JP4258344B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空調ケース内にヒータコアを備える車両用空調装置に関し、特にヒータコアとヒータコアに温水を供給するための温水配管との接続構造に関する。
空調ケース内に配設されるヒータコアと、このヒータコアに熱媒体としての温水を供給するための温水配管との接続箇所は、相互に密着して確実なシール構造を形成するものでなくてはならない。
温水配管の接続端部とヒータコアの温水配管接続部とを相互に密着して確実にシールするために、従来から、例えば、図7に示すようなクランプが用いられている。
図7(a)に示すように、ヒータコア102に設けられた温水配管接続部としての短尺の雌パイプ122には、端部にフランジ部124が形成されている。一方、この雌パイプ122に接続される温水配管である雄パイプ103にも端部にフランジ部133が形成されており、雄パイプ103のフランジ部133より端部側にはOリング135が装着されている。そして、雄パイプ103の端部が雌パイプ122の端部内に挿入され、両パイプ103、122のフランジ部133、124を覆うようにクランプ104が配設されて、両パイプ103、122間に確実なシール構造が形成されている。
クランプ104によりフランジ部133、124を相互に密着するときには、図7(b)に示すように、クランプ104を両パイプの径外方向から両フランジ部133、124を包み込むように配置し、クランプ104の端部同士を螺子部材104aにより螺着固定するようになっている。
しかしながら、上記従来のヒータコアと温水配管との接続構造では、構造が複雑であり、コスト高となってしまうという問題がある。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであって、確実にシールできるとともに、構造が単純で安価にヒータコアと温水配管とを接続することが可能な車両用空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
空調ケース(1)と、
空調ケース(1)内に設けられ、内部を流通する温水と空調ケース(1)内を通風する空気とを熱交換するヒータコア(2)と、
ヒータコア(2)に接続され、ヒータコア(2)に温水を供給するための温水配管(3)とを備え、
温水配管(3)の接続端部(32)をヒータコア(2)の温水配管接続部(22)に接続する車両用空調装置において、
温水配管(3)の接続端部(32)には、温水配管(3)の径外方向に突出するフランジ部(33)が形成され、
空調ケース(1)は、一方のケース(11)と他方のケース(14)とに分割形成され、一方のケース(11)には、温水配管(3)のフランジ部(33)を、ヒータコア(2)配設部位の反対側から押える押え部材(15)が形成されており、
温水配管(3)を、フランジ部(33)が一方のケース(11)の押え部材(15)に対しヒータコア(2)配設部位側になるように配置するとともに、
一方のケース(11)と他方のケース(14)とを接合するときに、空調ケース(1)内に配設されたヒータコア(2)を、他方のケース(14)によって押え部材(15)側に押圧することによって、
温水配管(3)の接続端部(32)とヒータコア(2)の温水配管接続部(22)とを密着し、
一方のケース(11)は、押え部材(15)の形成部位の反対側面に、ヒータコア(2)を内部に挿設するための挿設口(12)を有し、他方のケース(14)は、この挿設口(12)を覆うための蓋部材(14)であることを特徴としている。
これによると、一方のケース(11)と他方のケース(14)とを接合するときに、ヒータコア(2)の温水配管接続部(22)が温水配管(3)を押し出そうとする。これに伴ない温水配管(3)のフランジ部(33)は押え部材(15)を押圧し、押え部材(15)には押圧方向と反対方向に反力が発生する。そして、この反力とヒータコア(2)の温水配管接続部(22)が温水配管(3)を押し出そうとする力によって、ヒータコア(2)の温水配管接続部(22)と温水配管(3)の接続端部(32)とが密着する。
このように、クランプ等を用いることなく押え部材(15)を設けただけの単純で安価な構造により、ヒータコア(2)と温水配管(3)との接続箇所を確実にシールすることが可能である。
また、挿設口(12)からヒータコア(2)を挿設し、この挿設口(12)にヒータコア(2)を押圧するように蓋部材(14)を接合するだけで、ヒータコア(2)と温水配管(3)との接続箇所を確実にシールすることが可能である。
また、請求項2に記載の発明では、押え部材(15)は、一方のケース(11)に一体形成されていることを特徴としている。
これによると、押え部材(15)を一方のケース(11)に対し別部材として形成する必要がないので、一層単純で安価な構造とすることができる。
また、請求項3に記載の発明では、
空調ケース(1)と、
