JP6365870B2 - 鉄筋コンクリート構造及びその構築方法 - Google Patents
鉄筋コンクリート構造及びその構築方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6365870B2 JP6365870B2 JP2014066979A JP2014066979A JP6365870B2 JP 6365870 B2 JP6365870 B2 JP 6365870B2 JP 2014066979 A JP2014066979 A JP 2014066979A JP 2014066979 A JP2014066979 A JP 2014066979A JP 6365870 B2 JP6365870 B2 JP 6365870B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing bars
- concrete
- adjacent
- reinforced concrete
- mesh
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
網状部と取付部とが面内方向に沿って交互に繰り返し配置されてなる網状シートを、前記複数の鉄筋のうち、互いに隣り合う鉄筋の間に前記網状部が位置決めされ該各鉄筋に前記取付部がそれぞれ位置決めされるように前記複数の鉄筋に交互に掛け回す形で配置し、
前記第1の組に属する複数の鉄筋に直交するようにかつ該複数の鉄筋に隣接されるように第2の組に属する複数の鉄筋を並列に配筋し、
前記第1の組に属する複数の鉄筋と前記網状部とで構成される仕切り手段の躯体表面側とその反対側に、互いに配合が異なる2種類のコンクリートをそれらが固化する前にそれぞれ打設するものである。
網状部と取付部とが面内方向に沿って交互に繰り返し配置されてなる網状シートを、前記複数の鉄筋のうち、互いに隣り合う鉄筋の間に前記網状部が位置決めされ該各鉄筋に前記取付部がそれぞれ位置決めされるようにかつ前記複数の鉄筋の各材軸を含む配置面と平行になるように該鉄筋に隣接配置し、
前記第1の組に属する複数の鉄筋に直交するようにかつ該複数の鉄筋との間に前記網状シートが挟み込まれるように第2の組に属する複数の鉄筋を並列に配筋し、
前記第1の組に属する複数の鉄筋と前記網状部とで構成される仕切り手段の躯体表面側とその反対側に、互いに配合が異なる2種類のコンクリートをそれらが固化する前にそれぞれ打設するものである。
(a) 隣り合う鉄筋の間に網状部が位置決めされ、該各鉄筋に取付部がそれぞれ位置決めされるように、複数の鉄筋に交互に掛け回す形で配置する
(b) 隣り合う鉄筋の間に網状部が位置決めされ、該各鉄筋に取付部がそれぞれ位置決めされるように、複数の鉄筋の各材軸を含む配置面と平行になるように該鉄筋に隣接配置する
という2つの配置構成が典型例となる。
図1は、本発明に係る鉄筋コンクリート構造を柱部材に適用した例を示したものである。同図に示すように、本実施形態に係る鉄筋コンクリート構造1は、鉛直方向に並列配置された複数の主筋2aと該主筋の周囲にかつ直交するように並列配置された帯筋2bとをコンクリート5,6に埋設することで、同図の例では正方形断面の柱部材として構成してある。
次に、第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と実質的に同一の部品等については同一の符号を付してその説明を省略する。
2a,32a 主筋(鉄筋)
2b 帯筋(鉄筋)
4,34,35 網状部材(多孔部材、多孔体)
5 普通コンクリート
6 機能性コンクリート
32b あばら筋(鉄筋)
52a 主筋(第1の組に属する鉄筋)
52b 配力筋(第2の組に属する鉄筋)
54 網状シート
55 網状部
56,62 取付部
61 伸縮性線材
Claims (8)
- 並列に配置された複数の鉄筋と、該複数の鉄筋のうち、互いに隣り合う鉄筋の間に配置された多孔体とで仕切り手段を構成することで、該仕切り手段の躯体表面側とその反対側とが、前記互いに隣り合う鉄筋間では前記多孔体で、それらの鉄筋が配置された箇所では該各鉄筋でそれぞれ仕切られるようになっているとともに、該仕切り手段の躯体表面側とその反対側に、互いに配合が異なる2種類のコンクリートをそれぞれ打設したことを特徴とする鉄筋コンクリート構造。
- 前記多孔体を、前記隣り合う鉄筋の各材軸を含む配置面に配置される多孔部材とした請求項1記載の鉄筋コンクリート構造。
- 前記多孔部材を網状部材で構成した請求項2記載の鉄筋コンクリート構造。
- 前記多孔体としての網状部及び前記鉄筋と前記コンクリートとの付着が阻害されないように構成された取付部を面内方向に沿って交互に繰り返し配置することで網状シートを構成し、該網状シートを、前記網状部が前記隣り合う鉄筋の間に位置決めされ該各鉄筋に前記取付部がそれぞれ位置決めされるように前記複数の鉄筋に交互に掛け回す形で配置し又は該複数の鉄筋の各材軸を含む配置面と平行になるように該鉄筋に隣接配置した請求項1記載の鉄筋コンクリート構造。
