JP4979351B2 - フロントローダ - Google Patents

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本発明は、トラクタ車体に装着されたフロントローダに関するものである。
トラクタには、トラクタ車体の前部にボンネットが設けられ、ボンネット内に燃料タンクが収納され、燃料タンクに燃料供給口が上方突設されて、燃料供給口がボンネットの上面から突出されたものがある(例えば、特許文献1〜3)。また、この種の従来のトラクタには、トラクタ車体の左右両側に設けた取付フレームと、取付フレームの上端側に上下揺動自在に枢支したブームと、ブームの先端側に揺動自在に連結した作業具とを備えたフロントローダが装着されたフロントローダ付きトラクタ(ローダ作業機)がある(例えば、特許文献4〜7)。
特開平3−292274号公報 特開平3−292275号公報 特開平9−207829号公報 特開2006−257682号公報 特開2006−77473号公報 特開2006−27480号公報 特開2005−282101号公報
従って、従来のフロントローダ付きトラクタでは、トラクタの燃料供給時にポリ容器を持ち上げたままで燃料供給口から燃料を供給していた。しかし、特にフロントローダ付きトラクタの場合、20Kg程度になる重いポリ容器を、フロントローダのブームを超して燃料給油口付近まで持ち上げて燃料を供給することは、フロントローダのブームが邪魔になることもあって、非常に面倒であった。
なお、従来のトラクタには、燃料供給用の電動ポンプPを用いてポリ容器からボンネット上面側の燃料供給口に燃料を供給するようにしたものもある(例えば、特許文献3)が、この場合、電源ポンプを常備しておく必要があるし、コンセントや電池等の電源も必要となり、不便な面もあった。
本発明は、前記問題点に鑑みて、燃料容器から燃料を楽に燃料供給口から供給できるようにしたものである。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、トラクタに装着されるフロントローダであって、トラクタ車体の左右両側に設けられる左右一対の取付フレームと、取付フレームの上端側に上下揺動自在に枢支される左右一対のブームと、左右一対のブームの先端側に揺動自在に連結される作業具とを備え左右の取付フレームの上端側が連結部材により左右に連結されるフロントローダにおいて、
前記連結部材に、燃料容器を載置する容器載置台が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記容器載置台は、連結部材に、該連結部材から上方突出する収納姿勢と、連結部材から前方突出する給油姿勢とに姿勢変更自在に設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記給油姿勢における容器載置台の上面側にミラーが設けられ、容器載置台が連結部材から上方突出する収納姿勢になったときに、前記容器載置台のミラーにより運転席の運転者がバックを視ることができるように構成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記容器載置台は、連結部材から前方突出して燃料容器が載置可能になる給油姿勢と、連結部材側に折り畳まれる収納姿勢とに姿勢変更可能になるように、伸縮自在とされている点にある。
本発明によれば、容器載置台を給油姿勢にすることにより、燃料容器を、フロントローダのブームの左右方向内方であってボンネット上方の燃料供給口の近傍に位置させて、容器載置台に載置することができ、燃料容器の燃料を、燃料供給口から燃料タンクに楽に供給することができる。また、容器載置台を収納姿勢にすることにより、容器載置台を連結部材側にコンパクトに収納することができ、容器載置台がローダ作業等の邪魔になるのを防ぐことができる。
以下、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、本発明を適用したフロントローダ付きトラクタ(ローダ作業機)の実施形態を示すものである。図1及び図2において、トラクタ1の前部にフロントローダ3を装着している。
