JP6761130B2 - エンジンの吸気構造 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの吸気構造に関する。
従来のエンジンの吸気構造では、エンジン本体のインテークマニホールドに、エアクリーナ等の吸気系部材が接続されている。
吸気系部材は、エアクリーナの他にレゾネータ、スロットルボディ等を有している。
たとえば、エンジン本体の車室側の一側面にエアクリーナ、レゾネータなどの吸気系部材を配置しているものが知られている(特許文献1参照)。
これらの吸気系部品は、エンジン本体の車室側の一側面からの放射音を遮り、車室内における静音性を向上させている。
特開2011−163160号公報
従来の配置構造では、エンジン本体の周囲にエアクリーナ、あるいはレゾネータなどの吸気系部材が配置されていると、その分、エンジンルーム内側壁や周囲の部品との間にクリアランスを確保しなければならず、スペース効率が良好ではなかった。
本発明は、スペース効率良くまとめることができるエンジンの吸気構造を提供することを目的とする。
本発明のエンジンの吸気構造は、複数の吸気部材を備えたエンジンの吸気構造において、
複数の吸気部材は、エンジン本体の上方に設けられたエンジン上方吸気部材と、エンジン本体の吸気側の側面に設けられたエンジン側面吸気部材と、を含み、エンジン上方吸気部材は、少なくとも、エアクリーナと、エアクリーナの側面に接続されて吸気した空気をエアクリーナに導くインテーク開口部材と、エンジン本体の上面で吸気側と反対側の排気側に形成される固定座部に載置されて排気側に隣接固定されるレゾネータと、エアクリーナの下方で、エンジン本体の吸気側の側面よりも外側にエンジン側面吸気部材を配置し、インテーク開口部材は、空気を導入する吸気口をエンジン側面吸気部材よりも前方に突出させる導入部材を有し、導入部材のうちエアクリーナの側面部に接続される湾曲部の外側面にレゾネータを接続することにより、エンジン本体の上面側にてエアクリーナと、吸気口と、レゾネータとを車両前後方向に向けて、一列となるように併設した、ことを特徴とする。
本発明によれば、スペース効率良くまとめることができるエンジンの吸気構造を提供することができる。
本発明の実施形態にかかるエンジンの吸気構造で、エンジン本体の上部の構成を示し、図2中I−I線に沿った位置での断面図である。 車両にエンジン本体を搭載した様子を示す透過斜視図である。 本発明の実施形態にかかるエンジンの吸気構造で、エンジン本体を車両前方から見た正面図である。 本発明の実施形態にかかるエンジンの吸気構造で、エンジン本体を上方から見た平面図である。 本発明の実施形態にかかるエンジンの吸気構造で、スロットルボディの構成を示す図4中V−V線に沿った位置での断面図である。 本発明の他の実施形態にかかるエンジンの吸気構造で、エンジン本体の上部の構成を示す、図1に相当する部分での断面図である。
以下、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。方向を説明する際には、特に示さない限り、基本的に運転者から見た前後左右上下に基づいて説明する。また、「車幅方向」は「左右方向」と同義である。なお、この実施形態のエンジン本体1は、気筒配列方向Aが出力軸1aの軸方向と同じであるとともに、車載状態で気筒配列方向Aが車幅方向となる。このため、気筒配列方向Aは、車両前後方向と直交している。
図1〜図5に示すように、この実施形態の車両10の前部に形成されたエンジンルーム11には、エンジン本体1が搭載されている(図2参照)。エンジン本体1は、主にシリンダブロック2と、シリンダヘッド3と、シリンダヘッドカバー4とを備えている(図3参照)。
エンジン本体1のシリンダブロック2には、複数の気筒が設けられている。この実施形態のエンジン本体1には、4本の気筒が設けられている。以下、説明の為、シリンダブロック2の複数の気筒が直線状に配列されている方向を気筒配列方向A(図4参照)とする。
このシリンダブロック2からは、出力軸1aが突設されている。ここで、出力軸1aの軸方向は、気筒配列方向Aと一致している。出力軸1aは、エンジン本体1に隣接配置される変速ユニットまたはハイブリッドユニット9に連結されている。変速ユニットまたはハイブリッドユニット9は、図示しない駆動軸を介して走行車輪に回転駆動力を伝達する。
シリンダヘッド3の吸気側の側面1bには、エンジン側面吸気部材としてのインテークマニホールド5が設けられている。このインテークマニホールド5には、吸気系統6が接続されている。
図3,図4を参照しつつ説明すると、この実施形態の吸気系統6は、エンジン本体1の上方に設けられるエンジン上方吸気部材としての第1エアクリーナ12と、吸気口13aを有するインテーク開口部材13と、インテーク開口部材13によって吸気された空気をエアクリーナ12を介してインテークマニホールド5に導く吸気通路14と、エンジン本体1の上面側1cに設けられ第1エアクリーナ12に対して排気側に隣接するエンジン上面吸気部材の一つとしてのレゾネータ16と、シリンダヘッド3の吸気側の側面1bに接続されてエンジン側面吸気部材を構成するインテークマニホールド5とを主に備えている。
ここで、エンジン本体1の上方に設けられたとは、エンジン上方吸気部材の装着される部位がエンジン本体1の上面側1cおよび側面1b側であるかに拘らず、エンジン上方吸気部材の少なくとも一部、さらに好ましくは半分以上がエンジン本体1の上面よりも上方に設けられている状態のことである。
この実施形態では、図1に示すように、エンジン本体1の上面側1cに、シリンダヘッド3の上部を覆うシリンダヘッドカバー4が設けられている。そして、この実施形態のように第1エアクリーナ12の半分以上がシリンダヘッドカバー4よりも上方に設けられていればよく、第1エアクリーナ12の一部もしくは大部分が側面1bよりも外方に設けられていてもよい。
シリンダヘッドカバー4の上面には、第1エアクリーナ12およびレゾネータ16が連結されて設けられている。図4に示すように、エンジン本体1の上面に設けられた第1エアクリーナ12およびレゾネータ16は、上面視において、エンジン本体1に重なる。よって、吸気系統6は、エンジン本体1の側面位置から外方への突出量を減少させて、スペース効率良くまとめて配置することができる。
これらの吸気系統6を構成するレゾネータ16、エアクリーナ12及びインテークマニホールド5は、図1に示すエンジン本体1の気筒配列方向A視で、L字状(逆L字、すなわち、上下が逆さとなったL字を含む)となるように配置されている。なお、気筒配列方向A視の形状は、第1エアクリーナ12がインテークマニホールド5の外側縁から外方に突出していて、ほぼT字状に近くなるものも含まれる。
