JP2005244755A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像を拡大/縮小して出力する場合の印刷可能範囲を容易に知ることができると共に、容易に原稿の載置が行える画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置において、コンタクトガラス2の略全面に重ねられ、コンタクトガラス上の領域を透光状態又は遮光状態に切り替える液晶部3と、記録紙サイズ設定部111と、印刷倍率を決定する倍率設定部112と、コンタクトガラス2上の原稿載置位置をユーザが指定するための印刷可能領域位置移動指示部113と、コンタクトガラス上の印刷可能領域を、記録紙のサイズ、印刷倍率及び載置位置から求める印刷可能領域算出部162と、液晶部3を制御する液晶表示制御部163と、原稿読取部12と、画像拡大縮小部164と、印刷部14とを備え、液晶表示制御部163は液晶部3の印刷可能領域内全域を透光状態にし、印刷可能領域外の少なくとも一部を遮光状態にすることで印刷可能領域を表示する。
【選択図】 図2
【解決手段】 画像形成装置において、コンタクトガラス2の略全面に重ねられ、コンタクトガラス上の領域を透光状態又は遮光状態に切り替える液晶部3と、記録紙サイズ設定部111と、印刷倍率を決定する倍率設定部112と、コンタクトガラス2上の原稿載置位置をユーザが指定するための印刷可能領域位置移動指示部113と、コンタクトガラス上の印刷可能領域を、記録紙のサイズ、印刷倍率及び載置位置から求める印刷可能領域算出部162と、液晶部3を制御する液晶表示制御部163と、原稿読取部12と、画像拡大縮小部164と、印刷部14とを備え、液晶表示制御部163は液晶部3の印刷可能領域内全域を透光状態にし、印刷可能領域外の少なくとも一部を遮光状態にすることで印刷可能領域を表示する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、原稿の画像を読み取って拡大又は縮小して出力することが可能な画像形成装置に関する。
従来、複写機、ファクシミリ装置又はこれらの機能等を併せ持つ複合機等の画像形成装置は、ユーザが倍率を指定することにより読取画像を拡大又は縮小して出力(印刷又は送信)する。特にコンタクトガラスに載置された原稿を読み取る画像形成装置には、任意の倍率と記録紙サイズを指定して画像を読み取るものがある。
また、下記特許文献1には、原稿画像を拡大/縮小して複写する場合に、コンタクトガラス上でのオペレ−タの原稿位置決めを簡単にすることを目的として、 コンタクトガラスの周辺とキャリッジ上に、目盛り板、表示ランプ群、又は可動標識を設置するか、もしくは、コンタクトガラスに液晶表示器を設け、有効画像読取領域の輪郭の枠を表示する複写範囲表示装置が記載されている。
特開1994−194751号公報
しかしながら、上記前者の従来技術においては、特に任意の倍率を設定して拡大/縮小して出力する場合に、コンタクトガラス上におけるどの範囲までが記録紙に印刷されるかを事前に知ることは困難で、トライアンドエラーで印刷可能範囲(領域)を見極めるため無駄な印刷を行ってしまうことが多い。上記後者の従来技術(特許文献1)においては、コンタクトガラスの一辺、又は一角を原稿載置の標準位置として決める必要があり、この場合、原稿の目的位置を印刷可能範囲に位置させるためには、カバーが邪魔になったり、原稿がコンタクトガラスからはみ出す等、不都合が生じ得る。
本発明は、上記の問題に鑑みて成されたもので、画像を拡大/縮小して出力する場合の印刷可能範囲を容易に知ることができると共に、容易に原稿の載置が行える画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る画像形成装置は、コンタクトガラスの略全面に重ねられ、コンタクトガラス上の領域を透光状態又は遮光状態に切り替える液晶シャッター手段と、記録紙のサイズを決定するサイズ決定手段と、前記記録紙に印刷する画像の、前記原稿の画像に対する印刷倍率を決定する倍率決定手段と、前記コンタクトガラス上の、前記原稿を載置する載置位置をユーザが指定するための位置指定手段と、前記記録紙に印刷可能な、前記コンタクトガラス上の印刷可能領域を、前記記録紙のサイズ、前記印刷倍率及び前記載置位置から求める領域算出手段と、前記液晶シャッター手段を制御する液晶制御手段と、前記原稿から画像を読み取る読取手段と、前記印刷倍率に従い画像の拡大又は縮小を行う拡大縮小手段と、前記印刷可能領域内の前記原稿の拡大又は縮小された画像を出力する出力手段とを備え、前記液晶制御手段は、前記液晶シャッター手段の前記印刷可能領域内全域を透光状態にし、前記液晶シャッター手段の前記印刷可能領域外の少なくとも一部の領域を遮光状態にすることで、前記印刷可能領域を表示することを特徴とする。
