JP4286979B2 - 包装袋 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体、粘体、固体(顆粒状、粉状物を含む)あるいはこれらの混合物からなる内容物を真空あるいは脱気して密封包装する包装袋に関し、さらに詳しくは、真空あるいは脱気して密封包装された内容物を包装袋から取り出す際に包装袋を開封予定線に沿って切り取ると、真空あるいは脱気することにより密着状態にある包装袋を形成する両側壁の密着状態が自動的に解かれて内容物を取り出すための取り出し口が開口するように構成された包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、液体、粘体、固体(顆粒状、粉状物を含む)あるいはこれらの混合物からなる内容物、たとえば、ハンバーグ、ミートボール、煮豆、漬物、スライスハムなどの食品は、通常、真空あるいは脱気した状態で密封包装された包装袋に収納されている。これは、食品を真空あるいは脱気した状態で密封包装することにより、酸素ガスを排除し食品の酸敗を防止して食品の品質を食される時まで製造時の状態に保持するためである。
【0003】
しかしながら、このように真空あるいは脱気した状態で密封包装された食品を購入し、包装袋から食品を取り出すために包装袋に予め設けられた開封予定線に沿って包装袋を開封しても、開封予定線から内容物収納部までの間は、包装袋を構成する両側壁が密着した状態にあり、この密着した両側壁を引き離して食品を取り出すための取り出し口を確保することは、購入者にとって結構煩雑な作業であり、このような煩雑な作業をしなくてもよい包装袋が要望されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記要望に応えるためになされたものであり、その目的とするところは、真空あるいは脱気した状態で密封包装された内容物を包装袋から取り出すために、予め包装袋に設けられた開封予定線に沿って包装袋を開封するだけで自動的に取り出し口が開口するようにした包装袋を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記目的を達成するために研究を重ねた結果、請求項1記載の発明は、真空あるいは脱気した状態で周縁が熱接着部により封止され表面側となる表面側壁及び裏面側となる裏面側壁とを備えた包装袋において、該包装袋が、少なくとも外層と熱接着性を有する内層とを備えた積層体からなる包装材により形成され、前記包装袋を形成する前記裏面側壁の内面側に、前記包装袋に収納された内容物を取り出すために前記包装袋を開封する開封予定線と交差するように、一本の線状の凹部が形成され、且つ、前記開封予定線に沿って前記包装材を構成する積層体のいずれかの層を横截し前記包装材を貫通しない横截切目を設け、前記凹部が前記包装袋の外側に突出し且つ包装袋の内側に凹部となるよう形成されると共に、内容物収納部から前記開封予定線を越えて内容物充填口密封用熱接着部の内側端縁の手前まで延びて形成されていることを特徴とするものである。このように構成することにより、内容物が真空あるいは脱気した状態で密封包装された包装袋を開封予定線に沿って開封すると、包装袋の裏面側壁の内面側に形成された凹部から、外部の空気が自動的に包装袋内の内容物収納部にまで流入し、真空あるいは脱気状態が解かれて内容物を取り出すための取り出し口が自然に開口し、容易に内容物を取出すことができる。
【0006】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の包装袋において、前記凹部の内容物と反対側に位置する端部が前記開封予定線から乖離する方向に前記熱接着部と交わらないように延びていることを特徴とするものである。このように構成することにより、凹部と熱接着部とが切り離されるために、密封するための熱接着部の形成が容易である。
【0008】
【発明の実施の形態】
上記の本発明について、以下に詳述する。
まず、上記の本発明において、包装袋を構成する包装材は通常複層からなる積層体が用いられ、該包装材の内層として使用する樹脂としては、包装材を包装袋とするときに熱接着により封止できるものであればよく、たとえば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン─プロピレン共重合体、エチレン─酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン─アクリル酸共重合体、エチレン─アクリル酸メチル共重合体、エチレン─メタクリル酸共重合体等の樹脂の一種ないしそれ以上からなる樹脂ないしはこれらをフィルム化したシートを使用することができ、その厚さとしては包装袋の形態により異なるが、概ね30〜500 μmが適当である。
【0009】
