JP4257766B2 - 光フィラメント挿入装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明表示の作成用の、光フィラメントの端部が布材を通して挿入された物品を製造する方法および製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
極めて多数の光導波用フィラメント又は「光」フィラメントを備える物品が知られており、この物品はそれぞれが一枚の布材を通って延在され、その布材の「前」側又は表示側で見るために露出する短い「挿入」端を備えている。この布材の後部では、フィラメントの尾部が短い挿入端から光源にさらすための遠方端(「引きずり」端)まで延びている。
【0003】
1987年9月14日にハリー エル ウェインライトに付与された米国特許第4,875,144号には、このような物品の1例が開示されている。このウェインライト特許では、フィラメントの尾部は集められて束になっており、それぞれの束のフィラメントは共通の光源によって同時に照射される。各グループにおけるフィラメントの露出端は明かりがつくように設計されており、多数のパターンのフィラメント端が同時にまた次々に明かりがついて、連続した表示パターンが発生する。
【0004】
このような物品の布材は、通常は織物であるが、適切な材料、例えば合成皮革であってもよい。
各フィラメントは一般にモノフィラメントであるが、多数の細い光導波用繊維を含む撚り糸が、ここで「フィラメント」と称されるものを構成していてもよい。
【0005】
米国特許第4,854,250号には、照明されるべき予定の光フィラメントによって装飾された物品を作るのに使用される、光フィラメントを布材の中に挿入するための機械装置が開示されている。この特許には、フィラメントが共通の光源によって同時に照射されるべきパターンを形成するために、フィラメントの束を形成したり、又はフィラメントをグループに編成するための設備はまったく存在しない。
【0006】
さらにまた、光フィラメントの短い端部が中空のニードルによって布材の中に挿入された物品を作るための未公開の方法が提案されている。ニードルは引き戻されて、布材を通って該布材の前側又は表示側に突出している各フィラメントの短い挿入端から離れる。これらの短い端部は、急速に重合する「接着剤」によってその布材に着設される。この布材の裏から、フィラメントの尾部が延びている。これらの尾部は、手動式でで集められ又はグループにまとめられ、一グループのすべてのフィラメントがいっしょに照射され得る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、布材と多数の光フィラメント線とからなる物品を作るために完全に自動的に作動する新規な装置が提供される。ここで、多数の光フィラメント線は、各フィラメント線の短い挿入端が前記布材を通って延び、該布材の前側又は表示側で見えるように露出しており、各フィラメント線は、前記布材の後側で、該布材に挿入されたそれぞれの短い挿入端から延びる比較的長い尾部を備える。これらの短い挿入端は上述したパターンを形成し、前記フィラメント尾部はグループ又は房にまとめられて、各グループが共通の1つの光源によって照射される。この種の物品は、選択的にパターンを形成する、それぞれの「短い」挿入端を有する膨大な数のフィラメント線を備えていてもよく、挿入端がパターンを形成するフィラメント尾部はグループ分けが維持される方法で末端ブロックの部分に固定されている。フィラメントの1グループ用の光源はその末端ブロックに組み入れてもよく、また組み入れなくてもよい。フィラメントを固定グループで集めることにより、フィラメント尾部の系統立てた関係が確立され、維持される。
【0008】
本発明に係る、以下の例示的な実施態様の詳細な説明で示されるように、この新規な装置は以下の要素を備える。
【0009】
A. フィラメント供給部から延びているフィラメント材の自由端を挿入するためのフィラメント端挿入アセンブリであって、該フィラメント端挿入アセンブリは、長手方向に往復移動する管状ニードルと、前記供給部からフィラメント材を前記管状ニードルの中へかつ前記管状ニードルに沿って送給するための制御された手段と、供給部からフィラメント材の「自由」端まで延びている各個の新しいフィラメント線を分離するためのカッターとを備える。
B. 布材支持体。
C. 前記フィラメントの挿入端が上述したパターンを形成するように、前記布材支持体と前記フィラメント端挿入アセンブリとの間で相対移動するためのプログラム制御された手段。
D. 末端ブロックと、前記フィラメント端挿入アセンブリと前記末端ブロックとの間で相対移動するためのプログラム制御された手段とを支持する手段。
E. それぞれの挿入端から、少なくとも前記末端ブロックまで延びる長さのフィラメントを引き出すための手段を備える装置。
F. 前記パターンを形成するグループのフィラメント材の端を挿入するのに対応して前記末端ブロックの選択された部分に前記各フィラメント線を組み入れる手段。
【0010】
本発明の現在の好ましい例示的実施態様のいくつかは添付図面で示され、以下でいっそう詳しく説明されている。それらの実施態様のすべてにおいて、フィラメント端挿入アセンブリは据え付けである。すなわち、前記布材はX−Yプログラム制御されたテーブルにより前記フィラメント端挿入アセンブリに対して相対移動し、その結果、挿入されたフィラメント端が前記のパターンを形成する。さらにまた、それぞれの例示的実施態様において、フィラメント線は、前記供給部から前記ニードルによって引き出されており、フィラメント材の新しい挿入端のそれぞれから引き延びる。このフィラメント尾部の長さは、前記挿入されたフィラメント端からその挿入フィラメントに関する末端ブロックの前記部分まで延びるのに少なくとも十分な長さである。本発明の1つの実施態様では、前記末端ブロックは、前記布材が支持される同様のX−Yテーブルに取り付けられており、前記供給部から引き出された各フィラメント尾部は、前記X−Y制御プログラムによって選択された末端ブロックの一部を越えて延び、これにより、前記挿入フィラメント端によって形成されたパターンのそれぞれに対応するためにフィラメント尾部のグループが前記末端ブロックでまとめられる。
