JP4267830B2 - 口内保護チューインガムおよび糖菓 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の分野】
本発明は、具体的には、歯垢を減少させ、歯を白くし、歯の脱無機質化を防止し、そして歯の再無機質化を提供することによって、歯科的衛生を促進させる方法に関する。その方法は、活性成分として、重炭酸ナトリウムおよびカゼインホスホペプチド−非晶質リン酸カルシウムの組合せを含有するチューインガムまたは糖菓製品を用いる。本発明は、歯科的健康的恩恵を提供することができるチューインガムおよび糖菓製品、およびそれらの製造方法にも関する。
【0002】
【先行技術の説明】
歯のう蝕の形成は充分に研究されてきている。う蝕は、歯垢の蓄積、および歯垢微生物が食物中の糖およびデンプンを発酵させるときの有機酸(歯垢酸(plaque acids))の生成に起因すると理解されている。唾液によって洗浄される前に、それら酸は、pHを低下させて、ヒドロキシアパタイトとして知られるカルシウム−リン無機質である若干のエナメル質を溶解させる、すなわち、脱無機質化させるのに充分な長さで歯垢中に蓄積し、これがう蝕(虫歯)および過敏をもたらしうる。
【0003】
歯垢自体は、口内細菌およびそれらの産生物の粘着性の膜であり、最終的に歯の上に硬い無機質が形成されて石灰化され得る。それは、結石または歯石と称されることがあるが、歯の表面上に沈着して接着した石灰化物質の硬い塊である。成熟した結石が成長するにつれて、それは、視覚的には白色または黄色になる。歯垢形成は、歯肉炎、およびその後の歯周病をもたらすことがありうる。
【0004】
長年にわたって、歯垢蓄積および歯のエナメル質の溶解または脱無機質化および結果としてのう蝕形成の問題に取り組む努力が成されている。
歯科的保護において歯垢を減少させ且つ歯を白くするために、そして更には口臭を減少させるために、重炭酸ナトリウム(NaHCO3 )を用いることは知られている。重曹またはナトリウムの重炭酸塩または炭酸モノナトリウム塩としても知られる重炭酸ナトリウムは、長い間、練歯磨きおよび口内リンス液のような歯磨き剤中で、しばしば、塩化ナトリウムと組み合わせて用いられてきた。それは、口内pHをより好ましいpHに戻すことによって、歯の脱無機質化を引き起こす歯垢酸を緩衝化することができる。高濃度では、それは、大部分の歯周病病原体に対して殺細菌性である。重炭酸ナトリウムは、最近になって、そのコストの低さ、摂取された場合の安全性、その高い溶解性ゆえの低磨耗性、およびフッ化物との相容性のために、他のものよりも好ましいことが判明している。重炭酸ナトリウムは、チューインガム中において、充填剤、緩衝剤、歯垢除去剤として、より多量に用いられる場合は研磨剤として用いられている。
【0005】
米国特許第3,590,120号は、歯垢除去剤および歯磨き剤を含有するチューインガムを教示している。重炭酸ナトリウムは、歯垢除去剤として教示されている。米国特許第4,170,633号は、歯垢阻害剤としてアルキル硫酸塩を供給するためのチューインガムを開示している。重炭酸ナトリウムは緩衝剤として用いられている。米国特許第4,952,407号は、グリセロールモノラウレートを含有する、歯垢を減少させるためのチューインガムを教示している。重炭酸ナトリウムは充填剤として用いられる。米国特許第5,702,687号、第5,693,334号、第5,618,517号および同第5,629,035号は、有機的にカプセル封入された重炭酸ナトリウムを含有する歯科的保護チューインガムを教示している。
【0006】
カゼインホスホペプチド−非晶質リン酸カルシウム錯体は、歯磨き剤として用いられた場合、抗う蝕性歯強化作用を有することが知られている。CPP−ACP錯体またはカルシウムカゼインペプトン−リン酸カルシウムとしても知られるそれら錯体は、カゼインホスホペプチドによって安定化された非晶質リン酸カルシウムである。CPP−ACPは、脱無機質化を抑制し、再無機質化を促進しながら、歯垢酸を緩衝化する。それは、歯の表面の歯垢中にカルシウムイオンおよびリン酸イオンを局在させることによって作用する。歯垢中のカルシウムおよびリン酸のレベルのこの増加は、歯垢酸を緩衝化するのを助け、溶液中、すなわち唾液中でカルシウムおよびリン酸の過飽和状態を維持するのを助ける。う蝕および歯垢形成の予防のためのカゼインホスホペプチド単独の使用も知られている。CPP−ACPの担体としてのチューインガムの使用が示唆されている。
【0007】
米国特許第5,130,123号および同第5,227,154号は、歯のう蝕の予防におけるカゼインホスホペプチドを教示している。WO98/40406号は、抗う蝕効力を提供するホスホペプチド−リン酸カルシウム錯体を教示している。
