JP2833720B2 - 使い捨てブリーフ - Google Patents
使い捨てブリーフInfo
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Description
に関する。このブリーフは、使い捨てのおむつや使い捨
てのトレニングパンツ等に応用することもできる。
ー16920、同3ー16923等によって公知であ
る。このうち実開平3ー16923の開示技術ではブリ
ーフのトップシートが伸縮性不織布であり、バックシー
トは、伸縮性不織布と伸縮性中敷シートとを接合して構
成してある。このブリーフはこれら伸縮性素材の使用に
よりフィット性が良好である。
シート、バックシート及び中敷シートのすべてを伸縮性
素材を使用することで、ブリーフのほぼ全体に伸縮性を
持たせることができる。このブリーフは、フィット性が
極めて優れている反面、伸縮性の中敷シートには不通気
性のプラスチックシートを使用することにより通気性が
犠牲になるという問題がある。そのため、前記公知技術
の場合は、中敷シートのサイズを不織布のサイズより小
さ目にすることでその問題解決をしている。ところが、
中敷シートに好適な伸縮性のプラスチックシートや伸縮
性の不織布は、非伸縮性の素材と比べると、それらの原
料素材、及び製造工程のいずれにおいても。コスト高の
傾向にあることが一般に知られている。そのために、こ
の種の伸縮性ブリーフには、一般消費者に少なからず経
済的負担を強いるという問題が残る。
部材を幅広く配置することなどにより、主として、伸縮
性素材の使用を削減または不要とし、前記従来技術の問
題を解決しようとするものである。
ップシートと、不透水性のバックシートと、該両シート
の間に介在する吸水性コアとからなり、胴周り開口部の
端縁に沿って複数本の第1の弾性部材と、一対の脚周り
開口部の端縁に沿って第2の弾性部材とが配置してある
使い捨てブリーフを前提にしている。
第3の弾性部材が、前記第1の弾性部材の下部からおむ
つの股下区域へ向かう胴周りの所要範囲にわたって配置
してあり、前記ブリーフの縦方向における前記第3の弾
性部材の間隔が、前記第1の弾性部材の間隔よりも大き
くしてあり、前記第3の弾性部材の伸張応力が、前記第
1の弾性部材のそれよりも小さくしてあり、複数本の前
記第3の弾性部材のうちの一部が、前記コアを横切って
前記バックシート側から前記トップシート側へ押圧して
いることを特徴とする。
第1の弾性部材の伸張倍率が、1.2〜3.0倍で、そ
の時の伸張応力が、100mm長当り15〜150gで
あり、前記第3の弾性部材の伸張倍率が、1.1〜2.
5倍で、その時の伸張応力が100mm長当り5〜80
gであることを含む。
て、前記第1および第3の弾性部材が、300〜100
0デニールであることを含む。
として、前記バックシートが、非伸縮性のプラスチック
フィルムと非伸縮性の不織布とのラミネートであり、か
つ該不織布がブリーフの外側に位置していることを含
む。
明すると、以下のとおりである。
は、ブリーフ1の分解斜視図である。ブリーフ1は、一
対の脚周り開口部2と、胴周り開口部3とを有し、透水
性トップシート8と、不透水性バックシート9と、マッ
ト状の吸水性コア10と、脚周り方向へ延在する弾性部
材4と、胴周り方向へ延在する弾性部材5とから構成し
てある。ブリーフ1は、前後区域13、14と、それら
間の股下区域15とを有し、股下区域15の両側縁に脚
周り開口部2を画成するための切欠縁16を有してい
る。バックシート9は、内面の通気不透水性のプラスチ
ックシート12が外面の肌触りの良い通気性の不織布1
1に接着剤または融着手段で接合することで構成してあ
る。この構成によりバックシート9は、通気不透水性で
ある。プラスチックシート12の上面には、それが伸縮
可能なように、吸水性コア10が接着剤または融着手段
で間欠的に接合してある。トップ及び/またはバックシ
ート8、9の切欠縁16には、脚周り弾性部材4が、か
つ、胴周り開口用端部には弾性部材5が配置してある。
いずれの弾性部材も、好ましくは、複数本の弾性リボン
からなり、それが伸長下に、トップシート8及び/また
はバックシート9に接着剤で接合してある。こうした構
成を有する積層体は、その中央部で縦方向に二つ折りに
重ねてその両側縁をヒートシール手段で接合すること
で、図1に示すブリーフ1に構成してある。
り、脚周り開口部2、胴周り開口部3に多数のギャザ−
を形成する。胴周り弾性部材5は、それぞれ複数本の上
部弾性部材6と下部弾性部材7とから構成してある。下
部弾性部材7は、上部弾性部材6の下縁から股下区域1
5へ向かう所要範囲にわたり、ブリーフ1の縦方向にお
ける下部弾性部材7の間隔を上部弾性部材6のそれより
