以下、本発明にかかる第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、本実施例であるパチンコ機(遊技機)2は、本体基部3、窓枠ユニット4、受け部ユニット5から構成されている。本体基部3は、新しい機種への切り替えの際に、遊技場等の配設場所に据え置かれる部分である。本体基部3は上部と下部の2つに区画された矩形の枠形状に形成されており、上部には窓枠ユニット4が、下部には受け部ユニット5が取り付けられる。
本体基部3の上部における枠形状に形成されている部分の内壁面3aには窓枠ユニット4が取り付けられる略矩形状の窓枠ユニット取り付け枠6が設けられている。窓枠ユニット取り付け枠6の前面側には窓枠ユニット4を本体基部3内に収容するためのスペースが設けられており、本体基部3の上部は、窓枠ユニット取り付け枠6の前面と内壁面3aとにより前面側から見て一段凹んだ状態になっている。窓枠ユニット取り付け枠6の中央部には矩形状の開口3bが形成されており、この開口3bには、後述する遊技盤20の背面に備えられている球通路、メイン制御基盤(メイン制御装置)やサブ制御基盤(サブ制御装置)が嵌め込まれる。
窓枠ユニット取り付け枠6の上部には、後述する窓枠ユニット4の支持枠7を本体基部3に着脱自在に取り付けるための一対の第1固定用挿入部材(固定用挿入部材)8が左右対称に設けられている。
本体基部3の一段凹んだ部分を形成している上壁3bの下面Uには、2つの第1固定用挿入部材8の間に位置するように、略矩形状の枠体(嵌合部材)9が設けられている。特に図示しないが、本体基部3の上部にはスライド機構が設けられており、このスライド機構により枠体9は、本体基部3の前面側に突出する突出位置と、本体基部3の背面側に収納される収納位置との間でスライド自在となっている。また、スライド機構にはコイルバネが組み込まれており、このコイルバネによって枠体9は収納位置から突出位置に向けて常に付勢された状態になっている。スライド機構としては、具体的には、本体基部3の上壁3bの下面Uに本体基部3の前面から背面かけて直線状のレールを設け、このレールに嵌合する溝を枠体9に形成すれば良い。また、枠体9が収納される収納位置としては、窓枠ユニット取り付け枠6の上部に貫通孔を設け、スライド機構により枠体9を本体基部3の背面側に移動させた際に、その貫通孔から本体基部3の背面側のスペースに枠体9を逃がすようにすれば良く、この場合、本体基部3の背面側のスペースが収納位置となる。
本体基部3の下部の前面の右上と左上には、本体基部3の上部の一段凹んだ部分に向けて開口するように一対の切り欠き3cが形成されている。この切り欠き3cは、後述する受け部ユニット5の筒体78に対向するように形成されており、筒体78よりもやや大きく形成されている。
窓枠ユニット4は、遊技盤20、支持枠21、窓枠22から構成されている。遊技盤13は、略矩形状に形成されている。遊技盤13の背面には、特に図示しないが、球通路、メイン制御基盤やサブ制御基盤が設けられている。メイン制御基盤は、機種に応じた遊技の実行処理を行い、さらに、サブ制御基板に対して命令を行うための制御を行う。サブ制御基盤は、図柄表示装置23の表示制御、ランプ24の点灯制御、スピーカー25から出力される音声制御などの各駆動装置の作動を制御する。
遊技盤20上にはガイドレール26に囲まれた遊技領域4aが形成されている。遊技領域20aの中央には、図柄表示装置23が設けられ、その他に、始動入賞口27、通常入賞口28、アタッカ29、アウト口30が設けられている。なお、遊技領域20a内を流下するパチンコ球は、始動入賞口27または通常入賞口28またはアタッカ29等の所定入賞口のいずれかに入賞するか、あるいはアウト口30から回収される。なお、パチンコ機における釘、風車などの構造物は公知であるので説明は省略する。また、この遊技領域20aは、窓枠22が閉じている場合には、窓枠22に取り付けられるガラス31を通して視認することができるが、この状態では遊技領域20aに形成された構造物には触れることができないようになっている。
支持枠21は、略矩形状に形成されており、支持枠21の内壁部には遊技盤20が取り付けられる略矩形状の遊技盤取り付け枠32が設けられている。遊技盤取り付け枠32の前面側には遊技盤20を支持枠21内に収容するためのスペースが設けられており、支持枠21は、遊技盤取り付け枠32の前面と支持枠21の内壁部とにより前面側から見て一段凹んだ状態になっている。この凹んだ部分に遊技盤20が嵌め込まれる。