【0011】
末端ブロックの支持体を前記X−Yテーブルから分離でき、したがって、前記末端ブロック支持体が前記布材支持テーブルの「X」軸又は「Y」軸に平行に作動するようにプログラムされ、前記末端ブロック支持体と前記X−Y布材支持テーブルとが協同して作動し、共通の制御プログラムを分け合うであろう、ということは予想される。
【0012】
本発明の1つの実施態様では、そのX−Yテーブルは前記ニードルのいくらか下方にある末端ブロックを支持する。末端ブロックがそのように横断する間に、フィラメント線は引き出されて、そのフィラメントの短い挿入端からその布材の後部を横切り、前記末端ブロックのプログラム選択された部分を横切って延びる。引き出されたフィラメント線は前記供給部から前記ニードルを通じて延び、フィラメント材は次の作動サイクルの準備のために切断される。前記フィラメント尾部は前記末端ブロックの選択された部分に組み入れられる。例えば、前記フィラメント材は、前記末端ブロックの把手用切欠内に運ばれ、そこで、前記布材に挿入されたパターンを形成する端部から延びる他のフィラメント尾部とともにグループ分けされる。
【0013】
付帯的な細部の構成としては次のとおりである。多数のフィラメントが共通の光源によって照射されるグループに集められるときは、すなわち、前記末端ブロックにおける単一の把手用切欠に収納されるフィラメントが多過ぎるときは、そのように大きいグループのフィラメント線はその末端ブロックの2又はそれより多い把手用切欠に割り当てることができる、ということが理解されるであろう。
【0014】
包含される物品のタイプが多数のパターンを有するために、きわめて多くのフィラメント端が必要である。本発明における1つの実施態様は、組み入れられたフィラメントごとの機械動作に必要な時間を減らすようになっている。この目的のために、フィラメントの尾部を引き出すのに必要な時間が短縮されている。すなわち、キャッチャーが、前記ニードルと新しく挿入された前記フィラメント端との間で前記フィラメント材を引っ掛け、ほとんど同時に、長さが上述したフィラメント線の「尾部」に等しいかあるいは近似する長さのフィラメント材の二重になったループ後部を引き出す。このようなループ引出し行程が終わると、前記カッターが作動して、前記布材に挿入するためのニードルでフィラメント材の新しい自由端が形成され、その切断により、フィラメント尾部の端もまた形成される。前記フィラメント材のループが前記末端ブロックに重なるように引き出され、その尾部の端が前記末端ブロックの選択された切欠に固定される。そこで直ちに、X−Yテーブルが移動して、すなわち、普通は短い距離だけ移動して、前記フィラメント材の新しい外端がその布材に挿入される。このようなキャッチャーが介在することで、X−Yテーブルの平均移動距離が減り、前記装置のフィラメント当たりのサイクル時間が減少する。
【0015】
膨大な数のフィラメント線を形成し、布材に提供するためにその装置に必要な時間を減少させるための別の変形例として、2以上のフィラメント端挿入アセンブリが、前記布材に新たに挿入された短い端からフィラメント尾部を引き出すための、またフィラメント尾部を前記末端ブロックの選択部に組み入れるための機構を提供し、かつ、その機構に統合される、ということは予想される。改変された例示的な装置では、2以上のニードルが同時に作動して、複数のフィラメントの短い端が一枚の布材に挿入される。これらの挿入端から延びているフィラメント尾部は、それらのフィラメント供給部から引き出されて切断され、前記尾部は、次々にすばやく前記末端ブロックに組み入れられる。2以上のフィラメント線を布材とフィラメントグループ分け用の末端ブロックとに適用するために2以上のフィラメント挿入アセンブリに必要な時間は、1つのフィラメント挿入装置が備わった装置のサイクル持間よりもほんのわずか長いだけである。複数のフィラメント挿入アセンブリの備わった装置の収率が増加すると、はっきりした経済性となって現れる。
【0016】
フィラメント端を挿入する装置に必要な時間を減らすための、簡単に説明された前記の2つの設備は、以下で詳しく説明される本発明の実施態様の1つに組み合わされて、それらの設備の双方における時間節約という利点が組み合わされる。
【0017】
本発明におけるさまざまな側面の例示的実施態様は、添付図面に示されるとともに以下に詳しく説明される。上で示された側面に加えて、本発明における別のいくつかの側面が詳しい説明で示される。さらに他のいくつかの実施態様が当業者に明らかになるであろう。したがって、添付された特許請求の範囲は広く解釈されるべきである。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1には、本発明におけるいくつかの側面のうちの1つの例示的実施態様が示されている。図1において、フレーム構造体10によりフィラメントFのリール12が支持されている。フィラメントFは、張力を与えるアイドラー18と静止アイドラー20とによって、フィラメントFの自由端を布材F′の中へ挿入するための機構14まで案内される。
【0019】
布材F′は、機構14の下で、2部片からなるフレーム16aによって張力を有しており、交差したレール16b,16cによって支持されたX−Yテーブル16の一部である。略図状に表されたX−アクチュエータ16dとY−アクチュエータ16eとが布材F′をプログラム制御の下で移動させ、ニードル22の下方におけるどのような選択点にも位置させるようにする。短いフィラメント端が受け入れられた布材F′の多くの点によって、1つのパターン又は多数のパターンが形成される。
【0020】
X−Yテーブル16は、末端ブロックTが支持されるアーム16fを備える。