また、レゾネータ16を省略して、第1エアクリーナ12及びインテークマニホールド5によって、気筒配列方向A視の形状がL字状となるように配置されているものであってもよい。
この実施形態の第1エアクリーナ12は、中空ボックス形状に形成され、主にエンジン本体1の吸気側の側面1bから突出する突出部12bと、側面1bから突出せずに残存する排気側の残存部12eとを車両前,後に備えている。
そして、第1エアクリーナ12は、残存部12eの下面側に形成された円弧状の凹部12gを、シリンダヘッドカバー4の角部4bに斜め上方から当接させている。
また、インテーク開口部材13は、吸気通路14および第1エアクリーナ12を介して、エンジン本体1に設けられたインテークマニホールド5に連通するように接続されている。
インテーク開口部材13は、車両前方に吸気口13aを開口形成している。そして、インテーク開口部材13は、吸気口13aから空気を吸気して、吸気通路14内に導入する。
この実施形態の吸気通路14は、第1吸気通路14bと、第2吸気通路14aとを有している。
第2吸気通路14aは、インテーク開口部材13を設けている。インテーク開口部材13は、外気を取り入れるための吸気口13aを含む。インテーク開口部材13は、吸気口13aから吸気した外気を第1エアクリーナ12に導く。
第1吸気通路14bは、第1エアクリーナ12からの空気をエンジン本体1のインテークマニホールド5まで導く。
そして、第1吸気通路14bによって導かれた外気は、第2吸気通路14a,第1エアクリーナ12を介して、第1吸気通路14b,およびインテークマニホールド5から、エンジン本体1内に導入される。
図4に示すように、レゾネータ16は、第2吸気通路14aの途中で導入部材13cの湾曲部13dの側面に接続されている。レゾネータ16は、吸気の際に発生する騒音を低減させる。
この実施形態のレゾネータ16は、エンジン本体1の上面側1cにて、第1エアクリーナ12及び吸気口13aと、気筒配列方向Aと直交する方向(車両前後方向)に向けて、一列となるように併設されている。
一方、エンジン本体1のシリンダヘッド3の排気側の側面には、エキゾーストマニホールド8が備えられている。エキゾーストマニホールド8は、シリンダヘッド3を挟んでインテークマニホールド5と反対側の排気側に位置している。エキゾーストマニホールド8は、エキゾーストパイプ等の排気系統7を介して、図示しないマフラと接続されている。
そして、これらの排気系統7は、エンジン本体1からの排気を車外に排出する。
この実施形態の第1エアクリーナ12は、図1に示すように中空箱状に形成されている。第1エアクリーナ12の内部の中空部分には、エアフィルタ12cが設けられている。第1エアクリーナ12は、配置される位置に応じて、突出部12bと残存部12eとに区別される。すなわち、第1エアクリーナ12のうち、インテークマニホールド5側(前縁側)には、突出部12bが形成されている。また、第1エアクリーナ12の突出部12bとは、反対側には、エンジン本体1の上面側1cに設置される残存部12eが突出部12bと一体に設けられている。
突出部12bは、エンジン本体1の上面側1cへの装着状態で、エンジン本体1の吸気側の側面1bから所定量L1、外方(車両前方)に突出されている。突出部12bの下方には、インテークマニホールド5が配置されている。
インテークマニホールド5は、エンジン本体1の側面1bに設けられている(図2,図3参照)。インテークマニホールド5は、樹脂製インテークマニホールド17と、エンジン本体1側の少なくとも一部を金属製であるアルミニウムによって構成されたポート部18とを連設している。
この樹脂製インテークマニホールド17は、ポート部18によってシリンダヘッド3の吸気開口部に取り付けられるとともに、支柱部材15によってシリンダブロック2の側面2aに装着されている。
また、樹脂製インテークマニホールド17の上面側には、支持部材19が設けられている。この実施形態の支持部材19は、樹脂製インテークマニホールド17と同様に樹脂製、もしくは金属製にて構成されている。さらに支持部材19は、エンジン本体1の上面側1cよりも一段低い位置に平板状の支持面を形成している。
そして、第1エアクリーナ12の突出部12bは、下面側をこの支持部材19の支持面に当接させる。これにより、第1エアクリーナ12の突出部12bは、インテークマニホールド5によって下方から支持される。
図1に示すように、L字状に配置されたレゾネータ16、第1エアクリーナ12及びインテークマニホールド5は、互いに連結されている。
この実施形態では、第1エアクリーナ12のうち、エンジン本体1の上方に残存した残存部12eには、レゾネータ16と対向する後壁部の下縁に連結座部12aが形成されている。そして、クリップ状の連結ピン27,27が用いられて、レゾネータ16の前縁部16aが連結座部12aを上方から覆うように連結される。
また、シリンダヘッドカバー4の上面の後縁部には、固定座部4aが形成されている。そして、レゾネータ16の端縁部16cの下面側を固定座部4aの上面に載置して、固定する。これにより、シリンダヘッドカバー4に固定されたレゾネータ16に第1エアクリーナ12が連結される。
さらに、第1エアクリーナ12の突出部12bは、平坦な下面側12fを有している。突出部12bの下面側12fは、支持部材19の上面側に載置されて固定される。
したがって、第1エアクリーナ12は、レゾネータ16およびインテークマニホールド5に連結されて、車両前後方向および上下方向への移動が規制される。
さらに、図1に示すように、エンジン本体1の吸気側の側面1bには、インテークマニホールド5の上部に隣接して燃料系部品としてのデリバリパイプ21およびインジェクタ22が配置されている。このうち、インジェクタ22は、シリンダブロック2の各気筒に対応するように設けられていて、第1エアクリーナ12の下面側12fが存在する斜め上方に軸線方向を向けて装着されている。
また、インテークマニホールド5は、エンジン本体1側の少なくとも一部を金属材料によって構成されたポート部18を含んでいる。この実施形態では、ポート部18をアルミニウム合金製としている。しかしながら、特にこれに限らず、他の合金等の金属材料や、合成樹脂若しくはこれらの合成物によって構成されていてもよい。
この実施形態のポート部18は、エンジン本体1から水平方向に離間するにつれて、デリバリパイプ21およびインジェクタ22の方向へ向けて近接するように側面視でS字状に湾曲して形成されている。
そして、図4に示すように、第1エアクリーナ12は、エンジン本体1の上面側1cのうち、車両前方に位置する吸気側(インテークマニホールド5側)に配置される。また、レゾネータ16は、エンジン本体1の上面側1cのうち、インテークマニホールド5とは反対側で、車両後方に位置する排気側(エキゾーストマニホールド8側)に配置される。