また、包装袋を構成する前記包装材の外層として使用する合成樹脂製のフィルムとしては、包装袋を構成する基本素材となることから、機械的、物理的、化学的等において優れた性質を有する合成樹脂を用いることができ、たとえば、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリプロピレン系、ポリカーボネート系、ポリアセタール系等の樹脂を用いることができる。また、これらの樹脂を用いたフィルムとしては、未延伸フィルムあるいは1軸方向または2軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれのものでも使用することができ、フィルムの厚さとしは基本素材としての強度、剛性などについて必要最低限に保持され得る厚さであればよく、薄過ぎると強度、剛性等が低下して好ましくなく、また、厚過ぎるとコストが上昇し採算が合わない。よって、本発明においては、上記のような理由から12〜30μm程度が適当である。また、前記合成樹脂製のフィルムは、必要に応じてポリ塩化ビニリデンが塗工されたフィルムやアルミニウムや酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化錫、酸化ジルコニウム等の無機物の蒸着層が形成されたフィルムとしてバリアー性を有する構成としてもよい。また、前記外層として使用する合成樹脂製のフィルムは、前記合成樹脂製フィルムの内層側に一般的には印刷が施されることが多いために、前記外層として使用する合成樹脂製フィルムは印刷適性が求められ、1軸方向または2軸方向に延伸した延伸フィルムが好適である。
【0010】
さらに、本発明においては、前記内層と前記外層の間に中間層を設けてもよく、前記中間層は通常、前記内層と前記外層だけでは包装袋としての機能を十分に果たすことができない場合等に設けられる。前記機能としては、気体遮断性、機械的強靱性、耐屈曲性、耐突き刺し性、耐衝撃性、耐磨耗性、耐寒性、耐薬品性等であり、包装袋として要求されるこれらの最終的な機能を中間層を設けることで達成するものである。該中間層として用いられる基材としては、たとえば、アルミニウム、鉄、銅、錫等の金属箔、あるいは、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレン,ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、エチレン─プロピレン共重合体、エチレン─酢酸ビニル共重合体ケン化物等のフィルムあるいはこれらにポリ塩化ビニリデンを塗工したフィルムないしはアルミニウムや酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化錫、酸化ジルコニウム等の無機物の蒸着を施したフィルムあるいはポリ塩化ビニリデン等のフィルムなどを用いることができる。また、これら基材の一種ないしそれ以上を組み合わせて使用することができる。なお、上記基材の厚さとしては、包装袋として要求される機能を満たすことができれば良いのであって、必要に応じて適宜に選ぶことができる。
【0011】
また、本発明の包装袋を構成する前記包装材は前記外層、前記内層、あるいは、必要に応じて前記中間層を周知のドライラミネーション法、Tダイ押し出し法等を適宜用いて貼り合わせることにより得ることができる。前記ドライラミネーション法を用いる場合にあっては、各層の必要な面に必要に応じてコロナ放電処理を施すこともできし、また、前記Tダイ押し出し法を用いる場合にあっては、接着性を向上させる目的で被押し出し側に必要に応じてアンカーコート剤を予め塗工しても構わない。
【0012】
次に、包装袋を形成する側壁に凹凸部を形成する方法について説明する。包装袋を形成する側壁の内側に凹凸部を形成する方法は、包装袋の側壁を形成する包装材の内層側に金属製(通常、真鍮)の凸状のオス型、外層側に前記凸状のオス型を受ける平板状のラバーからなる受け台を配置し、加熱された前記凸状のオス型を受け台に衝打することにより、外層側に突出し、内層側に凹部を有する凹凸部を容易に形成することができる。また、凹凸部の平面形状は、円状、角状、線状等、いずれの形状であってもよく、また、凹凸部の断面形状は、V字状、四角状、台形状等の任意の多角形状あるいは半円状、楕円状等任意の形状を採ることができる。また、凸状のオス型を受ける受け台については、平板状のラバーに限ることはなく、たとえば、凸状のオス型に対応するように形成された凹状のメス型であってもよい。
【0013】
本発明の包装袋の形態としては、特に限定されるものではないが、より好適な形態としては、三方シールタイプ、四方シールタイプ、スタンディングパウチなどの形態である。したがって、本発明の包装袋の製袋には、その形態に応じて、それぞれ周知の製袋機を用いることができ、これに凹凸部を設けるための凹凸形設装置を製袋機に組み込むなり、あるいは、別ラインに設けるなりすることによって本発明の包装袋を製造することができる。
【0014】
