JP4289333B2 - 受信装置 - Google Patents

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    • H04B1/28Circuits for superheterodyne receivers the receiver comprising at least one semiconductor device having three or more electrodes

Description

本発明は受信装置に関し、特に、携帯型デジタルテレビジョン放送受信機に適用して好適なものである。
デジタルCS(Communication Satellite)放送やBS(Broadcast Satellite)放送、デジタル地上波放送等、テレビジョン放送のデジタル化が進められてきており、アナログのテレビジョン放送からデジタルのテレビジョン放送への移行が進められている。ここで、電池駆動型の携帯型デジタル放送受信機においては、小型・軽量化と共に、電池持続時間が商品の生命線であるから、低消費電力化が極めて重要な課題となる。
一方、特許文献1には、受信セグメント数に応じてフィルタを切り換え、A/D変換以降の処理を共通化し、回路要素を少なくして低コストを図るとともに、FFT等復調処理のクロック周波数を受信セグメントに応じて変化させ(受信セグメント数が少ない場合、周波数を下げる)、低消費電力化を図る方法が開示されている。
特開2003−18496号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、1セグメント受信や3セグメント受信においても、復調部で処理される信号の中心周波数が4.1MHzと高いため、消費電力を充分に低減させることができない。このため、受信セグメント数に応じて、IF出力周波数を変化させることも考えられるが(例えば、3セグメント受信の場合は1MHz程度、3セグメント受信の場合は0.5MHz程度)、チューナ部において局部発振周波数を変化させることは極めて困難である。なぜならば、テレビジョン受信の場合は、例えば、UHF帯では300MHzと周波数帯域が広い上に、良く用いられるイメージキャンセルタイプのミキサーの場合は、局部発振信号として用いられるsin信号とcos信号の位相差を厳密に保証する必要があるため、元々設計マージンが少ないためである。しかも、IF周波数が低いため、チューナ部をCMOS−IC化した場合の1/Fノイズの影響が大きいという問題がある。さらに、RF周波数と局部発振周波数が近いため、局部発振信号のRF帯域への回り込みが発生するという問題もあった。
そこで、本発明の目的は、チューナにおける局部発振周波数を変化させることなく、復調部で処理される信号の中心周波数を低減させることが可能な受信装置を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係る受信装置によれば、放送波を受信するアンテナと、前記アンテナにて受信された放送波の搬送周波数信号に局部発振信号を混合することにより、前記放送波の搬送周波数を中間周波数に変換するチューナと、前記中間周波数に変換された放送信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器と、前記デジタル信号に変換された放送信号の中間周波数をより低い周波数に変換する周波数変換部と、前記周波数変換部にて周波数変換された放送信号の復調処理を行う復調部とを備えることを特徴とする。
これにより、デジタル信号に変換された放送信号の中間周波数をより低い周波数に変換することができ、復調部で処理される信号の中心周波数を低減させることを可能として、受信装置の消費電力を低減することが可能となる。また、復調部で処理される信号の中心周波数を低減させた場合においても、チューナにおける中間周波数を比較的高く一定に維持することができ、チューナをCMOS−IC化した場合においても、1/Fノイズの影響を抑制することが可能となるとともに、搬送周波数と局部発振周波数とを遠ざけることが可能となり、局部発振信号のRF帯域への回り込みを低減することができる。
また、本発明の一態様に係る受信装置によれば、前記チューナは、局部発振周波数に対応したSIN波を生成する発振器と、前記SIN波の位相を90°だけシフトさせることにより、前記SIN波からCOS波を生成するCOS波生成器と、前記アンテナにて受信された放送波の搬送周波数信号に前記SIN波を混合することにより、前記放送波の搬送周波数を中間周波数に変換する第1混合器と、前記アンテナにて受信された放送波の搬送周波数信号に前記COS波を混合することにより、前記放送波の搬送周波数を中間周波数に変換する第2混合器と、前記第2混合器にて生成された中間周波信号の位相を前記第1混合器にて生成された中間周波信号の位相に対して−90°だけシフトさせるフェイズシフタと、前記フェイズシフタにて位相がシフトされた中間周波信号を互いに加算する加算器とを備えることを特徴とする。
