JP4280417B2 - バス線路を介してネットワーク化された拘束装置システムにおけるデータ伝送方法 - Google Patents
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Description
本発明は、バス線路を介してネットワーク化された、車両乗員用の拘束装置システムにおけるデータ伝送方法であって、バス線路に、1つの中央制御ユニット及び複数のデータ処理ユニットが結合、接続されており、前記ユニットは、拘束装置の制御のため種々の個所に設けられており、前記中央制御ユニットは、すべての、又は、個別のデータ処理ユニットに、呼出−又は制御信号をデータテレグラムの形態で送信し、前記データ処理ユニットは、所定の呼出−又は制御信号に対して、応答信号を、中央制御ユニットに返送するようにした当該のデータ伝送方法に関する。
【0002】
車両における拘束装置システム、ないし拘束システムの性能、能率は、将来的に車両乗員の保護をさらに一層改善するため著しく増大するであろう。つまり、車両中拘束装置の数及びそれの所属のトリガ手段はドラスティックに増大することとなろう。それらの拘束システムには、例えば、複数段階で点火可能な運転席用−及び助手席用エアバッグ、運転席用及び助手席用膝ニーバック、運転席、助手席及び後部座席用サイド側方エアバッグ、シートベルト等々がある。ここで再度エアバッグは頭部にも胸部にも設け得る。
【0003】
同じく多段階でも作動可能なシートベルトは場合によりロールオーバーバーである。要するに、各乗員に対して、複数の拘束装置から成る1つの保護システムが、車両内に設置される。
【0004】
SAE国際会議及び展示会の会議議事録Conference Poceedings of SAE International Congress & Exposition, 24.〜27. 02. 1997, Detroit 中の寄稿“Bussystem zur Vernetzung von Aktuatoren fuer Rueckhaltesysteme”J. Bauer, G. Mehler, W. Nitschke 著述において複雑な拘束システムが記載されている。すべての拘束装置をネットワーク化する1つのバスシステムの導入により、嵩ばるケーブル束ないし配線体を節減することが図られる。上記の公知の拘束システムでは各拘束装置に対して1つのデータ処理ユニットが設けられこのデータ処理ユニットは、実質的に1つの計算ユニット、データ入力−及びデータ出力回路、1つのメモリユニット、1つの時間タイム−及びクロックベース及び電流給電源を有する。周辺のインテリジェント点火終段と称されるデータ処理ユニットは、それぞれの拘束装置に属するトリガ手段の直ぐ近傍に、即ち、点火カプセルプラグ又は点火カプセルの基板上に配されている。
【0005】
各データ処理ユニットは、中央制御ユニットから1つのバス線路を介してそれの給電エネルギを受取る。更に、中央制御ユニットは、複数のセンサ信号を用いて、例えば、加速センサ、プリクラッシュセンサ、座席占有状態センサからのセンサ信号を用いてどの拘束装置をトリガすべきかを検出する。それに相応して、中央制御ユニットは、バス線路を介して伝送されるデータテレグラムを用いて、当該のデータ処理ユニットをアドレッシングする。診断要求も、中央制御ユニットから、バス線路を介して個々のデータ処理ユニットへ出され、それらの個々のデータ処理ユニットは同じく、バス線路を介してそれの診断応答を中央制御ユニットへ返送する。そのような診断問合せは、同じくデータテレグラムの形態でバス線路を介して送出される。そのデータテレグラムは、1つのスタートビットでスタートし、それにつづいて、アクセスされたデータ処理ユニットのアドレッシングのための複数ビット及び情報ビットが後続する。1つのチェックビット及び1つのストップビットによりデータテレグラムは終了せしめられる。データテレグラムが1つのトリガ命令を含む場合、トリガ命令に対するビットに、複数のCRCチェックビットがつなぎ合わされる。或1つの診断問合せに対する応答信号は、たんに幾つかの電流パルスから成り、それらの電流パルスは当該のデータ処理ユニットにおける両バス線路の短絡により生ぜしめられる。そのように形成された応答の場合、中央制御装置はそのような応答を、送出を行っているデータ処理ユニットに一義的に対応付け得ず、更に応答がエラー誤りのあるという危険性が存する。更に、ごく少数の電流パルスからのみ成る或応答の場合には、種々の応答間の区別をできない。
