JPH0542818A - 温水式暖房装置 - Google Patents
温水式暖房装置Info
- Publication number
- JPH0542818A JPH0542818A JP20085791A JP20085791A JPH0542818A JP H0542818 A JPH0542818 A JP H0542818A JP 20085791 A JP20085791 A JP 20085791A JP 20085791 A JP20085791 A JP 20085791A JP H0542818 A JPH0542818 A JP H0542818A
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- JP
- Japan
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- pipe
- outlet pipe
- inlet pipe
- inlet
- outlet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数および組付工数の低減に伴って、組
付けを容易にするとともに、コストの低下を図ることを
目的とする。 【構成】 ヒータコア1の一方のヘッダ4には、Oリン
グ11を介して、入口パイプ6および出口パイプ7が嵌
合する筒状の流入口4aおよび流出口4bが形成されて
いる。入口パイプ6および出口パイプ7には、各パイプ
6、7の先端側からブラケット12が嵌め合わされ、そ
のブラケット12は、各パイプ6、7の接続側端部に形
成された拡大部6a、7aをヘッダ4側へ押圧しなが
ら、ヒータコア1を収容するケース2のボス部2aに固
定されている。
付けを容易にするとともに、コストの低下を図ることを
目的とする。 【構成】 ヒータコア1の一方のヘッダ4には、Oリン
グ11を介して、入口パイプ6および出口パイプ7が嵌
合する筒状の流入口4aおよび流出口4bが形成されて
いる。入口パイプ6および出口パイプ7には、各パイプ
6、7の先端側からブラケット12が嵌め合わされ、そ
のブラケット12は、各パイプ6、7の接続側端部に形
成された拡大部6a、7aをヘッダ4側へ押圧しなが
ら、ヒータコア1を収容するケース2のボス部2aに固
定されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温水を熱源とする温水
式暖房装置に関する。
式暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両に搭載される温水式暖房装
置は、温水通路を成すチューブと放熱用のフィンから成
るコア部と、そのコア部の両側に接続された一対のヘッ
ダとから成るヒータコアを備える。ヘッダには、図4に
示すように、バーリング加工による筒状の流入口100
および流出口101が形成され、その流入口100およ
び流出口101には、入口パイプ102および出口パイ
プ103が挿入されて、ろう付けにより接合されてい
る。なお、図中の番号104はヘッダを示し、ろう付け
部を符号Aで示す。
置は、温水通路を成すチューブと放熱用のフィンから成
るコア部と、そのコア部の両側に接続された一対のヘッ
ダとから成るヒータコアを備える。ヘッダには、図4に
示すように、バーリング加工による筒状の流入口100
および流出口101が形成され、その流入口100およ
び流出口101には、入口パイプ102および出口パイ
プ103が挿入されて、ろう付けにより接合されてい
る。なお、図中の番号104はヘッダを示し、ろう付け
部を符号Aで示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構造を
成す温水式暖房装置の場合には、入口パイプおよび出口
パイプが長くなると、加工上および組付上から、パイプ
を途中で分割し、その分割した各パイプの接続部分をク
ランプ等によって固定する必要が生じる。従って、暖房
装置の使用場所に応じて(車両用であれば車種に応じ
て)入口パイプおよび出口パイプの長さが異なると、そ
の分、ヒータコア自体の種類が多くなってしまうことか
らコストの上昇を招く。また、クランプの使用ととも
に、ヘッダと入口パイプおよび出口パイプとのろう付け
部を保護するため、ヒータコア押さえを使用する必要が
あること等から、部品点数の増加とともに、組付工数が
多くなる等の課題を有していた。
成す温水式暖房装置の場合には、入口パイプおよび出口
パイプが長くなると、加工上および組付上から、パイプ
を途中で分割し、その分割した各パイプの接続部分をク
ランプ等によって固定する必要が生じる。従って、暖房
