JP4277426B2 - 給湯器の遠隔操作装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は給湯器の遠隔操作装置に関し、より詳細には、温水暖房機能や即出湯機能等を備えた給湯器の遠隔操作装置において、これら機能の動作予約の設定操作の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時の給湯器においては、温水暖房機能や即出湯機能さらには燃料として液体燃料を用いた給湯器の燃料予熱機能などの各種機能を、ユーザが予め設定した時間(動作予約時間)に基づいて自動的に起動/停止させるように構成したものが提案されている。
【0003】
ところで、このような各種機能の動作予約は、通常、各機能毎に給湯器の遠隔操作装置を用いて設定されている。本願出願人は、かかる遠隔操作装置による上記動作予約の設定操作に関して、遠隔操作装置の表示部に、図4に示すようなサークル表示を行なわせるとともに、このサークル表示を視認しながら3つの操作スイッチb(具体的には、「すすむ」スイッチb1 ,「もどる」スイッチb2 ,「登録/取消」スイッチb3 の各操作スイッチ)を操作することによって、動作予約時間の設定や変更を行ない得る遠隔操作装置を提案している。
【0004】
具体的には、本願出願人の提案に係る遠隔操作装置では、その表示部に、上記動作予約が行なわれる単位時間(図示例では1時間単位)ごとに予約設定のオン/オフ状況を反転表示する表示コマa,a,…が設定される。これらの表示コマa,a,…は、図示の如く、アナログ時計の文字盤のようにサークル状(周回状)に配列される。そして、予約設定がオンの場合には当該予約設定がなされた時刻に対応する上記表示コマaを点灯させる一方、予約設定がオフの場合には当該表示コマaを消灯(反転)させることによって、動作予約時間をユーザが一目で把握できるように表示している。つまり、図4に示すサークル表示では、午前9時から午後9時の12時間が動作予約時間とされている。
【0005】
そして、このように表示される動作予約の設定操作は、上記サークル表示を視認しながら、上記「すすむ」スイッチb1 または「もどる」スイッチb2 を操作して、表示コマa(図示例では表示コマa1 )の点滅で表示されるカーソルcを動作予約の開始時刻を示す表示コマaまで移動させ、その位置で「登録/取消」スイッチb3 を操作して、予約設定のオン(登録)またはオフ(解除)を行なうように構成されていた。
【0006】
つまり、従来の遠隔操作装置においては、上記カーソルcを移動させた表示コマaが当初点灯状態であった場合(つまり、予約設定がオンである場合)、その位置で「登録/取消」スイッチb3 を操作することで予約設定が取り消され、これと反対に、上記カーソルcを移動させた表示コマaが当初消灯状態であった場合(つまり、予約設定がオフであった場合)に、その位置で「登録/取消」スイッチb3 を操作すると予約設定の登録(予約設定オンへの切り替え)がなされるように構成されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の方式では、動作予約時間を設定するにあたって上記「すすむ」スイッチb1 ,「もどる」スイッチb2 および「登録/取消」スイッチb3 の3つの操作スイッチが必要となるため、動作予約の設定操作が煩雑であった。
【0008】
また、本願出願人は、後述するように、遠隔操作装置の制御部の動作モードを切り替えることによって一つの操作スイッチに複数の機能を割り当て、操作スイッチの数を可能な限り少なくした遠隔操作装置を提案しているが、かかる遠隔操作装置においては上述した3つの操作スイッチb1 〜b3 を必要とする設定方式の採用は好ましくなく、その改良が望まれていた。
