JP4272689B1 - 保温用寝具 - Google Patents

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Abstract

【課題】寝返りを繰り返しててもずれず、また、外気が内部に侵入しにくい頭部及び首回りを保温するための保温用寝具を提供すること。
【解決手段】就寝する際に掛け布団の上部寄りから露出する人の頭部から首回りにかけての部分を覆い保温するための可撓性布状材料からなる保温用寝具1は敷き布団7の下側に挿入されて同敷き布団7に横臥する使用者の頭部側の重量によって押さえられる挿入片2と、同挿入片2の前端に一体的に接続され同挿入片2よりも幅広でかつ左右対称に構成された包囲片3とから構成されている。包囲片3は挿入片2側に屈曲されることで使用者の前頭部から頭頂部及び左右側頭部にかけて覆う第1及び第2の頭部被覆部3a,3bと使用者の首の周囲を包囲するための第1及び第2の頭部被覆部3a,3bの左右に張り出した第1及び第2の張り出し部3c,3dとを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は就寝する際に布団から露出する頭部及び首回りを保温するために補助的に使用される保温用寝具に関するものである。
従来から就寝する際に布団から露出する頭部や首回りを顔の部分を除く全体を包むように保温するための保温用寝具として例えば特許文献1のようなものが提供されている。特許文献1は就寝時に顔が覗くような頭部専用の小さな頭部専用布団を頭部に被せるというものである。
特開2000−175796号公報
しかし、特許文献1のような頭部専用布団はその図2や図4に示すように単に顔が露出するように被せるだけなので、寝返りを繰り返しているうちにずれてしまうものであった。また寝返りを打つと布団の裾がまくれ上がり外気が侵入するおそれもあった。
そのため、頭部から首を保温するにあたって寝返りを繰り返しててもずれず、また、外気が侵入しにくい保温用寝具が求められていた。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは寝返りを繰り返しててもずれず、また、外気が内部に侵入しにくい頭部及び首回りを保温するための保温用寝具を提供することにある。
上記の目的を達成するために請求項1に記載の発明では、就寝する際に掛け布団の上部寄りから露出する人の頭部から首回りにかけての部分を覆い保温するための可撓性布状材料からなる保温用寝具であって、敷き布団又は枕の下側に挿入されて同敷き布団に横臥する使用者の頭部側の重量によって押さえられる挿入片と、同挿入片の前端に一体的に接続され同挿入片よりも幅広でかつ左右対称に構成された包囲片とから構成され、同包囲片の中央寄り部分は前記挿入片側に屈曲されることで使用者の前頭部から頭頂部及び左右側頭部にかけて覆う頭部被覆部とされ、同頭部被覆部の左右部分は使用者の首の周囲を包囲するための前記挿入片よりも左右方向に張り出した張り出し部とされ、同張り出し部の前端寄り部分は首の前側を包囲し、前記張り出し部の後端寄り部分は首の横方を包囲することをその要旨とする。
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記包囲部の使用者の頭部の前頭部を覆った状態で表面に露出する側に前記包囲片の左右方向中央位置を示す突起物が装着されていることをその要旨とする。
このような構成の保温用寝具では、まず敷き布団又は枕の下側に挿入片を差し込み、この挿入片を敷き布団に横臥する使用者の頭部側の重量によって押えることでずれを防止するようにする。そして、挿入片を差し込んだ状態で敷き布団の上側に延出される包囲片の先端側を持って使用者の頭部方向に折り曲げる。折り曲げることで包囲片の中央部分は敷き布団の上方側から横臥する使用者の頭部全体を覆うこととなる。包囲片の頭部被覆部によって使用者の前頭部から頭頂部及び左右側頭部にかけて覆うようにし、更に張り出し部の前端寄り部分によって首の前側を包囲し、張り出し部の後端寄り部分によって首の横方を包囲するようにする。
この際に包囲部の使用者の頭部の前頭部を覆った状態で表面に露出する側に前記包囲片の左右方向中央位置を示す突起物が装着されていることが好ましい。このような突起物は保温用寝具を使用した際に包囲部に覆われた使用者の前頭部から頭頂部の中央に露出して配置されることとなる。これによって使用者は保温用寝具の左右方向中央位置がどの当たりにあるのかが目をつぶったままでも手触りでわかることとなる。
上記各請求項の発明では、寝返りを繰り返しても容易にずれず、外気が内部に侵入しにくい頭部及び首回りを保温するための保温用寝具を提供することができる。
以下、本発明の保温用寝具の一実施例について図面に基づいて説明する。
図1(a)〜(c)に示すように本実施例の保温用寝具1は挿入片2と包囲片3から構成されている。挿入片2及び包囲片3は共に長方形形状のフリース毛布材であって挿入片2の長辺の全縁を包囲片3の長辺の中央位置に連結した縫製製品である。保温用寝具1は左右対称に構成されている。本実施例では挿入片2と包囲片3とを連結した状態で挿入片2方向を後側、これと反対側を前側とする。本実施例の挿入片2は左右巾40cm、上下長さ30cmとされており、包囲片3は左右巾100cm、上下長さ70cmとされている。包囲片3の前縁中央位置は若干湾曲に切り欠かれた湾曲部4が形成されている。図1(b)及び(c)に示すように、包囲片3を挿入片2側に折り曲げた際に包囲片3の前端寄り、つまり湾曲部4に隣接する位置であって左右方向中央位置には突起物としての取っ手5が取り付けられている。取っ手5は可撓性のある革のような材質から構成されているが包囲片3と同じ材質で構成するようにしてもよい。