トラクタ1はトラクタ車体2と左右一対の前後輪4,5を有すると共に、前部にエンジン、ラジエータ等を覆うボンネット6が設けられている。
フロントローダ3は、左右一対の取付フレーム7と、左右一対のブーム8と、バケット等の作業具9とから主構成されている。
左右一対の取付フレーム7は、それぞれトラクタ車体2から左右方向外方に突設された支持台10と、支持台10の左右方向外端部に上方突出状に取り付けられたメインフレーム11と、メインフレーム11に上方突出状でかつ着脱可能に取り付けられたサイドフレーム12とで構成されており、これらは、トラクタ車体2の左右両側に設置されている。左右の取付フレーム7の各サイドフレーム12に取付片15が上方突設され、左右の取付フレーム7(サイドフレーム12)の上端側が取付片15を介して連結部材16により左右に連結されている。連結部材16はボンネット6の後端部の上方に左右方向に配置されている。
トラクタ車体2は、前方側にエンジン(図示省略)が連結され、後方には、クラッチハウジング、ミッションケース13、後輪デフ装置が順次連結されている。
フロントローダ3のブーム8は、その基端側(後端側)が一対のサイドフレーム12の上部に左右方向の支軸22廻りに回動自在に枢支連結されていて上下揺動自在とされている。
また、ブーム8の長手方向中途部と、左右各サイドフレーム12の上下方向中途部とにわたって複動式油圧シリンダからなるブームシリンダ17が介装され、この左右ブームシリンダ17の伸縮によってブーム8が上下に揺動可能とされている。
また、作業具9の背面下部には、ブーム1の先端側(前端側)が支軸23廻りに揺動自在に枢支連結されている。作業具9の背面とブーム8の先端付近との間には、2つ折れ屈伸リンク24,25の端部が支軸26,27廻りに回動自在に連結されている。また、ブーム8の長手方向中途部上面と2つ折れ屈伸リンク24,25の中間連結点との間には複動式油圧シリンダからなる作業具シリンダ(バケットシリンダ)29が介装されている。この作業具シリンダ29の伸縮によって作業具9が揺動可能(スクイ・ダンプ動作可能)とされている。
ブーム8の先端側下面には、スタンド33が取り付けられている。このスタンド33は、フロントローダ3がトラクタ1から切り離されるときに、作業具9を接地させた状態でブーム8を支えて自立保持させるためのものである。
トラクタ車体2の後部左右両側には、後輪5の内側を覆う後輪フェンダ35がそれぞれ設けられ、これら左右一対の後輪フェンダ35の間には運転席が配備されている。運転席の前方にはステアリングハンドル37を含む操縦部39が配備されている。
ボンネット6内に燃料タンク43が収納され、燃料タンク43の燃料供給口44はタンク本体から上方突出されて、ボンネット6の後端部上面から上方に突出され、燃料供給口44にはキャップ45が着脱自在に装着されている。なお、燃料供給口44はボンネット6上面の左右方向中央から左右方向の一方にずれた位置に配置されている。
図2〜図4において、フロントローダ3の連結部材16に燃料容器47を載置する容器載置台48が抱持環49を介して設けられている。連結部材16の右側中途部に抱持環49が外嵌固定されている。抱持環49は円筒状に形成され、半割筒状の一対の挟持体51,52を有している。一対の挟持体51,52の一端部同士は左右方向に支軸54廻りに回動自在に連結され、一対の挟持体51,52の他端部には締結片55,56が外方突出さており、一対の締結片55,56は蝶ボルト57とナット58との締め付けにより、一対の締結片55,56同士が重合固着されて、一対の挟持体51,52で連結部材16を挟持している。
容器載置台48は連結片61を介して一方の挟持体51の支軸54側に突設されている。容器載置台48は、長方形板状であって上面側が外周凸部62を有する凹状に形成されている。後述する給油姿勢Bにおける容器載置台48の上面側にミラー63が設けられている。ミラー63は、容器載置台48の上面側の外周凸部62に取り囲まれた凹部上に配置され、ミラー63の鏡面が容器載置台48の給油姿勢Bで上方を向き、容器載置台48の収納姿勢Aで後方を向くように、容器載置台48に組み込まれている。
