JP4258078B2 - 負荷制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は負荷制御装置に係り、詳しくは、固定入力とパルス入力の2つの入力パターンに対応して負荷を制御する負荷制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来より、車載ランプ等の車両用負荷をパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)制御する負荷制御装置として、車載電子制御装置(ECU)やリレーインテグレーション等の制御装置からの固定入力とパルス入力の2つの入力パターンに対応したものが知られている。この種の負荷制御装置では、固定入力に対して一定の周波数(周期)およびデューティ(DUTY)でレベルが変化する駆動制御信号を生成するか、または、パルス入力と同じ周波数およびデューティでレベルが変化する駆動制御信号を生成し、当該駆動制御信号により車両用負荷を駆動制御するようになっている。このように、負荷制御装置を2つの入力パターンに対応させるのは、車両のグレードによって異なる多種類のECUやリレーインテグレーション等に広く対応可能な汎用性を負荷制御装置にもたせるためである。
【0003】
一般に、負荷制御装置を2つの入力パターンに対応させるには、まず、回路構成の複雑な固定入力用の回路設計を行っておき、パルス入力に対応させる場合には、その固定入力用の回路にて負荷制御装置の入出力を短絡させるようにする。
具体的には、以下の2つの方法が提案されている。
【0004】
(方法1)
固定入力用に回路設計した負荷制御装置のICにおける配線パターンを変更することで、パルス入力用の別のICを作成する方法。
しかし、この方法1では、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて配線パターンを変更する製造工程が必要になるため、製造工程が複雑化すると共に、フォトリソグラフィ技術で用いられるフォトマスクの数が増加することから、製造コストが増大するという問題がある。また、固定入力用とパルス入力用の2種類のICは一見しただけでは区別できないため、製造後の検査工程にて両者を区別するのがまぎらわしいという問題がある。そして、2種類のICの部品管理には手間がかかるため、部品管理コストが増大するという問題もある。
【0005】
(方法2)
固定入力用に回路設計した負荷制御装置のICの内部に、負荷制御装置の入出力を短絡させるスイッチを付加しておき、そのスイッチをICの外部から操作することでパルス入力用に変更する方法。
【0006】
この方法2では、1つのICにて2つの入力パターンに対応可能なため、前記方法1の各問題点を回避することができる。
しかし、この方法2では、前記スイッチを外部から操作するための操作用端子を負荷制御装置のICに設けなければならず、加えて、前記スイッチを操作する際には当該操作用端子に抵抗器等の外付け素子を取り付けなければならない。そのため、負荷制御装置のICの端子数が増加すると共に外付け素子が必要となることから、ICの搭載性が悪化すると共に負荷制御装置のコストが増大するという問題がある。
【0007】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、固定入力とパルス入力の2つの入力パターンに対応可能で、且つ低コストな負荷制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、固定入力に対応した一定レベルの駆動命令信号と、パルス入力に対応した所定の周波数およびデューティでレベルが変化する駆動命令信号とを切り替えて出力する駆動命令手段からの駆動命令信号に従い、固定入力の場合は一定の周波数およびデューティでレベルが変化する駆動制御信号を生成し、パルス入力の場合は駆動命令手段からの駆動命令信号と同じ周波数およびデューティでレベルが変化する駆動制御信号を生成し、当該駆動制御信号によるパルス幅変調制御により負荷への電源の供給を制御する負荷制御装置である。この負荷制御装置は、三角波生成手段と設定電圧生成手段と比較手段と駆動制御手段とを備える。三角波生成手段は、外付け素子に応じて三角波または第1設定電圧を生成する。設定電圧生成手段は、前記駆動命令手段からの駆動命令信号に従い、第2設定電圧と第3設定電圧とを切り替えて生成する。比較手段は、前記三角波生成手段の生成した三角波または第1設定電圧と、前記設定電圧生成手段の生成した第2設定電圧または第3設定電圧とを比較する。駆動制御手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて前記駆動制御信号を生成する。
