JP4286627B2 - 開口部装置 - Google Patents

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本発明は、両袖嵌め殺し中央引分けタイプまたは4枚建てタイプの開口部装置に係り、特に両側部に外障子を中央部に内障子を配し且つ下枠の上面をバリアフリーの略平坦面にすると共に合掌框の止水構造を改良した開口部装置に関するものである。
開口部装置としては、上枠、下枠及び左右の縦枠からなる枠と、該枠内の両側部に嵌め殺しまたはスライド開閉自在に設けられた外障子と、枠内の中央部に突合わせられてスライド開閉自在に設けられた左右一対の内障子とを備えたもの(例えば両袖嵌め殺し中央引分け窓、四枚建て引違い窓)が知られている(例えば特開平6−146740号公報参照)。この開口部装置において、前記下枠の上面を略平坦面に形成してバリアフリーとする開発が進められている。
なお、枠内の室外側及び室内側の両方に可動障子をスライド開閉自在に設けた引違い窓においては、下枠の上面を略平坦面に形成してバリアフリーとしたものが知られている(例えば特開2002-194963号公報参照)。この公報に記載された止水構造を前記開口部装置に適用することは可能である。
特開平6−146740号公報 特開2002-194963号公報
しかしながら、前記開口部装置に前記止水構造を適用した場合、内障子の室内側下部に垂下片が設けられ、下枠の上面に垂下片を案内する案内溝が設けられ、該案内溝に垂下片との間を封止する横気密材が設けられるため、下枠の上面における内障子の走行面が室外側となり、走行面上に砂やほこりが付き易く、走行面に傷が付き易い。また、内障子の突合せ部である合掌框間の室外側または室内側に合掌框間を封止する縦気密材(合掌框縦気密材という)が設けられるが、垂下片と合掌框縦気密材が同じ側にない場合(例えば垂下片が室外側で合掌框縦気密材が室内側の場合及び垂下片が室内側で合掌框縦気密材が室外側の場合)、合掌框間の下部において、合掌框縦気密材と横気密材の気密ラインを連続させる(つなげる)ことが難しく、止水性を確保することが難しい。垂下片及び合掌框気密材を共に室内側に配置した場合、気密ライン及び排水の問題はないが、前述のように走行面が傷付き易い。なお、このような問題を解消するために、内障子の室外側下部に垂下片を設け、合掌框間の室外側に合掌框縦気密材を配置することが考えられるが、その場合、内障子の框内に入った雨水等の水を室外側に排水することが難しい。
本発明は、前記事情を考慮してなされたもので、内障子の合掌框間の下部の水密性を確保することができる開口部装置を提供することを目的とする。また、本発明の目的は、内障子の框内に入った水を室外に容易に排水することができる開口部装置を提供することにある。
発明は、上枠、下枠及び左右の縦枠からなる枠と、該枠内の両側部に嵌め殺しまたはスライド開閉自在に設けられた外障子と、枠内の中央部にスライド開閉自在に設けられた左右一対の内障子とを備え、前記下枠の上面を略平坦面に形成し、前記内障子の室外側下部に垂下片を設け、前記下枠の上面に前記垂下片を案内する案内溝を形成し、該案内溝に垂下片との間を封止する横気密材を設け、前記内障子の突合せ部である合掌框間の室内側に合掌框間を封止する合掌框縦気密材を設け、合掌框間の下部に前記合掌框縦気密材と横気密材を接続する合掌框下部気密材を設け、合掌框の合掌框下部気密材上方に内障子の框内に入った水を排水するための排水孔を設けたことを特徴とする。
