JP4284287B2 - 電子機器、回路基板および被支持部材 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器および回路基板の支持構造に関し、筐体内部に回路基板を支持する電子機器およびその回路基板、並びに回路基板に設けられる被支持部材に関する。
従来、例えばノートブック型のコンピュータ(携帯情報処理装置)においては、小型、軽量化されてユーザーが容易に持ち運ぶことができるようになされている。この種の携帯情報処理装置においては、例えば持ち運び中に落下させる可能性があり、このような落下時の衝撃力または静的な外荷重が付加された場合には、携帯情報処理装置の筐体に変形が生じる場合がある。
筐体と回路基板とが固定されている場合、筐体の変形に伴うモーメントが回路基板に伝達して回路基板に反り等の変形が生じる。回路基板が変形すると、基板上に設けられた配線の断線、基板とこの基板上に実装された半導体チップとの接合部分の破壊等による不良が発生する。
特に軽量化、薄型化の要請により低剛性の回路基板を用いた場合、実装部品との剛性差が大きくなることにより、回路基板が変形した際の不良発生が増大する。
この課題を解決するための一つの方策として、例えば特許文献1に開示されているように、回路基板と実装部品との間を樹脂材料で覆うアンダーフィルと呼ばれる実装方法により、実装部品と回路基板との接合部の剛性を局所的に高めるようになされたものがある。
しかしながら、このように樹脂材料によって実装部品と回路基板との接合部の剛性を高める方法では、一旦実装された部品を交換することは困難であり、実装部品を実装した後にその実施部品に不良が確認された場合には、回路基板ごと交換する必要があり、解決策としては未だ不十分であった。
一方、ばねを用いて回路基板を支持する方法が考えられている。この場合、回路基板に形成した貫通孔にその内径よりも小さな径でなる柱形状の支持部を挿入するようになされる。この支持部の端部は筐体に固定され、また支持部の側面にはフランジが形成される。このフランジと回路基板との間にばねを介挿させて回路基板を支持することにより、筐体変形によって発生するモーメントが支持部から回路基板に伝わることを回避する。
特許第3348973号
しかしながら、回路基板をばねによって支持することにより、回路基板はその部品実装面に垂直な方向に変位し易くなる。特に回路基板には、筐体の開口部から外部に露出するコネクタ部品が直接実装される場合があり、またコネクタ部品にケーブル等を安定して挿抜するためにはコネクタ部品を筐体に固定する必要もある。このようにコネクタ部品が回路基板および筐体の双方に固定された場合、コネクタ部品は筐体に固定されていることにより、その変位量は少なく、これに対して回路基板は、ばねを介して筐体に支持されていることにより、その変位量は大きい。このようにコネクタ部品と回路基板との変位量が異なると、コネクタ部品と回路基板との接合部に過大な変形が生じて、接合部不良を発生させる場合がある。
このような技術的課題を解決するためになされた本発明の目的は、筐体の変形によって発生するモーメントが回路基板に伝わらないようにし得る簡易な構成の電子機器、回路基板および被支持部材を提供することである。
本発明の実施の形態に係る特徴は、電子機器において、凸曲面を有する被支持部を備える回路基板と、被支持部の凸曲面を支持する凹曲面が形成された支持部を有する筐体とを備え、凸曲面および凹曲面は球面であり、凸曲面が凹曲面に対して回転自在に接触していることである。
また本発明の実施の形態に係る特徴は、回路基板において、回路部品の実装面と、実施面に設けられ、凹曲面が形成された支持部を有する取り付け対象に支持される凸曲面を有する被支持部とを備え、凸曲面および凹曲面は球面であり、凸曲面が凹曲面に対して回転自在に接触していることである。
また本発明の実施の形態に係る特徴は、被支持部材において、回路基板に対する取り付け部と、回路基板が取り付けられ、凹曲面が形成された支持部を有する取り付け対象に支持される凸曲面を有する被支持部とを備え、凸曲面および凹曲面は球面であり、凸曲面が凹曲面に対して回転自在に接触していることである。
本発明によれば、筐体の変形によるモーメントが回路基板に伝わらないようにし得る簡易な構成の電子機器、回路基板および被支持部材を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。以下の図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付し、重複する記載は省略する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る電子機器(携帯情報処理装置10)は、図1に示すように、一方の面にキーボード11が設けられた機器本体12と、この機器本体12に揺動自在に連結される表示部13とを備えている。
