JP4278670B2 - 車両用コンソール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、隣り合うサイドシート間に設けられる車両用コンソール装置に関する。
運転席と助手席のようなサイドシート間の空間には、一般に、サイドブレーキや、フロアシフト、コンソールボックス等が配置されている。これらの代わりに、細長いセンターシートを設置するとベンチシートとなり、広々としたフロントシート空間を作り出し、荷物等を置くことができるという利点がある。さらに、センターシートの背もたれ部分を前方に傾倒させることによってアームレストとなるタイプも公知である(特許文献1参照)。
また、このようなサイドシート間の空間に、センターシートではなく、サイドシートの座面から上方への突出量を抑えたコンソールボックスを設置することで、広々とした空間を作り出すタイプも公知である。
特開平10−291436号公報
前者のタイプは、通常、センターシートがサイドシートと同じ高さの背もたれ部を有しているため、それによってセパレートシートに比べて、フロントシート側の空間とリアシート側の空間とに車内空間を隔てる領域がより大きくなり、リアシートの乗員にとっては、車両前方の景色を見ることが困難となるため、閉塞感を感じる空間となってしまう。
後者のタイプは、コンソールボックスの蓋が収納物を隠す以外に用途はなく、仮に財布のように良く手に取る物をコンソールボックスの蓋上面に荷物等を置くと、走行中に振動や加速によって後方へ落下してしまう。さらにこのようなコンソールボックスは、センターシートのように座るようには設計されておらず、突出量を抑えているために逆に高さが足りず、アームレストとして使用することもできない。
本発明は上記問題に鑑み、荷物等を置いても後方へ落下することがなく、且つ、リアシートの乗員の視界を遮ることによって開放感を大きく損なわないような構造を有する車両用コンソール装置を提供することを目的としている。さらに、前記目的に加えて、従来に近いアームレスト長さを備えたアームレストとしても使用することができるような機能も有する車両用コンソール装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、隣り合うサイドシート間に設けられる車両用コンソール装置において、前記サイドシートの座面間に配置され載置面を備えたコンソール本体と該コンソール本体に併設したストッパ部とを有し、該ストッパ部が、前記サイドシートの背もたれ部間を、これら背もたれ部よりも予め定められた高さ分だけ低いところまで延伸し、前記コンソール本体又はサイドシート側面に設けられ当該車両用コンソール装置の載置可能状態において前記ストッパ部の前方であって前記コンソール本体を貫通する回転軸線を備える回転軸に連結されると共にアームレストとなるように前記載置面と当接した状態になるまで前記回転軸回りに前方且つ上方へ回動するようにしたことを特徴とする車両用コンソール装置が提供される。ストッパ部をサイドシートの背もたれ部よりも低く設けたことによって、載置面に置かれた荷物等の後方への落下を防止すると共に、フロントシート側の空間とリアシート側の空間とを隔てる領域が従来のベンチシートと比べて少なくなり、リアシートの乗員の開放感を大きく損なわないようにすることが可能となる。また、回転軸をストッパ部からコンソール本体方向に離すことによって、ストッパ部が前方且つ上方へ回動し、従来のセンターシートの背もたれ部よりも短いストッパ部を用いているにも関わらず、ストッパ部の長さの割には長いアームレスト長さを実現できる。
また、請求項2に記載の発明によれば請求項1に記載の発明において、前記載置面の後端部と前記ストッパの前面の下端部が滑らかにつながるように形成したことを特徴とする車両用コンソール装置が提供される。滑らかにつなげることによって、見た目が美しくなる。
また、請求項3に記載の発明によれば請求項1又は2に記載の発明において、前記載置面が前記サイドシートの座面と略同じ面を成し、及び/又は、前記ストッパ部の前面がサイドシートの背もたれ部の前面と略同じ面を成していることを特徴とする車両用コンソール装置が提供される。これら面を略同じにすることによって、見た目が美しくなり、載置面に座る場合にも違和感なく腰掛けることが可能となる。
また、請求項4に記載の発明によれば請求項1から3のいずれか一つに記載の発明において、前記コンソール本体がサイドシートの座面と別体に形成し、及び/又は、前記ストッパ部がサイドシートの背もたれ部と別体に形成したことを特徴とする車両用コンソール装置が提供される。別体とすることによって、ウォークスルーにもなるような着脱可能なコンソール装置として設計することも可能となる。
また、請求項5に記載の発明によれば請求項1から4のいずれか一つに記載の発明において、少なくとも2列のシートを有する車両の最前列に用いることが可能なことを特徴とする車両用コンソール装置が提供される。最前列のシートの間に当該車両用コンソール装置を用いることによって、リアシートの人の視界が広くなり、開放感のある車内空間が実現できる。
また、請求項6に記載の発明によれば請求項1から5のいずれか一つに記載の発明において、前記コンソール本体及び/又は前記ストッパ部に収容部を設けたことを特徴とする車両用コンソール装置が提供される。収容部があることによって、貴重品等を車外から見えないように隠すことが可能となる。
各請求項に記載の発明によれば、コンソール本体の載置面に荷物等を置くことによって、荷物等がすぐ手元にあるという使い易さと安心感が得られると共に、荷物等が後方へ落下せず、また、フロントシートとリアシートとの隔たりが従来のベンチシートに比べて少なくなることによって、開放感を大きく損なわないという共通の効果を奏する。さらに請求項2に記載の発明によれば、前記共通の効果に加えて、従来に近いアームレスト長さを備えた、ゆったりとしたアームレストを備えることによって、長時間の運転でも快適に過ごせるという効果を奏する。
