JP4193526B2 - 配管分岐継手構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は主配管に分岐配管を継手部材で接続する配管分岐継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両や家庭の空気調和(以下、空調という。)システムにおいて、冷媒を送る配管部材は各箇所に配置された空調機器に配管するためにあらゆる箇所に配管されている。そしてこれらの配管部材は1本の配管部材から分岐されて配管されることが多く、例えば、車両においては、エンジンルーム側に配置された空調機器から、車室内のインストルメントパネル内に配置された空調ユニットに配管したり、また、ワンボックスタイプの車両では、後部座席用に吹出すリヤ用エバポレータに配管したりしている。この場合、リヤ用のエバポレータでは、エンジンルーム側に配置された空調機器から、インストルメントパネル内に配置された空調ユニットに接続するための主配管部材から分岐して配管されている。
【0003】
この配管状態は、図12に示すように、例えば、エンジンルーム側に配置されたコンデンサ用継手41と空調ユニット内に配置されたエバポレータ用継手42を接続する主配管43の途中部位において、リヤ用エバポレータ用継手44に接続する配管部材45がコネクタ46を介して主配管43から分岐して配管されている。そして、主配管43と分岐配管45とは、ロー付けによって接合されていた。
【0004】
つまり、主配管43に孔加工を施し、主配管43に形成された孔部に分岐配管45の端部を直接挿入して溶接やロー付け等により接合するか、あるいは、三又状のコネクタ部材にそれぞれ配管部材を挿入した後、三又状のコネクタと各配管部材とを溶接やロー付け等によって接合するようにしていた。なお、上記の配管方法は、通常行われていることであって、特に特許文献は存在しない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の溶接やロー付け等による分岐配管の接続方法では、溶接やロー付けによる加工コストが高く好ましくはない。また、車両に組み込む前に配管部材どうしを接合することから、車両に搭載して配管作業を行う際には、T字状や十字状に組み込まれた複雑な配管ユニットとして部品を供給することとなり、空調機器と接続する場合に、自由度がなく極めて作業性が悪くまたコストも高くなってしまっていた。さらに、複雑な配管ユニットを組付現場まで輸送することも大層なこととなっていた。
【0006】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、主配管と分岐配管とを溶接やロー付けを施すことなく接合でき、しかもワンタッチで分岐配管を主配管に接続できるように構成した配管分岐継手構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る配管分岐継手構造では、上記の課題を解決するために、発明では、継手部材を挿通した主配管の中間部には、分岐配管を挿入する挿入孔部が形成されている。一方、主配管の挿入孔部に挿入する分岐配管の先端部には雄側継手部が形成され、雄側継手部は主配管を挿通する継手部材を介して主配管の挿入孔部に挿入される。分岐配管が主配管の挿入孔部に挿入する際には、分岐配管は継手部材に対して迅速接合手段によって接合されることから、極めて短時間に分岐配管を主配管に接続することが可能となり、作業性を向上して組付コストを低減することができる。
【0008】
しかも、車両を組付ける際に、継手部材に挿通した主配管を所定の位置に配管した後、車両内に設置されている各空調機器の配置状態に合わせて分岐配管を配管することになるから、配管自由度が高くなって分岐配管をきれいに配管することができるとともに作業性を向上することができる。
【0009】
また、発明では、分岐配管の雄側継手部に形成された膨出部が継手部材に進入する際、継手部材に形成された弾性係止部は膨出部によって押圧されると弾性変形して拡径され、膨出部が弾性係止部内にさらに進入すると膨出部は主配管によって進入を規制されて停止する。そしてこの位置において弾性係止部は縮径されて膨出部に係止することになるから、分岐配管を継手部材内に進入させるだけで、分岐配管が主配管に接続されることとなって迅速接合手段を構成でき、極めて短時間で接続作業を行うことができる。
【0010】
また、発明では、分岐配管の雄側継手部と主配管との間にはシール部材が装着されていることから、主配管から分岐配管に流体を送給する際には、主配管と分岐配管との間で流体漏れを起こすことなく流体を循環することができる。
【0011】
さらに、発明では、分岐配管の膨出部が主配管に向かって進入する際、円筒状に形成された主配管に平面部を形成することによって、膨出部の端面と主配管の平面部とが対向することとなって、例えば、膨出部と平面部との間にシール部材を装着しやすく構成でき、シール性を向上することができる。