発明によれば、上枠、下枠及び左右の縦枠からなる枠と、該枠内の両側部に嵌め殺しまたはスライド開閉自在に設けられた外障子と、枠内の中央部にスライド開閉自在に設けられた左右一対の内障子とを備え、前記下枠の上面を略平坦面に形成し、前記内障子の室外側下部に垂下片を設け、前記下枠の上面に前記垂下片を案内する案内溝を形成し、該案内溝に垂下片との間を封止する横気密材を設け、前記内障子の突合せ部である合掌框間の室内側に合掌框間を封止する合掌框縦気密材を設け、合掌框間の下部に前記合掌框縦気密材と横気密材を接続する合掌框下部気密材を設け、合掌框の合掌框下部気密材上方に内障子の框内に入った水を排水するための排水孔を設けているため、内障子の合掌框間の下部の水密性を確保することができると共に、内障子の框内に入った水を室外に容易に排水することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を基に詳述する。図1は本発明を両袖嵌め殺し中央引分け窓に適用した実施の形態を示す室内側正面図、図2は図1の拡大横断面図、図3は要部拡大斜視図、図4は一方の合掌框の斜視図、図5は他方の合掌框の斜視図、図6は要部拡大断面図である。
これらの図において、1は開口部装置である両袖嵌め殺し中央引分けタイプの下枠フラットサッシ(ノンレールサッシともいう)で、このサッシ1は、建築物の屋外開口部に取付けられる上枠2a、下枠2b及び左右の縦枠2c,2cからなる枠2と、該枠2内の室外側の両側部(両袖部)に嵌め殺しに設けられた固定障子である外障子3と、枠2内の室内側の中央部に突合わせられてスライド開閉自在に設けられた可動障子である左右一対の内障子4とを備えている。上枠2a、下枠2b及び左右の縦枠2c,2cは、例えばアルミ押出形材からなっている。
前記内障子4は、例えばアルミ押出形材からなる上框5a、下框5b及び左右の縦框(召し合せ框と合掌框)5c,5dからなる框5内にガラスパネル6を装着してなる。前記外障子3は、閉鎖(全閉)時の内障子4の召合せ框5cに対応して上枠2aと下枠2b間に掛け渡されて固定された召合せ方立7cと、前記一方の縦枠2cと、上桟7a及び下桟7bとからなる枠組内にガラスパネル6を装着してなる。上桟7aの上部は上枠2aの下面に形成された上溝部8に係合されており、下桟7bは下枠2bの上面に形成された後述の室外側溝部18に係合されている。上枠2aの下面には内障子4の上部を案内する上部レール(図示省略)が設けられている。図示例の障子3,4は中間横桟を5e,7e有しているが、中間横桟を有していなくても良い。
外障子3の召合せ方立7cにはクレセント受け9aが設けられ、内障子4の召合せ框(召内框ともいう)5cには内障子4の閉鎖時に前記クレセント受け9aに係合させて施錠するためのクレセント錠9が設けられている。前記内障子4の召合せ框5cと外障子3の召合せ方立7cとの間には閉鎖時に互いに係合する煙返し部10a,10bが設けられていると共に、召合せ框5cの室外面には召合せ方立7cの室内面に接してこれらの間を封止する例えば軟質樹脂製の縦気密材(召合せ縦気密材ともいう)11が上下方向に設けられている。
前記内障子4の下框5bには戸車(図示省略)が取付けられ、この戸車を介して内障子4が下枠2bの上面12にスライド開閉可能に支持されている。戸車には障子4の高さ調整を行う図示しない建て付け調整機構が設けられている。前記下枠2bの上面12は略平坦面に形成され、室外側に配置した図示しない排水用グレーチングやバルコニー等のデッキ部と、室内側の床部とが下枠2bの上面12と略水平に形成され、バリアフリー構造になっている。グレーチングの下には排水溝が設けられている。下枠2bの上面12の戸車が走行する走行面12aは戸車を案内すべく若干凸面状に形成されている。
内障子3の室外側下部にはその長手方向全長に亘って垂下片13が設けられている。実施例の場合、垂下片13は下框2bの室外側下部全長に形成されており、内障子4の左右の縦框である召合せ框5dと合掌框5dの下部に取付けられた召合せ框下部振れ止め部材(図示省略)と合掌框下部振れ止め部材14にも前記垂下片13と連続する垂下片13aが形成されている(図7参照)。この垂下片17(17aを含む、以下同様。)は戸車の下端よりも下方に延出されている。前記下枠2bの上面12には前記垂下片13を案内する幅の狭い案内溝15が下枠の長手方向略全長に亘って設けられている。
