JP2690870B2 - 使い捨てパンツ - Google Patents
使い捨てパンツInfo
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- JP2690870B2 JP2690870B2 JP7095608A JP9560895A JP2690870B2 JP 2690870 B2 JP2690870 B2 JP 2690870B2 JP 7095608 A JP7095608 A JP 7095608A JP 9560895 A JP9560895 A JP 9560895A JP 2690870 B2 JP2690870 B2 JP 2690870B2
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- Japan
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- sheet
- pants
- absorbent
- disposable pants
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自分で着用することが
できる使い捨てパンツに関し、詳しくは着用者への密着
性が高く、かつ着用感に優れた使い捨てパンツに関する
ものである。
できる使い捨てパンツに関し、詳しくは着用者への密着
性が高く、かつ着用感に優れた使い捨てパンツに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】ファスニングテープでオムツの前後を止
着してパンツ型に形成するものであった従来品に代わ
り、例えば幼児用に関して言えば予めパンツ型に成形し
てある使い捨てパンツが市販されている。図６には、こ
の様な市販の使い捨てパンツの解体説明図を示した。使
い捨てパンツは、外シート１と内側の吸収本体２から構
成されている。一般的に外シート１は、肌触りや外観を
重視した不織布製の最外シート１１と、ある程度の漏れ
防止効果を有する撥水処理不織布１２が積層された構造
であり、２枚の不織布１１、１２は、合成ゴム製や天然
ゴム製の複数本の伸長状態の弾性体（帯状または糸状）
を挟みながら、ドット状やスパイラル状に塗布された接
着剤によって接着されている。すなわちウエスト開口近
傍および脚部開口近傍には複数本の弾性体３１、３３を
伸長状態で添設し、それぞれウエストギャザーおよび脚
部ギャザーを形成する。またウエストギャザーの下方に
は弾性体３１と平行に複数本の糸状弾性体３２を伸長状
態で添設し、胴部フィットギャザーを形成する。この胴
部フィットギャザーは、使い捨てパンツの着用者の腹部
および臀部に対する密着性を高める作用を有する。
着してパンツ型に形成するものであった従来品に代わ
り、例えば幼児用に関して言えば予めパンツ型に成形し
てある使い捨てパンツが市販されている。図６には、こ
の様な市販の使い捨てパンツの解体説明図を示した。使
い捨てパンツは、外シート１と内側の吸収本体２から構
成されている。一般的に外シート１は、肌触りや外観を
重視した不織布製の最外シート１１と、ある程度の漏れ
防止効果を有する撥水処理不織布１２が積層された構造
であり、２枚の不織布１１、１２は、合成ゴム製や天然
ゴム製の複数本の伸長状態の弾性体（帯状または糸状）
を挟みながら、ドット状やスパイラル状に塗布された接
着剤によって接着されている。すなわちウエスト開口近
傍および脚部開口近傍には複数本の弾性体３１、３３を
伸長状態で添設し、それぞれウエストギャザーおよび脚
部ギャザーを形成する。またウエストギャザーの下方に
は弾性体３１と平行に複数本の糸状弾性体３２を伸長状
態で添設し、胴部フィットギャザーを形成する。この胴
部フィットギャザーは、使い捨てパンツの着用者の腹部
および臀部に対する密着性を高める作用を有する。
【０００３】一方吸収本体２は、プラスチックフィルム
製等の非透液性シート２１と不織布や開孔フィルム等の
透液性シート２３の間に吸収部材２２を介装させて、周
縁を接着することによって形成されている。必要に応じ
て、透液性シート２３の左右側部には、その上面側に一
対の立上がりギャザー２４を配設し、脚部の尿漏れ防止
を図ることがある。吸収部材２２は粉砕パルプ、高吸水
性樹脂、薄葉紙等によって形成されるが、繊維状や粉状
の熱可塑性樹脂を粉砕パルプ中に混在させて熱処理を行
うことによって、薄く、かつ比較的硬い形状安定性の良
好な吸収部材を得ているのが一般的である。
製等の非透液性シート２１と不織布や開孔フィルム等の
透液性シート２３の間に吸収部材２２を介装させて、周
縁を接着することによって形成されている。必要に応じ
て、透液性シート２３の左右側部には、その上面側に一
対の立上がりギャザー２４を配設し、脚部の尿漏れ防止
を図ることがある。吸収部材２２は粉砕パルプ、高吸水
性樹脂、薄葉紙等によって形成されるが、繊維状や粉状
の熱可塑性樹脂を粉砕パルプ中に混在させて熱処理を行
うことによって、薄く、かつ比較的硬い形状安定性の良
好な吸収部材を得ているのが一般的である。
【０００４】吸収部材２２を外シート１の内側に積層し
た後、中央部で前後に２つ折りし、前後の側縁５ａ、５
ｂをヒートシールや超音波溶着等の手段で接着すること
により、最終的にパンツ型に成形される。
た後、中央部で前後に２つ折りし、前後の側縁５ａ、５
ｂをヒートシールや超音波溶着等の手段で接着すること
