JP4958607B2 - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図2において、読取ユニット201はヒンジ202を介して画像形成装置101に連結され、ヒンジ202を中心に回動して原稿載置台102を開閉し、開いた任意の角度の姿勢を保持できるよう開閉自在である。また、読取ユニット201の内側には原稿に対向する透明板である読取ガラス203が設けられている。
したがって、画像形成装置101および読取ユニット201を作動させて原稿を読み取って複写を行う場合、あるいは画像データを送信する場合は原稿載置台102上に読取面を上向きにして原稿を載置してセットする。ヒンジ202から回動させて読取ユニット201を閉じ、操作部104にて読み取り動作の操作を開始する。読取ユニット201は画像走査機構201Aを作動させて走査光を読取ガラス203を通して照射し、原稿載置台102上の原稿の画像を走査して読み取る。読み取った画像は電気信号に変換されて画像形成装置101に送られ、印刷出力して複写作動を行い、あるいはデータ送信などが行われる。
画像形成装置101において稼動を終了した段階で、データの送信先を登録したり、あるいは送信されてきたデータを修正するなどの作業のために文字入力を行う必要がある場合は、ユーザは画像形成装置101の正面側まで出向く。それから画像読取ユニット201を適度な角度まで開き、操作部104を操作して投影ユニット204をオン作動させる。投影ユニット204が作動して光線を投射し、原稿載置台102の表面に図7で示したパーソナルコンピュータ(PC)装備のキーボード盤とほぼ同じサイズの投影キーボード部205が投影画像として形成する。ユーザがその投影キーボード部205上のキー釦を触指して文字などを入力すると、ユーザの指でそのキー釦を触指することで投射光を遮ることになる。それを遮光検出センサが検出し、キー入力画像データとしてPCに文字などを通常入力するときと同様な文字などが入力される。そのように投影キーボード部205を用いて修正入力されたデータはメモリにファイルとして格納される。そうした修正入力データをファイルメモリから読み出し、たとえば送信先に送信することもできる。また、必要に応じてシート紙などの記録媒体にその修正データを出力したり、ハードディスクあるいはUSBなどに格納して保存することができる。 なお、指などの障害物が光を遮ったことを入力検出センサが検知してユーザによる入力を検知する形態を例示したが。しかし、投影面(原稿載置台102)に、圧を受けた位置を判別できるような圧力センサを設け、ユーザが指圧した位置に応じて入力を検知するようにしてもよい。
図3は、図2の第1実施形態の応用例ともいうべき第2の実施形態を示す。第1実施形態では投影ユニット204を読取ユニット201内に設けた構造であった。それに代えてこの第2実施形態では、読取ユニット201側ではなく画像形成装置101の上部面で適所とされる部位(図2の例では両側ヒンジ202間)に投影ユニット204を設置している。その他の構成は、第1実施形態と同様であるために説明を省略する。その投影ユニット204の設置位置は原稿載置台102に対して読取ユニット201を開閉する動作の妨げとならないように工夫される。
つぎに、図4を参照して本発明による第3実施形態について説明する。なお、上記第1,第2実施形態で説明された機器および部材と共通するものには同一符号を付して重複する部分の説明は省く。
つぎに、図5は、上記図4の第3本実施形態の応用例ともいうべき第4実施形態を示す。この場合読取ユニット201上にさらに自動原稿搬送装置(ADF)206が搭載された構造である。ADF206は画像読取ユニット201の天面を原稿載置台としてセットされた原稿を上から押さえる圧板の働きを兼ね、ヒンジで読取ユニット201に対して回動可能に支持されている。投影ユニット204はADF206上に設置され、ADF206の平坦な天面を利用して光線を投射して投影キーボード部205を画像として形成する。その他の構成は、第3実施形態と同様であるために説明を省略する。
つぎに、図6は本発明による第5実施形態を示す。なお、上記第1,第2実施形態で説明された機器および部材と共通するものには同一符号を付して重複する部分の説明は省く。この場合、投影ユニット204を画像形成装置101の天面、画像読取装置の天面、そしてADF206の天面に搭載する構造にこだわらず、画像形成装置101の予め決められた複数の設置箇所のうちの任意の場所に設置可能としたものである。本実施形態では、通常時において画像読取装置の上面に投影ユニット204が取り付けられる。必要に応じて投影ユニット204を、図6に示すように、画像形成装置101の側面にある平板であるキーボード形成板210上に取り付けることができる。キーボード形成板210は、外側板パネルの適所を利用して投影キーボード部投影用の表面が平坦な板である。既述のように通常時、投影ユニット204は画像読取装置上に設置されている。その投影ユニット204を必要に応じて投影キーボード形成板210上に移動させ、その投影キーボード形成板210の表面に投影面として投影キーボード部205を形成するものである。
102 原稿載置台
201 画像読取ユニット
202 ヒンジ
204 投影ユニット(キー入力システム)
205 投影キーボード部(キー入力システム)
206 ADF
210 投影キーボード部投影用の平板
Claims (9)
- 原稿が載置される原稿載置台を備え、原稿載置台に載置された状態の原稿の画像を読み取る読取装置であって、
前記原稿載置台に載置された状態の原稿の画像を読み取る読取センサと、
前記原稿載置台を投影面にして、投影画像として入力キーを含む投影キーボードを照射する投影ユニットと、
ユーザの前記投影キーボードに対する入力を検知する入力検出センサと、
を有することを特徴とする画像読取装置。 - 前記原稿載置台を開閉するように、前記原稿載置台を上面に備えた本体に対して回動自在に設けられたユニットを有することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記投影ユニットが前記ユニットに設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
- 前記ユニットが閉じた状態で、前記原稿載置台に載置された原稿の画像を読み取り、
前記ユニットは前記ユニットが閉じた状態で前記原稿載置台に載置された原稿と対向する透明板と、前記読取センサと、を備え、
前記読取センサは、前記透明板を介して原稿の画像を読み取ることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像読取装置。 - 前記読取ユニットが開いた状態で、前記投影ユニットは、前記透明板を介して前記原稿載置台を前記投影面として前記投影キーボードを投影することを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
- 前記投影ユニットが前記本体に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
- 前記ユニットが閉じた状態で、前記原稿載置台に載置された原稿の画像を読み取り、
前記ユニットは前記ユニットが閉じた状態で前記原稿載置台に載置された原稿と対向する透明板と、前記読取センサと、を備え、
前記読取センサは、前記透明板を介して原稿の画像を読み取ることを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の画像読取装置を備え、前記画像読取装置によって原稿の画像を読み取って複写を行う画像形成装置であって、
前記投影ユニットが複数の取り付け場所に取り付け可能であり、かつ複数の取り付け場所のうちの少なくとも一つの場所では、前記投影面となる平板が、前記画像形成装置の側板の低部位に取り付けられ、その平板の上面に前記投影キーボード部が投影されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記投影ユニットがマグネットを利用して着脱可能となっていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
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