端部の要部拡大図である。
図1および図2に示されるように、本パンツ型紙おむつは、不織布などからなる透液性トップシート11と、ポリエチレン等からなる防水フィルム12とにより、綿状パルプなどからなる吸収体本体13を含む構造の吸収性本体10の外面側に外装シート20が一体的に設けられた構造の紙おむつである。
前記吸収体本体13は、図示例では広い面積の砂時計上の上側吸収体13Aと、若干狭い面積の長方形状の下側吸収体13Bとを備え、これらがクレープ紙13C、13Dによって囲繞され、全体として変形が可能な半剛性の性質を有するもので、前記上側吸収体13Aおよび下側吸収体13Bの内部には粉状の高分子吸収ポリマーが含有されている。
この吸収体本体13の上面に対して、透液性トップシート11がほぼ全面においてホットメルト接着剤により固定され、吸収体本体13の下面に対して防水フィルム12が同じくホットメルト接着剤により固定され、吸収性本体10が構成されている。
前記吸収性本体10の表面両側部にはギャザーシート30,30によって立体ギャザーB、Bが設けられている。
前記ギャザーシート30は、図2に示されるように、ギャザー先端部を折返し線として二重に構成され、シートの基端部を吸収性本体10の上面側部にホットメルト接着剤によって固定したもので、この二重に形成されたギャザーシート30の内部には、高さ方向に複数本の、図示の例では6本の弾性部材31,31…が配設されている。このギャザーシート30は、吸収性本体10の前後端部では、起立部分が所定幅で外側に折り返され、透液性トップシート対向面がホットメルト接着剤によって接着されているとともに、折り返し点から先端までの面もホットメルト接着剤によって接着されている。前記ギャザーシート30としては、極力透液性を低下させ体液の透過を防止するとともに、カブレを防止しかつ肌への感触性(ドライ感)を高めるために、シリコン系、パラフィン金属系、アルキルクロミッククロイド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布を用いるのが望ましい。また、前記弾性部材31としては、通常使用されるスチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等の素材を用いることができる。
前記吸収性本体10に対しては、その外面側に一体的に外装シート20が設けられている。この外装シート20は、図2にも示されるように、内面用バックシート不織布22と外面用バックシート不織布21とをホットメルト接着剤によって貼り合わせたもので、周囲にフラップ部を形成するべく、前記吸収性本体10よりも外形が大きく、全体として擬似砂時計状を成している。
この外装シート20を構成している内面用バックシート不織布22と外面用バックシート不織布21との間には、紙おむつを着用者にフィットさせるとともに、尿や便の漏れを防止するために各種機能の弾性部材が介在され、ホットメルト接着剤によって固定されている。
具体的には、図1に示される展開形状において、前身頃Fの開口部および後身頃Bの開口部において、たとえば帯ゴムなどからなる、図示例では各8本のウエスト部弾性部材23…、24…がそれぞれ設けられている。
また、前身頃Fにおいては水平方向に沿って、例えば糸ゴムからなる複数本の、図示の例では10本の腹側腰回り弾性部材25,25…が設けられている。また、後身頃Bにおいても水平方向に沿ってたとえば糸ゴムからなる複数本の、図示の例では10本の背側腰回り弾性部材26,26…が設けられている。
一方、脚回り部位には、脚開口部に沿って1本または複数本の、図示の例では3本の脚回り弾性部材27…、28…が設けられている。これら脚回り弾性部材の配設態様としては、種々の形態が考えられるが、図示される配置態様は股間部において前記脚回り弾性部材が吸収体を横断して配設されている配置態様である。具体的には、一方の脚回りの前身頃F端側から股間部を巡って他方の脚回りの前身頃F端側に連続して配設された1または複数の、図示例では3本の脚回り第1弾性部材27,27…と、一方の脚回りの後身頃B端側から股間部を巡って他方の脚回りの後身頃B端に連続して配設された1または複数の、図示例では3本の脚回り第2弾性部材28,28…とから構成されている。
前記紙おむつは、図8に示されるように、略中央の折り畳みラインLにて前身頃Fと後身頃Bを重ね合わせ、その両側縁部を熱シール、超音波溶接法等の溶着方法にて接合することによってウエスト開口部と左右一対の脚開口部が形成されたパンツ型に成形される。
本発明では特に、前記腰回り弾性部材25…、26…及び脚回り弾性部材27…、28…は、前記前身頃Fおよび後身頃Bの両側の接合部まで延長されておらず、前記接合部から内方側方向に所定幅の領域において前記腰回り弾性部材25…、26…及び脚回り弾性部材27…、28…による伸縮性が付与されていない構造となっている。
前記腰回り弾性部材25…、26…及び脚回り弾性部材27…、28…によって伸縮性を付与しないようにする方法としては、前記外装シート20の製作時に、図1に示されるように、前記腰回り弾性部材25…、26…及び脚回り弾性部材27…、28…の終始端をそれぞれ、前記前身頃Fおよび後身頃Bの両側部まで到達させずに、伸縮させる領域にのみ当初から配設するようにすればよいが、現行の製造ラインのほとんどは、前記腰回り弾性部材25…、26…及び脚回り弾性部材27…、28…を、前記前身頃Fおよび後身頃Bの両側縁部まで到達させるようにしているため、設備をあまり変更せずに所定領域に伸縮性を付与しないようにするには、エンボスロールカッターにより非伸縮とする領域の弾性部材を細かく切断するようにすればよい。具体的には、図4及び図5に示されるように、突起部32に切断部領域に対応させて多数の凸部が形成されたエンボスロールカッター33と、対向ロール34との間に外装シート20を挿入し、伸縮性を与えない領域において前記腰回り弾性部材25…、26…及び脚回り弾性部材27…、28…を前記凸部によって細かく切断するようにする。図5に示されるように、紙おむつの脇部には細かく切断された弾性部材が存在することになるが、これら細かく切断された弾性部材は、紙おむつに対し伸縮力を与えることはなく、本発明の効果を阻害することはない。