短いフィラメント端が布材F′に挿入された後、そのフィラメント端は、後述するように、重合した接着剤によって(又は他の適切な手段によって)所々に固定される。次に、布材に挿入されたフィラメント端から末端ブロックにおける対向端まで引き延びるフィラメント線Lを引き出すためにX−Yテーブル16が移動される。フィラメント尾部を受ける切欠はプログラム制御の下で選択され(図1および図1A参照)、複数の挿入端P−1により布材に1つのパターンを形成するいくつかのフィラメント線Laが、末端ブロックの選択されたフィラメント端受け用切欠N−5にグループ分けされ、挿入端P−2により布材に別のパターンを形成する他の複数のフィラメント線Lbが、別の切欠N−11にグループ分けされる。1つのパターンがきわめて多数のフィラメント線が有するとき、単一パターンのフィラメント線が受けられ且つグループ分けされる末端ブロックに2つ(又はそれ以上)の切欠(溝)が示されることは分別のあることであろう。
【0021】
張力を与えるただ1つのアイドラー18とただ1つの静止アイドラー20とが示されているが、テーブルが突然移動してフィラメント線Lが引き出されたときに、張力の与えられたループにより供給リールからフィラメント材が突然引き出されるのを防止するために、張力を与える多数のローラーと多数のアイドラーを用いて多数のゆるいループをもたらすことは適切であろう。フィラメントに突然の引き戻しが生じたときは、リール12の回転を止めるための小さな摩擦又はクラッチが生じるであろう。
【0022】
図2は、フィラメント材Fの「短い挿入端」を布材F′に挿入するためのアセンブリ14によって行われた周期的な繰り返し運動を表す一連の概念図である。
各サイクルの状態と終わりとが示される概念図Iには、ニードル22の先端がカッター28から垂直に引っ込んで示されている。フィラメント材の自由端はカッター28によって作られる。すなわち、自由端は概念図Iにおいてニードルから突出している。ニードル22はその「下降」行程を始めるが(概念図II)、フィラメント材Fは静止している。すなわち、フィラメント材の自由端はニードル内にさや状に納められるようになる。次に、ニードルは布材F′に向けて移動し、布材F′を貫通する(概念図III およびIV)。この時点で又はその直後に、押し下げ装置26が布材の方へ移動する。
【0023】
図2の概念図Vには、ニードルとフィラメント材Fとが布材F′にもっとも深く貫入した状態が示されている。概念図Iにおける関係とは違って、概念図Vにおけるフィラメント材Fの自由端はそのニードルの中にさや状に納められている。この状態では、フィラメント材の短い端部(「短い挿入端」)が布材から突出している。概念図VIでは、ニードルは布材から引っ込んだところである。すなわち、押し下げ装置26によって、ニードル22が布材から上昇しないようにされている。制御機構によりフィラメント材が布材に貫入した状態が保たれて、フィラメント材の不連続な短い挿入端がニードルで引き上げられないことが保証される。
【0024】
布材から突出するフィラメント材の端は、概念図VIおよびVII ではむき出されている。
図2および3には、フィラメント材の各挿入端を布材に固定するための現在の好ましい方法が示されている。フィラメント挿入端に流体を塗布するために、流体塗布器30が布材F′の下方でニードル22と整合して配置されている(概念図VII )。その流体は急速に重合する。流体塗布器は外側チューブ32、流体戻りチューブ34および供給チューブ36を備えている。その流体のための貯蔵容器38は、新しい流体をフィラメント端へ送り出す内部循環ポンプ(図示省略)を備えている。アクチュエータ30aは、フィラメント制御機構およびニードル往復移動機構の作動が合わさってユニット30を往復移動せしめ、流体の調整ビードBがフィラメント材Fのむき出しの突出挿入端に付与される(概念図VII )。他の時は常時、塗布器30は布材から引っ込んだ状態で維持される。
【0025】
図2のような一連の動きはすべて、プログラムによってX−Yテーブルが制御されて布材がフィラメント挿入端を受けるべき位置にあるときに始められる。テーブル16のX−Y移動を制御するプログラム16fによって、アセンブリ14及び流体塗布器30の機構も作動される。
【0026】
流体塗布器30が布材から後退してしまった後に、流体のビードが重合用の光源40にさらされる。流体塗布器30は、重合した流体がチューブ32上に堆積するのを防ぐために、光源40の光から遮蔽されるべきである。
【0027】
流体を塗布して定着させる全体の操作は短時間のものであり、たとえば2分の1秒である。その結果、フィラメントのそれぞれの短い挿入端は布材にしっかりと固定される。そのような固定のモードに新規性がないことはここで明らかである。概念図VII におけるフィラメントの先端を溶融させるために、代わりに熱を与えてもよい。
【0028】
作られるべき物品において、フィラメント線の「尾部」Lはそれぞれの短い挿入端から末端ブロックTの選択された固定箇所まで延びている。X−Yテーブルは、末端ブロックの選択された切欠又は溝が機構14まで移動するように、プログラム制御の下で比較的長い行程で操作される。正しく挿入されたフィラメント端が機構14から離隔する方向に移動する。そのテーブルの行程によって、フィラメント線の「尾」部が供給リール12からニードル22およびローラー26まで引き出される。
【0029】
フィラメント尾部を引き出すのに伴う動きは、図4A、4Bおよび4Cに示されている。図4Aには図2の概念図IXが示されている。フィラメントの短い挿入端が重合した流体によって布材に固定され、ニードル22は引っ込んだところである。フィラメント材は、その後、カッター28によって切断するために露出される。ローラー26は、図4Aにおける末端ブロックから離れたニードル軸の傍にある。
【0030】
図4Bは、フィラメント尾部を作るX−Yテーブルによって支持された布材の行程の始まりを示している。