遊技盤取り付け枠32の中央部には矩形状の開口21aが形成されており、この開口21aには、遊技盤20の背面に備えられている球通路、メイン制御基盤やサブ制御基盤が嵌め込まれる。支持枠21の上部には第1固定用挿入部材8が挿入される挿入孔(固定用穴部)21bが形成されている。詳しくは後述するが、本体基部3の第1固定用挿入部材8が支持枠21の挿入孔21bに挿入されることにより第1固定用挿入部材8が挿入孔21bに係止し、窓枠ユニット4が本体基部3の窓枠ユニット取り付け枠6に固定される。このように、本実施形態では、本体基部3の第1固定用挿入部材8(第1固定手段)と支持枠21の挿入孔21b(第1固定手段)とから固定手段が構成されている。
遊技盤取り付け枠32の正面から見て右側の上下端部には、遊技盤20を支持枠21に固定するための一対の第2固定用挿入部材33が設けられている。第2固定用挿入部材33のそれぞれは、遊技盤20の正面から見て右側の上下端部に形成されている挿入孔20bに挿入される。
支持枠21の下面の左右端部には、下方に向けて突出するように一対の保持用挿入部材34が設けられている。保持用挿入部材34は略直方体形状に形成されており、後述する受け部ユニット5の保持用穴部78aに挿入される。
支持枠21の正面から見て左側の上端部には、後述するヒンジ装置50の軸55が挿入される円形の軸取り付け孔21cが形成されており、下端部の内壁には軸35が上方に突出するように設けられている。支持枠21には軸取り付け孔21c及び軸35を介して窓枠22が着脱自在に取り付けられる。
支持枠21の上部の背面にはフック(係止部材)36が本体基部3の枠体9に対向するように設けられている。特に図示しないが、支持枠21の上部には上述した本体基部3の枠体9と同様のスライド機構が設けられており、このスライド機構によりフック36は、支持枠21の背面側に突出する突出位置と、支持枠21の内部に収納される収納位置との間でスライド自在となっている。また、スライド機構にはコイルバネが組み込まれており、このコイルバネによってフック36は収納位置から突出位置に向けて常に付勢された状態になっている。スライド機構をさらに具体的に説明すると、支持枠21の上部の背面には背面側に開口された凹部が形成されており、この凹部に支持枠21の背面側から前面側にかけて直線状のレールを設け、このレールに嵌合する溝をフック36に形成すれば良い。この場合、凹部はフック36が収納可能な大きさに形成されており、凹部の内部のスペースがフック36が収納される収納位置となる。なお、凹部に限ることなく、貫通孔を形成しても良い。
窓枠22は、遊技盤20の前面側に配設される遊技領域20aを透視可能とした窓部となるガラス31と、このガラス31をヒンジ装置50を介して回動自在に保持している保持枠51とから構成されている。保持枠51の中央部にはガラス31と略同形状でガラス31よりも一回り大きい開口51aが形成されている。開口51aにはガラス31が嵌め込まれている。保持枠51にはガラス31が軸部52を中心に回動自在になるように取り付けられている。また、保持枠51の軸部52と反対側の端部には、ガラス係止部材53が上下2箇所に設けられている。ガラス係止部材53は回動自在になるように取り付けられており、ガラス31が開口51aに嵌め込まれた状態でガラス係止部材53を回動させると、ガラス係止部材53がガラス31に係止し、ガラス31が回動不能となる。ガラス係止部材53による係止を解除し、ガラス31を軸部52を中心に回動させると、ガラス31を保持枠51から離脱させることができる。
保持枠51の背面から見て右側の下端部には円形の軸取り付け孔51bが形成されている。軸取り付け孔51bは支持枠21の軸35の直径よりも一回り大きく形成されており、支持枠21の軸35は軸取り付け孔51bに嵌め込まれて保持枠51を貫通する。また、保持枠51の背面から見て右側の上端部にはヒンジ装置50が設けられている。
図3及び図4に示すように、ヒンジ装置50は本体54、軸55、コイルバネ56から構成されている。本体54は略コの字状に折り曲げられており、ビス57によって保持枠51の内壁面に取り付けられている。本体54が折り曲げられた一対の折り曲げ部分には軸55を挿通するための開口54aが形成されている。軸55は略L字状に折り曲げることによって形成されており、挿通部55aと係止部55bとから構成されている。挿通部55aは本体54の折り曲げ部分に形成された開口54aに挿通されている。コイルバネ56は、挿通部55aが本体54の一方の開口54aに挿通された後に挿通部55aに嵌め込まれる。挿通部55aにコイルバネ56が取り付けられた後、挿通部55aの側面に形成された図示しない溝にC形のフランジ58が取り付けられる。これにより、フランジ58にコイルバネ56の端部が当接し、軸55を下方に移動させるとフランジ58とともに軸55は上方に付勢される。軸55が上方に付勢されると、挿通部55aの先端55cが保持枠51の貫通孔51cから突出するとともに、係止部55bが本体54に係止する。