機器本体12においては、筐体15の内部にCPU(中央処理ユニット)及びメモリ等が実装された回路基板、ハードディスク装置(HDD)等が設けられている。また表示部13においては、液晶表示パネル16が筐体17に支持されている。
機器本体12と表示部13とはそれぞれの一側縁部において揺動自在に連結されており、図2に示すように、キーボード11が設けられた面と液晶表示パネル16が設けられた面とが向き合って閉じた状態と、図1に示すように、キーボード11が設けられた面と液晶表示パネル16が設けられた面とが略同一方向に向いた状態(開いた状態)とに遷移させることができる。
図3に示すように、機器本体12の筐体15の内部には、回路基板21が支持部24、25により表裏両面から挟持されている。この回路基板21の支持構造は、回路基板21の部品実装面に形成された凸曲面を有する被支持部26、27と、この凸曲面を支持する凹曲面が形成された支持部24、25を有する上筐体22、下筐体23とによって構成されている。すなわち、回路基板21の表裏両面には、半球形状の凸曲面を有する被支持部26、27が互いに対向する位置に設けられ、この被支持部26、27は、回路基板21の取り付け対象である筐体15を構成する上筐体22および下筐体23において互いに対峙するように設けられた柱形状の支持部24、25の先端部によって支持されている。図4に示すように、この支持部24、25の先端部は、それぞれ被支持部26、27の球面28、29の球面形状Rと同等の曲率半径でなる凹曲面により形成されている。
被支持部26、27の凸曲面および支持部24、25の凹曲面は、回路基板21の厚みの中央に中心をおく同心の球面をなしており、図5に示すように、被支持部26、27の凸曲面と支持部24、25の凹曲面とがスライド自在に接触するようになされている。すなわち、支持部24、25は、被支持部26、27の凸曲面(球面)の中心を回転中心として任意の方向に回転自在に接触するようになされている。
このような回路基板21の支持構造を有する電子機器において、筐体22、23に外力が加わる等して筐体22、23が変形すると、この変形に伴って支持部24、25が傾く。この場合、支持部24、25の凹曲面が被支持部26、27の凸曲面上をスライドすることにより、回路基板21にはモーメントが伝わらなくなる。すなわち、図6(a)に示すように、支持部24、25において逆向きのモーメントが生じる場合、支持部24、25の先端部の凹曲面部が回路基板21に設けられた半球形状の被支持部26、27上をスライドすることにより、このモーメントが回路基板21に伝わることを回避することができる。また図6(b)に示すように、支持部24、25において同じ向きのモーメントが生じる場合、支持部24、25の先端部の凹曲面部が回路基板21に設けられた半球形状の被支持部26、27上をスライドすることにより、このモーメントが回路基板21に伝わることを回避することができる。
図7に示すように、回路基板21とは別体として製造される被支持部材26b、27bを被支持部26、27として用いる場合、被支持部26、27の回路基板21への固定方法としては、接着剤39、40を回路基板21または被支持部材26b、27bの回路基板21に対する取り付け部である底面部に塗布し、回路基板21上に被支持部材26b、27bを載置して固定する方法を用いる。なおこの固定方法としては、接着材39、40に代えて、例えば粘着性テープを用いる方法またははんだ付けによる固定方法がある。はんだ付けによる固定方法においては、回路基板21上に実装部品を配置し、炉中で加熱してはんだ接合するリフロープロセスにおいて、回路基板21上に実装部品と共に被支持部材26b、27bを配置することにより実現することができる。このように他の実装部品のリフロープロセスにおいて同時に被支持部材26b、27bを固定することができることにより、例えば上述した従来の構成における製造工程に比べて、ばね等の部品を実装するための別工程を加えることなく、容易に被支持部26、27を設けることができる。
このように本実施の形態に係る電子機器においては、筐体15の変形により生じるモーメントが回路基板21に伝達されることを簡易な構成によって防止することができる。これにより、回路基板21の変形を防止して、回路基板21上の配線の断線、回路基板21とこの基板上に実装された半導体チップとの接合部分の破壊等による不良の発生を未然に防止することができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態は、回路基板21に設けられた被支持部26、27の曲率半径を、支持部24、25の先端部の凹曲面部の曲率半径よりも小さくした例を説明するものである。
