JP4250146B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置の製造方法に関するものであり、特に、高温熱処理工程を伴うプロセスの終了後に、多結晶シリコン配線層の任意の部分をアルミニウム等の低比抵抗の金属に置換する方法に特徴のある半導体装置の製造方法に関するものである。
近年、半導体装置の高集積化、大容量化に伴い設計ルール(ライン/スペース)が厳しくなって来ており、それに伴って半導体装置、例えば、DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)の配線層の幅が細くなり、且つ、上下の配線層間を接続するプラグを形成するためのビアホールの径が小さくなってきている。
この様に、配線層の幅が細くなると抵抗も高くなり、動作速度の遅延を招くという問題があり、また、ビアホールの径が小さくなるにしたがって、アスペクト比(深さ/径)が非常に大きくなり、スパッタリング法に比べてステップカヴァレッジの良好なCVD法を用いてもこの様なビアホールにAlを完全に埋め込むことはできず、ビアホールの内部に鬆(void)が形成され、鬆の形成された部分の断面積が小さくなる結果、抵抗が高くなったり、場合によっては断線してしまうと言う問題がある。
この様な、微細ビアホールの問題を解決するために、ポリシリコン−アルミニウム置換法(Polysilicon−Aluminium Substitute:PAS)が提案されているので(必要ならば、非特許文献1参照)、図11を参照して説明する。
11(a)参照
まず、シリコン基板201上にCVD法により厚さ2.4μmのSiO膜202を堆積させたのち、RIE(反応性イオンエッチング)によって、底部の直径が0.25μmとなるビアホール、即ち、コンタクトホール203を形成し、次いで、減圧化学気相成長法(LPCVD法)によって、Alより回り込みの非常に良好な多結晶Si層204を堆積させ、コンタクトホール203の内部を埋め込む。
11(b)参照
次いで、CMP法(化学機械研磨法)を用いて、SiO膜202の表面が露出するまで研磨してコンタクトホール203の内部に埋め込まれた多結晶Si層により多結晶Siプラグ205を形成したのち、スパッタリング法によって厚さ0.5μmのAl層206を堆積させる。
11(c)参照
次いで、窒素雰囲気中で500℃でアニール処理を施すことによって、SiとAlとの相互拡散により、多結晶Siプラグ205はAlに置換され、次いで、図示しないものの、SiO膜202の表面が露出するまで研磨することによってAl置換プラグ207からなるコンタクト電極が形成される。
なお、この場合のAl置換プラグ207におけるSi含有量は底の部分でも約0.4%で、殆どAlに置換されている。
なお、アニール工程において、Al層206の上に、厚さ0.2μmのTi層を堆積させておくことによって、このTi層がSi吸収層として機能し、Al置換のためのAl層206をより薄く、また、アニール処理温度をより低く、且つ、アニール処理時間をより短くすることができる。
この様なポリシリコン−アルミニウム置換法(PAS法)を用いることにより、最大アスペクト比が10程度で、直径が0.1μm以下のビアホールを低抵抗のAlで埋め込むことができ、将来のMPU(Microprocessor Unit)やDRAMのプラグ(コンタクト電極)として期待されているものである。
しかし、この様なポリシリコン−アルミニウム置換法を実際のLSIの製造プロセスに適用する場合には、他のプロセスとの関係が生じ、上記の単体プロセスの単純な導入により種々の問題が発生することが予想される。
例えば、IGFET(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)のソース・ドレインコンタクト電極に適用した場合には、ソース・ドレイン領域が多結晶Si層と同じSiで構成されているため、多結晶SiプラグがAlに置換されたのち、ソース・ドレイン領域もAlに置換されることになる。
そうすると、シリコン基板中に形成されているpn接合にAlが入り込めば、pn接合間にAlスパイクが延びるなどしてpn接合が破壊されることになるが、これはLSIにとって致命的な損傷となる。
そこで、本発明者は、この様なポリシリコン−アルミニウム置換法を実際のデバイスに応用する際に、ソース・ドレイン領域と多結晶Siプラグとの間にAlのストッパとなるストッパ膜或いはバリア膜を設けることを試みたので、この応用例を図12を参照して説明する。
なお、一般論としては、拡散を防ぐためにストッパ膜或いはバリア膜を設けること自体は常套手段であるが、ポリシリコン−アルミニウム置換法の場合には、高温でもAlと反応しないか、或いは、反応しにくい物質を選択する必要があり、この様な物質としてはTiN、WN、或いは、SiCが適当であると判断した。
しかし、TiN、WN、或いは、SiCはSiとの反応性が乏しく、電気的にコンタクトが取りにくいため、ソース・ドレイン領域とのコンタクト抵抗が非常に高くなるという問題があるので、この場合には、ストッパ膜或いはバリア膜とソース・ドレイン領域との界面にSiと反応しやすい膜、即ち、コンタクトメタルを薄く形成するようにした。
12(a)参照
まず、p型シリコン基板211の所定領域に選択酸化によって素子分離酸化膜212を形成したのち、素子分離酸化膜212で囲まれたp型シリコン基板211の露出表面を熱酸化してゲート酸化膜213を形成し、次いで、ノン・ドープ多結晶Si層を堆積させたのち、P(リン)等の不純物をイオン注入し、次いで、全面に、CVD法により、保護膜215となるSiO膜或いはSi膜を堆積させたのち、所定パターンにエッチングしてゲート電極214を形成する。
次いで、ゲート電極214及び保護膜215をマスクとしてAs或いはP等の不純物をイオン注入してn型ソース・ドレイン領域217を形成し、次いで全面に、CVD法によりSiO膜を堆積させ、異方性エッチングを施すことによってサイドウォール216を形成する。
次いで、CVD法によって、全面にエッチング時のストッパ膜となるSi膜218を堆積させたのち、CVD法によって全面にSi膜218とエッチング特性の異なるSiO膜を堆積させて層間絶縁膜219とし、次いで、Si膜218をエッチングストッパ層として層間絶縁膜219に開口部を形成したのち、開口部に露出するSi膜218を選択的に除去する。
次いで、コンタクトメタルとなる厚さ20nmのTi膜220及びバリアメタルとなる厚さ10〜100nmのTiN膜221をスパッタリング法或いはCVD法により順次堆積させる。