窓枠22を支持枠21に取り付ける場合、保持枠51の軸取り付け孔51bを支持枠21の軸35に嵌装させた後、ヒンジ装置50の軸55の係止部55bを下方(図3の矢印方向)に引っ張りながら、挿通部55aが支持枠21の軸取り付け孔21cと同軸心となって挿通可能となるように、窓枠22を支持枠21に対して位置決めする。そして、係止部55bの引っ張りを解除してコイルバネ56の付勢力によって係止部55bを本体54に係止させると、挿通部55aの先端55cが軸取り付け孔21cから突出する。
図5及び図6に示すように、窓枠ユニット4の支持枠21内には遊技盤保持部材60が設けられている。遊技盤保持部材60は、弾性を有する板を屈曲させることで形成されており、一端側に押圧部60aが設けられている。押圧部60aは遊技盤20の背面に当接して遊技盤20を背面側から前面側へ押圧する。これにより、遊技盤20は支持枠21内の遊技盤受け部21dに押さえつけられ、遊技盤保持部材60の押圧部60aと遊技盤受け部21dとによって挟持されて固定される。
次に、第1固定用挿入部材8と第2固定用挿入部材33について説明する。なお、第1固定用挿入部材8と第2固定用挿入部材33は同じ構造をしているため、第2固定用挿入部材33を例に説明する。図7に示すように、遊技盤取り付け枠32に設けられている第2固定用挿入部材33(第2固定手段)は、係止部33aと軸部33bとを備えている。係止部33aは軸部33bを中心に回動自在に軸支されており、遊技盤20が取り付けられていない状態では図に示すように長手方向が垂直に向けられた取り外し位置にセットされている。遊技盤20の挿入孔20b(第2固定手段)は係止部33aが挿入可能な大きさに形成されている。第2固定用挿入部材33の係止部33aを遊技盤20の挿入孔20bに挿通させながら遊技盤20の背面を遊技盤取り付け枠32の前面に突き当てて遊技盤20を支持枠21にセットすると(図5及び図6参照)、係止部33aが挿入孔20bから回動自在となるように突出する。
図8に示すように、係止部33aが挿入孔20bから突出した状態で、その長手方向が水平となるように係止部33aを90度回転させると、係止部33aは、遊技盤20の取り外しが不能になる固定位置にセットされる。係止部33aの固定位置への回動によって、係止部33aが挿入孔20bを通過不能となり、遊技盤20に係止する。これにより遊技盤20が支持枠21の遊技盤取り付け枠32に固定される。なお、支持枠21も遊技盤20と同様の固定方法で第1固定用挿入部材8の係止部8a(図2参照)を支持枠21の挿入孔21bに係止させることにより、本体基部3に着脱自在に取り付けられる。
図2に示すように、保持枠51のヒンジ装置50の取り付け側と反対側の内壁面には施錠装置61が取り付けられている。図9に示すように、施錠装置61は、保持枠51の内壁面に取り付けられた固定部材62と、この固定部材62に上下方向に摺動可能に取り付けられた可動部材63と、支持枠21の内壁面(図2の正面から向かって右側の内壁面)に設けられた突出片64とから構成されている。固定部材62に支持された可動部材63は、支持枠21の突出片64に係合し、窓枠22と支持枠21とをロックまたはロック解除する。
固定部材62には、ピン65及びストッパー66が設けられており、これらを可動部材63に係止させることによって、固定部材62に可動部材63が上下に移動自在に支持されている。また、保持枠51にはバネ67が取り付けられており、バネ67の付勢によって可動部材63が上方向に付勢される。可動部材63の保持枠51側の上下端部には矩形の切り欠き68が形成されている。切り欠き68の一端部68aがストッパー66に係止すると可動部材63の移動が規制される。
可動部材63には、係止片69が支持枠21側の上下端部の2箇所に設けられている。係止片69には、斜辺69aと溝部69bとが形成されている。可動部材63はバネ67の弾性復元力によって上方向に付勢されているので、溝部69bが突出片64に引っ掛かって係止されることで、窓枠22が支持枠21に対して開放不能となるようにロックされた状態になる。
窓枠22の保持枠51の前面には鍵穴51dが設けられている(図1参照)。鍵穴51dの内部には、特に図示しないが、所定の鍵を差し込むと嵌り合う溝を有する開錠用鍵と、開錠用鍵から保持枠51の可動部材63に向かって延びる開錠用シャフト70が設けられている。開錠用シャフト70の先端には、突部71aを有する開錠用カム71が形成されている。可動部材63の開錠用カム71に対応する位置には開口72が形成されており、開口72に開錠用カム71の突部71aが嵌り込んで係止されている。