すなわち図8に示すように、被支持部26、27の球面28b、29bの曲率半径は、支持部24、25の先端部の凹曲面部30b、31bの曲率半径よりも小さく形成されている。これにより、支持部24、25においては、被支持部26、27に対する回転自由度を保ったまま、回路基板21の面に沿った方向に移動可能となり、回路基板21が温度変化によって面方向に膨張または収縮して被支持部26、27が回路基板21の面に沿った方向に移動した場合であっても、支持部24、25と回路基板21とに荷重が発生することを防止することができる。
このように支持部24、25と回路基板21とに荷重が発生することにより、回路基板21の変形を防止することができる。
このように本実施の形態に係る電子機器においては、第1の実施の形態により得られる効果に加えて、熱ひずみによる回路基板21の変形を防止することができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態は、支持部24、25を中空円筒形状とした例を説明するものである。
すなわち図9に示すように、支持部24、25は、少なくともその先端部30c、31cが中空円筒形状となっており、その端部30c、31cは被支持部26、27の凸曲面の曲率半径と同等の曲率半径により凹曲面に形成されている。
これにより、支持部26、27の体積を減らすことができ、電子機器全体として軽量化を果たすことができる。
なお、図9に示す支持部24、25においては、中空円筒形状の先端部の周縁部全体で被支持部26、27を支持する場合について述べたが、周縁部に切り欠きを設け、部分的に被支持部26、27を支持するようにしてもよい。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態は、支持部24、25を締結部材である柱形状のねじによって締結した例を説明するものである。
すなわち図10に示すように、支持部24にはねじ32を締結するためのねじ孔が形成され、また回路基板21、被支持部26、27には、回路基板21の厚み方向に貫通する貫通孔33が形成されている。この貫通孔33の内径は、ねじ32の径よりも大きく形成されていることにより、この貫通孔33を介して支持部25からねじ32を貫通させて、第1および第2の支持部24、25を締結することができる。
貫通孔33の内径をねじ32の径よりも大きく形成することにより、支持部24、25と固定関係にあるねじ32は、回路基板21に対して回転自由度を保った状態となる。これにより、支持部24、25は、被支持部26、27に対する回転自由度を保ったまま互いに締結される。かくして支持部24、25を上筐体22と下筐体23との締結部として兼用することができる。
回路基板21の被支持部26、27を支持する支持部24、25を筐体22、23の締結部として兼用することにより、例えば電子機器に外力が加わった場合であっても、支持部24、25が被支持部26、27から外れることを確実に防止することができる。
このように本実施の形態に係る電子機器においては、第1の実施の形態により得られる効果に加えて、支持部24、25が被支持部26、27から外れることを確実に防止することができる。
なお、支持部24、25の直径がねじ32のねじ孔を形成することが可能な大きさよりも小さい場合には、例えば、図11に示すように、支持部24、25の近傍に内部にねじ孔を有する締結部34、35を設け、この締結部34、35においてねじ36により上筐体22と下筐体23とを締結するようにすればよい。
(第5の実施の形態)
本発明の第5の実施の形態は、回路基板21の面に沿った方向に被支持部26、27が移動し得る構成の例を説明するものである。
すなわち、図12に示すように、回路基板21には、その厚み方向に貫通孔37が形成され、この貫通孔37に被支持部27となる被支持部材27eの円柱形状の突起部38が挿入されてその先端部が被支持部26となる被支持部材26eに固定される。被支持部材27eの突起部38と被支持部材26eとの固定方法としては、図13に示すように、接着剤41による接着、または粘着性テープ等を用いることができる。
図12に示すように、回路基板21に形成される貫通孔37の内径を、被支持部27の突起部38の外径よりも大きく形成することにより、貫通孔37と突起部38との間には間隙が形成される。これにより、被支持部26、27においては、突起部38が貫通孔37内を移動する範囲を限度として、回路基板21の面に沿った方向に移動し得る状態となる。
被支持部26、27が回路基板21の面に沿った方向に移動し得ることにより、例えば筐体22、23の線膨張率と回路基板21の線膨張率とに差がある場合であっても、回路基板21の温度変化による面方向への膨張または収縮を被支持部材26、27の移動によって吸収することができる。
これにより、回路基板21と上筐体22、下筐体23との線膨張率の差による熱ひずみに起因する回路基板21の反りの発生を抑制することができる。この結果、回路基板21に設けられた配線の切断、実装部品と回路基板21との接合部の破壊といった不良の発生を防止することができる。