空調ケース(1)内に設けられ、内部を流通する温水と空調ケース(1)内を通風する空気とを熱交換するヒータコア(2)と、
ヒータコア(2)に接続され、ヒータコア(2)に温水を供給するための温水配管(3)とを備え、
温水配管(3)の接続端部(32)をヒータコア(2)の温水配管接続部(22)に接続する車両用空調装置において、
温水配管(3)の接続端部(32)には、温水配管(3)の径外方向に突出するフランジ部(33)が形成され、
空調ケース(1)には、温水配管(3)のフランジ部(33)を、ヒータコア(2)配設部位の反対側から押える押え部材(15)が形成されるとともに、
押え部材(15)の形成部位の反対側面に、ヒータコア(2)を内部に挿設するための挿設口(12)と、挿設口(12)から配設されたヒータコア(2)を空調ケース(1)内の配設部位に係止する係止部材(61)とが設けられ、
温水配管(3)を、フランジ部(33)が押え部材(15)に対しヒータコア(2)配設部位側になるように配置するとともに、
空調ケース(1)内に配設されたヒータコア(2)を、係止部材(61)によって押え部材(15)側に押圧することによって、
温水配管(3)の接続端部(32)とヒータコア(2)の温水配管接続部(22)とを密着することを特徴としている。
これによると、ヒータコア(2)を挿設口(12)から挿設して空調ケース(1)内の配設部位に配設すると、係止部材(61)はヒータコア(2)を係止しつつ押え部材(15)側に押圧し、ヒータコア(2)の温水配管接続部(22)が温水配管(3)を押し出そうとする。これに伴ない温水配管(3)のフランジ部(33)は押え部材(15)を押圧し、押え部材(15)には押圧方向と反対方向に反力が発生する。そして、この反力とヒータコア(2)の温水配管接続部(22)が温水配管(3)を押し出そうとする力によって、ヒータコア(2)の温水配管接続部(22)と温水配管(3)の接続端部(32)とが密着する。
このように、クランプ等を用いることなく押え部材(15)を設けただけの単純で安価な構造により、ヒータコア(2)と温水配管(3)との接続箇所を確実にシールすることが可能である。
また、請求項4に記載の発明のように、係止部材(61)は、挿設口(12)の周囲に挿設口(12)の内側に向かって突出するように形成された爪部材(61)とすることができる。
また、請求項5に記載の発明では、係止部材(61)は、空調ケース(1)に一体形成されていることを特徴としている。
これによると、係止部材(61)を空調ケース(1)に対し別部材として形成する必要がないので、一層単純で安価な構造とすることができる。
また、請求項6に記載の発明では、押え部材(15)は、略コの字形状に形成され、温水配管(3)のフランジ部(33)を押え部材(15)に対しヒータコア(2)配設部位側になるように配置するときには、温水配管(3)を略コの字形状の開口(17b)側から受け入れることを特徴としている。
これによると、温水配管(3)をフランジ部(33)が押え部材(15)に対しヒータコア(2)配設部位側になるように配置するときに、配置および位置決めが容易である。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用した第1の実施形態における車両用空調装置の室内ユニットの一部の概略構成を示す構成図である。
図1に示すように、空調ケース1は、分割形成された樹脂製の左ケース11aと右ケース11bとを嵌合接続したケース本体部11を備えている。空調ケース1の図中中央部にはヒータコア2が配設され、図示しない送風機ユニットの作動により空調ケース1内を通風する空気を、ヒータコア2内部に流通する温水と熱交換して加熱できるようになっている。
ヒータコア2は、コア部21とコア部21の図中左方側端部に温水配管接続部としての接合された短尺の雌パイプ22とからなり、雌パイプ22には温水配管である雄パイプ3が接続されている。
空調ケース1の左ケース11aには、雄パイプ3と雌パイプ22とを接続するための接続口13が設けられており、接続口13の図中左方側には、この接続口13内の雄パイプ3と雌パイプ22との接続箇所を覆うように、押え部15が左ケース11aに一体成形されている。
一方、空調ケース1の右ケース11bには、ケース本体部11において左ケース11aの接続口13に対向する位置に、空調ケース1内にヒータコア2を挿設するための挿設口12が設けられている。挿設口12には、この挿設口12を覆う蓋部材としての蓋14が配設されている。
そして、蓋14が挿設口12を覆うようにケース本体部11に接合したときには、蓋14がヒータコア2の雌パイプ22形成側と反対側の端部(所謂ボトム側端部)を押圧するようになっている。
ここで、本発明の要部である押え部15および雄パイプ3と雌パイプ22との接続構造について説明する。
図2は、雄パイプ3と雌パイプ22との接続箇所の斜視図であり、図3は、この接続箇所を雄パイプ3側から見た正面図である。また、図4(a)は、図3におけるA−A線断面図、図4(b)は、B−B線断面図を回転図示した図である。
