JP4251797B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に関し、特に、載置物体をスキャナにより読取ったスキャン画像データにより、該載置物体の任意の位置にある端部間の長さを測定可能とする画像形成装置に関する。
本発明に係る画像形成装置は、複写機,カラー複写機,プリンタ,ファクシミリ装置等にも適用することが可能である。
【0002】
【従来の技術】
近時、画像形成装置に関しては、種々の画像編集機能が付与されてくるようになっている。
例えば、スキャナにより読み取った載置物体の端部間の長さを測定するごとき機能を有する画像形成装置も登場してきている。かかる機能を有する例として、特開平10−98609号公報「画像入力方法及びその装置」においては、種々のサイズの原稿や原稿の一部を、簡単な操作により最適のサイズで登録することができる技術が掲載されている。即ち、スキャナにより原稿画像を読取って、表示部に表示し、表示された画像の中の登録したい領域が指定されると、その指定された領域に基づいた切り出し位置情報が作成され、切り出し位置情報に従ってスキャナが切り出したい原稿画像を読取り、画像データを出力するものである。
【0003】
また、特開平7−93522号公報「画像情報処理装置」において記載されている技術は、スキャナから読み取った画像を、一旦、CRT等の表示画面に表示させて、ユーザが、該表示画面に対して、改めて測定すべき2点の位置を指定することにより、指定された2点間における距離を、その間に存在している画素数に応じて算出させようとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、画像形成装置に載置された載置物体や、あるいは、載置原稿にある画像イメージのサイズを自動的に測定・算出するような機能を有しているものは存在していない状況にある。
即ち、載置された原稿の画像イメージを一旦表示装置に表示させない限り、原稿にある画像の長さ(即ち、画像の2点間の距離)を測定することは不可能であり、更には、表示された画像イメージに対して、ユーザが測定すべき測定位置を指定することが必要であり、ユーザの操作を多く必要とするものである。
また、実際に高さが測定される測定位置をユーザが確認することができる手段も有していないため、測定結果として表示された長さの測定位置が所望の位置にあったか否かが不明である。
【0005】
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、画像形成装置の載置台に載置された載置物体(即ち、被測定載置物体)の任意の位置にある端部間の長さ(即ち、サイズ)に関し、指定された2点の測定位置間の長さを、自動的に、かつ、正確に、測定・算出して、長さ(サイズ)の測定位置と共に、出力表示せんとするものであり、かつ、載置物体の測定位置をユーザが目視により簡単に確認できる手段を提供せんとするものである。詳細には、以下のごとき、目的を有しているものである。
【0006】
(請求項1に記載の発明の目的)
被測定載置物体の任意の位置における長さ(サイズ)を、自動的に、正確に、かつ、容易に測定することを可能とし、かつ、測定したい測定位置が、目視により簡単に確認することができ、ユーザに測定位置を解り易く明示することができることを目的としている。
【0007】
(請求項2に記載発明の目的)
載置台に載置された被測定載置物体の載置状態の如何に関わらず、スキャナのスキャナ副走査方向又はスキャナ主走査方向と平行とならない位置関係にある任意の端部間の長さでも、自動的に、正確に、かつ、容易に測定することを可能とし、かつ、測定したい両端部の測定位置が、目視により簡単に確認することができ、ユーザに測定位置を解り易く明示することができることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、載置台に載置された載置物体をスキャナによりスキャンして読み取ったスキャン画像データに基づいて、該スキャン画像データを構成する画素数を演算することにより、前記載置物体を形成する端部における任意の測定位置にある端部間の長さを自動的に測定・算出し、測定・算出された該長さを表示させることができる画像形成装置において、前記載置台の側辺部上に、スキャナ主走査方向又はスキャナ副走査方向に移動自在に配設されて、前記載置物体の端部間の長さを測定・算出すべき前記測定位置を指定する測定位置指定手段と、該位置指定手段を前記スキャナ主走査方向又はスキャナ副走査方向に指定する位置まで移動制御する測定位置制御手段とを備え、記測定位置指定手段は、更にスキャナ副走査方向又はスキャナ主走査方向に、前記載置物体を照射する可視光を射出するレーザダイオードを備え、前記スキャナにより前記測定位置手段の位置を読み取ることを特徴とするものである。