【0012】
また、発明では、分岐配管の膨出部が主配管に向かって進入する際、膨出部の対向する主配管部にテーパ面を形成することによって、例えばテーパ面にシール部材を装着して膨出部で押圧すれば、さらにシール性を向上することができる。
【0013】
また、発明では、継手部材が、軸方向に両端面からそれぞれ交互に延設する溝部を有していることから、溝部が形成されていない肉厚部は、一端を中心にして可撓性を有することができ、その先端部に弾性係止部を配置することによって、例えば、分岐配管の膨出部で押圧された弾性係止部は容易に拡径することができて分岐配管の雄側継手部を継手部材内に進入させることができる。従って分岐配管を主配管にワンタッチで接合できて、大幅な作業性の向上を図ることができる。
【0014】
また、発明のように、膨出部の主配管側の面を、テーパ面に形成することによって、継手部材の弾性係止部を容易に拡径できることから、分岐配管の雄側継手部をワンタッチで主配管に接続することができる。
【0015】
さらに、発明では、継手部材の弾性係止部の周りに、円環状、あるいは円環状の一部を切欠いたクリップ状の挟持部材を嵌め込めば、一旦、継手部材に係止した分岐配管の雄側継手部は、例えば、車両の走行時の振動による主配管からの脱着を防止することができ、分岐配管を主配管に確実に接続させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
実施形態による配管分岐継手構造は、図1〜2に示すように、主配管1と、分岐配管2と、主配管1と分岐配管2とを接続する継手部材3とを備えている。
【0018】
主配管1は、継手部材3に形成された挿通孔31を挿通するとともに、継手部材3が装着する位置において、分岐配管2を接続するために、主配管1の軸心に対して直交する方向の一方の外周壁部11から主配管1を径方向に沿って、貫通しない位置まで挿入孔部12を形成する。挿入孔部12は主配管1の外周壁部11に連接されて外周壁部11から軸心に向かって突出する円環壁状に形成されている。そして、挿入孔部12には、後述の分岐配管2の雄側継手部22が嵌入される。
【0019】
挿入孔部12と外周壁部11との連接部はテーパ内面13が形成され、後述の分岐配管2の膨出部(以下、膨拡部とも言う)24と係合可能に形成される。
【0020】
分岐配管2は、主配管1と接続する先端部が分岐配管2の一般筒部21に対して大径に形成される円筒状の雄側継手部22を形成し、雄側継手部22には、シール溝23を形成してOリング5を装着する。雄側継手部22は前述の主配管1の挿入孔部12に内嵌するとともに、Oリング5によって挿入孔部12との間でシール構造を構成している。さらに、雄側継手部22の一般筒部21との連接部には一般筒部21より膨拡状に形成された膨拡部24が形成され、膨拡部24の主配管1側端面がテーパ外面25を有して前述の主配管1のテーパ内面13と係合可能に形成される。また、膨拡部24のテーパ外面25の反対側の面は、後述の継手部材3の弾性係止部34と係止可能な係止面26が形成されている。
【0021】
継手部材3は、筒状に形成されるとともに、軸心と直交する方向に主配管1を挿通する挿通孔31が形成され、軸心方向に沿って、等間隔の位置に一方の端面から延設する第1の水平窓部32と、他方の端面から延設する第2の水平窓部33とを有し、前記第1の水平窓部32と前記第2の水平窓部33が、周方向に交互に配置されている。そして、前記第1の水平窓部32あるいは前記第2の水平窓部33が形成されていない肉厚部の一方に前述の弾性係止部34が軸心に向かって突出するように配置されている。なお、弾性係止部34の内壁面は分岐配管2の膨拡部24の係止面26に係止可能な係止面34aとして形成され、弾性係止部34の外壁面はテーパ面34bを形成して分岐配管2の雄側継手部22の先端が当接する際に拡径しやすいように形成されている。
【0022】
次に、上記のように構成された配管分岐継手構造において、分岐配管2を主配管1に接続する作用について図1〜4に基づいて説明する。
【0023】
図3に示すように、主配管1の挿入孔部12の周りには、主配管1に挿通された継手部材3が装着され、挿入孔部12及び継手部材3の弾性係止部34に対向する位置に、分岐配管2の雄側継手部22が移動されている。雄側継手部22のシール溝23にはOリング5が装着され、この状態で分岐配管2を主配管1に向かって移動する。
【0024】
分岐配管2の雄側継手部22の先端部が継手部材3の弾性係止部34のテーパ面34bに当接すると、弾性係止部34の自然状態での内径は雄側継手部22の先端の外径より小さく、また弾性変形可能に形成されていることから、弾性係止部34は雄側継手部22の先端部で押圧されて拡径する。
【0025】
図4に示すように、雄側継手部22がさらに移動して主配管1の挿入孔部12内に進入すると、弾性係止部34は分岐配管2の膨拡部24によってさらに拡径し、雄側継手部22をさらに主配管1の挿入孔部12内に進入する。そして、分岐配管2の膨拡部24の前面側に形成されたテーパ外面25が、主配管1に形成されたテーパ内面13に当接する位置において分岐配管2の雄側継手部22の進入が規制されて分岐配管2はその移動を停止する。
【0026】
この位置においては、図1に示すように、分岐配管2の膨拡部24が継手部材3の弾性係止部34を乗り越えることになるから、弾性係止部34は縮径して、弾性係止部34の係止面34aが、膨拡部24の後面に形成された係止面26に係止することとなる。これによって、分岐配管2は主配管1にワンタッチで接続されることとなる。
【0027】
上記のように、実施形態の配管分岐継手構造では、分岐配管2の雄側継手部22を継手部材3を介して主配管1の挿入孔部12に挿入する際、分岐配管2の雄側継手部22を継手部材3の弾性係止部34に向かって押し込むだけで、弾性係止部34を弾性変形させて拡径させることから、分岐配管2の雄側継手部22を主配管1に形成された挿入孔部12に嵌入させることができ、ワンタッチで分岐配管2を主配管1に接続させることができ作業性を大幅に向上させることができる。
【0028】
しかも、分岐配管2の膨拡部24は、主配管1に接続された状態では膨拡部24のテーパ外面25が主配管1のテーパ内面13に係合するとともに弾性係止部34によって膨拡部24の係止面26に係止されて、主配管1と継手部材3で挟持されることになるから、一旦、主配管1の挿入孔部12に挿入された分岐配管2の雄側継手部22は、主配管1から脱着する虞れがなく、分岐配管2は主配管1に確実に接続されることとなる。さらに分岐配管2と主配管とはOリング5でシールされることから、気密性を向上して外部への冷媒の漏れを防止することができる。
【0029】
また、図5に示すように、この配管分岐継手構造は、例えば、エンジンルーム側に配置されたコンデンサ用継手7から、車室内の前部座席側に空気を吹出す空調ユニットのエバポレータ用継手8に配管する主配管1の中間位置に、後部座席用の空調ユニット内のリヤエバポレータ用継手9から配管された分岐配管2を接続する場合に好適に採用される。この場合、挿入孔部12を形成して継手部材3を装着した主配管1を予め車室内に配管した後、分岐配管2を主配管1に接続し、車室内に配置された各機器に干渉しないように分岐配管を這わせて後部座席用のエバポレータに接続すれば、配管の自由度を高くしてきれいに配管することができ、しかも、主配管1と分岐配管2とを別々に運送できることから、配管運送時においてもスペースをとらずに容易に運送できる。
【0030】
なお、本発明の配管分岐継手構造は、上記の形態に限定することなく各種の形態を応用することができる。例えば、図6〜7に示すように、主配管1と分岐配管2との接続部において、主配管1の外周壁部11に平面部を係止して分岐配管の膨拡部を対向させる。図6は、第1の形態の配管分岐継手構造と同一のものであり、○印内において、主配管1に形成された挿入孔部12と外周壁部11との間はテーパ内面13に形成され、分岐配管2の膨拡部24は前面側にテーパ外面25、後面側に係止面26が形成されている。この○印内を図7のように変更する。
【0031】
つまり、主配管1の挿入孔部12の周りの外周壁部11に平面加工を行って平面部15を形成する。一方、分岐配管2に前後面をビード加工により平面状に形成した膨拡部27を配置して主配管1の平面部15と対向させる。そして主配管1の平面部15と分岐配管2の膨拡部27の前面との間にOリング16を装着させれば、この部位でシール構造を構成することができ、主配管1を通る冷媒が分岐配管2内に流入する際に冷媒漏れを起こさずに接続することができる。従って、図1に示す形態の雄側継手部22のシール溝23に装着するOリング5をなくすことができ、雄側継手部22にシール溝23を形成しなくてもよく、また雄側継手部22を短くすることができる。
【0032】
さらに、図8に示すように、主配管1の外周壁部11と挿入孔部12との間をテーパ面18で連接して、分岐配管2の膨拡部27とテーパ面18との間にOリング19を装着することもできる。この形態においても、図7で示す形態と同様に、この部位でシール構造を構成することができ、主配管1を通る冷媒が分岐配管2内に流入する際に冷媒漏れを起こさずに接続することができる。従って、図1に示す形態の雄側継手部22のシール溝23に装着するOリング5をなくすことができ、雄側継手部22にシール溝23を形成しなくてもよく、また雄側継手部22を短くすることができる。
【0033】