DE3506118A1に記載されている車両用のデータバスシステムでは、バスに接続されたステーション間でのデータ伝送のためデータテレグラムが使用され、このデータテレグラムは、コントロールビット領域と、情報ビット領域と、チェックビット領域を有する。この刊行物からは、1つのバスを介しての伝送の際拘束システム用のトリガ信号の特別な扱い処理についての示唆は得られない。
【0006】
従って、本発明の課題とするところは、バスシステムのデータ処理ユニットへの呼出−及び制御信号の確実な割当て、データ処理ユニット及び所属の拘束装置の監視データの確実な信頼性のある収集捕捉を可能にし、トリガ情報を一義的に拘束装置に対応付ける冒頭に述べた形式の方法を提供することにある。
【0007】
発明の利点
前記課題は請求項1の構成要件により、次のようにして解決される、即ち、呼出−又は制御信号及び応答信号は、データテレグラムであり、該データテレグラムは、すべて、同じフレーム構造を有し、前記同じフレーム構造は、n個のコントロールビットを有する第1の領域と、m個の情報ビットを有する第2の領域と、p個のチェックビットを有する第3の領域から成るものであり、中央制御ユニットは、トリガ命令を、データテレグラムのm個の情報ビットの領域内に書き込むようにし、ここで、各データ処理ユニットに、少なくとも1つのビット桁個所を対応付け、それぞれの個別のデータ処理ユニットによりそれに対応付けられている拘束装置を、次のような場合においてのみ作動化する、即ち、それに対して定められたビットがセットされた場合においてのみ作動化するのである。
【0008】
すべてのデータテレグラムは、それが中央制御ユニットから送出されたものであろうと、データ処理ユニットから返送されたものであろうと、同じに構造化されていることにより、中央制御ユニットにて及びデータ処理ユニットにてそれの処理は、簡単化される。応答信号も完全なデータテレグラムとしてデータ処理ユニットから中央制御ユニットへ返送されるので、データ処理ユニットからの多様の応答情報が、送信をするデータ処理ユニットへの確実な対応付を以て中央制御ユニットへ伝送され得る。
【0009】
本発明の有利な発展形態がサブクレームに記載されている。而して呼出−又は制御信号に対するデータテレグラムに、同期化ビットが先行前置されており、がフレーム端部に追加されるようにするとよい。同期化ビットにより、データ処理ユニットにおけるビット同期化が容易化される。
【0010】
コントロールビットは、呼出−又は制御信号のデータテレグラム中で種々の呼出−又は制御信号の区別のため用いられるとよい。前記データ処理ユニットは、応答信号に対するデータテレグラム中でコントロールビットを介して中央制御ユニットに次のことを通報する、即ち、呼出−又は制御命令を適正に実行することができるか否かを通報するとよい。
【0011】
呼出−又は制御信号のデータテレグラムのm個の情報ビットのうち、第1の部分を、データ処理ユニットのアドレッシングのため使用し、m個の情報ビットのうち、第2の部分を、アドレッシングされた1つのデータ処理ユニットにおける1つの、又は、複数のメモリレジスタの選択内容を含み、それにより、1つの、又は、複数のレジスタ内容が、応答テレグラムを以て、中央制御ユニットに返送されるようにし、又は、1つの所定の機能を実行するようにとの、1つの、又は、複数のデータ処理ユニットへのリクエスト要求を含むとよい。
【0012】
