JP4273115B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ、印刷機等に用いられる画像形成装置に関するものである。
画像形成装置に用いられる給紙装置において、用紙を1枚ずつ送るため、種々の分離方式が提案されており、その代表的なものに摩擦分離方式がある。この摩擦分離(以下、FRRという。)方式を採用した給紙装置は、給紙方向に回転するフィードローラと、そのフィードローラに圧接され、給紙方向と逆方向へ回転駆動されるトルクリミッタを介した分離ローラと有し、その両ローラ間に1枚の用紙が挟持されたときには分離ローラはトルクリミッタにより連れ回りし、2枚以上の用紙を挟持したときには分離ローラが給紙方向と逆回転することで、用紙を1枚ずつ分離搬送することのできる給紙装置である。
上記したFRR給紙装置を多段にして配置した画像形成装置では、給紙装置の各々が所有する独立した給紙ユニットで駆動する場合、フィードローラ、分離ローラ、搬送ローラを別々の駆動源で駆動することはコスト、スペース等の点で問題がある。そこで、1つの駆動源を用い、電磁クラッチ、ソレノイドで切り換えを行う等の電気的なクラッチにより連断してフィードローラ、分離ローラ、搬送ローラを駆動することが行われているが、電気的なクラッチはその連断駆動負荷の大きさによって連断の時間バラツキや滑りによる連断不良が発生する可能性を持ち、結果的にジャム等を発生させて用紙搬送に悪影響を及ぼす。
特開平8−59000号公報
このような問題が生じにくい給紙装置が特許文献1に開示されている。多段に設けられた給紙装置が、各々独立した給紙ユニットを持ち、該給紙ユニットは1つの正転逆転モータによる正逆転の切り換えにより、機械的なクラッチである一方向クラッチを用いてフィードローラ、分離ローラ及び搬送ローラを駆動している。具体的には、モータの正転でフィードローラ、分離ローラ、搬送ローラを駆動し、逆転に切り換えると、搬送ローラのみを高速で駆動するように構成している。
しかしながら、上記特許文献1に記載された給紙装置では、モータを正転から逆転へ切り換えると、フィードローラとともに分離ローラの駆動を停止するため、静電気等によって搬送すべき用紙の一部分に後続の用紙が密着していると、後続の用紙も同時に給紙してしまうという、連れ送り給紙を防止できないという問題があった。
本発明は、上記した従来の問題を解消し、電気的なクラッチを用いない駆動伝達機構を備え、かつ連れ送り給紙を防止することができる画像形成装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明は、積載された用紙を収納する給紙トレイと、前記用紙を送り出す方向に回転駆動されるフィードローラと、該フィードローラと少なくとも給紙時に圧接され、トルクリミッタを介して用紙を戻す方向に回転駆動される分離ローラと、前記フィードローラの用紙給紙方向下流側に設けられた搬送部材とを有する給紙装置において、前記フィードローラ、分離ローラ及び搬送部材と、これらを駆動する駆動源を有する給紙ユニットを設け、該給紙ユニットは前記分離ローラと前記搬送部材とを連動させる駆動伝達機構を備えていることを特徴とする給紙装置を提案する。
上記課題を解決するため、本発明は、積載された用紙を収納する給紙トレイと、前記用紙を送り出す方向に回転駆動されるフィードローラと、該フィードローラと少なくとも給紙時に圧接され、トルクリミッタを介して用紙を戻す方向に回転駆動される分離ローラと、前記フィードローラの用紙給紙方向下流側に設けられた搬送部材とを有する複数の給紙装置が上下方向に多段配置されている画像形成装置において、前記給紙装置は前記フィードローラ、分離ローラ及び搬送部材と、それらを駆動する駆動源を有する給紙ユニットとを具備し、かつ、各給紙装置の給紙ユニット同士が互いに独立されており、給紙を実行する前記給紙装置の給紙ユニットの駆動源は給紙を実行するときに所定の回転方向および所定の電力で回転駆動され、給紙を実行する給紙装置より上段の給紙装置の給紙ユニットの駆動源は前記所定の回転方向と逆方向に回転駆動されるときに前記所定の電力より小さい電力で回転駆動されることを特徴とする画像形成装置を提案する。
