JP4251640B2 - クロック生成回路及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、クロック生成回路及びその方法に関し、さらに詳しくは、周波数frefを有する基準クロック信号をA分周した第1の分周クロック信号と、基準クロック信号を(A+1)分周した第2の分周クロック信号とに基づいて、第1の分周クロック信号の周波数fref/Aと第2のクロック信号の周波数fref/(A+1)との間の周波数freqを有する出力クロック信号を生成するクロック生成回路及びその方法に関する。
スマートカードは、日本ではICカードと呼ばれ、接触型スマートカードと、非接触型スマートカードとに大別される。接触型スマートカードにも各種あり、必要なクロック信号の周波数も異なる。たとえば、あるスマートカードは、4MHz及び8MHzを必要とし、別のスマートカードは、4.5MHz、6.75MHz及び13.5MHzを必要とし、さらに別のスマートカードは、4.608MHz、9.216MHz及び18.432MHzを必要とする。また、接触型スマートカードの電気的特性を規定したISO7816−3では、定常状態におけるクロック信号のデューティは45〜55%と定められている。したがって、これらの周波数を有しかつISO7816−3に準拠したクロック信号を生成する必要がある。
周波数CLKをA分周した周波数CLK/Aと、(A+1)分周した周波数CLK/(A+1)との間の周波数freqを必要とする場合、CLK/freqの余りを補正する必要がある。次の文献は、この余りを補正する方法を開示している。
特開2001−308697号公報(下記特許文献1)は、様々な周波数のクロックを生成することができる周波数生成回路を開示している。この周波数生成回路は、周波数Kのクロックをn分周するn分周手段と、n分周手段がm回n分周した後に、又はn分周手段がm回n分周する間に、1/K秒間の休止制御信号をi回出力する休止制御信号出力手段と、休止制御信号に応じて、n分周手段の出力を停止するか、又は、休止制御信号に応じて、n分周手段の入力を停止し、この入力停止によってn分周手段の出力を停止する出力停止手段とを有し、周波数がm×K(n×m+i)であるクロックを生成する。
しかし、この周波数生成回路は余りを一括して補正しているので、補正箇所が偏在し、出力クロックのバランスが悪い。
特開平11−220384号公報(下記特許文献2)は、基準周波数Cのパルスから所定周波数Cのパルスを生成する周波数発生回路を開示している。この周波数発生回路は、基準周波数Cのパルスを分周することにより生成された分周パルスと基準周波数Cのパルスとの残差(C/Cの余り)を、各分周パルスに均等に分配して、所定周波数Cのパルスを生成する。具体的には、この周波数発生回路は、基準周波数Cのパルスを整数値Kを用いて分周し、所定周波数Cのパルスを生成する分周手段と、所定周波数Cのパルスを整数値Kを用いて分周し、分周手段の分周により生じた残差周波数Cのパルスを生成し、分周手段により生成されるパルスを補正する第1の補正手段と、残差周波数C(iは2以上の整数)のパルスを整数値Kを用いて分周し、第(i−1)の補正手段により生じた残差周波数Ci+1のパルスを生成し、第(i−1)の補正手段から出力されるパルスを補正する第iの補正手段とを備える。
この周波数発生回路は余り(残差)を均等に配分することができるが、実装される補正手段の数は有限であるから、将来必要な所定周波数Cの種類が増えた場合、生成される所定周波数Cの誤差は大きくなる。
さらに、いずれの回路もデューティを許容範囲内に収めるための対策を何ら講じていないため、ISO7816−3に準拠していない。
特開2001−308697号公報 特開平11−220384号公報
本発明の主たる目的は、周波数frefを有する基準クロック信号をA分周した第1の分周クロック信号と、基準クロック信号を(A+1)分周した第2の分周クロック信号とに基づいて、第1の分周クロック信号の周波数fref/Aと第2のクロック信号の周波数fref/(A+1)との間の周波数freqを有する出力クロック信号を生成することの可能なクロック生成回路及びその方法を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、fref/freqの余りを均等に分配することの可能なクロック生成回路及びその方法を提供することである。