前記凹凸形成装置30は、たとえば、図4に示すように一対の台座31に乗せられたエアシリンダー32、33からなり、一方のエアシリンダー32にはシーズヒーターが内蔵された熱板34に凸状のオス型35が組み込まれ、他方のエアシリンダー33にはシーズヒーターが内蔵された熱板36に平板状のラバー37が設けられた受け台38が組み込まれた構成からなり、凸状のオス型35と平板状のラバー37が設けられた受け台38との間に凹凸部を設ける包装材39を通し、エアシリンダー32、33を作動させて凸状のオス型35を受け台38に衝打することにより凹凸部を形成することができる。なお、前記凸状のオス型35と平板状のラバー37とはガラスクロス40を介して包装材39と接触するように構成されている。
【0015】
また、本発明においては、包装袋になった時の開封予定線に沿って横截切目を設けることができる。この横截切目を設ける方法としては、たとえば、加熱した針を押しつけるニードルパンチ法、エンボスロール法、研磨ロール法、砥石、研磨テープ等を用いてフィルムを溶融し、穿孔する熱溶融穿孔法、ナイフ、カッター等を用いる物理的穿孔法、レーザービーム加工、コロナ放電、プラズマ放電等の加工法等の方法で前記包装材の外層に設けることができる。横截切目を前記包装材の外層に設けるに当たっては、外層を構成する合成樹脂製フィルムの単体の状態、あるいは、外層に内層として使用する熱接着性を有する樹脂ないし該樹脂をフィルム化したシートを積層した2層からなる包装材の状態、あるいは、前記外層と前記内層との間に上記の中間層を設けた少なくとも3層からなる包装材の状態、さらには、該包装材を使用してなる包装袋の状態等いずれの状態において設けてもよく、これによって外層として使用する合成樹脂製フィルムに横截切目を設けることができる。また、横截切目の形状としては、直線状、曲線状、ミシン目線状、破線状等の任意の形状でよく、その本数は、一本ないしそれ以上でよく、また、連続状であっても、不連続状等のいずれでもよい。さらに、横截切目の構造は、貫通孔、ハーフカットの状態あるいはそれらが混在する状態のいずれの状態でもよく、本発明では、横截切目部分が弱体化して包装袋の切目として作用すればよい。なお、中間層にフィルム化したシートを設ける場合にあっては、前記横截切目を外層にかえて中間層に設けてもよい。
【0016】
また、本発明においては、包装袋になった時の開封予定線の開封開始端部に横截切欠(ノッチ)を設けることができる。横截切欠の形成方法としては、たとえば、I字形やV字形、あるいは、その他の多角形状等の刃型を用いて包装袋の開封予定線の開封開始端部を型抜きすることにより容易に形成することができる。
【0017】
なお、本発明の包装袋においては、前記横截切目と前記横截切欠とはいずれか一方を少なくとも用いる方が好ましい。
【0018】
次に、図面に示す実施例を用いてさらに詳しく説明する。
図1は本発明にかかる包装袋の一実施例を示す平面図、図2は図1のX−X線の断面図、図3は本発明にかかる包装袋の他の実施例を示す要部平面図、図4は凹凸形成装置の概略説明図であり、図中の1,1’,1'',1''' は包装袋、2は側壁、3,3’,3'',3''' は凹凸部、10は熱接着部、10’は内容物充填口密封用熱接着部、11は開封予定線、12は横截切欠、20は包装材、21は外層、22は内層、30は凹凸形成装置、31は台座、32,33はエアシリンダー、34,36は熱板、35は凸状のオス型、37は平板状のラバー、38は受け台、39は包装材、40はガラスクロス、Aは内容物収納部をそれぞれ示す。
【0019】
図1は本発明にかかる包装袋の一実施例を示す平面図であって、包装袋1は一辺が開放され、三辺が熱接着された熱接着部10からなる四方シールタイプの包装袋であり、開放された前記一辺は内容物充填口となると共に、内容物充填後に前記内容物充填口を封止するための内容物充填口密封用熱接着部10’が設けられることになる。また、開放された前記一辺側に開封予定線11があり、該開封予定線11の両端部の開封開始端部にV字形状の横截切欠12、12が設けられている。図1(a)は表面図、図1(b)は裏面図であり、裏面側の側壁2の左右方向〔図1(b)上の左右方向〕の略中央部に外側に突出し、内側に凹部を有する線状の凹凸部3が内容物収納部Aから前記開封予定線11を越えて前記内容物充填口密封用熱接着部10’の内側端縁の手前まで延びて一本形成されている。
【0020】
図2は図1のX−X線の断面図であって、包装袋1は基本素材となる合成樹脂製フィルムからなる外層21と熱接着により封止することができる内層22の2層からなる包装材20からなり、両端部が熱接着部10で封止され、裏面側の側壁2(図2上において下側)を形成する包装材20の外側に突出し、内側に断面四角状の凹部を有する凹凸部3が設けられている。
【0021】
【実施例】
次に、本発明の包装袋について、以下に実施例を挙げて説明する。
実施例1