【0009】
尚、前記第1設定電圧は前記第2設定電圧とそれより低い前記第3設定電圧との間に設定され、前記第2設定電圧は前記三角波の最大電圧と最小電圧との間に設定されている。
そして、固定入力対応動作が行われる場合、外付け素子として容量素子が設定された前記三角波生成手段は三角波を生成する。
【0010】
前記駆動命令手段から固定入力に対応した一定レベルの駆動命令信号が出力され、当該駆動命令信号が前記負荷の駆動を命令する場合、前記設定電圧生成手段は第2設定電圧を保持して生成し、前記比較手段は前記三角波生成手段の生成した三角波と第2設定電圧とを比較する。その結果、前記三角波の最大電圧および最小電圧と第2設定電圧および第3設定電圧とに対応して、駆動制御手段の生成する駆動制御信号は一定の周波数およびデューティでレベルが変化し、その駆動制御信号に従って負荷がパルス幅変調制御される。
【0011】
また、固定入力対応動作にて、当該駆動命令信号が前記負荷の駆動の停止を命令する場合、前記設定電圧生成手段は第3設定電圧を保持して生成し、前記比較手段は前記三角波と第3設定電圧とを比較する。その結果、駆動制御手段の生成する駆動制御信号はロウレベルに保持され、その駆動制御信号に従って負荷のパルス幅変調制御が停止される。
【0012】
そして、パルス入力対応動作が行われる場合、外付け素子として抵抗素子が設定された前記三角波生成手段は第1設定電圧を生成する。
前記駆動命令手段からパルス入力に対応した所定の周波数およびデューティでレベルが変化する駆動命令信号が出力される場合、前記設定電圧生成手段は前記駆動命令信号に従い、前記駆動命令信号の周波数およびデューティに対応して第2設定電圧と第3設定電圧とを切り替えて生成し、前記比較手段は第1設定電圧と第2設定電圧または第3設定電圧とを比較する。その結果、駆動制御手段の生成する駆動制御信号は、駆動命令手段からの駆動命令信号と同じ周波数およびデューティでレベルが変化し、その駆動制御信号に従って負荷がパルス幅変調制御される。
【0013】
従って、例えば、外付け素子(コンデンサまたは抵抗器)の変更により三角波生成手段の生成する三角波と第1設定電圧とを切り替えるようにすると共に、負荷制御装置の各構成要素(三角波生成手段、設定電圧生成手段、比較手段、駆動制御手段)を1つのICにより具体化した場合には、当該1つのICにて固定入力とパルス入力の2つの入力パターンに対応可能になる。そのため、本発明によれば、前記方法1の各問題点を回避することができる。また、本発明では、前記方法2のように負荷制御装置の入出力を短絡するスイッチを設けないため、前記方法2の各問題点を回避することができる。よって、本発明によれば、固定入力とパルス入力の2つの入力パターンに対応可能で且つ低コストな負荷制御装置を提供することができる。
より詳しく説明すると、本発明のように、外付け端子としてコンデンサまたは抵抗のいずれかを設定し、三角波または第1設定電圧を切り替えて生成することにより、ICや、このICが実装される基板の配線パターンを変更することなく、固定入力とパルス入力のいずれの入力パターンに対しても対応可能となる。
【0014】
尚、上述した[特許請求の範囲]および[課題を解決するための手段および発明の効果]に記載した構成要素と、後述する[発明の実施の形態]に記載した構成部材との対応関係は以下のようになっている。
「駆動命令手段」は、車載ECU32、接続端子SI、コンパレータCP2、抵抗器R2、定電圧電源Vcから構成される。
【0015】
「電源」は車載バッテリ31に相当する。
「三角波生成手段」は三角波生成回路43に相当する。
「設定電圧生成手段」は、各抵抗器R3,R4、スイッチSW2、定電圧電源Vcから構成される。
【0016】
「比較手段」はコンパレータCP3に相当する。
「駆動制御手段」は、駆動回路21、接続端子29、負荷駆動素子13、接続端子OUTから構成される。
「第1設定電圧」は一定電圧(=I×R5)に相当する。
【0017】
「第2設定電圧」は分圧電圧Vkに相当する。
「第3設定電圧」は接地電圧(=0V)に相当する。
「三角波の最大電圧」は電圧Vbに相当する。
「三角波の最小電圧」は電圧Vaに相当する。
【0018】
「外付け素子」はコンデンサC1または抵抗器R5に相当する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面と共に説明する。
図1は、本実施形態の負荷制御装置11のブロック回路図である。
負荷制御装置11は、制御IC12、負荷駆動素子13、抵抗器R1、コンデンサC1または抵抗器R5、各接続端子SI,+B,OUT,Eから構成されている。
【0020】
制御IC12は、各コンパレータCP1〜CP3、駆動回路21、各定電流回路22,23、定電圧電源回路24、各スイッチSW1,SW2、各抵抗器R2〜R4、各接続端子25〜29から構成されている。
負荷制御装置11は車載バッテリ31から電源が供給され、車載ECU32からの固定入力とパルス入力の2つの入力パターンに対応して、車載ランプ等の車両用負荷33をパルス幅変調(PWM)制御する。
【0021】
バッテリ31のプラス側は接続端子+Bに接続され、バッテリ31のマイナス側は負荷制御装置11の接続端子(接地端子)Eに接続されると共に車両のボディに接続されて接地されている。そして、負荷制御装置11内の各構成部材(制御IC12、負荷駆動素子13、抵抗器R1、コンデンサC1または抵抗器R5)は接続端子Eを介して接地されている。
【0022】
ECU32内にはNPNトランジスタ41および抵抗器42が設けられている。トランジスタ41のエミッタは接地され、そのコレクタは抵抗器42を介して負荷制御装置11の接続端子SIに接続され、そのベースにはECU32内で生成される制御信号が入力されている。
【0023】
負荷33は、負荷制御装置11の各接続端子+B,OUT間に接続されている。
バッテリ31からの電圧は、各接続端子28,+Bを介して定電圧電源回路24および駆動回路21に供給される。定電圧電源回路24はそのバッテリ31の電圧から定電圧(定電圧電源)Vcを生成し、その定電圧電源Vcは、制御IC12内の各構成部材(コンパレータCP1〜CP3、定電流回路22、抵抗器R2,R3)に供給される。
【0024】
抵抗器R1の一端は接続端子26を介して制御IC12に外付けされ、抵抗器R1の他端は接地されている。コンデンサC1または抵抗器R5の一端は接続端子27を介して制御IC12に外付けされ、コンデンサC1または抵抗器R5の他端は接地されている。
【0025】
定電流回路22には定電流Iが流れ、定電流回路23には定電流回路22の2倍の定電流2×Iが流れ、各定電流I,2×Iの電流値は抵抗器R5の抵抗値によって適宜設定される。尚、電流調整用の抵抗器R5を備えた定電流回路22,23の具体的な構成については、種々提案されており(例えば、電流制御用にFETを用い、抵抗器R5を当該FETのドレイン抵抗とし、抵抗器R5を介して当該FETのゲート側にバイアスをかける回路構成。または、カレントミラー回路を用い、抵抗器R5を当該カレントミラー回路の電流設定用抵抗とする回路構成、等)、周知であるため説明を省略する。
【0026】
定電流回路22の一端には定電圧電源Vcが供給され、定電流回路22の他端は、スイッチSW1から定電流回路23を介して接地されると共に、コンパレータCP1のプラス入力端子、コンパレータCP3のマイナス入力端子、接続端子27にそれぞれ接続されている。
【0027】
コンパレータCP1のマイナス入力端子には、しきい値電圧Vt1が印加され、コンパレータCP1の出力によってスイッチSW1の開閉(オン・オフ)が制御される。
そして、抵抗器R1、コンデンサC1、コンパレータCP1、各定電流源22,23、スイッチSW1から三角波生成回路43が構成され、コンパレータCP1のプラス入力端子が三角波生成回路43の出力端子となる。
【0028】
定電圧電源Vcと接地間には、抵抗器R3,スイッチSW2,抵抗器R4がこの順番で直列に接続されている。