図1は、隣り合うサイドシート間に設置される本発明による車両用コンソール装置1の斜視図であり、その車両前後方向の縦断面図を図2に示す。車両用コンソール装置1はコンソール本体2とストッパ部3とを有し、該ストッパ部3は、図1、2に示す載置可能状態又は図3に斜視図で示し、図4にその車両前後方向の縦断面図で示されるようなアームレスト状態を選択できるように、回転軸4周りに回動可能に連結されている。
コンソール本体2は、フロア8に固定され、荷物等を置くことができる載置面5を有している。さらに載置面5は、丸い荷物等を置いたときそれが落ち着くようにストッパ部3近くで凹部6を有している。凹部6の後端部、すなわち載置面5の後端部は、ストッパ部3の前方の面(前面)の下端部と滑らかにつながるように、図2に示すようにせり上がっている。好ましくは、載置面5は、サイドシートの座面と略連続的な同じ面となるように形成されている。本実施形態では、コンソール本体2はフロア8に固定されているが、着脱可能にフロア8又はサイドシートに取り付けられていてもよく、またサイドシートとは別体に形成してもよい。
コンソール本体2に回動可能に連結されたストッパ部3は、載置可能状態ではコンソール本体2の後方に位置し、フロア8又はコンソール本体2背面で係止している。また、この状態で、ストッパ部3の前面の下端部は、コンソール本体2の載置面5の後端部と略連続的に連なっている。さらに、ストッパ部3のこの状態での高さは、リアシートの乗員の視界を極力遮らないように、サイドシートの背もたれ部の高さよりも低く、好ましくは、サイドシートの背もたれ部の約半分以下よりも低く、且つ、アームレスト状態にしたときに短すぎてアームレストとして機能しないようなアームレスト長さよりも高くなるよう設計されている。ストッパ部3の前面は、サイドシートの背もたれ部の前方の面と略連続的な同じ面となるように形成されている。ストッパ部3があることによって、振動や加速によって載置面5に置かれた荷物が後方へ落下するのを防止している。ストッパ部3はサイドシートの背もたれ部と別体に形成してもよい。
従来のセンターシートの背もたれ部が、サイドシートの背もたれ部の側面に設けられた回転軸を中心に回動してアームレストになるのに比べて、本発明においては、回転軸4の回転軸線が、載置可能状態においてストッパ部3の前方であってコンソール本体2内を貫通するようにコンソール本体2又はサイドシートに設けられているため、それに連結されたストッパ部3が前方且つ上方へ回動してアームレストになる。このような回転軸の配置によって、従来のセンターシートの背もたれ部よりも低いストッパ部3であるにも関わらず、より効率的にそのアームレスト長さを確保することが可能となる。ストッパ部3の背面はアームレスト状態で腕を載せる面であるアームレスト面7となる。
コンソール本体2及びストッパ部3は載置面5及びストッパ部3は、人が座れるような強度で設計することで車両用コンソール装置はセンターシートの役割を果たし、フロントシートをベンチシートのように利用することも可能となる。また、車両用コンソール装置は、装飾や乗員の着座等のためにクッション性の高いファブリックで全体が覆われているが、アームレストの肘当て部分や載置面5のみが部分的に覆われるようにしてもよい。
さらに、本発明による車両用コンソール装置は、図5のようにコンソール本体及び/又はストッパ部3に収容部を設け、コンソールボックスのように使用することも可能である。
本発明による載置可能状態の車両用コンソール装置の斜視図である。 図1の車両用センターシート装置の車両前後方向の縦断面図である。 本発明によるアームレスト状態の車両用コンソール装置の斜視図である。 図3の車両用センターシート装置の車両前後方向の縦断面図である。 収容部が設けられた本発明による車両用コンソール装置の略断面図である。
符号の説明
1 車両用コンソール装置
2 コンソール本体
3 ストッパ部
4 回転軸
5 載置面
6 凹部
7 アームレスト面
8 フロア

Claims (6)

  1. 隣り合うサイドシート間に設けられる車両用コンソール装置において、前記サイドシートの座面間に配置され載置面を備えたコンソール本体と該コンソール本体に併設したストッパ部とを有し、該ストッパ部が、前記サイドシートの背もたれ部間を、これら背もたれ部よりも予め定められた高さ分だけ低いところまで延伸し、前記コンソール本体又はサイドシート側面に設けられ当該車両用コンソール装置の載置可能状態において前記ストッパ部の前方であって前記コンソール本体を貫通する回転軸線を備える回転軸に連結されると共にアームレストとなるように前記載置面と当接した状態になるまで前記回転軸回りに前方且つ上方へ回動するようにしたことを特徴とする車両用コンソール装置。
  2. 前記載置面の後端部と前記ストッパの前面の下端部が滑らかにつながるように形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用コンソール装置。
  3. 前記載置面が前記サイドシートの座面と略同じ面を成し、又は、前記ストッパ部の前面がサイドシートの背もたれ部の前面と略同じ面を成していることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用コンソール装置。
  4. 前記コンソール本体がサイドシートの座面と別体に形成し、又は、前記ストッパ部がサイドシートの背もたれ部と別体に形成したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の車両用コンソール装置。
  5. 少なくとも2列のシートを有する車両の最前列に用いることが可能なことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の車両用コンソール装置。
  6. 前記コンソール本体又は前記ストッパ部に収容部を設けたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の車両用コンソール装置。
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