本発明のさらにもう1つの目的は、出力クロック信号のデューティを許容範囲内に収めることの可能なクロック生成回路及びその方法を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明によるクロック生成回路は、Aを自然数としたとき、周波数frefを有する基準クロック信号をA分周した第1の分周クロック信号と、基準クロック信号を(A+1)分周した第2の分周クロック信号とに基づいて、第1の分周クロック信号の周波数fref/Aと第2の分周クロック信号の周波数fref/(A+1)との間の周波数freqを有する出力クロック信号を生成するクロック生成回路であって、分周手段と、補正手段とを備える。分周手段は、第1の分周クロック信号と第2の分周クロック信号とを選択的に生成し、出力クロック信号として出力する。補正手段は、C<Dのとき、第2の分周クロック信号を1回生成しかつ第1の分周クロック信号を(Q−1)回生成するのをC回繰り返すように分周手段を制御し、C>Dのとき、第1の分周クロック信号を1回生成しかつ第2の分周クロック信号を(Q−1)回生成するのをD回繰り返すように分周手段を制御する。ここで、A、B及びCは自然数である
また、B及びCは、B:C=基準クロック信号の1周期:(出力クロック信号の1周期−第1の分周クロック信号の1周期)で表され、Dは、D=B−Cで表される。Qは、C<Dの場合におけるB/Cの商であり、C>Dの場合におけるB/Dの商である。
このクロック生成回路によれば、第1の分周クロック信号の周波数fref/Aと第2のクロック信号の周波数fref/(A+1)との間の周波数freqを有する出力クロック信号を生成することができる。
好ましくは、補正手段はさらに、C<Dのとき、第1の分周クロック信号をR周期分生成するように分周手段を制御し、C>Dのとき、第2の分周クロック信号をR周期分生成するように分周手段を制御する。ここで、Rは、C<Dの場合におけるB/Cの余りであり、C>Dの場合におけるB/Dの余りである。
この場合、fref/freqの余りを均等に分配することができる。
好ましくは、分周手段は、ハイパルス生成手段と、ロウパルス生成手段とを含む。ハイパルス生成手段は、A=2n(n:自然数)のとき、基準クロック信号をn周期分受け付けるまで第1又は第2の分周クロック信号をハイレベルに維持し、A=2n+1のとき、基準クロック信号を(n+1)周期分受け付けるまで第1又は第2の分周クロック信号をハイレベルに維持する。ロウパルス生成手段は、基準クロック信号をn周期分受け付けるまで第1の分周クロック信号をロウレベルに維持し、基準クロック信号を(n+1)周期分受け付けるまで第2の分周クロック信号をロウレベルに維持する。
この場合、出力クロック信号のデューティを許容範囲内に収めることができる。
好ましくは、分周手段は、ハイパルス幅カウンタと、ハイパルス幅レジスタと、ハイパルス幅比較器と、ロウパルス幅カウンタと、ロウパルス幅レジスタと、ロウパルス幅比較器と、ステート制御回路とを含む。ハイパルス幅カウンタは、基準クロック信号をカウントする。ハイパルス幅レジスタは、A=2n(n:自然数)のときnを登録し、A=2n+1のとき(n+1)を登録する。ハイパルス幅比較器は、ハイパルス幅カウンタの値をハイパルス幅レジスタの値と比較し、ハイパルス幅カウンタの値がハイパルス幅レジスタの値に達したときハイパルス幅終了信号を出力する。ロウパルス幅カウンタは、基準クロック信号をカウントする。ロウパルス幅レジスタは、nを登録する。ロウパルス幅比較器は、ロウパルス幅カウンタの値をロウパルス幅レジスタの値と比較し、ロウパルス幅カウンタの値がロウパルス幅レジスタの値に達したときロウパルス幅終了信号を出力する。ステート制御回路は、ロウパルス幅終了信号に応答してハイパルス幅カウンタを活性化し、ハイパルス幅終了信号に応答してロウパルス幅カウンタを活性化し、分周クロック選択信号に応答して第1又は第2の分周クロック信号を選択する。
補正手段は、Qカウンタと、Qレジスタと、Q比較器と、C/Dカウンタと、C/Dレジスタと、C/D比較器と、補正判定回路とを含む。Qカウンタは、ロウパルス幅終了信号をカウントする。Qレジスタは、Qを登録する。Q比較器は、Qカウンタの値をQレジスタの値と比較し、Qカウンタの値がQレジスタの値に達したときQ終了信号を出力する。C/Dカウンタは、Q終了信号をカウントする。C/Dレジスタは、C又はDを登録する。C/D比較器は、C/Dカウンタの値をC/Dレジスタの値と比較し、C/Dカウンタの値がC/Dレジスタの値に達したときC/D終了信号を出力する。補正判定回路は、Q終了信号に応答して分周クロック選択信号の論理レベルを変更し、かつQ終了信号を受け付けた後の最初のロウパルス幅終了信号に応答して分周クロック選択信号の論理レベルを変更する。
この場合、出力クロック信号のデューティを許容範囲内に収め、かつ、fref/freqの余りを均等に分配することができる。
さらに好ましくは、補正手段はさらに、Rカウンタと、Rレジスタと、R比較器とを含む。Rカウンタは、ロウパルス幅終了信号をカウントする。Rレジスタは、Rを登録する。R比較器は、Rカウンタの値をRレジスタの値と比較し、Rカウンタの値がRレジスタの値に達したときR終了信号を出力する。補正判定回路は、C/D終了信号に応答してRレジスタを活性化する。ここで、Rは、C<Dの場合におけるB/Cの余りであり、C>Dの場合におけるB/Dの余りである。
