JP4264700B2 - 自走車両 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、植立穀稈を収穫するコンバインなどの自走車両に関し、特に操作性を高めたパワステレバーを有する自走車両に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明の自走車両の代表例であるクローラを走行手段とする農業用のコンバインを例に、以下説明する。
コンバインはクローラを構成する無限履帯の接地面積を広くし、水田など軟弱な圃場でも自由に走行して刈取作業などの農作業を可能としている。
【0003】
コンバインは動力源としてエンジンを搭載し、エンジンの発生する動力をコンバインの走行、刈取、脱穀などに使用するが、そのクローラは、エンジンの動力を走行トランスミッションにより変速して駆動する。該走行トランスミッションは、静油圧式無段変速装置、歯車列機械的変速手段、差動歯車装置、クラッチ手段、ブレーキ手段などにより構成され、直進走行させるときは、左右一対のクローラを等速で駆動し、コンバインを左右に旋回させるときは、左右のクローラに速度差を与えて駆動し、高速側のクローラを外側に、低速側、停止側または後退側のクローラを内側とする旋回が可能な構成としている。
【0004】
刈取装置で刈り取った穀稈は脱穀装置に送られ、脱穀された後、グレンタンクに一時的に貯留される。グレンタンクに貯留されている穀粒はオーガからトラックなどに排出される。
【0005】
上記コンバインは、たとえば特願2002−253555号公報に開示されているように、無蓋の操縦席の右前方に旋回操行制御又は刈取装置の昇降制御を行うためのパワステレバーを設けている。
【0006】
【特許文献1】
特願2002−253555号公報(図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成ではパワステレバーを長時間操作していると、手が疲れてくるのでハンドレストが設けられている。
しかし、従来のハンドレストは単なる棒状の水平アームがパワステレバーの手前に設けられているだけであり、手の疲れ易さの改善にはほとんど効果がなかった。また、従来のコンバインのパワステレバーの前方にはバックミラーを設置することは行われていなかった。
本発明の課題は特にコンバインなどの自走車両に適したパワステレバー操作用のハンドレストおよびバックミラーを機能的に配置することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記課題は次の構成によって解決される。
請求項1記載の発明は、自走式の車体上に操縦席20を設け、該操縦席20に車体の旋回制御を行うパワステレバー(10を設け、該パワステレバー(10の車体右前方にはバックミラー32を設け、パワステレバー(10の車体後方にはハンドレスト33を設け、該ハンドレスト(33)の頂部には、平面視で操縦席(20)のシート(21)側を曲面にした半月形状とし弾性体でできたパッド(38)を設け、該パッド(38)の下方には互いに嵌合する2つの部材(37、39)からなるパッド保持固定用部材を設け、一方の部材(37)には直立ネジ(41)を螺合させ、該直立ネジ(41)の下端の角軸部分には、パッド(38)の径より小さく、直立ネジ(41)とパッド保持固定用部材を含むパッド支持部の径より大きく、機体に回転可能に支持された調整用ノブ(45)を固定し、該調整用ノブ(45)を回転させることで直立ネジ(41)が回転し、該直立ネジ(41)の回転でパッド(38)部分を上下可能な構成とした自走車両である。
請求項1記載の発明によれば、ハンドレストに手を載せたままパワステレバー10を操作できる。
【0009】
請求項2記載の発明は、バックミラー32は、バックミラー32を平面視で車体幅内に回動可能に車体に支持されたステー36上に固定された請求項1記載の自走車両である。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の作用に加えて、自走車両を使用しないときは、バックミラー32をシート21側に回動させておくと、パワステレバー10の前方に固定でき、また、この時はバックミラー32は、機体幅内に位置することになり、壁際の作業時において、バックミラー32を容易に収納でき、その状態で作業ができるだけでなく、自走車両を狭い納屋に収納できる。また、バックミラー32がパワステレバー10に近い位置にあるので、自走車両操作中でも元の位置に戻せる。
【0010】
請求項3記載の発明は、バックミラー32が平面視で車体幅内に回動された位置にあってもパワステレバー10が操作可能な位置にある請求項2記載の自走車両である。
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明の作用に加えて、バックミラー32をシート21側に回動させても、パワステレバー10の操作性が損なわれない。
【0011】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ハンドレスト33に手を載せたままパワステレバー10を容易に操作できるので自走車両の操縦性が従来に比して高くなる。又、操縦者の疲労も軽減され、調整用ノブ45を回転することで直立ネジ41が回転し、パッド38部分を上下できる。また調整用ノブ45は、パッド38の径より小さいので、昇降時の誤操作のおそれがなく、また調整用ノブ45は直立ネジ41とパッド保持固定用部材を含む支持部の径より大きいので、上下位置の調整がしやすい。さらに、ハンドレスト33のパッド38は半月形状で、平面視でシート21側を曲面にしているので、通常手を載せる部分の長さが長く、その他は短く、ハンドレスト33の機能を保ちながら、運転者の昇降時の邪魔になりにくく、仮にハンドレスト33に運転者が当たっても曲面形状であるので痛くない。また、ハンドレスト33の運転者側の曲面によりパワステレバー10の操作も滑らかに行える。
【0012】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、自走車両を使用しないときは、バックミラー32をシート21の反対側に回動させても、パワステレバー10の前方に容易に固定でき、また、この時はバックミラー32は、機体幅内に位置することになり、壁際の作業時においてバックミラー32を容易に収納でき、その状態で作業ができるだけでなく、自走車両を狭い納屋に収納できる。また、バックミラー32がパワステレバー10に近い位置にあるので、自走車両操作中でも容易に元の位置に戻せ、運転性能が従来技術に比べて高くなる。
【0013】
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明の効果に加えて、壁際の作業時において、バックミラー32を収納した状態でもパワステレバー10の操作が容易にできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1は本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行うコンバインの左側面図を示し、図2は図1のコンバインの操縦席部分の平面図、図3は操縦席部分の側面図、図4は操縦席部分の正面図を示し、図5はハンドレスト部分の縦断面図を示す。
なお、本明細書で、左側及び右側とはコンバインが前進する方向に向かっての方向を言う。
【0015】
図1などに示すコンバイン1の走行フレーム2の下部には、ゴムなどの可撓性材料を素材として無端帯状に成型した左右一対のクローラ4を持ち、乾田はもちろんのこと、湿田においてもクローラ4が若干沈下するだけで自由に走行できる構成の走行装置3を備え、走行フレーム2の前部には刈取装置6を搭載し、走行フレーム2の上部にはエンジンならびに脱穀装置15、操縦席20およびグレンタンク30を搭載する。
【0016】
刈取装置6は、図示しない刈取昇降シリンダの伸縮作用により刈取装置6全体を昇降して、圃場に植生する穀稈を所定の高さで刈取りができる構成としている。刈取装置6の前端下部に分草具7を、その背後に傾斜状にした図示しない穀稈引起し装置を、その後方底部には刈刃(図示せず)を配置している。刈刃と脱穀装置15のフィードチェン14の始端部との間に、図示しない前部搬送装置、扱深さ調節装置8、供給搬送装置9などを、順次穀稈の受継搬送と扱深さ調節とができるように配置している。
【0017】
コンバイン1の刈取装置6の作動は次のように行われる。まず、エンジンを始動してHST変速操作レバー24をコンバイン1が前進するように操作し、刈取・脱穀クラッチ(図示せず)を入り操作して機体の回転各部を伝動しながら、コンバイン1を前進走行させると、刈取、脱穀作業が開始される。圃場に植立する穀稈は、刈取装置6の前端下部にある分草具7によって分草作用を受け、次いで穀稈引起し装置の引起し作用によって倒伏状態にあれば直立状態に引起こされ、穀稈の株元が刈刃に達して刈取られ、前部搬送装置に掻込まれて後方に搬送され、扱深さ調節装置8と供給搬送装置9に受け継がれて順次連続状態で後部上方に搬送される。
【0018】
穀稈は供給搬送装置9からフィードチェン14の始端部に受け継がれ、脱穀装置15に供給される。脱穀装置15では刈取穀稈が脱穀、数回選別されてグレンタンク30へ搬送され、グレンタンク30に一時貯留される。
【0019】
脱穀装置15の扱室(図示せず)の終端に到達した脱穀された残りの穀稈で長尺のままのものは、図示しない排藁チェーンおよび排藁穂先チェーンに挟持されて搬送され、脱穀装置15の後部の藁用カッター(図示せず)に投入された後、切断され、圃場に放出される。
【0020】
グレンタンク30からはグレンタンク螺旋を駆動する螺旋駆動軸(図示せず)に縦オーガ18および横オーガ19からなる排出オーガを連接し、グレンタンク30内に貯留した穀粒を排出オーガ排出口からコンバイン1の外部に排出する。
【0021】
操縦席20にはグレンタンク30の前方に設けたシート21と、車体の進行方向に向かって操作パネル22を座席の左側方と前方にかけて逆L状に配置し、右側から乗り降りする構成としている。そして、該操作パネル22において、座席の前方の操作パネル22の左側部と中間部に各種スイッチ群を設け、右端寄りにパワステレバ−10を設けている。
【0022】
左側に位置する操作パネル22には、HST変速操作レバ−24、刈脱操作レバ−25、副変速レバ−26、旋回半径切換レバー27、エンジン出力を手動で調節するスロットルレバ−29、穀粒排出レバー31などを設けている。
【0023】
パワステレバー10は後側又は前側に傾倒すると入りになって刈取装置6を昇降するための昇降弁(図示せず)を切り替えるスイッチ(図示せず)を設けており、左側又は右側に傾倒すると入りになって操向電磁弁を切り替えるスイッチ(図示せず)をそれぞれパワステレバー10の下部近くに設けている。
【0024】
したがって、パワステレバー10を前側又は後側に傾倒して図示しないスイッチを入りにすると、ソレノイドの励磁によって切り替えられた刈取昇降弁を通って昇降用油圧装置のシリンダの中に入り又はシリンダから出て行くオイルの圧力の増減作用により、シリンダ先端からのピストンの突出長さが伸縮して、刈取装置6を昇降する構成である。また、パワステレバー10を左側又は右側に傾倒してスイッチを入りにすると、ソレノイドの励磁によって切り替えられた操向電磁弁を通って左側又は右側の操向クラッチを入り切りし、機体の進行方向を左側又は右側に旋回する構成である。
【0025】
パワステレバー10に対し、右前方にバックミラー32を配置し、右後方にハンドレスト(手載せ台)33を設けている。ハンドレスト33の支持アーム35は操作パネル22を繋ぐ形状をしており、運転者の乗車時の取っ手となる形状にし、バックミラー32のステー36は、支持アーム35の邪魔にならない位置に設ける。
【0026】
バックミラー32が運転者の右前方にあることで、目線が前方に近い位置で後方確認でき、かつ、パワステレバー10の操作の邪魔にならない利点がある。また、上記配置によりバックミラー32と支持アーム35との間に空間ができるため、支持アーム35をつかみやすくできる。
【0027】
シート21に付随するアームレスト34は回動可能に構成し、通常位置にセットした時、アームレスト34とハンドレスト33とパワステレバー10が車体前後方向にほぼ一直線上に並ぶように配置する。これによって、肘をアームレスト34上に載せ、手をハンドレスト33上に載せてパワステレバー10を握って、該パワステレバー10を操作するので楽に作業ができる。また、シート21に付随するアームレスト34を上方へ回動可能に構成しているので、アームレスト34が収納でき、運転者の乗降時の妨げにならず、通常位置にセットした時には長時間作業での疲れが軽減される。
【0028】
バックミラー32のステー36も回動可能に構成し、コンバインを使用しないときは、バックミラー32をシート21の反対側に回動させておくと、パワステレバー10の前方に容易に固定でき、また、この時はバックミラー32は、機体幅内に位置することになり、壁際の作業時において、バックミラー32を容易に収納でき、その状態で作業ができるだけでなく、コンバインを狭い納屋に収納できる。また、バックミラー32がパワステレバー10に近い位置にあるので、コンバイン操作中でも容易に元の位置に戻せる。
【0029】
ハンドレスト33の縦断面図を図5に示すが、ハンドレスト33のパッド38は上に凸の曲面または平面を有し、その下方のパッド38の保持固定用部材は2つの部材37、39からなり、該2つの部材37、39は互いに嵌合され、一方の部材37は直立ネジ41に螺合している。該直立ネジ41は機体に支持された回転可能な調整用ノブ45に直立ネジ41の下端の角軸部分が固定されているので、調整用ノブ45を回転することで直立ネジ41が回転し、パッド38部分を上下できる。
【0030】
上から見たとき調整用ノブ45は、ハンドレストパッド38の径より小さいので、ハンドレスト昇降時の誤操作のおそれがない。また調整用ノブ45は直立ネジ41とパッド38の保持固定用部材37、39を含む支持部の径より大きいので、上下位置の調整がしやすい。
【0031】
また、ハンドレスト33のパッド38は半月形状で、平面視で運転者側を曲面にしている。そのため、通常手を載せる部分の長さが長く、その他は短く、ハンドレスト33の機能を保ちながら、運転者の昇降時の邪魔になりにくく、仮にハンドレスト33に運転者が当たっても曲面形状であるので痛くない。また、ハンドレスト33の運転者側の曲面によりパワステレバー10の操作も滑らかに行える。
【0032】
また、ハンドレスト33の調整用ノブ45などが取り付けられている支持アーム35は機体に支持されており、その太さがハンドレスト33より小さいので、運転者の乗降時、作業時に足元スペースが大きくとれる。
【0033】
ハンドレスト33を弾性体材料から構成することで、手への衝撃をやわらげる。即ち、ハンドレスト33に手を載せると、該ハンドレスト33は弾性材なので手にやさしい。パワステレバー10の操作が滑らかに行え、手への負担が軽減される。また、図6に示すようにハンドレスト33のパッド38だけを弾性体で構成して、複数のパッド38を積み上げて構成しても良い。複数のパッド38を積み上げることで、パッド38の動きが大きくなり、パワステレバー10の操作がしやすくなる。
【0034】
図3に示すようにHSTレバー24を最大前傾時に、支持アーム35の位置をHSTレバー24の下方で、HSTレバー24の操作(付属スイッチ類含む)を妨げない位置にした。
上記構成により、HSTレバー24と支持アーム35との持ち替えが容易に行える。
【0035】
なお、支持アーム35は、操作席の左右に型で成形したハンドル35a、35bを設け、その間を別部材35cで連結する。該ハンドル35a、35bは型で成形することで、任意の形状にできる。
また、連結部材35cをストレートに設定することで、楕円パイプなどデザイン性のあるものが使える。
【0036】
ハンドレスト33が固定のままでは、パワステレバー10を前後に動かした場合に、ハンドレスト33が腕と連動しないので滑らかに腕を置いたまま動かすことができないきらいがある。
【0037】
以下の実施例は、上記問題点の対策としての実施例である。
図7に示すハンドレスト33は、その支持アーム35に回動自在な直立アーム58を介して固定する構成である。直立アーム58は支持アーム35にピン59で固定する。ピン59にはトルクスプリング40を設けることで、常に鉛直方向に直立アーム58が中央に戻ろうとなるようにする。
【0038】
図7に示す構成ではハンドレスト33が前後に回動するため、パワステレバー10に正確に追従することになり、ハンドレスト33に腕を置き直さなくてよくなるので疲労が軽減され、よりいっそう操作性が向上する。
【0039】
また図8の斜視図に示す実施例は、支持アーム35にパワステレバー10の前後動作に追従する軌跡部分に円弧上の一対のレール42を設け、該レール42にパワステレバー10の前後部分に当接する水平アーム43、44をそれぞれ設けて、該アーム43、44の下端部にハンドレスト33から伸びる湾曲アーム46を接続する構成である。水平アーム43、44の両端にはレール42上を転がるベアリング48、49を設けることで、ハンドレスト33がパワステレバー10の前後方向の動きに連動する。