他の方法としては、例えば図6に示されるように、前記腰回り弾性部材25…、26…及び脚回り弾性部材27…、28…を内面用バックシート不織布22及び/又は外面用バックシート不織布21にホットメルト接着剤で接着する際、伸縮力を与える領域にのみホットメルト接着剤をパターン塗布し、脇部の伸縮性を与えない領域において腰回り弾性部材25…、26…及び脚回り弾性部材27…、28…が遊んでいる状態としてもよい。紙おむつの脇部には遊んでいる状態の弾性部材が存在することになるが、これら弾性部材は、紙おむつに対し伸縮力を与えることはなく、本発明の効果を阻害することはない。
本発明に係るパンツ型使い捨て紙おむつにおいては、前記接合部から内方側方向に所定幅の領域において前記腰回り弾性部材25…、26…及び脚回り弾性部材27…、28…による伸縮性が付与されていないようにしたため、図7に示されるように、脚開口部Oの水平距離Lwを大きく確保できるようになるため、着用に当たり、ウエスト開口部を拡げ上側から脚開口部Oを見た時に、脚開口部Oが大きく開口した状態となるため、脚開口部Oの場所を容易に判別でき、足を通し易くなるとともに、足の指が引っ掛かることもなくなる。また、紙おむつの脇部に伸縮力が付与されていないため、容易に手で脇部を掴んで容易に引き上げできるとともに、使用後に下げ降ろし易くなるため着脱が容易となる。さらに、脇部では伸縮力が付与されていないため、跡付き等のスキントラブルも解消されるようになる。
前記腰回り弾性部材25…、26…及び脚回り弾性部材27…、28…による伸縮性を付与しない範囲Sは、図7に示されるように、前記接合部内縁から内方側方向に少なくとも1cm以上の範囲(Sminの範囲)とするのが望ましく、最大でも前記接合部内縁から内方側方向に脚開口部Oの内側縁位置までの範囲(Smaxの範囲)とするのが望ましい。
前記伸縮性を付与しない範囲Sが接合部内縁から1cm未満の範囲であると、本発明の所望する効果を得ることができない。また、脇部においても伸縮性が強く跡付き等のスキントラブルを解消することができない。一方、前記接合部内縁から内方側方向に脚開口部Oの内側縁位置を超えて非伸縮領域とすると、フィット性が損なわれるとともに、紙おむつのずり落ちを防止することができなくなってしまう。前記伸縮性を付与しない範囲Sのさらに好ましい範囲としては、大人用の製品の場合は接合部内縁から3〜12cmの範囲、より好ましくは5〜8cmの範囲であり、ベビー用紙おむつの場合は接合部内縁から2〜8cm、より好ましくは3〜5cmの範囲である。
〔他の形態例〕
(1)上記製品例では吸収性本体10と、前記腰回り弾性部材25…、26…とが重ならないように配置されているが、図9に示されるベビー用パンツ型使い捨て紙おむつの場合のように、両者は重なって配置されていてもよい(後身頃部分参照)。また、同図では前身頃において、吸収性本体10との重なり部分において、腰回り弾性部材25…を切断するようにした紙おむつを提案しているが、この場合でも同様に適用することができる。
(2)上記製品例では脚回り弾性部材の配置態様は、股間部において前記脚回り弾性部材が吸収体を横断して配設され、前身頃側の脚回り第1弾性部材27と脚回り第2弾性部材28とにより実質的に脚回りに沿って弾性部材が設けられた態様であるが、前記脚回り弾性部材を吸収体を横断させずに前身頃から後身頃にかけての脚回りに沿って脚回り弾性部材を配設する場合であってもよい。
(3)上記製品例における各種弾性部材23〜28の配置本数は、それぞれ製品の大きさに合わせて適宜増減してよい。
(4)上記形態例では、吸収体を含む吸収性本体と、この吸収性本体の外面側に一体的に設けられる外装シートとからなるパンツ型使い捨て紙おむつについて、本発明を適用した場合について述べたが、透液性表面シートと、バックシートとの間に吸収体が介在されたパンツ型使い捨て紙おむつの場合にでも、腰回り弾性部材及び脚回り弾性部材を備えている限り、同様に適用することが可能である。
(5)上記形態例では、前記腰回り弾性部材25…、26…及び脚回り弾性部材27…、28…による伸縮性を付与しない範囲Sをほぼ同じとしてあるが、両者はそれぞれ、伸縮性を付与しない範囲Sを異ならせてもよい。
本発明に係るパンツ型使い捨て紙おむつの一部破断展開図である。 図1のII−II線矢視図である。 図1の前身頃側端部R域の要部拡大図である。 (a)、(b)共にエンボスロールカッター33と対向ロール34とを示す説明図である。 脇部の非伸縮領域において、腰回り弾性部材25…、26…及び脚回り弾性部材27…、28…が細かく切断された状態を示す要部拡大図である。 脇部の非伸縮領域において、腰回り弾性部材25…、26…及び脚回り弾性部材27…、28…がホットメルト接着剤によって固定されていない状態を示す要部拡大図である。 本パンツ型紙おむつの簡略正面図である。 本パンツ型紙おむつの製品状態を示す斜視図である。 本発明の他の形態例に係る使い捨て紙おむつの一部破断展開図である。 従来のパンツ型紙おむつを示す展開図である。 従来のパンツ型紙おむつの簡略正面図である。
符号の説明
10…吸収性本体、11…透液性トップシート、12…防水フィルム、13…吸収体本体、13A…上側吸収体、13B…下側吸収体、13C・13D…クレープ紙、20…外装シート、21…外面用バックシート不織布、22…内面用バックシート不織布、23・24…腰回り弾性部材、25…腹側腰回り弾性部材、26…背側腰回り弾性部材、27…脚回り第1弾性部材、28…脚回り第2弾性部材、30…ギャザーシート、31…弾性部材、33…エンボスロールカッター、34…対向ロール