- 並列に配置された複数の鉄筋と、該複数の鉄筋のうち、互いに隣り合う鉄筋の間に配置された多孔体とで仕切り手段を構成するとともに、該仕切り手段の躯体表面側とその反対側に、互いに配合が異なる2種類のコンクリートをそれぞれ打設した鉄筋コンクリート構造であって、網状部と取付部とを面内方向に沿って交互に繰り返し配置することで網状シートを構成し、該網状シートを、前記網状部が前記多孔体として前記隣り合う鉄筋の間に位置決めされ該各鉄筋に前記取付部がそれぞれ位置決めされるように前記複数の鉄筋に交互に掛け回す形で配置し又は該複数の鉄筋の各材軸を含む配置面と平行になるように該鉄筋に隣接配置するとともに、前記取付部を伸縮性線材で構成したことを特徴とする鉄筋コンクリート構造。
- 前記2種類のコンクリートのうち、前記仕切り手段の躯体表面側に打設されるコンクリートを高耐久コンクリート又は繊維補強コンクリートとした請求項1乃至請求項5のいずれか一記載の鉄筋コンクリート構造。
- 第1の組に属する複数の鉄筋を並列に配筋し、
網状部と取付部とが面内方向に沿って交互に繰り返し配置されてなる網状シートを、前記複数の鉄筋のうち、互いに隣り合う鉄筋の間に前記網状部が位置決めされ該各鉄筋に前記取付部がそれぞれ位置決めされるように前記複数の鉄筋に交互に掛け回す形で配置し、
前記第1の組に属する複数の鉄筋に直交するようにかつ該複数の鉄筋に隣接されるように第2の組に属する複数の鉄筋を並列に配筋し、
前記第1の組に属する複数の鉄筋と前記網状部とで構成される仕切り手段の躯体表面側とその反対側に、互いに配合が異なる2種類のコンクリートをそれらが固化する前にそれぞれ打設することを特徴とする鉄筋コンクリート構造の構築方法。 - 第1の組に属する複数の鉄筋を並列に配筋し、
網状部と取付部とが面内方向に沿って交互に繰り返し配置されてなる網状シートを、前記複数の鉄筋のうち、互いに隣り合う鉄筋の間に前記網状部が位置決めされ該各鉄筋に前記取付部がそれぞれ位置決めされるようにかつ前記複数の鉄筋の各材軸を含む配置面と平行になるように該鉄筋に隣接配置し、
前記第1の組に属する複数の鉄筋に直交するようにかつ該複数の鉄筋との間に前記網状シートが挟み込まれるように第2の組に属する複数の鉄筋を並列に配筋し、
前記第1の組に属する複数の鉄筋と前記網状部とで構成される仕切り手段の躯体表面側とその反対側に、互いに配合が異なる2種類のコンクリートをそれらが固化する前にそれぞれ打設することを特徴とする鉄筋コンクリート構造の構築方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014066979A JP6365870B2 (ja) | 2014-03-27 | 2014-03-27 | 鉄筋コンクリート構造及びその構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014066979A JP6365870B2 (ja) | 2014-03-27 | 2014-03-27 | 鉄筋コンクリート構造及びその構築方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015190146A JP2015190146A (ja) | 2015-11-02 |
JP6365870B2 true JP6365870B2 (ja) | 2018-08-01 |
Family
ID=54424889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014066979A Expired - Fee Related JP6365870B2 (ja) | 2014-03-27 | 2014-03-27 | 鉄筋コンクリート構造及びその構築方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6365870B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6707882B2 (ja) * | 2016-02-05 | 2020-06-10 | 株式会社大林組 | 鉄筋コンクリート造外壁の構築方法及び鉄筋コンクリート造梁の構築方法 |
JP7473122B2 (ja) | 2020-03-03 | 2024-04-23 | 清水建設株式会社 | コンクリート構造物の施工方法 |
CN113175156B (zh) * | 2021-04-13 | 2023-02-17 | 石河子大学 | 一种内置保温板沙漠砂轻骨料混凝土异形柱结构及其施工工艺 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55118707U (ja) * | 1979-02-15 | 1980-08-22 | ||