この実施形態のエンジンの吸気構造では、さらに図4に示すように、第1吸気通路14bの内部空間および第2吸気通路14aの内部空間は、上面視でエンジン本体1の気筒配列方向Aの最も外側に位置する一端部1dと他端部1eとをそれぞれ通り、気筒配列方向Aと直交する一対の仮想平面L(一端部側)と仮想平面R(他端部側)との間の領域内に収まるように配置されている。
このうち、第1吸気通路14bは、上側曲管部材15a,下側曲管部材15bおよびスロットルボディ20を含む。
そして、図5に示すように、スロットルボディ20の内部通路20aは、一対の仮想平面LとRとの間の領域内に収まるように配置されている。
また、第2吸気通路14aは、インテーク開口部材13と、蛇腹形状で屈曲可能なダクト部材13bと、第1エアクリーナ12の側面部に接続される導入部材13cとを含む。
このうち、インテーク開口部材13は、樹脂製材料によって構成されていて、漏斗状の吸気口13aを有している。吸気口13aは、エンジン本体1の前面側で、第1エアクリーナ12よりも前方(紙面下方)に突出されて、一対の仮想平面LとRとの間の領域内に収まるように配置されている。
さらに、導入部材13cは、湾曲部13dを有している。導入部材13cの湾曲部13dの端部は、第1エアクリーナ12の側面部と接続されている。これにより、第2吸気通路14aの内部空間は、第1エアクリーナ12の内部空間と連通される。
この導入部材13cの湾曲部13dの外側面には、レゾネータ接続部13eが形成されている。そして、このレゾネータ接続部13eを介して、レゾネータ16は、導入部材13cに接続される。これにより、第2吸気通路14aの内部空間は、レゾネータ16の内部空間と連通される。
一方、第1エアクリーナ12に対して、気筒配列方向Aと直交する車両前後方向の前方には、インテーク開口部材13が設けられている。また、後方には、レゾネータ16が併設されている。このため、インテーク開口部材13の吸気口13a,第1エアクリーナ12,レゾネータ16は、車両前後方向で一列となるように配置されている。
図4に示すように、この実施形態の第2吸気通路14aは、上面視で仮想平面Rよりも、エンジン本体1側に位置して、一対の仮想平面LとRとの間の領域内に収められている。
また、インテーク開口部材13の前端部には、外気を取り入れるための吸気口13aが形成されている。吸気口13aは、エンジン本体1の気筒配列方向A視で第1エアクリーナ12よりも外方に突出する。吸気口13aの突出量は、エンジンルーム11内にエンジン本体1が搭載された状態で、所望の位置となるように設定されている。
そして、エンジンルーム11内にエンジン本体1を搭載する。搭載に際して、図3に示すように上方から降下させると、この吸気口13a周縁がエンジンルーム11の前縁部などの所望の部分に配置される。
さらに、図3,図4に示すように、第1吸気通路14bは、上面視でエンジン本体1の仮想平面Lと仮想平面Rとの間の領域内に収まるように配置されている。
第1吸気通路14bは、曲管部材としての上側曲管部材15aと、スロットルボディ20と、下側曲管部材15bとを有している。このうち、上側曲管部材15aは、第1エアクリーナ12の側面12dから下方に向けて屈曲して延出されている。また、下側曲管部材15bは、エンジン本体1の側面1b側にてインテークマニホールド5の側面5b側に連結されている。
また、第1吸気通路14bは、吸気流通方向を上下方向に向けた角度にて、これらの上側曲管部材15a,下側曲管部材15b間に接続部材としてのスロットルボディ20を連結して装着している。そして、第1吸気通路14bは、第1エアクリーナ12に導入された吸気を第1エアクリーナ12から、上側曲管部材15a,スロットルボディ20,および下側曲管部材15bを介してインテークマニホールド5まで導入する。
この実施形態の第1吸気通路14bは、一対の仮想平面LとRとの間の領域内に収まるように仮想平面Lよりも、エンジン本体1側に位置するように設けられている。このため、第2吸気通路14a、第1エアクリーナ12、レゾネータ16および第1吸気通路14bは、全て一対の仮想平面LとRとの間の領域内に収められている。
また、この実施形態では、第1吸気通路14bは、内部通路20aの全部が一対の仮想平面LとRとの間の領域内に収まるように配置されている。
しかしながら、特にこれに限らず、たとえば、内部通路ではないスロットルアクチュエータ23などは、一対の仮想平面LとRとの間の領域に収まっていなくてもよく、主たる通路である内部通路が収まっていればよい。
ここで、主たる通路である内部通路20aは、エンジン本体1に吸気を導く主流を通過させる内部空間のことを示す。
このため、レゾネータ16などの主流でない内部通路については、一対の仮想平面LとRとの間に収まっていなくてもよい。しかしながら、吸気通路14の周縁の機器も含めて、レゾネータ16などについても、一対の仮想平面LとRとの間の領域内に収まることがさらに好ましい。
また、図1に示すように、第1吸気通路14bのうち、下側曲管部材15bの少なくとも一部は、気筒配列方向Aから見てインテークマニホールド5と重なるように配置されている。この実施形態の下側曲管部材15bの外側面は、気筒配列方向Aから見てインテークマニホールド5と重なる位置に設けられていて、インテークマニホールド5の外側面よりも内側に収まり、外側方に突出していない。
そして、第1吸気通路14bは、スロットルボディ20を含む。スロットルボディ20は、空気流通方向Hを上下方向に向けた角度となるように装着されている。
すなわち、図3,図4に示すように、上側曲管部材15aは、第1エアクリーナ12の側面に接続される部分から一旦前方に向けて湾曲させているとともに、スロットルボディ20の真上で下方に向けて再び湾曲させて形成されている。そして、上側曲管部材15aの下端は、スロットルボディ20の上端と接続されている。
また、図3に示すように、スロットルボディ20の下端には、下側曲管部材15bの縦管部が接続されている。下側曲管部材15bは、スロットルボディ20を通過した空気をインテークマニホールド5に導くように下部を水平方向に屈曲させて形成されている。
この実施形態では、下側曲管部材15bは、縦管部から所定の角度(約90度)で水平方向を向くように下部が屈曲されている。そして、図5に示すように、下側曲管部材15bは、下流側の水平管部の端部がインテークマニホールド5の側面5bに接続されている。
この実施形態のスロットルボディ20は、湾曲形状の下側曲管部材15bを介して、インテークマニホールド5のチャンバ室5a内に連通している。そして、バタフライ弁26の開度が調節されると、スロットルアクチュエータ23は、インテークマニホールド5からの吸気量を変更して、混合気量を可変させることができる。
さらに、図5に示すように、スロットルボディ20は、外側面に装着されるスロットルアクチュエータ23と、スロットルボディ20の内部に配置されるバタフライ弁26からなるスロットルバルブ24と、スロットルバルブ24を回動可能に軸支する軸部材25とを有している。
このうち、スロットルアクチュエータ23は、図示しない制御部からの制御指令に基づいて、モータ軸23aを回転させて軸部材25を回動させる。軸部材25の回動により、スロットルバルブ24のバタフライ弁26は、開度を変更して、通過する吸気量を変更することができる。
たとえば、第1吸気通路14bの管路よりもエンジン本体1寄りで、スロットルボディ20の内側の外面にスロットルアクチュエータ23を装着する場合がある。この場合、スロットルアクチュエータ23分、第1吸気通路14bの管路がエンジン本体1から離間してしまう。
このため、実施形態のエンジンの吸気構造では、軸部材25がスロットルアクチュエータ23のモータ軸23aと並列となるように配置されている。また、これらの軸部材25およびモータ軸23aとは、気筒配列方向に対して、それぞれ直交するように延設されている。
そして、モータ軸23aは、図示省略の連動機構としての歯車機構を介して軸部材25と連動されている。これにより、スロットルアクチュエータ23は、モータ軸23aを駆動により回動させることによりバタフライ弁26を開閉可能としている。
さらに、モータ軸23aと軸部材25とは、2部材が気筒配列方向Aに並べられて歯車機構により連動されている。このため、モータ軸23aと軸部材25とを一本の軸部材で直列させて形成しているものに比して、モータ軸23aの全長を短く設定することができる。
しかも、この実施形態では、図5に示すように、スロットルアクチュエータ23のモータ軸23aをスロットルボディ20の管外側面に空気流通方向Hと軸方向が直交して、車両前後方向に沿って平行となるように設けている。これにより、モータ軸23aと軸部材25とは、気筒配列方向Aに並べられて配置されて、スロットルアクチュエータ23からバタフライ弁26までの駆動力伝達経路を短縮することができる。したがって、スロットルアクチュエータ23の外方への飛び出し量を減少させることができる。
次に、この実施形態のエンジンの吸気構造の作用効果について説明する。
図1に示すように、この実施形態のエンジンの吸気構造では、エンジン本体1の上方に設けられる第1エアクリーナ12の一部分は、エンジン本体1の吸気側の側面1bよりも外側となるように配置されている。
そして、インテークマニホールド5は、第1エアクリーナ12の突出部12bの下方に配置されている。このため、第1エアクリーナ12の突出部12bは、シリンダブロック2の側面2a位置よりも車両前方方向へ突出されていても、インテークマニホールド5により下方から支持される。突出部12bの設置により、インテークマニホールド5の上方の空間は、活用される。また、エンジン本体1の上面側1cにレゾネータ16を配置できる空間が確保される。このため、吸気系統6をスペース効率良くまとめることができる。
また、レゾネータ16が第1エアクリーナ12に対して吸気側とは反対側の排気側に隣接して設けられている。そして、クリップ状の連結ピン27,27を用いることにより、第1エアクリーナ12の連結座部12aは、レゾネータ16の前縁部16aと連結されている。
このため、第1エアクリーナ12は、エンジン本体1の上面側1cから側面1bの位置よりも車両前方方向へ突出させても、安定して装着させることができる。この点においても、吸気系統6をスペース効率良くまとめることができる。
そして、図4に示すように、この実施形態のレゾネータ16は、エンジン本体1の上面側1cにて、第1エアクリーナ12及び吸気口13aと、気筒配列方向Aと直交する方向(車両前後方向)に向けて、一列となるように併設されている。このため、エンジン本体1の一端部1dと他端部1eとをそれぞれ通る一対の仮想平面LとRとの間の領域に容易に収まり、さらにスペース効率を向上させることができる。
さらに、レゾネータ16、第1エアクリーナ12及びインテークマニホールド5は、気筒配列方向Aから見てL字状に連続して装着されている。吸気系統6を構成する複数の吸気部材がエンジン本体1の上面側1cから側面1bに渡り連続するように配置される。このため、吸気系統6の取付安定性が良好であり、活用されていなかったインテークマニホールド5の上方の空間部分を有効に利用することが出来る。
しかも、この実施形態の第1エアクリーナ12は、前後および上下の二方向で移動を規制されている。したがって、さらに第1エアクリーナ12は、エンジン本体1の側面1bよりも車両前方に向けて所定の寸法L1、突出していても安定して配置される。
また、この実施形態の第1エアクリーナ12は、レゾネータ16およびインテークマニホールド5に連結されることにより、エンジン本体1の上面側1cに安定して装着される。
この実施形態では、第1エアクリーナ12のうち、エンジン本体1の上方に残存した残存部12eが前後および上下の二方向から張設される。
第1エアクリーナ12は、気筒配列方向A視でL字状のコーナ部に配置されている。このため、円弧状の凹部12gは、シリンダヘッドカバー4の角部4bに斜め上方から当接した状態で、凹凸の曲面同士を係合させている。これにより、第1エアクリーナ12は、エンジン本体1の上方で、エンジン本体1の吸気側の側面1bから所定量L1、外方(車両前方)に突出した状態であってもさらに安定して装着される。
また、実施形態のエンジンの吸気構造では、図4に示すように、第1エアクリーナ12がエンジン本体1の上面側1cに配置されている。これにより、第1エアクリーナ12とインテークマニホールド5とを接続する吸気系統6の部品の内部通路20aは、エンジン本体1の一端部1dと他端部1eとをそれぞれ通る一対の仮想平面LとRとの間の領域に収まる。
したがって、たとえば、図3に示すように予めエンジン本体1に直接、吸気系統6の部品を装着した状態にて、エンジンルーム11内に搭載しても、吸気系統6の部品がエンジンルーム内側壁や周囲の他の部品と干渉する虞が減少する。このように、この実施形態のエンジンの吸気構造では、他の部品および吸気系統6の部品の双方を保護しながら効率良く組み付けることができる。
そして、実施形態では、図1に示すように、第1エアクリーナ12は、エンジン本体1の吸気側の側面1bから突出部12bを寸法L1、突出させている。
この突出部12bの下方には、インテークマニホールド5の樹脂製インテークマニホールド17が配置されている。樹脂製インテークマニホールド17は、チャンバ室5aを中心として下巻き形状となるように形成されている。そして、このインテークマニホールド5は、エンジン本体1の吸気側の側面1bに設けられている(図2参照)。