Claims (1)

  1. 吸収体を含む吸収性本体と、この吸収性本体の外面側に一体的に設けられる外装シートとからなり、前記外装シートは少なくとも前身頃及び/又は後身頃に水平方向に沿って配設された複数本の腰回り弾性部材と、脚回り部位に沿って配設された1または複数の脚回り弾性部材とを有し、製品状態で前記外装シートの前身頃と後身頃とが両側部において接合されることによってウエスト開口部及び左右一対の脚開口部が形成されたパンツ型使い捨て紙おむつにおいて、
    前記吸収性本体と前記腰回り弾性部材とが重ならないように配置されるか、重なったとしても前記腰回り弾性部材が吸収性本体の側縁を越えて延在するように配置され、
    前記腰回り弾性部材及び脚回り弾性部材は、前記前身頃と後身頃とが接合されている両側の接合部まで延長されておらず、前記接合部から内方側方向に所定幅の領域において前記腰回り弾性部材及び脚回り弾性部材による伸縮性が付与されていないこととし、前記腰回り弾性部材及び脚回り弾性部材による伸縮性が付与されていない領域は、大人用紙おむつの場合で接合部内縁から3〜12cmの範囲とし、ベビー用紙おむつの場合で接合部内縁から2〜8cmの範囲とし、かつ最大でも脚開口部内側縁位置までの範囲としたことを特徴とするパンツ型使い捨て紙おむつ。
JP2004094963A 2004-03-29 2004-03-29 パンツ型使い捨て紙おむつ Expired - Fee Related JP4290594B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004094963A JP4290594B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 パンツ型使い捨て紙おむつ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004094963A JP4290594B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 パンツ型使い捨て紙おむつ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005278774A JP2005278774A (ja) 2005-10-13
JP4290594B2 true JP4290594B2 (ja) 2009-07-08