コンパレータCP2のマイナス入力端子は、接続端子25に接続されると共に、抵抗器R2を介して定電圧電源Vcに接続されてプルアップされている。また、コンパレータCP2のプラス入力端子には、しきい値電圧Vt2が印加され、コンパレータCP2の出力によってスイッチSW2のオン・オフが制御される。
【0029】
尚、各スイッチSW1,SW2はトランジスタにより構成されるトランジスタスイッチであり、当該トランジスタのベースまたはゲートに印加される各コンパレータCP1,CP2の出力によりスイッチのオン・オフが制御される。
コンパレータCP3のプラス入力端子は、スイッチSW2と抵抗器R4との間のノードに接続されている。
【0030】
尚、各コンパレータCP1〜CP3は、各入力端子に印加される電圧レベルを比較し、その比較結果により、プラス入力端子の電圧レベルがマイナス入力端子より高い場合は出力端子の電圧をハイレベルにし、マイナス入力端子の電圧レベルがプラス入力端子より高い場合は出力端子の電圧をロウレベルにする。
【0031】
駆動回路21は、コンパレータCP3の出力を増幅して接続端子29から出力する。
負荷駆動素子13はNチャネルのパワーMOSFETであり、そのゲートは接続端子29を介して駆動回路21の出力に接続され、そのドレインは接続端子OUTに接続され、そのソースは接地されている。
【0032】
次に、上記のように構成された本実施形態の各動作(固定入力対応動作、パルス入力対応動作)について、図2または図3に示すタイミングチャートを参照しながら説明する。
(1)固定入力対応動作(図2参照)
固定入力対応動作において、負荷制御装置11は、ECU32からの固定入力に対して一定の周波数(周期)およびデューティでレベルが変化する駆動制御信号を生成し、その駆動制御信号を接続端子OUTから負荷33に出力して、負荷33をPWM制御する。
【0033】
負荷制御装置11に固定入力対応動作を行わせるには、接続端子27にコンデンサC1を接続すると共に、ECU32により接続端子SIの電圧を一定値に制御する。
まず、三角波生成回路43の動作について説明する。
【0034】
接続端子27にコンデンサC1を接続すると、スイッチSW1の開放時(オフ時)には、定電圧電源Vcから定電流回路22を介して流し込まれる定電流IによってコンデンサC1が充電され、スイッチSW1の閉成時(オン時)には、定電流回路22を介して接地側へ流し出される定電流2×Iにより、コンデンサC1が放電されると共に、定電流回路22からの定電流Iが接地側に流される。このとき、コンデンサC1の充電時(SW1のオフ時)には、コンパレータCP1のしきい値電圧Vt1が電圧Vbに切替設定され、コンデンサC1の放電時(SW1のオン時)にはしきい値電圧Vt1が電圧Vaに切替設定される。
【0035】
そのため、コンデンサC1の充電時において、コンパレータCP1のプラス入力端子の電圧は、定電流IとコンデンサC1の静電容量とによって規定される時定数に従って上昇し、そのプラス入力端子の電圧がマイナス入力端子に印加される電圧Vb以下の場合は、コンパレータCP1の出力がロウ(L)レベルになり、その出力レベルに従ってスイッチSW1がオフにされる。
【0036】
その後、コンパレータCP1のプラス入力端子の電圧が電圧Vbを越えると、コンパレータCP1の出力がハイ(H)レベルに反転し、その出力レベルに従ってスイッチSW1がオンに切り替えられ、それと同時にしきい値電圧Vt1が電圧Vaに切り替えられる。
【0037】
すると、コンデンサC1は放電を始め、コンパレータCP1のプラス入力端子の電圧は前記時定数に従って下降し、そのプラス入力端子の電圧がマイナス入力端子に印加される電圧Va以上の場合は、コンパレータCP1の出力がハイレベルになり、その出力レベルに従ってスイッチSW1がオンにされる。
【0038】
その後、コンパレータCP1のプラス入力端子の電圧が電圧Vaを下回ると、コンパレータCP1の出力がロウレベルに反転し、その出力レベルに従ってスイッチSW1がオフに切り替えられ、それと同時にしきい値電圧Vt1が電圧Vbに切り替えられる。すると、コンデンサC1は再び充電を開始する。
【0039】