データ処理ユニットは、呼出されたレジスタ内容を、m個の情報ビットから成る、それの応答テレグラムの領域内に書き込むとよい。
【0013】
m個の情報ビットの第1の部分は、中央制御ユニットにより選択された個別のデータ処理ユニットのアドレスを含み、又は、バス線路に接続されたすべてのデータ処理ユニットの同時のアドレッシング情報を含むとよい。
【0015】
高い優先度及び高い時間的緊急性を有する呼出−又は制御信号を以てのデータテレグラム、例えば、−トリガ命令−は、より小さい優先度及びより小さい時間的緊急性を有するデータテレグラム、例えば、−診断信号−より一層高い信号レベル及び一層高いビットレートを以て伝送されるとよい。それにより、少なくとも最も高い優先度を有する信号、例えばトリガ命令が、当該のデータ処理ユニットに到達し得る−たとえ比較的小さい優先度の丁度他のデータテレグラムがバス線路を介して伝送されていても−。
【0016】
実施例の説明
次に図示の1実施例に即して、本発明を詳述する。
【0017】
図1は、拘束システムのブロック接続図である。
【0018】
図2は、データ処理ユニットのブロック図である。
【0019】
図3a,b,cは、種々のデータテレグラムを示す。
【0020】
図1に示す拘束システムは、中央制御ユニットZSを有し、この中央制御ユニットには、バス線路BLを介して、複数のデータ処理ユニットDV1,DV2が接続されている。それらの2つのデータ処理ユニットDV1,DV2の各々が、1つ、又は複数の拘束装置RH1...RHkの制御のため用いられる。冒頭に列挙したように、それらの拘束装置RH1...RHkには、例えば、1段又は複数段で点火可能な運転席用−及び助手席用エアバッグ、膝ニーバッグ、サイド側方エアバッグ、シートベルト等々がある。
【0021】
図2に関連して詳述するデータ処理ユニットDV1,DV2の実施例では、バス線路BLに対する入力側のほかに、さらなる入力信号、例えば、センサ信号に対するさらなる入力側e1,...,enが設けられている。
【0022】
図示の実施例では、バス線路BLは、分岐線の形態のものになっているが、リング線路として構成されていてもよい。
【0023】
すべてのデータ処理ユニットDV1,DV2が、同じ回路構造を有する。従って、図2を用いて、すべてのデータ処理ユニットを代表して1つのデータ処理ユニットDVを詳述してある。前記のデータ処理ユニットDVには、複数の拘束装置RH1,...,RHkが接続されている。有利にはk個の拘束装置RH1,...,RHkの当該の群が1つの車両乗員に配属割当てられている。例えば助手席用エアバッグが問題となる場合には、拘束装置RH1,...,RHkには車両後部エアバッグが、頭部及び胸部領域における1つ又は複数のサイドエアバッグ、膝エアバッグ及びシートベルトが属し得、ここですべてのエアバッグ及びシートベルトは、亦、複数段階にてトリガし得る。それらの拘束装置RH1,...,RHkの各々に対して、データ処理ユニットDVは、クラッシュ衝突の場合トリガ信号a1,...akを発生し、ここで、トリガすべき拘束装置の選択及びトリガ時点の決定は、複数の入力信号e1,...,enに依存して行なわれ得る−データ処理ユニットDVが中央制御ユニットZSのトリガ命令に無関係にアクティブ状態、作動化されることを意図するとしても−。
【0024】
複数の入力信号e1,...,enは、センサから由来するものであり、それらのセンサには、衝突衝撃クラッシュの際車両の運動特性を検出する加連センサ、プリクラッシュセンサ、シートベルト錠センサ、座部占有状態センサが所属し得る。座部占有状態センサからは、データ処理ユニットDVは、助手席が空き状態でないか否か、子供又は大人が座っているか、そして、亦、助手席にいる者がどのような坐り姿勢をとっているかの情報を導出し、その結果、それに相応して、およそ、その助手席に、座っている者に保護をすべき拘束装置のみをトリガし得る。同様に、助手席に人が全く座っていない場合又はそこにチャイルドシート又は荷物が置かれている場合には拘束装置のトリガが全く抑圧される。