窓枠22と支持枠21とのロックを解除するときは、鍵穴51dに所定の鍵を差し込んで所定方向に回転させ、開錠用シャフト70の先端に設けられた開錠用カム71を、窓枠22の正面から見て時計周りに回転させる。これにより、開錠用シャフト70が回転して開錠用カム71の突部71aが開口72の端部に係止し、可動部材63が開錠用カム71の突部71aによって押し下げられる。可動部材63が押し下げられると、係止片69の溝部69bから係止片69が外れて、窓枠22が支持枠21に対して開放可能となるようにロックが解除された状態になる。
窓枠22を支持枠21にロックされた状態にするには、開放された状態の窓枠22を閉じる方向に変位させると、係止片69の斜辺69aが突出片64に当接する。斜辺69aが突出片64に当接した後、さらに窓枠22を閉じる方向に変位させると、可動部材63がバネ67の付勢力に抗して斜辺69aの傾斜に沿って徐々に下に下がっていく。そして、突出片64が斜辺69aを乗り越えて溝部69bに嵌り込み、バネ67の付勢力によって可動部材63が初期位置に戻ると係止片69は突出片64に係止される。
図10に示すように、受け部ユニット5は、ベース部材73と、このベース部材73の前面に取り付けられているパチンコ球を受容する供給皿(受け部)74と、この供給皿74の前方にて供給皿74の前面を覆うように取り付けられている外装カバー75と、灰皿76と、受け部ユニット5の裏側に備えられたパチンコ球を発射するパチンコ球発射装置を作動させるために操作する操作ハンドル77とから構成されている。遊技者は供給皿74にパチンコ球を投入し、操作ハンドル77を回動させて、遊技盤20上の遊技領域20aに対してパチンコ球を打ち出す。始動入賞口27、通常入賞口28又はアタッカ29にパチンコ球が入賞すると所定個数の景品球となる賞球払い出しが行われる。前記景品球は、入賞された入賞口の種類に応じた個数のパチンコ球が払い出し口73aから供給皿74に払い出される。
ベース部材73は、板状に形成されており、本体基部3下部の前面に取り付けられている。ベース部材73には入賞した際の景品球が排出される払い出し口73aが形成されている。ベース部材73の背面の左上端部、及び右上端部のそれぞれには支持枠21の保持用挿入部材34が挿入される筒体78が設けられている。筒体78は略直方体形状であり、上方に向けて開放されている保持用穴部78aが形成されている。この保持用穴部78aは略矩形状で、支持枠21の保持用挿入部材34が挿入可能な大きさに形成されており、窓枠ユニット4の保持用挿入部材34を受け部ユニット5の保持用穴部78aに挿入することにより、窓枠ユニット4と受け部ユニット5とを一体化することができる。このように、本実施形態では、保持用挿入部材34と保持用穴部78aとにより、窓枠ユニット4を受け部ユニット5の上部で保持し、窓枠ユニット4と受け部ユニット5とを一体化させる保持手段が構成されている。
2つの筒体78の側面には、本体基部3と受け部ユニット5とを連結するための一対の連結部材79が設けられている。一端は筒体78の側面に設けた軸支部Zを支点に回動自在に軸支され、他端は本体基部3側に配置される。図11に示すように、連結部材79の他端側には長孔79aが形成され、本体基部3の左右の内壁面には一対のガイドピン80が本体基部3の内側に向けて対向して突出するように設けられている。ガイドピン80は連結部材79の長孔79aに挿通され、受け部ユニット5の上端は連結部材79を介してガイドピン80によって軸支される。受け部ユニット5の下端はヒンジ81を介して本体基部3に回動自在に連結されている。
ガイドピン80が長孔79aの本体基部3側の端部X(図10参照)に位置している場合、受け部ユニット5は図11に示すように、受け部ユニット5の下端に設けられているヒンジ81を軸として本体基部3の前面側に傾斜した状態となり、ガイドピン80が長孔79aの受け部ユニット5側の端部Y(図10参照)に位置している場合、受け部ユニット5は図2に示すように、本体基部3の切り欠き3cに受け部ユニット5の筒体78が嵌め込まれ、払い出し口73aから供給皿74に景品球が排出可能な状態(遊技可能な状態)となる。
このように、受け部ユニット5の下端に設けられている連結部材79、ガイドピン80、及びヒンジ81によって、図1に示すような遊技可能な状態で受け部ユニット5が本体基部3に取り付けられる通常位置と、図11に示すような本体基部3の前面側に傾斜して、保持用挿入部材34と保持用穴部78aとにより窓枠ユニット4を受け部ユニット5に着脱させることが可能となる傾斜位置との間で、受け部ユニット5を本体基部3に対して傾動させることができる。このように、本実施形態では、連結部材79、ガイドピン80、及びヒンジ81から傾動手段が構成されている。