図2に示すように、ケース本体部11の左ケース11aに一体成形された押え部15は、後述する雄パイプ3のフランジ部33と係合するように形成された平板部17と、平板部17を左ケース11aに連結するようにコの字状に周設された連結部16とからなっている。
図3にも示すように、平板部17には、一辺側に開口17bを有するU字溝17aが中央部に形成され、それ自身はコの字形状をなしており、雄パイプ3を開口17b側から受け入れられるようになっている。
図4(a)、(b)に示すように、内部に車両エンジンの冷却水(温水)を流通するためのアルミニウム合金製の雄パイプ3には、接続側の端部(接続端部)32に拡管加工により周状にフランジ部33が形成されている。一方、雌パイプ22にも、接続側の端部23に拡管加工により周状にフランジ部24が形成されている。
雄パイプ3の端部32において、フランジ部33形成部位より先端側にはOリング溝34が周設され、Oリング溝34内にはOリング35が配設されている。そして、雄パイプ3の端部32を雌パイプ22の端部23内に挿入し、フランジ部33とフランジ部24とを当接すると、Oリング34によりシール構造が形成され、配管接続状態となるものである。
なお、前述した押え部15の平板部17に形成されていたU字溝17aは、雄パイプ3のフランジ部33が形成されていない本体部31の外形に対応するように形成され、平板部17のU字溝17aの周縁部が雄パイプ3のフランジ部33に係合するように形成されている。
次に、上記構成に基づき、本実施形態の車両用空調装置におけるヒータコア2の雌パイプ(温水配管接続部)22への雄パイプ(温水配管)3の接続動作について説明する。
雄パイプ3と雌パイプ22とを接続するときには、まず、図3に示すように、平板部17の開口17b側から、雄パイプ3をフランジ部33が押え部15に対し内側(ヒータコア2配設部位側)になるように配置する。なお、このとき、左ケース11aと右ケース11bとは嵌合接続され、ケース本体部11を形成している。
次に、図1に示すように、挿設口12からヒータコア2を雌パイプ22側からケース本体部11内に挿設する。このとき、雌パイプ22の端部23内に雄パイプ3の端部32が進入する(図4参照)。
ヒータコア2をケース本体部11に挿設したら、挿設口12を覆うようにケース本体部11に蓋14を接合する。このとき、蓋14はヒータコア2を接合口13側、換言すれば押え部15側に押圧する。
このヒータコア2の押え部15側への押圧力、およびこの押圧に伴ない発生する押え部15から雄パイプ3のフランジ部33側への反力により、雄パイプ3のフランジ部33と雌パイプ22のフランジ部24とが密着し、Oリング35により確実なシール構造が形成される。
ここで、左ケース11aおよび右ケース11bからなるケース本体部11が本実施形態における一方のケースであり、蓋14が本実施形態における他方のケースである。また、押え部15が本実施形態における押え部材である。
上述の構成および動作によれば、クランプ等を用いることなく押え部15を設けただけの単純で安価な構造により、ヒータコア2を空調ケース1内の所定配設位置に配設するときに、ヒータコア2の雌パイプ22と雄パイプ3の接続端部32との接続箇所を確実にシールすることができる。
また、押え部15は、左ケース11aに一体成形されており、押え部15を別部品として形成する必要がない。したがって、一層単純で安価な構造とすることができる。
さらに、押え部15の平板部17は、コの字形状に形成され、雄パイプ3を配置するときに配置が容易であるともに、雄パイプ3の接続箇所における位置決めが容易である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について、図5に基づいて説明する。本第2の実施形態は、前述第1の実施形態と比較して、空調ケースの構造が異なる。なお、第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図5は、第2の実施形態における車両用空調装置の室内ユニットの一部(第1の実施形態の図1と同様の部分)の概略構成を示す構成図である。
図5に示すように、本実施形態の空調ケース1のケース本体部51には、ヒータコア2の挿設口が設けられていない。ケース本体部51は、左ケース52および右ケース53により構成されており、右ケース53には第1の実施形態の右ケース11bにおいて挿設口12が設けられていた部位に底部53aが形成されている。
次に、上記構成に基づき、本実施形態の車両用空調装置におけるヒータコア2の雌パイプ(温水配管接続部)22への雄パイプ(温水配管)3の接続動作について説明する。
雄パイプ3と雌パイプ22とを接続するときには、まず、第1の実施形態と同様に、雄パイプ3をフランジ部33が押え部15に対し内側(ヒータコア2配設部位側)になるように、左ケース52に配置する。なお、このとき、左ケース52と右ケース52とは嵌合接続されていない。
