JP4266797B2 - 中皿付き棒状化粧料 - Google Patents

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本発明は、中皿付き棒状化粧料及びその製造方法に関する。
近年の口紅は、軟らかく、艶があり、のびの良いものが好まれている。この要望を満たすためには、口紅に含まれるワックスを少なくし、かつ高粘度油剤を多く含有させる必要がある。しかしながら、口紅を軟らかくし消費者の要望を満たそうとすると、口紅の機械強度は弱くなる。その結果、物流或いは消費者使用段階において口紅容器に落下衝撃等の強い外力が加わると、口紅が中皿から抜けてしまったり、ちぎれてしまったりするという問題点があった。また、口紅が軟らかくなると、製造工程においても、カプセル等の成形型から離型する際に、折れや抜けが多発し、歩留まりが悪化するという問題点があった。
これらの問題を解決するために、例えば、あらかじめ金型等で成形された口紅を容器に組み付けるタイプの場合、口紅の一端に嵌合保持される有底筒状の中皿の内周面に、軸線方向に沿うリブを設け、口紅の一端を中皿に挿入する際にリブを製品に食い込ませて口紅と中皿の嵌合強度を高くすることが提案されている。また、溶融状態の口紅組成物を中皿に流し込みつつ成形するタイプの口紅の場合では、中皿に様々な形状のリブを設けることが提案されている(特許文献1ないし5参照)。しかし、何れの提案も未だ満足のいくものではない。
中皿内を固体の硬いワックスで満たしておき、該ワックスと口紅とを結合させることで、中皿上端縁での口紅の折れを防止することも提案されている(特許文献6参照)。この提案によれば、中皿内を口紅で満たした場合よりも口紅の折れは防止されるものの、確実に折れを防止するには至っていない。
特開2001−186920号公報 特開2002−349号公報 実公平1−36781号公報 実公平6−14666号公報 実公平5−13299 米国特許第3453056号明細書
従って本発明の目的は、前述した従来技術が有する種々の欠点を解消し得る棒状化粧料を提供することにある。
本発明は、内周面にリブを突設した中皿の底部側に、ワックス組成物が充填固化されており、かつ該中皿の上部側に、棒状化粧料の後端部が該ワックス組成物と混和するように連接して保持されており、該ワックス組成物はその硬度が該棒状化粧料の硬度より大きいものとなされている中皿付き棒状化粧料を提供することにより前記目的を達成したものである。
また本発明は、前記中皿付き棒状化粧料の好ましい製造方法として、上部に成形型が取り付けられている前記中皿の底部開口を通じて溶融状態の前記棒状化粧料を該成形型及び該中皿の一部に充填し、次いで溶融状態の前記ワックス組成物を該中皿に追加充填する中皿付き棒状化粧料の製造方法を提供するものである。
本発明の中皿付き棒状化粧料によれば、棒状化粧料の塗布感触を損なうことなく、その抜けやちぎれを防止できる。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の中皿付き棒状化粧料の一実施形態を一部破断して示す斜視図である。図2は図1における縦断面図である。なお以下の説明では、簡便のため中皿付き棒状化粧料を単に棒状化粧料といい、棒状化粧料そのものを化粧料本体という。
本実施形態の棒状化粧料1は、中皿2及び化粧料本体3を備えている。中皿2は、図示しない棒状化粧料容器の外筒内に収納され、該外筒に対して昇降するようになされている。化粧料本体3は、中皿2の昇降動作に伴い昇降して外筒の先端部から繰り出され、又は繰り下げられるようになっている。
中皿3は円筒状でありその上部及び底部は開口している。中皿2の内周面には、その底部寄りの位置に、4つのリブ4,4,・・が突設されている。各リブ4は、中皿2の周方向に沿って90°おきに設けられている。各リブは、中皿2の周方向に延びる細長い形状をしている。リブ4は、中皿2に保持されている化粧料本体3又は後述するワックス組成物を係止して、これらが上方へ抜け出ることを防止している。なお、リブ4の形状はこれに限られるものではなく、化粧料本体3又は後述するワックス組成物が上方へ抜け出ることを防止できる限り、どのような形状であってもよい。
中皿2内には、その底部側にワックス組成物5が充填固化されている。また、中皿2の上部側に化粧料本体3の後端部が保持されている。ワックス組成物5と化粧料本体3とは、両者が混和するように連接している。ワックス組成物5の上面は、中皿2の内周面に突設されたリブ4よりも上側に位置している。これによってワックス組成物5は、リブ4によって係止されている。