により、最終的にパンツ型に成形される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】図６に示す使い捨てパ
ンツにおいては、胴部フィットギャザーを形成する弾性
体３２が吸収本体２と上下に重なりあう様に配設されて
いる。しかしながら、吸収部材２２の剛性が高いため、
弾性体３２の伸縮力が及ぶ範囲が、吸収本体２の配設さ
れていない左右側部部分に限られてしまう。従って、せ
っかく胴部フィットギャザーをパンツの全周に設けても
着用者の胴部にパンツをぴったりと密着させることはで
きなかった。
ンツにおいては、胴部フィットギャザーを形成する弾性
体３２が吸収本体２と上下に重なりあう様に配設されて
いる。しかしながら、吸収部材２２の剛性が高いため、
弾性体３２の伸縮力が及ぶ範囲が、吸収本体２の配設さ
れていない左右側部部分に限られてしまう。従って、せ
っかく胴部フィットギャザーをパンツの全周に設けても
着用者の胴部にパンツをぴったりと密着させることはで
きなかった。
【０００６】一方胴部フィットギャザーの収縮力を高め
た場合には吸収部材２２が変形することもあり、この場
合、隣り合う胴部フィットギャザー間の吸収本体２が、
波打つ様に外側にはみ出して、腹部下部から股下部にか
けて着用者とパンツの間に透き間が空いて着用感が著し
く劣ったものとなると共に、外観も嵩高く美麗とは言え
なかった。
た場合には吸収部材２２が変形することもあり、この場
合、隣り合う胴部フィットギャザー間の吸収本体２が、
波打つ様に外側にはみ出して、腹部下部から股下部にか
けて着用者とパンツの間に透き間が空いて着用感が著し
く劣ったものとなると共に、外観も嵩高く美麗とは言え
なかった。
【０００７】さらに、吸収本体２の非透液性シート２１
は、漏れ防止のためにパンツ前後方向の全長に亘るよう
に配設されているが、この非透液性シート２１として微
細孔を有する通気性の合成樹脂フィルムを用いても、排
尿後の蒸れを防止することは難しく、着用者の腹部や臀
部に著しい不快感を与えるという問題があった。
は、漏れ防止のためにパンツ前後方向の全長に亘るよう
に配設されているが、この非透液性シート２１として微
細孔を有する通気性の合成樹脂フィルムを用いても、排
尿後の蒸れを防止することは難しく、着用者の腹部や臀
部に著しい不快感を与えるという問題があった。
【０００８】そこで本発明の目的は、外観を悪化させる
ことなく着用者に極めて良好に密着し、さらに通気性が
良くパンツ着用中に着用者が蒸れを生じることのない使
い捨てパンツを提供することにある。
ことなく着用者に極めて良好に密着し、さらに通気性が
良くパンツ着用中に着用者が蒸れを生じることのない使
い捨てパンツを提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の使い捨てパンツ
は、ウエスト部開口と脚部開口を有するパンツを形成す
る不織布製の外シートと、透液性シートと非透液性シー
トおよび両シートの間に装填される吸収部材からなり前
記外シートの内側に配設される吸収本体により構成さ
れ、ウエスト部開口の周縁および脚部開口の周縁に伸張
状態の弾性体が配設されると共に、上記ウエスト部用弾
性体と略平行に複数本の弾性体からなる胴部フィットギ
ャザーがパンツの全周に連続して配設されている使い捨
てパンツにおいて、前記吸収部材の長手方向端部を、ウ
エスト部開口から最も離れた胴部フィットギャザー用弾
性体よりも股下側に位置させて、該吸収部材と胴部フィ
ットギャザーが重ならないように設けられているところ
に要旨を有する。この構成の採用によって、胴部フィッ
トギャザーの伸縮力が吸収部材に妨げられることなく発
揮され、着用者に対する密着性が著しく向上する。ま
た、吸収部材が胴部周囲に存在しないので、パンツが嵩
高くなることなく、通気性も向上する。吸収部材のみな
らず、吸収本体が胴部フィットギャザーと重ならないよ
うに設けられていてもよく、一層の通気性が確保でき
る。
は、ウエスト部開口と脚部開口を有するパンツを形成す
る不織布製の外シートと、透液性シートと非透液性シー
トおよび両シートの間に装填される吸収部材からなり前
記外シートの内側に配設される吸収本体により構成さ
れ、ウエスト部開口の周縁および脚部開口の周縁に伸張
状態の弾性体が配設されると共に、上記ウエスト部用弾
性体と略平行に複数本の弾性体からなる胴部フィットギ
ャザーがパンツの全周に連続して配設されている使い捨
てパンツにおいて、前記吸収部材の長手方向端部を、ウ
エスト部開口から最も離れた胴部フィットギャザー用弾
性体よりも股下側に位置させて、該吸収部材と胴部フィ
ットギャザーが重ならないように設けられているところ
に要旨を有する。この構成の採用によって、胴部フィッ
トギャザーの伸縮力が吸収部材に妨げられることなく発
揮され、着用者に対する密着性が著しく向上する。ま
た、吸収部材が胴部周囲に存在しないので、パンツが嵩
高くなることなく、通気性も向上する。吸収部材のみな
らず、吸収本体が胴部フィットギャザーと重ならないよ
うに設けられていてもよく、一層の通気性が確保でき
る。
【００１０】吸収本体の長手方向両端部において、該両
端部から延設する非透液性シートの端部を透液性シート
側に折り返した構成の帯状シート、もしくは該両端部か
ら延設する非透液性シートの端部に別体のプラスチック
フィルムを積層して接着した構成の帯状シートが設けら
れているもの、さらに、帯状シートを、吸収本体の非透
液性シートまたは透液性シート上に、該吸収本体の幅方
向側縁において接着することにより、該帯状シートをパ
ンツ長手方向の中央側において開口するポケット状に形