次いで、LPCVD法を用いて多結晶Si膜を堆積させたのち、TiN膜221が露出するまでCMP法によって研磨することによって多結晶Siプラグ222を形成し、次いで、スパッタリング法を用いて厚さ2μmのAl層223と厚さ200nmのTi層224を堆積させる。
12(b)参照
次いで、窒素雰囲気中で、400〜660℃の温度において1時間程度熱処理を行うことによって多結晶Siプラグ222をAlに置換したのち、再び、CMP法を用いて層間絶縁膜219の表面が露出するまで研磨することによってAl置換プラグ225を形成する。
この様な構成、即ち、コンタクトメタルとバリアメタルからなるストッパ膜を採用することによって、ポリシリコン−アルミニウム置換法を実際のLSIの製造工程に適用し得ることが分かった。
なお、この場合のコンタクトメタルとしては、Ti以外に、W、Co、Ni、Ta、或いは、これらのシリサイドを用いることができ、また、n型ソース・ドレイン領域217の表面にすでにシリサイドが形成されている場合、或いは、コンタクトメタルとして機能する下地が形成されている場合には、コンタクトメタルの堆積工程は省略することができる。
International Electron Device s Meeting 96,p.946−948
しかし、上述の応用例において、アニール処理温度が400℃〜450℃と比較的低温の場合には問題がないものの、それより高い温度、例えば、450℃〜850℃で熱処理を行った場合には問題が生ずる。
即ち、この様な高温でAl置換のための熱処理を行った場合、コンタクトメタルのTi自身がソース・ドレイン領域のSiと反応してしまい、pn接合中に進入して、pn接合を破壊するという場合が生ずるためである。
したがって、この様なコンタクトプラグの形成工程が最終工程であれば問題がないものの、製造工程の途中でストッパ層を介して多結晶Siプラグを設け、後の製造工程において高温処理工程を経たのちポリシリコン−アルミニウム置換法を行えば、Al置換プラグを形成することはできるが、高温処理工程においてTiが拡散してpn接合を破壊するという問題や、Tiの拡散によってTiとSiの共晶合金が形成され、この共晶化領域に不純物が異常偏析してコンタクト不良が発生するという問題もあるので、適用工程が限られてしまうという問題がある。
また、従来のポリシリコン−アルミニウム置換法は、多結晶Siプラグの置換しか想定していないので、LSIの導電通路を構成する下層の配線層はAl(比抵抗:2.8μΩ・cm)より比抵抗の大きなドープト多結晶Si(比抵抗:300〜800μΩ・cm)、高融点金属(Wの比抵抗:6μΩ・cm)、或いは、高融点金属シリサイド(Wシリサイドの比抵抗:70μΩ・cm、Tiシリサイドの比抵抗:15μΩ・cm)等の耐高温材料のままであるので、ポリシリコン−アルミニウム置換法のメリットを十分に生かせるものではなかった。
例えば、DRAMのビット線の場合には、ビット線の上部にメモリセルのキャパシタを構成する蓄積電極やキャパシタ絶縁膜が形成されることになるが、現在の技術では、このキャパシタ絶縁膜を600℃程度の低温で形成して、高い信頼性を得ることは非常に難しいので、700℃〜850℃の高温熱処理が必要となっている。
そして、この工程はビット線形成の後であるので、ビット線に融点が660℃のAlを用いることができないが、もし、Alをビット線に使用することができれば、単にビット線の抵抗を低くすることができるだけではなく、ビット線を薄く形成することが許されることになるので、隣接するビット線間の寄生容量も小さくすることができ、高速・低消費電力のメモリLSIを製造することが可能になる。
また、ビット線の抵抗や寄生容量を低減することができることにより、1本のビット線に接続されるセルの数も増やすことができるので、メモリの集積度を上げることが可能になり、したがって、ビット線のAl化が待望されるところである。
また、通常の自己整合型のIGFETの場合には、ゲート電極をマスクとしてイオン注入を行い、活性化のためのアニールを行ってソース・ドレイン領域を形成しているが、このアニール温度は800℃〜1100℃程度であるので、ゲート電極としてAlは使用されていない。
しかし、Alをゲート電極として用いることができるならば、ビット線の場合と同様に、LSIの高速化と低消費電力化に大きく貢献することができ、付加価値の高いLSIを製造することができ、また、メモリのゲート電極、即ち、ワード線としてAlを用いることができるのならば、1本のワード線に接続できるセルの数を増やすことができ、メモリの集積度を上げることが可能になる。
また、自己整合バイポーラトランジスタの場合には、ドープト多結晶Si層からなるベース引出電極及びエミッタ電極から不純物を固相拡散して外部ベース領域やエミッタ領域を形成しているが、この場合の拡散のための熱処理温度は800℃〜1100℃であるので、拡散源兼電極としてAlを用いることができない。
しかし、このベース引出電極及びエミッタ電極をAlに置き換えることができるのならば、著しい高速性化と低消費電力化を図ることができ、非常に望ましいものとなる。
そこで、この様な配線層或いは電極を低抵抗化するために、仮に、ポリシリコン−アルミニウム置換法の適用を考えても、上述のビット線、ゲート電極、或いは、ベース引出電極は、LSIの表面から奥まった部分、即ち、シリコン基板の表面近傍に形成されているため、ビット線、ゲート電極、或いは、ベース引出電極を多結晶Si層で形成しておき、ポリシリコン−アルミニウム置換法でAlに置換しようとしても、ポリシリコン−アルミニウム置換法の単純な適用では置換に必要な厚いAl層を置換すべき多結晶Si層に接続できないという問題が生ずる。
また、最先端のLSIでは、ワード線に対してソース・ドレイン電極が、また、ビット線に対してはキャパシタコンタクトが自己整合で形成される構造になっているため、ワード線及びビット線の上部は絶縁膜で覆われることが必須であり、その後の工程においてもこの絶縁膜を除去することは許されない状況にある。
したがって、セルの密集する部分では、ワード線或いはビット線の上部を露出させて、厚い置換用Al層と接触させることによってAl置換を行うと言った従来のポリシリコン−アルミニウム置換法を適用できず、何らかの工夫が必要である。
例えば、ビット線をAl置換する場合には、
a.ビット線自身が容易にAlに置換される構造と、Al置換の導入部の構造、
b.ビット線をAl置換したのち、Alがさらに下層の多結晶Siプラグやソース・ドレイン領域に進入しないためのストッパ構造、
c.Al置換が不所望な下部プラグとコンタクトしている上部プラグをAl置換した場合のストッパ構造、
等を工夫する必要あり、且つ、これらの対策を別々に講じていたのでは工定数が増えてコストアップにつながるので、製造工程を増やさないための何等かの工夫も合わせて必要である。
