JP4288968B2 - 電源回路及び電源供給制御装置 - Google Patents

電源回路及び電源供給制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、シリアル通信バスを介して接続された通信ホストから送信する電源オンオフコマンドにより電源出力機能が制御される電源回路に関し、特に、複数の電源回路に対してシリアル通信機能により電源供給を制御する電源供給制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の通信制御による電源回路の構成を示すブロック図である。
電源回路10は、外部に設けた通信ホスト(図示せず)から入力端子T1に送られた通信信号をデコードする通信回路11と、電源回路10の電圧出力Voutを設定する電圧設定レジスタ12と、電源回路10のオンオフ制御を行うオンオフレジスタ13と、電圧設定レジスタ12で可変設定された電源出力値をアナログ指令に変換するDA変換回路14と、+入力端子がDA変換回路14に接続され、−入力端子が外部端子T4と接続された誤差増幅回路15と、オンオフレジスタ13から出力されたオンオフ信号によりオンオフ制御されるPWM制御回路16と、トランジスタなどの電子的なスイッチ素子17とからなり、外部端子T2に供給された電源入力Vinがスイッチ素子17により所定の電圧に変換され、出力端子T3から電圧出力Voutとして出力される。
【0003】
出力端子T3には、接地電位GNDとの間にダイオードDが接続されるとともに、コイルLを介して負荷回路RLが外部接続され、この負荷回路RLに対して並列にコンデンサCが設けられ、所定の電圧出力Voutを負荷回路RLに供給している。また、コイルLと負荷回路RLとの接続点には、抵抗R1、R2の直列回路が接続され、これらの抵抗R1、R2で分圧された電圧出力が外部端子T4から誤差増幅回路15の−入力端子にフィードバックされている。
【0004】
この電源回路10には、通信ホストから通信信号として、オンオフコマンドや電圧設定コマンドが送信され、負荷回路RLに対するオンオフ制御や電圧設定制御等の電源制御が実行される。その際に、電源回路10では通信回路11により通信信号をデコードし、オンオフレジスタ13、電圧設定レジスタ12に制御データとして書き込んでいる。
【0005】
図6は、電源回路に接続された負荷回路への電源出力を制御する電源供給制御装置を示すブロック図である。
電源供給制御装置は、共通する電源ラインから電源入力Vinが供給される3つの電源回路10a、10b、10cと、それら電源回路10a、10b、10cの電源出力Vout1〜Vout3を通信信号により制御する通信ホスト18と、電源装置の周囲温度などを測定して、その異常状態を検出するセンサ回路19と、このセンサ回路19から異常信号をシリアル通信ライン20に出力するように接続した通信回路21とから構成されている。ここで、シリアル通信ライン20は抵抗R3を介して電源VDDと接続されている。
【0006】
この電源供給制御装置では、センサ回路19で異常状態を検出したとき、異常信号により電源回路10a、10b、10cの電源出力Vout1〜Vout3をオフすることができる。通信ホスト18では、通信回路21を介してシリアル通信ライン20に供給された異常信号を解析しており、センサ回路19からの異常信号によっては通信ホスト18から特定の電源回路10a、10b、10cに対して電源オフコマンドを送信することにより、いずれかの電源出力Vout1〜Vout3だけをオフすることもできる。
【0007】
図7は、従来の電源回路の別の例を示すブロック図である。
電源回路30は、シリアル通信ラインから入力端子T1を介して供給される通信信号をデコードする通信回路31と、電圧設定レジスタ32と、電圧設定レジスタ32で可変設定された電源出力値をアナログ指令に変換するDA変換回路33と、+入力端子がDA変換回路33に接続され、−入力端子が外部端子T4と接続された誤差増幅回路34と、PWM制御回路35と、スイッチ素子36とから構成されている。この電源回路30は、オンオフレジスタ13以外については基本的に図5のものと同じであるが、通信信号が供給される入力端子T1とは別に、オンオフ信号が供給される入力端子T5を備え、この入力端子T5にHIGH、又はLOWレベルのオンオフ信号を供給することにより、PWM制御回路35をオンオフ制御して、負荷回路RLに対する電源出力をオンオフ制御している。他の外部端子T2〜T4に接続される回路は、図5で説明したものと同じであって、詳細な説明は省略する。