なお、本発明の画像形成装置において、前記給紙装置は前記フィードローラ、分離ローラ及び搬送部材と、それらを駆動する駆動源を有する給紙ユニットとを具備し、該給紙装置は上段の給紙装置の給紙ユニットには駆動を伝達せず、下段の給紙装置の給紙ユニットに駆動を伝達するように、隣り合う給紙装置の給紙ユニット同士が駆動連結されていると、効果的である。
さらに、本発明の画像形成装置において、最上段の給紙装置と給紙を実行する給紙装置は前記分離ローラと前記搬送部材とが連動して駆動され、他の給紙を実行しない給紙装置は前記分離ローラが駆動されずに前記搬送部材のみが駆動されると、効果的である。
さらにまた、本発明の画像形成装置において、前記給紙装置は前記フィードローラ、分離ローラ及び搬送部材と、それらを駆動する駆動源を有する給紙ユニットとを具備し、かつ、各給紙装置の給紙ユニット同士が互いに独立されており、給紙を実行する前記給紙装置の給紙ユニットは所定の電力で駆動され、給紙を実行する給紙装置より上段の給紙給紙装置の給紙ユニットは前記所定の電力より小さい電力で駆動されると、効果的である。
さらにまた、本発明の画像形成装置において、前記給紙を実行する給紙装置より下段の給紙装置はその給紙ユニットへの電力の供給が停止されていると、効果的である。
さらにまた、本発明の画像形成装置において、前記給紙装置は前記分離ローラを前記フィードローラに接離させる接離手段を有し、該接離手段は当該給紙装置が給紙を実行する時のみ前記分離ローラが前記フィードローラに当接するように作動されると、効果的である。
請求項の構成によれば、給紙装置の給紙ユニット同士が互いに独立しているとともに、用紙を給紙する給紙装置の給紙ユニットにおける駆動源は給紙を実行するときに所定の回転方向および所定の電力で回転駆動され、給紙を実行する給紙装置より上段の給紙装置の給紙ユニットの駆動源は所定の回転方向と逆方向に回転駆動されるときに所定の電力より小さい電力で回転駆動されるので消費電力を節電することができる。
請求項の構成によれば、給紙を実行する装置より下段の給紙装置は給紙ユニットにおける駆動源への電力の供給自体を停止するので、消費電力をより節電することができる。
請求項の構成によれば、給紙装置は分離ローラをフィードローラに接離させる接離手段を有し、該接離手段は当該給紙装置が給紙を実行する時のみ分離ローラがフィードローラに当接するように作動されるので、給紙せず搬送だけを行う給紙装置における駆動負荷を軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明に係る給紙装置を具備する画像形成装置の概略説明図である。
図1において、符号1は画像形成装置本体であり、該装置本体内の上部には像担時体としての感光体ドラム3を有し、周知の電子写真プロセスに基づいて画像形成を行う画像形成部2が設けられている。この画像形成部2の下方には、多段、本例では4段の給紙装置11,12,13,14を備えた給紙部10が設けられ、該給紙部10の指定された給紙装置11,12,13,14の1つから上記画像形成部に向けて用紙が給送される。なお、本例の画像形成装置本体1には手差し給紙装置4と両面用の反転ユニット5とが設けられている。
上記した画像形成装置は、給紙部10もしくは手差し給紙装置4から給紙された用紙がレジストローラ6に送られ、該レジストローラ6によって画像形成部2で感光体ドラム3の表面に形成されるトナー像とタイミングを合わせて転写部に給送される。転写部には、転写ベルト7が設けられており、転写部に送られた用紙は未定着トナー像が転写されるとともに、転写ベルト7の走行によって搬送され、定着装置8に搬送される。定着装置8に搬送された用紙は、例えば加熱、加圧の作用によって未定着トナー像が永久画像として定着され、定着後、排紙部9と反転ユニット5の何れか一方に選択されて搬送される。
図2は、本発明に係る給紙装置の主要部を拡大して示した説明図、図3は給紙装置の給紙ユニットの駆動系を展開して示す説明図である。