次に、上記のように構成された本実施形態におけるパチンコ機の作用について説明する。窓枠ユニット4を組み立てる場合、先ず、窓枠22の軸取り付け孔51bを支持枠21の軸35に嵌装させる。この後、ヒンジ装置50の軸55の係止部55bを下方に引っ張りながら、挿通部55aが支持枠21の軸取り付け孔21cと同軸心となって挿通可能となるように、窓枠22を支持枠21に対して位置決めする。位置決めが完了した後、係止部55bの引っ張りを解除すると、コイルバネ56の付勢力によって係止部55bが本体に係止され、挿通部55aの先端55cが支持枠21の軸取り付け孔21cから突出する。これにより窓枠22は支持枠21に対して回動自在に保持される。
支持枠21の遊技盤取り付け枠32に設けられている第2固定用挿入部材33の係止部33aを取り外し位置にセットした後、第2固定用挿入部材33の係止部33aを遊技盤20の挿入孔20bに挿通させながら遊技盤20の背面を遊技盤取り付け枠32の前面に突き当てて遊技盤20を支持枠21の遊技盤取り付け枠32にセットする。そして、第2固定用挿入部材33の係止部33aを取り外し位置から固定位置に回動させる。これにより第2固定用挿入部材33の係止部33aが遊技盤20の挿入孔20bに係止し、遊技盤20が支持枠21の遊技盤取り付け枠32に固定される。このようにして遊技盤20を支持枠21に取り付けた後、施錠装置61により窓枠22を支持枠21にロックする。
このようにして組み立てられた窓枠ユニット4を本体基部3に取り付ける場合、先ず、受け部ユニット5を傾斜位置にセットする。そして、図11に示すように、窓枠ユニット4の保持用挿入部材34を受け部ユニット5の保持用穴部78aに挿入する。これにより、保持用挿入部材34と保持用穴部78aとによって窓枠ユニット4は受け部ユニット5の上部で保持され、窓枠ユニット4と受け部ユニット5とが一体化される。
窓枠ユニット4と受け部ユニット5とを一体化させた後、窓枠ユニット取り付け枠6の第1固定用挿入部材8の係止部8aを取り外し位置にセットする。図12に示すように、窓枠ユニット4とともに受け部ユニット5を傾斜位置から通常位置に(図中の円弧矢印方向)向けて回動させる。回動させている過程で、突出位置にセットされている本体基部3の枠体9と窓枠ユニット4のフック36とが対向し、フック36が枠体9に引っ掛かる。そして、窓枠ユニット4とともに受け部ユニット5を傾斜位置から通常位置に向けてさらに回動させていくと、上述したスライド機構により、枠体9及びフック36を収納位置から突出位置に向けて付勢しているコイルバネの付勢力に抗して、枠体9及びフック36は突出位置から収納位置へとスライドしていく。フック36を枠体9に引っ掛けた際、窓枠ユニット取り付け枠6の第1固定用挿入部材8の係止部8aが取り外し位置にセットされているか否かを確認する。
第1固定用挿入部材8の係止部8aが取り外し位置にセットされていることを確認した後、窓枠ユニット4を保持した受け部ユニット5を回動させ、支持枠21の挿入孔21bに第1固定用挿入部材8の係止部8aを挿通させながら通常位置にセットする。通常位置にセットされると、窓枠ユニット4の支持枠21の背面が本体基部3の窓枠ユニット取り付け枠6の前面に突き当たる。
窓枠ユニット4を保持した受け部ユニット5を通常位置にセットした後、窓枠22の鍵穴51dに所定の鍵を挿入し、窓枠22と支持枠21とのロックを解除する。そして、図13に示すように窓枠22を開放して、第1固定用挿入部材8の係止部8aを取り外し位置から固定位置に回動させる。これにより第1固定用挿入部材8の係止部8aが支持枠21の挿入孔21bに係止し、窓枠ユニット4が本体基部3の窓枠ユニット取り付け枠6に固定される。このように窓枠ユニット4を本体基部3に取り付けた後、窓枠22を閉じ、再び窓枠22を支持枠21にロックすることにより、パチンコ機2は遊技可能な状態となる。
機種の入れ替えや破損や故障などによるメンテナンスの作業を行う場合に、窓枠ユニット4を本体基部3から取り外すには、先ず、施錠装置61による窓枠22と支持枠21とのロックを解除し、窓枠22を開放する。第1固定用挿入部材8の係止部8aを固定位置から取り外し位置に回動させ、第1固定用挿入部材8の係止部8aと支持枠21の挿入孔21bとによる係止状態を解除する。そして、再び窓枠22を支持枠21にロックする。
窓枠22を支持枠21にロックした後、窓枠ユニット4とともに受け部ユニット5を通常位置から傾斜位置に向けて回動させる。その途中で、窓枠ユニット4のフック36と本体基部3の枠体9とによる係止状態を解除する。受け部ユニット5を通常位置から傾斜位置にセットした後、窓枠ユニット4を斜め上方に持ち上げ、窓枠ユニット4の保持用挿入部材34を受け部ユニット5の保持用穴部78aから引き抜く。