この場合、fref/freqの余りを均等に分配することができる。
クロック生成方法は、C<Dのとき、第2の分周クロック信号を1周期分生成するステップと、第2の分周クロック信号を生成した後、第1の分周クロック信号を(Q−1)周期分回生成するステップと、第2及び第1の分周クロック信号を生成するステップをC回繰り返すステップと、C>Dのとき、第1の分周クロック信号を1周期分生成するステップと、第1の分周クロック信号を生成した後、第2の分周クロック信号を(Q−1)周期分生成するステップと、第1及び第2の分周クロック信号を生成するステップをD回繰り返すステップとを含む。ここで、A、B及びCは自然数である
また、B及びCは、B:C=基準クロック信号の1周期:(出力クロック信号の1周期−第1の分周クロック信号の1周期)で表され、Dは、D=B−Cで表される。Qは、C<Dの場合におけるB/Cの商であり、C>Dの場合におけるB/Dの商である。
このクロック生成方法によれば、第1の分周クロック信号の周波数fref/Aと第2のクロック信号の周波数fref/(A+1)との間の周波数freqを有する出力クロック信号を生成することができる。
好ましくは、クロック生成方法はさらに、C回繰り返すステップの後、第1の分周クロック信号をR周期分生成するステップと、D回繰り返すステップの後、第2の分周クロック信号をR周期分生成するステップとを含む。ここで、Rは、C<Dの場合におけるB/Cの余りであり、C>Dの場合におけるB/Dの余りである。
この場合、fref/freqの余りを均等に分配することができる。
好ましくは、第1の分周クロックを生成するステップは、A=2n(n:自然数)のとき、基準クロック信号をn周期分受け付けるまで第1の分周クロック信号をハイレベルに維持するステップと、第1の分周クロック信号をハイレベルに維持するステップの後、基準クロック信号をn周期分受け付けるまで第1の分周クロック信号をロウレベルに維持するステップと、A=2n+1のとき、基準クロック信号を(n+1)回受け付けるまで第1の分周クロック信号をハイレベルに維持するステップと、第1の分周クロック信号をハイレベルに維持するステップの後、基準クロック信号をn周期分受け付けるまで第1の分周クロック信号をロウレベルに維持するステップとを含む。第2の分周クロックを生成するステップは、A=2nのとき、基準クロック信号をn周期分受け付けるまで第2の分周クロック信号をハイレベルに維持するステップと、第2の分周クロック信号をハイレベルに維持するステップの後、基準クロック信号を(n+1)周期分受け付けるまで第2の分周クロック信号をロウレベルに維持するステップと、A=2n+1のとき、基準クロック信号を(n+1)周期分受け付けるまで第2の分周クロック信号をハイレベルに維持するステップと、第2の分周クロック信号をハイレベルに維持するステップの後、基準クロック信号を(n+1)周期分受け付けるまで第2の分周クロック信号をロウレベルに維持するステップとを含む。
この場合、出力クロック信号のデューティを許容範囲内に収めることができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1を参照して、本発明の実施の形態によるクロック生成回路10は、周波数frefを有する基準クロック信号CLKrefに基づいて、周波数freqを有する出力クロック信号CLKreqを生成する。クロック生成回路10は、クロック分周回路12と、離散値補正回路14とを備える。
クロック分周回路12は、離散的な2つの分周クロック信号CLK1,CLK2を選択的に生成する。クロック分周回路12は具体的には、基準クロック信号CLKrefをA分周した分周クロック信号CKL1と、基準クロック信号CLKrefを(A+1)分周した分周クロック信号CLK2とを選択的に生成し、出力クロック信号CLKreqとして出力する。
離散値補正回路14は、出力クロック信号CLKreqの周波数freqが分周クロック信号CLK1の周波数fref/Aと分周クロック信号CLK2の周波数fref/(A+1)との間になるようにクロック分周回路12を制御する。
まず、離散値補正回路14の詳細を説明する。
図2は、出力クロック信号CLKreqと、2つの分周クロック信号CLK1,CLK2との関係を示す。基準クロック信号CLKrefの周期tはt=1/frefで表される。周期tを用いると、分周クロック信号CLK1の周期はA/fref=Atで表され、分周クロック信号CLK2の周期は(A+1)/fref=(A+1)tで表される。
出力クロック信号CLKreqの周期treqはtreq=1/freqで表され、分周クロック信号CLK1の周期At以上であり、かつ分周クロック信号CLK2の周期(A+1)t未満である。
ここで、図2中に示した長さの比をB:Cとすると、出力クロック信号CLKreqの周波数freqは次の式(1)で表される。