抱持環49の一方の挟持体51に開口窓65が設けられ、連結部材16に開口窓65に向けて突出する規制片66が突設されており、抱持環49を連結部材16に対してa方向に回動したとき、規制片66が開口窓65のb方向側の開口端縁に接当して容器載置台48を連結部材16から上方突出する収納姿勢Aに位置決めし、抱持環49を連結部材16に対してb方向に回動したとき、規制片66が開口窓65のa方向側の開口端縁に接当して容器載置台48を連結部材16から前方突出する給油姿勢Bに位置決めするように構成されている。
従って、蝶ボルト57を緩めて抱持環49を回動調整した後蝶ボルト57を締め付けることにより、容器載置台48は、連結部材16から上方突出する収納姿勢Aと、連結部材16から前方突出する給油姿勢Bとに姿勢変更自在とされ、容器載置台48が連結部材16から上方突出する収納姿勢Aになったときに、容器載置台48のミラー63により運転席の運転者がバックを視ることができるように構成されている。なお、ミラー63は後方が広く見えるように凸面鏡により構成してもよい。
上記実施の形態によれば、燃料供給口44から燃料タンク43に燃料を供給する場合、図4に鎖線で示す如く、容器載置台48が連結部材16から上方突出する収納姿勢Aになった状態から、蝶ボルト57を緩めて抱持環49をb方向に回動した後、蝶ボルト57を締め付けることにより、図2〜図4に実線で示すように、容器載置台48を連結部材16から前方突出する給油姿勢Bに姿勢変更すればよく、燃料容器47を、フロントローダ3のブーム8の左右方向内方であってボンネット6上方の燃料供給口44の近傍に位置させて、容器載置台48に載置することができ、燃料容器47の燃料を、燃料供給口44から燃料タンク43に楽に供給することができる。
また、燃料タンク43に燃料を供給した後は、蝶ボルト57を緩めて抱持環49をa方向に回動した後、蝶ボルト57を締め付けることにより、図4に鎖線で示すように、容器載置台48を連結部材16から上方突出する収納姿勢Aに姿勢変更すればよく、容器載置台48のミラー63により運転席の運転者がバックを視ることができ、運転者はローダ作業等をやりやすくなる。
図5〜図8は他の実施形態を示し、フロントローダ3の連結部材16に容器載置台48が左右一対の抱持環49を介して設けられている。一対の抱持環49は連結部材16の右側中途部にそれぞれ外嵌固定されている。容器載置台48は、連結部材16から前方突出して燃料容器47が載置可能になる給油姿勢Bと、連結部材16側に折り畳まれる収納姿勢Aとに、姿勢変更自在に支持されている。
一対の抱持環49は円筒状に形成され、前端側が開口したC字形に形成され、前端側の開口端部間に上下一対の締結片67,68が前方突設されている。一対の締結片67,68は蝶ボルト75とナット76との締め付けにより、一対の締結片67,68同士が重合固着されて、一対の抱持環49は連結部材16に外嵌状に締め付け固定されている。
容器載置台48は、前後一対の支持板69,70(後側の第1支持板69及び前側の第2支持板70)と、左右一対の連結板71,72(右側の第1連結板71及び左側の第2連結板72)と、X字状に交差された一対の揺動板73,74(上側の第1揺動板73と下側の第2揺動板74)とを備え、一対の支持板69,70は断面コの字状に形成されている。第1支持板69は、一対の抱持環49に連結片78を介して連結固定されている。
一対の揺動板73,74は長手方向中央部で互いに上下方向の支軸81廻りに揺動自在に連結されている。第1揺動板73の後端部(右端部)は、第1支持板69内に挿入されて、図7に示すスペーサ環77等を介して第1支持板69に上下方向の支軸82廻りに揺動自在に支持されている。第1揺動板73の前端部(左端部)に上下方向の支軸83廻りに回転自在のコロ体84が設けられ、第1揺動板73の前端部(左端部)は、第2支持板70内に挿入されてコロ体84を介して第2支持板70に対して左右方向に摺動自在に保持されている。