特に、DRAMにおいては、メーカ間の競争が激しく、コストの低減が非常に重要であるので、ポリシリコン−アルミニウム置換法を導入して高機能化が果たせるとしても、コストを削減することが最重要課題であり、Al置換自体の工程や、これに伴うストッパ形成工程もコストが高くならないようにすることが必要不可欠となる。
また、ゲート電極に対してポリシリコン−アルミニウム置換法を適用する場合には、ゲート絶縁膜は非常にデリケートな薄い絶縁膜であり、ささいな金属の拡散により信頼性を損ないやすいので、ゲート電極をAl置換する場合には、ゲート絶縁膜の信頼性を損なわない工夫が必要である。
また、自己整合型のバイポーラトランジスタのベース引出電極やエミッタ引出電極に対してポリシリコン−アルミニウム置換法を適用する場合には、これらの引出電極は不純物の拡散源にもなっているため、これらの役割を果たせるように電極構造を工夫する必要がある。
したがって、本発明は、ポリシリコン−アルミニウム置換法を製造工程があまり増大せず、且つ、素子特性に悪影響を与えないように工夫して適用することによって、プラグ及び配線層を低抵抗化することを目的とする。
ここで、本発明における課題を解決するための手段を説明する。
(1)本発明は、半導体装置の製造方法において、多結晶シリコン層で構成された配線層を、400℃以上の熱処理工程を経たのち、多結晶シリコンビアを介してAlからなる置換用金属で置換することを特徴とする。
この様に、従来、熱処理工程の関係から耐熱性のある多結晶シリコン層で構成せざるを得なかった配線層も、多結晶シリコンプラグを介してAlで金属置換することによって、低抵抗化することができ、それによって、半導体装置の動作速度を大幅に高めることができる。
(2)また、本発明は、上記(1)において、多結晶シリコン層で構成された配線層が、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリのビット線又はワード線であるとともに、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリの周辺回路を構成する回路素子のプラグ或いは配線層の内、非置換部分における置換用金属の進入部分にストッパ用パッドを設けることを特徴とする。
この様に、非置換部分、例えば、金属置換によるVthの変動を極力避けたいゲート電極等における置換用金属の進入部分にストッパ用パッドを設けることによって、所望の箇所のみの金属置換が可能になる。
本発明によれば、その後の工程において高温処理工程を伴うため、Alを使用できなかった部分の配線層及び電極を、高温処理工程を終えたのちにポリシリコン−アルミニウム置換法を用いてAl置換して低抵抗化しているので、各種半導体装置の動作速度を大幅に高めることができ、且つ、低消費電力化に寄与するところが大きい。
本発明は、多結晶シリコン層で構成された配線層を、例えば、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリのビット線又はワード線で400℃以上の熱処理工程を経たのち、多結晶シリコンビアを介してAlからなる置換用金属で置換するものである。
ここで、実施例1を説明する前に図1を参照して、本発明の前提となる参考例1の工程を説明する。
(a)参照
従来と同様に、まず、p型シリコン基板11の所定領域に選択酸化によって素子分離酸化膜12を形成したのち、素子分離酸化膜12で囲まれたp型シリコン基板11の露出表面を熱酸化してゲート酸化膜13を形成し、次いで、ノン・ドープ多結晶Si層を堆積させたのち、Pをイオン注入してドープト多結晶Si層とし、次いで、全面に、CVD法によって保護膜15となるSiO膜を堆積させたのち、所定パターンにエッチングしてゲート電極14を形成する。
次いで、ゲート電極14及び保護膜15をマスクとしてAsをイオン注入してn型ソース・ドレイン領域17を形成し、次いで、CVD法によって全面にSiO膜を堆積させ、異方性エッチングを施すことによってサイドウォール16を形成する。
次いで、CVD法によって、全面にエッチング時のストッパ膜となる厚さ10〜100nmのSi膜18を堆積させたのち、CVD法によって全面にSi膜18とエッチング特性の異なる厚さ100〜500nmのSiO膜を堆積させて層間絶縁膜19とし、次いで、Si膜18をエッチングストッパ層として層間絶縁膜19に開口部を形成したのち、開口部に露出するSi膜18を選択的に除去することによってn型ソース・ドレイン領域17に達するビアホールを形成する。
次いで、LPCVD法によって不純物をドープした多結晶Si層を堆積させたのち、第1層間絶縁膜19が露出するまでCMP法によって研磨することによって導電性を有する多結晶Siプラグ20を形成する。
次いで、コンタクトメタルとなる厚さ10〜100nm、例えば、20nmのTi膜21、次いで、バリアメタルとなる厚さ10〜200nm、例えば、50nmのTiN膜22をスパッタリング法により順次堆積させたのち、多結晶Siプラグ20上に残存するようにエッチングして、Alに対するストッパ用パッドを形成する。
次いで、再び、CVD法を用いて全面に厚さ0.05〜5.0μm、例えば、0.5μmのSiO膜を堆積させて第2層間絶縁膜23としたのち、ストッパ用パッドに達するビアホールを設け、次いで、再び、LPCVD法によってノン・ドープの多結晶Si層を堆積させたのち、第2層間絶縁膜23が露出するまでCMP法によって研磨することによって多結晶Siプラグ24を形成する。
次いで、スパッタリング法を用いて厚さ0.1〜10μm、例えば、2μmのAl層25と厚さ50nm〜2000nm、例えば、200nmのTi層26を堆積させる。
(b)参照
次いで、窒素雰囲気中で、400〜660℃、例えば、500℃において、1.0〜48時間、例えば、6時間熱処理を行うことによって多結晶Siプラグ24をAlに置換したのち、再び、CMP法を用いて第2層間絶縁膜23の表面が露出するまで研磨することによってAl置換プラグ27を形成する。
この様に、本発明の前提となる参考例1においては、下部に設けた多結晶Siプラグ20と上部の多結晶Siプラグ24との間にストッパ用パッドを設けているので、上部の多結晶Siプラグ24をAlに置換する際に、Alが下部の多結晶Siプラグ20に拡散することがなく、したがって、n型ソース・ドレイン領域17を構成するpn接合が破壊されることがない。
また、ポリシリコン−アルミニウム置換工程に伴う熱処理工程、或いは、他の製造工程において、450℃以上の高温工程が施されたとしても、ストッパ用パッドを構成するコンタクトメタルとしてのTiの拡散は生ずるが、下部の多結晶Siプラグ20の存在によりn型ソース・ドレイン領域17との距離が離れるので、接合破壊に至ることはない。