【0040】
ハンドレスト33がパワステレバー10の前後方向の円弧上の動きと同じ動きをするので、ハンドレスト33がパワステレバー10により正確に追従することになり、一層その操作性が向上する。また、ハンドレスト33に腕を置き直さなくて良くなるので疲労が軽減される。
【0041】
また、図9の機体の側面からみた一部断面図で示す実施例は、ハンドレスト33の上下方向の位置調整をモーター50で行う例である。モーター50は操作パネル22内に設置する。
【0042】
ハンドレスト33のパッド38部分はモーター50で移動する伸縮自在の支持シャフト51に支持固定されており、モーター50を繋ぐシャフト51は、乗車時の取っ手となるパイプ52の中を通す。このとき、ハンドレスト33のパッド38のみが上下動する構成、またはハンドレスト33とその支持シャフト51が共に上下動する構成でも良い。
【0043】
図9に示す構成でハンドレスト33の調整が容易になり、モーター50を操作パネル22内に設置することで、ハンドレスト33が小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行うコンバインの左側面を示す図である。
【図2】 図1のコンバインの操縦席部分の平面図である。
【図3】 図1のコンバインの操縦席部分の側面図である。
【図4】 図1のコンバインの操縦席部分の正面図である。
【図5】 図3の操縦席部分のハンドレスト部分の縦断面図である。
【図6】 図3の操縦席部分の変形例のハンドレストの斜視図である。
【図7】 図3の操縦席部分の変形例のハンドレストの斜視図である。
【図8】 図3の操縦席部分の変形例のハンドレストの斜視図である。
【図9】 図3の操縦席部分の変形例のハンドレストの側面一部断面図である。
【符号の説明】
1 コンバイン 2 走行フレーム
3 走行装置 4 クローラ
6 刈取装置 7 分草具
8 扱深さ調節装置 9 供給搬送装置
10 パワステレバー 14 フィードチェン
15 脱穀装置 18 縦オーガ
19 横オーガ 20 操縦席
21 シート 22 操作パネル
24 HST変速操作レバー 25 刈脱操作レバー
26 副変速レバー 27 旋回半径切換レバー
29 スロットルレバー 30 グレンタンク
31 穀粒排出レバー 32 バックミラー
33 ハンドレスト 34 アームレスト
35 支持アーム 36 ステー
37、39 保持固定用部材 38 パッド
40 トルクスプリング 41 直立ネジ
42 レール 43、44 水平アーム
45 調整用ノブ 46 湾曲アーム
48、49 ベアリング 50 モータ
51 支持シャフト 52 パイプ
58 直立アーム 59 ピン

Claims (3)

  1. 自走式の車体上に操縦席20を設け、該操縦席20に車体の旋回制御を行うパワステレバー(10を設け、該パワステレバー(10の車体右前方にはバックミラー32を設け、パワステレバー(10の車体後方にはハンドレスト33を設け、該ハンドレスト(33)の頂部には、平面視で操縦席(20)のシート(21)側を曲面にした半月形状とし弾性体でできたパッド(38)を設け、該パッド(38)の下方には互いに嵌合する2つの部材(37、39)からなるパッド保持固定用部材を設け、一方の部材(37)には直立ネジ(41)を螺合させ、該直立ネジ(41)の下端の角軸部分には、パッド(38)の径より小さく、直立ネジ(41)とパッド保持固定用部材を含むパッド支持部の径より大きく、機体に回転可能に支持された調整用ノブ(45)を固定し、該調整用ノブ(45)を回転させることで直立ネジ(41)が回転し、該直立ネジ(41)の回転でパッド(38)部分を上下可能な構成としたことを特徴とする自走車両。
  2. バックミラー32は、バックミラー32を平面視で車体幅内に回動可能に車体に支持されたステー36上に固定されたことを特徴とする請求項1記載の自走車両。
  3. バックミラー32が平面視で車体幅内に回動された位置にあってもパワステレバー(10が操作可能な位置にあることを特徴とする請求項2記載の自走車両。
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