も大きくして配置してある。複数本の下部弾性部材7の
うち一部は、コア10の領域を横切ってバックシート9
側からトップシート8側へその収縮によって押圧してい
る。
3.0倍の範囲で、そのときの伸張応力が100mm長
あたり15〜150gである。下部弾性部材7は、伸張
倍率が1.1〜2.5倍の範囲で使用してあり、そのと
きの伸張応力が100mm長当たり5〜80gである。
下部弾性部材7の伸張倍率と伸張応力とは、上部弾性部
材6のそれらより常に小さくしてあることが必要であ
る。上下部弾性部材6、7は、300〜1000デニ−
ルのものが好適に使用される。上下部弾性部材6、7の
特性は、前記数値範囲において、トップシート、バック
シート8、9の素材や接着剤の特性を勘案し、適宜選択
することができる。
率を、その上部から下部へ向かって、例えば、1本毎に
順次変えることで、伸縮性を緩やかに変化させることが
できる。
弾性部材5を非伸縮性のバックシートに接合し、このバ
ックシートを伸縮性のトップシートと組み合わせること
で、構成してもよい。
り上下部弾性部材のうち下部弾性部材が股下区域へ向か
う所要範囲にわたって配置されていることで、ブリーフ
がたとえ非伸縮性の素材からできていても、胴周りの所
要範囲にわたって伸縮性を持たせることができる。
の間隔が、第1の弾性部材の間隔よりも大きくし、か
つ、第3の弾性部材の伸張応力が、第1の弾性部材のそ
れよりも小さくしてあることで、第1の弾性部材によっ
て公知のブリーフと同様に着用者の胴周りに確実に密着
保持するとともに、第3の弾性部材によって、着用者の
腹部を圧迫し過ぎないように、ブリーフの所要域を腹部
に比較的軽く接触させることができ、かつ、そのため、
コアが着用者の身体から外方へ離れることによる排泄液
吸収の低下を未然に防ぐことができ、ひいては、排泄液
の漏れを極力抑制することができる。なお、ブリーフ
は、着用者の腹部を圧迫し過ぎないため、着用者が腹式
呼吸をする乳幼児である場合に特に好適である。
水性コアの領域を横切ってバックシート側からトップシ
ート側へ押圧していることで、ブリーフの着用中にコア
の長さ方向端部近傍が着用者の身体から外方へ離れて浮
き出ることがなく、その点でも、コアの前記排泄液吸収
の低下を未然に防ぐことができるとともに、着用体裁を
良好に保つことができる。
Claims (4)
- 【請求項1】透水性のトップシートと、不透水性のバッ
クシートと、該両シートの間に介在する吸水性コアとか
らなり、胴周り開口部の端縁に沿って複数本の第1の弾
性部材と、一対の脚周り開口部の端縁に沿って第2の弾
性部材とが配置してある使い捨てブリーフにおいて、 複数本の第3の弾性部材が、前記第1の弾性部材の下部
からおむつの股下区域へ向かう胴周りの所要範囲にわた
って配置してあり、 前記ブリーフの縦方向における前記第3の弾性部材の間
隔が、前記第1の弾性部材の間隔よりも大きくしてあ
り、 前記第3の弾性部材の伸張応力が、前記第1の弾性部材
のそれよりも小さくしてあり、 複数本の前記第3の弾性部材のうちの一部が、前記コア
を横切って前記バックシート側から前記トップシート側
へ押圧している ことを特徴とする 前記ブリーフ。 - 【請求項2】前記第1の弾性部材の伸張倍率が、1.2
〜3.0倍で、その時の伸張応力が、100mm長当り
15〜150gであり、前記第3の弾性部材の伸張倍率
が、1.1〜2.5倍で、その時の伸張応力が100m
m長当り5〜80gである請求項1記載の使い捨てブリ
ーフ。 - 【請求項3】前記第1および第3の弾性部材が、300
〜1000デニールである請求項1記載の使い捨てブリ
ーフ。 - 【請求項4】前記バックシートが、非伸縮性のプラスチ
ックフィルムと非伸縮性の不織布とのラミネートであ
り、かつ該不織布がブリーフの外側に位置している請求
項1記載の使い捨てブリーフ。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP3081005A JP2833720B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 使い捨てブリーフ |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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-
1991
- 1991-03-19 JP JP3081005A patent/JP2833720B2/ja not_active Expired - Lifetime
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