JP4282576B2 - 自動車のコンソールボックス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車室内の運転席と助手席との間に配置される自動車のコンソールボックス装置に関する。
自動車の車室内に配置されたコンソールボックス装置は従来より周知である(例えば、特許文献1参照)。このコンソールボックス装置は、一般に、物入れ空間が形成されたボックス本体と、物入れ空間の上部開口を閉鎖する閉位置とその上部開口を開放させる全開位置との間を移動可能にボックス本体に支持されたコンソールドアとを有している。このようなコンソールボックス装置において、コンソールドアを閉位置から全開位置へ移動させる際、先ずコンソールドアを後方にスライドさせて半開位置にもたらし、次いでそのコンソールドアを回動させて全開位置にもたらすように構成されたコンソールボックス装置が提案されている。
一方、コンソールボックス装置に、後部座席用の空気吹出装置と、その空気吹出装置の空気吹出口よりも下方に位置する後部座席着座者用の灰皿とを設ければ、後部座席の着座者に与える快適さを一層向上させることができる。ところが、このような空気吹出装置と灰皿を設けると共に、コンソールドアを後方にスライドさせ、次いでそのコンソールドアを回動させて全開位置にもたらす上述した構成を採用すると、コンソールドアがその全開位置を占めたとき、該コンソールドアの一部が空気吹出口に対向して位置することになるので、この状態で空気吹出口から空気が吹き出ると、その空気がコンソールドアに当り、ここで跳ね返った空気が灰皿に向けて流れ、その灰皿中の灰を吹き飛ばし、周辺を灰で汚してしまうおそれがある。
実公平−46431号公報
本発明の目的は、上述した不具合の発生を阻止できる自動車のコンソールボックス装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、車室内の運転席と助手席との間に配置される自動車のコンソールボックス装置であって、物入れ空間が形成されたボックス本体と、該物入れ空間の上部開口を閉鎖する閉位置とその上部開口を開放させる全開位置との間を移動可能に前記ボックス本体に支持されたコンソールドアと、後部座席用の空気吹出装置と、該空気吹出装置の空気吹出口よりも下方に位置する後部座席着座者用の灰皿とを具備し、前記コンソールドアがその全開位置を占めたとき、該コンソールドアの一部が前記空気吹出口に対向して位置するように、該コンソールドアの全開位置が設定されている自動車のコンソールボックス装置において、前記コンソールドアが全開位置を占めた状態で、前記空気吹出口から流出した空気が前記灰皿以外の方向に向くように、空気の流れを規制する空気流規制手段を設けたことを特徴とする自動車のコンソールボックス装置を提案する(請求項1)。
また、上記請求項1に記載の自動車のコンソールボックス装置において、前記灰皿よりも上方に位置するボックス本体の外壁部分が、後部座席側に向けて突出し、その突出部によって前記空気流規制手段が構成されていると有利である(請求項2)。
さらに、上記請求項1又は2に記載の自動車のコンソールボックス装置において、前記コンソールドアが全開位置を占めた状態で、前記空気吹出口から流出し、前記空気流規制手段へ向けて流れる空気の流速を下げる流速規制手段を具備していると有利である(請求項3)。
また、上記請求項3に記載の自動車のコンソールボックス装置において、前記流速規制手段が、前記コンソールドアに形成された凹部によって構成されていると有利である(請求項4)。
本発明によれば、空気吹出口から流出する空気によって灰皿中の灰が吹き飛ばされる不具合を防止することができる。
以下、本発明の実施形態例を図面に従って詳細に説明する。
図1は、自動車のコンソールボックス装置1を斜め後方から見た斜視図であり、図2は図1のII−II線拡大断面図であって、このコンソールボックス装置1は、車室内の図示していない運転席と助手席の間に配置されている。図における符号Frは、自動車の前進方向を示し、符号Rは前進方向Frと逆の後方を示している。