また、下枠2b内にはこれを上下に仕切る隔壁16が設けられ、該隔壁16には前記戸車と対応する位置に立上り壁17が長手方向に沿って設けられると共に、この立上り壁17を挟んで室外側溝部18と室内側溝部19が形成されている。これら室外側溝部18と室内側溝部19とには下枠2bの略平坦な上面12を形成する例えばアルミ押出形材製の室外側カバー材20と室内側カバー材21とが着脱自在に設けられている。室内側カバー材21の一側部は室内側溝部19の底部(隔壁16)に支持され、他側部は立上り壁17に支持されている。室外側カバー材20の両側部は室外側溝部18の底部(隔壁)に支持されている。室外側カバー材20の一側部と前記立上り壁17との間には、前記案内溝15の下部に位置し、該案内溝15よりも溝幅の広い下部溝22が形成されている。
障子3,4を取外すこと無く下枠2bを容易に掃除できるようにするために、下枠2bの室外側溝部18内には対向する召合せ方立7c、7c近傍に室外側カバー材20の長手方向両端部を着脱可能(着脱自在)に係合させる端部キャップ23,23が取付けられている(図9、図10参照)。すなわち、室外側カバー材20の脱着を容易にするために、端部キャップ23には室外側カバー材20の端部を係止する係止溝部23aが形成されていると共に室外側カバー材20の端部を押圧する弾性片23bが設けられている。室外側カバー材20は、長手方向略中間部で左右に分割されており、その分割された各端部が下枠の隔壁16に対して固着具例えばネジ(ビス)24で固定されるようになっている。
室内側カバー材21は、閉鎖位置の両内障子4の下部に位置される中央のカバー材と、両側のカバー材とに分割され、これらは案内溝15の内部を清掃し得るようにネジ(ビス)24や内障子用ストッパー(図示省略)を用いて容易に脱着可能になっている。隔壁16の下部は空間部25とされ、該空間部25は下枠2bの室外壁に設けた排水口26を通して室外の排水溝と連通されている。前記下枠2bの隔壁16には閉鎖時の障子3,4よりも室外側空間と前記下枠2bの空間部25とを連通する排水孔(図示省略)が設けられている。前記下枠2bの空間部25は図示例の場合、中空部(ホロー部)からなっているが、これに限定されない。
内障子4の閉鎖時にサッシ1の室内側と室外側を気密ないし水密に遮断するために、また、下枠上面12が平坦面であるがゆえに浸入しやすい雨水の浸入を防止するために、枠2と閉鎖時の障子3,4により両者の間に連続した気密ライン(止水ラインともいう)を如何に形成するかが重要となる。本実施例では、前記下枠2bにおける閉鎖状態の内障子4の垂下片13(13aを含む)と案内溝15の室内側縁部との間に軟質樹脂製の横気密材27が設けられている。この横気密材27は案内溝15の室内側縁部、具体的には前記室内側カバー材21の室外面に気密材取付溝部27aを介して取付けられており、この横気密材27に対して垂下片13の室内面が接している。なお、横気密材27は閉鎖時の内障子4の垂下片13に対応する範囲で設けられている。
前記横気密材27は、閉鎖位置の内障子4の召合せ框5cの位置で切断されており、その切断箇所で横気密材27と召合せ縦気密材11をつないで気密ラインを連続させるために、障子閉鎖時の内障子4の召合せ框(召内框ともいう)5c下方における案内溝15内(下部溝22を含む)には案内溝15内を当該召合せ框5cの位置で室外側と室内側とに仕切る例えば軟質樹脂製の止水ブロック(図示省略)が設けられている。また、案内溝15内を召合せ框5cの下方において室外側と室内側とに十分に仕切るために、前記室内側カバー材20の室外面には例えば軟質樹脂製の風止部材(図示省略)が気密材取付溝部27aを利用して取付けられている。