次に、左ケース52内の図中右方からヒータコア2を配設する。このとき、雌パイプ22の端部23(図4参照)内に雄パイプ3の端部32(図4参照)が進入する。
ヒータコア2を左ケース52内に配設したら、左ケース52に右ケース53を接合する。このとき、右ケース53の底部53aはヒータコア2を押え部15側に押圧する。
第1の実施形態と同様に、このときのヒータコア2の押え部15側への押圧力、およびこの押圧に伴ない発生する押え部15から雄パイプ3のフランジ部33側への反力により、雄パイプ3のフランジ部33と雌パイプ22のフランジ部24とが密着し、Oリング35(図4参照)により確実なシール構造が形成される。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について、図6に基づいて説明する。本第3の実施形態は、前述の第1の実施形態と比較して、空調ケースの構造が異なる。なお、第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図6は、第3の実施形態における車両用空調装置の室内ユニットの一部(第1の実施形態の図1と同様の部分)の概略構成を示す構成図である。
図6に示すように、本実施形態の空調ケース1の挿設口12の周囲には、挿設口12の内側に向かって突出するように形成された爪部(爪部材)61が右ケース11bに一体成形されている。この爪部61は、挿設口12からヒータコア2が所定配設位置に配設されたときにヒータコア2を係止する係止部材である。
次に、上記構成に基づき、本実施形態の車両用空調装置におけるヒータコア2の雌パイプ(温水配管接続部)22への雄パイプ(温水配管)3の接続動作について説明する。
雄パイプ3と雌パイプ22とを接続するときには、まず、第1の実施形態と同様に、雄パイプ3をフランジ部33が押え部15に対し内側(ヒータコア2配設部位側)になるように、左ケース11aに配置する。なお、このとき、左ケース11aと右ケース11bとは嵌合接続され、ケース本体部11を形成している。
次に、挿設口12からヒータコア2を雌パイプ22側からケース本体部11内に挿設する。このとき、雌パイプ22の端部23(図4参照)内に雄パイプ3の端部32(図4参照)が進入する。ヒータコア2を挿設口12を介して挿設するときには、爪部61は図中左方側に弾性変形して撓み、ヒータコア2の挿設を可能にする。所定配設位置にまでヒータコア2の挿設が完了すると、爪部61は復元してヒータコア2のボトム側に係止するとともに、ヒータコア2を押え部15側に押圧する。
第1の実施形態と同様に、このときのヒータコア2の押え部15側への押圧力、およびこの押圧に伴ない発生する押え部15から雄パイプ3のフランジ部33側への反力により、雄パイプ3のフランジ部33と雌パイプ22のフランジ部24とが密着し、Oリング35(図4参照)により確実なシール構造が形成される。
また、爪部61は右ケース11bに一体成形されているので、爪部材を空調ケースと別部品として形成する必要がない。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、ヒータコア2の温水配管接続部が雌パイプ22であり、温水配管が雄パイプ3であったが、雄雌は逆であってもかまわない。
また、上記各実施形態では、各パイプ3、22のフランジ部33、24は拡管加工により形成していたが、これに限定するものではなく、例えばフランジ部を各パイプに接合するものであってもよい。ただし、拡管加工によれば、パイプ部材以外の部材を用いることなくフランジ部を容易に形成することができる。
また、上記各実施形態では、雌パイプ22にフランジ部24を形成していたが、雌パイプ22の先端部が雄パイプ3のフランジ部33に確実に当接する構造であれば、フランジ形状でなくてもかまわない。
また、上記各実施形態では、押え部15はコの字形状に形成していたが、雄パイプ3の配設および位置決めが容易に行なえるものであれば、この形状に限定されるものではない。雄パイプ3の挿設方向およびそれに垂直方向の位置が規定できるものであれば、例えば、V字状溝を有する略コの字形状でもかまわない。
本発明の第1の実施形態における車両用空調装置の室内ユニットの一部の概略構成を示す構成図である。 雄パイプ3と雌パイプ22との接続箇所の斜視図である。 雄パイプ3と雌パイプ22との接続箇所を雄パイプ3側から見た図である。 (a)は、図3におけるA−A断面図、(b)は、B−B断面図を回転図示した図である。 本発明の第2の実施形態における車両用空調装置の室内ユニットの一部の概略構成を示す構成図である。 本発明の第3の実施形態における車両用空調装置の室内ユニットの一部の概略構成を示す構成図である。 従来の温水配管とヒータコアの温水配管接続部との接続状態を示す図であり、(a)は断面図、(b)は軸線方向から見た組付け状態を説明する図である。
符号の説明
1 空調ケース
2 ヒータコア