重炭酸ナトリウムの歯垢減少および歯を白くする利点と、CPP−ACPによって提供される歯の再無機質化および強化とを、一つの送達系中に組み合わせることは非常に望ましいであろうが、重炭酸ナトリウムはリン酸カルシウムと反応して炭酸カルシウムを形成することが知られている。重炭酸ナトリウムとCPP−ACPとを組み合わせると炭酸カルシウムが析出し、それによってカルシウムイオンの供給を減少させ、そして同時に、CPP−ACPの効力を低下させると考えられる。伝統的な口内リンス液および練歯磨きのようなシステム中での二つの歯科的保護成分の組合せは、CPP−ACPの再無機質化効力の低下または失活を引き起こすであろう。
【0008】
【発明の要旨】
本発明は、歯科的衛生を提供する方法であって、
(a)約10重量%〜約95重量%のガムベース、
(b)約0.1重量%〜約15重量%の重炭酸ナトリウム、および
(c)約0.01重量%〜約30重量%のCPP−ACP
を含んでなる低水分チューインガムを用いる方法に関する。
本発明は、更に、歯科的衛生を提供する方法であって、
(a)約10重量%〜約95重量%の糖菓ベース、
(b)約0.1重量%〜約15重量%の重炭酸ナトリウム、および
(c)約0.01重量%〜約30重量%のCPP−ACP
を含んでなる低水分糖菓製品を用いる方法に関する。
本発明は、更に、それら活性成分を含有するチューインガムおよび糖菓製品に関する。
【0009】
【発明の詳細な記述】
上述のように、本発明は、口腔内において歯垢を減少させ、歯を白くし、歯の脱無機質化を防止し、そして歯の再無機質化を提供する低水分チューインガムおよび糖菓製品に関する。それらチューインガムおよび糖菓は、重炭酸ナトリウムとカゼインホスホペプチド−非晶質リン酸カルシウム錯体の組合せを活性成分として含有する。本発明は、口内送達系においてそれら成分を組み合わせる問題を、チューインガムまたは糖菓のような低水分固体システムの使用によって克服する。低水分チューインガムまたは糖菓によって、2%未満の水分を含有するものが意味される。チューインガムは、好ましくはシュガーレスでもある。
【0010】
本発明のチューインガムおよび糖菓において、それら成分は、ユーザーによる使用の前に混合されることはない、すなわち、貯蔵時に混合されない。チューインガムおよび糖菓は、実際上、二つの成分を実質上“区分" 、すなわち隔離している。本発明のもう一つの態様において、それぞれの成分は、ガムまたは糖菓の隔離された別々の層中にありうる。本発明のなおもう一つの態様において、それら成分の一方または両方は、ガムまたは糖菓が消費されるまで接触しないようにカプセル封入されていることがありうる。
【0011】
チューインガムおよび糖菓は、0.1重量%〜15重量%の重炭酸ナトリウムおよび0.01重量%〜30重量%のCPP−ACPを含有してよい。0.1重量%〜10重量%の重炭酸ナトリウムおよび0.01重量%〜10重量%のCPP−ACPを用いるのが好ましい。チューインガムについては、約1:5の重量比で存在するCPP−ACPおよび重炭酸ナトリウムを有するのが望ましい。
チューインガムは、使用中に長時間口腔と接触するが故に、およびガムベースが活性成分の持続的放出を提供できるという事実に起因して、活性成分についての優れた送達系を提供できるので好ましい。本発明は、糖菓、特定的にはキャンディ糖菓、特に圧縮キャンディ糖菓にも関する。錠剤のような慣用的な圧縮キャンディ糖菓は、約0.5%またはそれ未満の水分を含有し、活性成分について優れた送達系を提供する。
【0012】
圧縮錠剤のようなチューインガムおよび糖菓の製造は周知であり、E.B.Jackson 監修, “Sugar Confectionery Manufacture" 第2版, Blackie Academic & Professional Press, Glasgow UK (1990)の259頁および236頁それぞれに、および R. Lee および E.B. Jackson 監修, “Sugar Confectionery and Chocolate Manufacture", Chapman and Hall, UK (1992)の332頁および286頁それぞれに示されている。