図4Cは、その行程の終わりを示している。X−Yテーブルによって支持された布材F′は、供給リールから管状ニードルを経てローラー26の周りにフィラメント尾部Lを引き出している。図4Cの状態に終わるX−Yテーブルの行程が行われる際に、末端ブロックはローラー26の下を通過する。このテーブルにおけるこのような移動の準備のためにローラー26は引き上げられた。図4Cの状態では、ローラーの溝と、末端ブロックにおいて選択された切欠とは一直線上にある。張力を与えるアイドラーローラー20と供給リールにおける牽引とのために、フィラメント材はぴんと張っている。ローラーは、プログラム制御の下で、急速に上下移動する。すなわち、まず、フィラメントは末端ブロックにおける選択された切欠の中に入れられ、その後、X−Yテーブルにおける戻り行程の準備のために、ローラー26が上昇して末端ブロックをクリアにする。これにより、フィラメントの短い挿入端の布材への挿入、フィラメント尾部Lの引き出し、およびその尾部の端部の末端ブロックへの固定からなるサイクルが終わる。ローラー26の「下降」行程に続いてカッター28が作動して、図2における概念図1の関係が作り出される。
【0031】
図1のアセンブリ14のために用いることができる機構の例示的形態は、図5に示されている。
上下移動行程のためのレール又はロッドによって、フレーム部10aにニードルキャリヤ42が支持されている。ニードル22はねじ42aによってキャリヤ42に締め付けられている。ニードルキャリヤ42は一定の行程で上下に作動する。ニードルキャリヤ42はアクチュエータ44のベルト44bに固定されている。
【0032】
アクチュエータ44はニードルキャリヤ42を、フィラメント材Fの端が布材F′に挿入されるべきときに、全体のプログラム中で毎回一度だけ作動する。アクチュエータ44の駆動ユニット44aが前方へ作動し、次いで、エンドレスベルト44bによってニードルキャリヤが下方へ次いで上方へ駆動されるように行程が反転される。ニードルの布材への貫入度は、駆動ユニット44aのプログラム制御によって調節される。
【0033】
フィラメント把持用の回動顎型クランプ46とクランプアクチュエータ46aとが、ニードルキャリヤ42に固定されている。カム又はくさび要素46bが、アクチュエータ46aによって上方へ、次いで下方へ移動して、クランプ46が閉じ、その状態は概念図II(図2)によって表された段階から概念図Vに終わる段階まで保たれる。このような動作によってフィラメント材は、ニードルと調和して下方へ動かされる。
【0034】
アセンブリ14は、図2に示されたサイクルにおいて不連続にフィラメント材Fを制御するための機構48を備える。フィラメント制御機構48は2〜3の機能を有する。1つの機能は、概念図II(図2)によって表された段階で短い上下移動行程を通してフィラメンFを駆動することである。これには、布材へのフィラメントのしっかりした結合が高められるという効果がある。フィラメント材の布材へのこのような上下移動行程を実行するために、またフィラメント材のこのような上下移動行程を実行するために、アセンブリ48は、図示されたロッドに沿って鉛直に摺動する部材48aを備える。アクチュエータ48aは、アクチュエータ48bが作動される各時間で一度、一定の上下移動行程を実行する。部材48は、回動顎型クランプ48cと、くさび又はカム48dを駆動するためのアクチュエータ48eとを支持し、クランプ48cを作動させる。このクランプは、図2の概念図VII で表された段階の期間に接着剤内にフィラメントの自由端を振り動かすために、部材48aの充分な上下移動の間にフィラメント材を掴む。この機能が省略された場合は、部材48aは機械フレームの一部分10aに固定されて、アクチュエータ48bは省略されるであろう。
【0035】
フィラメント制御機構48の第2の機能では、クランプ48cは閉じてフィラメント材Fを掴み、部材48aは静止しており、概念図Iから概念図II(図2)への遷移の期間と、概念図Vから概念図VIへの遷移の期間とにおいて、フィラメント材は動かないように維持される。ニードルはそれらの遷移の各々において、鉛直に動作される。ニードルとフィラメント材との間にの摩擦は、フィラメント材をニードルで引き出す傾向にある。クランプ48cは、それらの遷移の際に、フィラメント材がニードルで不意に移動することを防止する。
【0036】
図5におけるアセンブリ14にはローラー26を備える。アクチュエータ56にエネルギーが与えられると、ロッド部分56a,56bが下方へ駆動される。アクチュエータ56には、X−Yテーブルによって支持された布材を下方に保持するときに一度、また、フィラメント尾部が末端ブロックTの選択された溝の中へ駆動されるときにもう一度エネルギーが与えられる。
【0037】
フィラメント尾部は、ぴんと張っており、フィラメント材が末端ブロックの溝の中へ入れられる時に制御される。フィラメントの端がこのように末端ブロックに固定された後に、アクチュエータ(図示省略)によってカッター28が作動し、図2の概念図Iで表されたように、フィラメントの自由端が作られる。
【0038】
上で説明された連続動作はすべて、連続的な制御プログラム16fによってまとめられ、制御プログラム16fの詳細は平凡であって示されておらず、連続動作はここで詳しく説明されている。
【0039】
テーブルをX方向およびY方向へ駆動して、布材の特定箇所をニードル22と一直線に置くような制御は、機械に装飾要素を加えるように公知である。所望パターンの画素として挿入されるフィラメントの短い挿入端のための適切な位置に一枚の布材が運ばれるようにX−Yテーブルを配置するのに続いて、アセンブリ14のさまざまなアクチュエータにエネルギーが与えられ、又は必要なシーケンスとタイミングとでアクチュエータが作動される。これは、フィラメント端を布材に挿入するためであり、その端を布材に接着するためであり、押し下げローラーを後退させるためであり、末端ブロックの選択された溝を短い挿入端から延びるフィラメント線と一直線に位置させるためであり、選択された末端ブロックの溝と拘束関係を持ってフィラメント材を駆動するためであり、そして最後に、フィラメント材を切断して新しいサイクルの準備をするためである。
【0040】