JPS603593B2 (ja) * | 1980-07-11 | 1985-01-29 | 住友金属工業株式会社 | 多層コンクリ−ト構造物の施工法 |
JPS6149846U (ja) * | 1984-09-06 | 1986-04-03 | ||
JPS6229626A (ja) * | 1985-07-30 | 1987-02-07 | Tomoegumi Iron Works Ltd | 建造物の柱脚固定方法 |
GB8709877D0 (en) * | 1987-04-27 | 1987-06-03 | Clifton R A | Concrete screed rails |
JPH0382769U (ja) * | 1989-12-14 | 1991-08-22 | ||
JPH11293920A (ja) * | 1998-04-08 | 1999-10-26 | Taisei Corp | コンクリートの打継ぎ方法 |
-
2014
- 2014-03-27 JP JP2014066979A patent/JP6365870B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015190146A (ja) | 2015-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5406563B2 (ja) | 合成梁、建築物、及び合成梁の施工方法 | |
KR101527716B1 (ko) | 중공형성체의 부력방지장치 및 이를 이용한 2방향 중공슬래브의 시공방법 | |
JP6365870B2 (ja) | 鉄筋コンクリート構造及びその構築方法 | |
US20190376289A1 (en) | Steel-framed concrete beam and method for constructing steel-framed concrete beam | |
JP6422795B2 (ja) | 複合梁及びこれを構成するPCa複合梁部材並びに複合ラーメン構造 | |
CN102979220B (zh) | 一种交叉斜向配筋的空心剪力墙结构及其施工方法 | |
US20190161964A1 (en) | Covertec Wall Module Building System and Method | |
JP2016216900A (ja) | 構造物 | |
JPH1088703A (ja) | 発泡樹脂ブロック及びこれを用いたエクステリア構築物の構築ユニット | |
JP5722093B2 (ja) | 構造壁のひびわれ抑制構造 | |
WO2015146907A1 (ja) | 梁部材、及びそれを用いた躯体 | |
JP5750246B2 (ja) | 合成梁、建築物、及び合成梁の施工方法 | |
KR20120036616A (ko) | 파형 굴곡판으로 형성된 보강재를 이용한 합성바닥판 및 그 제작방법 | |
JP4931499B2 (ja) | コンクリート構造体及び建物 | |
KR20190001383A (ko) | 압출성형방식으로 제작되어 전단 보강된 pc 중공슬래브 | |
JP6865511B2 (ja) | ハニカムコンクリート構造 | |
WO2014073506A1 (ja) | コンクリート部材の構築方法 | |
JP6012353B2 (ja) | 複合柱構造および複合柱の構築方法 | |
US20190376283A1 (en) | Steel form | |
KR20190080232A (ko) | 블록 조적식 내진형 벽체 및 이의 시공 방법 | |
JP6707882B2 (ja) | 鉄筋コンクリート造外壁の構築方法及び鉄筋コンクリート造梁の構築方法 | |
JP2014051797A (ja) | スラブ開口用型枠 | |
JP6300228B2 (ja) | フラットスラブ構造 | |
JP5869802B2 (ja) | 鉄筋コンクリート構造物の壁式構造およびその構築方法 | |
JP4962704B2 (ja) | 建物の基礎構造及びその構築方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171208 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180607 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180620 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6365870 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |