JP4198809B2 - コンバインの燃料給油装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの燃料タンクを備えたコンバインの燃料給油装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、作業中の燃料切れには重い容器を持ち上げて給油することが多く、腰を痛めることもあり高齢者には厳しい重量物であって、機体から吊金具を別途に準備して利用したり、補強したカバーを開き給油台を仮設して容器を載せたりしているが、不安定で人手で支えたり、吊金具を携帯する不便さがある。又、湿田の収穫作業では、切藁と泥土が一緒になってクローラで巻上げて、脱穀部のコンベア樋を変形させ破損するので、クローラ上面のシャーシー部に防護板を付設するが、平坦面となって泥土が堆積し、長期間放置され腐食が進行することがある。このような問題点を解消する従来技術に実開昭52−092520号公報があり、燃料タンクの近傍において、燃料の給油時以外はエンジンカバー等としてほかの用途に用い、燃料給油時には水平状に引出して、燃料容器が載置できる給油台に変換する構成にした燃料缶載置装置が記載されている。更に、燃料缶の載置台を運転席に設けた横軸に複数枚で形成し、それぞれの接合部を回動自在に連結して該載置台の上面を水平にするリンク状の保持具で支え、燃料缶を載せて燃料タンクに補給し、収納時には載置台を折畳み運転席前部に収納する燃料缶載置装置が実開昭56−059455号公報に記載されている
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
給油作業に重い補給容器を持ち続けないように、積載する給油台を本機に常設し、簡便に装着と収納が行える構造としたコンバインの燃料給油装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】
本発明は、ゴムクローラ式走行装置に搭載したコンバインの脱穀部近傍に燃料タンクを設置し、燃料の補給容器を置く積台板と、接続する支え板に連設した基台板の複数枚の板によって給油台を構成し、接続部を回動自在に連接して収納時に折畳める構造にしたコン バインの燃料給油装置において脱穀部に設けた伝動プーリを防護する安全カバーに取付窓を開口し、該取付窓を介して積台板の先端部を挿脱させ前記積台板に設けた金具と、脱穀部の本機側板から延設した受け板を嵌着させ、前記積台板を支え板で支持する給油台を安全カバーの外側に形成し、該安全カバーを外さずに補給容器の載置を可能にした折畳み自在の給油台にする手段を講じた。
【0005】
折畳み自在の給油台を収納する摺動枠をシャーシフレームの外側端上面に設置してスライド隙間を形成し、折畳んだ給油台がシャーシフレームに設けたガイドレールをスライドして、脱穀部の下部に形成する空間域に前記給油台を収納し、クローラ上面のシャーシ部に給油台が収納され、脱穀部下方の空間域を遮蔽する手段を講じた。
【0006】
【発明実施の形態】
【実施例】
以下、この発明によるコンバインの燃料給油装置について実施例図を参照に説明すると、図1と図2は、燃料の補給容器(15)を設置する給油台(6)を断面した側面図と、コンバインを脱穀部(A)側から見た全体正面図であって、ゴムクローラ走行装置(1)を備えたシャーシフレーム(4)上に脱穀部(A)を搭載し、機体の前面には刈取部(B)を回動自在に装着して刈高さ調節を行い、直立した穀稈を刈取り揚上搬送しながら該脱穀部(A)に供給する形態のものであって、燃料タンク(2)を脱穀後部の空間に配置させシャーシフレーム(4)に支着するとともに、給油口(16)を機体側方まで延設させて燃料の補給をし易くしたものである。
【0007】
給油状態に設置した給油台(6)の構造を図1に示す断面図で説明すると、脱穀後部に配設した燃料タンク(2)の給油口(16)を、伝導プーリ(17)の安全カバー(10)よりも外側に延設し、その上部に補給容器(15)を載せる給油台(6)の積台板(7)を水平に配設するようにした。その先端には、受け板(14)の嵌合穴(18)に係合する金具(12)を溶着して、安全カバー(10)に開口する取付け窓(11)を介して本機と連結するようにしてある。一方の他端は支え板(8)と回動自在に連設し、更にシャーシフレーム(4)の上面をスライドする基台板(9)の端部と、前述同様に連設するようにして給油台(6)を複数枚の板で構成したものである。
【0008】
給油台(6)の設定を給油口(16)より高く保持するために、基台板(9)の先端部を折曲げてストッパー(22)にするとともに、反対の収納方向への動きを支え板(8)の接合部が屈折して摺動枠(19)に当接することで規制し、所定の位置が保持されるようになっている。尚(5)は給油台(6)を折畳み収納するコ字形のガイドレールである。
【0009】
図3は、給油台(6)を収納した断面を示す側面図で、図4は、給油台(6)が摺動するスライド隙間(C)の斜視図であって、基台板(9)のスライドはシャーシフレーム(4)の外側上面に、門形の摺動枠(19)と、離間した本機側板(13)の底面を欠除して同形状にした摺動窓(20)によって、スライド隙間(C)を双方に形成して補強リブ(21)を狭持して滑動するとうにしてある。又、摺動部材の先端になる基台板(9)のストッパー(22)は、両側に付設したガイドレール(5)に添ってシャーシフレーム(4)の上面を内方向に移動して、外端面が摺動枠(19)に合致する時点でストップピン(23)に当接させ、クローラ(3)の上面と脱穀部(A)の一番コンベア樋(25)と二番コンベア樋(24)で形成する空間域を遮断するように収納することで、泥土の巻揚げを防止するものである。
【0010】
図5は給油台(6)の折畳み方向を示す斜視図であって、収納する手順を説明すると、先ず給油台(6)を構成する積台板(7)の先端を持ち上げて金具(12)を受け板(14)の嵌合穴(18)から外し矢印(イ)方向に折畳み、次に矢印(ロ)方向に倒して基台板(9)と水平にすることで一枚の板状になったものを、摺動枠(19)と本機側板(13)の底面に設けた摺動窓(20)によって生じたスライド隙間(C)に押込めるようにしてある。
【0011】
図6は、給油台(6)の積台板(7)と支え板(8)を折畳み、双方の補強リブ(21)の凹凸が嵌合する断面形状を示し、薄い一枚板状にして収納し易くしてあり、補給容器(15)の重量にも耐える断面形状の該補強リブ(21)を形成した構造であって、その両側端をシャーシフレーム(4)に平行に固定したガイドレール(5)がスライドを案内するようになっている。
【0012】
【発明の効果】
給油台を複数枚の板で連接した折畳み構造にし、相互に嵌合する補強リブを膨出させ増強したので、厚みの薄い給油台が構成され、しかも補給容器を給油口より高い位置に設定したので安全カバーを外さずに補給でき、容器を積載する操作が簡単に行えるサイホン式の給油具が使用し易くなった。又、クローラ上面のシャーシ部に給油台を折畳み収納することで、泥土の巻揚げを防護する脱穀部空間域の遮蔽板となってコンベア樋の破損を防止した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 補給容器を設置する給油台を断面した側面図である。
【図2】 コンバインを脱穀側から見た全体正面図である。
【図3】 給油台を収納した断面を示す側面図である。
【図4】 給油台が摺動するスライド隙間の斜視図である。
【図5】 給油台の折畳み方向を示す斜視図である。
【図6】 ガイドレールと補強リブが嵌合する断面図である。
【符号の説明】
A・・脱穀部 B・・刈取部 C・・スライド隙間
1・・ゴムクローラ式走行部2・・燃料タンク 3・・クローラ
4・・シャーシフレーム 5・・ガイドレール 6・・給油台
7・・積台板 8・・支え板 9・・基台板
10・・安全カバー 11・・取付窓 12・・金具
13・・本機側板 14・・受け板 15・・補給容器
16・・給油口 17・・伝導プーリ 18・・嵌合穴
19・・摺動枠 20・・摺動窓 21・・補強リブ
22・・スットパー 23・・ストップピン24・・二番コンベア樋
25・・一番コンベア樋
イ矢印・・給油台の折畳み方向
ロ矢印・・給油台を平坦に倒す方向

Claims (2)

  1. ゴムクローラ式走行装置(1)に搭載したコンバインの脱穀部(A)近傍に燃料タンク(2)を設置し、燃料の補給容器(15)を置く積台板(7)と、接続する支え板(8)に連設した基台板(9)の複数枚の板によって給油台(6)を構成し、接続部を回動自在に連接して収納時に折畳める構造にしたコンバインの燃料給油装置において脱穀部(A)に設けた伝動プーリ(17)を防護する安全カバー(10)に取付窓(11)を開口し、該取付窓(11)を介して積台板(7)の先端部を挿脱させ前記積台板(7)に設けた金具(12)と、脱穀部(A)の本機側板(13)から延設した受け板(14)を嵌着させ、前記積台板(7)を支え板(8)で支持する給油台(6)を安全カバー(10)の外側に形成し、該安全カバー(10)を外さずに補給容器(15)の載置を可能にした折畳み自在の給油台(6)にしたことを特徴とするコンバインの燃料給油装置。
  2. 折畳み自在の給油台(6)を収納する摺動枠(19)をシャーシフレーム(4)の外側端上面に設置してスライド隙間(C)を形成し、折畳んだ給油台(6)がシャーシフレーム(4)に設けたガイドレール(5)をスライドして、脱穀部(A)の下部に形成する空間域に前記給油台(6)を収納したことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの燃料給油装置。
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