上で説明された図1及び5の装置は、前記のウェインライト特許のような物品を製造するためにきわめて効果的である。評価できる時間間隔は、それぞれのサイクルを履行するのに必要である。これらのサイクルは、第1に、フィラメントの短い挿入端を一枚の布材に挿入して固定すること、第2に、フィラメントの尾部を末端ブロックまで引き出して、その尾部を末端ブロックの選択された部分に固定すること、そして最後に、布材を新しいサイクルの始まる位置まで戻すことからなる。2以上のプログラム制御されたフィラメント端挿入アセンブリが操作の重複した同じサイクルに連続して用いられたとすると、サイクル当たりの時間は変わらないであろう。したがって、多数のフィラメント挿入アセンブリを導入することには利点がないであろう。
【0041】
図6の装置は、本発明に係る第2の例示的実施態様であって、多数のフィラメント端挿入アセンブリの特徴ある使用をもたらすものである。本発明のいくつかの側面は図5および6に共通である。それぞれにはそれ自体、特徴ある利点がある。
【0042】
図1および図6には、双方の図に現れる同じ部分を示すために同じ符号が用いられている。しかしながら、図6には、多数のフィラメント挿入アセンブリが含まれている。すなわち、第2アセンブリとその構成部分には、第1アセンブリに用いられたのと同じ符号にプライム符号が付けられている。第3アセンブリには14″が予想される。
【0043】
図6の装置はさまざまな方法で使用することができる。たとえば、所望の製品ては、挿入されたフィラメント端で満たされた領域が必要かもしれない。それらのフィラメント端は行又は列で配置することができ、その結果フィラメント端は、照射されたときに、デザイン,パターン,多数の同時マルチカラーデザイン,連続状のデザイン又は連続状のパターンの画素を構成することができるであろう。
【0044】
2つのアセンブリ14,14′によって5センチメートル離れた場所にニードルを備え、また、X−Yテーブルは列又は行に沿って1センチメートル当たり8つのフィラメント端が挿入されるようにプログラムされている、と仮定する。
【0045】
プログラムは、以下のことを備えている。
(1)アセンブリ14,14′のニードルは、フィラメント端A,A′を挿入するために同時に作動できる(図6A)こと。
(2)テーブル制御プログラムは、末端ブロックTを移動させて、挿入されたフィラメント端Aから延びているフィラメントの尾部を末端ブロックの選択されたフィラメント受け用切欠と一列にすることができるものであること。
(3)プログラム制御の下でのアセンブリ14の作動によって、フィラメントの尾部が末端ブロックの選択された切欠に組み入れられること。
(4)フィラメントの尾部がアセンブリ14の供給部から切断されること(図2の概念図I)。
(5)次に、制御されたプログラムによって、テーブルがフィラメント端A′(図6A)から延びているフィラメントの尾部を末端ブロックの選択された切欠に位置させるように移動すること。
(6)そのプログラムによって、アセンブリ14′がその尾部を末端ブロックに組み入れること。
(7)そして、そのプログラムによって、フィラメントの尾部がアセンブリ14′のフィラメント供給部から切断されること。このプログラムには次のようなサイクルが含まれている。
【0046】
このプログラムによって、アセンブリ14,14′のニードルがそれぞれのフィラメント端を位置′に挿入するための位置にあるように、テーブルがその布材を移動させる。その後、その端が位置′に挿入されるフィラメントの尾部のために、プログラムのステップ(2)〜(7)が繰り返される。
【0047】
プログラム制御の下で、挿入されたフィラメント端の行がすべて完全になり、それぞれのフィラメント端が、末端ブロックの選択された部分まで延びている尾部を持つまで、フィラメント端が、位置′、位置′などに挿入される。この例では、長さが10センチメートルの挿入フィラメント端の一行が形成された。同じ操作を、ちょうど完成した行を20センチメートルの長さに延ばすために用いることができる。
【0048】
第2行のフィラメント端を第1行のすぐ下にある布材に挿入して、フィラメント端によりその領域が満たされるまでその過程を繰り返すことができる。
末端ブロックの切欠の選択は、フィラメントの尾部を所望のグループ分けを行なうことによって管理され、フィラメント端のうち、同時に照射されたグループと連続的に照射されたグループとにもたらされる。
【0049】
記載されたプログラムは固定されたものではなく、いくつかのフィラメント端がどのようなパターンにとっても必要でないところで、一方又は双方のアセンブリ14,14′のためのフィラメント端挿入などのいくつかのサイクルを抑制し又は省略するために改変することができる。
【0050】
図6の装置によれば、時間を充分用いることができ、この意味では、高い生産性がもたらされる。2つのアセンブリ14,14′を用いても収率が2倍になることはないということは事実ではあるものの、平均サイクル時間は減少する。末端ブロックをアセンブリ14,14′まで移動させるテーブルの長い行程は、新たに挿入されたフィラメント端における双方のフィラメント尾部のために利用される。同様に、布材を新しいフィラメント端の挿入のための位置に戻すテーブルの長い行程は、双方のアセンブリ14,14′に利用される。
【0051】
図7〜15には、一枚の布材に光フィラメントの挿入端が露出し、フィラメント線が、挿入フィラメント端によって形成されたデザイン又はパターンに従って末端ブロックでグループ分けされている物品を製造するための装置に係る第3の形態が示されている。図7〜15の装置には、図1〜5における多数の要素を利用することができる。図1〜5における要素と同じ図7〜15の要素には、同じ参照番号が付されている。そして、それらの構造および操作は、繰り返し説明しなくても、理解することができるであろう。
【0052】
基部60(図8)には、X−Yテーブル62を支持する交差状のX−Yスライドガイド16b,16cが設けられている。このテーブル62は、図1のX−Yテーブル16に比べて広げられている。テーブル62は、概略的に表された駆動装置16d,16eにより、「X」座標軸および「Y」座標軸に沿って作動する。
