JP4247152B2 - グローブボックス及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のインストルメントパネルに設けられるグローブボックスに関するものである。
一般に、自動車のインストルメントパネルには、グローブボックスが設けられている。この種のグローブボックスとして、車検証ケースやマニュアル等の小物を収納可能なボックス部と、インストルメントパネルの外面に配置されるカバー部とが一体化されたグローブボックスが提案されている(例えば、特許文献1、2参照。)。特許文献1では、グローブボックスはアウターリッドとインナーボックスとを組付けてなり、インナーボックスに設けられたボックスの側壁とアウターリッドとの間に中空フランジが形成されている。又、特許文献2では、グローブボックスにおいて、カバー部の幅方向両端部には、ボックス部の内側に開口した断面コ字状のフランジ部が形成されている。
特開平11−172976号公報 特開平10−100798号公報
ところが、上記構成によると、車室内の温度上昇や収納物の重量等の影響によって、略平板状に形成されたカバー部に反りや変形等が生じ易いという問題があった。このような反りや変形等が生じるのを防止するために、カバー部の剛性を高めることが求められていた。又、射出成形用金型には、一般に、型抜きを容易にするため、型抜き方向に対し勾配(テーパ)が形成されている。この型抜き勾配によって、グローブボックスのボックス部は、その底部から開口部に向うに従い広がるように形成されている。このため、グローブボックスを開口させる際に、インストルメントパネル外に露出されるカバー部裏面側の見栄えが良くないという問題があった。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、剛性を高めることができると共に、グローブボックスを開口させる際の見栄えを向上させることが容易なグローブボックス及びその製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、車両のインストルメントパネルに配置される箱状のボックス部を備えたグローブボックスであって、前記ボックス部は前記インストルメントパネルの外面に配置される第1側壁と、該第1側壁の側部から車両前方に延びる第2側壁とを備えるとともに、アウター部材とインナー部材とが組み付けられることにより形成され、前記アウター部材には前記第1側壁の外側面を構成するカバー部が設けられ、前記インナー部材には前記第1側壁の内側面を構成する内壁部、前記第2側壁及び突部が設けられ、前記突部は、前記内壁部と前記第2側壁との間に設けられているとともに、前記内壁部と前記第2側壁との間を車両前方側又は車両側方側へ凹ませることにより形成されていることをその要旨とする。
この構成によれば、外部から力が加えられたときに、応力が最も集中し易く、しかも破損し易い部位であるボックス部の第1側壁と第2側壁との間に突部を設けることによって、前記部位に応力が集中するのを抑制することができる。又、製造上の問題によって、ボックス部の第2側壁をテーパ形状とせざるを得ない場合、第1側壁と第2側壁との間に突部を設けることで、無味乾燥な第1側壁の裏面側の外観を際立たせることができる。これにより、グローブボックスを開口させる際に、インストルメントパネルの外側に露出される第1側壁裏面側の外観品質の向上を図ることができる。
さらに、アウター部材とインナー部材とが別部材として構成されているため、インナー部材に設けられる内壁部と第2側壁部との間を車両前方側又は車両側方側へ凹ませることにより、突部を容易に形成することができる。これにより、グローブボックスを1つの部材で構成した場合と比べ、ボックス部の第1側壁と第2側壁との間に突部を形成することが容易となる。又、インナー部材の内壁部と第2側壁部との間に設けられた凹みをアウター部材により隠蔽することができる。これにより、グローブボックスの外観品質を向上させることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記突部は、前記ボックス部の第2側壁から斜状に延設された第1の壁と、この第1の壁から前記カバー部側に延設された第2の壁とを備えるとともに、前記第2の壁の壁面が、前記ボックス部の上端から中央部にかけて前記カバー部の幅方向端面と並行な位置関係を保つように配置されていることをその要旨とする。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明において、前記突部は前記第1側壁と前記第2側壁との境界に沿って延びるように形成されていることをその要旨とする。
この構成によれば、突部を、第1側壁と第2側壁との境界に沿って延びるように形成することによって、無味乾燥なカバー部裏面側の外観をより一層際立たせることができる。これにより、グローブボックスを開口させる際に、インストルメントパネルの外側に露出されるカバー部裏面側の外観品質をより一層向上させることができる。