チューインガムは、いずれの好都合な製剤であってもよい。ガム製剤は、糖不含であっても糖を含有してもよい。それは、概して、慣用的なチューインガム成分によって補充される1種類またはそれ以上の天然または合成のエラストマーを含む。これら成分には、1種類またはそれ以上の溶剤、可塑剤、充填剤、フレーバー付与剤、着色剤および/または甘味剤が含まれる。本発明で用いるのに適しているエラストマーには、チクル、ジロトン、グッタ・ペルカ(gutta percha)、グアユール(guayale) およびクラウンガムのような植物由来の物質が含まれる。ブタジエンスチレンコポリマー、イソブチレンイソプレンコポリマー、ポリエチレン、ポリイソブチレン、ポリ酢酸ビニルおよびそれらの混合物のような合成エラストマーも有用である。エラストマーは、概して、チューインガム組成物の約14重量%〜50重量%、好ましくは約20重量%〜約30重量%を構成する。ポリ酢酸ビニルは、それらエラストマーと一緒に用いられて、ガムに展性または弾性を与えることもできる。
【0013】
チューインガム組成物は、ポリマー成分を軟化させるのを助けるエラストマー溶剤を含有しうる。このようなエラストマー溶剤には、ロジンのメチルエステル、グリセロールエステルまたはペンタエリトリトールエステル、または水素化ロジン、ロジン二量体若しくは重合ロジンのような変性ロジンのメチルエステル、グリセロールエステルまたはペンタエリトリトールエステル、またはそれらの混合物が含まれうる。ポリテルペンおよびその混合物を含めたテルペン樹脂も有用である。溶剤は、チューインガム組成物の約10重量%〜75重量%、好ましくは約15重量%〜約50重量%の量で用いることができる。
【0014】
ラノリン、レシチン、グリセロールモノステアレート、ステアリン酸、グリセロールトリアセテート、トリアセチン、グリセリン等のような可塑剤または乳化剤として用いられる種々の伝統的な成分も、いろいろなテキスチャーおよびコンシステンシー性状を得るために、本チューインガム組成物中に取り込まれえる。これら追加の材料には、天然ワックス、石油ワックスおよびマイクロクリスタリンワックスのようなワックス、およびラードおよび牛脂のような獣脂、大豆油および綿実油のような植物油、水素化および部分水素化植物油およびカカオ脂を含めた油脂も含まれる。これら成分は、一般に、最終チューインガム組成物の約30重量%まで、好ましくは1重量%〜25重量%、より好ましくは約3重量%〜約7重量%の量で用いられる。
【0015】
チューインガム組成物は、更に、最終組成物の2重量%までの量の二酸化チタンのような慣用的な着色剤、および5重量%〜35重量%の量のリン酸二カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、ケイ酸アルミニウム、タルク、炭酸カルシウム、セルロースおよびそれらの組合せのような充填剤を含むことができる。
チューインガム組成物は、スクロース、デキストロース、マルトース、フルクトース等のような糖、またはソルビトール、マンニトール、キシリトール、マルチトール、イソマルト、エリトリトールおよび水素化デンプン加水分解物のような糖アルコール、およびそれらの組合せを含めた増量甘味料も含有してよい。増量甘味料は、最終組成物の90重量%までの量で存在してよい。アスパルターム、アセスルファームの塩、アリアタームサッカリン等のような高強度甘味料も存在してよい。これら甘味剤は、最終ガム組成物の1重量%までの量で存在してよい。
【0016】
チューインガムは、これら高められたフレーバー付与組成物に加えて、フレーバー付与剤を3.5%までの量で含有してよい。一般に、“Chemicals Used In Food Processing", publication 1274, pp.63-258 に National Academy of Sciences によって記載されたものなどのいずれの食用添加剤を用いてもよい。
チューインガムは、一般に、当該技術分野において知られている方法により、バッチ法または連続法であらゆる市販のミキサーまたは押出機にいろいろなチューインガム成分を逐次的に加えることによって製造される。それら成分が充分に混合された後、その塊を排出して成形する。
【0017】
糖菓製剤の製造は、歴史的に周知であり、何年もの間ほとんど変化していない。一般に、硬質煮沸キャンディ糖菓は、約0.5%〜約5%の水分を有する非晶質またはガラス状態に維持された砂糖および他の炭水化物増量剤の混合物から構成されるベースを有する。本発明において水分は2%またはそれ未満である。ベースは、通常、約75%までの砂糖(スクロース)および約65%までのコーンシロップを含有し、より高いスクロースのコーンシロップに対する比率でもよい。フレーバー付与剤、甘味剤、酸味剤、着色剤等のような追加の成分も加えてよい。硬質煮沸キャンディは、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、マルチトール、エリトリトール、水素化デンプン加水分解物等のような非発酵性糖から製造することもできる。硬質糖菓の組成および製造についての一般的な説明は、E.B.Jackson Ed.“Sugar Confectionery Manufacture"第2版, Blackie Academic & Professional Press, Glasgow UK (1990), pp. 129-169 に見出されうる。