また、同じ理由によって、Tiとn型ソース・ドレイン領域17のSiとが共晶合金を形成することがなく、共晶合金に伴う不純物の異常偏析が生ずることがないので、コンタクト不良が発生することがなく、それによって、微小ビアホールを低比抵抗化することができると共に、素子の信頼性を高めることができる。
以上を前提として、次に、図2を参照して、本発明の実施例1の工程を説明する。なお、下部の多結晶Siプラグの製造工程までは上述の参考例1と全く同様であるので説明を省略する。
(a)参照
参考例1と同様に導電性を有する多結晶Siプラグ20を形成したのち、コンタクトメタルとなる厚さ10〜100nm、例えば、20nmのTi膜21及びバリアメタルとなる厚さ10〜200nm、例えば、50nmのTiN膜22をスパッタリング法により順次堆積させ、次いで、LPCVD法を用いて厚さ10〜1000nm、例えば、300nmのノン・ドープの多結晶Si層を堆積させたのち、多結晶Siプラグ20上に残存するようにエッチングして、多結晶Siパッド31を形成すると共に、多結晶Si配線層32を形成する。
次いで、再び、CVD法を用いて全面に厚さ0.05〜5.0μm、例えば、0.5μmのSiO膜を堆積させて第2層間絶縁膜23としたのち、多結晶Siパッド31及び多結晶Si配線層32に達するビアホールを設け、次いで、再び、LPCVD法によってノン・ドープの多結晶Si層を堆積させたのち、第2層間絶縁膜23が露出するまでCMP法によって研磨することによって多結晶Siプラグ24,33を形成する。
次いで、スパッタリング法を用いて厚さ0.1〜10μm、例えば、2μmのAl層25と厚さ50nm〜2000nm、例えば、200nmのTi層26を堆積させる。
(b)参照
次いで、窒素雰囲気中で、400〜660℃、例えば、500℃において、1〜48時間、例えば、6時間熱処理を行うことによって多結晶Siプラグ24,33、及び、多結晶Siプラグ24,33に接続する多結晶Siパッド31及び多結晶Si配線層32をAlに置換したのち、再び、CMP法を用いて第2層間絶縁膜23の表面が露出するまで研磨することによってAl置換プラグ27,30、Al置換パッド34、及び、Al置換配線層35を形成する。
この様に、本発明の実施例1においては、配線層の形成工程を用いてAlに対するバリアとなるストッパ用パッドを形成しているので、ストッパ用パッドの形成のためのパターニング工程が不要になり、且つ、後の製造工程に伴う600℃以上の高温熱処理のためにAlを用いることができなかった配線層を、低比抵抗のAlに置換することができるので、半導体装置の動作速度を高速化することができる。
この様な多結晶Si配線層32のAl置換は、本発明者の実験によって明らかになった事項であり、多結晶Si配線層32の全上面を露出させなくとも、多結晶Siプラグ33を接続するだけで、多結晶Siプラグ33の接触部から100μmまでの長さは確実にAl置換することができるものであり、多結晶Siプラグ自体のみのAl置換技術からは予想できない程の相互固相拡散が生じていることが明らかになった。
特に、この実施例1においては、製造工程の途中の段階では、配線層として導電性が非常に低く、従来の配線層としては用いられることのなかったノン・ドープの多結晶Si配線層32を用いるという、従来の半導体装置の製造工程では出現しない構成を採用しており、この様なノン・ドープの多結晶Si配線層32を用いることによりAl置換がより容易になり、多結晶Siプラグ33から離れた位置の多結晶Si配線層のAl置換が可能になるものである。
次に、図を参照して本発明の実施例2の工程を説明する。
なお、図(b)は、図(a)のゲート引出配線層に沿った断面図である。
(a)及び(b)参照
まず、p型シリコン基板11の所定領域に選択酸化によって素子分離酸化膜12を形成したのち、素子分離酸化膜12で囲まれたp型シリコン基板11の露出表面を熱酸化してゲート酸化膜13を形成し、次いで、厚さ10〜300nm、例えば、50nmのノン・ドープ多結晶Si層を堆積させたのち、Pをイオン注入してドープト多結晶Si層36とする。
なお、始めからドープト多結晶Si膜として成膜しても良い。
次いで、コンタクトメタルとなる厚さ10〜100nm、例えば、20nmのTi膜37及びバリアメタルとなる厚さ10〜200nm、例えば、50nmのTiN膜38をスパッタリング法により順次堆積させたのち、再びLPCVD法を用いて厚さ10〜1000nm、例えば、150nmのノン・ドープの多結晶Si層を堆積させ、次いで、全面に、CVD法によって保護膜15となるSiO膜を100nm堆積させたのち、所定パターンにエッチングしてゲート電極及びゲート引出配線層を形成する。
次いで、ゲート電極及び保護膜15をマスクとしてAsをイオン注入してn型ソース・ドレイン領域17を形成し、次いで全面にSiO膜を堆積させ、異方性エッチングを施すことによってサイドウォール16を形成する。
次いで、CVD法によって、全面にエッチング時のストッパ膜となる厚さ10〜100nmのSi膜18を堆積させたのち、CVD法によって全面にSiSi3膜18とエッチング特性の異なる厚さ100〜500nmのSiO膜を堆積させて層間絶縁膜19とし、次いで、Si膜18をエッチングストッパ層として層間絶縁膜19に開口部を形成したのち、開口部に露出するSi膜18を選択的に除去することによってn型ソース・ドレイン領域17に達するビアホールを形成する。
次いで、LPCVD法によって不純物をドープした多結晶Si層を堆積させたのち、第1層間絶縁膜19が露出するまでCMP法によって研磨することによって導電性を有する多結晶Siプラグ20を形成する。
次いで、再び、CVD法を用いて全面に厚さ0.05〜5.0μm、例えば、0.5μmのSiO膜を堆積させて第2層間絶縁膜23としたのち、ゲート引出配線層に達するビアホールを設け、次いで、再び、LPCVD法によってノン・ドープの多結晶Si層を堆積させたのち、第2層間絶縁膜23が露出するまでCMP法によって研磨することによって多結晶Siプラグを形成する。
次いで、スパッタリング法を用いて厚さ0.1〜10μm、例えば、2μmのAl層(図示せず)と厚さ50nm〜2000nm、例えば、200nmのTi層(図示せず)を堆積させたのち、窒素雰囲気中で、400〜660℃、例えば、500℃において、1〜48時間、例えば、6時間熱処理を行うことによって多結晶Siプラグ及びそれに連なるゲート引出電極及びゲート電極を構成する上層のノン・ドープ多結晶Si層をAl置換したのち、再び、CMP法を用いて第2層間絶縁膜23の表面が露出するまで研磨することによってAl置換プラグ39、Al置換配線層40及びAl置換ゲート電極41を形成する。