図2及び図3において、給紙装置11〜14はFRR方式を採用しており、用紙Pを積載して収納する給紙トレイ20と、積載用紙を一枚ずつ送り出す給紙ユニット30とを有する。給紙ユニット30は、用紙Pを送り出す方向に回転駆動されるフィードローラ21と、該フィードローラ21に圧接され、トルクリミッタ25(図3に示す)を介して用紙を戻す方向に回転駆動される分離ローラ22と、積載用紙を送り出すピックアップローラ23と、フィードローラ21によって給送された用紙Pを搬送する搬送部材としての搬送ローラ24とを有している。給紙装置11〜14は、給紙動作が開始されると、フィードローラ21の駆動が伝達されるピックアップローラ23によって用紙Pが矢印A方向に送り出され、そしてフィードローラ21と分離ローラ22のニップに挟持される。このとき、送り込まれた用紙が1枚であれば、フィードローラ21の搬送力によって分離ローラ22が連れ回りし、用紙がそのまま給送され、搬送ローラ24によってレジストローラ7へ搬送される。また、送り込まれた用紙が複数であっても、分離ローラ22には戻し方向に所定のトルクが与えられているので、分離ローラ22が戻し方向に回転してそれに接している用紙を戻し、最上用紙のみがフィードローラ21によって分離給送される。なお、符号27、28は搬送ローラ24に当接される搬送従動ローラである。
給紙装置11〜14の給紙ユニット30は、駆動源としてのモータ31を備え、該モータには2方向に回転可能なステッピングモータが用いられている。モータ31の駆動は、駆動伝達機構を介してフィードローラ21、分離ローラ22、搬送ローラ24に伝達される。これらフィードローラ21、分離ローラ22、搬送ローラ24及び駆動伝達機構は、給紙ユニット30のユニット機枠29に支持されている。
次に、上記した駆動伝達機構について詳しく説明する。
図3に示すように、モータ31の出力軸32には、タイミングプーリ35が固定され、フィードローラ21の駆動軸33にはギヤ39付のタイミングプーリ36、分離ローラ22の駆動軸34にはタイミングプーリ37がそれぞれ固定され、これらタイミングプーリ35,36,37にはタイミングベルト38が巻き掛けられている。このとき、タイミングプーリ35,36,37に巻き掛けられたタイミングベルトは図4に示すような三角形状を取る。
モータ31の駆動は、タイミングプーリ35からタイミングベルト38、ギヤ付タイミングプーリ36を介してフィードローラ21の駆動軸33へ、タイミングプーリ35からタイミングベルト38、タイミングプーリ37を介して分離ローラ22の駆動軸34へそれぞれ伝達される。駆動が伝達されるギヤ付タイミングプーリ36及びタイミングプーリ37には、それぞれ一方向クラッチ36a,37aが設けられており、さらに分離ローラ22の駆動軸34にはギヤ付プーリ36のギヤ39に噛み合うギヤ40が設けられ、ギヤ40にも一方向クラッチ40aが設けられている。ギヤ付タイミングプーリ36に設けられた一方向クラッチ36aは、モータ31が一方の方向(以下、正転方向にという。)に回転したときのタイミングベルト38の回転方向に対しロックして回転を伝えるが、同方向はタイミングプーリ37に設けられた一方向クラッチ37aが駆動を伝えない方向となっている。また、ギヤ40に設けられた一方向クラッチ40aは、モータ31が正転方向の駆動でフィードローラ21の駆動軸33が回転する方向が駆動を伝える方向である。このため、モータ31が正転方向に回転駆動されると、モータ31の駆動は出力軸32、タイミングベルト38及びギヤ付タイミングプーリ36を介してフィードローラ21の駆動軸33が回転駆動され、その駆動がギヤ付タイミングプーリ36、ギヤ40を介して分離ローラ22の駆動軸34に伝達される。この正転駆動時は、一方向クラッチ37aが空回りする方向になるので、分離ローラ22の駆動軸34にタイミングプーリ37を介した駆動が伝達されることはない。したがって、モータ31の正転駆動時には、フィードローラ21と分離ローラ22が共に回転駆動される。なお、タイミングベルト38、ギヤ付タイミングプーリ36及びギヤ40を介して分離ローラ22の駆動軸34に駆動を伝達する経路が本実施形態の第1駆動伝達経路である。
また、モータ31が他方の方向(以下、逆転方向という。)に回転駆動されると、このときにタイミングベルト38が走行する方向は上記したように一方向クラッチ36aが回転を伝えない方向なので、フィードローラ21の駆動軸33は回転駆動されることはない。他方、分離ローラ22の駆動軸34は一方向クラッチ37aが駆動を伝える方向になるので、モータ31の駆動は第2駆動伝達経路であるタイミングベルト38及びタイミングプーリ37を介して分離ローラ22の駆動軸34が回転駆動される。なお、分離ローラ22の駆動軸34が回転に対して、一方向クラッチ40aは回転を伝えない方向になるので、ギヤ40が回転することはなく、よって分離ローラ22の駆動軸34の回転がギヤ40、ギヤ付タイミングプーリ36を介してフィードローラ21の駆動軸33に伝達されることはない。