一方、左右の内障子4,4の突合せ部である合掌框5d,5d間の室内側には、合掌框間を封止する左右一対の合掌框縦気密材28,28が設けられている。具体的には、合掌框5d,5dの対向面における室内側部分にそれぞれ軟質樹脂製の合掌框縦気密材28,28が長手方向である上下方向に沿って気密材取付溝部28aを介して設けられている。また、合掌框5d、5d間の下部には前記合掌框縦気密材28,28と前記横気密材27を接続する合掌框下部気密材29が設けられている。具体的には、合掌框5d,5dの下部(下端部)には樹脂製の合掌框下部振れ止め部材14,14が取付けられ、これら合掌框下部振れ止め部材14,14の対向面には図4,図5ないし図7の(a),(b)に示すようにスポンジの如く弾性を有するシート状の合掌框下部気密材29,29がそれぞれ両面粘着テープまたは接着剤により取付けられている。合掌框5dは上下方向に連続した中空部30を有し、該中空部30の下端部に合掌框下部振れ止め部材14が嵌合装着されている。
合掌框下部振れ止め部材14は、合掌框5dの中空部30に嵌合される嵌挿部14aを有し、該嵌挿部14aの下端には合掌框5dの下端に当接される当接部14bが形成され、該当接部14bに前記垂下片13aが形成されている。また、当接部14b上には嵌挿部14aの隣に所定の隙間を隔てて突出部14cが設けられている。これにより合掌框5dの中空部30の下端部に嵌挿部14aを嵌挿すると、合掌框5d,5dの対向面(端面)に突出部14cが突出した状態で配置されるようになっている。前記垂下片13aは突出部14cの位置まで延長されている。この突出部14cには合掌框5dと下框5bを接続するタッピングネジ33や戸車の高さ調整用ネジ等を挿通する孔部34が適宜形成されている。前記突出部14c及び垂下片13aの端面には該端面形状に切断された前記合掌框下部気密材29が貼着されている。突出部14cの一側(室内側)には合掌框縦気密材28の下端部が気密材取付溝部28aと共に入り込む溝部35が形成されている。一方(室内側から見て左側)の合掌框5dの室内側と室外側とには合掌框5dの突合せ部を外側から覆う覆い片部36,37が上下方向に形成され、前記合掌框下部振れ止め部材14には前記覆い片部36,37の下端に接続される補助覆い部36a,37aが形成されている。
そして、合掌框5dの合掌框下部気密材29の上方には、図3、図6ないし図8に示すように、内障子4の框5内(例えばガラスパネル装着溝38)に入った雨水等の水を排水するための排水孔(水抜き孔ともいう)39が設けられている。ガラスパネル装着溝38の合掌框側端部には前記水を排水するための切欠部41が設けられている(図3参照)。前記水は下框5bのガラスパネル装着溝38の下方の仕切板部42の上面に流下し、合掌框5dの内外端面に設けられた排水孔39a,39及び前記嵌挿部14aの上端部を通って框5外に排水されるようになっている。排水性を良くするために嵌挿部14aの上端部には一方の排水孔39a側から他方の排水孔39側に向って下降傾斜した傾斜面43が形成されていることが好ましい。また、框5内すなわちガラスパネル装着溝38内は閉じた空間であるため、排水により圧力が框5外の大気圧よりも下がると排水され難くなる。そこで、合掌框の合掌框下部気密材29の上方には框5内すなわちガラスパネル装着溝38内と連通して該ガラスパネル正着溝38内に空気を導入する空気導入孔(通気孔)40a,40を設けることにより排水性の更なる向上が図られている。ガラスパネル装着溝38内への空気の導入により該ガラス装着溝内に入った雨水等の水を枠2外へ容易に且つ円滑に排水することが可能となる。
前記合掌框下部振れ止め部材14の突出部14cの上部には、合掌框5dの外端面の排水孔40から排水された水を受けて合掌框縦気密材28側とは反対側である室外側に導くため(流下し易くするため)に室外側に下降傾斜した傾斜面44が形成されていることが好ましい。框5外に排水された水は、突出部14cの上部傾斜面44から突出部14cの室外面に沿って流下し、更に補助覆い部37aと垂下片13aの隙間を垂下片13aの室外面に沿って流下して案内溝15内に落下し、隔壁16の排水孔から下枠2b内の空間部25に排水されるようになっている。