【0008】
図8は、図7の電源回路に対する電源供給制御装置を示すブロック図である。
この電源供給制御装置は、電源回路30a、30b、30cの制御を行う通信ホスト18と、電源装置の異常状態を検出するセンサ回路19とを備え、さらにセンサ回路19からの異常信号があった場合に、オンオフ信号ライン23を接地電位GNDとするように動作するスイッチ22を備えている。この電源供給制御装置の場合には、センサ回路19で温度の異常などを検出したときにスイッチ22がオンして、シリアル通信ライン20とは別のオンオフ信号ライン23が接地電位(LOW)レベルとなることにより、電源回路30a、30b、30cをオフすることができる。
【0009】
別の電源供給制御装置に関する従来技術には、下記の特許文献1に開示されている電源バスシステムがある。これは、自動車内に設置された電源装置と、該自動車の各部に分散して配置された電源供給部とを、単一の電源供給路を介して接続するものであって、電源バスの電流値を連続的に監視し、通常ではめったに起こらないような最大電流のピーク時に対しても、自動車内の全ての電装品の動作状況、例えばモータのオンオフ状態、ヒータやワイパモータの間欠時間等の情報を把握し、予め決められた各電装品の優先順位にしたがって、優先度の低い負荷からオフにしたり、間欠動作時間を長くしたりすることにより、電源バスの一時的な電流ピーク値を抑え、ある一定のリミット値を越えないように制御している。これにより、自動車内の電源線の削減、及び電源バスの電線サイズをダウンさせて、電源装置の簡素化、軽量化、低コスト化を図っている。
【0010】
【特許文献1】
特開平9−37482号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
図5、及び図6に示すような従来の電源回路では、センサ回路19に対して複雑な構成の通信回路21を設けて、そこで異常信号を生成する必要がある。また、センサ回路19での異常検出のタイミングから、電源オフコマンドを生成して実際に電源回路10a、10b、10cをオフするまで、時間がかかるという問題があった。
【0012】
また、図7、及び図8に示すような従来の電源供給制御装置では、電源回路30a、30b、30cの外部端子の数が増えるとともに、それにより電源ラインや通信ラインの配線が複雑化するという問題があった。
【0013】
この発明の目的は、電源回路の端子数と信号配線数を増加させずに、しかも複雑な通信回路を必要としないで、確実に電源出力をオフ制御できる電源回路及び電源供給制御装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明によれば、上記目的を達成するために、シリアル通信ラインを介して通信ホストに接続され、前記通信ホストから送信される電圧設定コマンド及びオンオフコマンドを含む通信信号により、電源出力機能が制御される電源回路が提供される。この電源回路は、前記通信信号の電圧レベルを監視し、そのHIGHレベル、又はLOWレベルで持続する時間を計測するタイマ回路と、前記タイマ回路で計測した前記通信信号のHIGHレベル、又はLOWレベルの持続時間が一定以上であるとき、出力電圧及び電流に対する電源オフ信号を出力する制御手段とから構成される。
【0015】
また、1又は複数の電源回路を含む電源供給制御装置では、前記電源回路を含む構成要素における異常状態を検出するセンサ回路と、前記電源回路とシリアル通信ラインによって接続され、前記シリアル通信ラインでの通信仕様に応じて前記電源回路に所定の通信信号を送る通信ホストと、前記センサ回路で異常を検出したとき、前記通信信号の電圧レベルをHIGHレベル、又はLOWレベルのいずれかに強制的に保持するスイッチ回路とを備え、異常時に前記電源回路に接続された負荷に対する電源出力をオフすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、この発明に係る電源回路の一例を示すブロック図である。
【0017】
