JP4280577B2 - 吸気管の防音構造 - Google Patents

吸気管の防音構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4280577B2
JP4280577B2 JP2003274278A JP2003274278A JP4280577B2 JP 4280577 B2 JP4280577 B2 JP 4280577B2 JP 2003274278 A JP2003274278 A JP 2003274278A JP 2003274278 A JP2003274278 A JP 2003274278A JP 4280577 B2 JP4280577 B2 JP 4280577B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake pipe
engine
intake
heat
upstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003274278A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005036716A (ja
Inventor
正弘 菊池
繁治 野中
拓 小見戸
靖彦 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2003274278A priority Critical patent/JP4280577B2/ja
Publication of JP2005036716A publication Critical patent/JP2005036716A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4280577B2 publication Critical patent/JP4280577B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Description

本発明は、エンジンルームに収納されたエンジンに吸気を導入する吸気管の外周を防音用の熱収縮チューブで覆った吸気管の防音構造に関する。
エンジンの吸気系に用いられる消音ホースを、合成樹脂またはゴムの軟質発泡体よりなる筒状の吸音材と、この吸音材の外周面を覆う熱収縮性の合成樹脂よりなる遮音筒(熱収縮チューブ)とで構成したものが、下記特許文献1により公知である。
特開平7−127537号公報
ところで、吸気管が配置されるエンジンルームにはエンジンや種々の補機類が高密度で収納されているため、吸気管の外周を防音用の熱収縮チューブで覆うと、その熱収縮チューブがエンジンルーム内の他部材と干渉してしまう可能性がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、エンジンの吸気管からの放射音を熱収縮チューブで抑制しながら、熱収縮チューブが他部材と干渉するのを回避することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、エンジンルームに収納されたエンジンに吸気を導入する吸気管の外周を防音用の熱収縮チューブで覆った吸気管の防音構造において、前記エンジンの吸気系に上流側からターボチャージャおよびインタークーラが設けられ、前記エンジンの車体前後方向後側に配置された前記ターボチャージャおよび前記エンジンの車体前後方向前側に配置された前記インタークーラを接続する吸気管は、前記エンジンルームの車体前後方向後部であって車室に近い部分に車幅方向に沿って配置される上流側吸気管と、前記エンジンルームの車体前後方向後部から前部に向かって配置される下流側吸気管とからなり、前記下流側吸気管の上流部かつ前記車室に近い位置に、前記上流側吸気管の下流部に接続されるべく、略直角に屈曲する屈曲部が形成され、前記屈曲部の内側に他部材の角部が臨むとともに、前記下流側吸気管の前記屈曲部よりも上流側および下流側の部分を、分割して形成される前記熱収縮チューブの第1部分および第2部分でそれぞれ覆ったことを特徴とする吸気管の防音構造が提案される
尚、実施例のディーゼルエンジンEは本発明のエンジンに対応し、実施例のエアクリーナ13は本発明の他部材に対応し、実施例の第3吸気管17および第4吸気管18はそれぞれ本発明の上流側吸気管および下流側吸気管に対応する。
