JP4286416B2 - アウトリガ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アウトリガ外筒内に摺動自在に嵌挿したアウトリガ内筒の下端部にアウトリガフロートを連結したアウトリガ装置に関するものであり、特に重機運搬用車両等の車体の支持に好適なアウトリガ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、アウトリガ装置の下端部には、下部接地板となるアウトリガフロートが連結されており、接地面積を増大させることによって、軟弱な地盤での車体の安定化を図っている。
重機運搬用車両では、重機の積込み、積卸しを容易にするため、車両全体を傾ける必要があり、従って、例えば図9に示すように、車両90の前方に配設されたアウトリガ装置91を、図9aのように接地してから更に張り出すことによって、後輪92を接地したまま、車体93の前方を上昇させる。このとき、図9bのように車体の傾きθによって、後輪92の接地点からアウトリガ装置91の接地中心までの距離は、l1 からl2 まで長くなる。
【0003】
従来は、ドライブシャフトのガタやディファレンシャルギヤのバックラッシュなどのガタ分だけ後輪が回転可能であったため、この長さの違いが吸収されていた。しかしながら、車両の保安基準が改正され、特装車両では、駐車時車両固定方式として後輪を完全に固定するようになりつつある。従って、長くなった分の距離を何らかの形で吸収してやる必要があり、そのために例えば特開平10−287216号公報や実開昭58−87655号公報に記載されるアウトリガ装置が提案されている。
【0004】
これらのアウトリガ装置は、いずれもアウトリガフロートを大型化し、このアウトリガフロート上にスライダを直接載置し、そのスライダに回転軸を介してアウトリガ内筒の下端部を回転自在に連結している。従って、大型のアウトリガフロートが接地している状態で、アウトリガ内筒を張り出すと、スライダがアウトリガフロート上をスライドし、前述した後輪の接地点とアウトリガ装置の接地中心までの長さの変化を吸収する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のアウトリガ装置では、まずアウトリガ内筒とアウトリガフロートとの間の回転構造部と摺動部とが個別の構造となっているため、構造が複雑で、コスト的に高価であったり、重量が増大したりするという問題がある。
また、スライダがアウトリガフロート上に直接載置されていて、摺動部が地面に近接しているため、泥濘地等のように地盤の緩い箇所では、摺動部、即ちアウトリガフロートとスライダとの間に泥や石等が侵入し、両者の摺動を阻害する恐れがある。
さらに、アウトリガ内筒の格納時に、スライダの摺動部がアウトリガ外筒内に収納できないので、例えば走行中に摺動部、即ちアウトリガフロートとスライダとの間に泥や石やゴミ等が侵入し、両者の摺動を阻害する恐れがある。
しかも、アウトリガフロート自体が大きく、アウトリガ内筒格納時にはフロートの格納に大きなスペースが必要となるので、特に低床車等に取付ける場合にはレイアウト上の問題が生じ易い。
【0006】
本発明は、これらの諸問題に鑑みて開発されたものであり、アウトリガフロート自体を大型化する必要がなく、また摺動部の摺動が阻害されにくく、構造が簡潔でコストや重量を軽減できるアウトリガ装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の第一の態様では、アウトリガ外筒内に摺動自在に嵌挿したアウトリガ内筒の下端部にアウトリガフロートを連結したアウトリガ装置において、アウトリガフロートに設けたブラケットに軸を設け、アウトリガ内筒に設けた連結体にガイド溝を形成し、前記軸に回動自在とした摺動子を前記ガイド溝に摺動自在に装着することにより、アウトリガ内筒とアウトリガフロートとを連結している。
【0008】
また、本発明の第二の態様では、アウトリガ外筒内に摺動自在に嵌挿したアウトリガ内筒の下端部にアウトリガフロートを連結したアウトリガ装置において、アウトリガ内筒に設けたブラケットに軸を設け、アウトリガフロートに設けた連結体にガイド溝を形成し、前記軸に回動自在とした摺動子を前記ガイド溝に摺動自在に装着することにより、アウトリガ内筒とアウトリガフロートとを連結している。