【0009】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、2つの操作スイッチで各種機能の動作予約の設定が可能な給湯器の遠隔操作装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る給湯器の遠隔操作装置は、温水暖房機能や即出湯機能等の動作予約の設定状況を、予約設定が可能な単位時間毎にコマ割りされた表示コマの反転表示によって表示する表示部と、動作予約時間を記憶する記憶装置を有する制御部とを備えた給湯器の遠隔操作装置において、上記動作予約時間の設定を行なう操作部として、一回の操作で、カーソルで示された表示コマに対応する時刻の予約設定オンとなりその旨が上記記憶装置に記憶されるとともに、上記カーソル次の表示コマに移行される第1の操作スイッチと、一回の操作で、カーソルで示された表示コマに対応する時刻の予約設定オフとなりその旨が上記記憶装置に記憶されるとともに、上記カーソル次の表示コマに移行される第2の操作スイッチとを有することを特徴とする。
【0011】
すなわち、本発明の給湯器の遠隔操作装置では、操作部の操作によって設定される動作予約時間が、単位時間毎にコマ割りされた表示コマの反転表示によって表示される。そして、動作予約の設定操作を行なう操作部として、第1の操作スイッチと第2の操作スイッチとが用意され、上記第1の操作スイッチには、当該スイッチの操作がなされると、操作時にカーソルで示された表示コマに対応する時刻(単位時間)の予約設定をオンに設定しその旨を記憶装置に記憶させるとともに、上記カーソルを次の表示コマに移行させる機能が割り当てられる。一方、上記第2の操作スイッチには、当該スイッチが操作されると、操作時にカーソルで示された表示コマに対応する時刻の予約設定をオフに設定しその旨を記憶装置に記憶させるとともに、上記カーソルを次の表示コマに移行させる機能が割り当てられる。
【0012】
したがって、ユーザは上記表示コマの表示を視認して動作予約の設定状況を確認しながら適宜上記第1または第2の操作スイッチを操作することで、上記単位時間毎に予約設定のオン(登録)またはオフ(解除)の設定ができる。つまり、本発明に係る給湯器の遠隔操作装置では、上記第1および第2の二つの操作スイッチの操作だけで、即出湯機能等の動作予約の設定を行なうことが可能とされる。
【0013】
なお、ここで上記表示コマの反転表示としては、表示コマの点灯/消灯による反転表示の他、たとえば表示コマの発色や表示態様を二通り用意してこれらを切り替える等の表示方式が採用され得る。また、表示コマ自体の形状も適宜自由に設定可能である。
【0014】
そして、本発明に係る給湯器の遠隔操作装置においては、その好適な実施態様として、上記表示コマが上記表示部に周回状に配列される。また、他の実施態様として、上記第1および第2の操作スイッチが上記表示部に隣接して設けられ、上記表示部においてこれらの操作スイッチに対応する位置に上記第1および第2の操作スイッチの機能が表示される。
【0015】
すなわち、本発明の給湯器の遠隔操作装置では、上記表示コマを周回状に配列することで、動作予約時間の表示を、いわゆるアナログ時計の文字盤表示を見るのに似た感覚で直感的に認識することができる。また、表示部に操作スイッチの機能の表示を行なわせることで、操作スイッチ自体に機能表示を行なう必要がなく、したがって操作スイッチの多機能化を図るのに適している。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る給湯器の遠隔操作装置(以下、遠隔操作装置と称する)を、図1乃至図3に基づいて詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明に係る遠隔操作装置1の外観構成の一例を示している。図1に示す遠隔操作装置1は、主として台所など浴室以外の場所に設置されるタイプの遠隔操作装置であって、図示例では特に浴室に設けられる遠隔操作装置(図示せず)との間でのインターホン機能を備えた遠隔操作装置が示されている。そして、この遠隔操作装置1は、遠隔操作装置1に内蔵されるマイクロコンピュータで構成された制御部4(図2参照)と、この制御部4の入力ポートに電気的に接続された複数の操作スイッチ(操作部)2と、上記制御部4によって表示内容が制御される表示部3とを主要部として構成される。
【0018】