この動作を繰り返すことにより、コンパレータCP1のプラス入力端子(三角波生成回路43の出力端子)からは三角波が出力される。尚、当該三角波の最大電圧(波高値)および最小電圧は、コンパレータCP1のしきい値電圧Vt1によって設定され、最大電圧は電圧Vb、最小電圧は電圧Vaとなる。また、当該三角波の周波数(周期)は、定電流Iの電流値、コンデンサC1の静電容量、各電圧Vb,Vaによって規定される。
【0040】
一方、ECU32は、負荷33を駆動する場合は、その内部でハイレベルの制御信号を生成し、その制御信号に従ってトランジスタ41をオンさせ、そのトランジスタ41を介して接続端子SIの電圧をプルダウンさせて接続端子SIの電圧をロウレベルに切替設定する。また、負荷33の駆動を停止する場合は、ECU32内でロウレベルの制御信号を生成し、その制御信号に従ってトランジスタ41をオフさせ、抵抗器R2を介して接続端子SIの電圧をプルアップさせて接続端子SIの電圧をハイレベルに切替設定する。すなわち、ECU32は、接続端子SIの電圧レベルを設定することにより、接続端子SIを介して負荷制御装置11へ当該電圧レベルに対応した固定入力の駆動命令信号を出力する。
【0041】
ここで、コンパレータCP2のプラス入力端子に印加されるしきい値電圧Vt2を、定電圧Vcの約1/2に設定しておく。これにより、接続端子SIの電圧(駆動命令信号)がロウレベルの場合(負荷33を駆動する場合)は、コンパレータCP2の出力をハイレベルに切替設定させ、接続端子SIの電圧(駆動命令信号)がハイレベルの場合(負荷33の駆動を停止する場合)は、コンパレータCP2の出力をロウレベルに切替設定させる。
【0042】
そのコンパレータCP2の出力レベルに従ってスイッチSW2のオン・オフが制御され、コンパレータCP2の出力がハイレベルの場合はスイッチSW2がオンにされ、ロウレベルの場合はスイッチSW2がオフにされる。
スイッチSW2のオン時には、各抵抗器R3,R4により定電圧Vcを抵抗分圧した電圧がコンパレータCP3のプラス入力端子に印加される。つまり、各抵抗器R3,R4の抵抗値をそれぞれ「R3」「R4」とし、定電圧Vcの電圧値を「Vc」とした場合、コンパレータCP3のプラス入力端子に印加される分圧電圧Vkは、Vk=Vc×R4/(R3+R4)に設定される。
【0043】
また、スイッチSW2のオフ時には、コンパレータCP3のプラス入力端子の電圧が三角波の最小電圧Vaよりも低い接地電圧(=0V)になる。
このとき、コンパレータCP3のマイナス入力端子には、三角波生成回路43の生成した三角波が印加されている。そのため、負荷33を駆動する場合は、図2(a)に示すように、三角波の最大電圧Vb,最小電圧Va,周波数と、前記分圧電圧Vkとを適宜設定することにより、コンパレータCP3の出力を所定の周波数およびデューティに設定することができる。尚、前記分圧電圧Vkは、前記三角波の最大電圧Vbと最小電圧Vaとの間に設定しておく必要がある。
【0044】
そのコンパレータCP3の出力は駆動回路21にて増幅され、接続端子29を介して負荷駆動素子13へ出力される。
NチャネルのパワーMOSFETである負荷駆動素子13は、駆動回路21の出力(コンパレータCP3の出力)がハイレベルの場合はオンされ、ロウレベルの場合はオフされる。負荷駆動素子13のオン時には、接続端子OUTの電圧がロウレベルになり、バッテリ31のプラス側→負荷33→接続端子OUT→負荷駆動素子13→接続端子E→バッテリ31のマイナス側の経路で電流が流れ、バッテリ31から負荷33へ電源が供給されて負荷33が駆動される。また、負荷駆動素子13のオフ時には、接続端子OUTの電圧がハイレベルになり、前記電流経路が断たれ、バッテリ31から負荷33への電源供給が停止されて負荷33の駆動が停止される。
【0045】
すなわち、負荷制御装置11は、接続端子OUTの電圧レベルを設定することにより、接続端子OUTを介して負荷33へ当該電圧レベルに対応した駆動制御信号を出力している。そして、駆動回路21および負荷駆動素子13は、コンパレータCP3の出力(コンパレータCP3の比較結果)に基づいて駆動制御信号を生成している。
【0046】