これにより、SIN信号とCOS信号との位相差を厳密に保証しつつ、イメージキャンセルタイプのミキサを構成することが可能となり、イメージ信号をキャンセルしつつ、受信装置の消費電力を低減することが可能となる。
また、本発明の一態様に係る受信装置によれば、受信セグメント数に関わらず前記チューナにて得られる中間周波数を一定にするとともに、前記デジタル信号に変換された放送信号の中間周波数を前記受信セグメント数に応じて変化させることを特徴とする。
これにより、チューナにおける中間周波数を変化させることなく、復調部で処理される信号の中心周波数を受信セグメント数に応じて低減させることが可能となり、信号品質の劣化を抑制しつつ、受信装置の消費電力を低減することが可能となる。
また、本発明の一態様に係る受信装置によれば、前記チューナにて得られる中間周波数は(64/63)×4MHz、前記デジタル信号に変換された放送信号の中心周波数は、3セグメント受信の場合は(64/63)MHz、1セグメント受信の場合は(64/63)×0.5MHzであることを特徴とする。
これにより、チューナにおける中間周波数を変化させることなく、復調部で処理される信号の中心周波数を受信セグメント数に応じた必要最低周波数に変換することが可能となり、信号品質の劣化を抑制しつつ、受信装置の消費電力を低減することが可能となる。
また、本発明の一態様に係る受信装置によれば、前記周波数変換部は、SIN信号波形またはCOS信号波形が登録されたテーブルの時間軸上での読み出し位置を変えることにより周波数を変化させる周波数変換用発振器を備えることを特徴とする。
これにより、デジタル信号に変換された放送信号の中間周波数をより低い周波数に簡単に変換することができ、回路構成の大規模化を抑制しつつ、受信装置の消費電力を低減することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る受信装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る受信装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、受信装置には、デジタル方式のテレビジョン放送の電波を受信するアンテナ1、アンテナ1にて受信された放送信号を増幅するローノイズアンプ2、ローノイズアンプ2にて増幅された放送波の搬送周波数信号に局部発振信号を混合することにより、放送波の搬送周波数を中間周波数に変換するイメージキャンセルミクサー3、イメージキャンセルミクサー3にて生成された中間周波信号から不要な帯域成分を除去するバンドパスフィルタ9、バンドパスフィルタ9を通過した中間周波信号をデジタル信号に変換するA/D変換器10、A/D変換器10にてデジタル信号に変換された放送信号の中間周波数をより低い周波数に変換するとともに、直交変調における同相成分Iと直交成分Qに分離する周波数変換IQ分離部11、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調処理を行うOFDM復調部15、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式による復調処理を行うMPEG復調部16、テレビジョン放送の音声を出力するスピーカ17およびテレビジョン放送の映像を表示するディスプレイ18が設けられている。なお、デジタル方式のテレビジョン放送としては、例えば、デジタルCS放送やデジタルBS放送、デジタル地上波放送等を挙げることができる。
ここで、イメージキャンセルミクサー3には、局部発振周波数に対応したSIN波を生成する発振器5、発振器5にて生成されたSIN波の位相を0°だけシフトさせるとともに、発振器5にて生成されたSIN波の位相を90°だけシフトさせることにより、SIN波およびCOS波を生成するSIN波/COS波生成器6、放送波の搬送周波数信号にSIN波を混合することにより、放送波の搬送周波数を中間周波数に変換する混合器4a、放送波の搬送周波数信号にCOS波を混合することにより、放送波の搬送周波数を中間周波数に変換する混合器4b、混合器4aにて生成された中間周波信号の位相を0°だけシフトさせるフェイズシフタ7a、混合器4bにて生成された中間周波信号の位相を−90°だけシフトさせるフェイズシフタ7bおよびフェイズシフタ7a、7bからの出力を互いに加算する加算器8が設けられている。