請求項2に係る画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記液晶制御手段は、前記液晶シャッター手段の前記印刷可能領域外全域を遮光状態にすることで、前記印刷可能領域を表示することを特徴とする。
請求項3に係る画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記液晶制御手段は、前記液晶シャッター手段の前記印刷可能領域外であって前記印刷可能領域の外枠部分の領域を遮光状態にすることで、前記印刷可能領域を表示することを特徴とする。
請求項4に係る画像形成装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記画像形成装置内部に発光手段を備え、前記発光手段は前記コンタクトガラスを介して前記画像形成装置外部に向けて光を照射することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、コンタクトガラスの略全面に液晶シャッター手段が重ねられて備えられた画像形成装置において、記録紙のサイズがサイズ決定手段により決定され、記録紙に印刷する画像の、原稿画像に対する印刷倍率が倍率決定手段により決定され、コンタクトガラス上の、原稿を載置する載置位置が、ユーザが位置指定手段を使用することにより指定され、記録紙に印刷可能な、コンタクトガラス上の印刷可能領域が、領域算出手段により記録紙サイズと印刷倍率と載置位置から求められ、印刷可能領域が液晶シャッター手段を使って液晶制御手段により表示される。このとき、液晶制御手段は液晶シャッター手段の印刷可能領域内全域が透光状態になるようにし、液晶シャッター手段の印刷可能領域外の少なくとも一部の領域が遮光状態になるようにすることにより印刷可能領域を表示する。一方、原稿から画像が読取手段により読み取られ、画像の拡大又は縮小が拡大縮小手段により印刷倍率に従って行われ、印刷可能領域内の原稿の拡大又は縮小された画像が出力手段により出力される。
これにより、画像形成装置において、画像を拡大/縮小して出力する場合のコンタクトガラス上における印刷可能な領域をユーザが容易に認識できると共に、原稿を載置しやすい位置に印刷可能領域を位置付けることができ、容易に原稿の載置が行える画像形成装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、液晶制御手段が、液晶シャッター手段の印刷可能領域外全域を遮光状態にすることにより、印刷可能領域が表示されるので、画像を拡大/縮小して出力する場合のコンタクトガラス上における印刷可能な領域をユーザが容易に認識できる。
請求項3に記載の発明によれば、液晶制御手段が、液晶シャッター手段の印刷可能領域外であって印刷可能領域の外枠部分を遮光状態にすることにより、印刷可能領域が表示されるので、画像を拡大/縮小して出力する場合のコンタクトガラス上における印刷可能な領域をユーザが容易に認識できる。
請求項4に記載の発明によれば、画像形成装置内部に備えられた発光手段によりコンタクトガラスを介して光が画像形成装置外部に向けて照射されるので、光を透過する原稿をコンタクトガラスに載置する場合には、液晶シャッター手段により表示された印刷可能領域をユーザが原稿を透して見ることができ、原稿を印刷可能領域に重ね合わせた状態で印刷可能領域を認識できるので、印刷を行いたい原稿の部分を容易に印刷可能領域内に載置することができる。
以下、本発明の一実施形態による画像形成装置としての複写機について図面を参照しながら説明する。
図1は、複写機1の本発明に係る構成の概要を示す図で、(a)は斜視図、(b)は側面断面図である。図1は複写機1の筐体と、複写機1に備えられるコンタクトガラス2、液晶パネル3、及び発光部4を示す。コンタクトガラス2は例えば長方形のガラス板で複写機の上面に略水平に備えられる。液晶パネル3は例えばコンタクトガラス2と略同じ大きさを有する板状物で、コンタクトガラス2の下方に重ねられて複写機1に備えられる。発光部4は複写機1内部に備えられ、コンタクトガラス2を複写機1内部から外部に向けて照射する。
図2は、複写機1の主な機能の構成を示すブロック図である。複写機1は操作パネル部11、原稿読取部12、画像データ記憶部13、印刷部14、液晶部3及び制御部16を備える。操作パネル部11は記録紙サイズ設定部111、倍率設定部112、印刷可能領域位置移動指示部113及び複写開始指示部114を備える。制御部16は印刷可能サイズ算出部161、印刷可能領域算出部162、液晶表示制御部163、画像拡大縮小部164、複写制御部165を備える。
操作パネル部11は、図3に示す外観を有するもので、ユーザによる複写機に対する指示の入力、及び複写機からユーザに対するメッセージ等の表示を行うためのものである。操作パネル部11表面には、ディスプレイ110、用紙サイズ設定キー1111、複写倍率設定キー1121、印刷可能領域位置移動キー1131及びスタートキー1141が設けられている。
記録紙サイズ設定部111(図2)は、ユーザが入力する記録紙のサイズを受け付け、印刷可能サイズ算出部161に記録紙サイズを送信する。ユーザは操作パネル部11の用紙サイズ設定キー1111(図3)を押下することにより用紙サイズ設定を開始し、ディスプレイ110の表示に従って用紙サイズ(例えばB4サイズ)を設定する。記録紙サイズ設定部111は、複写機1の立ち上げ時の初期値として記録紙サイズにA4を保持する。
倍率設定部112は、ユーザが入力する複写倍率を受け付け、印刷可能サイズ算出部161に複写倍率を送信する。ユーザは操作パネル部11の複写倍率設定キー1121(図3)を押下することにより複写倍率設定を開始し、ディスプレイ110の表示に従って複写倍率(例えば80%)を設定する。倍率設定部112は、複写機の立ち上げ時の初期値として複写倍率に100%を保持する。
印刷可能領域位置移動指示部113は、ユーザが入力する印刷可能領域6(図4参照、詳細は後述)の位置の移動指示を受け付け、印刷可能領域算出部162に移動指示を送信する。具体的には、操作パネル部11の印刷可能領域位置移動キー1131の上下左右キーの押下(移動指示)を受け付け、押下されたキーの種類(上下左右)を印刷可能領域算出部162に送信する。ユーザは操作パネル部11の印刷可能領域位置移動キー1131の上下左右キーを押下することにより印刷可能領域6の位置を移動させる。ユーザは後述する液晶部3の表示を見ることにより印刷可能領域6の位置を確認できる(図4参照)。
複写開始指示部114は、複写開始指示として、ユーザによるスタートキー1141の押下を受け付け、複写制御部165に複写開始指示を送信する。
ここで、図4を使用して原稿載置基準位置5(図4参照)について説明する。図4はコンタクトガラス2及び液晶パネル3を上面から見た図で、領域6は印刷可能領域で液晶シャッターが光を透過する状態(透光状態)にある。領域7は印刷可能領域外の領域で液晶シャッターが光を遮断する状態(遮光状態)にある。これによりユーザが印刷可能領域を知ることができる。図4(a)は印刷可能領域6がデフォルト位置(コンタクトガラスの中心)にある場合で、図4(b)は印刷可能領域6を移動させた後の状態である。
原稿載置基準位置5とは、コンタクトガラス2に原稿を載置する際の基準位置で、原稿載置基準位置5を基準としてコンタクトガラス2上の、記録紙に印刷される領域が決定される。通常の複写機における原稿載置基準位置は、コンタクトガラスの−x方向の端で−z方向の端の位置(コンタクトガラスの一角;ユーザから見て左上角)、又は−x方向の端でz方向の真中の位置(コンタクトガラスの一辺の真中;ユーザから見て左辺真中)であるが、本発明に係る複写機(画像形成装置)では、原稿載置基準位置5はデフォルト(初期位置)で印刷可能領域6がコンタクトガラス2の中心に来る位置であって、原稿載置基準位置5(ひいては印刷可能領域6)はユーザの指示により移動可能である。本発明に係る複写機(画像形成装置)では、原稿載置基準位置5を0ポジションとして+x及び+z方向の領域を印刷対象領域(コンタクトガラス上で印刷され得る領域)とする。通常の複写機においては、印刷対象領域はコンタクトガラス全域である。
