JP4253908B2 - 固体撮像素子およびその駆動方法、並びに固体撮像素子の信号処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像素子およびその駆動方法、並びに固体撮像素子の信号処理方法に関し、特に垂直信号線ごとにラインアンプを持つ構成の固体撮像素子およびその駆動方法、並びに固体撮像素子の縦筋状のノイズ成分を除去するための信号処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の固体撮像素子として、図9に示すように、単位画素101が行列状に2次元配置されてなる画素部に対して、垂直走査回路102によって垂直選択線103を介して行選択を行う一方、単位画素101の各々の画素信号を垂直信号線104の各々に接続されたラインアンプ105に行単位で蓄えるとともに、水平走査回路16によって列選択を行うことで水平信号線107およびセンスアンプ108を介して出力する構成のCMOS型撮像素子が知られている(例えば、米国特許5,345,266号参照)。
【0003】
このように、垂直信号線104ごとにラインアンプ105を持つCMOS型撮像素子では、各ラインアンプ105を構成する回路素子の特性のバラツキは避けられなく、この回路素子の特性バラツキは各ラインアンプ105ごとの特性バラツキの要因となる。このラインアンプ105ごとの特性バラツキとしては、トランジスタのVth(閾値電圧)のバラツキ(以下、Vthバラツキと称す)等によるオフセットバラツキ(むら)とゲインバラツキがある。
【0004】
これらの特性バラツキは、縦筋状のノイズとなって現れ、画質に悪影響を及ぼすことになる。この縦筋状のノイズ成分を除去するために、従来は、撮像素子の撮像面に入射する入射光を遮断した状態(シャッターを閉じた状態)で各画素から黒レベル信号を出力し、これを後段の信号処理系においてフレームメモリに蓄積しておき、撮像素子から出力される撮像信号との間で画素ごとに演算することによって補正を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように、画素の黒レベル信号を基に補正する従来の方法では、Vthバラツキ等によるオフセットバラツキについては補正できるものの、黒レベル信号からだけではラインアンプ105のゲインに関する情報は得られないため、各垂直信号線104のラインアンプ105ごとのゲインバラツキについては補正することはできなく、したがって縦筋状のノイズ成分を完全に除去することはできなかった。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ラインアンプごとのオフセットバラツキのみならず、ゲインバラツキについても補正できるようにした固体撮像素子およびその駆動方法、並びに固体撮像素子の信号処理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、単位画素が行列状に2次元配置されてなる画素部と、この画素部の行方向の画素列ごとに配された信号線の各々に接続された複数のラインアンプとを備えた固体撮像素子において、複数のラインアンプの各々の動作点を変化させることによって当該ラインアンプのゲインバラツキを補正するための少なくとも2つの補正信号を生成する。そして、前記少なくとも2つの補正信号のレベル差を前記固体撮像素子の撮像信号と演算することによって前記ラインアンプのゲインバラツキを補正するようにする。
【0008】
複数のラインアンプの各々の動作点を変化させることにより、例えば、黒レベル信号と白レベル信号の少なくとも2つの補正信号を生成できる。この少なくとも2つの補正信号は、固体撮像素子の出力信号として導出される。そして、信号処理系において、少なくとも2つの補正信号のレベル差を得て当該レベル差を固体撮像素子の撮像信号と演算する。その結果、固体撮像素子の撮像信号中に含まれるノイズ成分、特にラインアンプのゲインバラツキに起因するノイズ成分が除去される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るCMOS撮像素子を示す概略構成図である。
【0010】
図1において、破線で囲まれた領域が単位画素11を表している。この単位画素11は、光電変換素子であるフォトダイオード(PD)12と、画素を行単位で選択する垂直選択用スイッチである選択用MOSトランジスタ13と、フォトダイオード12から信号電荷を読み出す読み出し用スイッチである読み出し用MOSトランジスタ14とから構成され、これら単位画素11が行列状に2次元配置されて画素部を構成している。
【0011】
この単位画素11において、フォトダイオード12は入射光を光電変換しかつ光電変換によって得られた信号電荷を蓄積する。すなわち、フォトダイオード12は光電変換と電荷蓄積の両機能を兼ね備えている。このフォトダイオード12のカソード電極と、行方向(垂直方向)の画素列ごとに配された垂直信号線15の間には、選択用MOSトランジスタ13および読み出し用MOSトランジスタ14が直列に接続されている。そして、選択用MOSトランジスタ13のゲート電極は垂直選択線16に、読み出し用MOSトランジスタ14のゲート電極は読み出しパルス線17にそれぞれ接続されている。
【0012】
垂直信号線15の端部と水平信号線18との間には、垂直信号線15に読み出された信号電荷を信号電圧に変換するラインアンプ19と、このラインアンプ19の出力電圧を選択的に水平信号線18に出力する水平選択用MOSトランジスタ20が直列に接続されている。
【0013】
ラインアンプ19としては、例えば、図2(A)に示すように、差動アンプ191とソース接地アンプ192の2段からなる構成のものや、図2(B)に示すように、ソースフォロワ回路からなる構成のものが用いられる。このラインアンプ19には、キャパシタ21と、垂直信号線15をリセットするリセット用MOSトランジスタ22が並列に接続されている。なお、ラインアンプ19として、信号電荷を信号電流に変換する回路構成のものを用いることも可能である。
【0014】
ラインアンプ19の直流バイアス(以下、DCバイアスと称す)は、DCバイアス発生回路23で生成される。このDCバイアス発生回路23は、例えば2値(高レベル/低レベル)化されたDCバイアスを発生し、この高レベル/低レベルのDCバイアスをラインアンプ19に択一的に与えることにより、このラインアンプ19の動作点を2段階に変化させる動作点調整手段として機能する。
【0015】
図3に、DCバイアス発生回路23の回路構成の一例を示す。本例に係るDCバイアス発生回路23は、ソース電極が電源に接続され、ゲート電極が接地されたPchMOSトランジスタQ1と、このPchMOSトランジスタQ1のドレイン電極とグランド(GND)の間に接続されたダイオード接続構成のNchMOSトランジスタQ2と、PchMOSトランジスタQ1に対して並列に接続されたPchMOSトランジスタQ3とからなるMOS抵抗型直流電流源回路の構成となっている。
【0016】
かかる構成のDCバイアス発生回路23において、PchMOSトランジスタQ3のゲート電極に直流バイアスを切り換えるためのバイアス切換パルスが与えられ、PchMOSトランジスタQ1,Q3とNchMOSトランジスタQ2の各ドレイン共通接続点Aの電位がDCバイアスとして取り出されることになる。バイアス切換パルスは、図4のタイミングチャートに示すように、映像信号フォーマットの垂直ブランキング期間V−BLK内で発生される。
【0017】
ここで、バイアス切換パルスが高レベルのときには、MOSトランジスタQ3がオフ状態にあることから、ドレイン共通接続点Aには、MOSトランジスタQ1,Q2の各チャネル抵抗による分圧によって低レベルの電位がDCバイアスとして得られ、またバイアス切換パルスが低レベルのときには、MOSトランジスタQ3がオン状態となり、MOSトランジスタQ1,Q3の各チャネル抵抗が並列になるため、略電源電圧の高レベルの電位がDCバイアスとして得られることになる。
【0018】
再び図1において、行選択のための垂直走査回路24および列選択のための水平走査回路25が設けられている。これら走査回路24,25は、例えばシフトレジスタによって構成される。そして、垂直走査回路24から出力される垂直走査パルスφVmが垂直選択線16に印加され、また水平走査回路25から出力される読み出しパルスφCnが読み出しパルス線17に、水平走査パルスφHnが水平選択用MOSトランジスタ20のゲート電極に、リセットパルスφRnがリセット用MOSトランジスタ22のゲート電極にそれぞれ印加される。