このように本実施の形態に係る電子機器においては、第1の実施の形態により得られる効果に加えて、熱ひずみによる回路基板21の変形を防止することができる。
(第6の実施の形態)
本発明の第6の実施の形態は、上記実施の形態に係る電子機器の球体による基板支持構造に代えて、1軸まわりの回転自由度を持つ支持部を設けた例を説明するものである。
すなわち、図14に示すように、回路基板21には、半円柱形状の被支持部26a、27aが接着等の手法により固定され、この半円柱形状の周側面をなす円弧形状の曲率半径と同等の曲率半径でなる凹曲面部を有する支持部24a、25aを上筐体22および下筐体23に設ける。
回路基板21に伝達されるモーメントが1軸まわりに限定される場合、支持部24a、25aの回転自由度は、モーメントと同一の自由度のみで足りる。従ってこのような場合には、1軸まわりの回転自由度を持つ支持部24a、25aおよび被支持部26a、27aによって回路基板21を支持することができる。
またこの場合、回転軸方向に支持部24a、25aを延設することにより、この支持部24a、25aを有する筐体22、23の剛性をその延設方向に高くすることができる。従って被支持部26a、27aを支持部24a、25aの延設方向に長く形成することにより、被支持部26a、27aと支持部24a、25aとの接触面積を増加させて、回路基板21の自重による反りを抑制することができる。
このように本実施の形態に係る電子機器においては、1軸まわりの回転自由度を持ち、回転軸方向に延設された支持部24a、25aによって被支持部26a、27aを支持することにより、筐体変形によるモーメントが回路基板21に伝わらないようにし得ると共に、回路基板21の自重により反りを防止することができる。
(他の実施の形態)
上述実施の形態においては、2つの被支持部26、27を回路基板21の両面から固定する場合について述べたが、これに代えて、例えば図15に示すように、球体部を有する被支持部材42を回路基板21に固定して被支持部26、27としてもよい。この場合、回路基板21の厚み方向に形成された貫通孔に対して球体部を有する被支持部材42を挿入し、この球体部からフランジ状に張り出した固定部43と回路基板21とを接着剤44により固定する。固定方法は、接着剤43による接着に限らず、例えば粘着テープ、はんだ付け等、他の種々の方法を適用することができる。
このように1つの被支持部材42を用いることにより、被支持部26、27を別々の部材で形成する場合に比べて部品点数を削減することができる。
また上述の実施の形態においては、被支持部26、27を、接着剤、粘着テープまたははんだ付けにより回路基板21に固定した部材によって形成する場合について述べたが、これに代えて、例えばかしめまたはねじ止めによる固定方法を用いることもできる。
かしめによる固定方法として、例えば図16(a)に示すように、半球形状の被支持部材56の底面部に円柱形状の突起部56aおよびこれを取り巻く円筒形状部56bを形成し、突起部56aの先端部を先細り形状とする。また半球形状の被支持部材57の底面部に円筒形状部57aと、これを取り巻く円筒形状部57bを形成する。
回路基板21には、円筒形状部57bを挿入し得る程度の内径をもつ貫通孔52が形成され、この貫通孔52を介して、被支持部材56の突起部56aと被支持部57材の円筒形状部57aとを嵌合させ、また被支持部材56の円筒形状部56bと被支持部材57の円筒形状部57bとを嵌合させる。
これにより、図16(b)に示すように、被支持部材56、57がかしめにより回路基板21上に固定される。このように構成することにより、一段と簡単な組み立て工程により確実に被支持部材56、57を回路基板21に固定することができる。
因みに、図16に示すかしめによる固定方法を用いる場合においても、被支持部材57の円筒形状部57bの外径を回路基板21の貫通孔52の内径よりも小さくして、貫通孔52と円筒形状部57bとの間に間隙58が形成されるようにすることにより、第5の実施の形態の場合と同様にして、被支持部材56、57が回路基板21の面に沿った方向に移動可能とすることができ、これにより、熱ひずみによる回路基板21の変形を防止することができる。
またねじ止めによる固定方法として、例えば図17(a)に示すように、半球形状の被支持部材66の底面部にねじ部66aを設ける。また半球形状の被支持部材67の底面部に円柱形状の突起部67bを形成し、この突起部67bの中心部にねじ孔67aを形成する。
回路基板21には、突起部67bを挿入し得る程度の内径をもつ貫通孔68を形成し、この貫通孔68を介して、被支持部材66のねじ部66aと被支持部材67のねじ孔67aとを螺合させる。