このように、接続端子SIの電圧(駆動命令信号)がロウレベルに切替設定された場合は、スイッチSW2がオンに設定され、三角波生成回路43の生成した三角波と各抵抗器R3,R4の抵抗値とに基づいて、接続端子OUTの電圧(駆動制御信号)が所定の周波数およびデューティに設定され、その駆動制御信号に従って負荷33がPWM制御される。
【0047】
また、接続端子SIの電圧(駆動命令信号)がハイレベルに切替設定された場合は、スイッチSW2がオフに設定され、図2(b)に示すように、コンパレータCP3のプラス入力端子の電圧が三角波の最小電圧Vaよりも低い接地電圧となるため、コンパレータCP3の出力がロウレベルに保持され、その駆動制御信号に従って負荷33のPWM制御が停止される。
【0048】
(2)パルス入力対応動作(図3参照)
パルス入力対応動作において、負荷制御装置11は、ECU32からのパルス入力と同じ周波数(周期)およびデューティでレベルが変化する駆動制御信号を生成し、その駆動制御信号を接続端子OUTから負荷33に出力して、負荷33をPWM制御する。
【0049】
負荷制御装置11にパルス入力対応動作を行わせるには、接続端子27に抵抗器R5を接続すると共に、ECU32により接続端子SIの電圧を制御する。
接続端子27に抵抗器R5を接続すると共に、スイッチSW1をオフにすると、コンパレータCP1のプラス入力端子(三角波生成回路43の出力端子)の電圧は、定電流回路22の定電流Iに抵抗器R5の抵抗値を乗算した一定電圧値に保持され、三角波生成回路43の三角波生成動作は停止される。つまり、抵抗器R5の抵抗値を「R5」とし、定電流Iの電圧値を「I」とした場合、コンパレータCP1のプラス入力端子の電圧は一定電圧(=I×R5)に保持される。すなわち、三角波生成回路43は、外付け素子(コンデンサC1および抵抗器R5)の変更により三角波と前記一定電圧とを切り替えて生成する。このとき、スイッチSW1のオフ状態を保持させるため、前記一定電圧(=I×R5)は前記電圧Vbより低い電圧値に設定する。
【0050】
一方、ECU32から出力されるパルス入力の駆動命令信号は、所定の周波数およびデューティに切替設定されている。そのため、前記した固定入力対応動作と同様にしきい値電圧Vt2を定電圧Vcの約1/2に設定しておくことにより、ECU32からの駆動命令信号に対応させてコンパレータCP2の出力レベルを変化させることができる。そして、コンパレータCP2の出力レベルに従ってスイッチSW2のオン・オフが制御され、スイッチSW2のオン時にはコンパレータCP3のプラス入力端子に前記分圧電圧Vkが印加され、スイッチSW2のオフ時にはコンパレータCP3のプラス入力端子に接地電圧が印加される。つまり、コンパレータCP3のプラス入力端子に印加される電圧は、前記分圧電圧Vkを最大電圧(波高値)とし、ECU32からの駆動命令信号と同期したものになる。
【0051】
このとき、コンパレータCP3のマイナス入力端子には、前記一定電圧(=I×R5)が印加されている。そのため、前記一定電圧(=I×R5)を接地電圧より高く且つ前記分圧電圧Vkより低く設定しておけば、コンパレータCP3の出力電圧は、プラス入力端子に印加される電圧と同じになり、ECU32からの駆動命令信号と同期したものになる。
【0052】
従って、接続端子SIの電圧(駆動命令信号)に対応してスイッチSW2のオン・オフが切替制御され、接続端子OUTの電圧(駆動制御信号)が前記駆動命令信号と同じ周波数およびデューティに設定され、その駆動制御信号に従って負荷33がPWM制御される。
【0053】
以上詳述したように、本実施形態においては、制御IC12にコンデンサC1を外付けすれば固定入力に対応し、制御IC12に抵抗器R5を外付けすればパルス入力に対応するため、1つの制御IC12にて固定入力とパルス入力の2つの入力パターンに対応可能になる。従って、本実施形態によれば、前記方法1の各問題点を回避することができる。
【0054】
図4は、本実施形態の負荷制御装置11を前記方法2の回路構成に変更した状態を示すブロック回路図である。
図4に示す負荷制御装置11において、図1に示す本実施形態の負荷制御装置11と異なるのは以下の点である。
【0055】
▲1▼接続端子27にはコンデンサC1のみが外付けされ、抵抗器R5は外付けされない。
▲2▼制御IC12に接続端子30が設けられている。この接続端子30には、一端が接地された抵抗器R6が外付けされる。