【0009】
さらに、本発明は、上記第一又は第二の態様に係るアウトリガ装置において、アウトリガ内筒がアウトリガ外筒内に格納されたときに、軸、摺動子、及び連結体がアウトリガ外筒内に収納されるように構成している。
また、上記第一又は第二の態様に係るアウトリガ装置において、アウトリガ内筒とアウトリガフロートとの間に、リターンスプリングを配設している。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明におけるアウトリガ装置の基本的な構造は、アウトリガ外筒と、このアウトリガ外筒内に摺動自在に嵌挿したアウトリガ内筒と、このアウトリガ内筒の下端部に連結したアウトリガフロートとからなり、従来のものと同様である。
以下、本発明の実施の形態の特徴的な部分を図面を参照して説明する。
【0011】
図1は本発明のアウトリガ装置の第1実施形態を示すものであり、特にアウトリガ内筒とアウトリガフロートとの連結部位を詳細に示している。
この実施形態では、前述したようなアウトリガ装置張り出し時のアウトリガ内筒2とアウトリガフロート3との相対的な移動方向、即ち車両の前後方向に沿う二枚の連結体4をアウトリガ内筒2の下面から下方向きに平行に立設し、それらの下端部には、アウトリガフロート3の移動方向に沿った長穴を穿設してガイド溝5を形成する。一方、アウトリガフロート3の上面からは上方向きの二枚のブラケット6を立設し、それらの上端部、つまりアウトリガフロート3自体から離れた箇所に穿設されている貫通穴9に軸7を挿通する。
この軸7のブラケット6から突出している左右の部分に、方形の摺動子8がそれぞれ回動自在に支持され、この摺動子8がアウトリガ内筒2側の連結体4に形成されているガイド溝5に前後摺動自在に装着されている。なお、摺動子8は、軸7の一端に形成されたフランジ10と、他端にボルト12で固定された抜け止めプレート11によって軸7から抜けないようにしてある。
【0012】
具体的な組立方法としては、先に摺動子8をガイド溝5内に入れておき、アウトリガ内筒2側の二枚の連結体4の間にアウトリガフロート3側のブラケット6を差し込み、一方の摺動子8の外側から軸7を差し込んで、それをアウトリガフロート3側のブラケットの貫通穴9に挿通し、更に他方の摺動子8に通して、その他端部に抜け止めプレートを11あてがい、それらをボルト12で軸7に固定する。また、アウトリガ内筒2とアウトリガフロート3との間にはリターンスプリング13が配設されている。
【0013】
このように構成されたアウトリガ装置は、図2のように作動する。即ち、まず図2aに示すようにアウトリガ内筒2の格納時には、連結体4、軸7、摺動子8を含む連結機構は、全てアウトリガ外筒1内に収納されており、例えば走行中に摺動子8とガイド溝5との間の摺動部や、摺動子8と軸7との間の回転構造部に、泥や石やゴミ等が侵入しにくく、後述するそれらの摺動を阻害しにくい構造となっている。
【0014】
そして、アウトリガ内筒2が伸長し始めると、図2bに示すように、連結機構が次第に外筒1から下方に押し出され、やがて図2cのようにアウトリガフロート3が地面に接地する。この状態から、更にアウトリガ内筒2を張り出すと、前述したように、後輪の接地点とアウトリガ装置の接地中心との間の長さが変化するので、アウトリガ装置は前方に移動しなければならないが、アウトリガフロート3は接地しているので移動できない。そこで、図2dのように、軸7に取付けられている摺動子8に沿ってアウトリガ内筒2側の連結体4のガイド溝5が摺動し、アウトリガ内筒2がアウトリガフロート3に対して前方に移動して後輪の接地点とアウトリガ装置の接地中心との間の長さの変化を吸収する。
このとき、前記摺動部及び回転構造部は共にアウトリガフロート3から高いところにある、つまり地面から離れているので、例えば泥濘地等の緩い地盤でも、泥や石等が摺動部や回転構造部に侵入しにくく、摺動が阻害されにくい。
【0015】
一方、図2dの状態から上記と逆の順に、アウトリガ内筒2を格納すると、リターンスプリング13によってアウトリガフロート3は図2c〜図2aの状態に復元するので、何度アウトリガ装置の張り出しを行っても、アウトリガフロート3とアウトリガ内筒2とは常に同じ状態を繰り返すことができる。また、前述のようにアウトリガフロート3を特に大型化していないので、レイアウトなどの問題もない。また、前述した回転構造部と摺動部とを摺動子8及び軸7に集約したため、無駄が少なく、構造が簡潔になり、コストや重量を軽減することも可能である。