【0019】
水平信号線18の出力端側には、水平出力アンプ26を介して例えば相関二重サンプリング回路(以下、CDS(Correlated Double Sampling)回路と称する)27が差分回路として設けられている。このCDS回路27は、単位画素11の各々から水平信号線18を経由して順次供給されるリセットレベルと信号レベルの差分をとるために設けられたものである。
【0020】
上記構成のCMOS型撮像素子において、単位画素11が行列状に配置されてなる画素部は、図5に示すように、その全領域(画素エリア)に対して、特定の領域が外部から光を取り込んで実際に撮像に寄与する開口エリアとなっており、それ以外の領域は遮光膜によって覆われて光を取り込まない遮光エリア(光学的黒;OPB)となっている。この遮光エリアは、外部から光が入射されないことから、当該エリア内の画素は黒レベル信号を出力することになる。この黒レベル信号は、本撮像素子から出力される撮像信号の基準レベルとして用いられる。
【0021】
ところで、DCバイアス発生回路23に与えられるバイアス切換パルスは、図4のタイミングチャートに示すように、垂直ブランキング期間V−BLK内のある期間でのみ低レベルとなり、それ以外は高レベルとなる。撮像信号の読み出し時には、バイアス切換パルスは高レベルの状態にある。このとき、図3に示すDCバイアス発生回路23において、PchMOSトランジスタQ3はオフ状態となる。
【0022】
ここで、PchMOSトランジスタQ1はソース電極が電源に、ゲート電極がグランドにそれぞれ接続されているので、常にオン状態にある。これにより、PchMOSトランジスタQ1とNchMOSトランジスタQ2のチャネル抵抗にしたがってドレイン共通接続点Aに得られる電位、即ち出力するDCバイアス電位が決まる。
【0023】
このDCバイアス値を、例えば図2(A)に示す回路構成のラインアンプのDCバイアス1として入力すると、当該ラインアンプの入出力特性は、図6に示すようになる。すなわち、各画素11で発生した信号電荷に応じて、(黒レベル〜飽和レベル)の信号が出力される。
【0024】
一方、実際の画面上に現れない垂直ブランキング期間V−BLKにおいては、ラインアンプ19と水平走査回路25によって擬似的に黒レベル信号と飽和レベル付近の白レベル信号を出力するようにする。
【0025】
先ず、黒レベル信号の出力に際しては、画像信号の読み出し時と同様に、垂直ブランキング期間V−BLKにおいて、DCバイアス発生回路23に高レベルのバイアス切換パルスを与える。これにより、PchMOSトランジスタQ3がオフ状態となり、また垂直ブランキング期間V−BLKでは遮光エリアの画素信号が出力されることになることから、黒レベル信号が出力される。このとき、ラインアンプ19の入出力特性は図7の特性▲2▼となり、ラインアンプ19のリセットレベルの入力で黒レベル信号が出力される。
【0026】
また、白レベル信号の出力に際しては、垂直ブランキング期間V−BLK内のある期間において、DCバイアス発生回路23に低レベルのバイアス切換パルスを与える。これにより、PchMOSトランジスタQ3がオン状態となる。すると、PchMOSトランジスタQ1とPchMOSトランジスタQ3の各チャネル抵抗が並列になるために、ドレイン共通接続点Aの電位、即ちDCバイアスが電源電圧に近い方へシフトする。このとき、ラインアンプ19の入出力特性は図7の特性▲1▼となり、ラインアンプ19のリセットレベルの入力で白レベル信号が出力される。
【0027】
上述したように、垂直信号線15ごとにラインアンプ19を持つCMOS型撮像素子において、ラインアンプ19のDCバイアスを、垂直ブランキング期間V−BLK内でDCバイアス発生回路23によって2値(高レベルと低レベル)で切り換えて、ラインアンプ19の動作点を2段階に変化させることにより、画素11を動作させずに、黒信号レベルと白信号レベルを生成することができる。このようにして生成された黒信号レベルと白信号レベルは、後段の信号処理系において、後述するように、ラインアンプ19の特性バラツキを補正する補正信号として用いられる。