第2揺動板74の前端部(右端部)は、第2支持板70内に挿入されて、第1支持板69の場合と同様にスペーサ環等を介して第2支持板70に上下方向の支軸85廻りに揺動自在に支持され、第2揺動板74の後端部(左端部)に上下方向の支軸87廻りに回転自在のコロ体88が設けられ、第2揺動板74の後端部(左端部)は、第1支持板69内に挿入されてコロ体88を介して第1支持板69に対して左右方向に摺動自在に保持されている。
第1連結板71の一端部(前端部)は、第2支持板70上に配置されて上下方向の支軸89廻りに揺動自在に連結され、第1連結板71の他端部(後端部)は、図示省略の係合機構により第1支持板69上に係脱自在に係合固定されている。また、第1連結板71は、図8に示すように支軸89廻りに揺動して第2支持板70上に沿わした状態で、第2支持板70に対して図示省略の係合機構により係脱自在に係合して固定できるように構成されている。
第2連結板72の一端部(後端部)は、第1支持板69上に配置されて上下方向の支軸90廻りに揺動自在に連結され、第2連結板72の他端部(前端部)は、図示省略の係合機構により第2支持板70上に係脱自在に係合固定されている。また、第2連結板72は、図8に示すように支軸90廻りに揺動して第1支持板69上に沿わした状態で、第1支持板69に対して図示省略の係合機構により係脱自在に係合して固定できるように構成されている。
而して、一対の揺動板73,74が支軸81廻りに互いに逆方向(第1揺動板73がe方向、第2揺動板74がf方向)に揺動して、第1揺動板73の左端部が第2支持板70に対して左側に摺動し、第2揺動板74の左端部が第1支持板69に対して左側に摺動することにより、第2支持板70が後方移動して第1支持板69に対して接近することにより、図8に示すように、容器載置台48が連結部材16側に折り畳まれる収納姿勢Aになり、一対の揺動板73,74が支軸81廻りに互いに逆方向(第1揺動板73がf方向、第2揺動板74がe方向)に揺動して、第1揺動板73の左端部が第2支持板70に対して右側に摺動し、第2揺動板74の左端部が第1支持板69に対して右側に摺動することにより、第2支持板70が前方移動して第1支持板69に対して離間することにより、図5に示すように、容器載置台48が連結部材16側から前方に突出して給油姿勢Bになるように構成されている。なお、燃料容器47は、給油姿勢Bにおける容器載置台48の左右一対の連結板71,72上、又は一対の支持板69,70上に載置される。
また、図示省略しているが、第1支持板69と第1揺動板73又は第2揺動板74との間、又は第1揺動板73と第2揺動板74との間に、収納姿勢Aと給油姿勢Bとに揺動板73,74を揺動不能にロックするロック機構が設けられており、このロック機構によって、容器載置台を収納姿勢A及び給油姿勢Bにそれぞれロック解除自在に保持できるように構成されている。
上記実施の形態によれば、燃料供給口44から燃料タンク43に燃料を供給する場合、図8に示す如く、容器載置台48が連結部材16側に折り畳まれる収納姿勢Aになった状態から、一対の揺動板73,74が支軸81廻りに互いに逆方向(第1揺動板73がf方向、第2揺動板74がe方向)に揺動すればよく、第1揺動板73の左端部が第2支持板70に対して右側に摺動し、第2揺動板74の左端部が第1支持板69に対して右側に摺動することにより、第2支持板70が前方移動して第1支持板69に対して離間し、図5に示すように、容器載置台48が連結部材16側から前方に突出した給油姿勢Bになる。
その後、第1連結板71を支軸89廻りに揺動して第1連結板71の他端部(後端部)を、第1支持板69上に配置して図示省略の係合機構により第1支持板69上に係合固定すると共に、第2連結板72を、支軸90廻りに揺動して、第1連結板71の他端部(前端部)を、第2支持板70上に配置して図示省略の係合機構により第2支持板70上に係脱自在に係合固定すればよい。これにより、燃料容器47を、フロントローダ3のブーム8の左右方向内方であってボンネット6上方の燃料供給口44の近傍に位置させて、容器載置台48に載置することができ、燃料容器47の燃料を、燃料供給口44から燃料タンク43に楽に供給することができる。