【0016】
次に、本発明のアウトリガ装置の第2実施形態について、図3を用いて説明する。この実施形態は、前記ブラケット6、軸7及び摺動子8がアウトリガ内筒2に取付けられ、ガイド溝5を有する連結体4はアウトリガフロート3に設けられている。つまり、前記第1実施形態の連結構造を、逆向きにアウトリガ内筒2とアウトリガフロート3とに配設したものである。
【0017】
このように構成されたアウトリガ装置は、図4のように作動する。即ち、まず図4aに示すようにアウトリガ内筒2の格納時には、連結体4、軸7、摺動子8を含む連結機構は、全てアウトリガ外筒1内に収納されている。
そして、アウトリガ内筒2が伸長し始めると、図4bに示すように、連結機構が次第に外筒1から下方に押し出され、やがて図4cのようにアウトリガフロート3が地面に接地する。この状態から、更にアウトリガ内筒2を張り出すと、前述したように、後輪の接地点とアウトリガ装置の接地中心との間の長さが変化するので、アウトリガ装置は前方に移動しなければならないが、アウトリガフロート3は接地しているので移動できない。そこで、図4dのように、連結体4のガイド溝5に沿ってアウトリガ内筒2側の軸7に取付けられている摺動子8が摺動し、アウトリガ内筒2がアウトリガフロート3に対して前方に移動して後輪の接地点とアウトリガ装置の接地中心との間の長さの変化を吸収する。
この実施形態も第1実施形態と同様に泥や石等が摺動部や回転構造部に侵入しにくく、摺動が阻害されにくい。
【0018】
図5は本発明のアウトリガ装置の第3実施形態を示すものであり、特にアウトリガ内筒とアウトリガフロートとの連結部位を詳細に示している。
この実施形態では、アウトリガフロート3に二枚のブラケット6取付けてこのブラケット6に軸7を挿通し、この軸7の二枚のブラケット6の間に単一の摺動子8を回転自在に支持している。アウトリガ内筒2には単一の連結体4が立設されており、摺動子8がこの連結体4に形成されたガイド溝5に装着されている。軸7はその一端に形成されたフランジ10と、他端にボルト12で固定された抜け止めプレート11によってブラケット6から抜けないようにしてある。
なお、摺動子8の上部には摺動板18、この摺動板18と摺接するガイド溝5との間にはガイド部材15がそれぞれ設けられている。
【0019】
具体的な組立方法としては、先に摺動子8を連結体4のガイド溝5内に入れておき、アウトリガフロート3側の二枚のブラケット6の間にアウトリガ内筒3側の連結体4を差し込み、一方のブラケット6の外側から軸7を差し込んで、それをアウトリガ内筒2側の摺動子8に挿通し、更に他方のブラケット6の貫通穴9に通して、その他端部に抜け止めプレートを11あてがい、それらをボルト12で軸7に固定する。また、アウトリガ内筒2とアウトリガフロート3との間には左右両側にリターンスプリング13が配設されている。
【0020】
このように構成されたアウトリガ装置は、図6のように作動する。即ち、まず図6aに示すようにアウトリガ内筒2の格納時には、連結体4、軸7、摺動子8を含む連結機構は、全てアウトリガ外筒1内に収納されており、例えば走行中に摺動子8とガイド溝5との間の摺動部や、摺動子8と回転軸7との間の回転構造部に、泥や石やゴミ等が侵入しにくく、後述するそれらの摺動を阻害しにくい構造となっている。
【0021】
そして、アウトリガ内筒2が伸長し始めると、図6bに示すように、連結機構が次第に外筒1から下方に押し出され、やがて図6cのようにアウトリガフロート3が地面に接地する。この状態から、更にアウトリガ内筒2を張り出すと、前述したように、後輪の接地点とアウトリガ装置の接地中心との間の長さが変化するので、アウトリガ装置は前方に移動しなければならないが、アウトリガフロート3は接地しているので移動できない。そこで、図6dのように、軸7に取付けられている摺動子8に沿ってアウトリガ内筒2側の連結体4のガイド溝5が摺動し、アウトリガ内筒2がアウトリガフロート3に対して前方に移動して後輪の接地点とアウトリガ装置の接地中心との間の長さの変化を吸収する。
【0022】