図2に示すように、包囲片3における中央寄り部分は使用者の前頭部から頭頂部を覆う第1の頭部被覆部3aと左右側頭部にかけて覆う第2の頭部被覆部3bとされている。第1及び第2の頭部被覆部3a,3bが頭部被覆部に相当する。第2の頭部被覆部3bの外方において包囲片3の前端寄り部分は首の前側を包囲する第1の張り出し部3cとされ、包囲片3の後端寄り部分は首の横方を包囲する第2の張り出し部3dとされる。尚、図2における各部(領域)3a〜3dの境界は明確に分かれているわけではなく、また隣接する領域同士は使用者の体型によって若干重複する部分を含むものとする。
次に、このような構成の保温用寝具1の使用方法について説明する。
図3に示すように、保温用寝具1の挿入片2を敷き布団7の上縁側からその下側に挿入し、挿入状態で使用者は枕8を頭にかって敷き布団7に横臥し、掛け布団9を肩口までかけるとする。ここでは包囲片3は敷き布団7の上方側に延出されて拡げられているが、必ずしも拡げる必要はない。
そして図4に示すように、使用者自身であるいは介助者の手によって包囲片3の先端を折り返し仰向けに寝ている使用者の前頭部付近に湾曲部4が置かれるようにする。包囲片3を折り返すことで取っ手5が表側のちょうどで使用者の前頭部の中央付近(ここでは眉間付近)に配置されることとなる。この状態で使用者の頭部(前頭部から頭頂部及び左右側頭部)が第1及び第2の頭部被覆部3a,3bによって覆われることとなる。しかし、この段階ではまだ首回りは露出したままである。次いで、図5に示すように第1及び第2の張り出し部3c,3dを自身であるいは介助者の手によって首の回りに寄せることによって首周囲を覆うようにする。
上記のように構成することにより本実施例では次のような効果が奏される。
(1)顔を除く頭の全体と首回りを保温するための保温用寝具1として使用者が寝返りを打っても挿入片2が使用者の頭付近の重量で押さえられてずれてしまうことがない。
(2)頭部が顔を残して包囲片3によって完全に包まれてしまうため、頭の「冷え」を確実に防止することができ、なおかつ首回りも包囲されるので非常に暖かい。
(3)包囲片3を折り返すと第2の張り出し部3dによって首の横方が包囲されることとなりなおかつ十分な巾を有しているため寝返りを打っても敷き布団7との間に隙間が生じにくく外気が内部に侵入しにくくなっている。
(4)取っ手5がちょうど眉間の付近にあれば左右のバランスがとれていることがすぐに分かるため、寝相が悪くて保温用寝具1が乱れていないかどうかの確認が寝ている状態で目をつぶったままでも可能となる。
(5)保温用寝具1は全体としては一枚の布状を呈しているため、容易に畳んで収納でき、畳んでも嵩張ることがない。
尚、この発明は、次のように変更して具体化することも可能である。
・上記挿入片2と包囲片3の形状やサイズは一例であって、他の形状やサイズを採用することも可能である。
・保温用寝具1の材質はこの種の保温用寝具1として使用できるのであれば問わない。また、内部に収納部を作って真綿やダウンのような詰め物を入れてもよい。
・挿入片2は枕8の下に敷くようにしてもよい。
・湾曲部4は必ずしもなくてはいけないわけではない。湾曲部4の形状は凹状であれば上記形状に限定されない。
・その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
本発明の実施例の保温用寝具であって(a)は開いた状態の斜視図、(b)は折り畳んだ状態の斜視図(c)は側面図。 同じ保温用寝具の平面図において使用者のどの部分を覆うかの説明をするための説明図。 同じ保温用寝具の使用状態であって挿入片を敷き布団に差し込んだ状態の説明図。 同じ保温用寝具の使用状態であって包囲片を使用者側に折り返した状態の説明図。 同じ保温用寝具の使用状態であって包囲片の張り出し部を首回りに寄せた状態の説明図。
符号の説明
1…保温用寝具、2…挿入片、3…包囲片、3a…頭部被覆部としての第1の頭部被覆部、3b…頭部被覆部としての第2の頭部被覆部、3c…張り出し部としての第1の張り出し部、3d…張り出し部としての第2の張り出し部、5…突起物としての取っ手。

Claims (2)

  1. 就寝する際に掛け布団の上部寄りから露出する人の頭部から首回りにかけての部分を覆い保温するための可撓性布状材料からなる保温用寝具であって、
    敷き布団又は枕の下側に挿入されて同敷き布団に横臥する使用者の頭部側の重量によって押さえられる挿入片と、同挿入片の前端に一体的に接続され同挿入片よりも幅広でかつ左右対称に構成された包囲片とから構成され、同包囲片の中央寄り部分は前記挿入片側に屈曲されることで使用者の前頭部から頭頂部及び左右側頭部にかけて覆う頭部被覆部とされ、同頭部被覆部の左右部分は使用者の首の周囲を包囲するための前記挿入片よりも左右方向に張り出した張り出し部とされ、同張り出し部の前端寄り部分は首の前側を包囲し、前記張り出し部の後端寄り部分は首の横方を包囲することを特徴とする保温用寝具。
  2. 前記包囲部の使用者の頭部の前頭部を覆った状態で表面に露出する側に前記包囲片の左右方向中央位置を示す突起物が装着されていることを特徴とする請求項1に記載の保温用寝具。
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