窓枠22が本体基部3に取り付けられたままの状態で遊技盤20を本体基部3から取り外す場合には、窓枠22と支持枠21とのロックを解除して窓枠22を開放した後、第2固定用挿入部材33の係止部33aを固定位置から取り外し位置に回動させ、第2固定用挿入部材33の係止部33aと遊技盤20の挿入孔20bとによる係止状態を解除する。これにより遊技盤20を本体基部3から取り外すことが可能となる。
また、窓枠22のみを本体基部3から取り外す場合には、窓枠22と支持枠21とのロックを解除して窓枠22を開放した後、ヒンジ装置50の軸55の係止部55bを下方に引っ張り、支持枠21の軸取り付け孔21cと挿通部55aとの係合状態を解除し、支持枠21の軸35から窓枠22の軸取り付け孔51bが引き抜かれるように窓枠22を上方向に持ち上げる。これにより窓枠22の本体基部3からの取り外しが完了する。なお、窓枠22を本体基部3から取り外すにあたって、窓枠22を上方向に持ち上げる際に、保持枠51のヒンジ装置50が取り付けられている側の上面が、支持枠21の軸取り付け孔21cが形成されている側の下面に当接して、窓枠22を持ち上げることが不可能となることのないように、保持枠51の上面と支持枠21の下面との間には窓枠22を持ち上げて支持枠21の軸35から窓枠22の軸取り付け孔51bを引き抜くことが可能となる距離が設けられている。
以上のように、傾斜位置で、保持用挿入部材34を保持用穴部78aに挿入することにより、窓枠ユニット4と受け部ユニット5とを一体化させた後、窓枠ユニット4とともに受け部ユニット5を上述した傾動手段により傾斜位置から通常位置に移動させてから上述した固定手段により窓枠ユニット4を本体基部3に固定するようにしたので、窓枠ユニット4を容易に本体基部3に取り付けることができる。また、窓枠ユニット4の重量が大きくなっても本体基部3への取り付け作業、あるいは本体基部3からの取り外し作業を安全に、且つ効率良く行うことができる。さらに、窓枠22と遊技盤20が支持枠21に着脱自在に取り付けられているので、窓枠22または遊技盤20のメンテナンスを行う際の取り外しやデザイン変更に伴う交換を行う際には、窓枠22と遊技盤20とのうち、必要な方だけを取り外したり、あるいは交換したりすれば良く、つまり、本体基部3ごと、あるいは窓枠ユニット4ごと交換する必要がなくなるので作業の効率化、コストの低廉化を図ることができる。
上記実施形態では、筒体78の穴部を保持用穴部78aとしたが、保持用穴部78aは、例えば、受け部ユニット5のベース部材73の上面に直接的に形成しても良く、支持枠21の保持用挿入部材34が挿入可能となれば受け部ユニット5のいずれの箇所に形成しても良い。
上記実施形態では、支持枠21に保持用挿入部材34を、受け部ユニット5に保持用穴部78aを設けたが、これに限ることなく、支持枠21に保持用穴部を、受け部ユニット5に保持用挿入部材を設けても良い。この場合、支持枠21の保持用穴部は、上記実施形態と同様に、支持枠21に下方に向けて開口された筒体を設けるようにしても良く、また、支持枠21に直接的に穴部を形成しても良い。受け部ユニット5に保持用挿入部材は、支持枠21に設けた保持用穴部の位置や大きさに対応するように、すなわち、支持枠21の保持用穴部に挿入可能となるように形成されていれば良い。
上記実施形態では、支持枠21にフック36を、本体基部3に枠体9を設けたが、これに限ることなく、支持枠21に枠体を、本体基部3にフックを設けても良い。また、上記実施形態では、係止部材としてフック36を、フック36を嵌合させる嵌合部材として枠体9を設けたが、受け部ユニット5に取り付けられた窓枠ユニット4を第1固定用挿入部材8を用いて本体基部3に固定する前に、窓枠ユニット4を本体基部3に引っ掛けることができるもの、すなわち、仮固定できるものであればフック36や枠体9に限ることなくどのような形態であっても良く、その形態は適宜に変更可能である。
上記実施形態では、枠体9及びフック36のそれぞれにスライド機構を設け、両方のスライド機構にコイルバネを組み込み、枠体9及びフック36のそれぞれをコイルバネによって収納位置から突出位置に向けて付勢するようにしたが、枠体9及びフック36のスライド機構のうち、一方のスライド機構にのみコイルバネを組み込むようにしても良い。
上記実施形態では、支持枠21に窓枠22と遊技盤20を着脱自在に取り付けて窓枠ユニット4を構成したが、窓枠22を遊技盤20に取り付けることにより窓枠ユニット4を構成しても良い。この場合、窓枠22の側端部と遊技盤20の側端部とをヒンジにより連結し、遊技盤20を本体基部3の第1固定用挿入部材8を用いて本体基部3に固定する。これにより、窓枠22は遊技盤20に対して開閉自在となる。