コンソールボックス装置1は、物入れ空間2が形成されたボックス本体3と、このボックス本体3に支持されたコンソールドア4と、図示していない後部座席用の空気吹出装置5と、後部座席着座者用の灰皿6とを有している。
本例のボックス本体3は、外壁7と底壁8と内壁9とから構成され、その内壁9の中央部に窪みが形成され、この窪みによって物入れ空間2が形成されている。ボックス本体3は図示していない車体に対して不動に固定支持されている。
図1及び図2には、コンソールドア4が物入れ空間2の上部開口を閉鎖した閉位置を占めた状態を示しているが、このコンソールドア4を開くには、先ず該コンソールドア4を後方Rにスライドさせ、図3に示すようにコンソールドア4を半開位置にもたらす。このときのコンソールドア4の状態を図2に一点鎖線で示してある。コンソールドア4を半開位置にもたらすと、物入れ空間2よりも前方に位置するスイッチ操作部10が露出するので、乗員はその各スイッチを操作して自動車に設けられた各種機器を作動させることができる。
コンソールドア4を半開位置にもたらした後、そのコンソールドア4を図3に矢印Aで示した方向に持ち上げると、このコンソールドア4は、図2に示した回動中心CLのまわりを、図2に矢印Bで示した方向に回動し、図4に示した全開位置にもたらされる。このときのコンソールドア4の状態を図2に破線で示す。このようにコンソールドア4を開くことにより、物入れ空間2の上部開口が開放され、物入れ空間2に物を自由に出し入れすることができる。逆の操作によって、コンソールドア4を閉位置にもたらすことができる。このように、コンソールドア4は、物入れ空間2の上部開口を閉鎖する閉位置と、この上部開口を開放させる全開位置との間を移動可能にボックス本体3に支持されている。
また、本例の空気吹出装置5は、図示していない空調装置本体に他の部材を介して接続されたダクト11と、出口部材12とを有し、この出口部材12は、ボックス本体3の外壁7の後部の部分に形成された開口13に配置されている。ダクト11は、その空気流出口が外壁7の開口13に合致した状態で、外壁7に固定連結されている。また、出口部材12には多数の空気吹出口15が形成されている。
空調装置本体が作動すると、そのファンによって送り出された空気は、図2に矢印Cで示すようにダクト11内を流れ、次いで出口部材12の空気吹出口15から外部に流出し、後部座席の着座者に向けて流れる。
灰皿6は、上述した空気吹出装置5の空気吹出口15よりも下方に位置し、図2に実線で示した格納位置と、破線で示した使用位置との間を回動可能に外壁7に支持されている。後部座席の着座者が喫煙するときは、灰皿6を図2に破線で示した使用位置にもたらし、その灰皿中に灰や吸殻を入れることができ、使用後に、その灰皿6を図2に実線で示した格納位置に回動して収めることができる。
ここで、コンソールドア4が図2に実線で示した閉位置を占めているときは、空気吹出口15から流出した空気は、図2に実線矢印Dで示すように、後方の後部座席に向けて流れる。ところが、コンソールドア4が図2に破線で示した全開位置を占めたとき、そのコンソールドア4の一部(図の例ではコンソールドアの後部)が、空気吹出口15に対向して位置するように、そのコンソールドア4の全開位置が設定されているので、このとき空気吹出口15から流出した空気は、破線矢印Eで示すように、全開位置を占めたコンソールドア4に当り、次いでここで跳ね返って下方に流れる。その際、この空気が直接、灰皿6に向けて流れたとすると、その灰皿6が破線で示した使用位置にあった場合、灰皿中の灰が空気流によって吹き飛ばされ、その周辺が灰で汚されてしまうおそれがある。