これにより、図16(b)に示すように、被支持部材56、57が回路基板21上に締結される。このように構成することにより、一段と簡単な組み立て工程により確実に被支持部材66、67を回路基板21に固定することができる。
因みに、図17に示すかねじ止めによる固定方法を用いる場合においても、被支持部材67の突起部67bの外径を回路基板21の貫通孔68の内径よりも小さくすることにより、第5の実施の形態の場合と同様にして、被支持部材66、67が回路基板21の面に沿った方向に移動可能とすることができ、これにより、熱ひずみによる回路基板21の変形を防止することができる。
また上述の実施の形態においては、本発明を携帯情報処理装置10に適用したが、例えば携帯無線機等、種々の電子機器に広く適用することができる。
第1の実施の形態に係る電子機器を示す斜視図である。 図1の電子機器の搬送時の状態を示す斜視図である。 図1の電子機器の機器本体における回路基板の支持構造を示す断面図である。 図1の電子機器の回路基板の支持構造を示す断面図である。 図1の電子機器の回路基板の支持構造を示す斜視図である。 図1の電子機器の筐体変形時の回路基板を示す断面図である。 図4の被支持部の回路基板への固定方法の説明に供する断面図である。 第2の実施の形態に係る基板支持構造を示す断面図である。 第3の実施の形態に係る基板支持構造を示す断面図である。 第4の実施の形態に係る基板支持構造を示す断面図である。 他の実施の形態に係る基板支持構造を示す断面図である。 第5の実施の形態に係る回路基板への被支持部材の固定方法の説明に供する断面図である。 他の実施の形態に係る回路基板への被支持部材の固定方法の説明に供する断面図である。 第6の実施の形態に係る回路基板への被支持部材の固定方法の説明に供する断面図である。 他の実施の形態に係る基板支持構造を示す斜視図である。 他の実施の形態に係る被支持部材の取り付け方法の説明に供する断面図である。 他の実施の形態に係る被支持部材の取り付け方法の説明に供する断面図である。
符号の説明
10 携帯情報処理装置
11 キーボード
12 機器本体
13 表示部
15、17 筐体
22 上筐体
23 下筐体
21 回路基板
24、25 支持部
26、27 被支持部
26b、26e、27b、27e、42、56、57、66、67 被支持部材
28、29 球面
30、31 凹曲面部
39、41、44 接着剤
43 フランジ部

Claims (7)

  1. 凸曲面を有する被支持部を備える回路基板と、
    前記被支持部の凸曲面を支持する凹曲面が形成された支持部を有する筐体と、
    を備え、
    前記凸曲面および前記凹曲面は球面であり、前記凸曲面が前記凹曲面に対して回転自在に接触していることを特徴とする電子機器。
  2. 前記凸曲面の曲率半径は、前記凹曲面の曲率半径よりも小さいことを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  3. 前記被支持部は、前記回路基板の両面に設けられ、
    前記筐体は、前記回路基板の一方の面に設けられた前記被支持部を支持する第1の支持部と、前記回路基板の他方の面に設けられた前記被支持部を支持する第2の支持部とを備え、
    前記被支持部を前記一方の面から他方の面に貫通する貫通孔を通って前記第1の支持部と前記第2の支持部とを締結する、前記貫通孔の内径よりも小さな径を有する柱形状の締結部材を備えることを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  4. 前記被支持部は、前記回路基板の部品実装面に沿った方向に移動自在に支持される被支持部材であることを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  5. 前記被支持部は、前記回路基板の両面に設けられ、
    前記支持部は、前記回路基板の両面の前記被支持部を支持することを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  6. 回路部品の実装面と、
    前記実装面に設けられ、凹曲面が形成された支持部を有する取り付け対象に支持される凸曲面を有する被支持部と、
    を備え、
    前記凸曲面および前記凹曲面は球面であり、前記凸曲面が前記凹曲面に対して回転自在に接触していることを特徴とする回路基板。
  7. 回路基板に対する取り付け部と、
    前記回路基板が取り付けられ、凹曲面が形成された支持部を有する取り付け対象に支持される凸曲面を有する被支持部と、
    を備え、
    前記凸曲面および前記凹曲面は球面であり、前記凸曲面が前記凹曲面に対して回転自在に接触していることを特徴とする被支持部材。
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