【0028】
なお、本実施形態では、ラインアンプ19のDCバイアスを2値で切り換え、ラインアンプ19の動作点を2段階に変化させて黒レベル信号と白レベル信号を生成するとしたが、ラインアンプ19の動作点の切り換えは2段階に限定されるものではなく、ラインアンプ19のDCバイアスを連続的に変えることによってラインアンプ19の動作点を連続的に変化させて黒レベル信号および白レベル信号以外に、その間のレベル信号を連続的に生成することも可能である。
【0029】
これによれば、ラインアンプ19のゲインに関する情報をより多く得ることができるため、ラインアンプ19のゲインバラツキをより確実に補正することができ、その結果、本撮像素子の撮像信号中に含まれるラインアンプ19のゲインバラツキに起因する縦筋状のノイズ成分を確実に除去できることになる。
【0030】
次に、ラインアンプ19の特性バラツキを補正する機能を持つ信号処理系の構成および動作について説明する。図8は、CMOS型撮像素子の信号処理系の構成の一例を示すブロック図である。
【0031】
図8において、撮像素子31としては、先述した構成のCMOS型撮像素子が用いられる。これにより、撮像素子31からは、通常の撮像信号以外に、垂直ブランキング期間V−BLKにおいて黒レベル信号と白レベル信号が補正信号として出力される。撮像素子31の出力信号は、A/D変換器32にデジタル化された後、演算回路33およびラインメモリ34に供給される。ラインメモリ34には、垂直ブランキング期間V−BLKにおいて入力される遮光エリア内の画素の信号、即ち黒レベル信号が1ライン分格納される。
【0032】
このラインメモリ34に格納された黒レベル信号は演算回路33に与えられ、この演算回路33において、CMOS型撮像素子31からA/D変換器32を介して供給される撮像信号との間で演算が行われる。これにより、ラインアンプ19のオフセットバラツキ(むら)の補正が行われる。すなわち、演算回路33では、ラインアンプ19の特性バラツキのうち、オフセットバラツキに起因する縦筋状のノイズ成分が撮像信号中から除去される。
【0033】
次に、オフセットバラツキに起因する縦筋状のノイズ成分が除去された撮像信号は、演算回路35に供給されるとともに、差分回路36の一方の入力となり、さらに遅延回路37で所定の時間だけ遅延されて差分回路36の他方の入力となる。遅延回路37は、図4のタイミングチャートにおいて、垂直ブランキング期間V−BLKにおいて入力される黒レベル信号と白レベル信号との同時化を図る作用をなす。
【0034】
差動回路36は、遅延回路37で同時化された黒レベル信号と白レベル信号のレベル差を得る。このレベル差は、ラインメモリ38に1ライン分格納される。このラインメモリ38に格納されたレベル差は演算回路35に与えられ、この演算回路35において、演算回路33から供給される撮像信号との間で演算が行われる。これにより、ラインアンプ19のゲインバラツキの補正が行われる。すなわち、演算回路35では、ラインアンプ19の特性バラツキのうち、ゲインバラツキに起因する縦筋状のノイズ成分が撮像信号中から除去される。
【0035】
このように、垂直信号線ごとにラインアンプを備え、当該ラインアンプの直流バイアスを変え、ラインアンプの動作点を変化させることによって黒レベル信号と白レベル信号の少なくとも2つの補正信号を生成する構成の撮像素子31の信号処理系において、2つの補正信号に基づいてラインアンプの特性バラツキを補正するようにしたことにより、オフセットバラツキのみならず、ゲインバラツキについても補正することができる。これにより、撮像素子31の撮像信号中に含まれる縦筋状のノイズ成分を確実に除去することができるため、画質向上に寄与できることになる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、垂直信号線ごとにラインアンプを持つ固体撮像素子において、これらラインアンプの各動作点を変化させるようにしたことにより、例えば黒レベル信号と白レベル信号の少なくとも2つの補正信号を生成できる。そして、この少なくとも2つの補正信号のレベル差を得て当該レベル差を撮像信号と演算することによってラインアンプごとのオフセットバラツキのみならず、ゲインバラツキについても補正できるため、固体撮像素子の撮像信号中に含まれる縦筋状のノイズ成分を確実に除去することができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るCMOS撮像素子を示す概略構成図である。