【0000】
このような糖菓は、火炎調理器、真空調理器、および高速常圧調理器とも称される掻き取り式(scraped-surface )調理器を用いるような慣用法によって常套的に製造することができる。キャンディ塊が適当な状態になったら、それを作業しやすく切り分けてよいしまたは所望の形状に成形してよい。望まれる最終製品の形状および寸法によって、いろいろな成形技術を利用してよい。
軟質キャンディ糖菓には、フォンダン、キャラメル、タフィー、ファッジ、マシュマロおよびヌガー等が含まれ、ジャムおよびゼリーも含まれてよい。ヌガーのような軟質糖菓の製造は、二つの主要成分、すなわち(1)コーンシロップ等のような高沸点シロップ、および(2)一般に、卵アルブミン、ゼラチン、ダイズ由来化合物のような植物性タンパク質、乳タンパク質のような乳汁由来化合物およびそれらの混合物から製造される比較的軽いテキスチャーのフラッペを組み合わせるといった、慣用法を包含する。高められたフレーバー付与剤、フレーバー付与剤、追加の炭水化物増量剤、着色剤、保存剤、医薬品、それらの混合物等のような追加の成分は、その後に撹拌しながら加えられてもよい。このような糖菓の組成および製造についての一般的な説明は、E.B.Jackson Ed.“Sugar Confectionery Manufacture" 2nd eddition, Blackie Academic & Professional Press, Glasgow UK (1990), pp. 170-235 に見出されうる。
【0018】
好ましい態様である圧縮錠剤糖菓は、特定の材料を含有し、加圧下で構造体に成形される。これら糖菓は、一般に、組成物の約95重量%までの量の糖または糖代用品と、結合剤および滑沢剤のような典型的な錠剤賦形剤、並びに高められたフレーバー付与剤、フレーバー付与剤、着色剤等を含有する。
以下の実施例は、本発明の好ましい態様を例示するために提供される。
【0019】
【実施例】
実施例1
この実施例は、重炭酸ナトリウムとCPP−ACPとを、それら二つの成分を口腔環境で模擬混合する条件下において、短い接触時間および長い接触時間で混合する際の炭酸カルシウムの析出を示す。
試験用に混合されるCPP−ACPおよび重炭酸ナトリウムの量は、約1%CPP−ACPおよび5%重炭酸ナトリウムで存在する1:5重量比のCPP−ACPおよび重炭酸ナトリウムを含有するガムから、咀嚼でどれ位のCPP−ACPおよび重炭酸ナトリウムが口腔内に抽出されると期待されるかを測定するために行なわれた in vivo予備試験に基づいた。
【0020】
その in vivo試験は、まず、CPP−ACPの放出を測定するために行なわれた。5人のパネルが1%CPP−ACPを含有するガムを咀嚼した。CPP−ACPの放出は2.43mg/mlと測定された。このデータを用いかつ重炭酸ナトリウムについての同様の放出を推測して、口腔内に放出されるCPP−ACPおよび重炭酸ナトリウムの濃度は、最終CPP−ACP濃度=3mg/mlについて0.3%CPP−ACPおよび2%重炭酸ナトリウムであると測定された。これら濃度でのCPP−ACPおよび重炭酸ナトリウムを、30mlのプールされたヒト唾液中において適度に振とうしながら37℃で3分間インキュベートして、ガム消費時および1時間での析出を調べ、どれぐらい長い接触時間で炭酸カルシウムが析出するかを示した。インキュベーション溶液の得られたpHは約7であった。その溶液を濾過し、残留物を脱イオン水を用いて洗浄して可溶性カルシウムを全て除去し、結果をカルシウム含量について Atomic Absorption分析によって分析した。対照として、30gの0.3%CPP−ACP水溶液を濾紙に通過させた。0.3mgの析出カルシウムが認められた。更に、同じ実験を唾液および2%重炭酸ナトリウム溶液について繰り返し、1.7mgのカルシウムが濾紙に残った。30gの唾液中における2%重炭酸ナトリウムを含む0.3%CPP−ACPのインキュベーションで、2.5mgのカルシウムが濾紙に残った。それは、約0.5mgのカルシウム析出として計算される。不溶性カルシウムは、3分以内に析出する全CPP−ACPの3.7%であった。同様の計算を1時間のインキュベーションについて用いると、15.6%のCPP−ACPが相互作用して析出した。
次の表は、いろいろな試験時間の結果を示すものである。
【0021】
【表1】
Figure 0004267830
