JP4284691B1 - 側溝蓋およびグレーチング - Google Patents
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Abstract
【解決手段】側溝蓋10は、グレーチング11,透水性舗装材12,底面部材13などを有する。グレーチング11は、受枠間に架設されるベアリングバーと、ベアリングバーと交差して格子状となるようにベアリングバーに対して固定されるクロスバーとで構成される。底面部材13は、グレーチング11の底面側に配置され、ベアリングバーが凹部に入るとともに、ベアリングバー相互間の空間部位に凸部が部分的に入るように凹凸状に形成され、所定の開口面積比率以上となるように開口させている。透水性舗装材12は、底面部材13の上面側であってベアリングバー相互間の空間部位を埋めるように形成され、骨材と接着剤とを混合して所定の透水速度からなる。
【選択図】図1
Description
なお、ベアリングバー相互間の各空間部位に全ての凸部が入る必要はなく、一部の凸部が入って他の空間部位は平面状に形成する構成としてもよい。
(A)「グレーチング」は、解決手段3,4を除いて、複数のベアリングバーと複数のクロスバーとが交差する構成であって、側溝用の蓋であれば任意である。クロスバーは「補強鉄線」とも呼ばれる。材質は、金属(鉄,アルミ,合金等)に限らず、合成樹脂や繊維強化プラスチック(いわゆるFRP)等が該当し、特に水に対して耐腐食性の高い材質であることが望ましい。
(B)「底面部材」は、所定の開口面積比率以上となるように開口させた部材であれば任意である。材質は問わないが、グレーチングと同等以上の材質であるのが望ましい。
(C)「所定の開口面積比率」は、実験や実地試験等を行い、長期間(例えば5年間,10年間等)に亘って目詰まりが発生しない適切な数値を設定する。なお、この比率が高いほど(すなわち100%に近づくほど)目詰まりが発生し難くなる。
(D)「骨材」は、資材(自然物や工業用資材等)を用いてもよく、廃材(自然廃材および工業廃材を含む。)を用いてもよい。具体的には、石材(例えば自然石(軽石を含む),砂,砂利,石片,岩片等),コンクリート片,プラスチック片,籾殻,ゴムチップ,木屑,ウッドチップ等が該当する。一種類のみを用いてもよく、二種類以上を混在して用いてもよい。
(E)「接着剤」は、骨材どうしを接着して長期間維持できるものであれば、任意の材質からなる接着剤を用いてよい。なお、自然環境を保全するには、例えばエステル系高分子ポリマーとメタノール溶液との混合物からなる接着剤を用いるのが望ましい。
(F)「透水性舗装材」の透水速度は、骨材重量と接着剤重量との混合比率が目安になる。ただし、透水速度は骨材の構造や水分吸収率等の影響を受けるため、骨材ごとに実験や実地試験等を行い、適切な数値(例えば1以上の数値)を設定する。なお、大量の水(特に大雨時の雨水)を素早く透過させるには、2〜4[cm/sec]を設定するのが望ましい。
実施の形態1は、耳掛けタイプおよび嵌め込みタイプのグレーチングを基体とした側溝蓋の例であって、図1〜図8を参照しながら説明する。まず、図1には側溝蓋の構成例を模式的に一部破断して表す。当該図1に表す側溝蓋10は、グレーチング11,透水性舗装材12,底面部材13などを有する。
なお、凹部13aと凸部13bは必ずしも交互に現れる必要はない。凸部13bの数は、側溝蓋10全体の重量を考慮して適切に設定する。一般的には、凸部13bの数が多くなるにつれて側溝蓋10全体の重量は軽くなってゆく。
実施の形態2は、嵌め込みタイプのグレーチングを基体とした側溝蓋の例であって、図9〜図15を参照しながら説明する。まず、図9には側溝蓋の構成例を模式的に一部破断して表す。当該図9に表す側溝蓋30は、グレーチング31,透水性舗装材32,ポーラス部材33,底面部材34などを有する。
実施の形態3は、嵩上げタイプのグレーチングを基体とした側溝蓋の例であって、図16〜図23を参照しながら説明する。まず、図16には側溝蓋の構成例を模式的に一部破断して表す。当該図16に表す側溝蓋40は、グレーチング41,透水性舗装材42,ポーラス部材43,底面部材44などを有する。
以上では本発明を実施するための最良の形態として実施の形態1〜3を説明したが、本発明はこれらの形態に何ら限定されるものではない。言い換えれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる形態で実施することができる。例えば、以下に示す形態のいずれを実現してもよい。
このことは、グレーチング31と底面部材34とを別個に用意し(図10を参照)、底面部材34をグレーチング31の底面側に配置して固定した実施の形態2についても同様に適用できる(図11を参照)。すなわち図11に表すグレーチング31および底面部材34を一体形成した新たなグレーチングとして用意する。
こうして予め一体形成した新たなグレーチングを用意すれば、底面部材をグレーチングに溶接等する作業が不要になるので、側溝蓋を速く製造することができる。また、実施の形態1,2の作用効果を有する側溝蓋をそれぞれ簡単に製作することができる。
11,21,31,41 グレーチング
11a,31a,41a 受枠
11b,31b,41b ベアリングバー
11c,31c,41c クロスバー
12,32,42 透水性舗装材
13,34,44 底面部材
13a 凹部
13b 凸部
33,43 ポーラス部材
41d パイプ部材
45 棒状部材
F1,F2 側溝
G 路床(または路盤)
Claims (4)
- 受枠間に架設されるベアリングバーと、当該ベアリングバーと交差して格子状となるように前記ベアリングバーに対して固定されるクロスバーとで構成されるグレーチングと、
前記グレーチングの底面側に配置され、前記ベアリングバーが凹部に入るとともに、前記ベアリングバー相互間の空間部位に凸部が部分的に入るように凹凸状に形成され、所定の開口面積比率以上となるように開口させた底面部材と、
前記底面部材の上面側であって前記ベアリングバー相互間の空間部位を埋めるように形成され、骨材と接着剤とを混合して所定の透水速度からなる透水性舗装材とを有する側溝蓋。 - 請求項1に記載した側溝蓋であって、
受枠の底面側における幅方向端部にそれぞれ固定されるパイプ部材と、
前記パイプ部材の相互間を固定して連結する棒状部材とを有する側溝蓋。 - 受枠間に架設されるベアリングバーと、
前記ベアリングバーと交差して格子状となるように前記ベアリングバーに対して固定されるクロスバーと、
底面側に配置され、前記ベアリングバーが凹部に入るとともに、前記ベアリングバー相互間の空間部位に凸部が入るように凹凸状に形成され、所定の開口面積比率以上となるように開口させた底面部材とを一体形成したグレーチング。 - 請求項3に記載したグレーチングを有する側溝蓋であって、
グレーチングの底面部材の上面側であってベアリングバー相互間の空間部位を埋めるように形成され、骨材と接着剤とを混合して所定の透水速度からなる透水性舗装材を有する側溝蓋。
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