【0056】
▲3▼制御IC12内に、各コンパレータCP2,CP3の出力を短絡するスイッチSW3が設けられている。スイッチSW3はトランジスタにより構成されるトランジスタスイッチであり、当該トランジスタのベースまたはゲートに印加される電圧が、接続端子30に外付けされる抵抗器R6により変更されることで、スイッチのオン・オフが制御される。
【0057】
すなわち、接続端子30に抵抗器R6を外付けした場合は、スイッチSW3がオンして各コンパレータCP2,CP3の出力が短絡され、コンパレータCP2の出力が駆動回路21に直接入力されるため、接続端子OUTの電圧(駆動制御信号)がECU32からの駆動命令信号と同じ周波数およびデューティに設定されることから、パルス入力に対応する。
【0058】
また、接続端子30から抵抗器R6を外した場合は、スイッチSW3がオフするため、図1に示す本実施形態の前記固定入力対応動作と同じ回路構成となり、固定入力に対応する。
このように、図4に示す負荷制御装置11では、スイッチSW3を外部から操作するための接続端子(操作用端子)30を制御IC12に設けなければならず、加えて、スイッチSW3をオン操作する際には接続端子30に抵抗器R6を外付けしなければならない。そのため、制御IC12の接続端子数が増加すると共に外付け素子である抵抗器R6が必要となることから、制御IC12の搭載性が悪化すると共に負荷制御装置11のコストが増大する。
【0059】
それに対して、図1に示す本実施形態の負荷制御装置11では、スイッチSW3,接続端子30,抵抗器R6が不要であるため、図4に示す前記方法2の負荷制御装置11における各問題点を回避し、低コストな負荷制御装置11を実現することができる。
【0060】
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のように変更してもよく、その場合でも、上記実施形態と同等もしくはそれ以上の作用・効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、負荷駆動素子13としてパワーMOSFETを用いたが、どのようなスイッチング素子(例えば、バイポーラトランジスタ、サイリスタ、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、SIT(Static Induction Transistor)、等)を用いてもよい。
【0061】
(2)上記実施形態では、負荷33を駆動する場合に、ECU32により接続端子SIの電圧をロウレベルに切り替え設定する、いわゆる「ローサイド駆動形式」をとっている。しかし、負荷33を駆動する場合に、ECU32により接続端子SIの電圧をハイレベルに切り替え設定する、いわゆる「ハイサイド駆動形式」に変更してもよい。
【0062】
図5は、ハイサイド駆動形式の場合の負荷制御装置11の回路構成を示すブロック回路図である。
図5に示す負荷制御装置11において、図1に示す上記実施形態の負荷制御装置11と異なるのは以下の点である。
【0063】
(1)ECU32内にはPNPトランジスタ44および抵抗器42が設けられている。トランジスタ44のエミッタには、定電圧電源回路24の生成する定電圧電源Vcと同一電圧Vcが印加されている。そして、トランジスタ44のコレクタは抵抗器42を介して負荷制御装置11の接続端子SIに接続され、そのベースにはECU32内で生成される制御信号が入力されている。
【0064】
(2)コンパレータCP2のマイナス入力端子は、接続端子25に接続されると共に、抵抗器R2を介して接地されてプルダウンされている。
(3)ECU32は、負荷33を駆動する場合は、その内部でハイレベルの制御信号を生成し、その制御信号に従ってトランジスタ44をオフさせ、抵抗器R2を介して接続端子SIの電圧をプルダウンさせてロウレベルに切替設定する。また、負荷33の駆動を停止する場合は、ECU32内でロウレベルの制御信号を生成し、その制御信号に従ってトランジスタ44をオンさせ、そのトランジスタ44を介して接続端子SIの電圧をプルアップさせてハイレベルに切替設定する。
【0065】