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記測定位置指定手段が、スキャナ副走査方向又はスキャナ主走査方向の前記載置台上の先端と後端との両側辺部に、それぞれが対向するように配設されて、前記載置物体をスキャナ副走査方向又はスキャナ主走査方向に前記先端と後端との両方向から可視光により照射することができ、かつ、各前記測定位置指定手段が、前記測定位置制御手段によりそれぞれ独立に任意の位置に位置制御がなされて、前記載置物体のそれぞれ先端端部と後端端部の測定位置を指定することができる画像形成装置とすることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明に係る画像形成装置に関する一実施形態について、以下に図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置のブロック構成の一例を示すブロック構成図であり、載置台に載置されている載置物体をスキャナ部により読み取ったスキャン画像データに基づいて、被測定載置物体の任意の端部位置間の長さを測定可能としている例を示すものである。
【0011】
図1において、10は、スキャナ部17にある載置台に載置された被測定載置物体(任意の測定位置間の長さを測定する対象の載置物体で、かつ、画像として扱われることが可能な載置物体)を、スキャン画像データとして、読み取るための画像形成装置(例えば、デジタル複写機)である。スキャナ部17に備えられたCCDによりスキャンして読み取られた被測定載置物体のスキャン画像データは、画像形成装置10本体内部にあるメイン制御部11に転送され、メイン制御部11にて、前記被測定載置物体の任意の測定位置(端部位置)間の長さが割り出されることになる。
【0012】
また、12は、スキャナ部17の上部にあり、被測定載置物体を押さえるための圧板又は自動原稿給紙装置である。但し、厚みのある被測定載置物体の端部間の長さを測定・算出する長さ測定モードの際には、圧板又は自動原稿給紙装置12は、スキャナ部17にある載置台に載置した該被測定載置物体を圧着せずに、開けたままの状態で使用する。一方、被測定載置物体が薄く、圧板又は自動原稿給紙装置12を閉じて、スキャナ部17にある載置台に載置した該被測定載置物体に圧着しても支障のない場合においては、被測定載置物体の端部間の長さを測定・算出する長さ測定モードであっても、圧板又は自動原稿給紙装置12を閉じて使用することとしている。
【0013】
また、操作部13に備えられたキー選択により、被測定載置物体の端部間の長さを測定・算出するための長さ測定モードに設定したり、通常の画像原稿読み取りモード(即ち、コピーモード)に設定したり、当該画像形成装置の動作モードを任意に切り替えることができる。
【0014】
15は、メモリ装置であり、スキャナ部17において読み取られて、メイン制御部11に転送されてきたスキャン画像データを蓄積することができ、必要に応じて、メイン制御部11により読み出されて、該スキャン画像データを紙に印刷出力することが可能である。
即ち、スキャナ部17により読み取られたスキャン画像データは、メイン制御部11から書き込み部14に書き込まれることにより、紙に印刷出力することができる。
また、16は、被測定載置物体の長さを測定する任意の測定位置を、ユーザが指定するための操作を行うことができる測定位置指定装置である。
【0015】
図2及び図3は、図1に示す測定位置指定装置16の構造図であり、図2は、測定位置指定装置の側面図を示し、図3は、測定位置指定装置の平面図を示している。
図2及び図3において、20は、被測定載置物体24を照明するためのランプであり、キャリッジ21に装着されていて、レール22上を、図2及び図3の紙面の左右方向に移動して、コンタクトガラス23上に載置されている被測定載置物体24のスキャニングを行なう。
【0016】
また、測定先端位置指定センサ25aを図3の矢印方向(即ち、図3の紙面の上下方向、図2においては、紙面と垂直な方向)にスライドさせることにより、被測定載置物体24の先端端部の測定位置を指定することができ、測定先端位置指定センサ25a上を、ランプ20が装着されているキャリッジ21が移動した際に、該先端端部の測定位置を認識することが可能である。また、測定後端位置指定センサ25bを図3の矢印方向(即ち、図3の紙面の上下方向、図2においては、紙面と垂直な方向)にスライドさせることにより、被測定載置物体24の後端端部の測定位置を指定することができ、測定後端位置指定センサ25b上を、ランプ20が装着されているキャリッジ21が移動した際に、該後端端部の測定位置を認識することが可能である。
【0017】