請求項4に記載の発明では、車両のインストルメントパネルに配置される箱状のボックス部を備えたグローブボックスの製造方法であって、前記インストルメントパネルの外面に配置される第1側壁の外側面を構成するカバー部が設けられたアウター部材を形成し、前記第1側壁の内側面を構成する内壁部、該第1側壁の側部から車両前方に延びる第2側壁及び前記第1側壁と前記第2側壁との間に設けられた突部を備えたインナー部材を形成し、前記インナー部材を形成する際に前記内壁部と前記第2側壁との間を車両前方側又は車両側方側へ凹ませることにより前記突部を形成し、前記アウター部材の裏面に前記インナー部材を組み付けることをその要旨とする。
この構成によれば、外部から力が加えられたときに、応力が最も集中し易く、しかも破損し易い部位であるボックス部の第1側壁と第2側壁との間に突部を設けることによって、ボックス部とカバー部との境界部に応力が集中するのを抑制することができる。又、アウター部材とインナー部材とが別部材として構成されているため、インナー部材に設けられる内壁部と第2側壁部との間を車両前方側又は車両側方側へ凹ませることにより、突部を容易に形成することができる。これにより、グローブボックスを1つの部材で構成した場合と比べ、ボックス部の第1側壁と第2側壁との間に突部を形成することが容易となる。更には、インナー部材の内壁部と第2側壁部との間に設けられた凹みをアウター部材により隠蔽することができる。これにより、グローブボックスの外観品質を向上させることができる。
本発明によれば、剛性を高めることができると共に、グローブボックスを開口させる際の見栄えを向上させることが容易なグローブボックス及びその製造方法を提供することができる。
以下、本発明のグローブボックスを具体化した一実施形態について説明する。
図1に示すように、車両のインストルメントパネル10において、助手席の前方にはグローブボックス11が設けられている。グローブボックス11は、上方が開口した略箱状のボックス部13を備えている。図2に示すように、ボックス部13は、1つの底壁15、第1側壁16、一対の第2側壁17,18、第3側壁19を備えている。第1側壁16は横長な長方形を有し、第2側壁17,18は、第1側壁16の両側部から車両前方へ延びるように設けられている。又、底壁15は、第1側壁16の下端部から車両前方へ延びるように設けられている。そして、第3側壁19は、第2側壁17,18の前端部と、底壁15の前端部とを繋ぐように設けられている。これら底壁15、第1側壁16、一対の第2側壁17,18、第3側壁19により包囲された空間が、ボックス部13が備える収納空間として形成されている。前記収納空間には、車検証ケースやマニュアル等の小物が収納可能な大小の収納部20a,20bが区画形成されている。
図3に示すように、上記のように構成されたボックス部13は、アウター部材22とインナー部材23とを一体に組付けることにより形成されている。アウター部材22、インナー部材23はいずれも合成樹脂からなり、公知の射出成形により形成されている。アウター部材22は、インストルメントパネル10の外面(意匠面10a)に配置されるカバー部25を有している。このカバー部25は、ボックス部13の第1側壁16の外側面として形成されている。又、インナー部材23は、ボックス部13の第1側壁16の内側面を構成する内壁部26を有している。この内壁部26には、底壁15、一対の第2側壁17,18、第3側壁19が一体形成されている。そして、第1側壁16と一方の第2側壁17との間には突部30が形成されている。ここで、前記両第2側壁17,18のうち、運転席側に配置されるものを中央側側壁17とし、助手席側に配置されるものを側方側側壁18として以下に記載する。
図2に示すように、第1側壁16の幅方向両端部には、カバー部25の上端から下端にかけてフランジ部33が形成されている。フランジ部33は、図4及び図5に示すように、アウター部材22の幅方向端部とインナー部材23の幅方向端部とが組み付けられることにより形成されている。フランジ部33は断面コ字状を有しており、その内側がカバー部25の上端から下端にかけて中空構造となっている。フランジ部33は、ボックス部13をインストルメントパネル10内に収容したときに、同インストルメントパネル10の開口部14(図1参照)の内側縁に設けられた段差部14aと対応する位置に配置される。段差部14aは、インストルメントパネル10の意匠面10aに対し、フランジ部33の厚みと同等の深さで凹設されている。
又、ボックス部13の底壁15には、支持孔34aを備えた支持部34が車両幅方向の両端部に2個ずつ突設されている。各支持部34の支持孔34aには、両端部がインストルメントパネル10の開口部14(図1参照)の内側壁に固定された支持軸35が挿入支持されている。グローブボックス11は、前記支持軸35を介して、インストルメントパネル10の開口部14に対し回動可能に取付けられている。このため、グローブボックス11は、ボックス部13がインストルメントパネル10の内側に収容される収容位置と、同ボックス部13がインストルメントパネル10の外側(車室内)に配置される使用位置とを取り得るように構成されている。
次に、本実施形態のグローブボックス11の要部について説明する。
図2〜図5に示すように、ボックス部13の中央側側壁17には突部30が突設されている。この突部30は、グローブボックス11を構成するインナー部材23に設けられた内壁部26と中央側側壁17との間を車両前方側へ凹ませることにより形成されている。このため、突部30は、その内側が中空構造となっている。尚、本実施形態において、突部30は、図6〜図11に示すように、ボックス部13の中央側側壁17にのみ設けられている。この場合、突部30が設けられたボックス部13の中央側側壁17は、グローブボックス11のボックス部13がインストルメントパネル10の外側に配置されたとき、運転席近い側、即ち車室内の乗員から見易い位置となっている(図1参照)。
突部30は、ボックス部13の中央側側壁17から斜状に延設された第1の壁30aと、この第1の壁30aからカバー部25側(車両前方側)に延設された第2の壁30bとにより構成されている。第2の壁30bはテーパ形状を有しており、第1の壁30aからカバー部25に向かうに従い、同カバー部25の幅方向端面25aに接近するように配置されている。
突部30は、ボックス部13の第1側壁16と中央側側壁17との境界部に設けられている。突部30は、第1側壁16と中央側側壁17との境界に沿って、ボックス部13の上端から中央部にかけて延びるように設けられている。突部30を構成する第2の壁30bは、その壁面がボックス部13の上端から中央部にかけて、カバー部25の幅方向端面25aと平行な位置関係を保つように配置されている。これにより、カバー部25の裏面側の意匠面25bは、その幅がボックス部13の上端から中央部にかけて一定となるように形成されている。
続いて、グローブボックス11の製造方法について説明する。
このグローブボックス11を製造する際には、予め別工程で成形されたアウター部材22と、インナー部材23とを準備する。前記両部材22,23は、ポリプロピレン(PP)樹脂やアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂等からなる合成樹脂により射出成形することにより形成される。このとき、アウター部材22、インナー部材23は、それぞれ専用の射出成形用金型を用いて成形される。
ここで、インナー部材23において、アウター部材22に対向して配置される対向部には、射出成形用金型の型抜き方向と反対方向に凹んだ部分が形成される。この凹んだ部分が、第1側壁16の内壁部26と中央側側壁17との間に突設された突部30として形成される。そして、アウター部材22の裏面に、インナー部材23の対向面を配置し、前記両部材22、23を一体に組付けることによりグローブボックス11が形成される。
本実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・一般に、グローブボックス11においては、ボックス部13の第1側壁16と、第1側壁16の両側部から車両前方に延設された第2側壁17,18との境界部が、外部から力が加えられたときに応力が最も集中し易く、最も破損し易い部位となっている。この場合、第1側壁16と中央側側壁17との境界部に突部30を設けることによって、ボックス部13の第1側壁16と中央側側壁17との境界部に応力が集中するのを抑制することができる。これにより、グローブボックス11におけるカバー部25の剛性を高めることができる。このため、車室内の温度上昇や収納物の重量等の影響によって、略平板状をなすカバー部25に反りや変形等が生じるのを防止することができる。
・突部30は、第1側壁16と中央側側壁17との境界に沿って、ボックス部13の上端から中央部にかけて延びるように設けられている。例えば、インナー部材23を射出成形により形成する際に、ボックス部13の中央側側壁17が金型の型抜き方向に沿ってテーパ形状となる場合、同ボックス部13の第1側壁16と中央側側壁17との境界部に突部30を設けることによって、無味乾燥なカバー部25裏面側の外観を際立たせることができる。これにより、グローブボックス11を開口させる際に、インストルメントパネル10の外側に露出されるカバー部25裏面側の外観品質を向上させることができる。
・突部30を構成する第2の壁30bは、その壁面がボックス部13の上端から中央部にかけて、カバー部25の幅方向端面25aと平行な位置関係を保つように配置されている。例えば、インナー部材23を射出成形により形成する際に、ボックス部13の中央側側壁17が金型の型抜き方向に沿ってテーパ形状となる場合、無味乾燥なカバー部25裏面側の外観をより一層際立たせることができる。これにより、グローブボックス11を開口させる際に、インストルメントパネル10の外側に露出されるカバー部25裏面側の外観品質をより一層向上させることができる。
・突部30が設けられたボックス部13の中央側側壁17は、グローブボックス11のボックス部13がインストルメントパネル10の外側に配置されたとき、運転席近い側、即ち車室内の乗員から見易い位置となっている。このようにすることで、グローブボックス11を開口させる際に、インストルメントパネル10の外側に露出されるカバー部25裏面側の外観品質を効果的に向上させることができる。
・グローブボックス11、別部材であるアウター部材22とインナー部材23とを一体に組付けることにより形成されている。この場合、インナー部材23に設けられた内壁部26と、中央側側壁17との間を車両前方側へ凹ませることにより、突部30を容易に形成することができる。これにより、グローブボックス11を1つの部材で構成した場合と比べ、ボックス部13の第1側壁16と中央側側壁17との境界部に突部30を形成することが容易となる。又、射出成形用金型の形状が複雑になるのを防止することができ、グローブボックス11の作り易さを向上させることができる。更には、インナー部材23の内壁部26と中央側側壁17との間に設けられた凹みをアウター部材22により隠蔽することができ、グローブボックス11の外観品質を向上させることもできる。