また、周波数変換IQ分離部11には、SIN信号波形またはCOS信号波形が登録されたテーブルの時間軸上での読み出し位置を変えることにより周波数を変化させる周波数変換用発振器(NCO:Numerical Controlled Oscillator)13、A/D変換器10にてデジタル信号に変換された放送信号の中間周波信号と周波数変換用発振器13にて生成されたSIN信号波形とを乗算することにより、直交変調における同相成分Iを抽出する乗算器12a、A/D変換器10にてデジタル信号に変換された放送信号の中間周波信号と周波数変換用発振器13にて生成されたCOS信号波形とを乗算することにより、直交変調における直交成分Qを抽出する乗算器12bおよび各乗算器12a、12bからの出力から不要な帯域成分を除去するFIR(Finite Impulse Response)フィルタ14が設けられている。
そして、アンテナ1にて受信されたデジタル方式のテレビジョン信号はローノイズアンプ2にて増幅された後、イメージキャンセルミクサー3に送られる。ここで、イメージキャンセルミクサー3では、局部発振周波数に対応したSIN波が発振器にて生成され、SIN波/COS波生成器6に送られる。そして、SIN波/COS波生成器6は、発振器5にて生成されたSIN波の位相を0°だけシフトさせるとともに、発振器5にて生成されたSIN波の位相を90°だけシフトさせることにより、SIN波およびCOS波を生成し、SIN波およびCOS波を混合器4a、4bにそれぞれ供給する。そして、混合器4aは、ローノイズアンプ2にて増幅されたテレビジョン信号の搬送周波数信号にSIN波を混合することにより、テレビジョン信号の搬送周波数を中間周波数に変換し、フェイズシフタ7aに出力する。また、混合器4bは、ローノイズアンプ2にて増幅されたテレビジョン信号の搬送周波数信号にCOS波を混合することにより、テレビジョン信号の搬送周波数を中間周波数に変換し、フェイズシフタ7bに出力する。そして、フェイズシフタ7aは、混合器4aにて生成された中間周波信号の位相を0°だけシフトさせ、加算器8に出力するとともに、フェイズシフタ7bは、混合器4bにて生成された中間周波信号の位相を−90°だけシフトさせ、加算器8に出力する。そして、加算器8は、フェイズシフタ7a、7bからの出力を互いに加算し、バンドパスフィルタ9に出力する。
そして、加算器8から出力された中間周波信号は、バンドパスフィルタ9にて不要な帯域成分が除去された後、A/D変換器10に送られ、デジタル信号に変換される。そして、デジタル信号に変換された中間周波信号は周波数変換IQ分離部11に送られ、中間周波信号がより低い周波数に変換される。すなわち、デジタル信号に変換された中間周波信号は乗算器12a、12bに送られる。そして、デジタル信号に変換された中間周波信号は、周波数変換用発振器13から出力されたSIN信号波形と乗算器12aにて乗算され、直交変調における同相成分Iが抽出される。また、デジタル信号に変換された中間周波信号は、周波数変換用発振器13から出力されたCOS信号波形と乗算器12bにて乗算され、直交変調における直交成分Qが抽出される、そして、乗算器12a、12bからそれぞれ出力された同相成分Iおよび直交成分QはFIRフィルタ14に送られ、乗算器12a、12bからそれぞれ出力された同相成分Iおよび直交成分Qから不要な帯域成分が除去される。
ここで、中間周波信号をA/D変換器10にてデジタル化してから、中間周波信号の中間周波数をより低い周波数に変換することにより、1/Fノイズの影響を回避することが可能となるとともに、ロジック処理にて周波数を変化させることができ、周波数変換処理を容易化することができる。
なお、イメージキャンセルミクサー3にて生成された中間周波信号の中間周波数は、受信セグメント数に関わらず一定にするとともに、デジタル信号に変換された放送信号の中間周波数は受信セグメント数に応じて変化させることが好ましい。例えば、イメージキャンセルミクサー3にて生成された中間周波信号の中間周波数は(64/63)×4MHz、デジタル信号に変換された放送信号の中心周波数は、3セグメント受信の場合は(64/63)MHz、1セグメント受信の場合は(64/63)×0.5MHzであることが好ましい。
図2は、本発明の一実施形態に係る周波数変換処理を示す図である。