freq=fref/(A+C/B) (1)
ここで、A及びBはいずれも正の整数であり、Cは0又は正の整数である。C=0のとき、freq=fref/Aとなり、分周クロック信号CLK1をそのまま出力クロック信号CLKreqとして出力すればよく、分周クロック信号CLK2は不要である。
C≠0のとき、分周クロック信号CLK1及びCLK2をバランスよく分配して出力クロック信号CLKreqを生成する。
分周クロック信号CLK1をD(=B−C)回用い、分周クロック信号CLK2をC回用いた場合、その所要時間Btreqは次の式(2)で表される。
Btreq=DAt+C(A+1)t (2)
C<D(=B−C)のとき(分周クロック信号CLK1の周波数fref/Aの方が出力クロック信号CLKreqの周波数freqに近いとき)、B/Cの商をQとし、余りをRとする。D=B−C、B=QC+Rを式(2)に代入すると、所要時間Btreqは次の式(3)で表される。
Btreq=C{(A+1)t+(Q−1)At}+RAt (3)
式(3)は図3に示したシーケンスで実現され、これにより図4に示した出力クロック信号CLKreqが得られる。
図3及び図4を参照して、まず(A+1)tを1回出力し(S1)、続いてAtを(Q−1)回出力する(S2)。次に、ステップS1及びS2をC回繰り返し(S3)、その後、AtをR回出力する(S4)。そして、ステップS1に戻る(S5)。
一方、C>Dのとき(分周クロック信号CLK2の周波数fref/(A+1)の方が出力クロック信号CLKreqの周波数freqに近いとき)、B/Dの商をQとし、余りをRとする。C=B−D、B=QD+Rを式(2)に代入すると、所要時間Btreqは次の式(4)で表される。
Btreq=D{At+(Q−1)(A+1)t}+R(A+1)t (4)
式(4)は図5に示したシーケンスで実現され、これにより図6に示した出力クロック信号CLKreqが得られる。図5に示したシーケンスは、図3に示したシーケンスのAtと(A+1)tとを入れ替えたものである。
図5及び図6を参照して、まずAtを1回出力し(S1)、続いて(A+1)tを(Q−1)回出力する(S2)。次に、ステップS1及びS2をD回繰り返し(S3)、その後、(A+1)tをR回出力する(S4)。そして、ステップS1に戻る(S5)。
C=Dのとき、Q=2、R=0となる。よって、図3及び図5のいずれのシーケンスを適用しても、(A+1)tを1回、Atを1回出力することができる。以下では、C=Dの場合をC>Dに含ませているが、C<Dに含ませてもよい。
上記動作を実現するために、離散値補正回路14は、Qカウンタ141と、Qレジスタ142と、Q比較器143と、C/Dカウンタ144と、C/Dレジスタ145と、C/D比較器146と、Rカウンタ147と、Rレジスタ148と、R比較器149と、補正判定回路150とを含む。
Qカウンタ141は、上記ステップS2を実現するために、クロック分周回路12から出力されるロウパルス幅終了信号LPW_CMP(詳細は後述)をカウントする。Qレジスタ142は、Qを登録する。Q比較器143は、Qカウンタ141の値をQレジスタ142の値と比較し、Qカウンタ141の値がQレジスタ142の値に達したときQ終了信号Q_CMPを出力する。
C/Dカウンタ144は、上記ステップS3を実現するために、Q終了信号Q_CMPをカウントする。C/Dレジスタ145は、C又はDを登録する。C/D比較器146は、C/Dカウンタ144の値をC/Dレジスタ145の値と比較し、C/Dカウンタ144の値がC/Dレジスタ145の値に達したときC/D終了信号C/D_CMPを出力する。
Rカウンタ147は、上記ステップSを実現するために、ロウパルス終了信号LPW_CMPをカウントする。Rレジスタ148は、Rを登録する。R比較器149は、Rカウンタ147の値をRレジスタ148の値と比較し、Rカウンタ147の値がRレジスタ148の値に達したときR終了信号R_CMPを出力する。
補正判定回路150は、Q終了信号Q_CMPに応答して分周クロック選択信号Q_CYCLEの論理レベルをハイレベルからロウレベルに変更し、かつQ終了信号Q_CMP又はR終了信号R_CMPを受け付けた後の最初のロウパルス幅終了信号LPW_CMPに応答して分周クロック選択信号Q_CYCLEの論理レベルをロウレベルからハイレベルに変更する。補正判定回路150はまた、R終了信号R_CMPに応答してRイネーブル信号R_ENを出力する。
カウンタ141,144,147は、基準クロック信号CLKrefに同期して動作する。Qカウンタ141及びC/Dカウンタ144は、Rイネーブル信号R_ENに応答してリセットされる。Rカウンタ147は、Rイネーブル信号R_ENに応答して活性化される。
次に、クロック分周回路12の詳細を説明する。
クロック分周回路12は、基準クロック信号CLKrefをA分周して分周クロック信号CKL1を生成するとともに、基準クロック信号CLKrefを(A+1)分周して分周クロック信号CLK2を生成する。