このため、第1エアクリーナ12の突出部12bがエンジン本体1の吸気側の側面1bから外方に突出していても、突出部12bは、下方から側面1bに設けられた樹脂製インテークマニホールド17によって安定して支持される。
したがって、エンジン本体1の上面側1cでは、インテークマニホールド5とは反対側の排気側に隣接するスペースを拡大させることができる。このため、この拡大されたスペースにレゾネータ16を配置して、スペースを有効に活用することができる。
そして、第1エアクリーナ12の突出部12bがエンジン本体1の吸気側の側面1bから所定量L1、突出されると、突出部12bと残存部12eとの比率が設定される。この実施形態では、エンジン本体1の上面側1cに残存する残存部12eは、突出部12bと比べて少なくなるように設定されている。
しかしながら、特に残存部12eと突出部12bとの比率がこの比率に限定されるものではない。たとえば、樹脂製インテークマニホールド17によって、突出部12bの下面側が下方から安定して支持可能であれば、例えば、残存部12eの比率が突出部12bよりも大きくなるように設定されていてもよく、突出量および比率がどのように設定されていてもよい。
また、この実施形態では、樹脂製インテークマニホールド17の上面側1cに平板状の支持部材19が設けられている。
支持部材19の上面は、突出部12bの下面に当接されて、支持部材19を装着した樹脂製インテークマニホールド17によって支持されている。
このため、突出部12bは、エンジン本体1の吸気側の側面1bから所定量L1、突出して設けられていても、傾斜や脱落等することなく平坦な板状の上面を有する支持部材19によって下方から面状に支持されて安定して装着される。
さらに、樹脂製インテークマニホールド17の形状は、支持部材19によって造形の自由度が減少することがない。このため、吸気通路14の形状を所望の形状とすることが可能となり、吸気効率を良好な状態に維持させることができる。
そして、側面1bからの第1エアクリーナ12の所定量L1の増大に伴い、エンジン本体1の上面側1cでインテークマニホールド5とは反対側のスペースを拡大させることができる。よって、エンジン本体1の上面側1cの設置スペースがさらに拡大する。このため、この実施形態のように、上面側1cに第1エアクリーナ12とレゾネータ16とを直線状に併設して配置することができる。
また、支持部材19は、平面状の上面側を突出部12bの下面側に、対向するように当接させて支持している。平面状の上面側と突出部12bの下面側とは、上下方向で面同士を突き合わせて連結されている。
このため、点で支持される場合と比較して支持面積を拡大させることができる。
特に、樹脂製インテークマニホールド17の上面側に設けられる支持部材19を樹脂部材によって構成することもできる。樹脂部材は、金属に比べて熱伝導性の低い。このため、エンジン本体1と第1エアクリーナ12との間の熱伝導量が減少するように調整可能となる。
そして、吸気に与える熱の影響をさらに減少させつつ、第1エアクリーナ12を支持する支持部材19の面積を拡大することが可能となる。このように支持部材19の面積の設定の自由度が増大するため、エンジン本体1の側面1bから突出する突出部12bを、さらに安定して支持することができる。
エンジン本体1の吸気側の側面1bには、インテークマニホールド5と隣接して燃料系部品としてのデリバリパイプ21およびインジェクタ22が配置されている。これらのデリバリパイプ21およびインジェクタ22は、第1エアクリーナ12の下面側に向けて斜め上方を向くように装着されている。
また、インテークマニホールド5は、エンジン本体1側の少なくとも一部を金属材料によって構成したポート部18を含んでいる。
この実施形態のインテークマニホールド5は、少なくとも一部を金属製としたポート部18に連設して樹脂製インテークマニホールド17を設けている。これにより、インテークマニホールド5は、所望の管長を確保でき、吸気効率を向上させることができる。
そして、吸気通路14は、第1エアクリーナ12に吸気を導くための第2吸気通路14aを有している。さらに、この実施形態の第2吸気通路14aは、各吸気部材が一対の仮想平面LとRとの間に配置されて外側方に突出することなく、コンパクトに配置される。
このため、図3に示すように、エンジンルーム11内にエンジン本体1を上方から降ろして搭載する際にも、第2吸気通路14aを構成する部品は、エンジン本体1が搭載されるエンジンルーム11内の内側壁やあるいは周囲に配置された部品に干渉することがない。
たとえば、図4に示すように、第1エアクリーナ12に対して、気筒配列方向Aと直交する車両前後方向の後方に一列となるようにレゾネータ16が併設されている。このため、気筒配列方向Aでは、第1エアクリーナ12およびレゾネータ16が存在しないエンジン本体1の上側の空間に、スペースを形成することができる。
したがって、第2吸気通路14aを構成するインテーク開口部材13,ダクト部材13bおよび導入部材13cは、この第1エアクリーナ12の側部に沿って、気筒配列方向Aと直交する方向に延設することができる。
このため、図3に示すように、上下方向で第1エアクリーナ12と略同じ高さ位置にダクト部材13bを予め装着しても、一対の仮想平面LとRとの間から外方に突出しない。
よって、エンジン本体1の上面側1cに、予め第1エアクリーナ12およびレゾネータ16とともに、第2吸気通路14aを構成する吸気口13a等の部品を装着した状態で、エンジンルーム11内に上方からエンジン本体1を入れることができる。
このように、インテーク開口部材13等の第2吸気通路14aを構成する部品を予めエンジン本体1に装着することにより、組付作業性を向上させることができる。
また、図4に示すようにインテーク開口部材13は、一対の仮想平面LとRとの間に位置して仮想平面L,Rから外側方に突出していないとともに、エンジン本体1の気筒配列方向A視で第1エアクリーナ12よりも外方に所定寸法F1、突出されている。
このため、予めエンジン本体1にインテーク開口部材13を組み付けることにより、エンジン本体1をエンジンルーム11内に搭載する際、エンジンルーム11の前縁部など、所望の位置にインテーク開口部材13を配置することが可能となる。したがって、さらに、組付作業性を向上させることができる。
さらに吸気通路14は、第2吸気通路14aによって第1エアクリーナ12に吸気を導く。第1エアクリーナ12に接続された第1吸気通路14bは、吸気を第1エアクリーナ12からスロットルボディ20を介してインテークマニホールド5まで導く。
第2吸気通路14aは、第1エアクリーナ12に吸気を導くため、外気を導入する吸気口13aを設けたインテーク開口部材13を有している。