【0025】
図2にはデータ処理ユニットDV内の個々の機能素子がブロックの形で示されている。アナログ又はデジタルの入力信号e1,...,enの入力受信のための信号入力回路1が設けられており、この信号入力回路1は、例えば、信号ドライバを有する。後続のデータ処理回路2ではアナログ信号のA/D変換を行ない得る。いずれにしろ、データは次のように準備処理される、即ち、後続の計算ユニット3によりデジタルで後続処理され得るように準備処理される。
【0026】
計算ユニット3は、すべての制御機能をデータ処理ユニットDVにて果たす。例えば入力信号e1,...,enから、接続された拘束装置RH1,...RHKのうちのどれを、どの時点でトリガすべきかを検出する。又は、計算ユニット3は、中央制御ユニットZSからデータ処理ユニットDVが受取ったトリガ命令に応答する。亦、計算ユニット3は、拘束装置RH1,...RHKにおける点火素子の診断を実施する。このために、診断信号d1,...,dk−例えば点火素子の抵抗値−は、信号入力回路1に供給され、許容されない偏差のある場合エラーメッセージ誤り通報を出力する。同様に、電流給電源部4内に設けられているエネルギ余裕備蓄状態の診断が実施される。
【0027】
データ処理ユニットDV中には、記憶メモリユニット5が設けられており、この記憶メモリユニット5は、揮発性のメモリレジスタ(RAM)5.1及び非揮発性のメモリレジスタ(例えばEPROM,EEPROM,PROM)5.2の双方を有する。それらのメモリレジスタ中には、例えば、データ処理ユニットDVのアドレス、作製データ−例えば、1つの作成データ、ロットナンバー、ASIC方式等々−診断データ−例えば、点火素子の抵抗、エネルギ備蓄のエネルギ状態−及び場合によりデータ処理ユニットDVの作動に必要なさらなるデータが記憶される。幾つかのデータ、例えばデータ処理ユニットDVのアドレスは、先ず差当たり揮発性のメモリレジスタ内に読込まれ、そして、データにエラーがないことが分かるとはじめて非揮発性のメモリレジスタ内に転送される。
【0028】
データ処理ユニットZVの入力側には相応して、計算ユニット3につづいてデータ準備生成回路6及び信号出力回路7が後続する。データ準備生成回路6では、例えばデジタルトリガ情報、又は、計算ユニット3からの診断間合せ信号が、拘束装置RH1,...,RHkの点火素子に対する点火電流又はチェック電流に変換される。
【0029】
データ処理ユニットDV内に設けられている時間タイム−及びクロックベース8からすべての機能ブロックに統一的な同期クロックが供給される。
【0030】
勿論、図2に示す機能ブロックへの分割は、必ずしもそうしなくてもよい。例えば、信号入力回路1とデータ準備生成回路2ないし、信号出力回路7とデータ準備生成回路6は相互に組合せ結合され、部分的に計算ユニット3内に統合化されてもよい。同様に電流給電源部4及び/又はタイム−及びクロックベース8は、データ準備生成回路3,6内に統合化されてもよい。複数の機能ユニットを1つの回路ブロックにまとめるのに多くの可能性がある。
【0031】
前述のデータ処理ユニットDVは、比較的高いインテリジェント度知能度を有する点火終段である、それというのは、入力信号e1,...,enに依存して自律的に、即ち、中央制御ユニットZSの入力信号に無関係に拘束装置RH1,...,RHkのトリガについて決定することができるからである。但し、本発明の技術思想の実現のためには、データ処理ユニットDV1,DV2が自律的な決定機能を有する必要はない。以降、中央制御ユニットZSからトリガ命令及び診断要求を受取るデータ処理ユニットを基礎とする。
【0032】