ここではさらに、分周クロック信号CLK1,CLK2のハイレベルのパルス幅と、ロウレベルのパルス幅とを決定する必要がある。分周クロック信号CLK1の場合、Aが偶数(A=2n;nは自然数)のとき、ハイレベルのパルス幅もロウレベルのパルス幅もntにできる。しかし、Aが奇数(A=2n+1)のとき、両パルス幅を同じにできない。一方、分周クロック信号CLK2の場合、Aが奇数のとき、両パルス幅を同じにできるが、Aが偶数のとき、両パルス幅を同じにできない。
次の表1は、Aが偶数の場合でも奇数の場合でも、両パルス幅の差をt内で収めるための条件を示す。
Figure 0004251640
次の表2は、出力クロック信号CLKreqのデューティを45〜55%の範囲内に収める条件を示す。
Figure 0004251640
上記動作を実現するために、クロック分周回路12は、ハイパルス幅(HPW)カウンタ121と、ハイパルス幅レジスタ122と、ハイパルス幅比較器123と、ロウパルス幅(LPW)カウンタ124と、ロウパルス幅レジスタ125と、ロウパルス幅比較器126と、切換レジスタ127と、ステート制御回路128とを含む。
ハイパルス幅カウンタ121は、生成されるべき分周クロック信号CLK1又はCLK2のハイレベルのパルス幅を決定するために、基準クロック信号CLKrefをカウントする。ハイパルス幅レジスタ122は、A=2nのとき(n−1)を登録し、A=2n+1のときnを登録する。ハイパルス幅比較器123は、ハイパルス幅カウンタ121の値をハイパルス幅レジスタ122の値と比較し、ハイパルス幅カウンタ121の値がハイパルス幅レジスタ122の値に達したときハイパルス幅終了信号HPW_CMPを出力する。
ロウパルス幅カウンタ124は、生成されるべき分周クロック信号CLK1又はCLK2のロウレベルのパルス幅を決定するために、基準クロック信号CLKrefをカウントする。ロウパルス幅レジスタ125は、(n−1)を登録する。ロウパルス幅比較器126は、ロウパルス幅カウンタ124の値をロウパルス幅レジスタ125の値と比較し、ロウパルス幅カウンタ124の値がロウパルス幅レジスタ125の値に達したときロウパルス幅終了信号LPW_CMPを出力する。
切換レジスタ127は、C<Dの場合にCLTD(C less than D)=1(真)を登録し、C>Dの場合にCLTD=0(偽)を登録する。
ステート制御回路128は、ロウパルス幅終了信号LPW_CMPに応答してハイパルス幅イネーブル信号HPW_ENを活性化するとともに、ロウパルス幅イネーブル信号LPW_ENを不活性化する。ステート制御回路128はまた、ハイパルス幅終了信号HPW_CMPに応答してハイパルス幅イネーブル信号HPW_ENを不活性化するとともに、ロウパルス幅イネーブル信号LPW_ENを活性化する。ハイパルス幅カウンタ121は、ハイパルス幅イネーブル信号HPW_ENに応答して活性化される。ロウパルス幅カウンタ124は、ロウパルス幅イネーブル信号LPW_ENに応答して活性化される。
ステート制御回路128はまた、CLTD=1(C<D)の場合において、分周クロック選択信号Q_CYCLEがハイレベルのとき、周期Atを有する分周クロック信号CLK1を選択し、分周クロック選択信号Q_CYCLEがロウレベルのとき、周期(A+1)tを有する分周クロック信号CLK2を選択し、選択した分周クロック信号を出力クロック信号CLKreqとして出力する。ステート制御回路128はまた、CLTD=1の場合において、Rイネーブル信号R_ENがハイレベルのとき、分周クロック選択信号Q_CYCLEに関係なく、周期Atを有する分周クロック信号CLK1を選択し、出力クロック信号CLKreqとして出力する。
ステート制御回路128はまた、CLTD=0(C>D)の場合において、分周クロック選択信号Q_CYCLEがハイレベルのとき、周期(A+1)tを有する分周クロック信号CLK2を選択し、分周クロック選択信号Q_CYCLEがロウレベルのとき、周期Atを有する分周クロック信号CLK1を選択し、選択した分周クロック信号を出力クロック信号CLKreqとして出力する。ステート制御回路128はまた、CLTD=0の場合において、Rイネーブル信号R_ENがハイレベルのとき、分周クロック選択信号Q_CYCLEに関係なく、周期(A+1)tを有する分周クロック信号CLK2を選択し、出力クロック信号CLKreqとして出力する。
次に、以上のように構成されたクロック生成回路10の動作を説明する。ここでは、ハイパルス幅レジスタ122に2を登録し、ロウパルスレジスタ125に2を登録し、C/Dレジスタ145に3を登録し、Qレジスタ142に2を登録し、Rレジスタ148に2を登録する場合を例に説明する。
C<Dの場合、図7を参照して、切換レジスタ127にCLTD=1(ハイレベル)を登録する。