そして、図4に示すように、この実施形態の第2吸気通路14aは、吸気口13a,インテーク開口部材13および導入部材13cが一対の仮想平面LとRとの間の領域内に収まるように配置されている。
また、第1吸気通路14bは、上側曲管部材15a,下側曲管部材15bおよびスロットルボディ20の内部通路の少なくとも一部が一対の仮想平面LとRとの間の領域内に収まるように配置されている。この実施形態では、第2吸気通路14aおよび第1吸気通路14bの少なくとも内部通路20aは、第1エアクリーナ12の両側で一対の仮想平面LとRとの間の領域内に収まるように配置されている。これにより、第2吸気通路14aおよび第1吸気通路14bを構成する吸気系統6の各部品は、エンジン本体1からの外方への突出量を減少させて、さらに良好な配置効率でコンパクトに配置される。
また、図1に示すように、下側曲管部材15bは、気筒配列方向Aから見てインテークマニホールド5と重ねられている。このため、下側曲管部材15bがインテークマニホールド5の外側面より外側方に突出しない。
よって、エンジンルーム11内の内側壁やあるいは周囲に配置される部品に、第1吸気通路14bを構成する部品が干渉しにくい。このため、予めエンジン本体1に第1吸気通路14bを構成する部品を装着することができ、組付作業性を向上させることができる。
そして、図5に示すように空気流通方向Hを上下方向に向けたスロットルボディ20は、ダウンフローを得られる。このため、更に吸気効率を向上させることができる。
また、スロットルボディ20が空気流通方向Hを上下方向に向けた角度にて装着されていても、下側曲管部材15bが屈曲形成されている。
このため、下側曲管部材15bによっては、吸気方向が変更された空気をインテークマニホールド5のチャンバ室5a内に水平方向から導入することができる。
このため、チャンバ室5aの形状および容量の設定の自由度を拡大することができる。
外方への突出量の少ないスロットルアクチュエータ23によって、スロットルボディ20の管路をエンジン本体1に近接させた内側位置に設けることができる。このため、第1吸気通路14bの管路が外方への飛び出す寸法を減少させることが可能となり、さらに第1吸気通路14bおよびスロットルボディ20を他の部品と干渉しにくい配置に装着することができる。
この実施形態では、図1に示すように、ポート部18は、エンジン本体1から離間するにつれて燃料系部品の方向へ側面視でS字状に湾曲形成されている。
したがって、第1エアクリーナ12とインテークマニホールド5との間に配置されるデリバリパイプ21およびインジェクタ22を他の部品との干渉から保護することができる。
特に、実施形態のポート部18は、エンジン本体1から水平方向に離間するにつれて、デリバリパイプ21およびインジェクタ22の方向へ向けて近接するように側面視でS字状に湾曲して形成されている。
このため、直管状のものと比べて、デリバリパイプ21およびインジェクタ22に近接した位置に金属製のポート部18の端部を延設することができる。したがって、さらに保護性を向上させることができる。
また、この実施形態では、エンジン本体1から水平方向に延設されたポート部18の端部が支持部材19の下方にまで到達して、樹脂製インテークマニホールド17とともに第1エアクリーナ12が支持されている。
しかも、ポート部18の端部は、支持部材19の下方の位置までS字状に湾曲させて延設されている。ポート部18は、金属材料によって構成されている。このため、さらに、第1エアクリーナ12の支持剛性を向上させることができる。
そして、ポート部18の端部を支持部材19の下方の位置までS字状に湾曲させる形状としている。このため、シリンダヘッド3側の吸気開口と、対向するポート部18の端部とは、接続角度を傾斜させることなく、側面1bの鉛直線に近づけることができる。
また、ポート部18の樹脂製インテークマニホールド17側の端部は、樹脂製インテークマニホールド17の端部の開口との接続角度を側面1bの鉛直線に近づけることができる。
これにより、吸気抵抗を減少させつつ、所望の管長を確保して、吸気効率の良好な吸気系配管を得られる。
さらに、この実施形態では、デリバリパイプ21およびインジェクタ22の上方が第1エアクリーナ12によって覆われている。したがって、より確実にデリバリパイプ21およびインジェクタ22を他の部品との干渉から保護することが出来る。
また、ポート部18は、水平な直管で構成される場合と比して、側面視でS字状に湾曲形成されているため、樹脂製インテークマニホールド17の上下方向位置を上方に配置させることができる。
しかも、上面側と第1エアクリーナ12の下面側との間に介在される支持部材19の上下方向の厚さ寸法がシリンダヘッドカバーの上面側1cの位置よりも低い位置となるように設定されている。これによって、さらに樹脂製インテークマニホールド17によって支持される第1エアクリーナ12の下面側の位置を上方に設定することができる。
よって、デリバリパイプ21およびインジェクタ22と第1エアクリーナ12の下面側との間に所望のクリアランスを設定できる。
そして、図4に示すように、第1エアクリーナ12は、エンジン本体1の上面側1cのうち、車両前方に位置するインテークマニホールド5側に配置されるとともに、レゾネータ16は、エンジン本体1の上面側1cのうち、インテークマニホールド5とは反対側で、車両後方に位置するエキゾーストマニホールド8側に配置される。
第1エアクリーナ12は、レゾネータ16と比較して、エンジン本体1に導入される吸気の流通量が多い。このため、第1エアクリーナ12をエキゾーストマニホールド8から離間させて配置することにより、エンジン本体1の排気熱の影響を受けにくくすることができる。
図6は、本発明の他の実施形態にかかるエンジンの吸気構造で、エンジン本体1の上部の構成を示す、図1に相当する部分での断面図である。なお、前記実施形態と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明を省略する。
この実施形態では、エンジン上方吸気部材としての第2エアクリーナ112がエンジン本体1の上方に設けられている。ここでは、第2エアクリーナ112の半分以上がエンジン本体1の上面よりも上方に設けられている。そして、第2エアクリーナ112は、側面1bよりも外方に配置されることにより上面視においては、エンジン本体1と重なることはない。
このため、第2エアクリーナ112の下方には、エンジン本体1を位置させずに、インテークマニホールド5を配置することができる。
まず、この実施形態の構成について説明すると、このエンジンの吸気構造では、エンジン本体1の上面側1cにエンジン上面吸気部材としてレゾネータ16が載置されている。
また、このレゾネータ16に対して吸気側に隣接してエンジン上方吸気部材としての第2エアクリーナ112が設けられている。