かくして、フィードローラ21の駆動軸33はモータ31が正転回転時のみ回転するように構成され、分離ローラ22の駆動軸34はモータ31の正転・逆転の何れの回転であっても回転駆動されるように構成されている。なお、分離ローラ22の駆動軸34にはギヤ41が設けられており、ギヤ41は分離ローラ22が取り付けられた分離ローラ22の従動軸43に設けられたギヤ42と噛み合っている。このように、分離ローラ22は駆動軸34に直接設けずに、従動軸43を介する構成にすることで、ギヤ41,42の歯面圧力によって分離圧を調整することができる。
上記分離ローラ22の駆動軸34には、タイミングプーリ44が設けられ、他方、搬送ローラ24のローラ軸45にはギヤ付タイミングプーリ46のギヤ47に噛み合うギヤ48が設けられている。そして、タイミングプーリ44とギヤ付タイミングプーリ46にはタイミングベルト49が巻き掛けられている。かかる構成によって、分離ローラ22の駆動軸34が回転駆動されると、搬送ローラ24も回転駆動され、よって分離ローラ22の駆動時には搬送ローラ24が回転駆動する。
このように構成された給紙ユニット30を有する給紙装置11〜14は、給紙指令が発せられると、モータ31が正回転され、これによってフィードローラ21、分離ローラ22及び搬送ローラ24がそれぞれ所定の方向に回転駆動される。そして、ピックアップローラ23は図示していないアイドルギヤを介してフィードローラ21の駆動軸33と駆動連結されているので、ピックアップローラ23もモータ31の正回転で所定方向に回転駆動される。
ピックアップローラ23の駆動によって送り出された用紙はフィードローラ21及び分離ローラ22によってさばかれた後、搬送ローラ24に挟持されるが、ここまで用紙が送り出されると、フィードローラ21の回転駆動をせずに連れ回り状態にしても用紙を給送することができる。さらに、フィードローラ21の回転駆動は給紙すべき用紙がフィードローラ21と分離ローラ22とが用紙を挟持している間に駆動を切る必要がある。そこで、本実施形態では、図2に示すように、搬送ローラ24の用紙搬送方向下流側で、かつ、その近傍にセンサ26を設け、該センサ26が用紙の先端を検知すると、モータ31を正転から逆転に切り換えている。
モータ31が逆転駆動されると、上記したように、フィードローラ21は回転駆動されないが、分離ローラ22と搬送ローラ24は駆動が続行される。このように、分離ローラ22と搬送ローラ24は給紙動作時中を連動して回転駆動されるため、静電気等によって搬送すべき用紙の一部分に後続の用紙が密着していたとしても、後続の用紙は分離ローラ22によって戻されるので、連れ送り給紙を防止することができる。なお、分離ローラ22と搬送ローラ24を一緒に駆動することはそれぞれを別の駆動源(モータ)で駆動することもできるが、上記実施形態のように、1つの駆動源で行えば、コスト、スペース等の点で有利である。また、ギヤ48には一方向クラッチ48を設けており、この一方向クラッチ48aはギヤ48の回転が搬送ローラ24の軸45に伝わる方向がロック方向である。したがって、万一搬送される用紙を介して搬送ローラ24が回転してもその回転がギヤ48に伝わることがない。
次に、本実施形態の給紙ユニット30が給紙装置本体に対して着脱可能に構成されており、その一例を図5により説明する。
図5において、給紙ユニット30のユニット機枠29には前側板部29aと後側板部29bを備えている。前側板部29aにはL字状の取り付け金具70が固定され、後側板部29bにはフィードローラ21の軸線方向に延びる2本のピン71,72が固設されている。一方、給紙装置本体に鎖線で示す後側板75と上下方向に延びる細長板状の前固定板76が設けられており、後側板75には上記ピン71,72が挿入される孔77,78が形成されている。この場合、孔82は水平方向に延びる長孔状に形成されている。上記取り付け金具70には、ねじ孔73が穿孔され、前固定板76にはこのねじ孔73に対応した位置にねじ孔(図示せず)が形成されている。