請求項1の構成によれば、車体前後方向後側のターボチャージャおよび車体前後方向前側のインタークーラを接続する吸気管を、エンジンルームの車体前後方向後部であって車室に近い部分に車幅方向に沿って配置される上流側吸気管と、エンジンルームの車体前後方向後部から前部に向かって配置される下流側吸気管とで構成し、下流側吸気管の上流部かつ車室に近い位置に、上流側吸気管の下流部に接続される略直角に屈曲する屈曲部を形成し、この屈曲部の内側に他部材の角部を臨ませるとともに、下流側吸気管の屈曲部よりも上流側および下流側の部分を、分割して形成した熱収縮チューブの前記第1部分および第2部分でそれぞれ覆ったので、吸気管からの放射音を熱収縮チューブで遮断して防音効果を確保しながら、下流側吸気管の屈曲部が他部材の角部に接近する部分に熱収縮チューブを存在させないことで、熱収縮チューブが他部材と干渉するのを防止することができる。しかも下流側吸気管の上流部かつ車室に近い位置に高回転するターボチャージャの振動が伝達されて騒音の発生源となっても、その下流側吸気管を熱収縮チューブで覆うことで車室に伝達される騒音を効果的に遮断することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の一実施例を示すもので、図1は自動車のエンジンルームの平面図、図2は第4吸気管およびエアクリーナの斜視図、図3は第4吸気管の平面図、図4はエンジンの吸気系および排気系を示す模式図である。
図4に示すように、ディーゼルエンジンEの吸気ポート11に連なる吸気系には、吸気の流れ方向上流側から下流側に向けて、第1吸気管12、エアクリーナ13、第2吸気管14、ターボチャージャ15のコンプレッサ16、第3吸気管17、第4吸気管18、インタークーラ19および第5吸気管20が配置される。またディーゼルエンジンEの排気ポート21に連なる排気系には、排気の流れ方向上流側から下流側に向けて、第1排気管22、ターボチャージャ15のタービン23、第2排気管24、排気ガス浄化触媒25、第3排気管26、排気ガス浄化触媒27および第4排気管28が配置される。
排気ポート21から排出された排気ガスは、ターボチャージャ15のタービン23を通過してコンプレッサ16を駆動する。エアクリーナ13で塵埃を除去された吸気は、コンプレッサ16で圧縮された後にインタークーラ19で冷却されて吸気ポート11に供給される。
図1〜図3に示すように、自動車のエンジンルーム29の車幅方向中央の後部にターボチャージャ15が配置され、エンジンルーム29の左前部にインタークーラ19が配置され、ターボチャージャ15およびインタークーラ19の間にエアクリーナ13が配置される。ターボチャージャ15およびインタークーラ19を接続する第3吸気管17および第4吸気管18のうち、下流側の第4吸気管18の上流部は略直角に屈曲しており、その屈曲部18aの内側にエアクリーナ13の左側面13aおよび後面13bの角部13cが臨んでいる。第4吸気管18の中間部に溶接されたステー30が、タイヤハウス31に溶接したブラケット32にボルト33で固定される。
第4吸気管18の屈曲部18aの上流側および下流側が、それぞれ円筒状の熱収縮チューブ34の第1部分34aおよび第2部分34bによって覆われる。熱収縮チューブ34は、例えば放射線架橋ポリオレフィン系樹脂よりなるもので、加熱により収縮して直径が縮小する。収縮前の熱収縮チューブ34の第1部分34aおよび第2部分34bを第4吸気管18の屈曲部18aの上流側および下流側の外周に嵌合させ、炉内で加熱して収縮させる。収縮後の熱収縮チューブ34は厚さは数mmの皮膜となって第4吸気管18の表面を覆い、第4吸気管18からの放射音を抑制して防音効果を発揮する。特に、高速回転するターボチャージャ15の振動が伝達されて騒音の発生源となり易い第4吸気管18の表面を熱収縮チューブ34で覆うことで、防音効果を一層高めることができる。また熱収縮チューブ34が装着される第4吸気管18の上流部はエンジンルーム29の後部、つまり車室に近い位置にあるため、車室の騒音低減に効果的に寄与することができる。
熱収縮チューブ34を第1部分34aおよび第2部分34bに分割し、エアクリーナ13の角部13cに近接する第4吸気管18の屈曲部18aの上流側および下流側を第1部分34aおよび第2部分34bで覆ったので、第4吸気管18の屈曲部18aが熱収縮チューブ34で覆われないようにして、熱収縮チューブ34がエアクリーナ13の角部13cと干渉するのを防止することができる。
これにより、第4吸気管18からの放射音を熱収縮チューブ34で遮断して防音効果を確保しながら、狭いエンジンルーム29内で熱収縮チューブ34がエアクリーナ13と干渉するのを防止してレイアウトの自由度を高めることができる。また長い熱収縮チューブ34を第4吸気管18の外周に嵌合させる作業は面倒であるが、熱収縮チューブ34を第1部分34aおよび第2部分34bに分割したことで、前記嵌合作業が容易になる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例ではディーゼルエンジンEの吸気管を例示したが、本発明のガソリンエンジンの吸気管に対しても適用することができる。
また本発明の他部材は実施例のエアクリーナ13に限定されるものではない。
自動車のエンジンルームの平面図 第4吸気管およびエアクリーナの斜視図 第4吸気管の平面図 エンジンの吸気系および排気系を示す模式図
符号の説明
E ディーゼルエンジン(エンジン)
13 エアクリーナ(他部材)
13c 角部
15 ターボチャージャ
17 第3吸気管(上流側吸気管、吸気管)
18 第4吸気管(下流側吸気管、吸気管)
18a 屈曲部
19 インタークーラ
29 エンジンルーム
34 熱収縮チューブ
34a 第1部分
34b 第2部分