さらにこの実施形態の第2エアクリーナ112の下方には、エンジン側面吸気部材としてインテークマニホールド5が設けられている。インテークマニホールド5は、エンジン本体1の吸気側の側面1bに設けられている。このインテークマニホールド5は、上面側に支持部材19を設けている。そして、支持部材19の支持面に第2エアクリーナ112が載置されている。
この実施形態では、第2エアクリーナ112の全部がエンジン本体1の吸気側の側面1bよりも外側に配置されて、支持部材19の支持面によって下方から支持されている。このため、エンジン上方吸気部材としての第2エアクリーナ112は、エンジン本体1の上方に設けられていながら、エンジン本体1の上面に存在していない。
次に、この実施形態の作用効果について説明する。このように構成された他の実施形態にかかるエンジンの吸気構造では、上記実施形態の作用効果に加えて、さらに、第2エアクリーナ112がエンジン本体1の吸気側の側面1bよりも外側に配置されて、インテークマニホールド5によって、第2エアクリーナ112のほぼ全体が下方から支持されている。
このため、エンジン本体1の上面側1cにレゾネータ16等を載置するスペースを確保することがさらに容易となる。
さらにこの実施形態では、第2エアクリーナ112が上面側1cよりも一段下がった支持部材の支持面に載置されている。このため、シリンダヘッドカバー4の角部4bが開放される。したがって、さらに配管等、有効に活用できるスペースをエンジン本体1の上面側1cに確保することができる。
他の構成、および作用効果については上記実施形態と同一乃至均等であるので説明を省略する。
この実施形態では、エンジン本体1の吸気側の側面1bにエンジン側面吸気部材として、インテークマニホールド5が設けられていて、エンジン上方吸気部材としての第2エアクリーナ112の下方に配置されているものを示して説明してきたが、特にこれに限らない。
たとえば、レゾネータ16に対して吸気側に隣接してエンジン上方吸気部材としてインテークマニホールド5を設け、エンジン本体1の吸気側の側面1bにエンジン側面吸気部材として第2エアクリーナ112を設けてもよい。この場合、第2エアクリーナ112は、インテークマニホールド5の下方に配置される。このように、必ずしも第2エアクリーナ112及びレゾネータ16がエンジン本体1の上面に載置されていなくてもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について削除し、若しくは他の構成の追加・置換をすることが可能である。上記実施形態に対して可能な変形は、たとえば以下のようなものである。
すなわち、上記実施形態のエンジンの吸気構造では、レゾネータ16の吸気側に隣接する第1エアクリーナ12の下方にインテークマニホールド5が、また、他の実施形態では、第2エアクリーナ112の下方にインテークマニホールド5がそれぞれ配置されている。
しかしながら、特にこれに限らず、吸気部材としてのレゾネータ16、第1エアクリーナ12及びインテークマニホールド5は、どのような配置および順序で組合せられていてもよい。
たとえば、レゾネータ16が設けられていなくても、第1エアクリーナ12の下方にインテークマニホールド5が配置されているものであればよい。さらに、上記実施形態では、第1吸気通路14bの内部通路20aが一対の仮想平面LとRとの間の領域内に収まっているものを示して説明してきたが、特にこれに限らない。たとえば、少なくとも内部通路20aの一部が一対の仮想平面LとRとの間の領域内に収まっていればよい。このように、エンジン本体1の上方に第1エアクリーナ12を設けて、側面1bに設けられたインテークマニホールド5と接続する吸気系統6の部品であれば、第1吸気通路14bを構成する吸気部材の配置および形状は、特に限定されるものではない。
また、少なくとも2つ以上の複数の吸気部材であれば、例えば、2つ以上のレゾネータや2つ以上のエアクリーナを組合せてもよく、吸気部材の数量、形状および組み合わせが特に限定されるものではない。
さらに、たとえば、実施形態では、レゾネータ16、第1エアクリーナ12及びインテークマニホールド5は、エンジン本体1の気筒配列方向A視で、L字状に配置されている。しかしながら、第1エアクリーナ12がインテークマニホールド5の外側縁から外方に突出したT字状のものや、湾曲形状のもの等、気筒配列方向A視の形状がどのような形状であってもよい。
特に第1エアクリーナ12の少なくとも一部がエンジン本体1の吸気側の側面1bよりも外側に配置されていれば、たとえば、第1エアクリーナ12の突出部12bが前下がりに傾斜して配置されていてもよい。
また、たとえば、第1エアクリーナ12を全てエンジン本体1の上面側1cに残存部12eとして配置して、第1エアクリーナ12を側面1bから外側へ突出させない。これにより、インテークマニホールド5の上方を開放することができる。
このように、レゾネータ16、第1エアクリーナ12(または第2エアクリーナ112)及びインテークマニホールド5の配置関係、相互の近接距離や固定方法は、特に限定されるものではない。
さらに、吸気系統6の途中に過給機が設けられていてもよい。たとえば、過給機よりも空気流れ方向上流側に位置する低圧側吸気配管と、過給機の空気流れ方向下流側に位置する高圧側吸気配管とが上下方向に重ねられた位置関係に配置されるものがある。
このようなものでは、低圧側吸気配管が高圧側吸気配管より上方に位置して下方の高圧側吸気配管がスロットルバルブを介してインテークマニホールド5に接続されている場合がある。この場合のように、インテークマニホールド5は、第1エアクリーナ12等よりも上方あるいは、同じ高さ位置に配置されていてもよく、エンジン上方吸気部材としてのインテークマニホールド5の下方に、エンジン側面吸気部材としてのエアクリーナが配置されていてもよい。
そして、実施形態では、レゾネータ16、第1エアクリーナ12及びインテークマニホールド5が全て連結されて、エンジン本体1に装着されているものを示して説明してきたが、特にこれに限らない。
たとえば、全て独立して配置されていて、相互には連結されていないものや、あるいは、レゾネータ16と第1エアクリーナ12との間のみが連結されているもの、あるいは、第1エアクリーナ12とインテークマニホールド5との間のみが連結されているもの等であってもよく、吸気系統6の各部品が直接あるいは間接的にエンジン本体1に装着されていればよい。
また、実施形態では、インテークマニホールド5がエンジン本体1の側面1b、すなわち、車両10の前方側に設けられたものを示して説明してきたが特にこれに限らない。たとえば、インテークマニホールド5がエンジン本体1の左,右いずれかの側面に位置するものであってもよく、インテークマニホールド5の形状、大きさおよび形成されるエンジン本体1の側面の位置が限定されるものでなはい。