装置の使用場所に応じて(車両用であれば車種に応じ
て)入口パイプおよび出口パイプの長さが異なると、そ
の分、ヒータコア自体の種類が多くなってしまうことか
らコストの上昇を招く。また、クランプの使用ととも
に、ヘッダと入口パイプおよび出口パイプとのろう付け
部を保護するため、ヒータコア押さえを使用する必要が
あること等から、部品点数の増加とともに、組付工数が
多くなる等の課題を有していた。
【0004】本発明の温水式暖房装置は、上記事情に基
づいて成されたもので、部品点数および組付工数の低減
に伴って、組付けを容易にするとともに、コストの低下
を図ることを目的とする。
づいて成されたもので、部品点数および組付工数の低減
に伴って、組付けを容易にするとともに、コストの低下
を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、温水と空気との熱交換を行うコア部の両
側に一対のヘッダを備え、このヘッダに入口パイプおよ
び出口パイプが接続された温水式熱交換器と、この温水
式熱交換器を収容するケースと、前記入口パイプおよび
出口パイプに嵌め合わされて、前記入口パイプおよび出
口パイプを保持するブラケットとを備えた温水式暖房装
置において、
成するために、温水と空気との熱交換を行うコア部の両
側に一対のヘッダを備え、このヘッダに入口パイプおよ
び出口パイプが接続された温水式熱交換器と、この温水
式熱交換器を収容するケースと、前記入口パイプおよび
出口パイプに嵌め合わされて、前記入口パイプおよび出
口パイプを保持するブラケットとを備えた温水式暖房装
置において、
【0006】前記ヘッダには、前記入口パイプおよび出
口パイプの接続端側と嵌合する筒状の流入口および流出
口が形成され、前記入口パイプおよび出口パイプの接続
端側には、それぞれ前記ヘッダの外壁面より外側で径方
向に拡大する拡大部が形成され、前記流入口と前記入口
パイプおよび前記流出口と前記出口パイプとの間には、
それぞれ弾性変形を伴って両者の間を液密に保つシール
部材が装着され、前記ブラケットは、前記入口パイプお
よび出口パイプが挿通可能で、且つ前記拡大部より小径
の開口部を備え、この開口部に前記入口パイプおよび出
口パイプを嵌め合せた後、前記シール部材を押し潰しな
がら、前記拡大部を前記ヘッダ側へ押圧した状態で前記
ケースに固定されることを技術的手段とする。
口パイプの接続端側と嵌合する筒状の流入口および流出
口が形成され、前記入口パイプおよび出口パイプの接続
端側には、それぞれ前記ヘッダの外壁面より外側で径方
向に拡大する拡大部が形成され、前記流入口と前記入口
パイプおよび前記流出口と前記出口パイプとの間には、
それぞれ弾性変形を伴って両者の間を液密に保つシール
部材が装着され、前記ブラケットは、前記入口パイプお
よび出口パイプが挿通可能で、且つ前記拡大部より小径
の開口部を備え、この開口部に前記入口パイプおよび出
口パイプを嵌め合せた後、前記シール部材を押し潰しな
がら、前記拡大部を前記ヘッダ側へ押圧した状態で前記
ケースに固定されることを技術的手段とする。
【0007】
【作用】上記構成より成る本発明の温水式暖房装置は、
以下の作用を奏する。入口パイプおよび出口パイプは、
シール部材を介して、ヘッダに形成された筒状の流入口
および流出口に嵌合され、ブラケットによって保持され
る。
以下の作用を奏する。入口パイプおよび出口パイプは、
シール部材を介して、ヘッダに形成された筒状の流入口
および流出口に嵌合され、ブラケットによって保持され
る。
【0008】そのブラケットが、入口パイプおよび出口
パイプの拡大部を押圧した状態でケースに固定されて、
シール部材が弾性変形を伴って押し潰されることによ
り、流入口と入口パイプおよび流出口と出口パイプとの
間が液密に保たれる。また、入口パイプおよび出口パイ
プは、それぞれの拡大部がヘッダ側へ押圧されること
で、径方向の動きが規制されて、ぐらつきが防止され
る。
パイプの拡大部を押圧した状態でケースに固定されて、
シール部材が弾性変形を伴って押し潰されることによ
り、流入口と入口パイプおよび流出口と出口パイプとの
間が液密に保たれる。また、入口パイプおよび出口パイ
プは、それぞれの拡大部がヘッダ側へ押圧されること
で、径方向の動きが規制されて、ぐらつきが防止され
る。
【0009】
【実施例】次に本発明の温水式暖房装置の一実施例を図
1ないし図3を基に説明する。図1はヒータコアの取付
け構造を示す断面図である。
1ないし図3を基に説明する。図1はヒータコアの取付
け構造を示す断面図である。
【0010】本実施例の温水式暖房装置は、車両に搭載
されるもので、エンジン冷却水を熱源として、図示しな
