JP4250561B2 - トラクタ - Google Patents

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本発明は、トラクタにおける燃料補給の構造に関する。
従来、この種のトラクタにおいて、ボンネット内の後部に備えた燃料タンクへの燃料補給作業における労力を軽減するため、重量物である燃料運搬用のポリタンクなどの容器を載置する載置装置を備えたものがある。例えば、特許文献1の図1に記載されているように、車体から側方に突出するステップ(特許文献1の図1中の16)に取り付けられた載置部(特許文献1の図1中の20)が、機体の前後方向に摺動してステップの前方に出した使用姿勢とステップの下面側に収納された非使用姿勢とに姿勢変更自在に構成されたトラクタがある。
特開平8−108754号公報(図1)
ところが、上記特許文献1の構成によると、載置部はステップから前方に延出した状態で使用されるので、載置部の高さはステップの取り付け高さと略同一となる。したがって、載置部に燃料運搬用の容器を置いて、ボンネットの後部に内装される燃料タンクに燃料を補給する際に、容器が有する開口とボンネットが有する給入口との高低差が十分には解消せず、燃料の補給作業がスムーズに行えない場合があり、トラクタの燃料補給用の補助台の構成については改善の余地があった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、燃料の補給作業をより労力を少なくして行うことができるトラクタを提供することを目的としている。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、機体の前部にボンネット部を有し、このボンネット部の下方位置に前車軸ケースを備え、ボンネット部の左右外側で前車軸ケースの両端に位置する箇所操向自在な一対の前車輪を備え、ボンネット部の後部に燃料タンクを内装して、この燃料タンクへ燃料を補給する給入口ボンネット部に設けてあるトラクタにおいて次のように構成することにある。
体の前後方向における中間箇所にステップを備え、機体の前後方向において、前車軸ケースとステップの前端位置との間に位置する範囲に、燃料補給用容器を載置する補助台を備えて、補助台を機体の前後方向の軸心周りに揺動可能に支持して、補助台を、燃料補給用容器を載置する載置面が上向きになった使用状態と、載置面が横外向きになった格納状態とに姿勢変更自在に構成し、使用状態での補助台の載置面の高さを、ボンネット部の上部を覆う上部ボンネットの下端縁の高さとほぼ同じ高さに設定してある。
(作用)
本発明の第1特徴によるとボンネットの後部に内装される燃料タンクへ燃料を補給する際に、燃料補給用容器を補助台に載せると、燃料補給用容器の開口或いは底面とボンネットに備えた燃料タンクの給入口とが接近した状態になる。したがって、短いノズルやホースを備えた手動式の燃料ポンプなどを用いて燃料補給を行っても、補助台に載せてある容器を持ち上げなければならない場合が少なくなる。
また、補助台を載置面が上向きになった使用状態と載置面が横外向きになった格納状態とに姿勢変更自在に構成してあるので、燃料タンクへの燃料補給作業を行わないときは補助台を格納状態にできる。したがって、着座姿勢の作業者が走行作業途中に機体側方の前方箇所を目視する際に、補助台が視界の妨げとなる場合が減少する。
また、格納状態では、補助台が機体の側面に沿った姿勢になるので、補助台が設けられている機体の側方側においてメンテナンス等の作業を行う場合に、補助台が障害となって作業空間を制限する場合が少なくなる。
さらに、格納状態では、トラクタのボンネットの側面の一部分が補助台によって覆い隠されるので、トラクタの美観が向上する。
(効果)
本発明の第1特徴によると、補助台に載せてある容器を持ち上げなければならない場合が少なくなるので、トラクタの燃料補給時における作業効率が向上する。
また、走行作業時やメンテナンス作業時の作業性が向上するとともに、トラクタの美観が向上するので、トラクタの商品価値が向上しトラクタの購買意欲が喚起される。
[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴において次のように構成することにある。