このように構成された給紙装置は、給紙ユニット30における画像形成装置の奥行き方向奥側はピン71,72が孔77,78に差し込まれて後側板75に支持されており、手前側はボルト74を取り付け金具70のねじ孔73と前固定板76のねじ孔に差し込んで固定されている。したがって、給紙ユニット30を給紙装置から取り出すときは、ボルト74を外し、給紙ユニット30を矢印B方向に移動すると、ほぼピン72の位置を支点として該ユニットが回動し、ユニット30が前固定板76に当らない位置に移動後、矢印C方向に抜き出すことで、給紙ユニット30を給紙装置から取り外すことができる。なお、上記取り外し操作において、給紙ユニット30が矢印B方向へ回動しやすいように、孔82が長孔状に形成されている。
かくして、給紙ユニット30は、給紙装置11〜14に対し着脱可能に装着されているので、給紙ユニット30の点検、清掃及び部品交換等には給紙装置から完全に取り出して行うことができる。なお、給紙ユニット30の取り付けは上記取り外し操作を逆の手順で行えばよい。
ところで、図1に示す画像形成装置では、給紙装置11〜14が上下方向に多段に設けられており、下段の給紙装置から給紙すると、それより上段の給紙装置の搬送ローラ24を駆動しないと、用紙を画像形成部2に搬送することができない。この場合、給紙を実行する装置よりも上段の給紙装置は搬送ローラ24を回転駆動すればよく、分離ローラ22の駆動は影響がないが、ピックアップローラ23やフィードローラ21は回転駆動しないようにしなければならない。
上記画像形成装置では、各給紙装置11〜14の給紙ユニット30が互いに独立しており、したがって最下段の給紙装置14から給紙を行う場合は全給紙装置11〜14をすべて駆動する。その際、最下段の給紙装置14だけはモータ31を通常の正回転から途中で逆回転駆動に切り換えるが、他の3段の給紙装置は開始当初からモータ31を逆回転駆動する。このように各給紙装置11〜14のモータ31を制御することで、最下段の給紙ユニットから給紙された用紙を画像形成部2へ給送することができる。このとき、搬送ローラ24を駆動するが給紙を行わない給紙装置に対し、モータ31を給紙する装置と同様の所定の電力によるパワーで駆動せずに用紙を搬送することができれば省エネルギーとなり有利である。
そこで、本画像形成装置に用いられる給紙装置11〜14は、図6に示すように、分離ローラ22を矢印D方向に移動してフィードローラ21に対して接離させる接離手段を設けており、次に接離手段の一例を図7により説明する。
図7において、接離手段は分離ローラ22に対し加圧スプリング81の引っ張り力によるフィードローラ21に圧接する方向への加圧力を付勢するには加圧レバー80と、該加圧レバー80の加圧力を解除する解除レバー90とを有している。加圧レバー80は、図7及び図8に示すように、支軸82を介して図示していないユニット機枠に回転自在に装着され、加圧レバー80には分離ローラ22を押し上げる押し上げ部83と、分離ローラ22を押し下げる押し下げ部84とが形成されている。また、加圧スプリング81は加圧レバー80に対し支点82を中心として図8における時計方向への回動力を付勢している。なお、加圧レバー80は、分離ローラ22の従動軸43に固定したコロ43aに押し上げ部83が当接して加圧力を付勢している。
上記解除レバー90は、支軸91を介して図示していないユニット機枠に回動自在に装着され、解除レバー90は解除スプリング92により支軸91を中心として図7における反時計方向への回動力が付勢されている。解除レバー90の一端には、ソレノイド95のプランジャ96がピン97を介して回転可能に連結されており、また、解除レバー90の他の端部は図8に示すように、加圧レバー80に形成された当接部85に当接させている。
かかる構成の接離手段は、ソレノイド95がオフ状態のとき、解除レバー90は解除スプリング92の弾性作用より、加圧レバー80の当接部85を押し、加圧レバー80は押し下げ部84が分離ローラ22の従動軸43に当接し、加圧スプリング81の作用に抗して分離ローラ22をフィードローラ21から離した状態保持される。また、ソレノイド95がオフ状態からオン状態に切り替わると、プランジャ96が図7の矢印E方向に引かれ、解除レバー90が解除スプリング92の作用に抗して支軸91を中心として矢印Fで示す時計方向へ回動される。この解除レバー90の回動方向は、当接部85から離れる方向であり、よって加圧レバー80が加圧スプリング81の作用によって時計方向へ回動し、押し上げ部83を介して分離ローラ22を押し上げ、分離ローラ22がフィードローラ21に圧接される。