いブロワによって送風された空気を加熱するヒータコア
1(本発明の温水式熱交換器)を備え、ケース2に収容
されている。
されるもので、エンジン冷却水を熱源として、図示しな
いブロワによって送風された空気を加熱するヒータコア
1(本発明の温水式熱交換器)を備え、ケース2に収容
されている。
【0011】ヒータコア1は、エンジン冷却水と空気と
の熱交換を行うコア部3と、このコア部3の両側に設け
られた一対のヘッダ4、5、および一方のヘッダ4に接
続された入口パイプ6と出口パイプ7等から成る。
の熱交換を行うコア部3と、このコア部3の両側に設け
られた一対のヘッダ4、5、および一方のヘッダ4に接
続された入口パイプ6と出口パイプ7等から成る。
【0012】コア部3は、エンジン冷却水が流れるチュ
ーブ8と放熱用のコルゲートフィン9とを交互に積層し
て構成されている。ヘッダ4、5は、コア部3の両側
(図1の左右両側)で、各チューブ8の両端部に接続さ
れている。一方(図1左側)のヘッダ4は、図示しない
仕切板によって内部が上下2段に仕切られており、その
下段側および上段側には、入口パイプ6および出口パイ
プ7が接続される流入口4aおよび流出口4bが形成さ
れている。この流入口4aおよび流出口4bは、それぞ
れバーリング加工により、ヘッダ4の外壁面より筒状に
突出して形成されている。
ーブ8と放熱用のコルゲートフィン9とを交互に積層し
て構成されている。ヘッダ4、5は、コア部3の両側
(図1の左右両側)で、各チューブ8の両端部に接続さ
れている。一方(図1左側)のヘッダ4は、図示しない
仕切板によって内部が上下2段に仕切られており、その
下段側および上段側には、入口パイプ6および出口パイ
プ7が接続される流入口4aおよび流出口4bが形成さ
れている。この流入口4aおよび流出口4bは、それぞ
れバーリング加工により、ヘッダ4の外壁面より筒状に
突出して形成されている。
【0013】入口パイプ6および出口パイプ7は、その
先端側外周部に、エンジン冷却水を循環させるためのゴ
ムホース10が嵌め合わされることから、各パイプ6、
7の先端部が半円状に隆起したひも出し形状に設けられ
ている。また、各パイプ6、7のヘッダ4との接続側端
部には、拡管加工が施されて、それぞれのパイプ径が拡
大されている。この拡管された各パイプ6、7の拡大部
6a、7aは、ひも出し形状を呈する先端部より外径が
大きくなるように設けられている。
先端側外周部に、エンジン冷却水を循環させるためのゴ
ムホース10が嵌め合わされることから、各パイプ6、
7の先端部が半円状に隆起したひも出し形状に設けられ
ている。また、各パイプ6、7のヘッダ4との接続側端
部には、拡管加工が施されて、それぞれのパイプ径が拡
大されている。この拡管された各パイプ6、7の拡大部
6a、7aは、ひも出し形状を呈する先端部より外径が
大きくなるように設けられている。
【0014】この入口パイプ6および出口パイプ7は、
図2(入口パイプ6とヘッダ4との接続構造を示す拡大
断面図)にも示すように、拡大部6a、7aの内周側
と、ヘッダ4に形成された流入口4aおよび流出口4b
の外周との間にそれぞれ装着されたOリング11(本発
明のシール部材)を介して、流入口4aおよび流出口4
bの外周に嵌合されている。そして、ヘッダ4との接続
端側で、各パイプ6、7に嵌め合わされたブラケット1
2によって保持され、そのブラケット12は、スクリュ
13によりケース2に設けられたボス部2aに締め付け
固定されている。なお、図3にブラケット12の平面図
を示す。
図2(入口パイプ6とヘッダ4との接続構造を示す拡大
断面図)にも示すように、拡大部6a、7aの内周側
と、ヘッダ4に形成された流入口4aおよび流出口4b
の外周との間にそれぞれ装着されたOリング11(本発
明のシール部材)を介して、流入口4aおよび流出口4
bの外周に嵌合されている。そして、ヘッダ4との接続
端側で、各パイプ6、7に嵌め合わされたブラケット1
2によって保持され、そのブラケット12は、スクリュ
13によりケース2に設けられたボス部2aに締め付け
固定されている。なお、図3にブラケット12の平面図
を示す。
【0015】ブラケット12には、入口パイプ6および
出口パイプ7が挿通可能で、且つ各パイプ6、7の拡大
部6a、7aより小径の開口部12aが2か所設けられ
ている。つまり、この開口部12aは、各パイプ6、7
のひも出し形状を呈する先端部の最大径より大きく、拡
大部6a、7aの外径より小さくなるように設けられて
いる。
出口パイプ7が挿通可能で、且つ各パイプ6、7の拡大
部6a、7aより小径の開口部12aが2か所設けられ
ている。つまり、この開口部12aは、各パイプ6、7
のひも出し形状を呈する先端部の最大径より大きく、拡