また、図9に示すように、図1における継手部材3において、分岐配管2を主配管1に接続した後で、弾性係止部34の拡径を防止するために、弾性係止部34の外周面に円環状の挟持部材36を嵌合させれば、弾性係止部34は、車両の走行中における振動があっても分岐配管2を締め込んでいる状態となって、分岐配管2は主配管1から脱着することはなく、主配管1に接続した状態を維持することができる。この挟持部材36は、図10に示すように、全周にわたって連接した円環部材36Aでもよく、また、図11に示すように、円環部材36の円周方向に一部切り欠いた状態のクリップ部材36Bであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態による配管分岐継手構造を示す一部断面図である。
【図2】図1における平面断面図である。
【図3】図1における分岐配管を主配管に接続する作用を示す断面図である。
【図4】図1における分岐配管を主配管に接続する作用を示す断面図である。
【図5】図1における配管分岐継手構造を車両に配管する簡略説明図である。
【図6】主配管と分岐配管を接続する要部断面図である。
【図7】主配管と分岐配管を接続する別の形態を示す一部断面図である。
【図8】主配管と分岐配管を接続するさらに別の形態を示す一部断面図である。
【図9】図1における配管分岐継手構造の抜け止め構造を示す一部断面図である。
【図10】図9における抜け止め構造の一形態を示す断面図である。
【図11】図9における抜け止め構造の別の形態を示す断面図である。
【図12】従来の配管分岐継手構造を車両に配管する簡略説明図である。
【符号の説明】
1 主配管
2 分岐配管
3 継手部材
5 Oリング
12 挿入孔部
13 テーパ内面
15 平面部
22 雄側継手部
23 シール溝
24 膨拡部
25 テーパ外面
26 係止面
31 挿通孔
32 第1の水平窓部
33 第2の水平窓部
34 弾性係止部
36 挟持部材
36A 円環部材
36B グリップ部材

Claims (6)

  1. 主配管と、前記主配管の途中から分岐する分岐配管と、前記分岐配管を前記主配管に接続するための継手部材とを備える配管分岐継手構造であって、
    前記主配管には、前記継手部材が前記主配管を挿通するように装着されるとともに、前記分岐配管を挿入するための挿入孔部が形成され、
    前記分岐配管には、前記主配管の挿入孔部に挿入可能に形成されるとともに、前記継手部材に係合可能な雄側継手部が形成され、
    前記分岐配管の雄側継手部は、前記継手部材に迅速接合手段で接合可能に形成されており、
    前記迅速接合手段が、前記分岐配管の雄側継手部に形成されるとともに前記主配管に挿入規制される膨出部と、前記継手部材に形成されて前記膨出部によって拡径可能に形成されるとともに前記膨出部に係止可能な弾性係止部と、を備えており、
    前記継手部材には、前記主配管を挿通する挿通孔が形成されており、
    前記継手部材が、筒状に形成されるとともに、一方の端面から軸心方向に沿って延設する第1の窓部と、他方の端面から延設する第2の窓部とを等間隔の位置に有し、前記第1の窓部と前記第2の窓部とが、周方向に交互に配置され、前記第1の窓部あるいは前記第2の窓部が形成されていない肉厚部の一方に前記弾性係止部が配置され、
    前記継手部材は、前記主配管の前記挿入孔部の周りに前記弾性係止部を位置させて装着されており、
    前記分岐配管の前記雄側継手部を前記主配管の前記挿入孔部に挿入する際、前記分岐管の前記雄側継手部を前記継手部材の前記弾性係止部に向かって押し込むだけで、前記弾性係止部を弾性変形させて拡径させることから、前記分岐配管の前記雄側継手部を前記主配管に形成された前記挿入孔部に嵌入させることができ、
    前記分岐配管の前記膨出部が、前記弾性係止部によって係止されて、前記主配管と前記継手部材で狭持されていることを特徴とする配管分岐継手構造。
  2. 前記分岐配管の雄側継手部には、前記主配管との間でシール手段を構成するシール部材が装着されていることを特徴とする請求項1記載の配管分岐継手構造。
  3. 前記主配管における前記分岐配管の膨出部と対向する部位が、平面部を形成することを特徴とする請求項1又は2記載の配管分岐継手構造。
  4. 前記主配管における前記分岐配管の膨出部と対向する部位がテーパ面を形成することを特徴とする請求項1又は2記載の配管分岐継手構造。
  5. 前記分岐配管の膨出部における主配管側の面がテーパ面を形成することを特徴とする請求項1又は2記載の配管分岐継手構造。
  6. 前記継手部材の弾性係止部の周りに、円環状、又は円環状の一部に切り欠き部を有するクリップ状の挟持部材を嵌合することを特徴とする請求項1,2,3,4又は5の何れかに記載の配管分岐継手構造。
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