補助台を支持する支持部材を、エンジンに連結された支持フレーム、又はエンジンが備えるフライホイール及びクラッチのハウジング、又はミッションケースに固定してある。
(作用)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
エンジンに連結された支持フレーム、又はエンジンが備えるフライホイール及びクラッチのハウジング、又はミッションケースは、いずれの部材も剛性が高く、寸法の大きい部材であるから、補助台を支持する支持部材を取り付けるに当たって、取り付け部分での連結強度を確保できる上に、取り付け部分の範囲を十分に確保でき、取り付け構造の形状や寸法などの制約が少ない。
したがって、補助台を支持する支持部材の連結箇所を十分な強度を備えたもので構成することができるとともに、支持部材及び支持部材の取り付け部分を単純な構造で構成することができる。
(効果)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前述の本発明の第1特徴の「発明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第2特徴によると、補助台を支持する支持部材の連結箇所を十分な強度を備えたもので構成することができるとともに、支持部材及び支持部材の取り付け部分を単純な構造で構成することができるので、コストを抑えつつ耐久性の高いトラクタを構成することができる。
[III]
(構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第1又は第2特徴において次のように構成することにある。
格納状態での補助台の前部下部部分を切り欠いてある。
(作用)
本発明の第3特徴によると、本発明の第1又は第2特徴同様に前項[I][II]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
格納状態での補助台の前部下部部分を切り欠いてあるので、走行時或いは停止時に前車輪を操向操作した場合に、前車輪の機体内側の外周部分が格納状態の補助台に干渉するおそれが低減する。
(効果)
本発明の第3特徴によると、本発明の第1又は第2特徴同様に前述の本発明の第1又は第2特徴の「発明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第3特徴によると、車輪の機体内側の外周部分が格納状態の補助台に干渉するおそれが低減するので、トラクタを走行操作する際に障害が発生しにくくなり、トラクタの走行性能が向上する。
[IV]
(構成)
本発明の第4特徴は、本発明の第1〜第3特徴のうちのいずれか一つにおいて、次のように構成することにある。
載置面における燃料補給用容器を載置する部分に、載置面から突起した落下防止部材を設けてある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、農用トラクタの全体側面図である。機体に、ステアリング操作自在及び駆動自在に構成された前車輪1と、左右一対の駆動自在な後車輪2とを有しており、機体の前方に、エンジン4,燃料タンク9,エンジン冷却用のラジエータ10などを備えたボンネット部Bを形成し、このボンネット部Bの後方において、ステアリングハンドル5,運転ステップ12,運転座席6などを備えた搭乗運転部Dを有する機体の後部を形成して、農用トラクタを構成している。搭乗運転部Dの下方には、ミッションケース7を備えている。このミッションケース7は、ハウジング14でフライホイールと共に外装されるクラッチを介してエンジン4と連結されており、エンジン4の前方下方位置には、後述する車軸ケース16などが取り付けられる支持フレーム3が連結されている。なお、運転席6の後部には保護フレーム11を立設してある。ボンネット部Bは、その上部が上部ボンネットB1で覆われ、その下部が下部ボンネットB2で覆われている。