ハイパルス幅イネーブル信号HPW_ENの立ち上がり後、時刻t1で、基準クロック信号CLKrefが立ち上がると、出力クロック信号CLKreqがハイレベルになる。時刻t2で、ハイパルス幅カウンタ121の値が2に達すると、ハイパルス幅終了信号HPW_CMPが立ち上がる。その後、時刻t3で、ハイパルス幅終了信号HPW_CMPが立ち下がると、ハイパルス幅イネーブル信号HPW_ENが立ち下がり、これに代えて、ロウパルス幅イネーブル信号LPW_ENが立ち上がる。これにより、ハイパルス幅カウンタ121が不活性化され、ロウパルス幅カウンタ124が活性化される。
ハイパルス幅イネーブル信号HPW_ENの立ち下がり後、時刻t4で、基準クロック信号CLKrefが立ち上がると、出力クロック信号CLKreqがロウレベルになる。これにより、周期(A+1)tを有する分周クロック信号CLK2のハイパルスが出力クロック信号reqとして出力される。
次に、時刻t5で、ロウパルス幅カウンタ124の値が2に達すると、ロウパルス幅終了信号LPW_CMPが立ち上がる。その後、時刻t6で、ロウパルス幅終了信号LPW_CMPが立ち下がると、ロウパルス幅イネーブル信号LPW_ENが立ち下がるとともに、ステート推移信号STが立ち上がる。これにより、ロウパルス幅カウンタ124が不活性化される。また、ロウパルス幅終了信号LPW_CMPが立ち下がり、Qカウンタ141の値が2に達すると、分周クロック選択信号Q_CYCLEがハイレベルになる。
時刻t7でステート推移信号STの立ち下がった後、時刻t11で基準クロック信号CLKrefが立ち上がると、出力クロック信号CLKreqがハイレベルになる。これにより、周期(A+1)tを有する分周クロック信号CLK2のロウパルスが出力クロック信号reqとして出力される。
分周クロック選択信号Q_CYCLEがハイレベルになっているので、次の期間t11〜t21では、周期Atを有する分周クロック信号CLK1が出力クロック信号reqとして出力される。その結果、期間t1〜t61の間に、1周期の分周クロック信号CLK2及び1周期の分周クロック信号CLK1の組み合わせが3回繰り返し出力クロック信号reqとして出力される。
C/Dカウンタ144の値が3に達すると、時刻t61で、C/D終了信号C/D_CMPが立ち上がる。時刻t62で、C/D終了信号C/D_CMPが立ち下がると、Rイネーブル信号R_ENが立ち上がり、これによりRカウンタ147が活性化される。Rカウンタ147の値が2に達すると、時刻t77でR終了信号R_CMPが立ち上がり、その後、時刻t81でRイネーブル信号R_ENが立ち下がる。その結果、期間t61〜t81の間に、2周期の分周クロック信号CLK1が出力クロック信号reqとして出力される。
一方、C>Dの場合、図8を参照して、切換レジスタ127をCLTD=0(ロウレベル)に設定する。この場合、分周クロック信号CLK1及びCLK2が上記の場合と逆に出力される。
本発明の実施の形態によれば、離散値補正回路14は、C<Dのとき、分周クロック信号CLK2を1回生成しかつ分周クロック信号CLK1を(Q−1)回生成するのをC回繰り返すようにクロック分周回路12を制御し、C>Dのとき、分周クロック信号CLK1を1回生成しかつ分周クロック信号CLK2を(Q−1)回生成するのをD回繰り返すようにクロック分周回路12を制御するため、分周クロック信号CLK1の周波数fref/Aとクロック信号CLK2の周波数fref/(A+1)との間の周波数freqを有する出力クロック信号CLKreqを生成することができる。
また、離散値補正回路14は、C<Dのとき、分周クロック信号CLK1をR回生成するようにクロック分周回路12を制御し、C>Dのとき、分周クロック信号CLK2をR回生成するようにクロック分周回路12を制御するため、fref/freqの余りを均等に分配することができる。
さらに、クロック分周回路12は、A=2nのとき、基準クロック信号CLKrefをn回受け付けるまで分周クロック信号CLK1,CLK2をハイレベルに維持し、A=2n+1のとき、基準クロック信号CLKrefを(n+1)回受け付けるまで分周クロック信号CLK1,CLK2をハイレベルに維持するとともに、基準クロック信号CLKrefをn回受け付けるまで分周クロック信号CLK1をロウレベルに維持し、基準クロック信号CLKrefを(n+1)回受け付けるまで分周クロック信号CLK2をロウレベルに維持するため、出力クロック信号CLKreqのデューティを許容範囲内に収めることができる。さらに、A,B,Cを表2に示した条件を満たすように設定すれば、出力クロック信号CLKreqのデューティをISO7816−3に準拠するように45〜55%に収めることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明の実施の形態によるクロック生成回路の構成を示す機能ブロック図である。 図1に示したクロック生成回路により生成される出力クロック信号と、クロック分周回路により生成される2つの分周クロック信号との関係を示す図である。 図1に示したクロック生成回路により、C<Dの場合に出力クロック信号を生成する方法を示すシーケンス図である。 図3に示した方法により生成される出力クロック信号を示す波形図である。 図1に示したクロック生成回路により、C>Dの場合に出力クロック信号を生成する方法を示すシーケンス図である。 図5に示した方法により生成される出力クロック信号を示す波形図である。 図1に示したクロック生成回路によるC<Dの場合における動作を示すタイミング図である。 図1に示したクロック生成回路によるC>Dの場合における動作を示すタイミング図である。