【0053】
図7および8のテーブル16′はテーブル62に固定されている。テーブル16′は、一枚の布材F′をクランプして張力を与えるためのフレームを備えている。X−Yテーブル62には、末端ブロックTが取り付けられている。末端ブロックTは、代わりに、プログラム制御されたそれ自体のスライドガイド(図示省略)に取り付けられてもよい。
「キャッチャー」アセンブリ64もまた、X−Yテーブル62に支持されている。
【0054】
キャッチャーアセンブリ64は、駆動装置66a,68aによってそれぞれが作動される交差状のX−Yスライドガイド66・68を備える。ガイド66は、ブラケット70を順番に支持するガイド68を支持している。ブラケット70によってアーム72が支持され、図7において一体となって上下へ移動することができる(後述参照のこと)。アーム70は図7において「上方に」示されている。アーム72は、末端ブロックTに平行でスライドガイド66に平行な軸に沿って摺動できるキャッチャー74を、順番に支持している。
【0055】
駆動装置68aは、キャッチャーアセンブリ全体を、図7に示されたような右側の極限位置と、図9に示されたようなニードル22の左側への極限位置との間で移動させるように作動可能である。
【0056】
キャッチャー74(図9および図10)は、互いに向き合った裏返しドーム状のディスク74a,74bを備え、ディスク74aは移動可能であって、固定されたディスク74bに当接するように圧縮ばね74cによって付勢されている。キャッチャー74は、フィラメント材Fとの間に弱い摩擦を生じるように設計されている。このキャッチャーはアーム72におけるロッドに沿って摺動することができる。電磁石76に通電すると、キャッチャー74は、図10における実線位置から破線位置へ駆動される。電磁石の通電が切れると、キャッチャー74はばね(図示省略)によって図10における実線位置へ戻る。
【0057】
キャッチャー74とそのアーム72とは、電磁石78と圧縮ばね80とによって、ブラケット70に対して「上方へ」また「下方へ」作動することができる。図9,11および13において、アーム72は、その上昇した位置すなわち「上方」位置に示されている。
【0058】
キャッチャー74全体の動作は、図1〜5に関してまず、図9および10を参照することで、ここで再び観察することができる。すべての動作はプログラム16hによって制御される。
【0059】
図10では、アーム72とキャッチャー74とは、駆動装置66aによって、左側の極限位置にある。ローラー26はアセンブリ14によって上昇し、また、フィラメント材Fは、概念図IX(図2)にあるように、上昇したニードル22から布材F′まで延びる。電磁石76に通電すると、キャッチャーディスク74a,74bは、フィラメント材Fの左側の位置に移動する(図10の破線)。
【0060】
次いで、駆動装置68aが作動すると、キャッチャーはある行程(図11および12)だけ移動する。この行程は、ちょうど挿入された短いフィラメント端(概念図IX)から末端ブロックまで又はそれを少し越えた位置まで延びるべきフィラメント線の「尾」部の長さの半分か又はそれより幾分長いものである。布材F′に挿入されたフィラメント端の位置がさまざまであるので、フィラメント線の「尾」部の長さはさまざまである。したがって、キャッチャーの「中途」行程はプログラム制御の下で調整される。フィラメント材はローラー26と布材F′に挿入されたフィラメント端との間に、二重になった後部のあるループを有する(図11)。フィラメント材は、この「中途」行程の際にはぴんと張られたままである。すなわち、フィラメント材は供給部12から引き出されて(図1)、図1と関連して上述したように、ぴんと張られている。
【0061】
キャッチャー74の動きは、右側へのその行程に沿った「中途」箇所で一瞬止まるかもしれない。(このような一瞬の停止は省略することができる。)キャッチャーにおけるこのような「中途」行程が終わると、カッター28によりアセンブリ14に動作が加わる(図7)。次いで、アセンブリ14は、図2の概念図Iに表された状態になる。キャッチャーアセンブリ64の右側への行程が続くのにつれて、フィラメント材が布材F′に挿入された端とキャッチャーとの間でぴんと張られた状態に保たれるように、ディスク74a,74bによってフィラメント材との間に弱い摩擦が生じるようになる。
【0062】
キャッチャーアセンブリ64の(アセンブリ14から離れる)右側への行程は図13に示されている。キャッチャー74は、このような行程の際に「上方に」保たれて、末端ブロックの上方および後方をきれいにする。キャッチャー74のこのような行程の際に、スライドガイド66は、位置決め用キャッチャー74に対して移動し、フィラメント材におけるその特別な尾部を受けるための末端ブロックの特別な(「選択された」)切欠又は溝と一直線になる。
【0063】
図14には、電磁石78の駆動によって一瞬「下方へ」移動するキャッチャー74が示されている。キャッチャーのこのような動きによって、フィラメント尾部が末端ブロックにおいて選択された切欠に入れられる。キャッチャー74がさらに右側へいくぶんか動いて(図15)、フィラメント尾部の端との係合が解かれ、電磁石78によってキャッチャーが「上方へ」移動する。次いで、キャッチャーアセンブリ64は、プログラム制御の下で左側へ戻り、図10において実線で表された位置を占めることになる。
【0064】
キャッチャーによる上記の一連の動きが始まるとき(図9)、フィラメント端は布材の選択された位置で挿入された。そして、「接着剤」塗布器とランプとによって、フィラメント端が布材に固定された。キャッチャーによって上記の一連の動きが一部、履行され、ランプは、塗布された接着剤の重合化を遂行するために定位置に保たれる。
【0065】
キャッチャーによるその「中途」行程が終わるとき、フィラメント材は切断されて、概念図I(図2)の状態が作り出される。
【0066】