以上の構成からなるサッシ1によれば、上枠2a、下枠2b及び左右の縦枠2c,2cからなる枠2と、該枠2内の両側部に嵌め殺しに設けられた外障子3,3と、枠2内の中央部にスライド開閉自在に設けられた左右一対の内障子4,4とを備え、前記下枠2bの上面12を略平坦面に形成しているため、バリアフリーの両袖嵌め殺し中央引分けタイプのサッシ1が得られる。また、前記内障子4の室外側下部に垂下片13を設け、前記下枠2bの上面12に前記垂下片13を案内する案内溝15を形成しているため、下枠2bの上面12における内障子4の走行面12a上に室外側から砂やほこりが付き難く、走行面12aに傷が付くのを抑制できる。
また、案内溝15に垂下片13との間を封止する横気密材27を設け、前記内障子4の突合せ部である合掌框5d,5d間の室内側に合掌框間を封止する合掌框縦気密材28を設け、合掌框5d,5d間の下部に前記合掌框縦気密材28と横気密材27を接続する下部気密材29を設けているため、内障子4の合掌框5d,5d間の下部の水密性を確保することができる。また、前記合掌框5dの合掌框下部気密材29上方に内障子4の框5内に入った水を排水するための排水孔39(39aを含む)を設けているため、内障子4の框5内に入った水を室外に容易に排水することができる。この場合、前記合掌框5dの合掌框下部気密材29上方にはガラスパネル装着溝38と連通する空気導入孔40(40aを含む)を設けているため、内障子4の框5内に入った水を室外に円滑に排水することができる。従って、前記サッシ1における合掌部の高水密性を確保することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更等が可能である。実施例では、カバー材の戸車走行面が戸車の形状に合せて凸面に形成されているが、凹面に形成されていても良い。本発明は、両袖嵌め殺し中央部引分けタイプのサッシ以外に、例えば4枚建てタイプのサッシにも適用可能である。前記空気導入孔の開孔位置としては合掌框の上端部(上框の下辺り)であっても良く、或いは合掌框以外例えば上框等であっても良い。また、排水孔の孔径を大きくする(長穴を含む)ことにより、空気導入孔を別途設けず、排水孔が空気導入孔を兼ねるようにしてもよい。
本発明を両袖嵌め殺し中央引分け窓に適用した実施の形態を示す室内側正面図である。 図1の拡大横断面図である。 要部拡大斜視図である。 一方の合掌框の斜視図である。 他方の合掌框の斜視図である。 要部拡大断面図である。 (a)は一方の合掌框下部振れ止め部材の斜視図、(b)は他方の合掌框下部振れ止め部材の斜視図である。 水および空気の流れを説明する説明図である。 室内側カバー材を取外す状態を示す斜視図である。 室内側カバー材を取外す状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 開口部装置
2 枠
2a 上枠
2b 下枠
2c 縦枠
3 外障子
4 内障子
5 框
13 垂下片
15 案内溝
27 横気密材
28 合掌框縦気密材
29 合掌框下部気密材
39 排水孔
40 空気導入孔

Claims (1)

  1. 上枠、下枠及び左右の縦枠からなる枠と、該枠内の両側部に嵌め殺しまたはスライド開閉自在に設けられた外障子と、枠内の中央部にスライド開閉自在に設けられた左右一対の内障子とを備え、前記下枠の上面を略平坦面に形成し、前記内障子の室外側下部に垂下片を設け、前記下枠の上面に前記垂下片を案内する案内溝を形成し、該案内溝に垂下片との間を封止する横気密材を設け、前記内障子の突合せ部である合掌框間の室内側に合掌框間を封止する合掌框縦気密材を設け、合掌框間の下部に前記合掌框縦気密材と横気密材を接続する合掌框下部気密材を設け、合掌框の合掌框下部気密材上方に内障子の框内に入った水を排水するための排水孔を設けたことを特徴とする開口部装置。
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