符号の説明
10 クロック生成回路
12 クロック分周回路
14 離散値補正回路
121 ハイパルス幅カウンタ
122 ハイパルス幅レジスタ
123 ハイパルス幅比較器
124 ロウパルス幅カウンタ
125 ロウパルスレジスタ
125 ロウパルス幅レジスタ
126 ロウパルス幅比較器
128 ステート制御回路
141 Qカウンタ
142 Qレジスタ
143 Q比較器
144 C/Dカウンタ
145 C/Dレジスタ
146 C/D比較器
147 Rカウンタ
148 Rレジスタ
149 R比較器
150 補正判定回路
CLK1,CLK2 分周クロック信号
CLKref 基準クロック信号
CLKreq 出力クロック信号
HPW_CMP ハイパルス幅終了信号
LPW_CMP ロウパルス幅終了信号
Q_CMP Q終了信号
C/D_CMP C/D終了信号
R_CMP R終了信号
HPW_EN ハイパルス幅イネーブル信号
LPW_EN ロウパルス幅イネーブル信号
R_EN Rイネーブル信号
Q_CYCLE 分周クロック選択信号

Claims (5)

  1. Aを自然数としたとき、周波数frefを有する基準クロック信号をA分周した第1の分周クロック信号と、前記基準クロック信号を(A+1)分周した第2の分周クロック信号とに基づいて、前記第1の分周クロック信号の周波数fref/Aと前記第2の分周クロック信号の周波数fref/(A+1)との間の周波数freqを有する出力クロック信号を生成するクロック生成回路であって、
    B及びCを自然数とし、前記基準クロック信号の1周期:(前記出力クロック信号の1周期−前記第1の分周クロック信号の1周期)=B:Cとし、D=B−Cとし、C<Dの場合におけるB/Cの商をQ、余りをRとし、C>Dの場合におけるB/Dの商をQ、余りをRとしたとき、
    前記クロック生成回路は、
    前記第1の分周クロック信号と前記第2の分周クロック信号とを選択的に生成し、前記出力クロック信号として出力する分周手段と、
    C<Dのとき、前記第2の分周クロック信号を1周期分生成しかつ前記第1の分周クロック信号を(Q−1)周期分生成するのをC回繰り返し、さらに前記第1の分周クロック信号をR周期分生成するように前記分周手段を制御し、C>Dのとき、前記第1の分周クロック信号を1周期分生成しかつ前記第2の分周クロック信号を(Q−1)周期分生成するのをD回繰り返し、さらに前記第2の分周クロック信号をR周期分生成するように前記分周手段を制御する補正手段とを備えたことを特徴とするクロック生成回路。
  2. 請求項1に記載のクロック生成回路であって、
    前記分周手段は、
    nを自然数とし、A=2nのとき、前記基準クロック信号をn周期分受け付けるまで前記第1又は第2の分周クロック信号をハイレベルに維持し、A=2n+1のとき、前記基準クロック信号を(n+1)周期分受け付けるまで前記第1又は第2の分周クロック信号をハイレベルに維持するハイパルス生成手段と、
    前記基準クロック信号をn周期分受け付けるまで前記第1の分周クロック信号をロウレベルに維持し、前記基準クロック信号を(n+1)周期分受け付けるまで前記第2の分周クロック信号をロウレベルに維持するロウパルス生成手段とを含むことを特徴とするクロック生成回路。
  3. 請求項1に記載のクロック生成回路であって、
    前記分周手段は、
    前記基準クロック信号をカウントするハイパルス幅カウンタと、
    nを自然数とし、A=2nのときnを登録し、A=2n+1のとき(n+1)を登録するハイパルス幅レジスタと、
    前記ハイパルス幅カウンタの値を前記ハイパルス幅レジスタの値と比較し、前記ハイパルス幅カウンタの値が前記ハイパルス幅レジスタの値に達したときハイパルス幅終了信号を出力するハイパルス幅比較器と、
    前記基準クロック信号をカウントするロウパルス幅カウンタと、
    nを登録するロウパルス幅レジスタと、
    前記ロウパルス幅カウンタの値を前記ロウパルス幅レジスタの値と比較し、前記ロウパルス幅カウンタの値が前記ロウパルス幅レジスタの値に達したときロウパルス幅終了信号を出力するロウパルス幅比較器と、