電源回路1は、外部に設けた通信ホスト(図示せず)から入力端子T1に送られた通信信号をデコードする通信回路11と、電源回路1の電圧出力Voutを設定する電圧設定レジスタ12と、電源回路10のオンオフ制御を行うオンオフレジスタ13と、電圧設定レジスタ12で可変設定された電源出力値をアナログ指令に変換するDA変換回路14と、+入力端子がDA変換回路14に接続され、−入力端子が外部端子T4と接続された誤差増幅回路15と、オンオフレジスタ13からアンドゲート4を介して出力されたオンオフ信号によりオンオフ制御されるPWM制御回路16と、トランジスタなどの電子的なスイッチ素子17と、入力端子T1と接続され、通信ホストからの通信信号がLOWレベルになると計時動作をスタートするタイマ回路2と、タイマ回路2の出力信号を反転してアンドゲート4に入力するインバータ回路3とから構成されている。ここでは、アンドゲート4、タイマ回路2、及びインバータ回路3を除く、各回路部品は図5に示す従来の電源回路10を構成する回路部品に対応するものであって、同一符号を付けている。
【0018】
すなわち、この電源回路1では、外部端子T2に供給された電源入力Vinがスイッチ素子17により所定の電圧に変換され、出力端子T3から電圧出力Voutとして出力される。また、出力端子T3には、接地電位GNDとの間にダイオードDが接続されるとともに、コイルLを介して負荷回路RLが外部接続され、この負荷回路RLに対して並列にコンデンサCが設けられ、所定の電圧出力Voutを負荷回路RLに供給している。また、コイルLと負荷回路RLとの接続点には、抵抗R1、R2の直列回路が接続され、これらの抵抗R1、R2で分圧された電圧出力が外部端子T4から誤差増幅回路15の−入力端子にフィードバックされている。
【0019】
つぎに、上記のように構成された電源回路1の動作を説明する。後述する図2に示すような通信ホストから外部端子Tを介して供給された通信信号は、通信回路11とタイマ回路2にそれぞれ入力する。通信回路11では、この通信信号の電圧設定コマンドを解読処理(デコード)して、電圧設定レジスタ12に電圧設定値を与える。DA変換回路14では、誤差増幅回路15に対してアナログ変換された電圧設定値を与え、PWM制御回路16によりスイッチ素子17をパルス幅変調制御して負荷回路RLに供給すべき電圧出力Voutを制御する。また、通信ホストから電源回路1に対してオンオフコマンドが送信されると、オンオフレジスタ13からアンドゲート4を介してPWM制御回路16にオンオフ信号が出力され、PWM制御回路16を起動し、あるいは休止状態とすることで、電源回路1のオンオフ設定を行う。
【0020】
システム異常時にタイマ回路2から出力される電源オフ信号は、インバータ回路3により反転され、アンドゲート4の一方入力端子に供給される。アンドゲート4の他方入力端子には、オンオフレジスタ13の出力が入力して、アンドゲート4により電源オフ信号を反転した後の出力とのAND論理がとられて、PWM制御回路16に対するオンオフ信号となる。
【0021】
図2は、図1の電源回路を3台接続した場合の電源出力を制御する電源供給制御装置を示すブロック図である。
この電源供給制御装置は、共通する電源ラインから電源入力Vinが供給される3つの電源回路1a、1b、1cと、これら電源回路1a、1b、1cを通信信号により制御を行う通信ホスト5と、電源装置の周囲温度などを測定して、その異常状態を検出するセンサ回路6と、このセンサ回路6からの異常信号があった場合、電源回路1a、1b、1cへの通信信号を接地電位(GND)とするように動作するスイッチ7を備えている。この電源供給制御装置は、通信ホスト5と電源回路1a、1b、1cとをシステムマネージメントバス8などのシリアル通信ラインにより接続するとともに、センサ回路6がシステムの過熱等の異常状態を検出した場合、センサ回路6からスイッチ7をオンすることにより、システムマネージメントバス8の通信信号をLOWレベルに保持することで、各電源回路1a、1b、1cに異常信号を出力するように構成されている。
【0022】
図3は、通信信号及びタイマ回路出力の信号波形を示すタイミング図である。タイマ回路2では通信信号のLOWレベルを監視して、同図(a)に示すように、通信信号が時刻t0でLOWレベルになると計時がスタートする。ここで、通常時には通信信号のLOWレベル期間の最大がTlow以内となるように、システムマネージメントバス8の通信仕様を設計している。したがって、通信ホスト5からの通信信号により電源オフとする場合には、同図(b)に示すように、通信信号のLOWレベル期間をタイムアップ時間Tlowup(ここで、Tlowup>Tlow)以上に設定することで、例えば時刻t1にタイマ回路2の出力である電源オフ信号をHIGHレベルにできる。
【0023】
図4は、この発明に係る電源回路のオンオフ制御論理値を示す図である。通信ホスト5と電源回路1a、1b、1cの間では、通信が休止状態であったり、あるいは通信信号の送信時、各電源回路1a、1b、1c内の通信回路11からはLOWレベルとHIGHレベルのデコード信号が交互に繰り返し出力され、通信仕様で決められたフォーマットのパルスを出力している。すなわち、正常な状態ではシステムマネージメントバス8の通信仕様により通信休止、及び信号送信のいずれの時もタイマ回路2はタイムアップしないから、タイマ回路2の出力である電源オフ信号はHIGHレベルにならない。したがって、電源をオンオフ制御するオンオフ信号は、オンオフレジスタ13の出力がHIGHレベルのときオンして、LOWレベルのときにはオフとなる。
【0024】
しかし、センサ回路6で異常状態を検出したときには、システムマネージメントバス8と接続されたタイマ回路2にはLOWレベルの通信信号が供給され、一定期間継続する。したがって、タイムアップ時間Tlowupの経過後にタイムアップしたタイマ回路2からは、HIGHレベルの電源オフ信号が出力される。これにより、オンオフレジスタ13の出力がHIGHレベル、又はLOWレベルの如何にかかわらず、オンオフ信号はLOWレベルとなるから電源出力をオフにすることができる。
【0025】
以上のように、電源回路1内に通信信号がLOWレベルになると計時をスタートするタイマ回路2を設け、通信信号のLOWレベル期間が一定期間以上になるとタイマ回路2がタイムアップすることで、電源出力をオフにするとともに、通信信号のLOWレベルの期間が一定期間未満でHIGHレベルに復帰する場合には、タイマ回路2の計時動作をクリアするようにしたので、確実に電源出力をオフ制御できる。
【0026】
また、通信ホスト5と電源回路1とは通信信号で接続するだけでよく、通信信号を送るシステムマネージメントバス8は抵抗R3、又は電流源によりプルアップするだけで、通信信号が送信されない状態で通信信号をHIGHレベルに保持できるから、電源出力は通常オフされない。
【0027】
さらに、通信信号を送信する通信ホスト5では、LOWレベルとHIGHレベルを交互に繰返し出力しており、所定の通信仕様で決められたフォーマットの信号を出力する一方で、電源回路1内のLOWレベルを検出するタイマ回路2は、通信仕様におけるLOWレベル期間が最大となるパターンより長い期間でタイムアップするように設計されているから、通常のコマンド送信時にはタイムアップせず、タイマ回路2の電源オフ出力を無効にしている。そして、通信ホスト5以外から電源をオフする場合に、スイッチ7等により通信信号を接地電位(GND)に接続して、通信仕様におけるLOWレベル期間が最大となるパターンより長い期間LOWレベルに保持する。これにより、LOWレベルを検出するタイマ回路2がタイムアップして、電源OFF信号を有効にできる。
【0028】
また、上述した電源回路の構成において、タイマ回路2の検出レベルをLOWレベルからHIGHレベルに入れ替えてもよい。その場合、電源供給制御装置の動作は以下の(1)〜(4)のように変更されるが、その構成、動作の本質は変わらない。
(1)電源回路には、通信信号がHIGHレベルになるとスタートするタイマ回路を設ける。通信信号のHIGHレベル期間が一定期間以上になると、タイマ回路はタイムアップし、電源オフ信号を有効にする。通信信号のHIGHレベル期間が一定期間未満でLOWレベルになった場合に、タイマ回路はクリアされる。
(2)通信ホストと電源回路は通信信号で接続する。この通信信号は抵抗又は電流源プルダウンされ、送信されない状態では通信信号はLOWレベルである。
(3)通信回路は通信信号を送信する時、LOWレベルとHIGHレベルを交互に繰返して出力し、所定の通信仕様で決められたフォーマットのパルスを出力する。電源回路内のHIGHレベルを検出するタイマ回路は、通信仕様におけるHIGHレベル期間が最大となるパターンより長い期間でタイムアップするように設計する。よって通信ホストから通常のコマンドが送信される時には、タイムアップしないため、電源オフ信号は有効にならない。