Claims (1)

  1. エンジンルーム(29)に収納されたエンジン(E)に吸気を導入する吸気管(18)の外周を防音用の熱収縮チューブ(34)で覆った吸気管の防音構造において、
    前記エンジン(E)の吸気系に上流側からターボチャージャ(15)およびインタークーラ(19)が設けられ、前記エンジン(E)の車体前後方向後側に配置された前記ターボチャージャ(15)および前記エンジン(E)の車体前後方向前側に配置された前記インタークーラ(19)を接続する吸気管(17,18)は、前記エンジンルーム(29)の車体前後方向後部であって車室に近い部分に車幅方向に沿って配置される上流側吸気管(17)と、前記エンジンルーム(29)の車体前後方向後部から前部に向かって配置される下流側吸気管(18)とからなり、
    前記下流側吸気管(18)の上流部かつ前記車室に近い位置に、前記上流側吸気管(17)の下流部に接続されるべく、略直角に屈曲する屈曲部(18a)が形成され、前記屈曲部(18a)の内側に他部材(13)の角部(13c)が臨むとともに、前記下流側吸気管(18)の前記屈曲部(18a)よりも上流側および下流側の部分を、分割して形成される前記熱収縮チューブ(34)の第1部分(34a)および第2部分(34b)でそれぞれ覆ったことを特徴とする吸気管の防音構造。
JP2003274278A 2003-07-14 2003-07-14 吸気管の防音構造 Expired - Lifetime JP4280577B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003274278A JP4280577B2 (ja) 2003-07-14 2003-07-14 吸気管の防音構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003274278A JP4280577B2 (ja) 2003-07-14 2003-07-14 吸気管の防音構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005036716A JP2005036716A (ja) 2005-02-10
JP4280577B2 true JP4280577B2 (ja) 2009-06-17

Family

ID=34211285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003274278A Expired - Lifetime JP4280577B2 (ja) 2003-07-14 2003-07-14 吸気管の防音構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4280577B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11035508B2 (en) 2018-04-27 2021-06-15 Hyundai Motor Company Connection structure of turbo charger and intercooler for vehicle

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2655847B1 (en) * 2010-12-22 2017-05-31 Ticona LLC Fiber reinforced shaped articles and process for making same
FR3067064B1 (fr) * 2017-05-31 2021-06-04 Novares France Conduit d’admission d’air et d’attenuation des bruits

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11035508B2 (en) 2018-04-27 2021-06-15 Hyundai Motor Company Connection structure of turbo charger and intercooler for vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005036716A (ja) 2005-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3122437B1 (ja) 車両用エンジンの吸気装置
JP5229145B2 (ja) 車両用エンジンの吸気装置
JP4582836B2 (ja) 遮熱板の取付構造
CA2895733C (en) Motorcycle
JP4280577B2 (ja) 吸気管の防音構造
JP2005201093A (ja) 車両用エンジンの冷却装置
JP2011033394A (ja) 車両用エンジンの排気圧力検出装置
US6907726B2 (en) Exhaust system for a V-type engine
JP2000110678A (ja) 車両用エンジンの吸気消音装置
JP3362592B2 (ja) 内燃機関の吸気装置
JP2009227132A (ja) 車体前部構造
JP2009226968A (ja) 車体前部構造
JP4090609B2 (ja) 吸気ダクト
JP3092380B2 (ja) エンジンの排気管
JP3385758B2 (ja) V型エンジンの排気装置
JP3521714B2 (ja) V型内燃機関の排気装置
JP2528498Y2 (ja) 車両用エンジンの吸気管構造
JP3213852B2 (ja) エンジンの排気浄化装置
JP3551694B2 (ja) 過給機付エンジンの吸気管構造
JP5400709B2 (ja) 内燃機関の吸気装置
JPH051634A (ja) エンジン吸気系の吸気温低減構造
JP7151149B2 (ja) 車両の前部構造
JP6761130B2 (ja) エンジンの吸気構造
JP2595519Y2 (ja) 合成樹脂製吸気ダクト
JP2526800Y2 (ja) エンジンの吸気装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080903

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090218

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090316

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 4