成するもの、は、いずれも小面積化した吸収部材がもた
らす恐れのある尿漏れを可及的に防止する作用効果を有
する。ポケットを形成する帯状シートの開口縁に、伸長
状態の弾性部材が添設されている場合は、尿漏れ防止効
果がより一層顕著になる。
端部から延設する非透液性シートの端部を透液性シート
側に折り返した構成の帯状シート、もしくは該両端部か
ら延設する非透液性シートの端部に別体のプラスチック
フィルムを積層して接着した構成の帯状シートが設けら
れているもの、さらに、帯状シートを、吸収本体の非透
液性シートまたは透液性シート上に、該吸収本体の幅方
向側縁において接着することにより、該帯状シートをパ
ンツ長手方向の中央側において開口するポケット状に形
成するもの、は、いずれも小面積化した吸収部材がもた
らす恐れのある尿漏れを可及的に防止する作用効果を有
する。ポケットを形成する帯状シートの開口縁に、伸長
状態の弾性部材が添設されている場合は、尿漏れ防止効
果がより一層顕著になる。
【００１１】使い捨てパンツの外シートが、２枚の不織
布と該不織布間に弾性体が挟持された構成であって、最
外の不織布はウエスト開口部側において延設され、該延
設部が内側に折り返されて少なくともウエスト開口部用
弾性体の上に積層されており、かつ該折り返し部から吸
収本体長手方向端部までを覆うように通気性シートが積
層されている構成は、パンツ内側の外観を美麗にするた
めに好ましい実施態様である。本発明の使い捨てパンツ
は、特に大人用の失禁用パンツとして有用である。
布と該不織布間に弾性体が挟持された構成であって、最
外の不織布はウエスト開口部側において延設され、該延
設部が内側に折り返されて少なくともウエスト開口部用
弾性体の上に積層されており、かつ該折り返し部から吸
収本体長手方向端部までを覆うように通気性シートが積
層されている構成は、パンツ内側の外観を美麗にするた
めに好ましい実施態様である。本発明の使い捨てパンツ
は、特に大人用の失禁用パンツとして有用である。
【００１２】
【作用】本発明においては、胴部フィットギャザーを形
成する複数本の弾性体と吸収部材が重ならないように配
設することにより、胴部フィットギャザーが吸収部材に
阻害されることなく自由に伸縮する。このため、着用者
の腹部や臀部、背部に確実に密着することができる。ま
た胴部フィットギャザーの内側に吸収部材が存在してい
ないため、着用者の腹・背部においてモコモコと膨らん
で着用感を悪くすることもなくなり、使い捨てパンツを
はきながら普通の衣類を着用しても外見に違和感を生じ
ることもない。
成する複数本の弾性体と吸収部材が重ならないように配
設することにより、胴部フィットギャザーが吸収部材に
阻害されることなく自由に伸縮する。このため、着用者
の腹部や臀部、背部に確実に密着することができる。ま
た胴部フィットギャザーの内側に吸収部材が存在してい
ないため、着用者の腹・背部においてモコモコと膨らん
で着用感を悪くすることもなくなり、使い捨てパンツを
はきながら普通の衣類を着用しても外見に違和感を生じ
ることもない。
【００１３】一方、本発明においては、吸収部材のみな
らず吸収本体を胴部フィットギャザーに重ならないよう
に配設する構成によって、吸収本体の非透液性シートは
少なくとも吸収部材が存在する部分にだけ積層されるこ
ととなり、胴部フィットギャザーが位置する部分を２枚
の不織布を積層した外シートのみの極めて通気性の優れ
た部位とすることができる。この結果パンツ内の蒸れに
よる不快感は解消され、着用感が飛躍的に向上する。
らず吸収本体を胴部フィットギャザーに重ならないよう
に配設する構成によって、吸収本体の非透液性シートは
少なくとも吸収部材が存在する部分にだけ積層されるこ
ととなり、胴部フィットギャザーが位置する部分を２枚
の不織布を積層した外シートのみの極めて通気性の優れ
た部位とすることができる。この結果パンツ内の蒸れに
よる不快感は解消され、着用感が飛躍的に向上する。
【００１４】吸収部材が小面積化することによって、尿
等が吸収部材の前後方向に漏れ出ることが予想される。
そこでこの尿漏れを防止するために、吸収本体の長手方
向端部に防水性の帯状シートを配設することが推奨され
る。この帯状シートは非透液性シートの端部を透液性シ
ート側に折り返したものや、別体のプラスチックフィル
ムを非透液性シートの端部に接着したもののいずれであ
っても良い。好ましくは、帯状シートを、吸収本体の非
透液性シートまたは透液性シート上に、吸収本体の幅方
向側縁において接着し、帯状シートがパンツ長手方向の
中央側で開口したポケットを形成するように構成して、
透液性シート上面を流れる尿や吸収部材に滲み込んだ尿
が腹部や背中側へ漏れ出ないようにする。ポケットの開
口縁に伸長状態の弾性体を添設しておけば、帯状シート
の端縁が着用者の肌へ密着し、尿漏れ防止効果が一層確
実になる。
等が吸収部材の前後方向に漏れ出ることが予想される。
そこでこの尿漏れを防止するために、吸収本体の長手方
向端部に防水性の帯状シートを配設することが推奨され
る。この帯状シートは非透液性シートの端部を透液性シ
ート側に折り返したものや、別体のプラスチックフィル
ムを非透液性シートの端部に接着したもののいずれであ
っても良い。好ましくは、帯状シートを、吸収本体の非
透液性シートまたは透液性シート上に、吸収本体の幅方
向側縁において接着し、帯状シートがパンツ長手方向の
中央側で開口したポケットを形成するように構成して、
透液性シート上面を流れる尿や吸収部材に滲み込んだ尿