上記制御部4は、遠隔操作装置1の各部の動作を制御する制御中枢を構成するもので、上記操作スイッチ2の操作を受け付けて給湯器(図示せず)に対して遠隔操作用の制御信号を出力する一方、給湯器から受信した給湯器の動作状態を示す制御信号に基づいて給湯器の状態等を上記表示部3に表示させる等の処理を実行する。
【0019】
また、この制御部4は、上記操作スイッチ2の操作受け付け処理に関して、ソフトウェア上の処理によって切り替え可能な複数の動作モードを備えている。すなわち、上記制御部4は、上記動作モードを切り替えることによって、上記操作スイッチ2に割り当てられる機能や表示部3の表示内容の切り替えが可能とされている。
【0020】
より詳細には、上記動作モードを切り替えることによって、後述するアップスイッチ(第1の操作スイッチ)25およびダウンスイッチ(第2の操作スイッチ)26に対する操作を、給湯設定温度の設定変更操作として受け付けたり、あるいは給湯器の即出湯機能の動作予約時間の設定変更操作や、内部時計の時刻修正操作等として受け付けることが可能とされている。また、この動作モードの切り替えに伴って、上記表示部3の表示内容(画面)が各動作モード毎に設定された所定の表示画面に切り替えられる。
【0021】
そして、この制御部4には、後述する即出湯機能の動作予約との関連で、設定された即出湯機能の動作予約時間を記憶する記憶装置41が設けられている。そして、制御部4の動作モードが即出湯機能の動作予約時間を設定するモードに切り替えられた際に、この記憶装置41に記憶された動作予約時間が上記表示部3に表示されるように設定されている。
【0022】
上記操作スイッチ2は、上記制御部4に対して各種操作指令を入力するための操作部を構成するもので、図示例ではこの操作スイッチ2として、遠隔操作装置1の運転の入/切の切り替えを行なう運転スイッチ21と、風呂自動運転の開始を指示するふろ自動スイッチ22と、たとえば浴室などに設置される他の遠隔操作装置(図示せず)との間での通話を開始させる通話スイッチ23と、上記制御部4の動作モードを切り替える設定スイッチ24と、各動作モード毎に異なる機能が割り当てられたアップスイッチ25およびダウンスイッチ26とが設けられている。
【0023】
特に、本実施形態においては、これら操作スイッチ2のうち、上記アップスイッチ25およびダウンスイッチ26が、それぞれ後述する第2の表示部32に隣接するように該表示部32の近傍位置に配設される。
【0024】
そして、上記設定スイッチ24に対して、上記制御部4の動作モードの切り替え機能が割り当てられ、この設定スイッチ24の操作で切り替えられる各動作モードごとに、上記アップスイッチ25およびダウンスイッチ26に異なる機能が割り当てられている。
【0025】
具体的には、たとえば上記制御部4の動作モードとして通常の動作モード以外に2つの動作モード(たとえば、即出湯機能の動作予約モード、内部時計の時刻設定モードの各動作モード)が設定されている場合、上記設定スイッチ24を一回操作することによって即出湯機能の動作予約モードに移行し、二回操作することで内部時計の時刻設定モードに移行する。つまり、設定スイッチ24の操作回数に応じて制御部4の動作モードの切り替えが行なわれる。そして、この動作モードの切り替えによって、上記アップスイッチ25およびダウンスイッチ26には、たとえば給湯設定温度の設定を上昇または低下させる機能や、動作予約時刻の修正機能等、動作モード毎に異なる機能が割り当てられる。
【0026】
上記表示部3は、上記操作スイッチ2の操作内容や給湯器の動作状態等を表示する表示装置であって、本実施形態では、予め定められた特定の内容を表示する第1の表示部31と、動作モード毎に異なる内容を表示する第2の表示部32とで構成される。
【0027】
上記第1の表示部31は、上記制御部4の動作モードを表示する表示部であって、本実施形態ではこの表示部31として蛍光表示管が採用される。そして、この表示部31には、図1に示されるように、たとえば「給湯」,「予約」,「時計」など、現在動作中の動作モードが文字で表示される。
【0028】