一方、図6dの状態から上記と逆の順に、アウトリガ内筒2を格納すると、リターンスプリング13によってアウトリガフロート3は図6c〜図6aの状態に復元するので、何度アウトリガ装置の張り出しを行っても、アウトリガフロート3とアウトリガ内筒2とは常に同じ状態を繰り返すことができる。
このアウトリガ装置では、ガイド溝5と摺動子8とがブラケット6の内側にあるので、ゴミ等が摺動部に特に侵入しにくく、摺動が阻害されにくい。また、摺動子8が単一であるので、摺動子8を左右両側に設けたものに比べると、芯ずれによる片当たりがなく、しかも、摺動板18とガイド部材15とを設けているので、摺動子8をガイド溝5内で極めて円滑に摺動させることができる。従って耐久性が向上する。摺動により磨耗等が生じた場合には、摺動板18とガイド部材15のみを交換すればよく、摺動子8及びガイド溝5を有する連結体4自体を交換するのに比べてメンテナンスのコストを低減することができる。
【0023】
図7は本発明のアウトリガ装置の第4実施形態を示すものである。この実施形態は、前記ブラケット6、軸7及び摺動子8がアウトリガ内筒2に取付けられ、ガイド溝5を有する連結体4はアウトリガフロート3に設けられている。つまり、前記第3実施形態の連結構造を、逆向きにアウトリガ内筒2とアウトリガフロート3とに配設したものである。なお、摺動子8の下部には摺動板18、この摺動板18と摺接するガイド溝5との間にはガイド部材15がそれぞれ設けられている。
【0024】
このように構成されたアウトリガ装置は、図8のように作動する。即ち、まず図8aに示すようにアウトリガ内筒2の格納時には、連結体4、軸7、摺動子8を含む連結機構は、全てアウトリガ外筒1内に収納されている。
そして、アウトリガ内筒2が伸長し始めると、図8bに示すように、連結機構が次第に外筒1から下方に押し出され、やがて図8cのようにアウトリガフロート3が地面に接地する。この状態から、更にアウトリガ内筒2を張り出すと、前述したように、後輪の接地点とアウトリガ装置の接地中心との間の長さが変化するので、アウトリガ装置は前方に移動しなければならないが、アウトリガフロート3は接地しているので移動できない。そこで、図8dのように、連結体4のガイド溝5に沿ってアウトリガ内筒2側の軸7に設けた摺動子8が摺動し、アウトリガ内筒2がアウトリガフロート3に対して前方に移動して後輪の接地点とアウトリガ装置の接地中心との間の長さの変化を吸収する。
【0025】
この実施形態も泥や石等が摺動部や回転構造部に侵入しにくく、摺動が阻害されにくい。また、芯ずれによる片当たりがなく、しかも、摺動板18とガイド部材15とを設けているので、摺動子8をガイド溝5内で極めて円滑に摺動させることができ、耐久性が向上する。摺動により磨耗等が生じた場合には、摺動板18とガイド部材15のみを交換すればよく、摺動子8及びガイド溝5を有する連結体4自体を交換するのに比べてメンテナンスのコストを低減することができる。
【0026】
【発明の効果】
上記の説明から明らかなように、本発明のうち請求項1又は2に係るアウトリガ装置によれば、アウトリガ内筒及びアウトリガフロートの両者を回動かつ摺動自在に連結するために、軸と、この軸に回動自在とした摺動子とを前記アウトリガフロート若しくはアウトリガ内筒の何れか一方に取付け、かつ前記摺動子を、前記アウトリガ内筒若しくはアウトリガフロートの何れか他方に設けた連結体のガイド溝に摺動自在に装着したことにより、回転構造部と摺動部とが摺動子及び軸に集約され、その分だけ構造が簡潔になり、コストや重量を軽減することができる。また、摺動子は連結体のガイド溝に沿って摺動するので、アウトリガフロートをことさらに大型化する必要がない。
【0027】
また、本発明のうち請求項3に係るアウトリガ装置によれば、軸、摺動子、及び連結体がアウトリガ外筒内に収納されるように構成したことにより、例えばアウトリガ内筒の格納時には回転構造部及び摺動部をアウトリガ外筒内に収納することができ、例えば走行時に泥や石やゴミ等が摺動部に侵入しにくく、摺動が阻害されにくい。
【0028】
また、本発明のうち請求項4に係るアウトリガ装置によれば、アウトリガ内筒及びアウトリガフロートの両者間に、リターンスプリングを配設したことにより、例えばアウトリガ装置張り出し時に摺動によって移動した両者を、アウトリガ内筒の格納時には所定の位置に復元させることが可能となり、アウトリガ内筒の接地から張り出しまでの状態を常に同じ状態にすることができる。