各データ処理ユニットは、所謂直列スイッチ9を有し、この直列スイッチ9を用いて、バス線路BLを切離したり、又は導通接続できる。直列スイッチ9は、計算ユニット3により制御される。ここで、中央制御ユニットZSによる直列スイッチ9の開閉の要求をバス線路BLを介して伝送できる。従って、バス線路上での短絡を次のようにして非作用状態にできる。即ち、短絡部の前に位置する直列スイッチ9が開かれるようにするのである。亦、直列スイッチを介して、アクセス可能なデータ処理ユニットの所定の選別分離を行ない得る。
【0033】
中央制御ユニットZSは、データ処理ユニットDV1,DV2に、呼出−又は制御信号を送信し、アクセスされたデータ処理ユニットは、幾つかの呼出信号に対して応答信号を中央制御ユニットZSへ返送する。ここで、バス線路BLに接続されたすべてのデータ処理ユニットDV1,DV2へ呼出−又は制御信号を送信し、又は、個々のデータ処理ユニットDV1,DV2へ選択的に呼出−又は制御信号を送信し、仕向けることが可能である。
【0034】
中央制御ユニットZSから送信される、データ処理ユニットDV1,DV2の呼出−又は制御信号及び応答信号は、図3a,3b,3cに示すような同じフレーム構造を有するデータテレグラムである。上記のフレーム構造は、nのコントロールビットを有する第1の領域と、m情報ビットを有する第2の領域と、pチェックビットを有する第3の領域から成る。中央制御ユニットZSから送信されるデータテレグラム中で、コントロールビットは、呼出−制御信号の形式、種別、例えば、トリガ命令、診断呼出を指示する。応答テレグラム中で、データ処理ユニットは、コントロールビットk1〜k3により、それに仕向けられた呼出−又は制御命令を適正に実行し得るか否かを明示する。データテレグラム中の領域3におけるpのチェックビットは、CRC−チェックビット(Cyclic Redundancy Check)であり、このCRC−チェックビットにより、領域II中に書込まれたビットパターンがエラーについてチェックされる。
【0035】
中央制御ユニットZSにより送信されるデータテレグラム(図3a,図3c)では、前述のフレーム構造に同期化ビットSY0,SY1を有する領域IVが先行前置されており、幾つかのストップビットS0,S1を有する領域Vがフレーム端部に追加されている。データ処理ユニットDV1,DV2から送信される応答テレグラム(図3b)の場合、2つのビット領域IV及びVは省かれている。中央制御ユニットZSからデータ処理ユニットDV1,DV2へ送信されるデータテレグラム(図3a,図3c)における同期化ビットSY0,SY1は、データ処理ユニットにて、タイム−及びクロックベースを、中央制御ユニットZSのスキャン周波数へ同期化するため用いられる。呼出−又は制御信号に対するデータテレグラムの終端におけるストップビットS0及びS1は、データ処理ユニットDV1,DV2に対して次のことを規定、設定する、即ち、上記のストップビットS0及びS1につづいてそれの応答テレグラムを、中央制御ユニットZSに返送し得、もしくは、当該の時間にて、その結果をその後直ちに送信できる2つのアクションを実行できることを規定、設定する。
【0036】
以下、呼出−又は制御信号及び応答信号のデータテレグラムの幾つかの例を詳述する。
【0037】
中央制御ユニットZSが1つの所定のデータ処理ユニットDV1,DV2から、1つの選択されたメモリレジスタの内容を呼出そうとする場合、図3aの呼出テレグラムを、それの領域IIにて、それも、部分II/1にてビットA0〜A5を以て送信し、アクセスされたデータ処理ユニットのアドレスを書込む。図3aのデータテレグラムの領域IIの部分II/2のビットD0〜D5は、呼出されたメモリレジスタのアドレスを獲得する。応答テレグラムのビットR0〜R11を有する領域IIにて、アクセスされたデータ処理ユニットは、呼び出されたメモリレジスタの内容を書込む。
【0038】