一方、上記第2の表示部32は、上記制御部4の動作モードに応じて適宜表示内容が変更される表示部であって、本実施形態ではこの表示部32としてドット状の自発光素子(たとえば蛍光表示管)を縦横に整列配置してなるドットマトリクスが好適に採用される。すなわち、この表示部32は上記自発光素子を適宜点灯または消灯させることによって文字や図形などを任意に表示でき、これにより動作モードに応じた様々な画面表示が可能とされている。
【0029】
そこで次に、以上のように構成されてなる遠隔操作装置1における動作予約時刻の設定操作(具体的には即出湯機能の動作予約)について説明する。
【0030】
すなわち、即出湯機能の動作予約を行なうにあたっては、まず、上記設定スイッチ24を操作して、上記制御部4の動作モードを即出湯機能の動作予約モード(以下、単に動作予約モードと称する)に切り替える操作が行なわれる。本実施形態では、上述したように制御部4の動作モードとして、通常の動作モード以外に即出湯機能の動作予約モード、内部時計の時刻設定モードが用意されていることから、即出湯機能の動作予約を行なう場合、上記設定スイッチ24を一回操作して制御部4の動作モードを即出湯機能の動作予約モードに切り替える。
【0031】
このようにして制御部4の動作モードが切り替えられると、これにともなって上記第2の表示部32には図2に示すような表示が行なわれる。また、上記アップスイッチ25およびダウンスイッチ26に割り当てられた機能の切り替えも行なわれる。
【0032】
具体的には、表示部32においては、動作予約時刻を表示するサークル画面321と、動作予約モード中に上記アップスイッチ25とダウンスイッチ26とに割り当てられた機能を表示する機能表示画面322とが表示される。
【0033】
上記サークル画面321は、図示されるように、一日24時間を所定の予約設定が可能な単位時間(図示例では1時間単位)毎にコマ割りしてなる複数の表示コマa,a,…を周回状(サークル状)に配列して構成される。この表示コマaは、上述したようにドットマトリクスによって表示されるものであって、各表示コマa毎に図示のような四角形の輪郭線をもって表示される。そして、この輪郭線の近傍には当該表示コマaによって示される時刻が適宜表示されるとともに、これらの表示コマa,a,…によって構成されるサークルの中央には、サークルの半周が午前を示し残りの半周が午後を示す旨の表示が行なわれる。
【0034】
そして、上記各表示コマaは、当該表示コマaで示される時刻について即出湯機能の動作をオンさせる旨の予約(予約設定オン)がなされると、上記輪郭線内の全てのドットを点灯させてその旨を報知する一方、当該表示コマaで示される時刻について即出湯機能の動作をオフする旨の予約(予約設定オフ)がなされると、当該輪郭線内の全てのドットを消灯させてその旨を報知するように設定されている。
【0035】
また、後述する動作予約の設定操作中は、上記表示コマa,a,のうち、予約設定の設定待機状態にある表示コマaが点滅して設定待機中である旨を示す(カーソル表示)ように設定されている。なお、本実施形態においては、このカーソル表示は、動作予約モード移行当初には図2に示すように午前1時を示す表示コマa1 に位置するように設定されている。また、動作予約モード移行当初には、上記サークル画面321には、上記記憶装置41に記憶された動作予約時間に基づいた設定が表示される。
【0036】
一方、機能表示画面322は、表示部32に隣接して設けられた上記アップスイッチ25とダウンスイッチ26に対応する位置に、当該アップスイッチ25およびダウンスイッチ26の機能を文字で表示するもので、本実施形態では、上記アップスイッチ25に対応して「登録」の文字が、また上記ダウンスイッチ26に対応して「取消」の文字がそれぞれ表示される。
【0037】
なお、図において「登録」,「取消」の各文字の右隣に表示される縦長のバー表示は、上記「登録」,「取消」の各文字とアップスイッチ25およびダウンスイッチ26とが対応するとの認識を喚起させるための表示であって、このバー表示に代えて他の表示(たとえば「:」)を行なってもよく、またこの表示を省略することも可能である。
【0038】
