JP4882976B2 - クロック生成回路 - Google Patents

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本発明は、入力クロックに応じたクロック周波数の出力クロックを生成するクロック生成回路に関する。
従来、発振回路として複数の反転回路をリング状に接続して構成されたリングオシレータを備え、このリングオシレータから出力されるクロックを用いて、外部から入力される基準信号の周期を符号化したデータを逓倍数にて除算し、その除算結果を発振回路に入力して発振回路から基準信号を周波数逓倍した出力クロックを発生させるようなPLL回路がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−283722号公報
上記したようなPLL回路は、電源電圧の変動等により発振回路から出力されるクロックの周波数が変動すると、出力信号の周波数も変動してしまうといった問題がある。特に、リングオシレータを用いて発振回路を構成した場合、温度や電源電圧等の変動によりクロック周波数が変動しやすいため、PLL回路から出力される出力クロックの周波数も不安定となりやすいといった問題がある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、電源電圧の変動等による出力クロックへの影響を低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、一定周波数の基準クロックを生成する発振回路(10)と、発振回路より供給される基準クロックに同期してカウントするカウンタを有し、外部より入力される入力クロックの周期毎のカウンタのカウント値を保持して並列出力するカウンタ回路(40)と、カウンタ回路の出力値に応じたクロック周波数のシリアル信号を発振回路より供給される基準クロックに同期させて出力する出力回路(70)と、を備えたクロック生成回路であって、カウンタ回路と出力回路との間に、カウンタ回路の出力値の瞬時的な変動を抑制する変動抑制回路(60)を備えたことを特徴としている。
このような構成では、電源電圧の変動等により基準クロックが変動してカウンタ回路の出力値が変動しても、変動抑制回路(60)によりカウンタ回路の出力値の瞬時的な変動が抑制されるので、電源電圧の変動等による出力クロックへの影響を低減することができる。
また、請求項2に記載の発明は、発振回路は、複数の反転回路をリング状に接続して構成されたリングオシレータにより構成されていることを特徴としている。
このように、複数の反転回路をリング状に接続して構成されたリングオシレータにより発振回路を構成することもできる。
また、請求項3に記載の発明は、変動抑制回路は、低域通過型デジタルフィルタにより構成されていることを特徴としている。
このように、低域通過型デジタルフィルタにより変動抑制回路を構成することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態に係るクロック生成回路の構成を図1に示す。本クロック生成回路は、自走発振器10、制御レジスタ20、クロック分周器30、クロックカウンタ40、除算器50、フィルタ60およびクロック分周器70を備えている。なお、本クロック生成回路は、1チップの集積回路(IC)として構成されている。
自走発振器10は、図2に示すように、奇数個の反転回路(インバータ回路)11をリング状に接続したリングオシレータとして構成されており、電源投入時より一定周波数の基準クロックを生成して出力する。
制御レジスタ20は、クロック分周器30へ出力する分周比Pおよび除算器50へ出力する除数Qを保持するための回路である。この制御レジスタ20への分周比P、除数Qの書き込みは、外部からの制御信号(図示せず)により行われる。
クロック分周器30は、外部より入力される入力クロックを制御レジスタ20より入力される分周比Pで分周したクロック信号をクロックカウンタ40へ出力する。
クロックカウンタ40は、自走発振器10より供給される基準クロックに同期してカウントアップするとともにクロック分周器30より入力されるクロック信号の立ち上がり(または立ち下がり)に応じてリセットされるカウンタ(図示せず)と、このカウンタのリセット直前のカウント値を保持するレジスタ(いずれも図示せず)を有し、このレジスタにより保持されたカウンタのリセット直前のカウント値を除算器50へ並列出力する。すなわち、クロックカウンタ40は、基準クロックに同期してカウントするカウンタを有し、クロック分周器30より入力されるクロック信号の周期毎のカウンタのカウント値を保持して並列出力する。なお、クロックカウンタ40と除算器50との間は、バスラインにより接続されている。
除算器50は、クロックカウンタ40より入力される値を制御レジスタ20より入力される除数Qで除算した値Nをフィルタ60へ出力する。
フィルタ60は、除算器50の出力値Nの瞬時的な変化を抑制するための回路であり、低域通過型デジタルフィルタにより構成されている。除算器50とフィルタ60との間およびフィルタ60とクロック分周器70との間は、それぞれバスラインにより接続されている。
クロック分周器70は、自走発振器10より入力される基準クロックをフィルタ60の出力値N’で分周して基準クロックに同期させた出力クロックを出力する。すなわち、クロック分周器70は、クロックカウンタ40の出力値に応じたクロック周波数の出力クロックを基準クロックに同期させて出力する。
上記した構成において、例えば、入力クロックの周波数が10メガヘルツ、自走発振器により生成される基準クロックの発振周波数が1ギガヘルツ、分周比Pが10、除数Qが2の場合、クロック分周器30より出力されるクロック信号の周波数は1メガヘルツ、クロックカウンタ40の出力値は1000、除算器50の出力値Nは500、フィルタ60の出力値N’は500、クロック分周器70より出力される出力クロックの周波数は2メガヘルツとなる。