ワックス組成物は、その硬度が化粧料本体3の硬度より大きいものとなされている。具体的には以下に述べる針入硬度の測定において、ワックス組成物5は、化粧料本体の針入硬度よりも大きいものが用いられている。このような構成を採用することによって、化粧料本体3が中皿2から抜け落ちたり、化粧料本体3が中皿3のリブ4付近でちぎれてしまうことが効果的に防止される。特に本実施形態によれば、化粧料本体3が通常のものよりも軟らかい場合であっても、その抜け落ちやちぎれが効果的に防止される。
針入硬度は、化粧料本体を水平に寝かせ、その側面に直径2mmのステンレス製の円柱を20mm/分の速度で垂直に進入させたときの降伏応力の値である。測定温度は30℃でである。
ワックス組成物5の針入硬度が化粧料本体3の針入硬度より大きいものであることは前述の通りである。ワックス組成物5の針入硬度は、化粧料本体3の針入硬度の好ましくは1.5〜30倍、更に好ましくは2〜30倍、一層好ましくは4〜30倍である。ワックス組成物5自体の針入硬度は0.4〜20N、特に1〜20Nであることが、化粧料本体3の中皿2からの抜け落ちを一層効果的に防止する点、及び化粧料本体3が中皿3のリブ4付近でちぎれてしまうことを一層効果的に防止する点から好ましい。
同様の理由により、化粧料本体3自体の針入硬度は0.2〜5N、特に0.2〜2Nであることが好ましい。
ワックス組成物5は、その融点が化粧料本体3の融点よりも高くなされていることが好ましい。これによって、高温下での化粧料本体3の抜けやちぎれが効果的に防止される。また、化粧料本体3とワックス組成物5との接合強度が高まるという利点がある。更に環境特性の点からも有利である。これらの観点から、ワックス組成物5の融点は、化粧料本体3の融点よりも0.1〜30℃高いことが好ましく、1〜10℃高いことが更に好ましい。
ワックス組成物5自体の融点は50〜100℃、特に60〜80℃であることが好ましい。一方、化粧料本体3の融点は、50〜80℃、特に55〜70℃であることが好ましい。融点の測定は、化粧品原料基準融点測定法第3法に記載の方法に準じる。
ワックス組成物5の針入硬度や融点を前述の好ましい範囲内とするには、例えばワックス組成物5の処方を適宜調整すればよい。この観点及びワックス組成物5と化粧料本体3との接合強度を高める観点から、ワックス組成物5は化粧料本体3の配合成分と同種の又は類似の配合成分を含有していることが好ましい。化粧料本体3の主成分は一般にワックス類及びオイル類であることから、ワックス組成物5もワックス類及びオイル類を含むものであることが好ましい。特にワックス組成物5は、常温(25℃)で固体のワックス類及び常温で液体のオイル類を含むものであることが好ましい。
ワックス類としては、例えば天然系、鉱物系、合成系のものを用いることができる。天然系のワックス類としては、例えばカルナウバロウ、ミツロウ、キャンデリラロウ等が挙げられる。鉱物系及び合成系のワックス類ととしては、固形パラフィン、マイクロクリスタルワックス、ポリエチレンワックス、セレシン等が挙げられる。これらワックス類は一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
オイル類としては、エステル類、例えば、イソステアリン酸プロピル、イソノナン酸イソトリデシル等のモノエステルや、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル等のジエステルを用いることができる。また、オクチルドデカノ−ル等の高級アルコール、重質流動パラフィン、イソパラフィン、イソステアリン酸コレステリル、N−ラウロイル−グルタミン酸ジ(コレステリル・オクチルドデシル)、イソステアリン酸フィトステリル、マカデミアナッツ油フィトステリル等のステロール誘導体、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤等を用いることもできる。これらオイル類は一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
ワックス類とオイル類との配合割合は、ワックス組成物の硬度が適正な値となるように適宜調整される。具体的な種類にもよるが、両者は、ワックス類/オイル類の重量比が概ね5〜50%、特に10〜40%となるように配合されることで、得られるワックス組成物5の硬度が適正な値になる。
ワックス組成物5は、化粧料本体5との外観上の一体感を高める観点から、着色顔料で着色してもよい。また、パール剤を配合してもよい。