接離手段は、このようにソレノイド95のオン・オフによって分離ローラ22をフィードローラ21に接離することができる。かかる構成の接離手段を給紙装置に設けることにより、給紙を行わない給紙装置は、分離ローラ22と搬送ローラ24を駆動しても、分離ローラ22をフィードローラ21から離すことで、分離ローラ22にかかる無用な負荷なくなり、給紙を実行する装置よりも小さい電力で駆動することができる。具体的には、給紙を実行する給紙装置に供給する所定の電力がステッピングモータ31に対して最大1.3A/相であるところ(以下、ハイパワーと言う)、所定の電力より小さい最大0.9A/相(以下、ローパワーと言う)に切り換えても用紙を支障なく搬送することができる。なお、図9は給紙装置11〜14が4段で、各段の給紙装置から給紙した場合の「H」で示すハイパワーで駆動する装置と、「L」で示すローパワーして駆動する装置とを示す表である。また、図9において、給紙を実行する給紙装置よりも下段の装置は×で示し、この給紙装置はその給紙ユニット30に供給する電力を停止することで、より有利な節電効果が得られる。
このように構成された画像形成装置は、下段の給紙ユニット12〜14が選択された場合、消費電力を節電することができる。
図10は、本発明の他の実施形態の給紙ユニットの構成を示す説明であり、図11は各給紙ユニット11〜14の給紙ユニットを示す説明図である。なお、上記実施形態と同一部材には同一符号を付している。また、本実施形態では、モータ31から分離ローラ22の駆動軸34までの機構が上記実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
ギヤ付タイミングプーリ46の下方には、ギヤ付タイミングプーリ50が配置されており、タイミングベルト49はタイミングプーリ44、ギヤ付タイミングプーリ46及びギヤ付タイミングプーリ50の3個のプーリに巻き掛けられている。ギヤ付タイミングプーリ50のギヤ51には、下部中継ギヤ52が噛み合っている。また、搬送ローラ24のローラ軸45にはギヤ48とほぼ重なるようにしてギヤ54が設けられており、ギヤ54は上部中継ギヤ53が噛み合っている。さらに、上段の給紙ユニットにおける下部中継ギヤ52は、その下段の給紙ユニットにおける上部中継ギヤ53と噛み合っている。なお、ギヤ54は一方向クラッチ54aを介して搬送ローラ24のローラ軸45に設けられており、一方向クラッチ54aはギヤ付タイミングプーリ46のギヤ47や上部中継ギヤ53が回転するときの方向が駆動を伝える方向であるので、搬送ローラ24は回転する。しかし、搬送ローラ24のローラ軸45自体の回転は一方向クラッチ54aが上部中継ギヤ53やギヤ47に伝えない方向になるので、搬送ローラ24の回転で上部中継ギヤ53が回転駆動されることはない。
このように構成された給紙装置は、上段の給紙ユニットの下部中継ギヤ52から駆動を受けて上部中継ギヤ53が回転されると、搬送ローラ24が回転する。ローラ軸45のギヤ48が回転すると、それと噛み合うギヤ47を有するギヤ付タイミングプーリ46が回転し、タイミングベルト49が時計方向に走行する。したがって、ギヤ付タイミングプーリ50が回転するので、ギヤ付タイミングプーリ50のギヤ51と噛み合う下部中継プーリ52も回転する。なお、タイミングベルト49の走行による駆動は、分離ローラ22の駆動軸34にも伝わろうとするが、タイミングプーリ44にタイミングベルト49の時計方向の走行を分離ローラ22の駆動軸34に伝えない一方向クラッチ44aを設けることにより、駆動軸34が回転されることはない。
このように、上部の給紙ユニットの下部中継ギヤ52が回転されると、それより下方の給紙ユニットにおける搬送ローラ24を回転駆動することができる。例えば、最下段の給紙ユニット14から給紙する場合は最上段と、最下段の給紙ユニット11,14を駆動し、中間の給紙ユニット12,13を駆動せずとも、中間の給紙ユニット12,13の搬送ローラ24は最上段の給紙ユニット11の駆動を受けて回転される。したがって、図12に示す表のように、最上段の給紙ユニット11と選択された給紙ユニットだけを駆動するだけで、用紙を給送できるため、給紙段数が多い程、効果が期待できる。なお、最上段の給紙ユニット11は当該給紙ユニットが選択されなければ、モータ31は逆転回転のみである。
上記実施形態では、モータ30の駆動を、ベルトを用いてフィードローラ21及び分離ローラ22を回転駆動しているが、これをギヤで行うこともできる。図13は、ギヤで駆動する給紙ユニット30の構成を示している。