3 雄パイプ(温水配管)
11 ケース本体部(第1の実施形態における一方のケース)
11a 左ケース
11b 右ケース
12 挿設口
14 蓋(蓋部材、第1の実施形態における他方のケース)
15 押え部(押え部材)
17 平板部
17b 開口
22 雌パイプ(温水配管接続部)
32 端部(接続端部)
33 フランジ部
52 左ケース(第2の実施形態における一方のケース)
53 右ケース(第2の実施形態における他方のケース)
61 爪部(爪部材、係止部材)

Claims (6)

  1. 空調ケース(1)と、
    前記空調ケース(1)内に設けられ、内部を流通する温水と前記空調ケース(1)内を通風する空気とを熱交換するヒータコア(2)と、
    前記ヒータコア(2)に接続され、前記ヒータコア(2)に温水を供給するための温水配管(3)とを備え、
    前記温水配管(3)の接続端部(32)を前記ヒータコア(2)の温水配管接続部(22)に接続する車両用空調装置において、
    前記接続端部(32)には、前記温水配管(3)の径外方向に突出するフランジ部(33)が形成され、
    前記空調ケース(1)は、一方のケース(11)と他方のケース(14)とに分割形成され、前記一方のケース(11)には、前記フランジ部(33)を、前記ヒータコア(2)配設部位の反対側から押える押え部材(15)が形成されており、
    前記温水配管(3)を、前記フランジ部(33)が前記一方のケース(11)の前記押え部材(15)に対し前記ヒータコア(2)配設部位側になるように配置するとともに、
    前記一方のケース(11)と前記他方のケース(14)とを接合するときに、前記空調ケース(1)内に配設された前記ヒータコア(2)を、前記他方のケース(14)によって前記押え部材(15)側に押圧することによって、
    前記温水配管(3)の接続端部(32)と前記ヒータコア(2)の温水配管接続部(22)とを密着し、
    前記一方のケース(11)は、前記押え部材(15)の形成部位の反対側面に、前記ヒータコア(2)を内部に挿設するための挿設口(12)を有し、
    前記他方のケース(14)は、前記挿設口(12)を覆うための蓋部材(14)であることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記押え部材(15)は、前記一方のケース(11)に一体形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 空調ケース(1)と、
    前記空調ケース(1)内に設けられ、内部を流通する温水と前記空調ケース(1)内を通風する空気とを熱交換するヒータコア(2)と、
    前記ヒータコア(2)に接続され、前記ヒータコア(2)に温水を供給するための温水配管(3)とを備え、
    前記温水配管(3)の接続端部(32)を前記ヒータコア(2)の温水配管接続部(22)に接続する車両用空調装置において、
    前記接続端部(32)には、前記温水配管(3)の径外方向に突出するフランジ部(33)が形成され、
    前記空調ケース(1)には、前記フランジ部(33)を、前記ヒータコア(2)配設部位の反対側から押える押え部材(15)が形成されるとともに、
    前記押え部材(15)の形成部位の反対側面に、前記ヒータコア(2)を内部に挿設するための挿設口(12)と、前記挿設口(12)から配設された前記ヒータコア(2)を前記配設部位に係止する係止部材(61)とが設けられ、
    前記温水配管(3)を、前記フランジ部(33)が前記押え部材(15)に対し前記ヒータコア(2)配設部位側になるように配置するとともに、
    前記空調ケース(1)内に配設された前記ヒータコア(2)を、前記係止部材(61)によって前記押え部材(15)側に押圧することによって、
    前記温水配管(3)の接続端部(32)と前記ヒータコア(2)の温水配管接続部(22)とを密着することを特徴とする車両用空調装置。
  4. 前記係止部材(61)は、前記挿設口(12)の周囲に前記挿設口(12)の内側に向かって突出するように形成された爪部材(61)であることを特徴とする請求項3に記載の車両用空調装置。
  5. 前記係止部材(61)は、前記空調ケース(1)に一体形成されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の車両用空調装置。
  6. 前記押え部材(15)は、略コの字形状に形成され、前記フランジ部(33)を前記押え部材(15)に対し前記ヒータコア(2)配設部位側になるように配置するときには、前記温水配管(3)を前記略コの字形状の開口(17b)側から受け入れることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
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