ボンネット部Bに内装された燃料タンク9について説明する。燃料タンク9は樹脂或いは板金などを加工成形して構成された機密性のある容器であり、同じくボンネット部Bに内装されたエンジン4の後部に位置している。燃料タンク9はこれに一体形成された給入ノズル9aを備えており、ノズル9aの先端部が、ボンネット部Bの上面に設けた給入口19に接続されている。給入口19は、平面視において、ボンネット部Bの上面の燃料タンク9が位置する箇所に設けてあり、燃料タンク9に燃料を補給する際に使用される。また、給入口19は開閉自在なカバー19aを備えおり、給油時以外にはカバー19aを閉じておくことで外部環境からの砂埃の侵入を防止できる。さらに、給入口19に接続されるノズル9aの先端には脱着自在なキャップ9bなどの封印部材を備えてあり、揮発性の燃料の蒸発或いは漏れを防ぐようになっている。したがって、燃料を補給する際には、まず、カバー19aを開いた後、ノズル9aの先端部の封印部材を取り外すことで燃料タンク9への燃料の補給が可能となる。
次に、燃料補給作業時における作業者の負担を軽減する補助台20について説明する。図1,図3,図4及び図5に示すように、補助台20は支持部材21によって機体右側において連結支持されている。支持部材21は中空パイプを略L字形に曲げ加工した屈曲中空部材であり、その下端部21aは、エンジン4の後部に内装されるフライホイール及びクラッチのハウジング14の右側面に対して取り付け面21cを介してボルトにより連結固定されており、支持部材21の上端部には、補助台20が機体前後方向の軸心Y周りに揺動可能に連結ピン24により連結されている。
補助台20は、給油用の容器を載置する載置面20aと、この載置面20aの外周端縁に沿って載置面20aに垂直に設けたスカート部20bとで構成されており、補助台20が連結ピン24(軸芯Y)周りに揺動して、載置面20aが上向きになる使用状態(図4(イ)で示す状態)と載置面20aが横外向きになる格納状態(図4(ロ)で示す状態)とに姿勢変更自在に構成されている。格納状態での補助台20の載置面20aの高さは、上部ボンネットB1の下端縁Baとほぼ同じ高さに位置する。
図6に示すように、補助台20の揺動端部側のスカート部20bは一部が途切れた形状にしてある。これにより、補助台20を格納姿勢にした場合に、スカート部20bと支持部材21とが干渉しないようになり、補助台20が支持部材21に略平行な状態で沿接できるので、格納姿勢において補助台がよりコンパクトな姿勢をとることが可能である。
また、補助台20の載置面20aは、使用状態の平面視において中央部に肉抜きによる開口20cを有しており、材料費の削減を図っている。なお、補助台20は、スカート部20bを有しているので、中央部に開口20cを設けても、載置面20aの捩れに対する強度を維持することができる。したがって、補助台20に燃料補給用の容器などの重量物を載せても、重量物を補助台上に安定して載置することができる。
さらに、載置面20aの前方端縁はスカート部20bと反対の方向(使用状態において上方)に向いて湾曲形成されており、ガイド片20eを構成している。使用状態の補助台20に燃料補給用の容器を載置した状態で、作業者が不意に容器に接触して、容器が載置面20aにおいて機体前方側にずれた場合に、容器底部の端縁がガイド片20eに当接して容器のずれが規制されることで、容器が補助台20から落下することを防止する。即ち、ガイド片20eが容器の落下防止部材として機能する。
補助台20のスカート部20bのうち、後方端面20dにおいて、抜け防止のベータピンを先端に備えた機体前後方向の枢支軸25により、揺動支持板26が支持されている。揺動支持板26の遊端部側には係入ピン27が固着されており、使用状態において補助台20を位置保持できるようになっている(図4(イ)参照)。
すなわち、補助台20を支持する支持部材21にキャッチャ28を例えば溶接などにより固定してあり、キャッチャ28に設けた係入口28aに対して揺動支持板26の係入ピン27が係入すると、揺動支持板26の遊端部が補助台20の自重により、キャッチャ28の係入口28aの部分に当接し、補助台20が略水平に位置保持されて、使用状態となる。
このようにして、使用状態における補助台20は、図1に示すように側面視において、運転ステップ12の前端位置と前車軸ケース16の間に位置した範囲において前車輪1の上端高さよりも高い位置で位置保持される。なお、キャッチャ28の係入口28aが設けてある傾斜面28bは、使用状態の補助台20を支持する揺動支持板26が、傾斜面28bに対して略垂直に当接できるような位置に設定されている。