また、燃料タンク43に燃料を供給した後は、一対の揺動板73,74を支軸81廻りに互いに逆方向(第1揺動板73がe方向、第2揺動板74がf方向)に揺動すればよく、第1揺動板73の左端部が第2支持板70に対して左側に摺動し、第2揺動板74の左端部が第1支持板69に対して左側に摺動することにより、第2支持板70が後方移動して第1支持板69に対して接近して、図8に示すように、容器載置台48が連結部材16側に折り畳まれた収納姿勢Aになる。その後、第1連結板71を、図8に示すように支軸89廻りに揺動して第2支持板70上に沿わした状態にして、第2支持板70に対して図示省略の係合機構により係脱自在に係合固定すると共に、第2連結板72を、図8に示すように支軸90廻りに揺動して第1支持板69上に沿わした状態にして、第1支持板69に対して図示省略の係合機構により係脱自在に係合固定すればよい。容器載置台48を、連結部材16側に折り畳まれた収納姿勢Aにして、連結部材16側にコンパクトに収納でき、容器載置台48がローダ作業等の邪魔になるようなこともなくなる。
本発明は、トラクタの前部にフロントローダが装着されたローダ作業機に利用することができる。
本発明の一実施形態を示すローダ作業機の側面図である。 同ローダ作業機の平面図である。 同燃料供給装置部分の正面図である。 同図3のA−A線断面図である。 他の実施形態を示す同燃料供給装置部分の平面図である。 同図5のB−B線断面図である。 同図5のC−C線断面図である。 同燃料装置部分の容器載置台を収納姿勢にした状態の平面図である。
符号の説明
1 トラクタ
2 トラクタ車体
3 フロントローダ
6 ボンネット
7 取付フレーム
8 ブーム8
9 作業具(バケット)
16 連結部材
43 燃料タンク
44 燃料供給口
47 燃料容器
48 燃料載置台
63 ミラー

Claims (3)

  1. トラクタ(1)に装着されるフロントローダであって、トラクタ車体(2)の左右両側に設けられる左右一対の取付フレーム(7)と、各取付フレーム(7)の上端側に上下揺動自在に枢支される左右一対のブーム(8)と、左右一対のブーム(8)の先端側に揺動自在に連結される作業具(9)とを備え、左右の取付フレーム(7)の上端側が連結部材(16)により左右に連結されるフロントローダにおいて、
    前記連結部材(16)に、燃料容器(47)を載置する容器載置台(48)が設けられ、
    前記容器載置台(48)は、連結部材(16)に、該連結部材(16)から前方突出する給油姿勢(B)と、連結部材(16)から上方突出する姿勢(A)とに姿勢変更自在に設けられていることを特徴とするフロントローダ。
  2. 前記給油姿勢(B)における容器載置台(48)の上面側にミラー(63)が設けられ、容器載置台(48)が連結部材(16)から上方突出する姿勢(A)になったときに、前記容器載置台(48)のミラー(63)により運転席の運転者がバックを視ることができるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のフロントローダ。
  3. トラクタ(1)に装着されるフロントローダであって、トラクタ車体(2)の左右両側に設けられる左右一対の取付フレーム(7)と、各取付フレーム(7)の上端側に上下揺動自在に枢支される左右一対のブーム(8)と、左右一対のブーム(8)の先端側に揺動自在に連結される作業具(9)とを備え、左右の取付フレーム(7)の上端側が連結部材(16)により左右に連結されるフロントローダにおいて、
    前記連結部材(16)に、燃料容器(47)を載置する容器載置台(48)が設けられ、
    前記容器載置台(48)は、連結部材(16)から前方突出して燃料容器(47)が載置可能になる給油姿勢(B)と、連結部材(16)側に折り畳まれる収納姿勢(A)とに姿勢変更可能になるように、伸縮自在とされていることを特徴とするフロントローダ。
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