15μmの2軸延伸ナイロンフィルム(ON)のコロナ放電処理面と60μmの無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)のコロナ放電処理面とをドライラミネーション法でウレタン系接着剤(乾燥後の塗工量が3g/m2 となるように塗工)を用いて貼合し、ON15μm/接着剤層/CPP60μmの積層体を作製した。この積層体を図4に示す凹凸形成装置を装備した四方シールタイプの製袋機で製袋して、図1、図2に示す外寸法tが180mm 、hが120mm 、熱接着部の寸法mが6mm、nが6mm、凹凸部の寸法eが90mm、fが1.5mm 、gが1mm、V字状横截切欠の位置jが20mmの一辺が開封され三辺が熱接着された包装袋を作製した。
【0022】
比較例1
凹凸形成装置を用いない以外は実施例1と同じようにして一辺が開封され三辺が熱接着された包装袋を作製した。
【0023】
上記で作製した実施例1、および、比較例1の包装袋に煮豆150 gを充填し、真空包装機で包装袋内を真空にすると共に開封された一辺を熱接着部の寸法kが10mmとなるように熱接着して密封した包装袋を各10袋作製し、このものを115 ℃で40分間高温加熱殺菌処理を行った。その後、このように高温加熱殺菌処理した各10袋を横截切欠から開封予定線に沿って開封したところ、実施例1の10袋はすべて開封すると同時に凹凸部より外部の空気が包装袋内に流入し、開封予定線に沿って開封したところの対向する側壁の密着が自動的に解かれて取り出し口が自然に開口したが、比較例1の10袋については、すべて対向する側壁が密着状態を維持し、取り出し口を開口するのに手間取った。
【0024】
このように本発明の包装袋は、該包装袋の側壁に凹凸部を設けることにより、開封予定線に沿って開封するだけで、取り出し口が自動的に開口するために、従来のように開封予定線に沿って開封し、その後内容物を取り出すための取り出し口を設けるために対向する側壁の密着を解くという煩雑な作業を必要としない包装袋とすることができた。
【0025】
なお、今までは、線状からなる凹凸部を一つ設けた事例で説明してきたが、これに限ることはなく、複数設けても構わないし、また、凹凸部を設ける側についても包装袋の裏面側に限ることはなく、表側でもよいし、また、両方の側に設けてもよい。いずれにしても、包装袋に設ける凹凸部は、開封予定線を横断するように設けることが本発明の主旨であり、説明は省略するが図3(a)に示すような円形状、あるいは、図3(b)に示すような菱形状、あるいは、図3(c)に示すような6角形状の平面形状をなす凹凸部3’,3'',3''' を有する包装袋1’,1'',1''' であっても構わない(図3に付したその他の符号は図1に付した符号と同じ意味である)。また、今までは、包装袋の側壁に凹凸部を設けるということで説明してきたが、本発明は包装袋を形成する側壁の内面側に少なくとも凹部が形成されていればよいものである。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、今まで縷々説明してきたように、真空あるいは脱気した状態で密封包装された内容物を包装袋から取り出すために、予め包装袋に設けられた開封予定線に沿って包装袋を開封するだけで自動的に取り出し口が開口するという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる包装袋の一実施例を示す平面図である。
【図2】 図1のX−X線の断面図である。
【図3】 本発明にかかる包装袋の他の実施例を示す要部平面図である。
【図4】 凹凸形成装置の概略説明図である。
【符号の説明】
1,1’,1'',1''' 包装袋
2 側壁
3,3’,3'',3''' 凹凸部
10 熱接着部
10’ 内容物充填口密封用熱接着部
11 開封予定線
12 横截切欠
20 包装材
21 外層
22 内層
30 凹凸形成装置
31 台座
32,33 エアシリンダー
34,36 熱板
35 凸状のオス型
37 平板状のラバー
38 受け台
39 包装材
40 ガラスクロス
A 内容物収納部

Claims (2)

  1. 真空あるいは脱気した状態で周縁が熱接着部により封止され表面側となる表面側壁及び裏面側となる裏面側壁とを備えた包装袋において、該包装袋が、少なくとも外層と熱接着性を有する内層とを備えた積層体からなる包装材により形成され、前記包装袋を形成する前記裏面側壁の内面側に、前記包装袋に収納された内容物を取り出すために前記包装袋を開封する開封予定線と交差するように、一本の線状の凹部が形成され、且つ、前記開封予定線に沿って前記包装材を構成する積層体のいずれかの層を横截し前記包装材を貫通しない横截切目を設け、前記凹部が前記包装袋の外側に突出し且つ包装袋の内側に凹部となるよう形成されると共に内容物収納部から前記開封予定線を越えて内容物充填口密封用熱接着部の内側端縁の手前まで延びて形成されていることを特徴とする包装袋。
  2. 前記凹部の内容物と反対側に位置する端部が前記開封予定線から乖離する方向に前記熱接着部と交わらないように延びていることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
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