なお、本クロック生成回路では、入力クロックの周波数をfinとすると、出力クロックの周波数foutは、fout=fin×Q/Pとして表すことができる。
本実施形態におけるクロック生成回路は、除算器50とクロック分周器70との間に、除算器50の出力値Nの瞬時的な変化を抑制するための低域通過型デジタルフィルタ60が設けられている。
図3に、低域通過型デジタルフィルタ60の構成を示す。低域通過型デジタルフィルタ60は、分周器61、カウンタ62、書込制御部63、データ用メモリ64、係数用メモリ65、積和演算器66を備えている。
分周器61は、自走発振器10より供給される基準クロックを分周してフィルタ動作クロックを生成する。なお、図示してないが、この分周器61により生成されたフィルタ動作クロックは、フィルタ60内の各部(カウンタ62、書込制御部63、積和演算器66等)に供給される。
カウンタ62は、分周器61より供給されるフィルタ動作クロックに同期してカウントアップするカウンタを有し、このカウンタのカウント値から各種制御信号を生成して、書込制御部63、データ用メモリ64、積和演算器66へ出力する。
書込制御部63は、カウンタ62より入力される制御信号に応じて除算器50の出力値Nを予め定められたタイミングで取り込みデータ用メモリ64へ書き込む。
データ用メモリ64は、カウンタ62より入力される制御信号に応じて記憶したデータを予め定められたタイミングで積和演算器66へ出力する。
係数用メモリ65には、積和演算用の係数用データが記憶されており、カウンタ62より入力される制御信号に応じて記憶した係数用データを予め定められたタイミングで積和演算器66へ出力する。
積和演算器66は、係数用メモリ65から係数用データを読み出し、この係数用データとデータ用メモリ64から入力されるデータの積和演算を行う。
この積和演算器66により、数式1に示す多項式で表される伝達関数H(z)の積和演算が行われ、フィルタ60が低域通過型デジタルフィルタとして機能するようになっている。なお、数式1中のxn−1は入力値N、aは係数、yは出力値N’である。
Figure 0004882976
積和演算器66の演算結果は、出力値N’としてクロック分周器70へ出力される。
図4に、低域通過型デジタルフィルタ60の入出力特性を示す。この図には、低域通過型デジタルフィルタ60の入力値Nが変動した場合における、低域通過型デジタルフィルタ60の出力値N’の特性が示されている。なお、この図には、入力値Nが一定の場合における入力値Nおよび出力値N’(図中、理論値と記す)も示されている。
図に示すように、低域通過型デジタルフィルタ60の入力値Nが変動した場合、低域通過型デジタルフィルタ60の出力値N’は、入力値Nよりも若干遅れて変動し、かつ、入力値Nよりも変動量が小さくなる。このように、この低域通過型デジタルフィルタ60により、低域通過型デジタルフィルタ60の入力値Nの瞬時的な変化が抑制される。この結果、クロック分周器70から出力される出力クロックの周波数の安定化が図られる。
上記した構成によれば、電源電圧の変動等により基準クロックが変動してカウンタ回路40の出力値が変動しても、低域通過型デジタルフィルタ60によりカウンタ回路40の出力値の瞬時的な変動が抑制されるので、電源電圧の変動等による出力クロックへの影響を低減することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、基準クロックを生成する発振回路をリングオシレータにより構成した例を示したが、リングオシレータに限定されるものではなく、リングオシレータ以外の回路により発振回路を構成してもよい。
また、上記実施形態では、カウンタ回路の出力値の瞬時的な変動を抑制する変動抑制回路を、低域通過型デジタルフィルタにより構成した例を示したが、低域通過型デジタルフィルタに限定されるものではなく、低域通過型デジタルフィルタ以外の回路により変動抑制回路を構成してもよい。
また、上記実施形態では、自走発振器10、クロックカウンタ40、フィルタ60、クロック分周器70とともにクロック分周器30、除算器50を備えた構成を示したが、クロック分周器30と除算器50の少なくとも1つを省略した構成としてもよい。
本発明の一実施形態に係るクロック生成回路の構成を示す図である。 リングオシレータにより構成された自走発振器の構成を示す図である。 低域通過型デジタルフィルタの構成を示す図である。 低域通過型デジタルフィルタ60の入出力特性を示す図である。
符号の説明
10…自走発振器、20…制御レジスタ、30…クロック分周器、
40…クロックカウンタ、50…除算器、60…フィルタ、61…分周器、
62…カウンタ、63…書込制御部、64…データ用メモリ、65…係数用メモリ、
66…積和演算器、70…クロック分周器。

Claims (3)

  1. 一定周波数の基準クロックを生成する発振回路(10)と、
    前記発振回路より供給される前記基準クロックに同期してカウントするカウンタを有し、外部より入力される入力クロックの周期毎の前記カウンタのカウント値を保持して並列出力するカウンタ回路(40)と、
    前記カウンタ回路の出力値に応じたクロック周波数のシリアル信号を前記発振回路より供給される前記基準クロックに同期させて出力する出力回路(70)と、を備えたクロック生成回路であって、
    前記カウンタ回路と前記出力回路との間に、前記カウンタ回路の出力値の瞬時的な変動を抑制する変動抑制回路(60)を備えたことを特徴とするクロック生成回路。
  2. 前記発振回路は、複数の反転回路をリング状に接続して構成されたリングオシレータにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載のクロック生成回路。
  3. 前記変動抑制回路は、低域通過型デジタルフィルタにより構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のクロック生成回路。
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