【0022】
この試験は、1%CPP−ACPの約4%が3分以内に消費され、1%CPP−ACPの約16%が1時間以内に消費されることを示した。付随する活性の低下が考えられうる。これら結果は、CPP−ACPおよび重炭酸ナトリウムをチューインガムから口腔内に放出するのに必要とされる短時間(1%CPP−ACPおよび5%重炭酸ナトリウムを含有するガムの10分間の咀嚼)では、CPP−ACPは、効力を失う可能性が非常に小さいことを示している。しかし、予想されるように、重炭酸ナトリウムとCPP−ACPの相互作用は暴露時間が長くなるにつれて増加するので、水分の存在下で貯蔵されている間に起こりうるCPP−ACP効力の減少が示唆されうる。
【0023】
実施例2
この実験は、CPP−ACPおよび重炭酸ナトリウムを1:5の重量比で含有するチューインガム中で用いられる場合のCPP−ACPの再無機質化における効力を示す。ペレット型チューインガムを次のように配合した。
【0024】
【表2】
Figure 0004267830
【0025】
このガムは、2.9gの全デリバリー寸法(2片)を有し、約20.6mgのCPP−ACPを与えた。
このガムは、二週間の製品使用、二重盲検式、四方向交差試験として設計された試験において、交差試験の間に1週間の休みを入れて用いられた。活性物質不含で配合された砂糖不含ガムを比較のために用いた。それらガムを1日4回、それぞれ20分間咀嚼した。被験者は、唾液流量の最小量を満たした。表面下脱無機質化巣を含有するヒトエナメル質半スラブインサートを有する着脱可能な口蓋装置を用いた。各エナメル質スラブの他方の半分を保管し、対照脱無機質化巣として用いた。装置は、被験者により、被験者がガムを咀嚼している間および咀嚼した後20分間装着された。それぞれの処置の終了時にそれらエナメル質スラブを外して、それらのそれぞれの脱無機質化対照と対にし、脱無機質化エナメル質スラブに対する試験エナメル質スラブの再無機質化のパーセントを出すために、エナメル質再無機質化をマイクロラジオグラフィによって測定した。下記の表は、得られた平均再無機質化パーセントを示す。活性物質としてCPP−ACPだけを含有するガムについて得られた平均再無機質化パーセントも比較のために示されている。(このガムは、18.8mgのCPP−ACPを送達した。20.6mgを含有する本発明のガムは、約10%の供給過剰を有したことになる。)
【0026】
【表3】
Figure 0004267830
【0027】
これら結果は、重曹の存在下におけるCPP−ACPが、対照としての砂糖不含ガムと比較したときに、有意な再無機質化をもたらすということを示している。この試験は、更に、その再無機質化が、活性物質としてCPP−ACPを含有するガムによって提供されるのと同等であることを示している。

Claims (8)

  1. 低水分チューインガムであって、
    (a)10重量%〜95重量%のガムベース;および
    (b)0.1重量%〜15重量%の重炭酸ナトリウム、および
    (c)0.01重量%〜30重量%のCPP−ACP
    を含んでなり、前記重炭酸ナトリウムと前記CPP−ACPとが相互に隔離されているチューインガム。
  2. 該低水分チューインガムがシュガーレスガムである、請求項記載のガム。
  3. 該低水分チューインガムが、
    (a)0.1重量%〜10重量%の重炭酸ナトリウム、および
    (b)0.01重量%〜10重量%のCPP−ACP
    を含んでなる、請求項記載のガム。
  4. 2%未満の水分を含む、請求項1記載のチューインガム。
  5. キャンディ糖菓であって、
    (a)10重量%〜95重量%の糖菓ベース、
    (b)0.1重量%〜15重量%の重炭酸ナトリウム、および
    (c)0.01重量%〜30重量%のCPP−ACP
    を含んでなり、前記重炭酸ナトリウムと前記CPP−ACPとが相互に隔離されているキャンディ糖菓。
  6. 該キャンディ糖菓が圧縮キャンディ糖菓である、請求項記載の糖菓。
  7. 該キャンディ糖菓が、
    (a)0.1重量%〜10重量%の重炭酸ナトリウム、および
    (b)0.01重量%〜10重量%のCPP−ACP
    を含んでなる、請求項記載の糖菓。
  8. 2%またはそれ未満の水分を含む、請求項5記載のキャンディ糖菓。
JP2000607593A 1999-03-25 2000-01-27 口内保護チューインガムおよび糖菓 Expired - Fee Related JP4267830B2 (ja)

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