上記実施形態では、遊技盤20の背面に球通路、メイン制御基盤やサブ制御基盤が設けられている状態で遊技盤を支持枠21に取り付けるようにしたが、球通路、メイン制御基盤、サブ制御基盤を本体基部3に据え置きの状態にして遊技盤20だけを別にして本体基部3に取り付けるようにしても良い。また、メイン制御基盤及びサブ制御基盤を本体基部3に据え置き、遊技盤20の背面に球通路が設けられている状態で遊技盤20を本体基部3に取り付けるようにしても良い。また、球通路を本体基部3に据え置き、遊技盤20の背面にメイン制御基盤及びサブ制御基盤が設けられている状態で遊技盤20を本体基部3に取り付けるようにしても良い。このように、遊技盤20に取り付けられた状態で本体基部3に取り付けるものと、本体基部3に据え置かれ、遊技盤20が本体基部3に取り付けられた後に遊技盤20に取り付けられるものとを区別するようにしても良く、遊技盤20に取り付けるものと、本体基部3に据え置くものとはパチンコ機2の構成や目的に応じて適宜に決定すれば良い。
次に図14及び図15を参照しながら第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態のものと同様の構成部材については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。パチンコ機90は、本体基部3、受け部ユニット5、遊技盤ユニット91、及び窓枠ユニット92から構成されている。遊技盤ユニット91は、遊技盤20と、この遊技盤20に背面に取り付けられる制御回路ユニット93とから構成されている。制御回路ユニット93は、メイン制御基盤やサブ制御基盤からなる制御回路装置94と、この制御回路装置94を支持する支持板95とから構成されている。また、支持板95の前面、すなわち、遊技盤20の背面に対峙する面には球通路95aが形成されている。
遊技盤20の下面の左右端部には、下方に向けて突出するように一対の保持用挿入部材96が設けられている。この保持用挿入部材96は、第1の実施形態の支持枠21に設けられているものと同様の構成をしており、受け部ユニット5の保持用穴部78aに挿入される。すなわち、保持用挿入部材96と保持用穴部78aとにより、遊技盤ユニット91を受け部ユニット5の上部に保持し、遊技盤ユニット91と受け部ユニット5とを一体化させる。このように、本実施形態では、保持用挿入部材96と保持用穴部78aとから保持手段が構成されている。
窓枠ユニット92は、窓枠22と支持枠97とから構成されている。支持枠97は、略矩形状に形成されており、一段凹んだ部分には、遊技盤ユニット91が取り付けられる遊技盤ユニット取り付け枠98が形成されている。遊技盤ユニット取り付け枠98の中央部には矩形状の開口97aが形成されており、この開口97aには、遊技盤ユニット91の制御回路ユニット93が嵌め込まれる。支持枠97の底部には遊技ユニット91の横幅よりもやや大きい切り欠き97bが形成されている。支持枠97の上部には本体基部3の第1固定用挿入部材8が挿入される挿入孔97cが形成されている。
遊技盤ユニット取り付け枠98の正面から向かって右側の上下端部には、遊技盤ユニット91を遊技盤ユニット取り付け枠98に固定するための一対の第2固定用挿入部材99が設けられている。第2固定用挿入部材99は、第1の実施形態の支持枠21に設けられているものと同様の構成になっており、係止部99aと軸部99bとから構成されている。第2固定用挿入部材99のそれぞれは、遊技盤20の正面から向かって右側の上下端部に形成されている挿入孔20bに挿入される。
支持枠97の正面から向かって左側の上端部には、窓枠22のヒンジ装置50の軸55が挿入される円形の軸取り付け孔97dが形成されており、下端部の内壁には軸100が上方に突出するように設けられている。支持枠97には軸取り付け孔97d及び軸100を介して窓枠22が着脱自在に取り付けられる。
次に上記構成による作用ついて説明する。パチンコ機90を組み立てるにあたって、先ず、第1の実施形態と同様にして支持枠97に窓枠22を取り付けて窓枠ユニット92を完成させる。次に、窓枠ユニット取り付け枠6の第1固定用挿入部材8の係止部8aを取り外し位置にセットする。第1固定用挿入部材8の係止部8aを支持枠97の挿入孔97cに挿通させながら、窓枠ユニット取り付け枠6の前面に窓枠ユニット92を配置する。第1固定用挿入部材8の係止部8aを取り外し位置から固定位置に回動させる。これにより支持枠97が本体基部3に固定される。
次に、窓枠ユニット92を開放した状態にして受け部ユニット5を傾斜位置にセットする。第1の実施形態と同様にして、遊技盤ユニット91の保持用挿入部材96を受け部ユニット5の保持用穴部78aに挿入する。これにより、保持用挿入部材96と保持用穴部78aとにより遊技盤ユニット91は受け部ユニット5の上部で保持され、遊技盤ユニット91と受け部ユニット5とが一体化される。