中央制御ユニットZSが固有診断を実施するよう、或1つの選択されたデータ処理ユニットに要求すると、同様にそれのデータテレグラムの領域II/1のビットA0〜A5内に、選択されたデータ処理ユニットのアドレスを書込み、領域II/2のビットD0〜D5中に、固定的に設定されたビット組合せ−これはすべてのデータ処理ユニットに等しい−を書込む。前記の固定的に設定されたビットD0〜D5は、各データ処理ユニットにより、固有診断を実施するようにとの要求として認識される。次の診断要求−これはデータ処理ユニットが中央制御ユニットから受取る−のあったとき、データ処理ユニットは、それの応答テレグラムにて診断結果を返送する。ここで各ビットは或1つの診断ステップの結果に相応する。上記の診断ステップには、例えば直列スイッチの状態、又は、拘束装置の点火素子の抵抗、又は、エネルギ備蓄のエネルギ状態又はデータ処理ユニットにおける他の回路素子の種々の状態等々が属する。
【0039】
中央制御ユニットから1つの所定のデータ処理ユニットの1つの所定のレジスタ中に情報を書込もうとする場合、中央制御ユニットは、当該のデータ処理ユニットに、それの呼出テレグラム中にて、ビットA0〜A5にてアクセスされたデータ処理ユニットのアドレスを書込み、ビットD0〜D5中に、メモリレジスタのアドレスを書込み、このメモリレジスタ中に次のデータテレグラムを以て、情報を書込むものである。データ処理ユニットの応答テレグラムは、領域IIにて、確認として、選択されたレジスタアドレスを含む。中央制御ユニットから発せられる次のデータテレグラム中に、領域II/2にて、先に選択されたメモリレジスタ中に書込むべき情報が存在する。確認として、データ処理ユニットは、ビットR0〜R11を介して、当該のメモリレジスタのアドレス及びその中に書込まれた情報を返送する。データ処理ユニットDV1,DV2に対して種々の作動モードがある。それに属するものは、個別モード及びホールドモードである。通常の作動、即ち、車両の通常の走行作動中、データ処理ユニットは、通常モードにおかれる。先にデータ処理ユニットのリセットがなされた場合には、すべてのデータ処理ユニットは、通常モードにおかれる。中央制御ユニットも、すべてのデータ処理ユニットを次のようにして通常モードにセットできる、即ち、すべてのデータ処理ユニットに、同時に1つのブロードキャストデータテレグラムを送信するのである。この場合、すべてのビットA0〜A5及びD0〜D5は、占有状態におかれている。ブロードキャスト−制御信号の場合、データ処理ユニットの側からの応答テレグラムは省かれる。
【0040】
個別モードを介して、唯1つのデータ処理ユニットをバス線路にて分離できる。個別モードでは、当該のデータ処理ユニットは、それの直列スイッチを開き、その結果当該のデータ処理ユニットにてデータ流及び給電電流が遮断される。個別モードは、通常モードから調整セッティングできる。個別モードは、先ず、バス線路上での実際値状態を検出するため使用される。個別モードの作動化のため、選択されたデータ処理ユニットのアドレスがビットA0〜A5内に書込まれ、ビットD0〜D5は、1つの固定的に設定されたビットパターンを獲得し、この固定的に設定されたビットパターンは各データ処理ユニットにより、個別モードを作動化するようにとの要求として解釈される。当該のデータ処理ユニットは、応答テレグラムを返送しない。
【0041】
ホールドモード(Hale-Mode)ではデータ処理ユニットは通常モードにおけるように動作する。通常モードとの相違は、ホールドモードにて、個別モードを作動化するようにとの中央制御ユニットの命令を拒絶することである。ホールドモードを作動化したことの確認として、データ処理ユニットは、それの応答テレグラムにてビットR0〜R11を介してそれのアドレスを返送する。
【0042】