格納状態での補助台20について説明する。格納状態においては、図3及び図4(ロ)に示すように、補助台20は下向きの姿勢をとっており、載置面20aが支持部材21の屈曲部分より上方に位置する部分(以下、縦部分21dと呼ぶ)と略平行な状態になっている。補助台20を格納状態において位置保持するため、補助台20の後方端面20dにおいて遊端部に弾性挟持部材29を設けるとともに、この弾性挟持部材29に挟持される機体前後方向のピン30を、支持部材21の縦部分21dに、例えば溶接などにより固定している。補助台20が下向きの揺動位置にある状態で、弾性挟持部材29がピン30を挟持することで、補助台20が格納状態で位置保持される。
格納状態においては、下向きになった補助台20の載置面20aは、支持部材21の縦部分21dに沿った状態で位置保持されるが、揺動支持板26も同様に支持部材21の縦部分21dに沿った状態で位置保持される。
すなわち、補助台20の姿勢を格納状態に変更するには、自重により下向きに付勢され使用状態で位置保持されている補助台20を、自重による付勢力に抗して、図4(イ)において反時計回りに少量だけ揺動させることで、係入口28aと係入ピン27との係合が解かれる。係入口28aと係入ピン27との係合が外れると、揺動支持板26は自重により枢支軸25周りに揺動し、鉛直方向に垂れ下がった状態になり、補助台20が下向きの格納状態に近づくに連れ、揺動支持板26の姿勢と補助台20の姿勢が一致するように、双方が下向きの姿勢に向って揺動することになる。
補助台20の後方端面20dの揺動端部において、先端部を湾曲形成した板バネ31を取り付けてあるので、上述のように、格納状態に向って機体内側に揺動する補助台20は、板バネ31の湾曲先端部分を介して、揺動支持板26の揺動端部に取り付けた係入ピン27を、機体外方向から機体内方向に向って押し操作することになる。
一方、揺動支持板26が支持部材21に設けたキャッチャ28に当接することにより揺動支持板26の機体内側への揺動限界が規制される。したがって、補助台20が下向きの格納状態に位置保持されると、揺動支持板26はキャッチャ28及び板バネ31により枢支軸25周りの揺動が規制されて位置決めされる。このように、補助台20が格納状態に位置保持されると、揺動支持板26も自動的に位置保持されるので、揺動支持板26に対して結束等の処置を講じなくてもよい。このように、揺動支持板26及び補助台20が格納状態において位置保持されるので、トラクタの走行時の振動により揺動支持板26や補助台20が振動して騒音を発生させたり周辺の部材と干渉して破損したりする問題を回避することができる。
次に、前車輪1への伝動構造について説明する。図2に示すように、筒状の前車軸ケース16を支持フレーム3に対して前後軸心X周りでローリング自在に支持してあり、この前車軸ケース16内に、中間軸8を介してミッションケース7からの動力が伝えられる差動装置を配置し、差動装置からの動力を取り出す車軸を前車軸ケース16と同軸心に配置してある。前車軸ケース16の外端に縦軸ケース18を設け、前車軸ケース16と縦軸ケース18とによって前車輪アクスルケースを構成してある。また、後車輪2の車輪アクスルケースも、前車輪1の場合と同じく、後車軸ケースと縦軸ケースとで構成してある。
上述のように、前車軸ケース16が前後軸芯X周りにローリング自在に構成されているので、トラクタの走行作業中に、走行作業面の状態によっては前車軸ケース16の右側端部が上昇揺動し、前車軸ケース16が非揺動状態にあるときよりも、右前車輪1の位置が機体に対して上昇接近した位置にくることがある。このような場合に、ステアリングハンドル5を右方向に操作して右旋回しようとすると、右前車輪1の機体内側の部分が機体右側に備えた補助台20に最も接近した状態になるが、格納状態における補助台20は、図3に示すように、側面視において前部下部部分20gを切り欠いてあるので、右前車輪1と補助台20とが干渉することはない。したがって、走行作業時に前車軸ケース16が前後軸芯X周りにローリングしても、補助台20が障害となることはなく、補助台20や前車輪1の破損を防止することができる。