遊技盤ユニット91と受け部ユニット5とを一体化させた後、遊技盤ユニット取り付け枠98の第2固定用挿入部材99の係止部99aを取り外し位置にセットする。遊技盤ユニット91とともに受け部ユニット5を上述した傾動手段により傾斜位置から通常位置に向けて回動させる。そして、遊技盤20の挿入孔20bに第2固定用挿入部材99の係止部99aを挿通させながら通常位置にセットして、遊技盤ユニット91を窓枠ユニット92の遊技盤ユニット取り付け枠98の前面に配置する。第2固定用挿入部材99の係止部99aを取り外し位置から固定位置に回動させる。これにより、第2固定用挿入部材99の係止部99aが遊技盤20の挿入孔20bに係止し、遊技盤ユニット91が窓枠ユニット92の支持枠97に固定される。
結果的に、窓枠ユニット92は第1固定用挿入部材8と支持枠97の挿入孔97cとによって本体基部3に固定されているため、遊技盤ユニット91は本体基部3に固定されたことになる。このように、本実施形態では、第1固定用挿入部材8、支持枠97の挿入孔97c、第2固定用挿入部材99、及び遊技盤20の挿入孔20bから固定手段が構成されている。
最後に、窓枠22を閉じ、施錠装置61により窓枠22を支持枠97にロックする。これにより、パチンコ機90は遊技可能な状態となる。
このように、パチンコ機(遊技機)90における遊技盤ユニット91の本体基部3への取り付け方法は、パチンコ球が打ち出される遊技領域20aが形成された遊技盤20を有する遊技盤ユニット91と、パチンコ球を受容する供給皿(受け部)74が形成された受け部ユニット5と、遊技盤ユニット91と受け部ユニット5とが上下に取り付けられる本体基部3と、遊技盤ユニット91を受け部ユニット5の上部で保持し、遊技盤ユニット91と受け部ユニット5とを一体化させる保持手段と、遊技可能な状態で受け部ユニット5が本体基部3に取り付けられる通常位置と、本体基部3の前面側に傾斜して、保持手段により遊技盤ユニット91を受け部ユニット5に着脱させる傾斜位置との間で、受け部ユニット5を本体基部3に対して傾動させる傾動手段と、傾斜位置で遊技盤ユニット91を保持した受け部ユニット5を傾動手段により通常位置に移動させた際に、遊技盤ユニット91を本体基部3に固定する固定手段とを備えたパチンコ機90における遊技盤ユニット91の本体基部3への取り付け方法であって、傾斜位置で保持手段により遊技盤ユニット91と受け部ユニット5とを一体化させた後、遊技盤ユニット91とともに受け部ユニット5を傾動手段により傾斜位置から通常位置に移動させてから固定手段により遊技盤ユニット91を本体基部3に固定することを特徴とする。
窓枠22が本体基部3に取り付けられたままの状態で遊技盤ユニット91を本体基部3から取り外す場合には、窓枠22と支持枠97とのロックを解除して窓枠22を開放した後、第2固定用挿入部材99の係止部99aを固定位置から取り外し位置に回動させ、第2固定用挿入部材99の係止部99aと遊技盤20の挿入孔20bとによる係止状態を解除する。遊技盤20とともに受け部ユニット5を通常位置から傾斜位置に回動させる。受け部ユニット5を通常位置から傾斜位置にセットした後、遊技盤ユニット91を斜め上方に持ち上げ、遊技盤ユニット91の保持用挿入部材96を受け部ユニット5の保持用穴部78aから引き抜く。
以上のように、傾斜位置で、保持用挿入部材96を保持用穴部78aに挿入することにより、遊技盤ユニット91と受け部ユニット5とを一体化させた後、遊技盤ユニット91とともに受け部ユニット5を上述した傾動手段により傾斜位置から通常位置に移動させてから上述した固定手段により遊技盤ユニット91を本体基部3に固定するようにしたので、遊技盤ユニット91を容易に本体基部3に取り付けることができる。また、第2固定用挿入部材99の係止部99aと遊技盤20の挿入孔20bとによる係止状態を解除し、受け部ユニット5を傾斜位置にしてから遊技盤ユニット91の保持用挿入部材96を受け部ユニット5の保持用穴部78aから引き抜くだけで、遊技盤ユニット91を本体基部3から離脱させ、そして受け部ユニット5から取り外すことができる。よって、遊技盤ユニット91の重量が大きくなっても本体基部3への取り付け作業、あるいは本体基部3からの取り外し作業を安全に、且つ効率良く行うことができる。
なお、第2の実施形態では、支持枠97に窓枠22と遊技盤ユニット91を着脱自在に取り付けたが、支持枠97を用いずに窓枠22と遊技盤ユニット91とを本体基部3に直接取り付けるようにしても良い。この場合、先ず、窓枠22をヒンジを用いて本体基部3又は遊技盤ユニット91に回動自在に取り付ける。そして、受け部ユニット5を傾斜位置にセットしてから遊技盤ユニット91の保持用挿入部材96を受け部ユニット5の保持用穴部78aに挿入し、受け部ユニット5を通常位置にセットした後、本体基部3の第1固定用挿入部材8を用いて遊技盤ユニット91を本体基部3に取り付ければ良い。