さらに、この実施形態のエンジン本体1には、4本の気筒が設けられて、気筒配列方向Aを用いて、各部品の配設方向を規定しているが特にこれに限らない。たとえば、気筒数は、単気筒若しくは、二気筒以上の複数気筒であってもよい。また、たとえばロータリーエンジンの場合は、出力軸方向を気筒配列方向Aとすることにより本発明を適用できる。このように本発明は、エンジン本体1の形状、気筒数、およびディーゼル、ガソリン等のエンジン種別が特に限定されるものでなはい。
また、この実施形態では、図3に示す第1吸気通路14bの下側曲管部材15bは、気筒配列方向Aから見てインテークマニホールド5と重ねられている(図1参照)。
しかしながら、特にこれに限らず、下側曲管部材15b,スロットルボディ20または、上側曲管部材15aの少なくとも一部が気筒配列方向Aから見てインテークマニホールド5と重なる配置となればよい。
そして、この実施形態では、図5に示すように、スロットルアクチュエータ23のモータ軸23aをスロットルボディ20の管外側面に空気流通方向Hと軸方向を直交させて、前後方向に沿って平行となるように設けられている。しかしながら、特にこれに限らず例えば、モータ軸23aと軸部材25とは、気筒配列方向Aと直交する方向に並べられていてもよい。そして、この場合も、各モータ軸23aおよび軸部材25の軸方向寸法は、短く設定できる。したがって、スロットルアクチュエータ23の外方への飛び出し量を減少させることができる。
さらに、実施形態のポート部18は、エンジン本体1から離間するにつれて、デリバリパイプ21およびインジェクタ22の方向へ向けてS字状に湾曲して近接するように形成されている。
しかしながら、特にこれに限らず、ポート部18は、同一曲率半径の円弧あるいは、異なる曲率半径の円弧を複数組み合わせたもの、直線部の一部に湾曲する部分を有するものや、あるいは直線部と複数の湾曲する部分と組み合わせて形成されているもの等、どのような形状であってもよい。
すなわち、エンジン本体1から離間するにつれて、デリバリパイプ21またはインジェクタ22等の燃料系部品の方向へ向けて湾曲するものであればよい。
1 エンジン本体
1b 側面
1c 上面側
1d 一端部
1e 他端部
5 インテークマニホールド(エンジン側面吸気部材)
12 第1エアクリーナ(エンジン上方吸気部材)
13 インテーク開口部材
13a 吸気口
14 吸気通路
14a 第2吸気通路(吸気通路の一つ)
14b 第1吸気通路(吸気通路の一つ)
16 レゾネータ(エンジン上面吸気部材の一つ)
18 ポート部
20 スロットルボディ(接続部材)
20a 内部通路
21 デリバリパイプ(燃料系部品の一つ)
22 インジェクタ(燃料系部品の一つ)
23 スロットルアクチュエータ
23a モータ軸
24 スロットルバルブ
25 軸部材
27 連結ピン
112 第2エアクリーナ(エンジン上方吸気部材)
L,R 仮想平面

Claims (10)

  1. 複数の吸気部材を備えたエンジンの吸気構造において、
    前記複数の吸気部材は、エンジン本体の上方に設けられたエンジン上方吸気部材と、
    前記エンジン本体の吸気側の側面に設けられたエンジン側面吸気部材と、を含み、
    前記エンジン上方吸気部材は、少なくとも、エアクリーナと、前記エアクリーナの側面に接続されて吸気した空気を前記エアクリーナに導くインテーク開口部材と、
    前記エンジン本体の上面で吸気側と反対側の排気側に形成される固定座部に載置されて排気側に隣接固定されるレゾネータと、
    前記エアクリーナの下方で、前記エンジン本体の吸気側の側面よりも外側に前記エンジン側面吸気部材を配置し、
    前記インテーク開口部材は、空気を導入する吸気口を前記エンジン側面吸気部材よりも前方に突出させる導入部材を有し、前記導入部材のうち前記エアクリーナの側面部に接続される湾曲部の外側面に前記レゾネータを接続することにより、前記エンジン本体の上面側にて前記エアクリーナと、前記吸気口と、前記レゾネータとを車両前後方向に向けて、一列となるように併設した、ことを特徴とするエンジンの吸気構造。
  2. 前記複数の吸気部材は、前記エンジン本体の気筒配列方向視でL字状となるように配置されることを特徴とする請求項に記載のエンジンの吸気構造。
  3. 前記エンジン上方吸気部材と、前記エンジン側面吸気部材と、前記エンジン上方吸気部材と前記エンジン側面吸気部材とを接続する接続部材とによって吸気通路の一部である第1吸気通路が形成され、
    前記エンジン本体の気筒配列方向の最も外側に位置する一端部と他端部とをそれぞれ通り、気筒配列方向と直交する一対の仮想平面の間の領域内に収まるように、前記第1吸気通路の内部空間が配置されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載のエンジンの吸気構造。
  4. 前記吸気通路は、前記エンジン上方吸気部材に吸気を導くための第2吸気通路を有することを特徴とする請求項に記載のエンジンの吸気構造。
  5. 前記第2吸気通路は、外気を取り入れるための吸気口を含むことを特徴とする請求項に記載のエンジンの吸気構造。
  6. 前記吸気通路のうち、少なくとも第1吸気通路の内部空間及び第2吸気通路の内部空間は、前記一対の仮想平面の間の領域内に収まるように配置されていることを特徴とする請求項または請求項に記載のエンジンの吸気構造。
  7. 前記接続部材は、吸気流通方向を上下方向に向けた角度にて装着されるスロットルボディであることを特徴とする請求項3〜6のうちいずれか一項に記載のエンジンの吸気構造。
  8. 前記スロットルボディの外側面には、スロットルアクチュエータが装着され、前記スロットルボディの内部には、スロットルバルブの軸部材が回動可能に設けられ、前記スロットルアクチュエータのモータ軸は、前記軸部材と並列に配置され、前記スロットルアクチュエータのモータ軸に、前記軸部材を連動させる連動機構を有することを特徴とする請求項に記載のエンジンの吸気構造。
  9. 前記エンジン側面吸気部材は、インテークマニホールドであることを特徴とする請求項1〜のうちいずれか一項に記載のエンジンの吸気構造。
  10. 前記エンジン本体の吸気側の側面に、前記インテークマニホールドと隣接して配置される燃料系部品を更に備え、
    前記インテークマニホールドは、前記エンジン本体側の少なくとも一部を金属材料によって構成したポート部を含み、前記ポート部は、前記エンジン本体から離間するにつれて前記燃料系部品の方向へ湾曲形成されていることを特徴とする請求項に記載のエンジンの吸気構造。
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