アセンブリ64は、末端ブロックTに沿って選択された位置に配置されるレール66に沿って移動し、フィラメントの尾部はその末端ブロックの選択された切欠に入れられる。フィラメント材が切断されるとすぐに、テーブル62はプログラム制御された動作のために、アセンブリ14のニードル22に対して解放され、布材F′における次の選択箇所に配置される。その箇所で、フィラメントの端が挿入され、また、ニードルが作動してその挿入が履行される。概念図II〜VIII(図2)で表された動作の段階は、キャッチャーがその右側極限箇所(図15)から左側極限箇所(図10)まで移動するのに必要とされるのと同じ時間間隔の間に生じる。したがって、図7〜15の装置のサイクル時間は図1〜5の装置のサイクル時間に比べて減少し、図7〜15の装置には、接着剤の硬化すなわち重合化の時間が増大する可能性がある。
【0067】
図7〜15の装置は、図6及び6Aによって表された方法で多数のアセンブリ14を組み入れることで、本発明の第4実施態様として容易に再編成することができる。
【0068】
多くの変形を当業者によって本発明の前記実施態様に組み入れることができる。たとえば、通電することで1つの効果的な状態が得られ、ばねが戻ることで通電が切られて逆の状態が得られる電磁石を逆に使うことができる。すなわち、そのばねを「入」状態が得られるように配置し、かつ、その電磁石を通電されたときに逆の状態が得られるように配置することができる。さらにまた、上の記載で言及された電磁石を他の形態のアクチュエータで置き換えることができる。ローラー26は、ミシンに使用されているような押さえで置き換えたり補充したりすることができる。再構成および置換の選択が多数あるので、本発明は、その真の精神および範囲に従って広く解釈すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるいくつかの側面のうちの第1実施態様を示す斜視図である。
【図1A】 図1の部分平面図である。
【図2】 フィラメント端を一枚の布材に挿入して保持するときの図1の動作を表す一連の拡大概念図である。
【図3】 判りやすくするために一部を切り欠かいた図1の装置の側面図である。
【図4】 4A,4B及び4Cは、フィラメント端が一枚の布材に挿入された後の図1の装置の動作における進行段階の概念図である。
【図5】 図1におけるアセンブリ14の一例として有用であるアセンブリの等角投影図である。
【図6】 別の新規な側面をいくつか含んでいる図1の装置に係る改変例の斜視図である。
【図6A】 図6の装置によって行われたフィラメント端の一連の挿入を示す概念図である。
【図7】 別の新規な側面をいくつか含んでいる本発明の第3実施態様の側面図である。
【図8】 別の新規な側面をいくつか含んでいる本発明の第3実施態様の平面図である。
【図9】 この装置の1つの段階における図7の装置の部分側面図である。
【図10】 この装置の1つの段階における図8の装置の部分平面図である。
【図11】 図9の動作に続く段階の図7の装置の部分正面図である。
【図12】 図10の動作に続く段階の図8の装置の部分平面図である。
【図13】 図11及び12の動作に続く段階の図7及び8の装置の部分正面図である。
【図14】 図11及び12の動作に続く段階の図7及び8の装置の部分正面図である。
【図15】 図11及び12の動作に続く段階の図7及び8の装置の一部切欠平面図である。

Claims (12)

  1. 複数の光フィラメント線を有し、該光フィラメント線が一枚の布材に挿入されたそれぞれの挿入端から尾部側に延びている物品の製造装置であって、
    i.フィラメント材を巻回保持するリール、該リールから繰り出されたフィラメント材に張力を与える張力アイドラー、及び該張力アイドラーにて張力を与えられたフィラメント材を案内する静止アイドラーを備えたフィラメント供給手段と、該供給手段から複数の光フィラメント線を切断する手段と、各光フィラメント線を布材に挿入する手段とを有するフィラメント端挿入アセンブリと、
    ii.前記フィラメント端挿入アセンブリが前記光フィラメント線の挿入端を挿入する位置で一枚の布材を保持する布材支持体と、
    iii. 末端ブロック支持体と、
    iv. 前記複数の光フィラメント線の挿入端が、前記布材に挿入されたフィラメント端のパターンを1つ又は複数形成し、前記複数の光フィラメント線の尾部の端部が前記1つ又は複数のパターンに関連する前記末端ブロックの選択された部分でグループ分けされるように、前記フィラメント端挿入アセンブリと前記の両方の支持体との間に相対移動をもたらすためのプログラム制御された手段と
    を備える光フィラメント線を有する物品の製造装置。
  2. 前記布材支持体と前記フィラメント端挿入アセンブリとの間に相対移動を引き起こす前記手段は、前記切断手段によって複数の線状片に分けられるフィラメント材を前記供給手段から引き出すための手段としてはたらく請求項1に記載の装置。
  3. 前記フィラメント端挿入アセンブリと前記布材に挿入された各フィラメント端との間でフィラメント材のループを引き出すように作動するキャッチャーを備え、前記切断手段は、次に、前記フィラメント供給手段から前記ループを切断し、それによって前記光フィラメント線を規定するように作動する請求項1に記載の装置。
  4. 第2フィラメント供給手段を有する第2フィラメント端挿入アセンブリと、前記第2フィラメント供給手段から複数の光フィラメント線に切断する第2手段とをさらに備え、前記両フィラメント端挿入アセンブリは、それぞれのフィラメント端を一枚の布材に挿入するためのプログラムが組まれており、前記装置は、その後に、各光フィラメント線を、挿入された前記フィラメント端から前記末端ブロックのプログラム選択された位置まで引き出すためのプログラムが組まれている請求項1に記載の装置。
  5. 複数の光フィラメント線を支持する一枚の布材を有し、各光フィラメント線の端が前記一枚の布材に挿入されている物品の製造方法であって、
