JP4247152B2 - グローブボックス及びその製造方法 - Google Patents
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Description
さらに、アウター部材とインナー部材とが別部材として構成されているため、インナー部材に設けられる内壁部と第2側壁部との間を車両前方側又は車両側方側へ凹ませることにより、突部を容易に形成することができる。これにより、グローブボックスを1つの部材で構成した場合と比べ、ボックス部の第1側壁と第2側壁との間に突部を形成することが容易となる。又、インナー部材の内壁部と第2側壁部との間に設けられた凹みをアウター部材により隠蔽することができる。これにより、グローブボックスの外観品質を向上させることができる。
図1に示すように、車両のインストルメントパネル10において、助手席の前方にはグローブボックス11が設けられている。グローブボックス11は、上方が開口した略箱状のボックス部13を備えている。図2に示すように、ボックス部13は、1つの底壁15、第1側壁16、一対の第2側壁17,18、第3側壁19を備えている。第1側壁16は横長な長方形を有し、第2側壁17,18は、第1側壁16の両側部から車両前方へ延びるように設けられている。又、底壁15は、第1側壁16の下端部から車両前方へ延びるように設けられている。そして、第3側壁19は、第2側壁17,18の前端部と、底壁15の前端部とを繋ぐように設けられている。これら底壁15、第1側壁16、一対の第2側壁17,18、第3側壁19により包囲された空間が、ボックス部13が備える収納空間として形成されている。前記収納空間には、車検証ケースやマニュアル等の小物が収納可能な大小の収納部20a,20bが区画形成されている。
図2〜図5に示すように、ボックス部13の中央側側壁17には突部30が突設されている。この突部30は、グローブボックス11を構成するインナー部材23に設けられた内壁部26と中央側側壁17との間を車両前方側へ凹ませることにより形成されている。このため、突部30は、その内側が中空構造となっている。尚、本実施形態において、突部30は、図6〜図11に示すように、ボックス部13の中央側側壁17にのみ設けられている。この場合、突部30が設けられたボックス部13の中央側側壁17は、グローブボックス11のボックス部13がインストルメントパネル10の外側に配置されたとき、運転席近い側、即ち車室内の乗員から見易い位置となっている(図1参照)。
このグローブボックス11を製造する際には、予め別工程で成形されたアウター部材22と、インナー部材23とを準備する。前記両部材22,23は、ポリプロピレン(PP)樹脂やアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂等からなる合成樹脂により射出成形することにより形成される。このとき、アウター部材22、インナー部材23は、それぞれ専用の射出成形用金型を用いて成形される。
・一般に、グローブボックス11においては、ボックス部13の第1側壁16と、第1側壁16の両側部から車両前方に延設された第2側壁17,18との境界部が、外部から力が加えられたときに応力が最も集中し易く、最も破損し易い部位となっている。この場合、第1側壁16と中央側側壁17との境界部に突部30を設けることによって、ボックス部13の第1側壁16と中央側側壁17との境界部に応力が集中するのを抑制することができる。これにより、グローブボックス11におけるカバー部25の剛性を高めることができる。このため、車室内の温度上昇や収納物の重量等の影響によって、略平板状をなすカバー部25に反りや変形等が生じるのを防止することができる。
(変形例)
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・突部30を、ボックス部13の上端部のみ、下端部のみ、又は中央部のみに設けてもよい。
さらに、実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
Claims (4)
- 車両のインストルメントパネルに配置される箱状のボックス部を備えたグローブボックスであって、
前記ボックス部は前記インストルメントパネルの外面に配置される第1側壁と、該第1側壁の側部から車両前方に延びる第2側壁とを備えるとともに、アウター部材とインナー部材とが組み付けられることにより形成され、
前記アウター部材には前記第1側壁の外側面を構成するカバー部が設けられ、前記インナー部材には前記第1側壁の内側面を構成する内壁部、前記第2側壁及び突部が設けられ、
前記突部は、前記内壁部と前記第2側壁との間に設けられているとともに、前記内壁部と前記第2側壁との間を車両前方側又は車両側方側へ凹ませることにより形成されていることを特徴とするグローブボックス。 - 前記突部は、前記ボックス部の第2側壁から斜状に延設された第1の壁と、この第1の壁から前記カバー部側に延設された第2の壁とを備えるとともに、前記第2の壁の壁面が、前記ボックス部の上端から中央部にかけて前記カバー部の幅方向端面と並行な位置関係を保つように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のグローブボックス。
- 前記突部は前記第1側壁と前記第2側壁との境界に沿って延びるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のグローブボックス。
- 車両のインストルメントパネルに配置される箱状のボックス部を備えたグローブボックスの製造方法であって、
前記インストルメントパネルの外面に配置される第1側壁の外側面を構成するカバー部が設けられたアウター部材を形成し、
前記第1側壁の内側面を構成する内壁部、該第1側壁の側部から車両前方に延びる第2側壁及び前記第1側壁と前記第2側壁との間に設けられた突部を備えたインナー部材を形成し、
前記インナー部材を形成する際に前記内壁部と前記第2側壁との間を車両前方側又は車両側方側へ凹ませることにより前記突部を形成し、
前記アウター部材の裏面に前記インナー部材を組み付けることを特徴とするグローブボックスの製造方法。
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