が腹部や背中側へ漏れ出ないようにする。ポケットの開
口縁に伸長状態の弾性体を添設しておけば、帯状シート
の端縁が着用者の肌へ密着し、尿漏れ防止効果が一層確
実になる。
【００１５】本発明では外シートが、２枚の不織布と該
不織布間に弾性体が挟持された構成であって、最外の不
織布はウエスト開口部側において延設され、該延設部が
内側に折り返されて少なくともウエスト開口部用弾性体
の上に積層されている構成を付加することもできる。こ
の場合、ウエスト開口部の強度が向上する、ウエスト部
の肌触りがよくなる、ウエスト弾性体の圧迫がやわらげ
られる、等の効果が認められる。さらに、ウエストの折
り返し部から吸収本体長手方向端部までを覆うように通
気性シートを積層してもよく、この構成によって吸収本
体の長手方向端部がパンツの内側において露出するのを
防止することができる。この通気性シートは、霧状、網
目状、ドット状やスパイラル状などの接着剤によって接
着され、この部位の通気性を阻害しないように構成され
ることが好ましい。なお吸収本体の透液性シートの上面
には、その左右側部位置に立上がりギャザーを形成して
脚部開口からの尿漏れを確実に防止する構成を採用して
もよい。
不織布間に弾性体が挟持された構成であって、最外の不
織布はウエスト開口部側において延設され、該延設部が
内側に折り返されて少なくともウエスト開口部用弾性体
の上に積層されている構成を付加することもできる。こ
の場合、ウエスト開口部の強度が向上する、ウエスト部
の肌触りがよくなる、ウエスト弾性体の圧迫がやわらげ
られる、等の効果が認められる。さらに、ウエストの折
り返し部から吸収本体長手方向端部までを覆うように通
気性シートを積層してもよく、この構成によって吸収本
体の長手方向端部がパンツの内側において露出するのを
防止することができる。この通気性シートは、霧状、網
目状、ドット状やスパイラル状などの接着剤によって接
着され、この部位の通気性を阻害しないように構成され
ることが好ましい。なお吸収本体の透液性シートの上面
には、その左右側部位置に立上がりギャザーを形成して
脚部開口からの尿漏れを確実に防止する構成を採用して
もよい。
【００１６】上記構成の使い捨てパンツは、幼児用およ
び大人用のいずれにも適用させることができるが、特に
大人用使い捨てパンツの着用者はパンツを着用して戸外
で社会生活を営む機会が多く、ゴワゴワする使い捨てパ
ンツを使用すると、その上に普通の衣類を着ることが困
難になることがあり、本発明の使い捨てパンツはこのよ
うな大人への着用に極めて適したものであり、大人用サ
イズに形成することが有効である。
び大人用のいずれにも適用させることができるが、特に
大人用使い捨てパンツの着用者はパンツを着用して戸外
で社会生活を営む機会が多く、ゴワゴワする使い捨てパ
ンツを使用すると、その上に普通の衣類を着ることが困
難になることがあり、本発明の使い捨てパンツはこのよ
うな大人への着用に極めて適したものであり、大人用サ
イズに形成することが有効である。
【００１７】
【実施例】図１は本発明の使い捨てパンツの実施例を示
す正面説明図である。使い捨てパンツＰは側部の溶着部
５、５によって接合され、上部にウエスト開口Ｋ1 を形
成すると共に、下部に一対の脚部開口Ｋ2 、Ｋ2 を形成
する。そしてウエスト開口Ｋ1 の周縁および脚部開口Ｋ
2 の周縁には複数本の弾性糸からなる弾性体３１、３３
を伸長状態で添設し、それぞれウエストギャザーおよび
脚部ギャザーを形成する。またウエストギャザーの下方
には弾性体３１と平行に複数本の糸状弾性体３２を伸長
状態で添設し、胴部フィットギャザーを形成する。胴部
フィットギャザーのパンツ前後方向の配設幅Ｈは、大人
用で３０〜１８０ｍｍの範囲内とすることが推奨され、
弾性体３２としては、直径０．２〜０．９ｍｍの弾性糸
を２〜１５ｍｍの間隔をあけて、５〜３０本配設するこ
とが好ましい。
す正面説明図である。使い捨てパンツＰは側部の溶着部
５、５によって接合され、上部にウエスト開口Ｋ1 を形
成すると共に、下部に一対の脚部開口Ｋ2 、Ｋ2 を形成
する。そしてウエスト開口Ｋ1 の周縁および脚部開口Ｋ
2 の周縁には複数本の弾性糸からなる弾性体３１、３３
を伸長状態で添設し、それぞれウエストギャザーおよび
脚部ギャザーを形成する。またウエストギャザーの下方
には弾性体３１と平行に複数本の糸状弾性体３２を伸長
状態で添設し、胴部フィットギャザーを形成する。胴部
フィットギャザーのパンツ前後方向の配設幅Ｈは、大人
用で３０〜１８０ｍｍの範囲内とすることが推奨され、
弾性体３２としては、直径０．２〜０．９ｍｍの弾性糸
を２〜１５ｍｍの間隔をあけて、５〜３０本配設するこ
とが好ましい。
【００１８】本発明では胴部フィットギャザーは吸収本
体２に介装されている吸収部材２２のウエスト側端部２
２Ａよりも、図１中では上部に位置させて、吸収部材２
２と胴部フィットギャザーが重ならないようにすること
が重要である。すなわち図２の一部切り欠き解体説明図
に示すように、後身頃に相当する図２の上部の胴部フィ
ットギャザーの最も股下に近い位置の弾性体３２Ａが吸
収部材２２の端部２２ＡよりもウエストラインＷ1 側に
あり、パンツ前身頃の胴部フィットギャザーの最も股下
に近い位置の弾性体３２Ｂは、吸収部材２２のもう一方
の端部２２Ｂよりもウエストライン側Ｗ2 にある構成と
なっている。なお吸収本体２は、後述の様に、非透液性
シートと透液性シートで吸収部材２２を挟持する構成で
あり、吸収部材より若干大きく形成される。ただし胴部
