JP4271017B2 - 毛髪保持具 - Google Patents
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Description
この毛髪保持具によれば、毛髪が筒状体の内部に挿入された状態で前記巻き上げ用糸の他端を引っ張ることにより、該毛髪を該筒状体ごと巻き上げることができ、簡便な操作で毛髪の巻き上げを行うことができる。
筒状体2の大きさは、毛髪の長さやくせ付けしたい場所、挿入する毛髪束の量に応じて適宜選択される。
シートの厚みは、特に限定されないが、好ましくは5μm〜500μmである。シートのテーバーこわさ及び厚みは、シート全体で均一の方が好ましい。
高剛性部5は、一面シート3及び他面シート4の外表面に、一面シート3及び他面シート4とは別体で、両シート3,4と略同じ長さを有するリブ51が貼着されて形成されている。即ち、本実施形態においては、高剛性部5は、シート3,4の長手方向に連続的に配されており、また、高剛性部5は、一面シート3及び他面シート4それぞれにおける対向する位置に配されている。
高剛性部5がシート3,4の長手方向に連続的に配されていると、筒状体2を巻き上げた状態における屈曲部分の位置にかかわらず、高剛性部5が該屈曲部分に配置することになる点で好ましい。
リブ51の長手方向のテーバーこわさは、高剛性部としての充分な高剛性を得る上で、好ましくは0.4mN・m以上である。該「テーバーこわさ」は、JIS P8125に規定される「こわさ試験方法」により測定されるテーパーこわさである。
リブ51の幅は、筒状体2全体の巻き上げ性を阻害しないことを考慮すると、筒状体2の幅の1/2以下であることが好ましい。
巻き上げ用糸7は、筒状体2内に挿入された状態の毛髪H(図2参照)を、該筒状体2ごと巻き上げる手段として用いられる。本発明において巻き上げとは、毛髪に所定のくせ付けをすること全般を意味し、本来の巻き上げ(スパイラル状の巻き上げ)に加えて例えば湾曲や屈曲なども包含される。
巻き上げ用糸7の他端近傍には、糸留め82が取り付けられている。糸留め82は、巻き上げ用糸7に沿って移動自在になっていると共に、所定位置で固定できるようになっている。そのため、筒状体2を巻き上げた状態において、糸留め82を最も上部に位置する挿通孔部6A近傍に移動し、その位置で固定することにより、筒状体2の巻き上げ状態を容易に維持できるようになっている。また、糸留め82は、巻き上げ用糸7の他端が最も上部に位置する挿通孔部6Aに引き込まれるのを防止するためのストッパーの役目も有している。
同様に、筒状体2の他方の側縁部24に形成された切り込み9Bは、筒状体2の長手方向については隣接する第2の挿通孔部6B、6B間の中央に配置しており、筒状体2の幅方向については第1の挿通孔部6Aに対応する位置に配置している。
この状態下に、毛髪挿入具10のフック部11に所望量の毛髪Hを通して引っ掛ける。
この状態下に、筒状体2に向けて第1のパーマネント処理剤(還元剤)を付与する(図示せず)。筒状体2はパーマネント処理剤に対して透過性の材料から構成されているので、パーマネント処理剤は筒状体2を透過して毛髪Hに施される。
また、本実施形態の毛髪保持具1においては、筒状体2の両側縁部23,24の所定位置に切り込み9A、9Bが形成されているため、シール部分の反発力が低下して巻上げが綺麗にできる。
高剛性部は、前記実施形態のように、筒状体の一面又は他面に、筒状体を形成するシートとは別体の高剛性部材(リブ等)を設けることにより形成することができ、また、筒状体2の一方の面又は他方の面を形成するシートの一部を肉厚にして、該シートにおけるその他の部分に比して高剛性にすることにより形成することもできる。即ち、筒状体を形成するシートの幅方向中央部に高剛性を有する部分が形成されていればよい。
高剛性部は、前記実施形態の高剛性部5のように、筒状体を形成するシートの長手方向に1箇所のみ形成されていてもよく、また、図4に示す高剛性部5A、5B及び5Cのように、筒状体を形成するシートの長手方向に複数箇所(3箇所)形成されていてもよい。
高剛性部5は、前記実施形態のように、筒状体の長手方向に亘って連続的に形成されていてもよく、図5に示すように、筒状体の長手方向に亘って非連続的に(間欠的に)形成されていてもよい。非連続的に形成された高剛性部は、毛髪束が挿通された筒状体を所定の巻き上げ形状に変形させた際に、筒状体における屈曲部分を跨ぐ位置に配されていることが好ましい。
筒状体を形成する一面シート及び他面シートは、1枚のシートから形成することができる。その場合、該1枚のシートをその幅方向中央部で長手方向に折り返して筒状体を形成すればよい。
2 筒状体
21、22 開口部
3 一面を形成するシート
4 他面を形成するシート
5 高剛性部
51 リブ
6A、6B 挿通孔部
7 巻き上げ用糸
H 毛髪束
Claims (4)
- 一端の開口部から他端の開口部に向けて毛髪束を挿通可能にシートにより構成された扁平な筒状体からなり、
前記扁平な筒状体の一面を形成するシート及び他面を形成するシートの幅方向中央部それぞれにおける対向する位置に、高剛性を有する高剛性部が配されており、
前記高剛性部は、可撓性材料である毛髪保持具。 - 前記高剛性部は、毛髪束が挿通された前記筒状体を所定の巻き上げ形状に変形させた際に、前記筒状体における屈曲部分を跨ぐ位置に配されている請求項1記載の毛髪保持具。
- 前記高剛性部は、前記シートの長手方向に連続的に配されている請求項1又は2記載の毛髪保持具。
- 前記筒状体を構成するシートに、該筒状体の巻き上げ用の巻き上げ用糸を挿通案内する複数個の挿通孔部が設けられており、
前記巻き上げ用糸は、その一端が前記筒状体の他端の開口部の近傍に止着され、前記挿通孔部に順次挿通案内されて該筒状体の外周面にスパイラル状に巻き付けられている請求項1〜3の何れかに記載の毛髪保持具。
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- 2003-11-26 JP JP2003396412A patent/JP4271017B2/ja not_active Expired - Fee Related
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