JP2007277899A - 透水性の弾性舗装材 - Google Patents

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Abstract

【課題】人通りの多い歩道部分や駅構内、公園等において、長期間にわたり設置し得る透水性の弾性舗装材を提供する。
【解決手段】弾性粒状物とこの弾性粒状物を結合する樹脂バインダーとを含み透水性を備えた第一の弾性シート材3に、ポリウレタン樹脂により形成され、複数の貫通孔21を有する第二の弾性シート材2を積層しているため、ポリウレタン樹脂が備えている優れた耐磨耗性や機械的強度(引張強度、引裂強度)により、人や自転車のタイヤ等に踏み付けられた場合の摩り減りや亀裂の発生が少なく、また透水性を確保できることは言うまでもなく、ポリウレタン樹脂の高い摩擦係数により、耐滑り性能が向上し、人や自転車の転倒を防止することができる。
【参照図】 図1

Description

本発明は、道路の歩道部分や駅構内、公園等において表面の舗装材として用いられる透水性の弾性舗装材に関するものである。
従来、歩道等の表面の舗装材として用いられる透水性の弾性舗装材について、例えば特許文献1には、廃プラスチック、廃ゴム等を利用した二層構造の透水性の弾性舗装材であって、第一層は、粒径2mm以上10mm以下の砂利、砕石、コンクリート廃材等の建築廃材で粒径が揃っている粉砕物90〜75重量%と、熱可塑性廃プラスチック10〜25重量%とを溶融成形してなるもので、この第一の層と第二の層とは相互に薄いプライマー、または、接着剤の透水性を阻害しない膜を介して接するものであり、この第二の層は、粒径が1mm以上5mm以下で粒径が揃っている廃ゴム粒子95〜85重量%と、ウレタン樹脂5〜15重量%とを混合成形したのち熱硬化してなるものであり、第二の層を表面側とした透水性の弾性舗装材が開示されている。
特許第3605139号公報
しかしながら、特許文献1に記載の透水性弾性舗装材では、表面側の第二の層に多量に廃ゴムを含有させ、その廃ゴムを結合させるために少量のウレタン樹脂を混在させているので、耐磨耗性及び機械的強度に劣る懸念があり、特に人通りの多い歩道部分や駅構内、公園等に設置した場合には、取替え頻度が増してしまうという問題があった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、人通りの多い歩道部分や駅構内、公園等において、長期間にわたり設置し得る透水性の弾性舗装材を提供せんとするものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。すなわち、本発明に係る透水性の弾性舗装材は、弾性粒状物とこの弾性粒状物を結合する樹脂バインダーとを含み透水性を備えた第一の弾性シート材に、ポリウレタン樹脂により形成され、複数の貫通孔を有する第二の弾性シート材が積層されたことを特徴とするものである。
本発明に係る透水性の弾性舗装材によれば、弾性粒状物とこの弾性粒状物を結合する樹脂バインダーとを含み透水性を備えた第一の弾性シート材に、ポリウレタン樹脂により形成され、複数の貫通孔を有する第二の弾性シート材を積層しているため、ポリウレタン樹脂が備えている優れた耐磨耗性や機械的強度(引張強度、引裂強度)により、人や自転車のタイヤ等に踏み付けられた場合の摩り減りや亀裂の発生が少なく、また第二の弾性シート材に複数の貫通孔が設けられているため、透水性を確保できることは言うまでもなく、更にはポリウレタン樹脂の高い摩擦係数により、耐滑り性能が向上し、人や自転車の転倒を防止することができる。
本発明に係る最良の実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
図1は本発明に係る透水性の弾性舗装材の実施の一形態を示すもので、(a)は斜視図、(b)は縦断面図である。1はシート状の透水性の弾性舗装材であって、上面側に配置されたポリウレタン樹脂により形成された第二の弾性シート材2と下面側に配置された第一の弾性シート材3とから構成されている。