フィットギャザーの伸縮を阻害するのは吸収部材２２の
剛性のためであるので、吸収部材２２のみが胴部フィッ
トギャザーに重ならないように構成すれば良く、吸収本
体２の端部が胴部フィットギャザーと一部重なっていて
もよい。しかし、吸収本体２の非透液性シートが大面積
になると蒸れの防止が困難であるため、吸収本体２自体
も胴部フィットギャザーに重ならない程度に小面積とす
ることが好ましい。
体２に介装されている吸収部材２２のウエスト側端部２
２Ａよりも、図１中では上部に位置させて、吸収部材２
２と胴部フィットギャザーが重ならないようにすること
が重要である。すなわち図２の一部切り欠き解体説明図
に示すように、後身頃に相当する図２の上部の胴部フィ
ットギャザーの最も股下に近い位置の弾性体３２Ａが吸
収部材２２の端部２２ＡよりもウエストラインＷ1 側に
あり、パンツ前身頃の胴部フィットギャザーの最も股下
に近い位置の弾性体３２Ｂは、吸収部材２２のもう一方
の端部２２Ｂよりもウエストライン側Ｗ2 にある構成と
なっている。なお吸収本体２は、後述の様に、非透液性
シートと透液性シートで吸収部材２２を挟持する構成で
あり、吸収部材より若干大きく形成される。ただし胴部
フィットギャザーの伸縮を阻害するのは吸収部材２２の
剛性のためであるので、吸収部材２２のみが胴部フィッ
トギャザーに重ならないように構成すれば良く、吸収本
体２の端部が胴部フィットギャザーと一部重なっていて
もよい。しかし、吸収本体２の非透液性シートが大面積
になると蒸れの防止が困難であるため、吸収本体２自体
も胴部フィットギャザーに重ならない程度に小面積とす
ることが好ましい。
【００１９】さらに図２および図３によって本発明のパ
ンツの構造を詳しく説明する。まず外シート１は最外シ
ート１１と内側シート１２（いずれも不織布が好まし
い）を積層することによって構成され、シート１１と１
２の間には伸長状態の弾性体３１、３２および３３が挟
まれて、通気性を阻害しない程度に霧状、網目状、ドッ
ト状またはスパイラル状に塗布されたホットメルト接着
剤によって両シートに接着される。外シート１１のウエ
スト側端部には折り返し部１１ａが延設され、内側シー
ト１２を積層した後、１２の上面にこの折り返し部１１
ａを折り返して外シートの端部を美麗に形成する。
ンツの構造を詳しく説明する。まず外シート１は最外シ
ート１１と内側シート１２（いずれも不織布が好まし
い）を積層することによって構成され、シート１１と１
２の間には伸長状態の弾性体３１、３２および３３が挟
まれて、通気性を阻害しない程度に霧状、網目状、ドッ
ト状またはスパイラル状に塗布されたホットメルト接着
剤によって両シートに接着される。外シート１１のウエ
スト側端部には折り返し部１１ａが延設され、内側シー
ト１２を積層した後、１２の上面にこの折り返し部１１
ａを折り返して外シートの端部を美麗に形成する。
【００２０】吸収本体２は、非透液性シート２１と透液
性シート２３の間に吸収部材２２を装填して、周縁を接
着することによって構成される。吸収部材２２は、粉砕
パルプ、高吸水性樹脂や繊維状もしくは粉末状の熱可塑
性樹脂を混ぜ合わせ、マット状にして薄葉紙で被覆する
ことによって形成することができ、マット状に成形した
後か、薄葉紙で被覆した後に熱処理を行って形状安定性
を高めることが好ましい。透液性シート２３の左右側部
に一対の立上がりギャザー２４、２４を配設すると、脚
部開口からの漏れを確実に防ぐことができる。立上がり
ギャザー２４の１つの側縁は袋状に形成し、その内部に
伸長状態の弾性糸２４ａを添設し、他方の側縁を透液性
シート２３または外シート１に接着する。立上がりギャ
ザー２４の長手方向両端部は透液性シート２３上面に接
着する。
性シート２３の間に吸収部材２２を装填して、周縁を接
着することによって構成される。吸収部材２２は、粉砕
パルプ、高吸水性樹脂や繊維状もしくは粉末状の熱可塑
性樹脂を混ぜ合わせ、マット状にして薄葉紙で被覆する
ことによって形成することができ、マット状に成形した
後か、薄葉紙で被覆した後に熱処理を行って形状安定性
を高めることが好ましい。透液性シート２３の左右側部
に一対の立上がりギャザー２４、２４を配設すると、脚
部開口からの漏れを確実に防ぐことができる。立上がり
ギャザー２４の１つの側縁は袋状に形成し、その内部に
伸長状態の弾性糸２４ａを添設し、他方の側縁を透液性
シート２３または外シート１に接着する。立上がりギャ
ザー２４の長手方向両端部は透液性シート２３上面に接
着する。
【００２１】吸収本体２は、外シート１の中央部位に積
層して接着される。この吸収本体２の長手方向端部から
ウエストラインまで通気性シート１３、１３を積層する
ことが好ましい。このシート１３としては不織布や開孔
フィルム等が用いられる。シート１３で吸収本体２の端
部を覆うことによって、吸収本体２の端部がパンツ内で
肌側へ露出されるのを防止して美麗な形状に仕上げるこ
とができる。吸収本体２を積層した後は、外シート１を
長手方向に半分に２つ折りし、両側部５ａ、５ｂをヒー
トシール等の溶着手段で接着すれば、パンツ型に成形で
きる。
層して接着される。この吸収本体２の長手方向端部から
ウエストラインまで通気性シート１３、１３を積層する
ことが好ましい。このシート１３としては不織布や開孔
フィルム等が用いられる。シート１３で吸収本体２の端
部を覆うことによって、吸収本体２の端部がパンツ内で
肌側へ露出されるのを防止して美麗な形状に仕上げるこ
とができる。吸収本体２を積層した後は、外シート１を