    表示パターンの要素を構成するために供給されたフィラメント材の端部を一枚の布材の選択された位置に挿入するステップと、光フィラメント線の尾部の長さ分を、挿入された端部から引き出して前記光フィラメント線の尾部の端部を末端ブロックの選択された部分に配置するステップと、前記供給されたフィラメント材を切断し、それによって前記布材への挿入のための前記フィラメント材の新しい端を作るステップと、あとに続く光フィラメント線に関し、循環して先の諸ステップを繰り返すステップとを含んでおり、
    挿入されたフィラメント端の選択位置は、前記布材に挿入されたフィラメント端の1つ又は複数のパターンを構成するために、前記諸ステップを繰り返す後続サイクルそれぞれで異なり、
    挿入された端部がいずれか1つのパターンの要素を構成するすべての光フィラメント線の前記尾部の端部が、前記いずれか1つのパターンに供された末端ブロックの少なくとも1部分に配されている前記物品の製造方法。
  6. 複数の光フィラメント線を支持しているシートを有し、各光フィラメント線の端がシートに挿入されて、複数の挿入端が1つ又はそれより多い表示パターンの要素を形成している物品の製造装置であって、
    i. 光フィラメント線の端をシートに挿入するフィラメント端挿入アセンブリと、
    ii. シート支持体と、
    iii. それぞれが、挿入されたフィラメント端から延びている複数の光フィラメント線を受け入れるようになっている一列に並んだ複数の溝と、
    iv. 前記フィラメント端挿入アセンブリが、光フィラメント線の端を、前記シート支持体によって支持されたシートのプログラム選択された位置で挿入し、その挿入端から延びる光フィラメント線の尾部の端部が前記複数の溝のうちのプログラム選択された1つの溝に配され、後続サイクルにおいて、複数のフィラメント端が複数の表示パターンを形成する位置でシートに挿入され、該挿入された複数のフィラメント端から延びる各光フィラメント線の尾部の端部のそれぞれが前記表示パターンのうちのただ1つに供された1つ又はそれより多い前記溝に配されるようにプログラム制御された装置と、を備える前記光フィラメント線を複数支持するシートを有する物品の製造装置。
  7. 前記挿入されたフィラメント端から延びている光フィラメント線をフィラメント供給部から引き出す手段と、引き出された光フィラメント線のそれぞれを前記フィラメント供給部から切り離す手段とを備え、前記フィラメント供給部からの切り離し端が、前記シートに挿入されるべきフィラメント端になる請求項6に記載の装置。
  8. 前記シート支持体と前記複数の溝とは単一構造を構成して互いに関連して固定されており、前記単一構造と前記フィラメント端挿入アセンブリとは、挿入されたフィラメント端の複数のパターンを構成する位置で連続してフィラメント端をシートに挿入することができるように相対移動が可能であり、フィラメント端がシートに挿入された後に光フィラメント線が連続してフィラメント供給部から引き出され、いずれか1つのパターンの挿入フィラメント端から延びる前記光フィラメント線の尾部の端部を、前記1つのパターンに対応する前記複数の溝の少なくとも1つに配するように、前記プログラム制御された装置は前記フィラメント端挿入アセンブリと前記単一構造との間にプログラム制御された相対移動を生ぜしめ、前記フィラメント供給部から各光フィラメント線を切り離し、それによって前記シートに挿入するための新しいフィラメント端を形成する手段を備える請求項6に記載の装置。
  9. 前記フィラメント挿入アセンブリはフィラメント供給部を備え、フィラメント端を前記シートにそれぞれ挿入するのに続いて、前記プログラム制御された装置は、1つの光フィラメント線がフィラメント供給部から引き出され、引き出された光フィラメント線の尾部の端部が前記複数の溝のうちのプログラム選択された1つに配されるように、シート支持体とフィラメント端挿入アセンブリとの間に相対移動を引き起こし、一連のサイクルにおいて、複数の挿入端で1つのパターンを形成している光フィラメント線の尾部の端部が、そのようなパターンに対応する1又はそれより多い前記溝に配される請求項6に記載の装置。
  10. フィラメント供給部から、表示パターンの要素を構成する挿入フィラメント端へ延びるフィラメント材の一連のループを引き出す手段と、各ループを前記フィラメント供給部から切り離し、前記ループのフィラメント尾部を作り出す手段とを備え、前記ループの各フィラメント尾部と前記選択された溝の1つとを一直線上に運ぶ手段と、各表示パターンのフィラメント尾部を少なくともひとつのグループに集める手段とを備える請求項6に記載の装置。
  11. 光フィラメント線の端を前記シートに挿入する少なくとも1つの付加的なフィラメント端挿入アセンブリを備えており、前記プログラム制御された装置は、複数のフィラメント端挿入アセンブリの挿入フィラメント端から延びている光フィラメント線が、各挿入端が一部となる前記1又は複数のパターンに関係する溝にグループ分けされるようにする請求項6に記載の装置。
  12. 複数の光フィラメント線を支持するシートを有しており、該シートの選択された位置に各光フィラメント線の端が挿入されて、複数の挿入フィラメント端が同時に照明されるフィラメント端の複数の表示パターンを形成する物品の製造方法であって、
    i.1つの表示パターンの一要素を構成するために、フィラメント供給部から延びている光フィラメント線の端をシート上の選択された位置に挿入するステップと、
    ii.前記光フィラメント線の尾部の端部を、前記表示パターンの1つに関係して複数の溝のうちの選択された溝の位置に配し、前記供給部から前記光フィラメント線に切断するステップと、
    複数の光フィラメント線のそれぞれの一端を、挿入端が複数のパターンを構成する位置で前記シートに挿入するために、前記の諸ステップを循環して繰り返し、各グループが唯一のパターンの光フィラメント線を含んで光フィラメント線のグループが形成されるように、前記光フィラメント線の尾部の端部を選択された溝の位置で連続的に集めるステップと
    を有する物品の製造方法。
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