図2に戻って、原稿読取部12は、コンタクトガラスに載置された原稿から画像を(より正確には原稿が載置されている/いないに拘わらずコンタクトガラス全体を)読み取り、画像データ記憶部13に格納するもので、複写制御部165により作動される。この際、原稿読取部12は、印刷可能領域算出部162から原稿載置基準位置5を取得し、上述の印刷対象領域の画像データを画像データ記憶部13に格納する。
画像データ記憶部13は原稿読取部12により読み取られた画像の(印刷対象領域の)画像データを記憶するものである。印刷部14は記録紙サイズ設定部111から記録紙サイズを取得し、画像データ記憶部13に記憶される画像データを、取得したサイズの記録紙に印刷するものである。印刷部14は複写制御部165により作動される。液晶部3はコンタクトガラスに重ねられて備えられる液晶パネル3である。液晶パネルは例えば1/3mm×1/3mmのドットサイズを有する液晶シャッターを縦横に配置したものである。
制御部16は、CPU(中央処理装置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)及びROM(リードオンリーメモリ)等からなるもので、ROMに格納される制御プログラムに従い動作を行う。印刷可能サイズ算出部161は、記録紙サイズ設定部111から記録紙サイズ、又は倍率設定部112から複写倍率を受信したことを契機に、記録紙サイズ及び複写倍率を基に印刷可能な原稿のサイズを算出する。受信した記録紙サイズ又は複写倍率は次回新たなものを受信するまで保持する。印刷可能稿サイズの具体的な算出方法としては、印刷可能サイズ算出部161は記録紙サイズを複写倍率で割って印刷可能サイズを算出する。例えば記録紙サイズとしてA4サイズ(297mm×210mm)が指定されている場合で複写倍率が90%に縮小の場合、A4サイズを0.9(90%)でわったサイズ(330mm×233mm)が印刷可能サイズとなる。印刷可能サイズ算出部161は、複写機1の立ち上げ時には初期処理として、記録紙サイズ設定部111から記録紙サイズを、倍率設定部112から複写倍率を取得して印刷可能サイズを算出する処理を行う。
印刷可能領域算出部162は、印刷可能サイズ算出部161から印刷可能サイズを受信したこと、又は印刷可能領域位置移動指示部113から印刷可能領域の位置の移動指示を受信したことを契機に、複写を行った場合に記録紙に画像を複写することができる、コンタクトガラス上の領域(印刷可能領域)を求める。この領域は印刷可能サイズと同サイズである。印刷可能領域の左上角の位置を原稿載置基準位置5とする。印刷可能領域算出部162は、印刷可能領域6を原稿載置基準位置5を基準に印刷可能サイズ分の領域として決定される。デフォルトの原稿載置基準位置5は印刷可能領域6の中心が原稿載置領域(コンタクトガラスの全面に相当)の中心と一致するときの印刷可能領域の左上角の位置として、印刷可能領域算出部162が決定する。
液晶表示制御部163は、印刷可能領域の情報を印刷可能領域算出部162から受信し、液晶部3における印刷可能領域内6に位置する液晶シャッターを透光状態にし、印刷可能領域外7に位置する液晶シャッターを遮光状態にするよう制御する。
複写制御部165は、複写開始指示部114から複写開始指示を受信した場合に、複写を行う制御をする。複写制御部165は複写開始指示を受信したら、まず、原稿読取部12に原稿から画像を読み取る指示を送信する。次に複写制御部165は画像拡大縮小部164に画像データ記憶部に格納された画像を(必要ならば)拡大又は縮小を行う指示を送信する。次に複写制御部165は印刷部14に印刷指示を送信する。
画像拡大縮小部164は、複写制御部165から指示を受けた場合に、倍率設定部112から複写倍率を取得し、複写倍率が等倍(100%)でない場合に、画像データ記憶部13に格納されている画像データの画像を複写倍率に従い拡大又は縮小して再度画像データ記憶部13に格納する。
図5は、本発明に係る複写機1の処理の流れを示すフローチャートである。以下に複写機1の処理を図5のフローチャートに従い説明する。ステップS1では、複写機1の立ち上げ時の初期設定として、印刷可能サイズ算出部161は記録紙サイズ設定部111から記録紙サイズを取得する。ステップS3では、複写機1の立ち上げ時の初期設定として、印刷可能サイズ算出部161は倍率設定部112から複写倍率を取得する。