大部6a、7aの外径より小さくなるように設けられて
いる。
【0016】なお、Oリング11を介して流入口4aお
よび流出口4bの外周に入口パイプ6および出口パイプ
7を嵌め合わせた状態で、各パイプ6、7に嵌め合わさ
れたブラケット12は、ケース2のボス部2a端面に当
接する前に各パイプ6、7の拡大部6a、7aに当接
し、ブラケット12がボス部2a端面に当接した時点で
は、Oリング11が弾性変形を伴って押し潰された状態
を呈する。
よび流出口4bの外周に入口パイプ6および出口パイプ
7を嵌め合わせた状態で、各パイプ6、7に嵌め合わさ
れたブラケット12は、ケース2のボス部2a端面に当
接する前に各パイプ6、7の拡大部6a、7aに当接
し、ブラケット12がボス部2a端面に当接した時点で
は、Oリング11が弾性変形を伴って押し潰された状態
を呈する。
【0017】本実施例のヒータコア1に供給されたエン
ジン冷却水は、入口パイプ6より流入口4aを介して一
方のヘッダ4に導かれ、仕切板より下半分の各チューブ
8を流れて他方のヘッダ5へ至る。そして、他方のヘッ
ダ5でUターンした後、仕切板より上半分の各チューブ
8を流れて一方のヘッダ4の上段側へ至り、流出口4b
を介して出口パイプ7より流出する。
ジン冷却水は、入口パイプ6より流入口4aを介して一
方のヘッダ4に導かれ、仕切板より下半分の各チューブ
8を流れて他方のヘッダ5へ至る。そして、他方のヘッ
ダ5でUターンした後、仕切板より上半分の各チューブ
8を流れて一方のヘッダ4の上段側へ至り、流出口4b
を介して出口パイプ7より流出する。
【0018】次に、入口パイプ6および出口パイプ7の
組付け方法を説明する。まず、一方のヘッダ4に形成さ
れた筒状の流入口4aおよび流出口4bの外周に、それ
ぞれOリング11を装着する。その後、入口パイプ6お
よび出口パイプ7を流入口4aおよび流出口4bの外周
に嵌め合わせる。
組付け方法を説明する。まず、一方のヘッダ4に形成さ
れた筒状の流入口4aおよび流出口4bの外周に、それ
ぞれOリング11を装着する。その後、入口パイプ6お
よび出口パイプ7を流入口4aおよび流出口4bの外周
に嵌め合わせる。
【0019】つぎに、ブラケット12の2か所の開口部
12aに、ヒータコア1の左方(図1左方)より入口パ
イプ6および出口パイプ7を通し、ケース2のボス部2
aにスクリュ13により固定する。このとき、ブラケッ
ト12は、流入口4aと入口パイプ6および流出口4b
と出口パイプ7との間に装着されたOリング11を押し
潰しながら、各パイプ6、7の拡大部6a、7aをヘッ
ダ4側へ押圧した状態でボス部2aに固定される。
12aに、ヒータコア1の左方(図1左方)より入口パ
イプ6および出口パイプ7を通し、ケース2のボス部2
aにスクリュ13により固定する。このとき、ブラケッ
ト12は、流入口4aと入口パイプ6および流出口4b
と出口パイプ7との間に装着されたOリング11を押し
潰しながら、各パイプ6、7の拡大部6a、7aをヘッ
ダ4側へ押圧した状態でボス部2aに固定される。
【0020】従って、流入口4aと入口パイプ6および
流出口4bと出口パイプ7との間の液密が保たれるとと
もに、入口パイプ6および出口パイプ7の径方向の動き
が規制されて、入口パイプ6および出口パイプ7が固定
される。その後、入口パイプ6および出口パイプ7にそ
れぞれゴムホース10が接続される。
流出口4bと出口パイプ7との間の液密が保たれるとと
もに、入口パイプ6および出口パイプ7の径方向の動き
が規制されて、入口パイプ6および出口パイプ7が固定
される。その後、入口パイプ6および出口パイプ7にそ
れぞれゴムホース10が接続される。
【0021】このように、本実施例では、Oリング11
を使用して、入口パイプ6と流入口4aおよび出口パイ
プ7と流出口4bとの間の液密を保つ構造とし、各パイ
プ6、7を、ブラケット12によって保持することで、
各パイプ6、7の後付けが可能となる。
を使用して、入口パイプ6と流入口4aおよび出口パイ
プ7と流出口4bとの間の液密を保つ構造とし、各パイ
プ6、7を、ブラケット12によって保持することで、
各パイプ6、7の後付けが可能となる。
【0022】なお、本実施例では、ヒータコア1の一方
のヘッダ4に入口パイプ6と出口パイプ7の両方を接続
したが、何方かのパイプ6または7を他方のヘッダ5に
接続しても良い。
のヘッダ4に入口パイプ6と出口パイプ7の両方を接続
したが、何方かのパイプ6または7を他方のヘッダ5に
接続しても良い。
【0023】
【発明の効果】本発明の温水式暖房装置は、ヘッダと入
口パイプおよび出口パイプとの接続を、従来のようなろ
う付け接合方法を使用することなく行うことができる。