即ち、測定先端位置指定センサ25a及び測定後端位置指定センサ25bは、それぞれ被測定載置物体24の任意の端部位置間の長さを測定する先端測定位置及び後端測定位置を指定するための測定位置指定手段を提供するものであり、画像形成装置10の載置台上の先端及び後端の側辺部をスキャナ主走査方向に移動自在に配設されており、図1に示す測定位置指定装置16を構成する測定位置指定ユニット(即ち、測定位置制御手段)によりそれぞれ独立に任意の位置に移動制御され、該測定位置指定ユニットにより指定されるそれぞれの位置に移動せしめられるものである。
【0018】
而して、スキャナ部17のランプ20が装着されているキャリッジ21が、測定先端位置指定センサ25aあるいは測定後端位置指定センサ25bが移動している位置を通過した際に、該測定先端位置指定センサ25aあるいは測定後端位置指定センサ25bの主走査方向における移動位置が読み取られることにより、被測定載置物体24の先端端部あるいは後端端部の主走査方向における測定位置が、端部間の長さが測定・算出されるべき測定位置として、自動的に認識され、被測定載置物体24の端部間の測定位置として特定させることができる。
【0019】
また、測定先端位置指定センサ25a及び測定後端位置指定センサ25bには、それぞれ先端位置指定LD(Laser Diode)25a′及び後端位置指定LD25b′が備えられている。
【0020】
先端位置指定LD25a′及び後端位置指定LD25b′は、後述する図4の操作部5に備えられた位置指定LDキー13bを操作することにより駆動点灯され、それぞれ、図3の紙面の左右方向(即ち、スキャナ副走査方向)に対して平行に射出される可視光として、破線26a及び26bに示すごとく、被測定載置物体24を照射させることにより、それぞれ被測定載置物体24の先端端部及び後端端部の測定位置a及びbを明示している。
【0021】
而して、ユーザは、被測定載置物体24の先端端部及び後端端部のそれぞれの測定したい測定位置を、目視により簡単に確認することができる。
なお、位置指定LDキー13bにより駆動点灯された先端位置指定LD25a′及び後端位置指定LD25b′は、後述する図4の操作部5に設けられたスキャン開始キー(図示していない)の操作により、スキャン動作が開始された際に、図4に示すメイン制御部11の制御により自動的に消灯される。
【0022】
また、測定先端位置指定センサ25a及び測定後端位置指定センサ25bのスライド方向としては、図3の紙面の上下方向ではなく、図3の紙面の左右方向(即ち、レール22と同一方向)に、スライドさせるようにしても、もちろん構わない。
しかしながら、以下の説明においては、説明を簡素化して理解し易くするために、前述のごとく、測定先端位置指定センサ25a及び測定後端位置指定センサ25bは、図3の紙面の上下方向(即ち、スキャナ主走査方向)にスライドする場合について説明する。
【0023】
図2及び図3において、実線26は、測定先端位置指定センサ25a及び測定後端位置指定センサ25bにより指定された測定位置における長さを示している。即ち、測定先端位置指定センサ25a及び測定後端位置指定センサ25bから、それぞれ、図3の紙面の左右方向(即ち、スキャン副走査方向)へ延長された破線26a及び26bと交差する被測定載置物体24の先端端部及び後端端部の測定位置a及びbが、当該被測定載置物体24の測定位置となる。即ち、破線26a及び26bは、それぞれ先端位置指定LD25a′及び後端位置指定LD25b′からの光路を示しており、被測定載置物体24の測定位置を指定するための測定位置指定線となっている。
【0024】
なお、測定先端位置指定センサ25a及び測定後端位置指定センサ25bは、画像形成装置10とは、容易に着脱可能な構造からなり、被測定載置物体24の任意の端部間の長さを測定・算出するための長さ測定モードを動作モードとして設定していない場合などにおいては、画像形成装置10から容易に取り外し可能である。
【0025】
図4は、画像形成装置10内における信号の流れを表す回路ブロックの模式図である。図4において、太線の矢印は、被測定載置物体内を流れるスキャン画像データの流れを示し、細線は、各回路ブロック間の制御信号の流れを示している。
被測定載置物体の端部間の長さを測定・算出するための長さ測定モードに設定する場合は、操作部13に備えられている所定の選択キー13aが操作されることにより、長さ測定モード設定用のコマンドが操作部13からメイン制御部11へ制御信号として送出されて、当該画像形成装置の動作モードが長さ測定モードへと切り替えられる。
【0026】
また、メイン制御部11においては、圧板又は自動原稿給紙装置12の開閉を確認し、該圧板又は自動原稿給紙装置12の開閉状態に応じたデータ演算処理を行なうこととなる。
【0027】
測定位置指定ユニット41は、図1に示す測定位置指定装置16を構成するものであり、図2及び図3に示す測定先端/後端位置指定センサ25a/25bの2つのセンサのスキャン主走査方向における位置を、それぞれ独立にユーザが指定する位置まで移動制御するための測定位置制御手段を提供するものである。即ち、該測定位置指定ユニット41からのスキャナ部17に対する制御信号による指示に基づいて、スキャナ部17における測定位置指定装置16として、載置台側辺部上に備えられている前記測定先端/後端位置指定センサ25a/25bの位置がそれぞれ独立に移動制御されて、図3に示す測定先端/後端位置指定センサ25a/25bが、図3に示す上下方向に移動せしめられる。而して、被測定載置物体の端部間の長さを測定・算出する測定位置が所望の位置に設定されると共に、測定先端/後端位置指定センサ25a/25bの位置を検出して、スキャナ部17から、被測定載置物体の先端/後端の各測定位置を示す測定位置情報が、メイン制御部11へ、制御信号として転送される。
【0028】
更に、スキャナ部17に備えられているCCD制御板(図示されていない)により、被測定載置物体のスキャン画像データがメイン制御部11へ転送される。
【0029】
測定位置情報として指定されている測定位置における被測定載置物体の先端/後端端部間の長さ(距離)は、メイン制御部11において、CCD制御板から転送されてきた被測定載置物体のスキャン画像データである画素データに基づいて、注目画素と該注目画素の周囲画素データとを用いることにより算出される。即ち、該注目画素と該周辺画素に関する画素データに関して、被測定載置物体の端部間の長さを測定する距離データとして必要な画素か否か(即ち、測定位置における被測定載置物体を構成する画素か否か)の判別がなされて、長さデータとして必要と判別された画素数を演算計数していくことにより、被測定載置物体の先端/後端端部間の長さが算出される。
算出された被測定載置物体の先端/後端端部間の長さ(距離)は、操作部13上に備えられている操作パネルに表示されると共に、書き込み部14を介して、用紙に印刷出力される。
【0030】
ここで、被測定載置物体の先端/後端端部間の長さ(距離)を出力する際には、測定・算出された該長さ(距離)のみでなく、被測定載置物体のスキャン画像データの画像情報と該被測定載置物体の先端/後端端部の測定位置を示す画像情報と、測定・算出された被測定載置物体の先端/後端端部間の長さ(距離)を示す画像情報とを、一つの画像情報として画像合成させて、操作パネルに表示させたり、用紙に印刷出力させることも可能である。
【0031】
なお、測定位置指定ユニット41からの指示による測定位置の指定がない場合においては、スキャン画像データに基づいて、被測定載置物体の先端/後端端部間の長さが最長となる部位が自動的に検出され、更に、該最長となる先端/後端端部間の最長の長さが、測定・算出される。
【0032】
而して、前述のごとく、被測定載置物体のスキャン画像データに基づいて、イメージ画像が作成され、更に、該最長の長さとなる先端/後端端部の位置を示す画像と、該先端/後端端部間の最長の長さを示す画像とが、画像合成されて、一つの画像として、操作部13上に備えられている操作パネルに表示されると共に、書き込み部14を介して、紙に印刷出力される。
【0033】
図5は、被測定載置物体の先端/後端端部間の長さ(距離)測定結果と被測定載置物体のイメージとを一つの画像に画像合成して、用紙に印刷出力した場合の被測定載置物体の測定イメージ図である。
51は、画像を印刷出力する出力用紙であり、出力用紙51上に被測定載置物体のスキャン画像データ52と共に、該被測定載置物体の先端/後端端部のそれぞれの測定位置a/bを示す情報と該先端/後端端部の測定位置a/b間の測定・算出された長さ(距離)が寸法53として、画像合成されて描かれている。ここに、直線状の破線26a′/26b′は、それぞれ、測定すべき先端/後端端部の測定位置として図3に示す測定先端位置指定センサ25a/測定後端位置指定センサ25bにより指定されている測定位置指定線を示すための補助線であり、また、実線26′は、図3に示す被測定載置物体の測定対象の長さを示すための補助線である。
【0034】
図6は、被測定載置物体の測定位置における長さ(距離)計算方法を説明するための画素構成図である。
図4に示す測定位置指定ユニット41からの指示による測定位置の指定がある場合は、測定先端位置指定センサ25a/測定後端位置指定センサ25bがそれぞれ出力している被測定載置物体の先端/後端端部の測定位置a/bの情報に基づいて、該被測定載置物体のスキャン画像データである画素データの有無を逐次チェックして、画素データありの画素数を計数することにより、指定された測定位置a/bにおける被測定載置物体の端部間の長さ(距離)を算出することができる。
【0035】
一方、測定位置指定ユニット41からの指示による測定位置の指定がない場合、図6に示すように、ある注目画素における周囲画素を比べることにより、スキャナ副走査方向における被測定載置物体(図6においては、ハッチングにて表示されている)の両最端部が抽出される。即ち、図6においては、スキャナ副走査方向であるY軸方向において原点に最も近い位置にある被測定載置物体の最近端部を示す画素cと、原点から最も遠い位置にある被測定載置物体の最遠端部を示す画素d及び画素eとが抽出される。
【0036】
更に、被測定載置物体の最近端部あるいは最遠端部を示す画素が複数個存在している場合は、最近端部を示す画素と最遠端部を示す画素との間のスキャナ主走査方向における距離が最も離れている画素が抽出される。即ち、図6においては、被測定載置物体の最遠端部を示す画素として、画素dと画素eとの2個の画素が存在しているが、最近端部を示す画素cとのスキャナ主走査方向における距離は、画素dの方が画素eよりも離れているので、画素dが抽出される。
【0037】
而して、主走査方向をX軸とし、副走査方向をY軸としたX−Y座標により、抽出した両最端部間の長さ(距離)(図6においては、被測定載置物体の最近端部を示す画素cと被測定載置物体の最遠端部を示す画素dとの間を結ぶ直線である太線lの長さ)を算出する。
図6において、太線lで示された距離は、
(42+821/2×(1画素の大きさ)=801/2×(1画素の大きさ)
として与えられる。
ここに、1画素の大きさは、当該画像形成装置のスキャナ部17に使用されるCCDにより、自動的に決定される。
【0038】
なお、かかる長さ(距離)計算方法を採用する場合においては、被測定載置物体の端部間における最長の長さ(距離)を測定する場合、被測定載置物体の端部間の長さ(距離)が最長となる位置がほぼスキャナ副走査方向となるように、画像形成装置のスキャナ部17上の載置台に被測定載置物体を載置させることが必要である。
【0039】
而して、前記スキャン画像データに基づいて、自動的に前述のごとき処理が施されることにより、前記被測定載置物体の端部間の長さ(距離)が最長となる位置が、自動的に、かつ、正確に求められ、ユーザに表示することが可能となる。
【0040】
また、前述の説明においては、被測定載置物体の端部間の長さ(距離)が最長となる位置がほぼスキャナ副走査方向となるように、載置台に被測定載置物体を載置させる場合を示しているが、本発明は、かかる場合に限るものではない。即ち、被測定載置物体の端部間の長さ(距離)が最長となる位置が、90度回転したスキャナ主走査方向に、ほぼ配置されるように載置させることとした場合においても、前述した動作について、スキャナ副走査方向及び主走査方向をスキャナ主走査方向及び副走査方向と読み替えることにより、全く同様の方法で、正確に、最長となる位置を求めることが可能である。
【0041】
また、本発明に係る画像形成装置として適用されるデジタル複写機やファックス装置などの通常の動作は、公知のものであり、かつ、本発明に直接関わらないので、ここでの説明は省略している。
【0042】
次に、本発明に係る画像形成装置の動作について、図7に示す動作フローチャートに基づいて、図1乃至図4を参照しながら詳細に説明する。
ここに、図7は、本発明に係る画像形成装置における被測定載置物体の長さを測定する動作の一例を説明するための動作フローチャートである。
当該画像形成装置の載置台に載置させた載置物体の先端/後端端部間の長さ(即ち、サイズ)を被測定載置物体として測定せんとする場合、図4に示す操作部13の選択キー13aの操作により、まず、被測定載置物体の先端/後端端部間の長さを測定する長さ測定モードに設定する(ステップS1)。
【0043】
なお、ここで、被測定載置物体の最長の長さを測定したい場合においては、まず、該被測定載置物体の端部間の長さが最長となる位置を画像形成装置のスキャナ副走査方向にほぼ位置するように載置させる場合の例について示している。
【0044】
次いで、被測定載置物体の先端/後端端部間の測定位置を指定していることを示す測定位置指定用の位置指定LD(Laser Diode)キー13bにより、測定先端位置指定センサ25a及び測定後端位置指定センサ25bのそれぞれに備えられている先端位置指定LD25a′及び後端位置指定LD25b′を駆動点灯された状態にされているかが確認される(ステップS2)。
位置指定LDキー13bにより先端位置指定LD25a′及び後端位置指定25b′が駆動点灯されている状態にあれば(ステップS2のYES)、被測定載置物体の先端/後端端部間の測定位置を指定せんとしている場合であり、図4に示す測定位置指定ユニット41により、図3に示す測定先端位置指定センサ25a及び測定後端位置指定センサ25bのそれぞれを独立に測定すべき先端端部及び後端端部の測定位置まで移動させる(ステップS3)。
この時、測定先端/後端位置指定センサ25a/25bそれぞれに備えられている先端/後端位置指定LD25a′/25b′が、スキャン副走査方向にそれぞれ被測定載置物体の先端/後端端部の測定位置を照射することとなり、ユーザはそれぞれの測定位置を目視により明確に確認することができる。
【0045】
而して、ユーザが所望する測定位置に正確に位置決めがなされた状態となった時、図4に示す操作部13のスキャン開始キー(図示していない)を押下することにより、スキャン動作を開始させる。と同時に、先に点灯駆動されていた先端/後端位置指定LD25a′/25b′の双方が自動的に消灯される(ステップS4)。
