JPS62243807A - 使い捨て吸収性パンツ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、乳幼児用のおむつ・いわゆるトレーニングパ
ンツ、失禁者用おむつ等として供するための、予め完全
なパンツ型に形成された使い捨て吸収性パンツに関する
。

（従来の技術） 従来、予め完全なパンツ型に形成され、ウェストバンド
と一対のレッグホールとにそれぞれ伸縮部材を有する使
い捨て吸収性パンツが特開昭５８−１１５０７において
開示されている。

（発明が解決しようとする問題点） 前記公知技術のパンツによれば、前身頃と後身頃とを形
成する大きさの横長方形の透水性トップシートと同形の
不透水性バックシートとの間に、これらの横方向対向端
間の中央領域にスペースをおいて前身頃と後身頃用のそ
れぞれの吸収性コアが介在し、該バックシートの上端に
ウェストバンド用伸縮部材、その下端にレッグホール用
伸縮部材がそれぞれ接着されてパンツ本体が形成され、
該スペース部を中心として該パンツ本体を折り返され、
該折り返しスペース部の反対側縁において前身頃と後身
頃とが接合され、かつ、該側縁と該折り返しスペース部
である他側縁との間の下端において前身頃と後身頃とが
接合されることにより。

パンツ型に形成されている。しかし、この公知のパンツ
のように前身頃および後身頃のウェストバンドが環状に
連結されているものにおいては、着用に際して、テープ
ファスナーでウェストバンドを締結する開放型の使い１
拾でおむつとは異なり。

前身頃および後身頃の横方向対向側の重ね合せ幅や、ウ
ェストバンドを含むその近傍二分の締め付は状態を適宜
調整することができない、そのうえ。

パンツの構成素材は布製のおむつカバーに比較して剛性
であり、また、一般に乳幼児の腹部は突出している。そ
のため、パンツは、着用状態において、腹部の側がきつ
くなる一方、ウェストバンドの下部近傍がたるみ皺が生
ずる。

したがって１本発明の目的は、前記問題点をきわめて簡
単な手段によって解決しうる使い捨て吸収性パンツを提
供することにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、前記問題点を解決するため１着用者の肌に接
する透水性トップシート、該トップシートと反対側に位
置する不透水性バックシートおよび該両シートの間に介
在する吸収性コアからなるパンツ本体と、ウェストバン
ドおよび一対のレッグホールにそれぞれ伸縮ギヤザーを
作る伸縮部材とを含む使い捨て吸収性パンツにおいて、
前記パンツ本体は、前身頃、後身頃および股下領域が縦
方向に継目なく連続し該本体を縦方向に二分する横方向
中心線を介して前記トップシートが内側に位置する状態
で縦方向に折り返され、その状態で前身頃および後身頃
の横方向対向側縁において接合され、前身頃および後身
頃のそれぞれの下部の横幅は前身頃および後身頃のそれ
ぞれの前記ウェストバンド部の横幅よりも広く形成され
、後身頃の広さは、前記パンツ本体の展開状態において
股下領域における横方向対向側に前記レッグホールを形
成する凹欠部が前身頃の側に偏位して設けられることに
よって、前身頃の広さよりも大きく形成されていること
を特徴とする前記パンツに存する。

好ましい実施例においては、前記凹欠部は曲線に形成さ
れている。

（実施例） さらに１本発明にかかるパンツを図示の実施例に基づい
て説明すると、以下のとおりである。

第１図ないし第３図において、パンツ本体１は。

透水性トップシート２と、同大の不透水性バックシート
３と、該両シートよりも小さい吸収性コア４とからなる
。また、パンツ本体は、ウェストバンドにギヤザーを作
る伸縮部材５ａ、　５ｂと、レッグホールにギヤザーを
作る伸縮部材６ａ、　６ｂとを有する。

トップシート２には少なくとも熱溶着性繊維を含む不織
布、バックシート３にはプラスチックフィルムまたは該
フィルムと不織布とのラミネートシート、コア４にはフ
ラップパルプまたは該バルブと高吸収性ポリマー粒子と
の混合物のマツ１へ状体とその上下面に配置する透水性
シートが使用されている。伸縮部材５ａ、　５ｂ、　６
ａ、　６ｂには比較的広幅たとえば１０〜４５■のウレ
タンホームまたは熱処理によって伸縮性を発現するプラ
スチックフィルムが使用されている。

前身頃７および後身頃８におけるトップシート２とバッ
クシート３の縦方向対向端間、すなわち、ウェストバン
ド１０ａ、　１０ｂには、伸縮部材５ａ、５ｂが介在し
接着されている。伸縮部材５ａ、　５ｂ、　６ａ。

６ｂ、とくに６ａ、　６ｂは、前身頃７および後身頃８
におけるコア４の側縁から外側へｌθ〜１３０膿、好ま
しくは３０〜１１０ｍ、さらに好ましくは５０〜！３５
ｍ＋延びている。その延び長さはＬで示してあり、その
Ｌはコア４の側縁と後記溶着凹条溝１４の内側縁との間
隔の長さを示す。

股下領域９におけるトップシート２とバックシート３の
横方向対向側には、レッグホール１１を形成するため、
パンツ本体ｌを縦方向に二分する横方向中心線Ｘよりも
前身頃７の側へ偏位する半楕円状の凹欠部１２が設けら
れている。したがって。

パンツ本体１は前身頃７よりも後身頃８が広く形成され
ている。前身頃７および後身頃８の凹欠部１２の縦方向
対向端間には、伸縮部材５ａ、５ｂと平行に横方向へ延
びる伸縮部材６ａ、　６ｂが介在し接着されている。ト
ップシー１−２とバックシート３の中央領域には、股下
領域９において幅狭く、かつ。