そこで、次に、上記動作予約モード下において上記アップスイッチ25およびダウンスイッチ26に割り当てられる機能について説明する。すなわち、本実施形態では、動作予約モード下における上記アップスイッチ25には、一回の操作で上記カーソル表示で示された上記単位時間の予約設定をオンに設定するとともに、カーソル表示を次の表示コマaに移行させる機能が割り当てられる。一方、上記ダウンスイッチ26には、これとは反対に、一回の操作でカーソル表示で示された単位時間の予約設定をオフに設定して、上記カーソル表示を次の表示コマaに移行させる機能が割り当てられる。
【0039】
したがって、たとえば図3(a) に示すように、予約設定がオフの状態にある午前7時を示す表示コマa7 にカーソル表示がある場合、この時に上記アップスイッチ25が一回操作されると、上記制御部4は午前7時の予約設定をオンに設定して記憶装置41にその旨を記憶する処理(予約設定の登録処理)を実行するとともに、カーソル表示を午前8時を示す表示コマa8 上に移行させる処理を実行する。なお、午前7時を示す表示コマa7 の予約設定がオンである場合には、予約設定の登録を維持しつつカーソルを次の表示コマa8 上に移行させる処理が実行される。
【0040】
また、これとは反対に、たとえば図3(b) に示すように、予約設定がオンの状態にある午後4時を示す表示コマa16にカーソル表示がある場合、この時に上記ダウンスイッチ26が一回操作されると、上記制御部4は午後4時の予約設定をオフに設定してその旨を記憶装置41に記憶する処理(予約設定の解除処理)を実行するとともに、カーソル表示を午後5時を示すa17に移行する処理を実行する。なお、この場合も上記午後4時を示す表示コマa16の予約設定がオフである場合には、予約設定の解除(つまりオフ)を維持しつつカーソル表示を次の表示コマa17上に移行させる処理が実行される。
【0041】
したがって、本実施形態の遠隔操作装置1によれば、即出湯機能の動作予約の設定にあたり、たとえば午前9時から午後9時までの間で即出湯機能を起動させたい場合には、動作予約モード下においてダウンスイッチ26を繰り返し8回操作し、その後、アップスイッチ25を繰り返し12回操作することにより即出湯機能の動作予約の設定が行なわれる。なお、上述した場合において、前回の設定操作によって午後10時以降に動作予約が入っている場合には、さらに上記ダウンスイッチ26を繰り返し操作して前回の操作で登録された動作予約の設定の解除を行なうのはもちろんである。
【0042】
つまり、発明の遠隔操作装置1によれば、動作予約の設定にあたり、アップスイッチ25とダウンスイッチ26の二つの操作スイッチ2の操作によって動作予約の設定が可能となり、従来の遠隔操作装置に比べ操作すべき操作スイッチの数を少なく抑えることができる。
【0043】
なお、上述した実施形態はあくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれに限定されることなくその発明の範囲内で種々の設計変更が可能である。
【0044】
たとえば、上述した実施形態では、即出湯機能の動作予約の設定操作について説明したが、本発明はこれに限られず他の動作予約の設定操作にも適用可能である。つまり、上記制御部4の動作モードとして、たとえば暖房機能の動作予約モードや燃料の予熱時間の予約モードが設けられている場合にはこれらの設定予約等においても適用可能である。
【0045】
また、上記実施形態では、制御部4の動作モードとして、給湯設定温度の設定モード(通常の動作モード)、即出湯機能の動作予約モード、内部時計の時刻設定モードの3つの動作モードが用意された場合を示したが、この動作モードは適宜変更可能である。たとえば、遠隔操作装置が浴室に設けられるような場合には、これらに代えて/またはこれらに加えて、ふろ温度の設定モードやふろ湯量の設定モード等を設けることも可能である。なお、その場合、上記アップスイッチ25とダウンスイッチ26には、それぞれふろ温度の上昇/下降、ふろ湯量の増加/減少の各機能が割り当てられる。
【0046】