この様に、本発明の実施例2においては、自己整合工程に伴う高温熱処理のためにAlを用いることができなかったゲート電極及びゲート引出配線層を、低比抵抗のAlに置換することができるので、絶縁ゲート型半導体装置の動作速度を高速化することができる。
この場合、ゲート電極は、ノン・ドープの多結晶Si層/ストッパ/ドープト多結晶Si層36の多層構造であり、Alの拡散はストッパで阻止されるので、Al置換はノン・ドープの多結晶Si層だけであり、ドープト多結晶Si層36はそのままであるので、Vthが変動することがなく、且つ、ゲート酸化膜13及びチャネル領域42にダメージを与えることないので信頼性を損なうことがなく、ゲート電極及びゲート引出配線層の低抵抗化が可能になる。
次に、図を参照して本発明の実施例3の工程を説明する。
なお、図はゲート引出電極に沿った断面図であり、ゲート絶縁膜及びゲート電極の構造以外は上述の実施例2と同様である。
参照
まず、p型シリコン基板11の所定領域に選択酸化によって素子分離酸化膜12を形成したのち、素子分離酸化膜12で囲まれたp型シリコン基板11の露出表面を熱酸化してゲート酸化膜を形成し、次いで、アンモニア雰囲気中で熱処理することによってゲート酸化膜をオキシナイトライド膜43に変換する。
なお、この場合のオキシナイトライド膜43の組成は、表面ほど窒素含有率が高くなっている。
次いで、全面に、厚さ10〜1000nm、例えば、150nmのノン・ドープ多結晶Si層を堆積させたのち、CVD法によって保護膜15となるSiO膜を堆積させ、所定パターンにエッチングしてゲート電極及びゲート引出配線層を形成する。
次いで、ゲート電極及び保護膜15をマスクとしてAsをイオン注入してn型ソース・ドレイン領域(図示せず)を形成したのち、CVD法によって全面にSiO膜を堆積させ、異方性エッチングを施すことによってサイドウォール16を形成する。
次いで、CVD法によって、全面にエッチング時のストッパ膜となる厚さ10〜100nmのSi膜18を堆積させたのち、CVD法によって全面にSi膜18とエッチング特性の異なる厚さ100〜500nmのSiO膜を堆積させて層間絶縁膜19とし、次いで、Si膜18をエッチングストッパ層として層間絶縁膜19に開口部を形成したのち、開口部に露出するSi膜18を選択的に除去することによってn型ソース・ドレイン領域(図示せず)に達するビアホールを形成する。
次いで、LPCVD法によって不純物をドープした多結晶Si層を堆積させたのち、第1層間絶縁膜19が露出するまでCMP法によって研磨することによって導電性を有する多結晶Siプラグ(図示せず)を形成する。
次いで、再び、CVD法を用いて全面に厚さ0.05〜5.0μm、例えば、0.5μmのSiO膜を堆積させて第2層間絶縁膜23としたのち、ゲート引出配線層に達するビアホールを設け、次いで、再び、LPCVD法によってノン・ドープの多結晶Si層を堆積させたのち、第2層間絶縁膜23が露出するまでCMP法によって研磨することによって多結晶Siプラグを形成する。
次いで、スパッタリング法を用いて厚さ0.1〜10μm、例えば、2μmのAl層(図示せず)と厚さ50nm〜2000nm、例えば、200nmのTi層(図示せず)を堆積させたのち、窒素雰囲気中で、400〜660℃、例えば、500℃において、1〜48時間、例えば、6時間熱処理を行うことによって多結晶Siプラグ及びそれに連なるゲート引出電極及びゲート電極を構成するノン・ドープ多結晶Si層をAl置換したのち、再び、CMP法を用いて第2層間絶縁膜23の表面が露出するまで研磨することによってAl置換プラグ39及びAl置換配線層44を形成する。
この様に、本発明の実施例3においては、ゲート絶縁膜としてAlの拡散係数の小さなオキシナイトライド膜43を用いているため、実施例2と同様に、自己整合工程に伴う高温熱処理のためにAlを用いることができなかったゲート電極及びゲート引出配線層を、低比抵抗のAlに置換することができるので、絶縁ゲート型半導体装置の動作速度を高速化することができる。
特に、この実施例3においては、ゲート電極及びゲート引出配線層全体をAl置換しているので、nチャネル型IGFET及びpチャネル型IGFETの何方のゲート電極としても使用できるため、製造工定数の大幅な短縮が可能になる。
即ち、従来のSiゲートIGFETの場合には、短チャネル効果やホットキャリア効果の抑制に効果があると言われるサーフェイスチャネル型のIGFETを構成するためには、pチャネル型IGFETに対してはp型Siゲート電極を設け、nチャネル型IGFETに対してはn型Siゲート電極を設けるという作り分けが必要であったが、Al置換した場合にはその必要がなく、且つ、CMOS(相補型MOSFET)においては、p型Siゲート電極とn型Siゲート電極との接続部に形成されるダイオードを、Al置換によって消滅させることができる。
また、この実施例3においては、ゲート電極を構成する際に、Ti膜及びTiN膜とからなるストッパが不必要になるため、その分製造工程の短縮が可能になり、且つ、ゲート構造体に起因する段差を小さくできるので、表面の平坦化が容易になり、且つ、その分下部の多結晶Siプラグの高さを低くすることができるので、寄生容量を低減することができる。
次に、図を参照して、本発明の実施例4の工程を説明する。
(a)参照
部プラグとなる多結晶Siプラグ24を形成したのち、スパッタリング法を用いて厚さ0.1〜10μm、例えば、2μmのAl層25と厚さ50nm〜2000nm、例えば、200nmのTi層26を堆積させる。
(b)参照
次いで、窒素雰囲気中で、400〜660℃、例えば、500℃において、1〜48時間、例えば、6時間熱処理を行うことによって多結晶Siプラグ24をAlに置換したのち、再び、CMP法を用いてAl層25が0.1〜2.0μm、例えば、0.7μmの厚さになるまで研磨する。
次いで、通常のフォトエッチング工程を用いて、残存するAl層25をレジストマスク(図示せず)をマスクとして所定パターンにエッチングすることによってAl置換プラグ27に接続するAl配線層46を含む配線層を形成する。
この様に、本発明の実施例4においては、Al置換のためのAl層25を利用して配線層を形成しているので、配線層の成膜工程が不要になり、製造工定数の短縮が可能になる。
また、この実施例4においては、Al置換工程において、置換されたSiがAl層25に混入し、Al層25におけるSi含有量は0.1〜5%程度となり、エレクトロマイグレーション耐性が向上することになるので、配線層として好適なものとなる。
なお、置換されたAl置換プラグ27におけるSi含有量も同様に0.1〜5%程度となる。
この場合のSi含有量は、熱処理温度、熱処理時間、及び、置換部分の絶対量に依存するものであり、最終的なSi含有量がSi置換領域の末端部でも0.1〜50%になるように、置換部分の絶対量に応じて熱処理時間等を設定すれば良い。
また、この実施例4の技術思想は、上述の実施例1にも適用されるものであり、W配線層29に代わりにノン・ドープの多結晶Si配線層を設け、この多結晶Si配線層に達する多結晶Siプラグを多結晶Siプラグ24と同時に形成して、多結晶Siプラグ24のAl置換と同時に多結晶Si配線層をAl置換しても良いものである。
次に、図を参照して、本発明の実施例5の工程を説明する。
なお、多結晶Siプラグ24の形成工程までは、上述の実施例4と同様であるので途中の製造工程の説明は省略する。
(a)参照
上述の実施例4と同様に、上部プラグとなる多結晶Siプラグ24を形成したのち、CVD法を用いて全面に厚さ0.05〜5μm、例えば、0.5μmのSiO膜47を堆積させ、通常のフォトエッチング工程を用いてSiO膜47をエッチングすることによって、少なくとも多結晶Siプラグ24が露出する配線層用溝48を形成したのち、スパッタリング法を用いて厚さ0.1〜10μm、例えば、2μmのAl層25と厚さ50nm〜2000nm、例えば、200nmのTi層26を堆積させる。
(b)参照
次いで、窒素雰囲気中で、400〜660℃、例えば、500℃において、1〜48時間、例えば、6時間熱処理を行うことによって多結晶Siプラグ24をAlに置換したのち、再び、CMP法を用いてSiO膜47の表面が露出するまでAl層25を研磨することによって、配線層用溝48に埋め込まれたAl配線層46を形成する。
この様に、本発明の実施例5においては、SiO膜47の成膜工程は増えるものの、配線層の成膜工程が不要になり、且つ、配線層を被覆する絶縁膜の成膜工程及び絶縁膜の平坦化工程が不要になるので、全体の工程を考えると、上述の実施例4に比べて、配線層の成膜工程及び平坦化工程の2工程を短縮することができる。
また、この実施例5においては、Al配線層46の膜厚は、SiO膜47の成膜精度によって決定されるため、CMPの研磨精度で決定される実施例4に比べて精度良く均一な厚さにすることができる。
なお、この実施例5においても、Al置換工程において、置換されたSiがAl層25に混入し、Al層25におけるSi含有量は0.1〜5%程度となり、エレクトロマイグレーション耐性が向上することになるので、配線層として好適なものとなる。
また、この実施例5の技術思想も、上述の実施例1にも適用されるものであり、W配線層29に代わりにノン・ドープの多結晶Si配線層を設け、この多結晶Si配線層に達する多結晶Siプラグを多結晶Siプラグ24と同時に形成して、多結晶Siプラグ24のAl置換と同時に多結晶Si配線層をAl置換しても良いものである。
次に、図を参照して、本発明の実施例6の工程を説明する。
(a)参照
まず、半導体基板に設けたn型領域51を囲む素子分離酸化膜52を設けたのち、LPCVD法を用いて、全面に厚さ10〜200nm、例えば、50nmのノン・ドープの多結晶Si層を堆積させたのち、Bをイオン注入することによってドープト多結晶Si層53に変換する。
次いで、全面に、コンタクトメタルとなる厚さ10〜100nm、例えば、20nmのTi膜54及びバリアメタルとなる厚さ10〜200nm、例えば、50nmのTiN膜55をスパッタリング法により順次堆積させたのち、再びLPCVD法を用いて厚さ10〜1000nm、例えば、100nmのノン・ドープの多結晶Si層56を堆積させ、次いで、ベース電極の外周を決定するように所定パターンにエッチングする。
次いで、CVD法を用いて厚さ、0.05〜5μm、例えば、0.5μmのSiO膜を堆積して第1層間絶縁膜57としたのち、内部ベース領域を画定するためのn型領域51に達する開口を形成、次いで、熱処理を施すことによって、ドープト多結晶Si層53からBを拡散してp型の外部ベース領域58を形成する。
次いで、開口部にBを低加速エネルギーでイオン注入し、熱処理を施すことによって内部ベース領域59を形成したのち、CVD法によって全面にSiO膜を堆積させ、異方性エッチングを施すことによって、開口部の側壁にサイドウォール60を形成する。
次いで、LPCVD法を用いて、全面に厚さ10〜500nm、例えば、50nmのノン・ドープの多結晶Si層を堆積させたのち、Asをイオン注入することによってドープト多結晶Si層61に変換する。
次いで、全面に、コンタクトメタルとなる厚さ10〜100nm、例えば、20nmのTi膜62及びバリアメタルとなる厚さ10〜200nm、例えば、50nmのTiN膜63をスパッタリング法により順次堆積させたのち、再びLPCVD法を用いて厚さ10〜1000nm、例えば、100nmのノン・ドープの多結晶Si層64を堆積させる。
次いで、エミッタ電極の外周部を画定するようにエッチングしたのち、CVD法によって全面にSiO膜を堆積させ、異方性エッチングを施すことによって、エミッタ電極の側壁にサイドウォール65を形成し、熱処理を施すことによってドープト多結晶Si層61からAsを拡散させることによってn+ 型のエミッタ領域66を形成する。
次いで、CVD法を用いて、全面に厚さ、0.05〜5μm、例えば、0.5μmのSiO膜を堆積して第2層間絶縁膜67としたのち、多結晶Si層56及び多結晶Si層64に達するビアホールを形成し、次いで、全面にノン・ドープの多結晶Si層を堆積させたのち、CMP法を用いて第2層間絶縁膜67の表面が露出するまで研磨することによって多結晶Siプラグ68,69を形成し、次いで、スパッタリング法を用いて厚さ0.1〜10μm、例えば、2μmのAl層70と厚さ50〜2000nm、例えば、200nmのTi層71を堆積させる。
(b)参照
次いで、窒素雰囲気中で、400〜660℃、例えば、500℃において、1〜48時間、例えば、6時間熱処理を行うことによって多結晶Siプラグ68,69及びそれらに連なる多結晶Si層56,64をAlに置換したのち、再び、CMP法を用いて第2層間絶縁膜67の表面が露出するまで研磨することによって、Al置換プラグ72,73及びAl置換プラグに連なるAl置換ベース電極74及びAl置換エミッタ電極75を形成する。
この様に、本発明の実施例6においては、電極が固相拡散源を兼ねており、高温処理工程を伴うためAlの使用が不可能であった自己整合型バイポーラトランジスタのベース電極及びエミッタ電極を置換Al層によって構成することができるので、バイポーラトランジスタの動作速度を向上することができ、且つ、低消費電力化が可能になる。
なお、この場合、エミッタ電極及びベース電極の両方をAl置換する必要は必ずしもなく、何方か一方のみをAl置換しても良いものである。
次に、図8乃至図10を参照して、本発明の実施例7の工程を説明する。
参照
は、DRAMのメモリセル領域の概略的平面図であり、まず、素子分離酸化膜137で囲まれたシリコン基板の露出表面に、ゲート絶縁膜を介して設けたドープト多結晶Si層からなるワード線131をマスクとしてイオン注入することによって、ソース・ドレイン領域133を形成する。
次いで、第1層間絶縁膜を設けたのち、ソース・ドレイン領域133のコンタクト部134に達するビアホールを設け、このビアホール内にドープト多結晶Siからなる下部プラグ135を形成し、次いで、コンタクトメタルとなる厚さ10〜100nm、例えば、20nmのTi膜(図示せず)、次いで、バリアメタルとなる厚さ10〜200nm、例えば、50nmのTiN膜(図示せず)をスパッタリング法により順次堆積させたのち、全面にノン・ドープの多結晶Si層を堆積させ、パターニングすることによって各下部プラグと接続するビット線132を形成する。
次いで、第2層間絶縁膜を設けたのち、ビット線132に達するビアホールを形成し、このビアホールを多結晶Siからなる上部プラグ136で埋め込んだのち、全面にスパッタリング法を用いて厚さ0.1〜10μm、例えば、2μmのAl層(図示せず)と厚さ50〜2000nm、例えば、200nmのTi層(図示せず)を堆積させ、次いで、窒素雰囲気中で、400〜660℃、例えば、500℃において、1〜48時間、例えば、6時間熱処理を行うことによって上部プラグ136及びそれに連なるビット線132をAl置換したのち、CMP法を用いて第2層間絶縁膜の表面が露出するまで研磨する。
(a)参照
なお、下部プラグ135をAl置換する場合には、図に示すように、ビアホール139の表面にコンタクトメタルとなる厚さ10〜100nm、例えば、20nmのTi膜140及びバリアメタルとなる厚さ10〜200nm、例えば、50nmのTiN膜141を設け、ビット線132と同時に下部プラグ135を設ければ良いが、この場合には、低温におけるAl置換処理が必要になる。
(b)参照
た、下部プラグ135をAl置換しない場合には、実施例1のように、ビット線132自体を、コンタクトメタルとなる厚さ10〜100nm、例えば、20nmのTi膜140及びバリアメタルとなる厚さ10〜200nm、例えば、50nmのTiN膜141からなるストッパを介して堆積させた、厚さ10〜1000nm、例えば、300nmのノン・ドープの多結晶Si層142で構成すれば良い。
また、ワード線131のみ、或いは、ワード線131とビット線132の両方をAl置換する場合には、ワード線131のAl置換に際しては、ワード線131或いはゲート絶縁膜を上述の実施例2または実施例3と同様にして、ワード線131に対しても上部プラグを設け、ワード線131のAl置換を行えば良い。
また、図においては、説明を簡単にするためにキャパシタを構成する蓄積電極及び、蓄積電極とソース・ドレイン領域133とを接続するプラグは図示していないが、プラグを下部プラグと上部プラグとで構成し、両者の間にストッパ用パッドを設けることによって、ビット線132等のAl置換と同時に蓄積電極及び上部プラグをAl置換しても良いものである。
10(a)参照
10(a)は、DRAMの周辺回路構成するIGFETを概略的に示すものであり、Al置換したくないゲート電極143及び下部プラグ135に対しては、ソース・ドレイン領域133及びゲートコンタクト領域144において、導電性を有する下部パッド135上に座蒲団状のストッパ用パッド145を介して上部パッド136を設け、上部パッド136のみをAl置換すれば良い。
10(b)参照
10(b)は、ビット線132の一部を用いた抵抗体の概略的構成を示すもので、ノン・ドープ多結晶Si層或いはドープト多結晶Si層からなる抵抗体の両端部のコンタクト領域146に導電性を有する下部プラグ135を設けたのち、座蒲団状のストッパ用パッド145を介して上部パッド136を設け、上部パッド136のみをAl置換すれば良い。
この様に、本発明の実施例7においては、少なくとも、ビット線132或いはワード線131の一方をAl置換しているので、DRAMの高速動作が可能になり、また、従来、多結晶Siからなるビット線或いはワード線の高抵抗性に伴う信号遅延を回避するために設けていた、裏打ちコンタクトが不要になる。
この様なビット線132或いはワード線131のAl置換は、集積度が向上するほど有効になるものである。
即ち、Al置換の距離は大凡100μm程度であるが、集積度が向上すると、配線層の幅が狭くなるだけではなく、一つの連続した配線層の長さも短くなり、例えば、DRAMでは、1つ1つのセルが小さくなる結果、ビット線132やワード線131の長さも短くなるので、この様なAl置換によるビット線132或いはワード線131の低抵抗化は、256MbitDRAM以降になって始めて可能になるものである。
それ以前の世代のDRAMでは、ビット線132やワード線131の長さがあまりに長すぎて不可能であり、世代の進行、微細化の進行によって始めて可能になったものである。
また、ビット線132或いはワード線131の低抵抗化に伴って、ビット線132或いはワード線131の厚さを薄くすることができ、それによって隣接するビット線132間或いはワード線131間の寄生容量を低減することができる。
さらに、ビット線132或いはワード線131の低抵抗化に伴って、一本のビット線132或いはワード線131に接続することのできるセルの数を増やすことができるので、DRAM等のメモリ装置の集積度を向上することができる。
また、抵抗素子等のAl置換が不所望な部分には、ストッパ用パッドを設けておくことによって、Alが拡散していかないので、任意の特性の回路素子をストッパ用パッドによって作り分けることができる。
以上、本発明の各実施例を説明してきたが、本発明は各種の変更が可能であり、例えば、置換用のAl層25,70上に設けるTi層26,71は必ずしも必要なものではない。
また、上記各実施例における多結晶Siプラグ20,24等は、層間絶縁膜にビアホールを形成したのち、多結晶シリコン膜を堆積させ、CMP法で除去することによりビアホールに埋め込まれたプラグを形成しているが、多結晶シリコン膜を円柱状にパターニングして、その周囲を絶縁膜で埋め込んでも良いものであり、本願明細書における「プラグ」は両方の電極を意味する。
また、プラグを形成する工程、及び、Al層を除去する工程において、CMP法を用いているが、CMP法に限られるものではなく、ドライ・エッチングによるエッチバックを用いても良いものである。
また、上記の実施例1乃至実施例5においては、説明を簡単にするために、単一構造のソース・ドレイン領域としているが、LDD(Lightly Doped Drain)構造を採用しても良いものであり、その場合には、ゲート電極及び保護膜をマスクとしてイオン注入することによってLDD領域を形成したのち、サイドウォールをマスクとしてイオン注入することによってソース・ドレイン領域を形成すれば良い。