長手方向に半分に２つ折りし、両側部５ａ、５ｂをヒー
トシール等の溶着手段で接着すれば、パンツ型に成形で
きる。
【００２２】本発明では、このように吸収部材２２と胴
部フィットギャザーの弾性体３２が重ならないので、胴
部フィットギャザーは自由に伸縮を行うことができ、着
用者の腹部および臀部にパンツが確実に密着する構成と
なっている。さらにこの胴部フィットギャザー部分には
通気性の外シート１、必要によりさらに通気性シート１
３が積層されるだけなので、この部分の通気性は高く、
使い捨てパンツ内の蒸れを確実に防止することができ
る。
部フィットギャザーの弾性体３２が重ならないので、胴
部フィットギャザーは自由に伸縮を行うことができ、着
用者の腹部および臀部にパンツが確実に密着する構成と
なっている。さらにこの胴部フィットギャザー部分には
通気性の外シート１、必要によりさらに通気性シート１
３が積層されるだけなので、この部分の通気性は高く、
使い捨てパンツ内の蒸れを確実に防止することができ
る。
【００２３】図４は本発明の使い捨てパンツの他の実施
例を示し、パンツ中央を前後縦方向に切断した要部断面
図である。最外シート１１の端部には上述のように折り
返し部１１ａが形成される。そして吸収本体２の長手方
向端部（ウエスト側端部）２Ａにおいては、非透液性シ
ート２１が折り返され、折り返し部２１ａが形成され、
この折り返し部２１ａの左右側部は透液性シート２３に
接着され、パンツ中央側にポケット状の開口Ｄを形成す
る帯状シート２５が形成される。この帯状シート２５は
透液性シート２３の上面を流れる尿等を捕捉すると共
に、吸収部材２２の端部から尿等が漏れ出ないように阻
止する働きを有する。この帯状シート２５における開口
Ｄの端縁は折り返して袋状にして、内部に伸長状態の弾
性糸３４を添設することが好ましく、この構成によって
弾性糸３４は着用者の肌にぴったり密接するため、尿が
肌を伝って吸収本体２の外部へ漏れ出てしまうのを防止
することができる。
例を示し、パンツ中央を前後縦方向に切断した要部断面
図である。最外シート１１の端部には上述のように折り
返し部１１ａが形成される。そして吸収本体２の長手方
向端部（ウエスト側端部）２Ａにおいては、非透液性シ
ート２１が折り返され、折り返し部２１ａが形成され、
この折り返し部２１ａの左右側部は透液性シート２３に
接着され、パンツ中央側にポケット状の開口Ｄを形成す
る帯状シート２５が形成される。この帯状シート２５は
透液性シート２３の上面を流れる尿等を捕捉すると共
に、吸収部材２２の端部から尿等が漏れ出ないように阻
止する働きを有する。この帯状シート２５における開口
Ｄの端縁は折り返して袋状にして、内部に伸長状態の弾
性糸３４を添設することが好ましく、この構成によって
弾性糸３４は着用者の肌にぴったり密接するため、尿が
肌を伝って吸収本体２の外部へ漏れ出てしまうのを防止
することができる。
【００２４】図５は、帯状シート２５を別部材で構成す
る実施例を示す一部断面図である。帯状シート２５は、
少なくとも吸収本体２の幅方向の長さと同等に形成され
（図５の紙面貫通方向）、ウエスト側端縁２５ｂが非透
液性シート２１の端部２１ｂに積層して接着される。帯
状シートのもう一方の端縁は、図４に示した様なパンツ
中央側にポケット状の開口Ｄを形成する構成としても良
いし、あるいは透液性シート２３の上面に全体を接着し
てしまっても構わない。
る実施例を示す一部断面図である。帯状シート２５は、
少なくとも吸収本体２の幅方向の長さと同等に形成され
（図５の紙面貫通方向）、ウエスト側端縁２５ｂが非透
液性シート２１の端部２１ｂに積層して接着される。帯
状シートのもう一方の端縁は、図４に示した様なパンツ
中央側にポケット状の開口Ｄを形成する構成としても良
いし、あるいは透液性シート２３の上面に全体を接着し
てしまっても構わない。
【００２５】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、胴部フィットギャザーの伸縮力が吸収本体によって
妨げられることなく発揮されるため、密着性が非常に良
好になると共に、胴部フィットギャザーの内側に吸収本
体が存在しないため、パンツ外観もモコモコと嵩張るこ
となく、美麗である。また本発明においては胴部フィッ
トギャザーの内側に非透液性シートを積層しない構成で
あるので、着用者の腹部や臀部・背部を覆うパンツの通
気性が極めて高く、パンツ内の蒸れを防止して着用感を
一層向上させることとなった。
で、胴部フィットギャザーの伸縮力が吸収本体によって
妨げられることなく発揮されるため、密着性が非常に良
好になると共に、胴部フィットギャザーの内側に吸収本
体が存在しないため、パンツ外観もモコモコと嵩張るこ
となく、美麗である。また本発明においては胴部フィッ
トギャザーの内側に非透液性シートを積層しない構成で
あるので、着用者の腹部や臀部・背部を覆うパンツの通
気性が極めて高く、パンツ内の蒸れを防止して着用感を
一層向上させることとなった。
【図１】本発明の使い捨てパンツの正面説明図である。
【図２】図１に示す使い捨てパンツの解体説明図であ
る。
る。
【図３】図１に示す使い捨てパンツの分解積層説明図で
ある。
ある。
【図４】本発明使い捨てパンツの長手方向一部断面説明
図である。
図である。
【図５】本発明使い捨てパンツの長手方向一部断面説明
図である。
図である。
【図６】従来の使い捨てパンツの解体説明図である。