    前記ロウパルス幅終了信号に応答して前記ハイパルス幅カウンタを活性化し、前記ハイパルス幅終了信号に応答して前記ロウパルス幅カウンタを活性化し、分周クロック選択信号に応答して前記第1又は第2の分周クロック信号を選択するステート制御回路とを含み、
    前記補正手段は、
    前記ロウパルス幅終了信号をカウントするQカウンタと、
    Qを登録するQレジスタと、
    前記Qカウンタの値を前記Qレジスタの値と比較し、前記Qカウンタの値が前記Qレジスタの値に達したときQ終了信号を出力するQ比較器と、
    前記Q終了信号をカウントするC/Dカウンタと、
    C又はDを登録するC/Dレジスタと、
    前記C/Dカウンタの値を前記C/Dレジスタの値と比較し、前記C/Dカウンタの値が前記C/Dレジスタの値に達したときC/D終了信号を出力するC/D比較器と、
    前記ロウパルス幅終了信号をカウントするRカウンタと、
    Rを登録するRレジスタと、
    前記Rカウンタの値を前記Rレジスタの値と比較し、前記Rカウンタの値が前記Rレジスタの値に達したときR終了信号を出力するR比較器と、
    前記Q終了信号に応答して前記分周クロック選択信号の論理レベルを変更し、かつ前記Q終了信号を受け付けた後の最初のロウパルス幅終了信号に応答して前記分周クロック選択信号の論理レベルを変更し、さらに前記C/D終了信号に応答して前記Rレジスタを活性化する補正判定回路とを含むことを特徴とするクロック生成回路。
  4. Aを自然数としたとき、周波数frefを有する基準クロック信号をA分周した第1の分周クロック信号と、前記基準クロック信号を(A+1)分周した第2の分周クロック信号とに基づいて、前記第1の分周クロック信号の周波数fref/Aと前記第2の分周クロック信号の周波数fref/(A+1)との間の周波数freqを有する出力クロック信号を生成するクロック生成方法であって、
    B及びCを自然数とし、前記基準クロック信号の1周期:(前記出力クロック信号の1周期−前記第1の分周クロック信号の1周期)=B:Cとし、D=B−Cとし、C<Dの場合におけるB/Cの商をQ、余りをRとし、C>Dの場合におけるB/Dの商をQ、余りをRとしたとき、
    前記クロック生成方法は、
    C<Dのとき、前記第2の分周クロック信号を1周期分生成するステップと、
    前記第2の分周クロック信号を生成した後、前記第1の分周クロック信号を(Q−1)周期分生成するステップと、
    前記第2及び第1の分周クロック信号を生成するステップをC回繰り返すステップと、
    前記C回繰り返すステップの後、前記第1の分周クロック信号をR周期分生成するステップと、
    C>Dのとき、前記第1の分周クロック信号を1周期分生成するステップと、
    前記第1の分周クロック信号を生成した後、前記第2の分周クロック信号を(Q−1)周期分生成するステップと、
    前記第1及び第2の分周クロック信号を生成するステップをD回繰り返すステップと
    前記D回繰り返すステップの後、前記第2の分周クロック信号をR周期分生成するステップとを含むことを特徴とするクロック生成方法。
  5. 請求項に記載のクロック生成方法であって、
    前記第1の分周クロックを生成するステップは、
    nを自然数とし、A=2nのとき、前記基準クロック信号をn周期分受け付けるまで前記第1の分周クロック信号をハイレベルに維持するステップと、
    前記第1の分周クロック信号をハイレベルに維持するステップの後、前記基準クロック信号をn周期分受け付けるまで前記第1の分周クロック信号をロウレベルに維持するステップと、
    A=2n+1のとき、前記基準クロック信号を(n+1)周期分受け付けるまで前記第1の分周クロック信号をハイレベルに維持するステップと、
    前記第1の分周クロック信号をハイレベルに維持するステップの後、前記基準クロック信号をn周期分受け付けるまで前記第1の分周クロック信号をロウレベルに維持するステップとを含み、
    前記第2の分周クロックを生成するステップは、
    A=2nのとき、前記基準クロック信号をn周期分受け付けるまで前記第2の分周クロック信号をハイレベルに維持するステップと、
    前記第2の分周クロック信号をハイレベルに維持するステップの後、前記基準クロック信号を(n+1)周期分受け付けるまで前記第2の分周クロック信号をロウレベルに維持するステップと、
    A=2n+1のとき、前記基準クロック信号を(n+1)周期分受け付けるまで前記第2の分周クロック信号をハイレベルに維持するステップと、
    前記第2の分周クロック信号をハイレベルに維持するステップの後、前記基準クロック信号を(n+1)周期分受け付けるまで前記第2の分周クロック信号をロウレベルに維持するステップとを含むことを特徴とするクロック生成方法。
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