ステップS5では、印刷可能サイズ算出部161は(取得又は受信した)記録紙サイズ及び複写倍率から印刷可能サイズを算出し、印刷可能サイズを印刷可能領域算出部162に送信する。ステップS7では、印刷可能領域算出部162は原稿載置基準位置5を基に印刷可能領域6を算出し、液晶表示制御部163に送信する。ステップS9では、液晶表示制御部163は、開状態にする液晶シャッターと閉状態にする液晶シャッターの液晶シャッタードット位置を算出する。ステップS11では、液晶表示制御部163はステップS9の算出に従い液晶部3の各液晶シャッターのドットを開閉する。
ステップS13では、印刷可能領域位置移動指示部113は、印刷可能領域位置移動指示として上下左右キー1131のいずれかの押下を受け付けたか否かをチェックし、受け付けた場合には(ステップS13でYES)、原稿載置基準位置5を、右キーを受け付けた場合にはx方向(図1参照)に+1、左キーを受け付けた場合にはx方向に−1、上キーを受け付けた場合にはz方向に+1、下キーを受け付けた場合にはz方向に−1加えてステップS7へ戻る。ここで、座標値は液晶のドットに対応する。上下左右キー1131のいずれかの押下を受け付けなかった場合には(ステップS13でNO)、ステップS15へ進む。
ステップS15では、複写開始指示部114は、スタートキー1141の押下を受け付けたか否かをチェックし、受け付けた場合には(ステップS15でYES)、ステップS17へ進む。ステップS17では、複写制御部165は原稿読取部12に原稿から画像を読み取るよう指示する。原稿読取部12は印刷可能領域算出部162から原稿載置基準位置5を取得し、原稿読取部12は原稿から画像を読み取って、印刷対象領域の画像のデータを画像データとして画像データ記憶部13に格納する。ステップS19では、複写制御部165は画像拡大縮小部164に画像を拡大又は縮小するよう指示し、画像拡大縮小部164は複写倍率に従い必要があれば(複写倍率が等倍でなければ)画像データ記憶部13に格納されている画像データの画像を拡大又は縮小する処理を行い、拡大又は縮小後の画像データを画像データ記憶部13に格納する。
ステップS21では、複写制御部165は印刷部14に画像を印刷するよう指示し、印刷部14は画像データ記憶部に格納されている画像データを記録紙サイズに設定されているサイズの記録紙に印刷する。ステップS15の分岐において、スタートキー1141の押下を受け付けなかった場合には(ステップS15でNO)、ステップS23へ進む。
ステップS23では、記録紙サイズ設定部111は記録紙サイズの設定を受け付けたか否かをチェックし、受け付けた場合には(ステップS23でYES)ステップS25へ進む。ステップS25では、記録紙サイズ設定部111は設定された記録紙サイズを印刷可能サイズ算出部161に送信し、印刷可能サイズ算出部161は保持している記録紙サイズを受信した記録紙サイズに変更する。ステップS23の分岐において記録紙サイズの設定を受け付けなかった場合(ステップS23でNO)及びステップS25の処理を終了した場合には、ステップS27へ進む。
ステップS27では、倍率設定部112は複写倍率の設定を受け付けたか否かをチェックし、受け付けた場合には(ステップS27でYES)ステップS29へ進む。ステップS29では、倍率設定部112は設定された複写倍率を印刷可能サイズ算出部161に送信し、印刷可能サイズ算出部161は保持する複写倍率を受信した複写倍率に変更する。ステップS27の分岐において複写倍率の設定を受け付けなかった場合(ステップS27でNO)及びステップS29の処理を終了した場合には、ステップS5へ戻りS5からの処理を繰り返す。
このように本実施形態によれば、複写機1において液晶パネル3がコンタクトガラス2に重ねられて備えられ、記録紙サイズと複写倍率からコンタクトガラス2上における印刷可能領域が液晶パネル3により表示される。このとき、印刷可能領域内部の液晶シャッターを透光状態にし、印刷可能領域外部の液晶シャッターを遮光状態にするように印刷可能領域を表示する。また、この印刷可能領域の位置は、ユーザが操作パネル部11を使用して移動させることができる。従って、画像を拡大/縮小して出力する場合のコンタクトガラス上における印刷可能な領域をユーザが容易に認識できると共に、原稿を載置しやすい位置に印刷可能領域を位置付けることができ、容易に原稿の載置が行える複写機を提供することができる。また、複写機1内部に発光部を設け、複写機内部からコンタクトガラス(及び液晶パネル)をとおして原稿を照射するようにしたので、原稿を印刷可能領域に重ね合わせた状態で印刷可能領域を認識でき、印刷を行いたい原稿の部分を容易に印刷可能領域内に載置することができる。