化粧料本体3の処方は、この種の化粧料に用いられている処方と同様とすることができる。化粧料本体3は一般にワックス類及びオイル類を主成分として含んでおり、更に顔料を含んでいる。ワックス類としては、植物ワックス、動物ワックス、石油ワックス及び鉱物ワックス等の天然ワックスまたは合成ワックスのいずれでもよく、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、水素添加ホホバ油、ミツロウ、硬化ひまし油、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス、エチレンプロピレンオリゴマー等を適宜配合したものを用いることができる。一方オイル類としては、トリグリセライド、ジグリセライド、モノエステル、ジエステル、その他ポリイソブテン、スクワラン等の分岐炭化水素油、シリコーン油、高級アルコール、ポリグリセリンエステル、コレステロールエステル、フィトステロールエステル、揮発性シリコーン等を用いることができる。これらワックス類及びオイル類はそれぞれ一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
先に述べた通り、本実施形態の棒状化粧料1においては、化粧料本体3が軟らかい場合であっても、化粧料本体3が中皿2から抜け落ちたり、化粧料本体3が中皿3のリブ4付近でちぎれてしまうことが効果的に防止される。
次に、本実施形態の棒状化粧料1の好ましい製造方法について図3(a)ないし図3(d)を参照しながら説明する。まず図3(a)に示すように、中皿2の上部に、キャップ状の成形型6を取り付け、上下反転させる。成形型6のキャビティ形状は、図1に示す棒状化粧料1において中皿2から上方へ延出している化粧料本体3の形状と相補形状となっている。
次に図3(b)に示すように、中皿2の底部の開口7を通じて、溶融状態となっている化粧料本体3のバルクを成形型6及び中皿2の一部に充填する。充填量は、充填上面8が、中皿2のリブ4よりも下方に位置するような量とする。バルクを冷却固化させて化粧料本体3が得られる。冷却は多段で行ってもよい。多段の冷却を行うことで、得られる化粧料本体3にヒケが生じにくくなる。例えば30〜50℃の中温で一次冷却を行い、次いで0〜10℃の低温で二次冷却を行うことができる。
バルクが固化して化粧料本体3が得られた後、充填上面8を加熱して溶融させる。そしてこの溶融状態下に、図3(c)に示すように中皿2の底部の開口7を通じて、溶融状態となっているワックス組成物5を中皿2内に追加充填し固化させる。充填上面8の加熱には例えば温風の吹き付けやヒーター等が用いられる。ワックス組成物9の充填量は、その充填上面9が中皿2のリブ4よりも上方に位置するような量とする。化粧料本体3の充填上面8が溶融している状態下にワックス組成物5を充填することで、両者が混和して、両者の接合強度が高まるという利点がある。また化粧料本体3は一旦固化した後に再溶融されるので、ヒケが一層発生しにくくなるという利点もある。
ワックス組成物5が固化した後、図3(d)に示すように成形型8を中皿2から取り外すことで、本実施形態の棒状化粧料1が得られる。
本発明は前記実施形態に制限されない。例えば前記実施形態においては、ワックス組成物5の上面がリブ4よりも上側に位置していたが、これに代えて、図4に示すように、ワックス組成物5の上面がリブ4よりも下側に位置しており、化粧料本体3の後端部がリブ4によって係止されていてもよい。また、ワックス組成物5と化粧料本体3との界面が、リブ4の位置にあってもよい。
また前記製造方法においては、溶融状態となっている化粧料本体3のバルクを充填後、これを一旦固化させてから充填上面8を溶融させた状態下にワックス組成物5を追加充填したが、これに代えて、充填されたバルクが固化する前の溶融状態のうちにワックス組成物5を追加充填してもよい。また、バルクを固化させた後、充填上面8を溶融させず、その代わりに、十分に高い温度になっている溶融状態のワックス組成物5を追加充填することで、化粧料本体3の充填上面8を溶融状態となし、ワックス組成物5と化粧料本体3とを混和させてもよい。この場合のワックス組成物5の温度は、化粧料本体3の融点よりも10℃以上高い温度であることが好ましい。
或いは、前記製造方法において、化粧料本体3のバルクを固化させた後に、その充填上面8を再溶融させることなくワックス組成物5を追加充填してもよい。
本発明は口紅やアイシャドウなどの種々の棒状化粧料に適用することができる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。しかしながら本発明の範囲はかかる実施例に制限されるものではない。特に断らない限り「%」は「重量%」を意味する。
〔実施例1〕
(1)口紅バルクの製造
表1の組成の口紅バルクを加熱してワックス成分等を融解状態にし、攪拌機で均一になるまで混合した後に減圧脱泡した。
Figure 0004266797
(2)口紅の製造