既述のように、各データ処理ユニットDVのメモリユニット5は、揮発性メモリ領域RAMと、非揮発性メモリ領域を有する。バンド端部にて、中央制御ユニットは、組込まれたデータ処理ユニットの数を調べ、順次バス線路及びそれに接続されたデータ処理ユニットを、RAMアドレスを介してアクセスする。RAM作動にエラー誤りがないとはじめて、個別に各データ処理ユニットを個別モードにスイッチングし、当該の命令を以て、相応の揮発性のメモリレジスタ内へのアドレスのプログラミングを要求する。揮発性のメモリレジスタを書込むようにとの当該の命令は、中央制御ユニットにより、各々の個々のデータ処理ユニットへ、図3aによる制御テレグラムを介して付与され、この制御テレグラムではビットA0〜A5は当該のデータ処理ユニットのアドレスを含み、ビットD0〜D5は、1つの固定のビットパターンを備え、このビットパターンは、命令“揮発性メモリレジスタ書込”を表す。ここでデータ処理ユニットの側での応答テレグラムは省かれる。
【0043】
通常の電流給電が止むと、もしくはブレークダウンすると中央制御ユニットにて非常時作動へ切換えられる、即ち、データ処理ユニットは、それの給電電圧を、車両の電池から受取る。すべてのデータ処理ユニットが、非常時作動の期間中当該の新たな給電電圧へ切換わるため、中央制御ユニットは、非常時作動のため制御テレグラムをすべてのデータ処理ユニットへ送信する。ここで、ブロードキャストデータテレグラムが問題となり、このブロードキャストデータテレグラムでは、ビットA1〜A5及びD0〜D5は固定的に設定されたビットパターンを得る。データ処理ユニットの側での応答テレグラムは省かれる。
【0044】
車両の衝撃クラッシュの場合、中央制御ユニットZ8は、種々のセンサ信号に依存して、トリガ命令を、それの所属の拘束装置をトリガすべきすべてのデータ処理ユニットに送信する。図3cに示すトリガ命令のデータテレグラムは、領域IIにてビットZ0〜Z11を含む。それらのビットZ0〜Z11のうち、1つ、又は、複数のビット桁個所が各々の個々のデータ処理ユニットに対応付けられている。このデータテレグラムがバス線路を介して送信されると、各データ処理ユニットは、これに対応付けられた単数又は複数のビット桁個所を呼出し、それに所属する拘束装置のトリガを行わせる−それに所属のビットがセットされているならば−。データ処理ユニットの応答テレグラムは省かれる。
【0045】
丁度他のデータテレグラムがバス線路を介して伝送される場合でも、トリガ命令が確実にデータ処理ユニットを働かせることアクセスすることを保証するため、トリガ命令のデータテレグラムは、トリガ命令より小さい優先度及び小さい緊急性を有するデータテレグラムより一層高い信号レベル及び一層高いビットレートを以て伝送される。
【0046】
一般的に成立つことは、高い優先度及び高い時間的緊急性を有する呼出−又は制御信号を以てのデータテレグラムは、比較的より小さい優先度及びより小さい緊急性を有するデータテレグラムより一層高い信号レベル及び一層高いビットレートを以て伝送されるということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 拘束システムのブロック接続図。
【図2】 データ処理ユニットのブロック接続図。
【図3】 種々のデータテレグラムを示す図。
【符号の説明】
1 信号入力回路
2 データ準備生成回路
3 計算ユニット
4 電流給電源部
5 メモリレジスタ
5.1 メモリレジスタ
5.2 メモリレジスタ
6 データ準備生成回路
7 信号出力回路
8 タイム−及びクロックベース
9 直列スイッチ
a1...ak トリガ信号
d1...dk 診断信号
e1...ek 入力信号
BL バス線路
DV データ処理ユニット
DV1 データ処理ユニット
DV2 データ処理ユニット
RH1 拘束装置
RH2 拘束装置
ZS 中央制御ユニット
Claims (8)
- バス線路を介してネットワーク化された、車両乗員用の拘束装置システムにおけるデータ伝送方法であって、バス線路(BL)に、1つの中央制御ユニット(ZS)及び複数のデータ処理ユニット(DV1、DV2)が結合、接続されており、前記ユニットは、拘束装置(RH1、...RHk)の制御のため種々の個所に設けられており、前記中央制御ユニット(ZS)は、すべての、又は、個別のデータ処理ユニット(DV1、DV2)に、呼出−又は制御信号をデータテレグラムの形態で送信し、前記データ処理ユニット(DV1、DV2)は、所定の呼出−又は制御信号に対して、応答信号を、中央制御ユニット(ZS)に返送するようにした当該のデータ伝送方法において、