第二の弾性シート材2には複数の貫通孔21が上下方向に形成され、透水性の弾性舗装材上面に降り注ぐ降雨等の水を下方に排水させるようになされている。貫通孔21の形成方法については、第二の弾性シート材2を形成する際に、金型を用いて形成してもよいし、後記のように、第二の弾性シート材2と第一の弾性シート材3とを一体に形成した後、ドリル等で穿設して形成してもよい。尚、第二の弾性シート材2を形成するポリウレタン樹脂の種別については、特に限定するものではなく、一般に用いられるポリウレタン樹脂を用いて形成すればよい。そして、第二の弾性シート材2の厚みについては、特に限定するものではないが、第二の弾性シート材2に必要な機能である滑り止め機能が発現する厚みであればよく、厚過ぎると経済的でないため、10mm以内あれば充分必要機能を充足するものとなすことができる。
第一の弾性シート材3は、弾性粒状物とこの弾性粒状物を結合する樹脂バインダーとを含むものである。この弾性粒状物は、天然或いは合成ゴム材料や、発泡ポリウレタン等の柔軟で弾性を有する合成樹脂材料等を使用することができ、特に車両用廃タイヤやベルトコンベアのベルト等のゴム材料や合成樹脂材料の廃品の破砕チップが、資源再利用の観点から、好適に用いられる。また、この弾性粒状物を結合する樹脂バインダーについては、例えば、ポリウレタン樹脂、軟質エポキシ樹脂、過酸化物架橋タイプのアクリル樹脂、軟質ポリエステル樹脂、アスファルトエマルジョン等の、耐候性、耐水性に優れた種々の硬化性樹脂材料を使用することができ、特に湿気硬化型ポリウレタンが好適に使用される。上記湿気硬化型ポリウレタンは、1剤で供給されるため、計量等の手間が不要で、しかも湿気により自然硬化するため、硬化作業が容易であると共に、柔軟性に優れた硬化物を得ることができると言う利点がある。
第一の弾性シート材3にも透水性を具備させるべく、弾性粒状物を樹脂バインダーで結合する際に、上面から下面に連通する空隙を設けるようになし、その空隙率を10%〜40%の範囲とすることが好ましい。空隙率が10%未満では、第二の弾性シート材2に形成した貫通孔21を通って流れてくる水の捌け具合が悪くなり、逆に空隙率が40%を超えると、強度が低下するおそれがあるためである。この空隙率を確保するために、弾性粒状物の粒径は0.3〜5mmとするのが好ましい。弾性粒状物の粒径が0.3mm未満では、空隙率を充分に確保できず、弾性粒状物の粒径が5mmを越えると、第一の弾性シート材3の仕上がり表面が均一とならないおそれがある。
第二の弾性シート材2と第一の弾性シート材3とを一体に形成する方法としては、第二の弾性シート材2と第一の弾性シート材3とを各々別々に形成した後、それらを接着剤を用いて接着し一体化してもよいし、形成した第一の弾性シート材3の上面側に、溶融状態の第二の弾性シート材2を構成するポリウレタン樹脂を注ぎ、ポリウレタン樹脂が有する接着性を利用して、第一の弾性シート材3と一体的に形成してもよい。
尚、本形態に示す透水性の弾性舗装材1は略正方形状のシートとなしているが、勿論この形状に限定されるものではなく、長尺のものであってもよい。透水性の弾性舗装材1を長尺となすことにより、現場での施工性が向上する。
本発明に係る透水性の弾性舗装材は、弾性粒状物とこの弾性粒状物を結合する樹脂バインダーとを含み透水性を備えた第一の弾性シート材に、ポリウレタン樹脂により形成され、複数の貫通孔を有する第二の弾性シート材が積層しているため、ポリウレタン樹脂が備えている優れた耐磨耗性や機械的強度(引張強度、引裂強度)により、人や自転車のタイヤ等に踏み付けられた場合の摩り減りや亀裂の発生が少なく、また第二の弾性シート材に複数の貫通孔が設けられているため、透水性を確保できることは言うまでもなく、更にはポリウレタン樹脂の高い摩擦係数により、耐滑り性能が向上し、人や自転車の転倒を防止することができる透水性の弾性舗装材として好適に利用することができる。
本発明に係る透水性の弾性舗装材の実施の一形態を示すもので、(a)は斜視図、(b)は縦断面図である。
符号の説明
1 透水性の弾性舗装材
2 第二の弾性シート材
21 貫通孔
3 第一の弾性シート材

Claims (1)

  1. 弾性粒状物とこの弾性粒状物を結合する樹脂バインダーとを含み透水性を備えた第一の弾性シート材に、ポリウレタン樹脂により形成され、複数の貫通孔を有する第二の弾性シート材が積層されたことを特徴とする透水性の弾性舗装材。
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