【0046】
スキャン動作が終了した際には、図3に示す被測定載置物体の先端/後端端部の測定位置a/bを示す測定先端位置指定センサ25a/測定後端位置指定センサ25bの各出力スキャン結果と被測定載置物体のスキャン画像データとが、図4に示すスキャナ部17よりメイン制御部11に送出されることにより、メイン制御部11は、測定先端位置指定センサ25a/測定後端位置指定センサ25bの各出力スキャン結果が示している測定位置a/bにおける被測定載置物体の端部間の長さ(距離)の演算を行なう(ステップS5)。即ち、メイン制御部11は、前述のごとく、被測定載置物体のスキャン画像データに基づいて、それぞれ指定された測定位置a/bにおける被測定載置物体の先端端部/後端端部間に介在する画素データの有無をチェックして、画素データありの画素数を計数する演算を行なう。
【0047】
演算された長さ測定結果は図4に示す操作部13の操作パネル上に表示される(ステップS6)。更に、操作部13の操作パネルの操作キー(図示していない)により、用紙への印刷出力の指示があるかを確認し(ステップS7)、用紙への印刷出力が指定されていない場合は(ステップS7のNO)、長さ測定動作を終了する。
【0048】
一方、用紙への印刷出力が指定されている場合は(ステップS7のYES)、被測定載置物体のスキャン画像データに、測定先端位置指定センサ25a/測定後端位置指定センサ25bのスキャン結果が示すそれぞれの測定位置a/bと前記演算により測定・算出された被測定載置物体の測定位置a/b間の長さ測定結果とを、印刷画像として画像合成させる(ステップS8)。
画像合成された前記印刷画像は、図4に示す書き込み部14へ転送され、書き込み部14により、用紙に印刷出力(即ち、書き込み出力)がなされ(ステップS9)、長さ測定動作を終了する。
【0049】
即ち、ステップS9において、被測定載置物体の測定結果である長さ(サイズ)に関する情報を、測定位置a/bと共に、該被測定載置物体の画像イメージと画像合成させて、用紙に印刷出力することにより、被測定載置物体に関する長さの測定位置と該測定位置における長さ(サイズ)とが、ユーザにとり、より理解し易くなる。
【0050】
また、ステップS2において、位置指定LDキー13bにより先端位置指定LD25a′及び後端位置指定LD25b′が駆動点灯されていない状態にあれば(ステップS2のNO)、被測定載置物体の先端/後端端部間の測定位置の指定がなされていない場合であり、図4に示す測定位置指定ユニット41による図3に示す測定先端位置指定センサ25a/測定後端位置指定センサ25bの起動制御は実施されずに、直ちに、図4に示す操作部13のスキャン開始キー(図示していない)を押下することにより、スキャン動作を開始させる(ステップS10)。
【0051】
次いで、図4に示すスキャナ部17により読み取られた被測定載置物体のスキャン画像データに関して、図6に示すように、スキャナ副走査方向における被測定載置物体(図6においては、ハッチングにて表示されている)の先端/後端両方の端部にあり、かつ、スキャナ主走査方向の距離が最も離れている2つの画素が、両最端部として自動的に抽出され、抽出された該最端部間の長さ即ち最長長さが算出されることにより、被測定載置物体において最長の長さとなる位置が正確に検出されると共に、該最長の長さとなる位置における長さ、即ち、最長の長さが正確に演算される(ステップS11)。
【0052】
演算された最長長さの測定結果は図4に示す操作部13の操作パネル上に表示される(ステップS12)。更に、操作部13の操作パネルの操作キー(図示していない)により、用紙への印刷出力の指示があるかを確認し(ステップS13)、用紙への印刷出力が指定されていない場合は(ステップS13のNO)、長さ測定動作を終了する。
【0053】
一方、用紙への印刷出力が指定されている場合は(ステップS13のYES)、被測定載置物体のスキャン画像データに、被測定載置物体の両最端部間の長さとして検出された位置(即ち、最長測定位置)と前記演算により測定・算出された被測定載置物体の両最端部間の最長長さ(最長距離)測定結果とを、印刷画像として画像合成させる(ステップS14)。
画像合成された前記印刷画像は、図4に示す書き込み部14へ転送され、書き込み部14により、紙に印刷出力(即ち、書き込み出力)がなされ(ステップS15)、長さ測定動作を終了する。
【0054】
即ち、ステップS15において、被測定載置物体の測定結果である最長の長さ(サイズ)に関する情報を、測定位置と共に、該被測定載置物体の画像イメージと画像合成させて、用紙に印刷出力することにより、被測定載置物体に関する長さの測定位置と該測定位置における長さ(サイズ)とが、ユーザにとり、より理解し易くなる。
【0055】
次に、本発明に係る画像形成装置の別の実施例について、図8に示す動作フローチャートに基づいて、図1乃至図4を参照しながら詳細に説明する。
ここに、図8は、本実施例の一例を示すものであり、図4に示す測定位置指定ユニット41を当該画像形成装置に備えていない場合における被測定載置物体の長さ測定動作の一例を説明するためのフローチャートである。
また、本実施例は、画像形成装置として、カラー画像を読み込むことが可能なカラー画像形成装置例えばカラースキャナを用いる場合を示すものである。
【0056】
即ち、本実施例は、被測定載置物体を画像形成装置にて一旦スキャンして得られたスキャン画像データを出力紙に印刷出力した後、更に、印刷出力した該出力紙上に、特殊インクにより、該被測定載置物体の測定したい先端/後端の2点の測定位置にマーキングを付して、カラー画像形成装置によりスキャンする原稿を作成し、しかる後に、該原稿を当該カラー画像形成装置によりスキャンして、該原稿上に特殊インクによりあらかじめ付されたマーキングのポイント・ツー・ポイントの距離を測定・算出することにより、測定位置指定ユニットを用いることなく、被測定載置物体の任意の測定位置間の長さを測定するものである。
【0057】
即ち、図8に示す実施例においては、図4に示すごとき測定位置指定ユニットや、図3に示す測定先端位置指定センサ25a/測定後端位置指定センサ25bのような長さを測定するための設備を装備することなく、カラー画像形成装置と特殊インクとを用いることにより、測定対象物体の任意の2点間の距離を測定することができる手段を提供せんとするものである。
【0058】
図8に示すフローチャートの動作開始に先立って、まず、測定対象となる被測定載置物体を載置台に載置してスキャンすることにより、出力紙にスキャン画像を印刷出力させる。次いで、該出力紙に印刷された被測定載置物体の画像上で、特殊インクを用いて、長さを測定すべき測定位置として2点にマーキングを付する。
2点にマーキングが付された当該出力紙を、カラー画像形成装置に載置した状態にした後、図8に示すフローチャートの動作に入り、まず、図4に示す操作部13の選択キー13aの操作により、まず、被測定載置物体の端部間即ち前記出力紙の2点に付されたマーキング間の長さを測定する長さ測定モードに設定する(ステップS21)。
【0059】
次いで、図4に示す操作部13のスキャン開始キー(図示していない)を押下することにより、載置台に載置された前記出力紙をスキャンさせる(ステップS22)。スキャンされたスキャン画像データは、図4に示すスキャナ部17よりメイン制御部11に送出されることにより、メイン制御部11は、被測定載置物体の長さを測定すべき測定位置として、2つのマーキングが前記出力紙に付されていることを示すスキャン画像データか否かを確認する(ステップS23)。
2つのマーキングが付されていない前記出力紙であった場合(ステップS23のNO)、測定すべき測定位置が指定されていないので、特殊インクにより、当該出力紙にマーキングを付してもらうべく要求する表示を、操作部13の操作パネル上に表示し(ステップS24)、再度、最初からやり直すことになる。
【0060】
一方、2つのマーキングが付されている前記出力紙であれば(ステップS23のYES)、特殊インクにより指定されている測定位置を、前記スキャン画像データ上で特定して決定した後(ステップS25)、メイン制御部11は、特定した2つのマーキング位置が示す測定位置間の長さ(距離)の演算を行なう(ステップS26)。即ち、メイン制御部11は、前述のごとく、2点のマーキングにより指定された位置の間に介在する被測定載置物体画像の画素データの有無をチェックして、画素データありの画素数を計数する演算を行なう。
【0061】
演算された長さ測定結果は図4に示す操作部13の操作パネル上に表示される(ステップS27)。更に、操作部13の操作パネルの操作キー(図示していない)により、用紙への印刷出力の指示があるかを確認し(ステップS28)、用紙への印刷出力が指定されていない場合は(ステップS28のNO)、長さ測定動作を終了する。
【0062】
一方、用紙への印刷出力が指定されている場合は(ステップS28のYES)、被測定載置物体のスキャン画像データに、2つのマーキングが示す測定位置と前記演算により測定・算出された測定位置間の長さ測定結果とを、印刷画像として画像合成させる(ステップS29)。
画像合成された前記印刷画像は、図4に示す書き込み部14へ転送され、書き込み部14により、用紙に印刷出力(即ち、書き込み出力)がなされ(ステップS30)、長さ測定動作を終了する。
【0063】
即ち、ステップS30において、被測定載置物体の測定結果である長さ(サイズ)に関する情報を、測定位置と共に、該被測定載置物体の画像イメージと画像合成させて、用紙に印刷出力することにより、被測定載置物体に関する長さの測定位置と該測定位置における長さ(サイズ)とが、ユーザにとり、より理解し易くなる。