【0029】
また、本発明のアウトリガ装置によれば、軸及び摺動子を、アウトリガフロートより高い位置に配置したことにより、回転構造部及び摺動部を地面から離すことができ、例えば緩い地盤でも泥や石等が摺動部に侵入しにくく、摺動が阻害されにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアウトリガ装置の第1実施形態を示すものであり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A断面図、(d)はB−B断面図である。
【図2】図1のアウトリガ装置の使用状態の説明図である。
【図3】本発明のアウトリガ装置の第2実施形態を示すものであり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A断面図、(d)はB−B断面図である。
【図4】図3のアウトリガ装置の使用状態の説明図である。
【図5】本発明のアウトリガ装置の第3実施形態を示すものであり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A断面図、(d)はB−B断面図である。
【図6】図5のアウトリガ装置の使用状態の説明図である。
【図7】本発明のアウトリガ装置の第4実施形態を示すものであり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A断面図、(d)はB−B断面図である。
【図8】図7のアウトリガ装置の使用状態の説明図である。
【図9】アウトリガ張り出しに伴う後輪の接地点とアウトリガ装置接地中心点との長さの変化を示す説明図である。
【符号の説明】
1 アウトリガ外筒
2 アウトリガ内筒
3 アウトリガフロート
4 連結体
5 ガイド溝
6 ブラケット
7 軸
8 摺動子
9 貫通穴
10 フランジ
11 抜け止めプレート
12 ボルト
13 リターンスプリング
15 ガイド部材
18 摺動板
Claims (2)
- アウトリガ外筒と、該アウトリガ外筒内に摺動自在に嵌挿されたアウトリガ内筒と、該アウトリガ内筒の下端部に連結されたアウトリガフロートとを備えるアウトリガ装置であって、
前記アウトリガフロートには、二枚のブラケットが上向きに設けられるとともに、この二枚のブラケットの上端部に穿設された貫通穴に軸が挿通され、
前記アウトリガ内筒には、単一の連結体が下向きに設けられるとともに、この単一の連結体の下端部にアウトリガフロートの移動方向に沿ったガイド溝が形成されており、
前記軸に回動自在に外嵌されるとともに前記二枚のブラケットの間に支持された単一の摺動子を前記単一の連結体のガイド溝に摺動自在に装着することにより、前記アウトリガ内筒と前記アウトリガフロートとが連結され、さらに、前記アウトリガ内筒と前記アウトリガフロートとの間には、リターンスプリングが配設されており、
前記アウトリガ内筒が前記アウトリガ外筒内に格納されたときに、前記軸、前記摺動子、及び前記連結体が前記アウトリガ外筒内に収納されるように構成されていることを特徴とするアウトリガ装置。 - アウトリガ外筒と、該アウトリガ外筒内に摺動自在に嵌挿されたアウトリガ内筒と、該アウトリガ内筒の下端部に連結されたアウトリガフロートとを備えるアウトリガ装置であって、
前記アウトリガ内筒には、二枚のブラケットが下向きに設けられるとともに、この二枚のブラケットの下端部に穿設された貫通穴に軸が挿通され、
前記アウトリガフロートには、単一の連結体が上向きに設けられるとともに、この単一の連結体の上端部にアウトリガフロートの移動方向に沿ったガイド溝が形成されており、
前記軸に回動自在に外嵌されるとともに前記二枚のブラケットの間に支持された単一の摺動子を前記単一の連結体のガイド溝に摺動自在に装着することにより、前記アウトリガ内筒と前記アウトリガフロートとが連結され、さらに、前記アウトリガ内筒と前記アウトリガフロートとの間には、リターンスプリングが配設されており、
前記アウトリガ内筒が前記アウトリガ外筒内に格納されたときに、前記軸、前記摺動子、及び前記連結体が前記アウトリガ外筒内に収納されるように構成されていることを特徴とするアウトリガ装置。
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