(4)通信ホスト以外から電源をオフにする場合、スイッチ等で通信信号をVDDに接続し、通信信号を通信仕様におけるHIGHレベル期間が最大となるパターンより長い期間HIGHレベルに保持する。これによりHIGHレベルを検出するタイマ回路はタイムアップして、電源オフ信号を有効にすることができる。
【0029】
なお、上述した実施の形態では、スイッチ7を複数の電源回路1a、1b、1cのそれぞれに共通するものとしているが、電源回路1a、1b、1c内にそれぞれ設けてあってもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上に説明したように、この発明の電源回路及び電源供給制御装置によれば、複雑な通信回路を持たなくても電源のオフ制御ができるので、コストダウンが可能となる。また、電源回路に特別のオフ信号用の端子を設けなくてもよいので、端子数及び信号配線を増加させることがなく、パッケージの小型化、実装面積の縮小が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電源回路の一例を示すブロック図である。
【図2】図1の電源回路を3台接続した場合の電源出力を制御する電源供給制御装置を示すブロック図である。
【図3】通信信号及びタイマ回路出力の信号波形を示すタイミング図である。
【図4】この発明に係る電源回路のオンオフ制御論理値を示す図である。
【図5】従来の通信制御による電源回路の構成を示すブロック図である。
【図6】複数の負荷回路への電源出力を制御する電源供給制御装置を示すブロック図である。
【図7】従来の電源回路の別の例を示すブロック図である。
【図8】図7の電源回路に対する電源供給制御装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c 電源回路
2 タイマ回路
3 インバータ回路
4 アンドゲート
5 通信ホスト
6 センサ回路
7 スイッチ
8 システムマネージメントバス
11 通信回路
12 電圧設定レジスタ
13 オンオフレジスタ
14 DA変換回路
15 誤差増幅回路
16 PWM制御回路
17 スイッチ素子

Claims (6)

  1. シリアル通信ラインを介して通信ホストに接続され、前記通信ホストから送信される電圧設定コマンド及びオンオフコマンドを含む通信信号により、電源出力機能が制御される電源回路において、
    前記通信信号の電圧レベルを監視し、そのHIGHレベル、又はLOWレベルで持続する時間を計測するタイマ回路と、
    前記タイマ回路で計測した前記通信信号のHIGHレベル、又はLOWレベルの持続時間が一定以上であるとき、出力電圧及び電流に対する電源オフ信号を出力する制御手段と、
    を備えることを特徴とする電源回路。
  2. 前記シリアル通信ラインは、システムマネジメントバスであることを特徴とする請求項1記載の電源回路。
  3. 1又は複数の電源回路を含む電源供給制御装置において、
    前記電源回路を含む構成要素における異常状態を検出するセンサ回路と、
    前記電源回路とシリアル通信ラインによって接続され、前記シリアル通信ラインでの通信仕様に応じて前記電源回路に所定の通信信号を送る通信ホストと、
    前記センサ回路で異常を検出したとき、前記通信信号の電圧レベルをHIGHレベル、又はLOWレベルのいずれかに強制的に保持するスイッチ回路と、
    を備え、異常時に前記電源回路に接続された負荷に対する電源出力をオフするようにしたことを特徴とする電源供給制御装置。
  4. 前記電源回路は、前記通信信号の電圧レベルを監視し、そのHIGHレベル、又はLOWレベルで持続する時間を計測するタイマ回路と、前記タイマ回路で計測した前記通信信号のHIGHレベル、又はLOWレベルの持続時間が一定以上であるとき、出力電圧及び電流に対する電源オフ信号を出力する制御手段とを備えることを特徴とする請求項3記載の電源供給制御装置。
  5. 前記スイッチ回路は、前記電源回路内に設けてあることを特徴とする請求項3記載の電源供給制御装置。
  6. 前記スイッチ回路は、前記電源回路のそれぞれに共通するものとして、前記電源回路の外部に設けてあることを特徴とする請求項3記載の電源供給制御装置。
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