１ 外シート ２ 吸収本体 １１ 最外シート １２ 内側シート ２１ 非透液性シート ２２ 吸収部材 ２３ 透液性シート ２４ 立上がりギャザー ３１、３２、３３ 弾性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 幸子 大阪市中央区瓦町１丁目４番11号 トー ヨー衛材株式会社内 (56)参考文献 特開 平４−289201（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−231660（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−166150（ＪＰ，Ａ) 実開 平６−421（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−32718（ＪＰ，Ｕ) 特表 平５−501976（ＪＰ，Ａ)
Claims (8)
- 【請求項１】 ウエスト部開口と脚部開口を有するパン
ツを形成する不織布製の外シートと、透液性シートと非
透液性シートおよび両シートの間に装填される吸収部材
からなり前記外シートの内側に配設される吸収本体によ
り構成され、ウエスト部開口の周縁および脚部開口の周
縁に伸張状態の弾性体が配設されると共に、上記ウエス
ト部用弾性体と略平行に複数本の弾性体からなる胴部フ
ィットギャザーがパンツの全周に連続して配設されてい
る使い捨てパンツにおいて、 前記吸収部材の長手方向端部を、ウエスト部開口から最
も離れた胴部フィットギャザー用弾性体よりも股下側に
位置させて、該吸収部材と胴部フィットギャザーが重な
らないように設けられていることを特徴とする使い捨て
パンツ。 - 【請求項２】 ウエスト部開口と脚部開口を有するパン
ツを形成する不織布製の外シートと、透液性シートと非
透液性シートおよび両シートの間に装填される吸収部材
からなり前記外シートの内側に配設される吸収本体によ
り構成され、ウエスト部開口の周縁および脚部開口の周
縁に伸張状態の弾性体が配設されると共に、上記ウエス
ト部用弾性体と略平行に複数本の弾性体からなる胴部フ
ィットギャザーがパンツの全周に連続して配設されてい
る使い捨てパンツにおいて、 前記吸収本体の長手方向端部を、ウエスト部開口から最
も離れた胴部フィットギャザー用弾性体よりも股下側に
位置させて、該吸収本体と胴部フィットギャザーが重な
らないように設けられていることを特徴とする使い捨て
パンツ。 - 【請求項３】 吸収本体の長手方向両端部において、該
両端部から延設する非透液性シートの端部を透液性シー
ト側に折り返した構成の帯状シートが設けられているも
のである請求項１または２に記載の使い捨てパンツ。 - 【請求項４】 吸収本体の長手方向両端部において、該
両端部から延設する非透液性シートの端部に別体のプラ
スチックフィルムを積層して接着した構成の帯状シート
が設けられているものである請求項１または２に記載の
使い捨てパンツ。 - 【請求項５】 帯状シートを、吸収本体の非透液性シー
トまたは透液性シート上に、該吸収本体の幅方向側縁に
おいて接着することにより、該帯状シートをパンツ長手
方向の中央側において開口するポケット状に形成するも
のである請求項３または４に記載の使い捨てパンツ。 - 【請求項６】 ポケットを形成する帯状シートの開口縁
に、伸長状態の弾性部材が添設されている請求項５に記
載の使い捨てパンツ。 - 【請求項７】 外シートは、２枚の不織布と該不織布間
に弾性体が挟持された構成であって、最外の不織布はウ
エスト開口部側において延設され、該延設部が内側に折
り返されて少なくともウエスト開口部用弾性体の上に積
層されており、かつ該折り返し部から吸収本体長手方向
端部までを覆うように通気性シートが積層されている請
求項１〜６のいずれかに記載の使い捨てパンツ。 - 【請求項８】 大人用のサイズに形成されている請求項
１〜７のいずれかに記載の使い捨てパンツ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7095608A JP2690870B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 使い捨てパンツ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7095608A JP2690870B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 使い捨てパンツ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08280739A JPH08280739A (ja) | 1996-10-29 |
| JP2690870B2 true JP2690870B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=14142274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7095608A Expired - Lifetime JP2690870B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 使い捨てパンツ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2690870B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013161717A1 (ja) | 2012-04-23 | 2013-10-31 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