また、別部品によるヒータコア押さえを使用する必要も
ない。この結果、部品点数および組付工数の低減に伴っ
て、組付けが容易になるとともに、ろう付け不良を無く
すことができること等から品質向上を図ることができ
る。
口パイプおよび出口パイプとの接続を、従来のようなろ
う付け接合方法を使用することなく行うことができる。
また、別部品によるヒータコア押さえを使用する必要も
ない。この結果、部品点数および組付工数の低減に伴っ
て、組付けが容易になるとともに、ろう付け不良を無く
すことができること等から品質向上を図ることができ
る。
【0024】また、入口パイプおよび出口パイプを、ブ
ラケットの締め付けによって固定することができるた
め、入口パイプおよび出口パイプがろう付けされた従来
の場合と比較して、ヒータコアの種類を大幅に低減する
ことが可能となり、合理化に伴うコストダウンを図るこ
ともできる。
ラケットの締め付けによって固定することができるた
め、入口パイプおよび出口パイプがろう付けされた従来
の場合と比較して、ヒータコアの種類を大幅に低減する
ことが可能となり、合理化に伴うコストダウンを図るこ
ともできる。
【図1】ヒータコアの取付け構造を示す断面図である。
【図2】入口パイプとヘッダとの接続構造を示す拡大断
面図である。
面図である。
【図3】ブラケットの平面図である。
【図4】従来技術によるパイプとヘッダとの接続構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
1 ヒータコア(温水式熱交換器) 2 ケース 3 コア部 4 一方のヘッダ 4a 流入口 4b 流出口 6 入口パイプ 6a 拡大部 7 出口パイプ 7a 拡大部 11 Oリング(シール部材) 12 ブラケット 12a 開口部
Claims (1)
- 【請求項1】温水と空気との熱交換を行うコア部の両側
に一対のヘッダを備え、このヘッダに入口パイプおよび
出口パイプが接続された温水式熱交換器と、 この温水式熱交換器を収容するケースと、 前記入口パイプおよび出口パイプに嵌め合わされて、前
記入口パイプおよび出口パイプを保持するブラケットと
を備えた温水式暖房装置において、前記ヘッダには、前
記入口パイプおよび出口パイプの接続端側と嵌合する筒
状の流入口および流出口が形成され、 前記入口パイプおよび出口パイプの接続端側には、それ
ぞれ前記ヘッダの外壁面より外側で径方向に拡大する拡
大部が形成され、 前記流入口と前記入口パイプおよび前記流出口と前記出
口パイプとの間には、それぞれ弾性変形を伴って両者の
間を液密に保つシール部材が装着され、 前記ブラケットは、前記入口パイプおよび出口パイプが
挿通可能で、且つ前記拡大部より小径の開口部を備え、
この開口部に前記入口パイプおよび出口パイプを嵌め合
せた後、前記シール部材を押し潰しながら、前記拡大部
を前記ヘッダ側へ押圧した状態で前記ケースに固定され
ることを特徴とする温水式暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20085791A JPH0542818A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 温水式暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20085791A JPH0542818A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 温水式暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0542818A true JPH0542818A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16431380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20085791A Pending JPH0542818A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 温水式暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0542818A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-08-09 JP JP20085791A patent/JPH0542818A/ja active Pending
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