図2において、1セグメント受信の場合では、中間周波数が(64/63)×4MHzの中間周波信号S1がイメージキャンセルミクサー3にて生成される。そして、(64/63)×4MHzの中間周波信号S1がA/D変換器10にてデジタル信号に変換された後、周波数変換IQ分離部11にて(64/63)×0.5MHzの中心周波数の信号S2に変換される。ここで、(64/63)×4MHzの中間周波信号S1を(64/63)×0.5MHzの中心周波数の信号S2に変換する時に、(64/63)×4MHzを中心として(64/63)×0.5MHzと対称な位置にイメージ信号S3が生成され、このイメージ信号S3をFIRフィルタ14にて除去することにより、(64/63)×0.5MHzの中心周波数の信号S2のみを抽出することができる。
一方、3セグメント受信の場合では、中間周波数が(64/63)×4MHzの中間周波信号S11がイメージキャンセルミクサー3にて生成される。そして、(64/63)×4MHzの中間周波信号S11がA/D変換器10にてデジタル信号に変換された後、周波数変換IQ分離部11にて(64/63)MHzの中心周波数の信号S12に変換される。ここで、(64/63)×4MHzの中間周波信号S11を(64/63)MHzの中心周波数の信号S12に変換する時に、(64/63)×4MHzを中心として(64/63)MHzと対称な位置にイメージ信号S13が生成され、このイメージ信号S13をFIRフィルタ14にて除去することにより、(64/63)MHzの中心周波数の信号S12のみを抽出することができる。
また、イメージキャンセルミクサー3にて生成された中間周波信号の中間周波数を、A/D変換器10にてデジタル信号に変換し、より低い周波数に変換する場合、SIN信号波形が登録されたSINテーブルを設け、SIN信号波形の時間軸上での読み出し位置を周波数変換用発振器13にて変えることにより、デジタル信号の周波数を簡単に変化させることができる。
ここで、周波数変換用発振器13の出力周波数は、周波数変換用発振器13のクロック周波数をf_clkとすると、以下の式で表すことができる。
出力周波数=(ステップ数×f_clk)/SINテーブル長
そして、例えば、(64/63)×4MHzの中間周波信号を(64/63)MHzおよび(64/63)×0.5MHzに周波数変換するには、(64/63)×3MHzおよび(64/63)×3.5MHzのSIN波をそれぞれ生成できればよい。従って、(64/63)×0.5MHzのステップで信号を生成できればよいため、
出力周波数=ステップ数×(64/63)×0.5MHzより、
f_clk/SINテーブル長=(64/63)×0.5MHzとなる。
そして、(64/63)×4MHzの中間周波信号をA/D変換するA/D変換器10のサンプリング周波数fs_clkを(64/63)×16MHzとした場合、SINテーブル長=((64/63)×16MHz)/((64/63)×0.5MHz)=32となり、図3に示すように、32ワード分のSINテーブルを用意すればよい。このSINテーブルを7ステップずつ読み出すと、(64/63)×3.5MHzの信号を発生させることができる。また、このSINテーブルを6ステップずつ読み出すと、(64/63)×3MHzの信号を発生させることができる。さらに、このSINテーブルに登録されたSIN信号波形の位相を90°だけずらしながら読み出しを行うと、COS信号波形を読み出すことができる。
また、SINテーブルは、SIN波形の周期性を考慮して、SIN波形の前半1/2周期分の16ワードまたは、同様に1/4周期分の8ワード分のSINテーブルで実現することも可能である。例えば、SIN波形の前半1/2周期分の16ワード分のSINテーブルを使用する場合、SIN波形の周期性から後半部は前半部の符号を反転(−1を掛ける)して読み出せばよい。
そして、図1において、デジタル信号に変換された放送信号の中間周波信号が周波数変換IQ分離部11にてより低い周波数に変換されると、OFDM復調部15に送られ、OFDM復調部15にてOFDM復調処理が行われる。ここで、OFDM復調部15には、TMCC復号部およびTS復調復号部が設けられ、周波数変換IQ分離部11から出力された放送信号はTMCC(Transmission Multiplexing Configulation Control:伝送多重制御)復号部およびTS(Transport Stream:伝送ストリーム)復調復号部に送られる。そして、TMCC復号部は、周波数変換IQ分離部11より出力された放送信号からTMCC情報を復号し、このTMCC情報をTS復調復号部に送る。そして、TS復調復号部は、TMCC復号部からTMCC情報を受け取ると、TMCC情報で特定される変調方式に基づいて復号方式を切り替えながら、周波数変換IQ分離部11より出力された放送信号からTS信号を復号する。