(変形例)
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・突部30を、ボックス部13の側方側側壁18に設けてもよい。又、ボックス部13の中央側側壁17に設けられた突部30を省略し、前記側方側側壁18のみに突部30を設けてもよい。
・突部30を、ボックス部13の上端から下端にかけて延びるように設けてもよい。
・突部30を、ボックス部13の上端部のみ、下端部のみ、又は中央部のみに設けてもよい。
・グローブボックス11のフランジ部33を省略した構造であってもよい。具体的には、突部30を構成する第2の壁30bをカバー部25の幅方向端面25aにまで延出して、カバー部25の裏面側に突部30を形成してもよい。
・グローブボックス11は、カバー部25とボックス部13とが一体形成されたものであってもよい。この場合、グローブボックス11の射出成形用金型により突部30を形成してもよく、又、突部30を、前記射出成形用金型とは別のスライドコアにより形成してもよい。
・中空構造を有する突部30を中実構造に変更してもよい。
さらに、実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する
(1)前記突部は、前記第1側壁と前記第2側壁との境界に沿って、前記ボックス部の上端から中央部にかけて延びるように設けられていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のグローブボックス。
(2)請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のグローブボックスを備えたことを特徴とするインストルメントパネル。
本実施形態におけるグローブボックスが設けられたインストルメントパネルの斜視図。 同じくグローブボックスの斜視図。 同じくグローブボックスの分解斜視図。 同じくグローブボックスの背面図。 図4の5−5断面図。 同じくグローブボックスの正面図。 同じくグローブボックスの突部の背面図。 同じくグローブボックスの突部の上面図。 同じくグローブボックスの下面図。 同じくグローブボックスの突部の側面図。 同じく別の方向から見たグローブボックスの側面図。
符号の説明
10…インストルメントパネル、10a…意匠面(外面)、11…グローブボックス、13…ボックス部、16…第1側壁、17…中央側側壁(第2側壁)、18…側方側側壁(第2側壁)、22…アウター部材、23…インナー部材、25…カバー部、26…内壁部、30…突部。

Claims (4)

  1. 車両のインストルメントパネルに配置される箱状のボックス部を備えたグローブボックスであって、
    前記ボックス部は前記インストルメントパネルの外面に配置される第1側壁と、該第1側壁の側部から車両前方に延びる第2側壁とを備えるとともに、アウター部材とインナー部材とが組み付けられることにより形成され、
    前記アウター部材には前記第1側壁の外側面を構成するカバー部が設けられ、前記インナー部材には前記第1側壁の内側面を構成する内壁部、前記第2側壁及び突部が設けられ、
    前記突部は、前記内壁部と前記第2側壁との間に設けられているとともに、前記内壁部と前記第2側壁との間を車両前方側又は車両側方側へ凹ませることにより形成されていることを特徴とするグローブボックス。
  2. 前記突部は、前記ボックス部の第2側壁から斜状に延設された第1の壁と、この第1の壁から前記カバー部側に延設された第2の壁とを備えるとともに、前記第2の壁の壁面が、前記ボックス部の上端から中央部にかけて前記カバー部の幅方向端面と並行な位置関係を保つように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のグローブボックス。
  3. 前記突部は前記第1側壁と前記第2側壁との境界に沿って延びるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のグローブボックス。
  4. 車両のインストルメントパネルに配置される箱状のボックス部を備えたグローブボックスの製造方法であって、
    前記インストルメントパネルの外面に配置される第1側壁の外側面を構成するカバー部が設けられたアウター部材を形成し、
    前記第1側壁の内側面を構成する内壁部、該第1側壁の側部から車両前方に延びる第2側壁及び前記第1側壁と前記第2側壁との間に設けられた突部を備えたインナー部材を形成し、
    前記インナー部材を形成する際に前記内壁部と前記第2側壁との間を車両前方側又は車両側方側へ凹ませることにより前記突部を形成し、
    前記アウター部材の裏面に前記インナー部材を組み付けることを特徴とするグローブボックスの製造方法。
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