以上のように、給入口19を備えたボンネット部Bに隣接する所定の位置において補助台20をトラクタに備えたことで、重量物である燃料補給用の容器を給入口19に近づけて載置することができるので、作業者は、ボンネット部Bに内装する燃料タンク9への燃料補給時に補給用の燃料が入った容器を持ち続ける必要が少なく、作業負担を大幅に低減することができる。なお、容器を補助台20に載置すると、容器の上部にある取り出し用の口が給入口19とほぼ同じ高さに位置するようになっている。この点においても燃料補給作業が行い易いものとなっている。
また、燃料補給用の容器が安定した状態で補給作業を行うことができるので、燃料のこぼれ防止を図ることができるとともに、燃料の補給作業に集中でき、燃料補給作業の効率が向上する。また、補助台20を姿勢変更可能に構成し、さらに、補助台20の形状を特異な形状にすることで、ローリング自在な車軸ケース16の両端に縦軸ケース18を介して取り付けた前車輪1との干渉のおそれが解消し、補助台20や前車輪1の破損が防止できる。
〔発明の実施の別形態〕
以下、本発明の別実施形態を列記する。
(1)給入口19は、ボンネット部Bの上面位置における後方箇所に設けなくてもよく、ボンネット部Bのその他の箇所に設けてもよい。
(2)補助台20は、機体の左側に設けてもよい。また、支持部材21の取り付け面21cは、支持フレーム3,ハウジング14,又はミッションケース7のいずれに取り付けてもよい。
(3)落下防止部材として載置面20aの端部に設けたガイド片20eに換えて、図7及び図8に示すように、突起物20fを載置面20aに複数設けた構成にしてもよい。複数の突起物20fにより燃料補給用の容器が載置面20aにおいて、機体の前後或いは左右にずれた場合に、容器が補助台20から落下することを防止することができる。
トラクタの全体側面図 トラクタの全体平面図 格納状態の補助台が位置するトラクタの要部拡大側面図 (イ)使用状態及び(ロ)格納状態における補助台の後面図 使用状態における補助台の側面図 使用状態における補助台の平面図 〔発明の実施の別形態〕(3)における補助台及び支持部材の後面図 〔発明の実施の別形態〕(3)における補助台及び支持部材の平面図
符号の説明
Y,24 軸芯
B ボンネット部
B1 上部ボンネット
Ba 下端縁
1 前車輪
3 支持フレーム
7 ミッションケース
9 燃料タンク
12 ステップ
14 ハウジング
16 前車軸ケース
19 給入口
20 補助台
20a 載置面
20f 落下防止部材
20g 前部下部部分
21 支持部材

Claims (4)

  1. 機体の前部にボンネット部を有し、このボンネット部の下方位置に前車軸ケースを備え、前記ボンネット部の左右外側で前記前車軸ケースの両端に位置する箇所操向自在な一対の前車輪を備え、前記ボンネット部の後部に燃料タンクを内装して、この燃料タンクへ燃料を補給する給入口前記ボンネット部に設けてあるトラクタであって、
    体の前後方向における中間箇所にステップを備え、
    機体の前後方向において、前記前車軸ケースと前記ステップの前端位置との間に位置する範囲に、燃料補給用容器を載置する補助台を備えて、
    前記補助台を機体の前後方向の軸心周りに揺動可能に支持して、前記補助台を、前記燃料補給用容器を載置する載置面が上向きになった使用状態と、前記載置面が横外向きになった格納状態とに姿勢変更自在に構成し、
    前記使用状態での補助台の載置面の高さを、前記ボンネット部の上部を覆う上部ボンネットの下端縁の高さとほぼ同じ高さに設定してあるトラクタ。
  2. 前記補助台を支持する支持部材を、エンジンに連結された支持フレーム、又は前記エンジンが備えるフライホイール及びクラッチのハウジング、又はミッションケースに固定してある請求項1に記載のトラクタ。
  3. 格納状態での補助台の前部下部部分を切り欠いてある請求項1又は2に記載のトラクタ。
  4. 前記載置面における前記燃料補給用容器を載置する部分に、前記載置面から突起した落下防止部材を設けてある請求項1〜3のいずれか一項に記載のトラクタ。
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