前身頃７よりも後身頃８において広く形成されている砂
時計型のコア４が比較的不動に接着されている。トップ
シート２とバックシート３の外周縁や、トップシート２
および／またはバックシート３に対する伸縮部材５ａ、
　５ｂ、　６ａ、　６ｂや、トップシート２および／ま
たはバックシート３に対するコア４のそれぞれの接着は
、ホットメルト型接着剤または熱溶着でなされている。

前身頃７および後身頃８の下部の横［ＷＬは。

前身頃７および後身頃８のウェストバンド部１０ａ。

１０ｂの横幅Ｗ２よりも広く形成きれている。

第４図、第５図においては、パンツ本体１の他の実施例
を示しである。このパンツ本体１は、前記実施例のそれ
と実質的に同じであるが、伸縮部材６ａ　、　６ｂとし
て複数本の糸状ゴムが使用され、凹欠部Ｉ２の縦方向内
側には、互いに平行に縦方向へ延び伸縮部材６ａ、６ｂ
と接続する比較的広幅たとえば１０〜４５■のウレタン
フオームまたは熱処理によって伸縮性を発現するプラス
チックフィルムからなる伸縮部材６ｃが接着されている
。また、前身頃７および後身頃８の中央部が絞られ、そ
れによってパンツの身体に対するフィツト性がよりよく
なるように、それらの横方向対向側縁に凹欠部１３が設
けられている。

第１図、第２図、第４図に示すように、パンツ本体ｌは
、横方向中心線Ｘ（第３図、第４図参照）を介してトッ
プシート２が内側になるように縦方向に折り返され、前
身頃７および後身頃８の対向側縁に沿い、しかも外側縁
を適宜幅Ｗ３、好ましくはｌ０ＩＩＩｌ以下残して加圧
下に連ｖｔ！ｌＡに溶着されることによって接合されて
いる。第６図に示すように、その接合線上は加圧溶着に
よって凹条溝１４に形成されている。したがって、その
溶着によって硬くなった二分が着用者の肌に接触して痛
みや傷を与えることがない、なお、その溶着性を一層よ
くするため、その際、その接合二分におけるトップシー
ト２とバックシート３との間またはトップシート２同士
の間にそれらよりも低融性のプラスチックシートが介在
せしめられることがある。

（発明の効果） 以上のように構成された本発明にかかるパンツによれば
、完全なパンツ型に形成されているので。

着用時に組み立てる従来の使い捨ておむつに比較して１
着用体裁がきわめて良好であり、乳幼児のいわゆるトレ
ーニングパンツやボケ老人・失禁者用パンツとして好適
である。

とくに１本発明にかかるパンツによれば、パンツ本体は
、前身頃、後身頃および股下領域が縦方向に継目なく連
続しているから、股下領域において継ぐことによって着
用者にごわごわした不快感を与えたり、その継目から破
損して排泄物が漏れたりすることがない、また、前身頃
および後身頃のそれぞれの下部の横幅は、前身頃および
後身頃のそれぞれのウェストバンド部の横幅よりも広く
形成され、かつ、後身頃の広さは、パンツ本体の展開状
態において股下領域の横方向対向側にレッグホールを形
成する凹欠部が前身頃の側に偏位して設けられることに
よって、前身頃の広さよりも大きく形成されているから
、パンツ本体の構成素材が剛性を有し、乳幼児のように
着用者の腹部が突出していても１着用状態において、腹
部の側がきつくなったり、ウェストバンド部の下部近傍
がたるみ皺が生じたりすることなく、身体によくみツト
するとともに、ずれ落ちるようなことがない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明にかかるパンツの実施態様を示すもので、
第１図は組み立て斜視図、第２図は横方向に伸長した組
み立て平面図、第３図は一部を切欠した展開平面図、第
４図、第５図は第２図、第３図にそれぞれ相当する他の
実施例を示す図、第６図は第２図、第４図におけるＹ−
Ｙ線の拡大断面図である。 １・・・パンツ本体、２・・・トップシート、３・・・
バックシート、４・・・コア、　５ａ、５ｂ、６ａ、６
ｂ、６ｃｍ伸縮部材、７・・・前身頃、８・・・後身頃
、９・・・股下領域、）Ｏａ、１０ｂ・・・ウェストバ
ンド、１１・・・レッグホール、１２・・・凹欠部、１
４・・・溶着凹条溝。 第１図 、１０ 第２図 Ｗ冑

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）着用者の肌に接する透水性トップシート、該トッ
   プシートと反対側に位置する不透水性バックシートおよ
   び該両シートの間に介在する吸収性コアからなるパンツ
   本体と、ウェストバンドおよび一対のレッグホールにそ
   れぞれ伸縮ギャザーを作る伸縮部材とを含む使い捨て吸
   収性パンツにおいて、 前記パンツ本体は、前身頃、後身頃および股下領域が縦
   方向に継目なく連続し該本体を縦方向に二分する横方向
   中心線を介して前記トップシートが内側に位置する状態
   で縦方向に折り返され、その状態で前身頃および後身頃
   の横方向対向側縁において接合され、 前身頃および後身頃のそれぞれの下部の横幅は前身頃お
   よび後身頃のそれぞれの前記ウェストバンド部の横幅よ
   りも広く形成され、 後身頃の広さは、前記パンツ本体の展開状態において股
   下領域における横方向対向側に前記レッグホールを形成
   する凹欠部が前身頃の側に偏位して設けられることによ
   って、前身頃の広さよりも大きく形成されている、 ことを特徴とする前記パンツ。
2. （２）前記凹欠部は曲線に形成されている特許請求の範
   囲第１項記載のパンツ。