また、上記実施形態では、動作予約モード下において表示部32に表示される表示コマaがサークル状に配列される場合を示したが、表示コマaの配列はこれに限らずたとえば直線状(横一列や縦一列)に配列することも可能である。また、上記実施形態では、表示コマaの点灯/消灯によって予約設定のオン/オフを表示する構成を示したが、予約設定のオン/オフ表示を他の態様で行なわせることも可能である。さらに、上記実施形態では、設定待機中を示すカーソル表示が表示コマaの点滅による場合を示したが他の表示態様によってカーソル表示を行なわせることも可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明に係る遠隔操作装置によれば、温水暖房機能や即出湯機能等の動作予約の設定状況を、予約設定が可能な単位時間毎にコマ割りされた表示コマの反転表示によって表示する表示部と、動作予約時間を記憶する記憶装置を有する制御部とを備えた給湯器の遠隔操作装置において、上記動作予約時間の設定を行なう操作部として、一回の操作で、カーソルで示された表示コマに対応する時刻の予約設定オンとなりその旨が上記記憶装置に記憶されるとともに、上記カーソル次の表示コマに移行される第1の操作スイッチと、一回の操作で、カーソルで示された表示コマに対応する時刻の予約設定オフとなりその旨が上記記憶装置に記憶されるとともに、上記カーソル次の表示コマに移行される第2の操作スイッチとを備えさせたことから、動作予約時間の設定にあたり、上記第1の操作スイッチと第2の操作スイッチの二つの操作スイッチを操作することによって動作予約時間の設定を行なうことができ、動作予約時間の設定操作を単純で明確なものとすることができる。
【0048】
そして、動作予約時間を表示する表示コマを周回状に配列することにより、動作予約時間の設定状況の把握を容易化することができ、さらに、上記第1および第2の操作スイッチを表示部に隣接して設け、表示部にこれら操作スイッチの機能を表示することで、操作スイッチの多機能化にあたり操作スイッチの機能をユーザに分かりやすく表示することができる。つまり、操作スイッチの多機能化に適した遠隔操作装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔操作装置の外観構成の一例を示す正面図である。
【図2】同遠隔操作装置の表示部と操作スイッチの関係を説明する説明図である。
【図3】同遠隔操作装置における動作予約時間の設定操作を説明する説明図である。
【図4】従来の遠隔操作装置における動作予約時間の設定操作を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 遠隔操作装置
2 操作スイッチ
25 アップスイッチ(第1の操作スイッチ)
26 ダウンスイッチ(第2の操作スイッチ)
3 表示部
31 第1の表示部
32 第2の表示部
4 制御部
41 記憶装置
a 表示コマ

Claims (3)

  1. 温水暖房機能や即出湯機能等の動作予約の設定状況を、予約設定が可能な単位時間毎にコマ割りされた表示コマの反転表示によって表示する表示部と、動作予約時間を記憶する記憶装置を有する制御部とを備えた給湯器の遠隔操作装置において、
    前記動作予約時間の設定を行なう操作部として、一回の操作で、カーソルで示された表示コマに対応する時刻の予約設定オンとなりその旨が前記記憶装置に記憶されるとともに、前記カーソル次の表示コマに移行される第1の操作スイッチと、
    一回の操作で、カーソルで示された表示コマに対応する時刻の予約設定オフとなりその旨が前記記憶装置に記憶されるとともに、前記カーソル次の表示コマに移行される第2の操作スイッチとを有することを特徴とする給湯器の遠隔操作装置。
  2. 前記表示コマが前記表示部に周回状に配列されていることを特徴とする請求項1に記載の給湯器の遠隔操作装置。
  3. 前記第1および第2の操作スイッチが前記表示部に隣接して設けられ、前記表示部においてこれらの操作スイッチに対応する位置に前記第1および第2の操作スイッチの機能が表示されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給湯器の遠隔操作装置。
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