【図2】ラインアンプの回路例(A),(B)を示す回路図である。
【図3】DCバイアス発生回路の回路構成の一例を示す回路図である。
【図4】撮像素子の出力信号とバイアス切換パルスのタイミング関係を示すタイミングチャートである。
【図5】画素エリアにおける開口エリアと遮光エリアとの関係を示す図である。
【図6】撮像信号出力時おけるラインアンプの入出力特性図である。
【図7】黒/白レベル信号出力時おけるラインアンプの入出力特性図である。
【図8】信号処理系の回路構成の一例を示すブロック図である。
【図9】CMOS型撮像素子の基本構成を示す概略構成図である。
【符号の説明】
11…単位画素、12…フォトダイオード、15…垂直信号線、18…水平信号線、19…ラインアンプ、23…DCバイアス発生回路、27…相関二重サンプリング(CDS)回路、31…撮像素子、33,35…演算回路、34,38…ラインメモリ、36…差分回路
Claims (8)
- 単位画素が行列状に2次元配置されてなる画素部と、
前記画素部の行方向の画素列ごとに配された信号線の各々に接続された複数のラインアンプと、
前記複数のラインアンプの各々の動作点を変化させて当該ラインアンプのゲインバラツキを補正するための少なくとも2つの補正信号を生成する動作点調整手段と、
前記少なくとも2つの補正信号のレベル差を撮像信号と演算することによって前記ラインアンプのゲインバラツキを補正する信号処理回路と
を備えた固体撮像素子。 - 前記動作点調整手段は、前記複数のラインアンプの各々の直流バイアスを変化させることによって前記少なくとも2つの補正信号を生成する
請求項1記載の固体撮像素子。 - 前記動作点調整手段は、前記複数のラインアンプの各々の直流バイアスを、黒レベルに対応したバイアスと白レベルに対応したバイアスの少なくとも2つの直流バイアスの間で切り換える
請求項2記載の固体撮像素子。 - 前記動作点調整手段は、垂直ブランキング期間内において動作点を変化させる
請求項1記載の固体撮像素子。 - 単位画素が行列状に2次元配置されてなる画素部と、
前記画素部の行方向の画素列ごとに配された信号線の各々に接続された複数のラインアンプとを備え、
前記ラインアンプのゲインバラツキを補正するための少なくとも2つの補正信号を得て当該少なくとも2つの補正信号のレベル差を撮像信号と演算することによって前記ラインアンプのゲインバラツキを補正する
固体撮像素子の駆動に当たって、
前記複数のラインアンプの各々の動作点を変化させることによって前記少なくとも2つの補正信号を生成する
固体撮像素子の駆動方法。 - 前記複数のラインアンプの各々の直流バイアスを変えることによって動作点を変化させる
請求項5記載の固体撮像素子の駆動方法。 - 単位画素が行列状に2次元配置されてなる画素部と、
前記画素部の行方向の画素列ごとに配された信号線の各々に接続された複数のラインアンプとを備えた固体撮像素子の信号処理に当たって、
前記複数のラインアンプの各々の動作点を変化させることによって当該ラインアンプのゲインバラツキを補正するための少なくとも2つの補正信号を生成し、
前記少なくとも2つの補正信号のレベル差を前記固体撮像素子の撮像信号と演算することによって前記ラインアンプのゲインバラツキを補正する
固体撮像素子の信号処理方法。 - 前記少なくとも2つの補正信号は、前記複数のラインアンプの各々の直流バイアスを変えることによって得られる黒レベル信号と白レベル信号である
請求項7記載の固体撮像素子の信号処理方法。
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