そこで、本例のコンソールボックス装置1には、コンソールドア4が全開位置を占めた状態で、空気吹出口15から流出した空気が灰皿6以外の方向に向くように、空気の流れを規制する空気流規制手段が設けられている。より具体的に示すと、図2に明示するように、灰皿6よりも上方に位置するボックス本体3の外壁部分が、後部座席側に向けて突出し、その突出部16によって空気流規制手段が構成されている。コンソールドア4が破線で示した全開位置にある状態で、空気吹出口15から流出してコンソールドア4で跳ね返った空気は、破線矢印Eで示すように流れるが、この空気流は、引き続きボックス本体3の外壁7に形成された突出部16によって案内されながら、破線矢印Fで示すように、灰皿6の方向ではなく、後部座席に向けてほぼ水平な方向に流れる。従って、このとき、灰皿6が図2に破線で示した使用位置を占めていたとしても、その灰皿中の灰が空気流によって吹き飛ばされて舞い上がるようなことはない。仮に、外壁8に突出部16が設けられておらず、この部位が図2に符号16Aを付し、かつ仮想線で示したように平坦であったとすると、空気吹出口15から出た空気は、二点鎖線の矢印Gで示したように、灰皿6に向けて流れるが、突出部16を設けることによって、空気を破線矢印Fの方向に向けることができるのである。
突出部16を設けても、空気吹出口15から流出した空気の一部が灰皿6へ向かうこともあるが、この場合も、その空気の量はわずかであるため、灰が吹き飛ばされるようなことはない。
空気流規制手段を、上述した突出部16ではなく、例えば外壁7に固定したエアガイド部材などによって構成することもできるが、本例のようにボックス本体3の一部によって空気流規制手段を構成すれば、コンソールボックス装置1のコスト上昇を抑えることができる。
また、図2に示すように、コンソールドア4が全開位置にあるとき、空気吹出口15を向いた側のコンソールドア4の部分に凹部17が形成されている。このため、空気吹出口15から流出した空気の一部が、破線矢印Hで示すように凹部17に流れ込み、次いでその凹部17から流出する。このとき、その空気の流れが乱され、突出部16に向けて流れる空気の流速が下げられる。このため、灰皿6の方へ流れる空気の量を一層少なくでき、実質的に灰皿6へ向けて流れる空気をなくすことも可能である。
上述のように、コンソールドア4に形成された凹部17は、コンソールドア4が全開位置を占めた状態で、空気吹出口15から流出し、空気流規制手段へ向けて流れる空気の流速を下げる流速規制手段の一例を構成している。
コンソールボックス装置を斜め後方から見たときの斜視図である。 図1のII−II線拡大断面図である。 コンソールドアを後方にスライドさせたときのコンソールボックス装置の斜視図である。 コンソールドアを全開位置にもたらしたときのコンソールボックス装置の斜視図である。
符号の説明
1 コンソールボックス装置
2 物入れ空間
3 ボックス本体
4 コンソールドア
5 空気吹出装置
6 灰皿
15 空気吹出口
16 突出部
17 凹部

Claims (4)

  1. 車室内の運転席と助手席との間に配置される自動車のコンソールボックス装置であって、物入れ空間が形成されたボックス本体と、該物入れ空間の上部開口を閉鎖する閉位置とその上部開口を開放させる全開位置との間を移動可能に前記ボックス本体に支持されたコンソールドアと、後部座席用の空気吹出装置と、該空気吹出装置の空気吹出口よりも下方に位置する後部座席着座者用の灰皿とを具備し、前記コンソールドアがその全開位置を占めたとき、該コンソールドアの一部が前記空気吹出口に対向して位置するように、該コンソールドアの全開位置が設定されている自動車のコンソールボックス装置において、
    前記コンソールドアが全開位置を占めた状態で、前記空気吹出口から流出した空気が前記灰皿以外の方向に向くように、空気の流れを規制する空気流規制手段を設けたことを特徴とする自動車のコンソールボックス装置。
  2. 前記灰皿よりも上方に位置するボックス本体の外壁部分が、後部座席側に向けて突出し、その突出部によって前記空気流規制手段が構成されている請求項1に記載の自動車のコンソールボックス装置。
  3. 前記コンソールドアが全開位置を占めた状態で、前記空気吹出口から流出し、前記空気流規制手段へ向けて流れる空気の流速を下げる流速規制手段を具備する請求項1又は2に記載の自動車のコンソールボックス装置。
  4. 前記流速規制手段が、前記コンソールドアに形成された凹部によって構成されている請求項3に記載の自動車のコンソールボックス装置。
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