【0064】
【発明の効果】
本発明に係る画像形成装置によれば、被測定載置物体の画像イメージをスキャン画像データとして読み取るスキャナ機能と、該被測定載置物体において長さを測定すべき任意の先端/後端端部の測定位置を指定することができる測定先端位置指定センサ/測定後端位置指定センサと、該測定先端位置指定センサ/測定後端位置指定センサの位置を制御する測定位置指定装置と、スキャン画像データに基づいて被測定載置物体に関する長さを演算する機能とを備えることにより、被測定載置物体の任意の位置における長さ(サイズ)を、自動的に、正確に、かつ、容易に測定することが可能となる。
【0065】
更には、該測定先端位置指定センサ/測定後端位置指定センサに、それぞれ、被測定載置物体を可視光により照射するLD(Laser Diode)を備えることにより、該被測定載置物体の長さを測定したい測定位置が、目視により簡単に確認することができ、ユーザに測定位置を解り易く明示することができる。
【0066】
載置台に載置された被測定載置物体の載置状態の如何に関わらず、スキャナのスキャナ副走査方向又はスキャナ主走査方向と平行とならない位置関係にある任意の端部間の長さでも、自動的に、正確に、かつ、容易に測定することが可能となり、かつ、測定したい両端部の測定位置が、目視により簡単に確認することができ、ユーザに測定位置を解り易く明示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置のブロック構成の一例を示すブロック構成図である。
【図2】 図1に示す測定位置指定装置の側面図である。
【図3】 図1に示す測定位置指定装置の平面図である。
【図4】 画像形成装置内における信号の流れを表す回路ブロックの模式図である。
【図5】 被測定載置物体の端部間の長さ測定結果と被測定載置物体のイメージとを一つの画像に画像合成して、用紙に印刷出力した場合の被測定載置物体の測定イメージ図である。
【図6】 被測定載置物体の測定位置における長さ計算方法を説明するための画素構成図である。
【図7】 本発明に係る画像形成装置における被測定載置物体の長さを測定する動作の一例を説明するための動作フローチャートである。
【図8】 測定位置指定ユニットを当該画像形成装置に備えていない場合における被測定載置物体の長さ測定動作の一例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10…画像形成装置、11…メイン制御部、12…圧板又は自動原稿給紙装置、13…操作部、13a…選択キー、13b…位置指定LDキー、14…書き込み部、15…メモリ装置、16…測定位置指定装置、17…スキャナ部、20…ランプ、21…キャリッジ、22…レール、23…コンタクトガラス、24…被測定載置物体、25a…測定先端位置指定センサ、25a′…先端位置指定LD、25b…測定後端位置指定センサ、25b′…後端位置指定LD、26,26′…長さ、26a,26a′,26b,26b′…測定位置指定線、41…測定位置指定ユニット、51…出力用紙、52…スキャン画像データ、53…寸法。

Claims (2)

  1. 載置台に載置された載置物体をスキャナによりスキャンして読み取ったスキャン画像データに基づいて、該スキャン画像データを構成する画素数を演算することにより、前記載置物体を形成する端部における任意の測定位置にある端部間の長さを自動的に測定・算出し、測定・算出された該長さを表示させることができる画像形成装置において、
    前記載置台の側辺部上に、スキャナ主走査方向又はスキャナ副走査方向に移動自在に配設されて、前記載置物体の端部間の長さを測定・算出すべき前記測定位置を指定する測定位置指定手段と、
    該位置指定手段を前記スキャナ主走査方向又はスキャナ副走査方向に指定する位置まで移動制御する測定位置制御手段と
    を備え、
    記測定位置指定手段は、更にスキャナ副走査方向又はスキャナ主走査方向に、前記載置物体を照射する可視光を射出するレーザダイオードを備え
    前記スキャナにより前記測定位置手段の位置を読み取ること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記測定位置指定手段が、スキャナ副走査方向又はスキャナ主走査方向の前記載置台上の先端と後端との両側辺部に、それぞれが対向するように配設されて、前記載置物体をスキャナ副走査方向又はスキャナ主走査方向に前記先端と後端との両方向から可視光により照射することができ、かつ、各前記測定位置指定手段が、前記測定位置制御手段によりそれぞれ独立に任意の位置に位置制御がなされて、前記載置物体のそれぞれ先端端部と後端端部の測定位置を指定することができることを特徴とする画像形成装置。
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