また、上記の実施例2、実施例4及び実施例5においては、下部の多結晶Siプラグ20に接するように、Ti膜及びTiN膜からなるストッパ用パッドを設けているが、多結晶Siプラグ20の表面が予めシリサイド化されている場合には、コンタクトメタルとしてのTi膜21は必要ではない。
また、上記の各実施例の説明においては、コンタクトメタルとしてTiを用いているが、Tiに限られるものではなく、W、Co、Ni、Ta、或いは、Tiを含めたこれらのシリサイドを用いることができる。
また、バリアメタルはTiNに限られるものではなく、Alの拡散を防止できる導電性膜であれば何でも良く、例えば、TaN、WN、或いは、SiC等を用いることができる。
また、本発明の各実施例においては、Al置換を行う多結晶Si層は殆どノン・ドープ層であるが、ドープト多結晶Si層をAl置換しても良いものである。
また、本発明の各実施例においては、低比抵抗特性及び汎用性等を考慮して、置換用金属としてはAlを用いているが、Cu、Ag、Ru、Pt等を用いても良いものであり、Cuを用いた場合には、Al配線層より低比抵抗でエレクトロマイグレーション耐性の大きな配線層を形成することができる。
また、本発明の各実施例の説明においては、置換される領域を多結晶シリコンで構成しているが、多結晶シリコンに限られるものではなく、微結晶シリコン、或いは、アモルファスシリコンでも良く、場合によっては、単結晶シリコンでも良い。
また、本発明の各実施例の説明においては、浅い拡散領域等を形成するために、イオン注入等によりAsを多結晶Si層にドープしているが、Pを用いても良いものであり、且つ、導電型を反転させる場合にはBをドープすれば良く、また、保護膜としてはSiO膜を用いているがSiを用いても良いものである。
また、本発明の各実施例の説明においては、多結晶シリコン以外の導電体膜をスパッタリング法で堆積させているが、スパッタリング法に限られるものではなく、CVD法或いは蒸着法を用いても良いものである。
また、本発明の各実施例の説明においては、nチャネル型IGFET或いはnpnトランジスタで説明しているが、pチャネル型IGFET或いはpnpトランジスタにも適用されることは言うまでもない。
また、本発明のPAS技術は、各実施例におけるコンタクトプラグ以外に、各種のコンタクトプラグやキャパシタプラグにも適用されるものである。
本発明の前提となる参考例1の工程の説明図である。 本発明の実施例1の工程の説明図である。 本発明の実施例2の説明図である。 本発明の実施例3の説明図である。 本発明の実施例4の工程の説明図である。 本発明の実施例5の工程の説明図である。 本発明の実施例6の工程の説明図である。 本発明の実施例7の説明図である。 本発明の実施例7の変形例の説明図である。 本発明の実施例7の周辺回路部の説明図である。 従来のPAS工程の説明図である。 従来のPAS技術の応用例の説明図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 ゲート絶縁膜
3 ゲート電極
4 ソース・ドレイン領域
5 下部プラグ
6 ストッパ
7 上部プラグ
8 置換用金属
9 シリコン吸収材層
10 金属置換プラグ
11 p型シリコン基板
12 素子分離酸化膜
13 ゲート酸化膜
14 ゲート電極
15 保護膜
16 サイドウォール
17 n型ソース・ドレイン領域
18 Si
19 第1層間絶縁膜
20 多結晶Siプラグ
21 Ti膜
22 TiN膜
23 第2層間絶縁膜
24 多結晶Siプラグ
25 Al層
26 Ti層
27 Al置換プラグ
28 Wパッド
29 W配線層
30 Al置換プラグ
31 多結晶Siパッド
32 多結晶Si配線層
33 多結晶Siプラグ
34 Al置換パッド
35 Al置換配線層
36 ドープト多結晶Si層
37 Ti膜
38 TiN膜
39 Al置換プラグ
40 Al置換配線層
41 Al置換ゲート電極
42 チャネル領域
43 オキシナイトライド膜
44 Al置換配線層
45 多結晶Si配線層
46 Al配線層
47 SiO
48 配線層用溝
51 n型領域
52 素子分離酸化膜
53 ドープト多結晶Si層
54 Ti膜
55 TiN膜
56 多結晶Si層
57 第1層間絶縁膜
58 外部ベース領域
59 内部ベース領域
60 サイドウォール
61 ドープト多結晶Si層
62 Ti膜
63 TiN膜
64 多結晶Si層
65 サイドウォール
66 エミッタ領域
67 第2層間絶縁膜
68 多結晶Siプラグ
69 多結晶Siプラグ
70 Al層
71 Ti層
72 Al置換プラグ
73 Al置換プラグ
74 Al置換ベース電極
75 Al置換エミッタ電極
131 ワード線
132 ビット線
133 ソース・ドレイン領域
134 コンタクト部
135 下部プラグ
136 上部プラグ
137 素子分離酸化膜
138 第1層間絶縁膜
139 ビアホール
140 Ti膜
141 TiN膜
142 多結晶Si層
143 ゲート電極
144 ゲートコンタクト領域
145 ストッパ用パッド
146 コンタクト領域
201 シリコン基板
202 SiO
203 コンタクトホール
204 多結晶Si層
205 多結晶Siプラグ
206 Al層
207 Al置換プラグ
211 p型シリコン基板
212 素子分離酸化膜
213 ゲート酸化膜
214 ゲート電極
215 保護膜
216 サイドウォール
217 n型ソース・ドレイン領域
218 Si
219 層間絶縁膜
220 Ti膜
221 TiN膜
222 多結晶Siプラグ
223 Al層
224 Ti層
225 Al置換プラグ

Claims (2)

  1. 多結晶シリコン層で構成された配線層を、400℃以上の熱処理工程を経たのち、多結晶シリコンプラグを介してAlからなる置換用金属で置換することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 上記多結晶シリコン層で構成された配線層がダイナミック・ランダム・アクセス・メモリのビット線又はワード線であるとともに、前記ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリの周辺回路を構成する回路素子のプラグ或いは配線層の内、非置換部分における置換用金属の進入部分にストッパ用パッドを設けることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
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