図13において、モータ31の出力軸32にはギヤ60が設けられ、ギヤ60は分離ローラ22の駆動軸34に一方向クラッチ61aを介したギヤ61と噛み合っている。このギヤ61は、アイドラギヤ62を介してフィードローラ21の駆動軸33の設けられ一方向クラッチ63aを介した二段ギヤの小径ギヤ63bと噛み合っている。また、二段ギヤの大径ギヤ63cは、駆動軸34に一方向クラッチ40aを介したギヤ40と噛み合っている。この場合、一方向クラッチ61aは、モータ31の逆転によるギヤ61の回転がロックして回転を伝える方向であり、正転方向には空回りする。また、一方向クラッチ63aは、モータ31が正転方向の駆動でフィードローラ21の駆動軸33が回転する方向が駆動を伝える方向である。さらに、一方向クラッチ40aはギヤ40が二段ギヤを介して駆動される方向がロックする方向に設定されている。
このように構成した給紙ユニット30は、モータ31の正転方向に回転されると、ギヤ61、アイドラギヤ62及び二段ギヤを介してのなるので、フィードローラ21の駆動軸33が回転駆動され、さらに二段ギヤと噛み合うギヤ40が回転して分離ローラ22の駆動軸34が回転駆動される。また、モータ31の逆転方向に回転されると、ギヤ61から分離ローラ22の駆動軸34が回転駆動されるが、フィードローラ21の駆動軸33は二段ギヤに設けた一方向クラッチ63aが駆動を伝えない方向なので回転駆動されることはない。
本実施形態においても上記した実施形態と同様の効果が奏でられる。なお、本実施形態において、分離ローラ22の駆動軸34から駆動伝達方向下流側は上記実施形態と同様であるので、その詳しい説明は省略する。
本発明に係る画像形成装置の一例を示す概略図である。 給紙装置の主要部を拡大して示す説明図である。 給紙装置の給紙ユニットの駆動系を展開して示す説明図である。 図3に示す給紙ユニットの正面説明図である。 給紙ユニットが給紙装置本体に対する着脱可能な構成例を示す斜視図である。 分離ローラの接離動作を示す説明図である。 分離ローラの接離する接離手段の一例を示す斜視図である。 図7の接離手段の作動を示す説明図である。 多段給紙ユニットにおける駆動電流の切り換え例を示す表図である。 本発明の他の実施形態における給紙ユニットの構成を示す説明図である。 図10の給紙ユニットの正面説明図である。 多段給紙ユニットにおける駆動オン・オフ例を示す表図である。 本発明のさらに他の実施形態における給紙ユニットの構成を示す説明図である。
符号の説明
2 画像形成部
10 給紙部
11,12,13,14 給紙装置
21 フィードローラ
22 分離ローラ
24 搬送ローラ
30 給紙ユニット
31 モータ

Claims (3)

  1. 積載された用紙を収納する給紙トレイと、前記用紙を送り出す方向に回転駆動されるフィードローラと、該フィードローラと少なくとも給紙時に圧接され、トルクリミッタを介して用紙を戻す方向に回転駆動される分離ローラと、前記フィードローラの用紙給紙方向下流側に設けられた搬送部材とを有する複数の給紙装置が上下方向に多段配置されている画像形成装置において、
    前記給紙装置は前記フィードローラ、分離ローラ及び搬送部材と、それらを駆動する駆動源を有する給紙ユニットとを具備し、かつ、各給紙装置の給紙ユニット同士が互いに独立されており、給紙を実行する前記給紙装置の給紙ユニットの駆動源は給紙を実行するときに所定の回転方向および所定の電力で回転駆動され、給紙を実行する給紙装置より上段の給紙装置の給紙ユニットの駆動源は前記所定の回転方向と逆方向に回転駆動されるときに前記所定の電力より小さい電力で回転駆動されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記給紙を実行する給紙装置より下段の給紙装置はその給紙ユニットの駆動源への電力の供給が停止されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記給紙装置は前記分離ローラを前記フィードローラに接離させる接離手段を有し、該接離手段は当該給紙装置が給紙を実行する時のみ前記分離ローラが前記フィードローラに当接するように作動されることを特徴とする画像形成装置。
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