そして、OFDM復調部15にて復調されたTS信号はMPEG復調部16に送られ、MPEG復調部16にて映像信号および音声信号に復調される。そして、MPEG復調部16にて復調された音声信号はスピーカ17に送られ、スピーカ17からテレビジョン放送の音声が出力される。また、MPEG復調部16にて復調された映像信号はディスプレイ18に送られ、ディスプレイ18にてテレビジョン放送の映像が表示される。
これにより、デジタル信号に変換された放送信号の中間周波数をより低い周波数に変換することができ、OFDM復調部15で処理される信号の中心周波数を低減させることを可能として、受信装置の消費電力を低減させることが可能となる。また、OFDM復調部15で処理される信号の中心周波数を低減させた場合においても、イメージキャンセルミクサー3における中間周波数を比較的高く一定に維持することができ、イメージキャンセルミクサー3をCMOS−IC化した場合においても、1/Fノイズの影響を抑制することが可能となるとともに、搬送周波数と局部発振周波数とを遠ざけることが可能となり、局部発振信号のRF帯域への回り込みを低減させることができる。
本発明の一実施形態に係る受信装置の概略構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係る周波数変換処理を示す図。 本発明の一実施形態に係るSINテーブルの内容を示す図。
符号の説明
1 アンテナ、2 ローノイズアンプ、3 イメージキャンセルミクサー、4a、4b 混合器、5 発振器、6 SIN波/COS波生成器、7a、7b フェイズシフタ、8 加算器、9 バンドパスフィルタ、10 A/D変換器、11 周波数変換IQ分離部、12a、12b 乗算器、13 周波数変換用発振器、14 FIRフィルタ、15 OFDM復調部、16 MPEG復調部、17 スピーカ、18 ディスプレイ

Claims (4)

  1. 複数のセグメントで構成されるデジタル放送の放送波を受信するアンテナと、
    信された前記放送波の搬送周波数信号に局部発振信号を混合して、前記放送波の搬送周波数信号を、一定の周波数のアナログ中間周波信号に変換するチューナと、
    前記アナログ中間周波信号を第1のデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換器と、
    前記第1のデジタル信号を、前記第1のデジタル信号の周波数より低い周波数の第2のデジタル信号に変換し、当該第2のデジタル信号の周波数を、受信された前記放送波を構成するセグメントの数に応じて変化させる周波数変換部と、
    前記第2のデジタル信号の復調処理を行う復調部と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 前記チューナは、
    局部発振周波数に対応したSIN波を生成する発振器と、
    前記SIN波の位相を90°だけシフトさせることにより、前記SIN波からCOS波を生成するCOS波生成器と、
    前記アンテナにて受信された放送波の搬送周波数信号に前記SIN波を混合することにより、前記放送波の搬送周波数を中間周波数に変換する第1混合器と、
    前記アンテナにて受信された放送波の搬送周波数信号に前記COS波を混合することにより、前記放送波の搬送周波数を中間周波数に変換する第2混合器と、
    前記第2混合器にて生成された中間周波信号の位相を前記第1混合器にて生成された中間周波信号の位相に対して−90°だけシフトさせるフェイズシフタと、
    前記第1混合器にて生成された中間周波信号と、前記フェイズシフタにて位相がシフト
    された中間周波信号とを互いに加算する加算器とを備えることを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 前記チューナにて得られる中間周波数は(64/63)×4MHz、前記第2のデジタル信号に変換された放送信号の中心周波数は、3セグメント受信の場合は(64/63)MHz、1セグメント受信の場合は(64/63)×0.5MHzであることを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。
  4. 前記周波数変換部は、SIN信号波形またはCOS信号波形が登録されたテーブルの時間軸上での読み出し位置を変えることにより周波数を変化させる周波数変換用発振器を備えることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の受信装置。
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