表2に示すようにワックス組成物の処方を変えて、図3(a)ないし図3(d)に示す方法に従い種々の口紅サンプルを製造した。バルクは85℃に溶融させて充填した。充填量は、図3(c)において、充填上面8がリブ4から2mm下方の位置になるような量とした。バルクは35℃で7分冷却(一次冷却)し、次いで5℃で7分冷却(二次冷却)した。バルクが固化した後、充填上面に130℃の熱風を吹き付けて溶融させ、その状態下に100℃のワックス組成物を充填した。充填量は、図3(c)において、充填上面9がリブ4から4mm上方の位置になるような量とした。ワックス組成物を室温になるまで放冷し固化させた。口紅及びワックス組成物の針入硬度及び融点は表2に示す通りである。このようにして中皿付き口紅を得た。
(3)性能評価
得られた口紅について、以下の方法で折損強度及び落下強度を測定した。それらの結果を表2に示す。
・折損強度:30℃環境下で、中皿先端から10mmの位置にT字型プランジャーを20mm/分の速度で押し当てて、口紅が折れた時の応力を測定し、その値を折損強度とした。
・落下強度: 口紅を容器内に収納し、30℃環境下で、容器を逆さまにして高さ10cmから自由落下させた。口紅が中皿から抜けるか又はちぎれるまでの回数を測定し、その値を落下強度とした。
Figure 0004266797
〔実施例2〕
口紅バルク及びワックス組成物の充填量を表3に示すように種々変えて図3(a)ないし図3(d)に示す方法に従い口紅サンプルを製造した。ワックス組成物の処方は表3に示す通りであった。これら以外は実施例1と同様にして中皿付き口紅を得た。得られた口紅について実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示す。
Figure 0004266797
〔実施例3〕
ワックス組成物の充填温度を表4に示すように種々変えて図3(a)ないし図3(d)に示す方法に従い口紅サンプルを製造した。ワックス組成物の処方は表4に示す通りであった。これら以外は実施例1と同様にして中皿付き口紅を得た。得られた口紅について実施例1と同様の評価を行った。結果を表4に示す。
Figure 0004266797
〔比較例1〕
ワックス組成物を用いず、中皿中を口紅バルクで満たした以外は実施例1と同様にして中皿付き口紅を得た(比較例1−1)。また中皿中をワックス組成物で満たし、その上に口紅を形成した以外は実施例1と同様にして図5に示す中皿付き口紅を得た(比較例1−2)。得られた口紅について実施例1と同様の評価を行った。結果を表5に示す。
Figure 0004266797
表2ないし表5に示す結果から明らかなように、実施例の口紅は、比較例の口紅に比べて折損強度を低下させることなく落下強度が高くなることが判る。
本発明の中皿付き棒状化粧料の一実施形態を一部破断して示す斜視図である。 図2は図1における縦断面図である。 図1に示す中皿付き棒状化粧料の製造方法を示す工程図である。 本発明の中皿付き棒状化粧料の別の実施形態を示す縦断面図(図2相当図)である。 比較例1−2の中皿付き棒状化粧料の縦断面図である。
符号の説明
1 中皿付き棒状化粧料
2 中皿
3 棒状化粧料(化粧料本体)
4 リブ
5 ワックス組成物
6 成形型
7 底部開口
8 充填上面
9 充填上面

Claims (4)

  1. 内周面にリブを突設した中皿の底部側に、ワックス組成物が充填固化されており、かつ該中皿の上部側に、棒状化粧料の後端部が該ワックス組成物と混和するように連接して保持されており、該ワックス組成物はその硬度が該棒状化粧料の硬度より大きいものとなされている中皿つき棒状化粧料であって、
    前記ワックス組成物の上面が前記リブよりも上側に位置しており、該ワックス組成物が該リブによって係止されている中皿つき棒状化粧料
  2. 前記ワックス組成物の融点が、前記棒状化粧料の融点よりも高くなされている請求項1記載の中皿付き棒状化粧料。
  3. 前記ワックス組成物が、ワックス類及びオイル類を含むものである請求項1又は2記載の中皿つき棒状化粧料。
  4. 内周面にリブを突設した中皿の底部側に、ワックス組成物が充填固化されており、かつ該中皿の上部側に、棒状化粧料の後端部が該ワックス組成物と混和するように連接して保持されており、該ワックス組成物はその硬度が該棒状化粧料の硬度より大きいものとなされている中皿付き棒状化粧料の製造方法であって、
    上部に成形型が取り付けられている前記中皿の底部開口を通じて溶融状態の前記棒状化粧料を該成形型及び該中皿の一部に充填し固化させた後、該棒状化粧料の充填面を溶融させ、その状態下に溶融状態の前記ワックス組成物を該中皿に追加充填する中皿付き棒状化粧料の製造方法。
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