なお、本発明は、上記実施形態のものに限定されるものではなく、以下に述べる態様を採用することができる。本実施形態においては、画像読取装置として複写機を例に取り説明したが、これは原稿載置ガラスに載置された原稿の画像を読み取り、読み取った画像を拡大又は縮小して出力する機能を処理を有する装置であれば、例えばファクシミリ装置等であってもよい。
また、本実施形態においては、液晶シャッターの印刷可能領域内部全域を透光状態とすると共に、印刷可能領域外部全域を遮光状態にしたが、これは、印刷可能範囲が認識でき、かつ印刷可能領域内全域が透光状態にあれば、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、印刷可能領域の枠のみを線で表示(印刷可能領域の外周に隣接する、印刷可能範囲外に属する線領域の液晶シャッターのみを遮光状態にする)するようにしてもよいし、印刷可能領域の4つの頂点のみを点で表示(印刷可能領域の4つの頂点に隣接する、印刷可能範囲外に属する点領域の液晶シャッターのみを遮光状態にする)するようにしてもよい。
発光部の形は特に重要ではなく、コンタクトガラスの略全域を照射可能なものであればよい。また、発光部の発光をオン/オフするスイッチを画像形成装置に設け、電力消費を抑えるために、ユーザが発光のオン/オフを切り替えるようにして、必要なときのみ発光するようにしてもよい。
1 複写機(画像形成装置)
2 コンタクトガラス
3 液晶パネル、液晶部(液晶シャッター手段)
4 発光部(発光手段)
111 記録紙サイズ設定部(サイズ決定手段)
112 倍率設定部(倍率決定手段)
113 印刷可能領域位置移動指示部(位置指定手段)
12 原稿読取部(読取手段)
14 印刷部(出力手段)
162 印刷可能領域算出部(領域算出手段)
163 液晶表示制御部(液晶制御手段)
164 画像拡大縮小部(拡大縮小手段)
2 コンタクトガラス
3 液晶パネル、液晶部(液晶シャッター手段)
4 発光部(発光手段)
111 記録紙サイズ設定部(サイズ決定手段)
112 倍率設定部(倍率決定手段)
113 印刷可能領域位置移動指示部(位置指定手段)
12 原稿読取部(読取手段)
14 印刷部(出力手段)
162 印刷可能領域算出部(領域算出手段)
163 液晶表示制御部(液晶制御手段)
164 画像拡大縮小部(拡大縮小手段)
Claims (4)
- コンタクトガラスの略全面に重ねられ、コンタクトガラス上の領域を透光状態又は遮光状態に切り替える液晶シャッター手段と、
記録紙のサイズを決定するサイズ決定手段と、
前記記録紙に印刷する画像の、前記原稿の画像に対する印刷倍率を決定する倍率決定手段と、
前記コンタクトガラス上の、前記原稿を載置する載置位置をユーザが指定するための位置指定手段と、
前記記録紙に印刷可能な、前記コンタクトガラス上の印刷可能領域を、前記記録紙のサイズ、前記印刷倍率及び前記載置位置から求める領域算出手段と、
前記液晶シャッター手段を制御する液晶制御手段と、
前記原稿から画像を読み取る読取手段と、
前記印刷倍率に従い画像の拡大又は縮小を行う拡大縮小手段と、
前記印刷可能領域内の前記原稿の拡大又は縮小された画像を出力する出力手段とを備え、
前記液晶制御手段は、前記液晶シャッター手段の前記印刷可能領域内全域を透光状態にし、前記液晶シャッター手段の前記印刷可能領域外の少なくとも一部の領域を遮光状態にすることで、前記印刷可能領域を表示することを特徴とする画像形成装置。 - 前記液晶制御手段は、前記液晶シャッター手段の前記印刷可能領域外全域を遮光状態にすることで、前記印刷可能領域を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記液晶制御手段は、前記液晶シャッター手段の前記印刷可能領域外であって前記印刷可能領域の外枠部分の領域を遮光状態にすることで、前記印刷可能領域を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成装置内部に発光手段を備え、前記発光手段は前記コンタクトガラスを介して前記画像形成装置外部に向けて光を照射することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
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