| WO2013161715A1 (ja) | 2012-04-23 | 2013-10-31 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69838982T2 (de) | 1998-05-29 | 2008-12-24 | Toyo Eizai K.K., Kawanoe | Wegwerfunterhose und verfahren zu ihrer kontinuierlichen herstellung |
| JP4198313B2 (ja) * | 2000-12-08 | 2008-12-17 | 大王製紙株式会社 | 使い捨て紙おむつ |
| JP3717397B2 (ja) | 2000-11-30 | 2005-11-16 | ユニ・チャーム株式会社 | 使い捨ておむつ |
| JP4540601B2 (ja) * | 2005-12-22 | 2010-09-08 | 花王株式会社 | 使い捨て着用物品 |
| US7727216B2 (en) * | 2006-07-05 | 2010-06-01 | Unicharm Corporation | Diaper for adults |
| JP4570594B2 (ja) * | 2006-07-21 | 2010-10-27 | 花王株式会社 | パンツ型使い捨ておむつ |
| JP4753833B2 (ja) * | 2006-10-20 | 2011-08-24 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
| JP4804306B2 (ja) * | 2006-10-25 | 2011-11-02 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
| JP5022107B2 (ja) * | 2007-05-31 | 2012-09-12 | 大王製紙株式会社 | パンツ型の紙おむつ |
| JP5550208B2 (ja) * | 2007-12-06 | 2014-07-16 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
| JP5000551B2 (ja) * | 2008-03-04 | 2012-08-15 | 花王株式会社 | 吸収性物品及び吸収性本体保持カバー |
| JP2009034547A (ja) * | 2008-11-11 | 2009-02-19 | Daio Paper Corp | 使い捨て紙おむつ |
| JP4823325B2 (ja) * | 2009-02-25 | 2011-11-24 | 大王製紙株式会社 | パンツ型使い捨て紙おむつ |
| JP2010273961A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Livedo Corporation | 使い捨てパンツ型おむつ |
| JP5602523B2 (ja) * | 2010-07-05 | 2014-10-08 | 株式会社リブドゥコーポレーション | 使い捨ておむつ |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE500808C2 (sv) * | 1989-11-17 | 1994-09-05 | Moelnlycke Ab | Urinuppsamlande inlägg i en blöja eller ett inkontinensskydd |
| JP2894770B2 (ja) * | 1990-02-08 | 1999-05-24 | 大王製紙株式会社 | 紙おむつとその製造方法 |
| JP2833720B2 (ja) * | 1991-03-19 | 1998-12-09 | ユニ・チャーム株式会社 | 使い捨てブリーフ |
| JP2599018Y2 (ja) * | 1992-06-18 | 1999-08-30 | トーヨー衛材株式会社 | パンツ型使い捨ておむつ |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP7095608A patent/JP2690870B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013161717A1 (ja) | 2012-04-23 | 2013-10-31 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
| WO2013161715A1 (ja) | 2012-04-23 | 2013-10-31 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
| US9889050B2 (en) | 2012-04-23 | 2018-02-13 | Unicharm Corporation | Absorbent article |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08280739A (ja) | 1996-10-29 |
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