(3)上記実施形態では、負荷駆動素子13であるNチャネルのパワーMOSFETのドレインが接続端子OUTに接続されると共に、そのソースが接地され、負荷33が各接続端子+B,OUT間に接続された、いわゆる「ロウサイド構成」をとっている。
【0066】
しかし、図6に示すように、負荷駆動素子13であるNチャネルのパワーMOSFETのドレインが接続端子+Bに接続されると共に、そのソースが接続端子OUTに接続され、負荷33が各接続端子OUT,E間に接続された、いわゆる「ハイサイド構成」に変更してもよい。この場合、負荷駆動素子13のオン時には、バッテリ31のプラス側→接続端子+B→負荷駆動素子13→接続端子OUT→負荷33→バッテリ31のマイナス側の経路で電流が流れ、バッテリ31から負荷33へ電源が供給されて負荷33が駆動される。尚、このハイサイド構成では、負荷駆動素子13としてPチャネルのパワーMOSFETを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施形態の概略構成を示すブロック回路図。
【図2】一実施形態の固定入力対応動作を説明するためのタイミングチャート。
【図3】一実施形態のパルス入力対応動作を説明するためのタイミングチャート。
【図4】従来の形態の概略構成を示すブロック回路図。
【図5】本発明を具体化した別の実施形態の概略構成を示すブロック回路図。
【図6】本発明を具体化した別の実施形態の概略構成を示すブロック回路図。
【符号の説明】
11…負荷制御装置 13…負荷駆動素子 31…車載バッテリ
32…車載ECU 33…負荷 21…駆動回路
43…三角波生成回路 SI,29,OUT…接続端子
CP1〜CP3…コンパレータ R1〜R5…抵抗器
C1…コンデンサ Vc…定電圧電源 SW2…スイッチ
Claims (1)
- 固定入力に対応した一定レベルの駆動命令信号と、パルス入力に対応した所定の周波数およびデューティでレベルが変化する駆動命令信号とを切り替えて出力する駆動命令手段からの駆動命令信号に従い、固定入力の場合は一定の周波数およびデューティでレベルが変化する駆動制御信号を生成し、パルス入力の場合は駆動命令手段からの駆動命令信号と同じ周波数およびデューティでレベルが変化する駆動制御信号を生成し、当該駆動制御信号によるパルス幅変調制御により負荷への電源の供給を制御する負荷制御装置であって、
外付け素子に応じて三角波または第1設定電圧を生成する三角波生成手段と、
前記駆動命令手段からの駆動命令信号に従い、第2設定電圧と第3設定電圧とを切り替えて生成する設定電圧生成手段と、
前記三角波生成手段の生成した三角波または第1設定電圧と、前記設定電圧生成手段の生成した第2設定電圧または第3設定電圧とを比較する比較手段と、
当該比較手段の比較結果に基づいて前記駆動制御信号を生成する駆動制御手段と、
を備え、
前記第1設定電圧は前記第2設定電圧とそれより低い前記第3設定電圧との間に設定され、
前記第2設定電圧は前記三角波の最大電圧と最小電圧との間に設定され前記駆動命令手段から固定入力に対応した一定レベルの駆動命令信号が出力され、当該駆動命令信号が前記負荷の駆動を命令する場合、前記外付け素子として容量素子が設定された前記三角波生成手段は三角波を生成し、前記設定電圧生成手段は第2設定電圧を保持して生成し、前記比較手段は前記三角波と第2設定電圧とを比較し、
前記駆動命令手段から固定入力に対応した一定レベルの駆動命令信号が出力され、当該駆動命令信号が前記負荷の駆動の停止を命令する場合、前記外付け素子として容量素子が設定された前記三角波生成手段は三角波を生成し、前記設定電圧生成手段は第3設定電圧を保持して生成し、前記比較手段は前記三角波と第3設定電圧とを比較し、
前記駆動命令手段からパルス入力に対応した所定の周波数およびデューティでレベルが変化する駆動命令信号が出力される場合、前記外付け素子として抵抗素子が設定された前記三角波生成手段は第1設定電圧を生成し、前記設定電圧生成手段は前記駆動命令信号に従い、前記駆動命令信号の周波数およびデューティに対応して第2設定電圧と第3設定電圧とを切り替えて生成し、
前記比較手段は第1設定電圧と第2設定電圧または第3設定電圧とを比較すること
を特徴とする負荷制御装置。
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