呼出−又は制御信号及び応答信号は、データテレグラムであり、該データテレグラムは、すべて、同じフレーム構造(I、II、III)を有し、前記同じフレーム構造(I、II、III)は、n個のコントロールビットを有する第1の領域(I)と、m個の情報ビットを有する第2の領域(II)と、p個のチェックビットを有する第3の領域(III)から成るものであり、中央制御ユニット(ZS)は、トリガ命令を、データテレグラムのm個の情報ビットの領域(II)内に書き込むようにし、ここで、各データ処理ユニット(DV1、DV2)に、少なくとも1つのビット桁個所(Z0、...Z11)を対応付け、それぞれの個別のデータ処理ユニット(DV1、DV2)によりそれに対応付けられている拘束装置(RH1、...RHk)を、次のような場合においてのみ作動化する、即ち、それに対して定められたビットがセットされた場合においてのみ作動化することを特徴とするバス線路を介してネットワーク化された拘束装置システムにおけるデータ伝送方法。 - 呼出−又は制御信号に対するデータテレグラムに、同期化ビット(SY0、SY1)が先行前置されており、ストップビット(S1、S1)がフレーム端部に追加されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の方法。
- コントロールビット(K0、...、K3)は、呼出−又は制御信号のデータテレグラム中で種々の呼出−又は制御命令の区別のため用いられるようにしたことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記データ処理ユニット(DV1、DV2)は、応答信号に対するデータテレグラム中でコントロールビット(K0、...、K3)を介して中央制御ユニット(ZS)に次のことを通報する、即ち、呼出又は制御命令を適正に実行することができるか否かを通報するようにしたことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 呼出−又は制御信号のデータテレグラムのm個の情報ビットのうち、第1の部分(II/1)を、データ処理ユニット(DV1、DV2)のアドレッシングのため使用し、m個の情報ビットのうち、第2の部分(II/2)を、アドレッシングされた1つのデータ処理ユニット(DV1、DV2)における1つの、又は、複数のメモリレジスタの選択内容を含み、それにより、1つの、又は、複数のレジスタ内容が、応答テレグラムを以て、中央制御ユニット(ZS)に返送されるようにし、又は、1つの所定の機能を実行するようにとの1つの、又は、複数のデータ処理ユニット(DV1、DV2)へのリクエスト要求を含むようにしたことを特徴とする請求項1記載の方法。
- データ処理ユニット(DV1、DV2)は、呼出されたレジスタ内容を、m個の情報ビットから成る、前記データ処理ユニットの応答テレグラムの領域(II)内に書き込むことを特徴とする請求項5記載の方法。
- m個の情報ビットの第1の部分(II/1)は、中央制御ユニット(ZS)により選択された個別のデータ処理ユニット(DV1、DV2)のアドレスを含み、又は、バス線路(BL)に接続されたすべてのデータ処理ユニット(DV1、DV2)の同時のアドレッシング情報を含むようにしたことを特徴とする請求項5記載の方法。
- 高い優先度及び高い時間的緊急性を有する呼出又は制御信号によるトリガ命令は、より小さい優先度及びより小さい時間的緊急性を有する診断信号よりも高い信号レベル及び高いビットレートを以て伝送されるようにしたことを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項記載の記載の方法。
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