Family

ID=35177810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004094963A Expired - Fee Related JP4290594B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 パンツ型使い捨て紙おむつ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4290594B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024016309A1 (en) 2022-07-22 2024-01-25 The Procter & Gamble Company Pant type absorbent article

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4551125B2 (ja) * 2004-05-28 2010-09-22 ユニ・チャーム株式会社 使い捨てのパンツ型着用物品
JP4887217B2 (ja) 2007-05-30 2012-02-29 株式会社リブドゥコーポレーション 吸収性物品
JP4887218B2 (ja) 2007-05-30 2012-02-29 株式会社リブドゥコーポレーション 伸縮シートの製造方法、伸縮シートおよび吸収性物品
JP4897594B2 (ja) * 2007-07-11 2012-03-14 株式会社リブドゥコーポレーション 吸収性物品
JP5548538B2 (ja) * 2010-06-30 2014-07-16 大王製紙株式会社 パンツタイプ使い捨ておむつ
JP5933193B2 (ja) * 2011-05-30 2016-06-08 大王製紙株式会社 パンツタイプ使い捨ておむつ
JP6128460B2 (ja) * 2013-03-29 2017-05-17 大王製紙株式会社 パンツタイプ使い捨ておむつ
JP5899256B2 (ja) * 2014-02-28 2016-04-06 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品製造方法
JP5879379B2 (ja) * 2014-03-26 2016-03-08 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品製造装置
JP6393503B2 (ja) * 2014-04-10 2018-09-19 ユニ・チャーム株式会社 パンツ型吸収性物品
CN107072844B (zh) * 2014-10-29 2021-01-22 易希提卫生与保健公司 包括弹性层压品的裤型吸收性物品
WO2016101197A1 (en) * 2014-12-25 2016-06-30 The Procter & Gamble Company Wearable article having elastic belt
JP5913669B1 (ja) * 2015-03-25 2016-04-27 新興機械株式会社 使い捨て着用物品、その製造装置及び製造方法
US20180333310A1 (en) * 2017-05-18 2018-11-22 The Procter & Gamble Company Incontinence pant with low-profile unelasticized zones
JP6505897B2 (ja) * 2018-03-12 2019-04-24 大王製紙株式会社 パンツタイプ使い捨て製品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024016309A1 (en) 2022-07-22 2024-01-25 The Procter & Gamble Company Pant type absorbent article

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005278774A (ja) 2005-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3033833B2 (ja) パンツ型使い捨て着用物品
JP4290594B2 (ja) パンツ型使い捨て紙おむつ
JP5988620B2 (ja) 使い捨て着用物品
JP3914673B2 (ja) パンツ型使い捨て紙おむつ
JP2003265511A (ja) パンツ型の使い捨ておむつ
TWI539937B (zh) Dispose of items with disposable dessert
JPH11104170A (ja) 使い捨ておむつ
JP2001145661A (ja) 使い捨ての体液吸収性着用物品
JPH04354948A (ja) 使い捨てパンツ
US20110015606A1 (en) Absorbent article
JP2690870B2 (ja) 使い捨てパンツ
JP4361075B2 (ja) 使い捨て紙おむつ
JP4352072B2 (ja) パンツ型使い捨て紙おむつ
JP3878367B2 (ja) パンツ型使い捨て紙おむつ
JPH0984824A (ja) パンツ型使いすておむつ
EA017778B1 (ru) Абсорбирующее изделие
JPH09290003A (ja) 使い捨ておむつ
JPS6269804A (ja) 使い捨て吸収性パンツおよびその製法
JP2002159529A (ja) 使い捨て紙おむつ
JP4422387B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP3889193B2 (ja) 使い捨て紙おむつ
JPH0653962B2 (ja) 使い捨て吸収性パンツおよびその製法
JP2006014862A (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP2002035022A (ja) 使い捨て紙おむつ
JP2005211179A (ja) パンツ型使い捨ておむつ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090324

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4290594

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees