JP4281043B2 - コージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法 - Google Patents

コージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4281043B2
JP4281043B2 JP2002111933A JP2002111933A JP4281043B2 JP 4281043 B2 JP4281043 B2 JP 4281043B2 JP 2002111933 A JP2002111933 A JP 2002111933A JP 2002111933 A JP2002111933 A JP 2002111933A JP 4281043 B2 JP4281043 B2 JP 4281043B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
honeycomb structure
cordierite
clay
molding
mass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002111933A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003306375A (ja
Inventor
俊二 岡崎
博久 諏訪部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP2002111933A priority Critical patent/JP4281043B2/ja
Publication of JP2003306375A publication Critical patent/JP2003306375A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4281043B2 publication Critical patent/JP4281043B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コージェライト質セラミックハニカム構造体を押出成形して製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等のエンジンから排出される排気ガスを浄化する触媒担体、或いは、セルの流入側と流出側を交互に目封止してハニカムフィルタとし、ディーゼルエンジン等から排出される微粒子を捕集するフィルタとして、コージェライト質セラミックハニカム構造体が使用されている。図1に本発明が対象とするコージェライト質セラミックハニカム構造体(以下、ハニカム構造体と略称することがある)を示し、図1に示す記号で説明する。一般に、このハニカム構造体を製造する際には、カオリン、タルク、アルミナなどのコージェライト化原料と水、有機バインダー、界面活性剤、潤滑剤、可塑剤等の成形助剤、又は必要に応じ造孔剤とを、混合、混練して坏土とし、この坏土を格子状のスリットからなる排出通路とこのスリットの交点に杯土を供給する通路を備える押出用口金を通過させることにより、外周壁11aとこの外周壁11aの内周側でセル壁11bにより囲まれた多数のセル11cが形成されたハニカム構造を有する成形体を成形する押出成形法が用いられている。次いで、この成形体に、乾燥、焼成を行うことによってハニカム構造体が得られる。
【0003】
上述の押出成形においては、杯土の流動性が重要であり、杯土全体或いは杯土の一部の流動性が低下すると、口金より排出されたハニカム構造の成形体の外周壁表面11aが粗面となり、外周壁表面11aにめくれや亀裂が発生しやすくなるという問題を有していた。
この流動性の低下については、押出成形時に生じる口金と坏土の摩擦等により坏土温度が上昇し成形助剤がゲル化することにより流動性が低下することが知られている。
良好な流動性を得るためには、コージェライト化原料に添加する水分量を多くする方法が知られている。しかし、この杯土の流動性と成形体の保形性は相反する関係にあり、水分量の調整により流動性を向上させた場合には、成形体の保形性が低下し、成形体を乾燥させるまでの間に成形体自身の自重や、成形体の移動、移載の際の振動により、成形体が変形し、必要な寸法精度が得られないという問題があった。更には、成形体に含まれる多量な水分は、その乾燥過程において生じる成形体の収縮に伴う割れを発生しやすくなるという問題も有していた。この乾燥過程での割れについては、一般的に成形助剤の熱ゲル化強度が高いほど発生しにくいことが知られている。
これらの問題を解決するため、コージェライト化原料に配合される成形助剤には、押出成形時の杯土の流動性確保、成形後の保形性確保、乾燥時の乾燥ワレ防止を目的として、成形助剤の種類及び、その粘度や配合量を最適化する以下のよな検討が行われている。
【0004】
例えば、特開平7−138077号公報に記載の発明では、コージェライト原料に、粘度が2%水溶液中、20℃で8000cP[=(SI単位)8Pa・s]以上で、グルコース環単位中の水酸基がメトキシル基で置換された平均個数からグルコース環単位当たりに付加したヒドロキシプロポキシル基のモル数を引いた数が1.5以上となるメチルセルロースを2〜7%配合し、さらに、粘度が2%水溶液中、20℃で8000cP[=(SI単位)8Pa・s]未満のメチルセルロースを0.5〜3%混合し、メチルセルロースの総配合量を2〜7%とすることにより、押出成形時に外周壁表面がめくれたり、亀裂が発生することなく、流動性が良く、乾燥時にクラックが発生しないコージェライトハニカム構造体とする製造方法が開示されている。
【0005】
また、特許第3074169号公報に記載の発明では、セル壁厚の薄いハニカム構造体を得るのに、セルロース誘導体を成形助剤とし、押出成形時における成形性(特に流動性)を改善する開示がある。即ち、特許第3074169号公報には、コージェライト化原料バッチ中に、成形助剤として可逆的熱ゲル化性粘結剤を2〜6重量%配合するとともに、2%水溶液粘度(20℃)で5000cP[=(SI単位)5Pa・s]以下の粘結剤1と、2%水溶液粘度(20℃)で20000cP[=(SI単位)20Pa・s]以上の粘結剤2からなり、粘結剤1/粘結剤2(重量比)を10/90〜50/50の範囲で配合、また、粘結剤1及び粘結剤2がメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなどから選択することが好ましいとするコージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法の開示がある。そして、この特許第3074169号公報に記載の発明によれば、可逆的熱ゲル性粘結剤を2〜6重量%配合する際に、粘結剤1/粘結剤2(重量比)が10/90未満では、原料バッチの粘性が高くなり流動性が低下して押出成形時にハニカム成形体が押し出し難くなり、一方、粘結剤1/粘結剤2(重量比)が50/50を超えると押出成形後のハニカム成形体の保形性を十分に得ることができないとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、本発明者らは、前記特開平7−138077号公報に開示されている、コージェライト原料に、粘度が2%水溶液中、20℃で8Pa・s以上で、グルコース環単位中の水酸基がメトキシル基で置換された平均個数からグルコース環単位当たりに付加したヒドロキシプロポキシル基のモル数を引いた数が1.5以上となるメチルセルロースを2〜7%配合し、さらに、粘度が2%水溶液中、20℃で8Pa・s未満のメチルセルロースを0.5〜3%混合し、メチルセルロースの総配合量を2〜7%とした成形助剤を用いてハニカム構造体の成形を試みたが、特にハニカム構造体の容積が2リットル以上のような大型のハニカム成形体では、外周壁のめくれ、成形体の変形、及び乾燥時のクラック発生を抑えることはできない場合があった。
【0007】
さらに、本発明者らは、前記特許第3074169号公報に開示されているように、2%水溶液粘度(20℃)で5Pa・s以下のメチルセルロース(M)と、2%水溶液粘度(20℃)で20Pa・s以上のヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)とを、質量比(M/H)を10/90〜50/50の範囲で配合し、メチルセルロース(M)とヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)の総量を質量で2〜6%とした成形助剤ほかをコージェライト化原料粉末に配合して坏土としハニカム構造体の成形、乾燥、焼成を試みたが、特にハニカム構造体の容積が2リットル以上のような大型のハニカム成形体では、外周壁のめくれ、成形体の変形、及び乾燥時のクラック発生を抑えることはできなかった。
【0008】
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、容積が2リットル以上のような大型のハニカム構造体であっても、成形性(流動性)が良く外周壁めくれが発生しにくく、保形性が良好で変形しにくく、しかも乾燥時に乾燥ワレの発生が少ないハニカム構造体の製造方法を得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、特に、セラミックハニカム構造体の容積が2リットル以上の大物の場合について、外周壁表面のめくれ、成形体の変形、及び乾燥クラックの問題を解決するため、各種成形助剤の配合の検討を行った結果、ある一定の性質の成形助剤を組み合わせて配合、使用することにより、坏土の流動性、成形体の保形性、及び耐乾燥割れ性が向上し、上記問題の解決できることを見出し、本発明に想到した。
【0010】
即ち、本発明は、コージェライト化原料に成形助剤などを配合混練して坏土とした後、この坏土を押出成形により成形、乾燥し、次いで焼成することにより、コージェライト質となるハニカム構造体の製造方法であって、前記坏土中に、2%水溶液粘度(20℃)で5Pa・s以下のメチルセルロース(M)と、2%水溶液粘度(20℃)で20Pa・s以上のヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)を、前記メチルセルロース(M)と前記ヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)の質量比(M/H)を50/50を越え90/10以下の範囲で配合することを特徴とする。
そして、本発明において、前記メチルセルロースと前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースをコージェライト化原料100質量部に対して総量で2〜15質量部配合添加することが好ましく、コージェライト質セラミックハニカム構造体の容積が2リットル以上であることが好ましい。
【0011】
次に、本発明の構成要件を説明する。
本発明においては、坏土中に、2%水溶液粘度(20℃)で5Pa・s以下のメチルセルロース(M)と、2%水溶液粘度(20℃)で20Pa・s以上のヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)を、前記メチルセルロース(M)と前記ヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)の質量比(M/H)を50/50を越え90/10以下の範囲で配合する。これにより、特に、容積が2リットル以上のような大型のハニカム構造体の押出成形及び乾燥工程で発生する、相反する性質である外周壁表面のめくれ、成形体の変形、及び乾燥クラックの問題を両立して、解決することができる。即ち、メチルセルロース(M)とヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)の割合を50/50を越え90/10以下の範囲とすることで、押出成形時の杯土の流動性と成形体の保形性を最適にすることができ、更には熱ゲル化強度も確保できることから、従来解決が困難であった、外周壁表面のめくれ、成形体の変形、及び乾燥クラックの不具合を同時に解消できるからである。
本発明において、2%水溶液粘度(20℃)で5Pa・s以下のメチルセルロース(M)と2%水溶液粘度(20℃)で20Pa・s以上のヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)の割合を50/50を越え90/10以下の範囲とすることが重要である。これは両者の質量比(M/H)が50/50以下、即ちヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)の配合比が多くなる場合、熱ゲル化強度が低下し、成形後の乾燥によりワレが発生することがあるからである。一方、両者の質量比(M/H)が90/10を超えると、必要以上に配合されたメチルセルロースにより、保形性が低下すると共に、熱ゲル化温度が低下することから、成形温度である約30℃においてメチルセルロースのゲル化が一部起き始め、杯土の流動性が不安定になり、押出成形の際に外周壁表面が粗面となり、外周壁表面にめくれや亀裂が発生し易くなり最悪の場合は成形できないこともあるからである。従って、質量比(M/H)を50/50を越え90/10以下の範囲で配合する。この質量比割合での配合は、特に、容積が2リットル以上のような大型のハニカム構造体の製造の時に最適である。
【0012】
また、本発明において、望ましくは、メチルセルロース(M)とヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)をコージェライト化原料100質量部に対して総量で2〜15質量部配合する。メチルセルロースとヒドロキシプロピルメチルセルロースがコージェライト化原料100質量部に対して総量で2質量部未満であると、成形体の保形性が不足し変形が発生しやすくなるからである。一方、メチルセルロースとヒドロキシプロピルメチルセルロースがコージェライト化原料100質量部に対して総量で15質量部を超えると、杯土の流動性を損ない、押出成形時にハニカム成形体を押出難くなるからである。
尚、成形助剤としては、メチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースを配合することに加えて、公知の成形助剤である、ポリビニルアルコール等の有機バインダーや界面活性剤、潤滑剤等の中から、用途に合ったものを加えても良い。
【0013】
そして、本発明の製造方法において、コージェライト質セラミックハニカム構造体の容積が2リットル以上であることが好ましい。容積が2リットル以上のような大型のハニカム構造体の押出成形及び乾燥工程において発生する、相反する性質である外周壁表面のめくれ、成形体の変形、及び乾燥クラックの問題を本発明を用いることにより両立して解決することができるからである。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を実施の形態に基づき更に詳細に説明する。
図1に示すハニカム構造体11を以下のようにして複数個作成した。
カオリン、タルク、シリカ、水酸化アルミニウム、アルミナなどの粉末を調整して、化学組成が質量%で、SiO2 :48〜52%、Al23:33〜37%、MgO:12〜15%、を含むコージェライト質セラミックの原料とした。
そして、表1に示すように、成形助剤として各種粘度のメチルセルロース(M)及びヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)の質量比(M/H)及び、コージェライト質セラミックスの原料100質量部に対して添加するメチルセルロース(M)とヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)の総量(質量部)を変えて配合し、造孔剤を添加し、乾式で十分混合した。次いで、規定量の水を注入して更に十分な混練を行い、押出成形可能な坏土を精製した。なお、メチルセルロース(M)及びヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)の粘度は、20℃における2%水溶液を東機産業製BL型粘度計で測定した。
【0015】
次に、公知の押出成形用金型を用いて坏土を連続的に押出成形して、焼成後に、外周径が143.8mm、長さ150mmで、セル壁で囲まれる断面が四角形状を有し、セル壁厚が0.3mm以下、気孔率が60%以上のハニカム構造体となるように成形体を作製した。そして、押出成形後に、外周壁の表面のめくれの有無を調べた。
次に、成形体をマイクロ波乾燥炉に入れ、マイクロ波乾燥した。そして、乾燥後、乾燥ワレの有無を調べた。また成形体の変形を調査する為、真円度を調査した。
【0016】
そして、メチルセルロース(M)とヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)の2%水溶液(20℃)の各粘度、配合比(%)、メチルセルロース(M)とヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)の総量のコージェライト化原料100質量部に対する添加割合(質量部)と、成形時の外周壁表面のめくれ、乾燥時の乾燥ワレ及び成形体の変形の有無の関係を評価した。なお、成形時の外周壁表面のめくれは、1ロットあたりの発生率が0%であったものを(◎)、5%未満であったものを(○)、5〜10%であったものを(△)、10%超であったものを(×)として評価し、乾燥時の乾燥ワレは、1ロットあたりの発生率が0%であったものを(◎)、5%未満であったものを(○)、5〜10%であったものを(△)、10%超であったものを(×)として評価し、成形体の変形は、成形体の外周面で円周方向12個所の直径を測定し、そのバラツキを示す真円度が0.2mm未満であったものを(◎)、0.2〜0.5mmであったものを(○)、0.5〜1.0mmであったものを(△)、1.0mm超であり実使用上において使用不可能であったものを(×)として評価した。その結果を表1に示す。表1の評価結果の項目で、成形時の外周壁表面のめくれは「めくれ」、乾燥時の乾燥ワレは「割れ」、成形体の変形は「変形」として示す。
【0017】
【表1】
Figure 0004281043
【0018】
表1の本発明例で示すように、成形助剤が、2%水溶液粘度(20℃)で5Pa・s以下のメチルセルロース(M)と、2%水溶液粘度(20℃)で20Pa・s以上のヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)であり、その質量比(M/H)を50/50を越え90/10以下の範囲で配合しているので、成形時の表面のめくれ、乾燥時の乾燥ワレ、成形体の変形を少なくしてハニカム構造体を製造できることがわかる。
特に、発明例3〜7、10〜18は、成形助剤が、2%水溶液粘度(20℃)で5Pa・s以下のメチルセルロース(M)と、2%水溶液粘度(20℃)で20Pa・s以上のヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)であり、その質量比(M/H)が50/50を越え90/10以下の範囲で、さらに、メチルセルロース(M)とヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)の総量をコージェライト化原料100質量部に対して2〜15質量部の範囲で添加しているので、成形時の外周壁表面のめくれ、乾燥時の乾燥ワレ、成形体の変形が少ない、良好なハニカム構造体を製造できることがわかる。
一方、比較例1〜10に示すように、成形助剤が本発明の範囲を外れているために、成形時に外周壁表面のめくれや乾燥時の乾燥ワレ、成形体の変形のいずれかが生じ良好なハニカム構造体を製造することができなかった。
【0019】
【発明の効果】
以上詳細に説明のとおり、本発明のハニカム構造体の製造方法によれば、杯土の流動性が良好なため外周壁表面のめくれが発生しにくく、保形性が良好なため成形体の変形が発生しにくく、乾燥時に乾燥ワレの発生が少ないハニカム構造体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハニカム構造体の斜視図である。
【符号の説明】
11:ハニカム構造体
11a:外周壁
11b:セル壁
11c:セル

Claims (3)

  1. コージェライト化原料に成形助剤を配合混練して坏土とした後、この坏土を押出成形により成形、乾燥し、次いで焼成することにより、コージェライト相を主結晶とするハニカム構造体を製造する方法であって、前記坏土中に、2%水溶液粘度(20℃)で5Pa・s以下のメチルセルロース(M)と、2%水溶液粘度(20℃)で20Pa・s以上のヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)を、前記メチルセルロース(M)と前記ヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)の質量比(M/H)を50/50を越え90/10以下の範囲で配合することを特徴とするコージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法。
  2. 前記メチルセルロース(M)と前記ヒドロキシプロピルメチルセルロース(H)をコージェライト化原料100質量部に対して総量で2〜15質量部配合することを特徴とする請求項1に記載のコージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法。
  3. コージェライト質セラミックハニカム構造体の容積が2リットル以上であることを特徴とする請求項1乃至2に記載のコージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法。
JP2002111933A 2002-04-15 2002-04-15 コージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法 Expired - Fee Related JP4281043B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002111933A JP4281043B2 (ja) 2002-04-15 2002-04-15 コージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002111933A JP4281043B2 (ja) 2002-04-15 2002-04-15 コージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003306375A JP2003306375A (ja) 2003-10-28
JP4281043B2 true JP4281043B2 (ja) 2009-06-17

Family

ID=29394593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002111933A Expired - Fee Related JP4281043B2 (ja) 2002-04-15 2002-04-15 コージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4281043B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005112679A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Hitachi Metals Ltd コージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法
WO2008059608A1 (fr) * 2006-11-16 2008-05-22 Ibiden Co., Ltd. Procédé de production de structures en nid d'abeilles
US9174879B2 (en) 2007-11-30 2015-11-03 Corning Incorporated Ceramic precursor batch composition and method of increasing ceramic precursor batch extrusion rate
PL2637836T3 (pl) * 2010-11-08 2018-02-28 Dow Global Technologies Llc Kompozycja do wyrobów ceramicznych formowanych przez wytłaczanie zawierająca metylocelulozę
KR20120079729A (ko) * 2011-01-05 2012-07-13 삼성정밀화학 주식회사 Scr 촉매의 세라믹 담체용 유기 바인더 조성물 및 이를 포함하는 scr 촉매용 세라믹 담체

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003306375A (ja) 2003-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100543734B1 (ko) 다공질 세라믹체의 제조 방법
JP5275972B2 (ja) 多孔質ウォールフロー式フィルタのための反応性結合剤
KR101546097B1 (ko) 세라믹 압출 성형체용 조성물 및 세라믹 압출 성형체의 제조 방법
JP5890548B2 (ja) コージエライト形成バッチ組成物およびそれから製造されたコージエライト体
US20060030475A1 (en) Method for fabricating ceramic articles and ceramic articles produced thereby
JP6149304B2 (ja) 低密度コージエライト体およびその製造方法
JP2011529846A5 (ja)
JP2010522106A (ja) セラミック・フィルタのための低収縮率施栓用混合物、栓を施されたハニカム・フィルタおよびその製造方法
JP4215936B2 (ja) ハニカム構造体の製造方法
EP2323961A2 (en) Ceramic precursor having improved manufacturability
JP2011224978A (ja) 押出成形用組成物及び押出成形体の製造方法
JP6087830B2 (ja) メチルセルロースを含む押し出し成形体のための組成物
JP2018122511A (ja) ハニカム構造体の製造方法及びハニカム構造体
JP5560081B2 (ja) セラミックス坏土、セラミックス成形体、セラミックス構造体及びこれらの製造方法
JP5282053B2 (ja) ハニカム構造体の製造方法
JP4281043B2 (ja) コージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法
JP2000025021A (ja) コーディエライトハニカム構造体の製造方法およびハニカム構造体成形用成形助剤
JP6284002B2 (ja) セラミックハニカム構造体の製造方法
JP2002326881A (ja) 多孔質セラミックスの製造方法
JP2005112679A (ja) コージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法
JP2002160976A (ja) セラミックハニカム構造体の製造方法
JP3074169B1 (ja) コージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法
JP3321041B2 (ja) コージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法
JP2000327409A (ja) コーディエライトハニカム構造体およびその製造方法
JP4082574B2 (ja) ハニカム構造体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080321

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4281043

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140327

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees