JP4243602B2 - 手摺り端部の固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、手摺り棒の端部を固定する技術に関するものである。
従来から階段の壁や廊下の壁等の壁面、あるいは手摺り壁の上面に沿って手摺りを取付けることが行われている。手摺りは壁面や手摺り壁の上面に固定する支持ブラケットの先端部の手摺り棒取付け部に手摺り棒を固着具により固着して取付けることで構成してあり、手摺り棒の端部は最端部に位置する支持ブラケットよりも突出しており、この手摺り棒の端部の支持ブラケットよりも突出した部分には保護カバーを被嵌して手摺り棒の端部の保護を行っている。
ところが、このような従来例にあっては、保護カバーを被嵌した手摺り棒の端部が支持ブラケットから先端部が自由端状態となって突出しているため、支持ブラケットから突出した部分に衣服やバッグ等が引っ掛かり易いという問題がある。しかも、従来にあっては、保護カバーを手摺り棒の端部に固定するに当たって、保護カバー取付け専用の固定ねじを使用して取付けており、保護カバー取付け用の固定ねじが必要であり、しかも、固定ねじによる取付け作業が必要で、また、固定ねじが保護カバーの外面に露出するため、ねじ隠しカバーが必要となり、部材の形状が大きくなり、手摺り棒を手で掴んで歩行する際に手摺り棒の端部に大きな形状の保護カバーが存在するため手で掴み難いという問題がある。
そこで、支持ブラケットに保護カバー部を一体に設けた最端部専用の支持ブラケットを形成し、支持ブラケットに一体に設けた保護カバー部に手摺り棒の端部を嵌め込むものが特許文献1等により知られている。このような従来例にあっては、手摺り棒の端部が支持ブラケットから突出せず、衣服やバッグが手摺り棒の突出した端部に引っ掛かったりすることがないようにすることができるが、支持ブラケットとして手摺り棒の端部以外を支持固定するための支持ブラケットとは別に、保護カバー部を一体に設けた最端部専用の支持ブラケットを特別に用意する必要があり、部品点数が多くなるという問題がある。特に、手摺りの支持ブラケットとしては、壁面取付け用の支持ブラケット、あるいは、手摺り壁や腰壁等の上面に取付ける笠木用の支持ブラケット等種類の異なるものがあるが、上記のように、支持ブラケットに保護カバー部を一体に設けた最端部専用の支持ブラケットを形成する場合、最端部専用の支持ブラケットが、壁面取付け用、笠木用というように異なる形態毎にそれぞれ必要となり、この点でも部品点数が増えるという問題がある。
特開平8−34244号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、手摺り棒の端部を保護する保護カバーに衣服やバッグが引っ掛かったりすることがなく、また、保護カバーを手摺り棒に取付けるための保護カバー取付け専用の固定ねじが必要でなく、保護カバーを支持ブラケットと手摺り棒とにがたつき無く容易に固定でき、更に、支持ブラケットとして端部専用のものを必要とせず、また、形態の異なる他の種類の支持ブラケットにも共通の保護カバーを用いて取付けることができる手摺り端部の固定構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る手摺り端部の固定構造は、手摺り棒1の端部に保護カバー2を被嵌し、該保護カバー2を被嵌した手摺り棒1の端部を保護カバー2を介して支持ブラケット3に固着具9により固着するものにおいて、手摺り棒1の端部に被嵌する一端部が閉塞した筒状の保護カバー2の周部に開口窓部4を設けると共に開口窓部4の周囲を被挟持部5とし、開口窓部4の周囲の被挟持部5の外面を保護カバー2の外周面よりも凹ませて嵌め込み凹部10を形成すると共に、保護カバー2の周部の被挟持部5の肉厚を他の部位よりも薄肉とし、支持ブラケット3に手摺り棒1の曲率に対応した曲率の手摺り棒取付け部6を設け、該手摺り棒取付け部6に被挟持部5に対応する受け面部7と、開口窓部4に対向する位置に設けた固着具挿入孔8とを設け、受け面部を嵌め込み凹部に嵌め込んだ状態で、固着具挿入孔8から挿入した固着具9が開口窓部4を挿通して保護カバー2が被嵌された手摺り棒1に固着されることで手摺り棒1と受け面部7とにより被挟持部5が挟持されるように構成して成ることを特徴とするものである。
このように手摺り棒1の端部を保護カバー2で保護した状態で、手摺り棒1の端部を保護カバー2を介して支持ブラケット3に固着するので、保護カバー2で保護された手摺り棒1の端部が支持ブラケット3から大きく突出しないものであって、保護カバー2で保護された手摺り棒1の端部に衣服やバッグ等が引っ掛かったりせず安全であり、また、保護カバー2を介して手摺り棒1の端部を支持ブラケット3に固着具9により固着するので、固着具9により支持ブラケット3に手摺り棒1の端部を固着するだけで、同時に保護カバー2を支持ブラケット3と手摺り棒1とに同時にがたつかないように取付けることができ、従来のように保護カバー2を手摺り棒1の端部に固定するための専用の固定ねじが必要でなく、また、手摺り棒1の端部に被嵌する保護カバー2と支持ブラケット3とが別部材であるため、最端部に位置する支持ブラケット3も他の位置で使用する支持ブラケット3と同じものが使用でき、従来のように最端部用の特別な支持ブラケットを必要とせず、また、壁面取付け用、笠木用、出隅用というように異なる形態毎にそれぞれ保護カバー2を兼用できる。
また、保護カバー2を手摺り棒1の端部に被嵌した状態で支持ブラケット3の手摺り棒取付け部6に当接した状態で、固着具挿入孔8から挿入した固着具9を手摺り棒1に固着するだけで、支持ブラケット3に手摺り棒1の端部を直接固着することができると共に、固着具9による支持ブラケット3と手摺り棒1との固着により同時に保護カバー2が挟持されて保持固着されることになって、保護カバー2が支持ブラケット3、手摺り棒1の双方にがたつきなく確実に保持固着される。
また、最端部以外の箇所では支持ブラケット3の手摺り棒取付け部6に直接手摺り棒1の周面の一部を当てて固着具9により取付けるので、最端部において保護カバー2を介して手摺り棒1を支持ブラケット3に固着具9により取付けると、被挟持部5の厚みだけ壁面から手摺り棒1までの寸法が長くなり、このため、手摺り棒1が剛性を有する直棒の場合、手摺り棒1の端部を壁面から離れる方向に少し撓ませないと最端部の支持ブラケット3の壁面に取付けることができず、このため最端部の支持ブラケット3の隣に位置する支持ブラケット3が壁面に対して若干浮き気味になったりするが、上記のように被挟持部5の外面を保護カバー2の外周面よりも凹ませることで被挟持部5の厚みを薄くできて、壁面から剛性を有する直棒状の手摺り棒1までの寸法を最端部の支持ブラケット3による保持固着部分においても略同じにできて、端部を保護カバー2により保護した剛性の直棒状の手摺り棒1を最端部の支持ブラケット3による保持固着部分においても他の支持ブラケット3による手摺り棒取付け部固着と同じように壁面に取付けることができる。
本発明は、保護カバーを被嵌した手摺り棒の端部を保護カバーを介して支持ブラケットに固着具により固着するので、保護カバーで保護された手摺り棒の端部が支持ブラケットから突出せず、保護カバーで保護された手摺り棒の端部に衣服やバッグが引っ掛かったりせず安全であり、また、保護カバーを手摺り棒と支持ブラケットに保持固定できて、従来のように保護カバーを手摺り棒に固定ねじで固定しなくてもよくて部品点数が少なくなり、取付け工事を簡略化でき、また、手摺り棒の端部に被嵌する保護カバーと支持ブラケットとが別部材であるため、最端部に位置する支持ブラケットも他の位置で使用する支持ブラケットと同じものが使用でき、最端部用の特別な支持ブラケットを必要とせず、また、壁面取付け用、笠木用というように異なる形態が異なっても共通の保護カバーを使用でき、これらの理由により部品点数が少なくなる。更に、被挟持部の外面を保護カバーの外周面よりも凹ませることで被挟持部の厚みを薄くできて、壁面から剛性を有する直棒状の手摺り棒までの寸法を最端部の支持ブラケットによる保持固着部分においても略同じにできて、端部を保護カバーにより保護した剛性の直棒状の手摺り棒を最端部の支持ブラケットによる保持固着部分においても他の支持ブラケットによる手摺り棒取付け部の固着と同じように壁面に取付けることができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
手摺り棒1の端部を保護する保護カバー2は図7に示すように、一端部が閉塞された有底筒状をしたもので、カバー主体2aと、カバー副体2bとを組み合わせて構成してある。
カバー主体2aはアルミニウムのダイキャストにより形成してあり、断面半円状をした半円状部11の一端部に円板状をした底片部12が一体に設けてあり、半円状部11の周方向の両端部の外面部に係止部13が設けてある。カバー副体2bは合成樹脂製で断面半円状をしている。半円状をしたカバー副体2bの周方向の両端部の内面部に被係止部14が設けてある。上記カバー主体2aの半円状部11の周方向の両端部にカバー副体2bの周方向の両端部を合致させて係止部13に被係止部14を係止することで半円状部11と半円状をしたカバー副体2bとで円筒部を構成すると共にこの円筒部の一端が円板状をした底片部12により閉塞され、これにより一端部が閉塞された有底筒状の保護カバー2を構成する。
ここで、保護カバー2をカバー主体2aと、カバー副体2bとの2部材を組み合わせて構成したのは以下の理由による。すなわち、一端部が閉塞された有底筒状の保護カバー2をダイキャストや射出成形により成形しようとすると、有底筒状の保護カバー2の円筒部の内部は型抜きのための抜き勾配を取る必要があり、このため、円筒部の内部の径は開口端部側程大きくなり、このようにして形成したものは手摺り棒1に被嵌した場合、円筒部の開口縁と手摺り棒1の外面との間に小隙間が発生してがたつくという問題があるが、上記のように円筒部を軸方向に2つ割りしたカバー主体2aと、カバー副体2bとの2部材を組み合わせて構成すると、円筒部の内部の径は軸方向の各部で同じとなり、手摺り棒1に被嵌した場合、円筒部の開口縁と手摺り棒1の外面との間に小隙間が発生しない。
カバー主体2aの半円状部11の周方向の中間部には開口窓部4が設けてあり、開口窓部4の周囲が被挟持部5となっている。この開口窓部4の周囲の被挟持部5の外面は保護カバー2の外周面よりも凹ませてあって嵌め込み凹部10となっており、このように被挟持部5の外面を保護カバー2の外周面よりも凹ませることで被挟持部5の肉厚を保護カバー2の他の部位の肉厚よりも薄肉としてある。
支持ブラケット3は、図1乃至図6に示すような手摺り壁の上面に取付けるための笠木用の支持ブラケット3Aや、図9乃至図10に示すような階段の壁や廊下等の壁の出隅部に取付ける出隅用の支持ブラケット3Bや、図11乃至図13に示すような壁用の支持ブラケット3C等がある。
上記いずれの形態の支持ブラケット3も、主体を構成するブラケット本体3aと、ブラケットカバー3bと、ベース部材3c、補強部材3dとで構成してある。
ブラケット本体3aは、アルミニウムのダイキャストにより一体成形してあり、胴部15の一端部が壁30(階段の壁や廊下の壁等の壁面、あるいは手摺り壁の上面、あるいは壁の出隅部)に取付けるためのベース部16となり、他端部が手摺り棒1を保持固定するための手摺り棒取付け部6となっている。また、実施形態ではブラケットカバー3bは合成樹脂製であり、ベース部材3cはアルミニウムのダイキャスト製であり、補強部材3dはステンレス製である。
胴部15には側方に開口する凹所27が設けてある。
ベース部16は背面にベース部材3cを嵌め込むための凹没部18が設けてある。ベース部16には図4、図5、図6に示す実施形態、図10に示す実施形態、図12、図13に示す実施形態のように複数個のねじ挿入孔19と複数個の大径孔20とが設けてある。凹没部18に嵌め込まれるベース部材3cには上記複数個のねじ挿入孔19に対応したねじ孔31と、大径孔20に嵌め込まれる嵌め込み突部21が設けてあり、該嵌め込み突部21に固着具挿通孔22が設けてあり、ベース部材3cを凹没部18に嵌め込むと共に嵌め込み突部21を大径孔20に嵌め込んだ状態でねじ挿入孔19から挿入したねじ具23をねじ孔31に螺着してベース部材3cをブラケット本体3aに固着してある。
ここで、補強部材3dは凹所27内に配置されて胴部15、ベース部16、手摺り棒取付け部6に沿わせて取付けられるが、この補強部材3dの取付け部分においては、図4、図6に示す実施形態、図10に示す実施形態、図12、図13に示す実施形態のように、補強部材3dの一端部に設けた孔32からねじ具23を挿入してねじ挿入孔19を通してねじ孔31に螺着することで、補強部材3d、ベース部材3c、ブラケット本体3aを固着している。
手摺り棒取付け部6は手摺り棒1の曲率に対応した曲率の断面弧状をしており、この手摺り棒取付け部6の周囲部分又は手摺り棒取付け部6の略全面が受け面部7となっていて断面円状をした手摺り棒1の周方向の一部を受け面部7に当ててぴったりと受けることができるようになっている。手摺り棒取付け部6には手摺り棒1の軸方向と平行な方向に位置決め用突部24が突設してある。
また、手摺り棒取付け部6には複数の固着具挿入孔8が設けてある。図4、図5、図6に示す実施形態では複数の固着具挿入孔8の1つが図4のように手摺り棒取付け部6の中心に設けてあってこの固着具挿入孔8が胴部15中央部に設けた孔部15aに連通しており、該孔部15aの端部がベース部16の中央部において開口し、他の固着具挿入孔8は図5のように凹所27に開口している。また、図10や図12、図13に示す実施形態においてはすべての固着具挿入孔8が凹所27に開口している。
上記の構成の支持ブラケット3は、複数の支持ブラケット3を壁30(手摺り壁の上面や、壁側面や、壁の出隅部)に所定間隔で取付けた後に、手摺り棒1を各支持ブラケット3の手摺り棒取付け部6に保持固着したり、あるいは、手摺り棒1に複数の支持ブラケット3を取付けた状態で、複数の支持ブラケット3を壁30にそれぞれ固着したりすることで取付ける。
なお、笠木用の支持ブラケット3Aにおけるブラケット本体3aは図2に示すように、ベース部16を壁30(手摺り壁の上面)に取付けた状態で胴部15が手摺り壁の上面に対して直角に突出するようになっている。また、出隅用の支持ブラケット3Bにおけるブラケット本体3aは、図9に示すようにベース部16を階段の壁や廊下等の壁30の出隅部に配置した場合、出隅部に位置決めできるようにベース部16の背面部が断面L字状をしていて該断面L字状をしたベース部16の背面部を壁30の出隅部の両面に当てることで、出隅部の正確な位置に確実に取付けることができるように構成してある。また、壁用の支持ブラケット3Cにおけるブラケット本体3aは、図11乃至図13に示すように略L字状をしている。
壁30への支持ブラケット3の取付けは、図4、図5、あるいは図10、あるいは図12、図13に示すように、ベース部材3cに設けた固着具挿通孔22から固着具25を挿入して壁30に固着するものである。つまり、本発明においては、ブラケット本体3aは直接固着具25で壁30に取付けることなく、ブラケット本体3aにねじ具23で取付けたベース部材3cを固着具25で壁30に取付けることでブラケット本体3aを間接的に取付けるようになっており、これにより、ブラケット本体3aが破損した場合などねじ具23を外すことで壁30にベース部材3cを残したままブラケット本体3aを取外すことができ、交換して取付ける場合はねじ具23を用いてベース部材3cに取付けることで、固着具25を取外す必要がない。
手摺り棒1は外面に長手方向にわたって位置決め用凹部26が設けてあり、この手摺り棒1の端部に前述の図7に示すような保護カバー2を被嵌する。保護カバー2を手摺り棒1の端部に被嵌した状態で手摺り棒1の手摺り棒取付け部6に近づけ、手摺り棒取付け部6に突設した位置決め用突部24を開口窓部4内に挿入して位置決め用凹部26に嵌め込むと共に、この状態で手摺り棒1に対して保護カバー2を周方向に少し回して嵌め込み凹部10に手摺り棒取付け部6の受け面部7を嵌め込んで被挟持部5に受け面部7を当接する。
このように手摺り棒1と支持ブラケット3の手摺り棒取付け部6との位置決め及び手摺り棒1の端部に嵌め込んだ保護カバー2と支持ブラケット3との位置決めを行った状態で、複数の固着具挿入孔8からそれぞれ固着具9を挿入して手摺り棒1に固着することで、手摺り棒1の周方向の所定位置に手摺り棒取付け部6を取付けることができる。上記のように固着具9を固着すると、保護カバー2の開口窓部4の周囲の被挟持部5が手摺り棒1と受け面部7とにより挟持され、保護カバー2が手摺り棒1と支持ブラケット3とに保持固定されることになる。なお、手摺り棒1の端部に被嵌する保護カバー2は笠木用の支持ブラケット3A、出隅用の支持ブラケット3B、壁面用の支持ブラケット3Cのいずれに取付ける場合も同じ(形状及び大きさが同じ)保護カバー2を共用して使用するようになっており、これにより部品の種類を少なくできる。
ここで、補強部材3dの取付け部分においては補強部材3dの他端部に設けた孔29から固着具9を挿入して固着具挿入孔8を通して手摺り棒1に固着するものであり、これにより、手摺り棒1はブラケット本体3aと、補強部材3dとに固着具9で固着されることになり、また、補強部材3dは既に述べたようにねじ具23によりベース部材3cに固着し、ベース部材3cを壁30に固着してあるので、アルミダイキャスト製のブラケット本体3aが仮に外力により破損してもステンレス製の補強部材3d、ベース部材3cを介して手摺り棒1が壁30に固定してあることで、壁30から手摺り棒1が外れないようにできる。
ブラケット本体3aの凹所27の開口部にブラケットカバー3bを着脱自在に取付けて凹所27を覆い隠す。
一方、手摺り棒1の端部以外の部位では手摺り棒1の周部の一部に支持ブラケット3の手摺り棒取付け部6を直接当てて位置決め用突部24を位置決め用凹部26に嵌め込んで手摺り棒1と支持ブラケット3との位置決めをした状態で複数の固着具挿入孔8からそれぞれ固着具9を挿入して手摺り棒1と支持ブラケット3とを固着する。該手摺り棒1の端部以外の部分と固着する支持ブラケット3の壁30への取付けは前述の通りである。
ここで、支持ブラケット3として笠木用の支持ブラケット3Aを用いて手摺り棒1を手摺り壁の上面に取付ける場合、手摺り棒1の端部及び端部以外の部位のいずれにおいても同じ笠木用の支持ブラケット3Aを用いて取付けるものである。
また、支持ブラケット3として壁面用の支持ブラケット3Cを用いて手摺り棒1を手摺り壁の上面に取付ける場合、手摺り棒1の端部及び端部以外の部位のいずれにおいても同じ壁面用の支持ブラケット3Cを用いて取付けるものである。
なお、支持ブラケット3が出隅用の支持ブラケット3Bの場合、手摺り棒1を壁30の出隅部に縦に取付けるので、手摺り棒1の上下両端部に保護カバー2を被嵌した状態で保護カバー2を介して手摺り棒1の上下両端部をそれぞれ出隅用の支持ブラケット3Bに固定し、手摺り棒1の端部以外の部位では出隅用の支持ブラケット3Bを取付けないが、手摺り棒1が上下に長くて端部以外の部位に出隅用の支持ブラケット3Bを取付ける場合は、同じ出隅用の支持ブラケット3Bを使用する。
これにより端部専用の笠木用の支持ブラケット3A、端部専用の出隅用の支持ブラケット3B、端部専用の壁面用の支持ブラケット3Cが必要でない。
ところで、本発明において、手摺り棒1の端部においては、上記のように、保護カバー2の周壁部の一部である被挟持部5が手摺り棒1と支持ブラケット3との間に介在されて取付けられるので、この保護カバー2を被嵌した手摺り棒1の端部を支持ブラケット3に取付けると、最端部以外の箇所で支持ブラケット3の手摺り棒取付け部6に直接手摺り棒1の周面の一部を当てて固着具9で固着する場合に比べ、被挟持部5の肉厚分だけ壁面のような壁30から手摺り棒1までの寸法が長くなるが、本発明においては、被挟持部5の外面を保護カバー2の外周面よりも凹ませて被挟持部5の厚みを薄くしているので、壁30から手摺り棒1までの寸法を最端部の支持ブラケット3による保持固着部分においても略同じにできて、端部を保護カバー2により保護した剛性の直棒状の手摺り棒1を最端部の支持ブラケット3による保持固着部分においても他の支持ブラケット3による手摺り棒取付け部固着と同じように壁面に取付けることができる。
なお、本発明において、保護カバーに開口窓部4を設けた例を示したが、開口窓部に代えて固着具挿入孔8と対向する位置に固着具9を挿通するための孔を設けてもよい。
本発明の一実施形態の分解斜視図である。 同上の斜視図である。 同上の正面図である。 同上の保護カバーを被嵌した手摺り棒の端部の支持ブラケットへの取付け部分の断面図である。 同上の支持部ラケットの壁への固定部分の断面図である。 同上の手摺り棒の端部以外の部分の支持ブラケットへの取付け部分の断面図である。 同上に用いる保護カバーを示し、(a)は斜視図であり、(b)は分解斜視図である。 本発明の他の実施形態の分解斜視図である。 同上の斜視図である。 同上の取付け状態の断面図である。 本発明の他の実施形態の斜視図である。 同上の保護カバーを被嵌した手摺り棒の端部の支持ブラケットへの取付け部分の断面図である。 同上の手摺り棒の端部以外の部分の支持ブラケットへの取付け部分の断面図である。
符号の説明
1 手摺り棒
2 保護カバー
3 支持ブラケット
4 開口窓部
5 被挟持部
6 手摺り棒取付け部
7 受け面部
8 固着具挿入孔
9 固着具
10 嵌め込み凹部

Claims (1)

  1. 手摺り棒の端部に保護カバーを被嵌し、該保護カバーを被嵌した手摺り棒の端部を保護カバーを介して支持ブラケットに固着具により固着するものにおいて、手摺り棒の端部に被嵌する一端部が閉塞した筒状の保護カバーの周部に開口窓部を設けると共に開口窓部の周囲を被挟持部とし、開口窓部の周囲の被挟持部の外面を保護カバーの外周面よりも凹ませて嵌め込み凹部を形成すると共に、保護カバーの周部の被挟持部の肉厚を他の部位よりも薄肉とし、支持ブラケットに手摺り棒の曲率に対応した曲率の手摺り棒取付け部を設け、該手摺り棒取付け部に被挟持部に対応する受け面部と、開口窓部に対向する位置に設けた固着具挿入孔とを設け、受け面部を嵌め込み凹部に嵌め込んだ状態で、固着具挿入孔から挿入した固着具が開口窓部を挿通して保護カバーが被嵌された手摺り棒に固着されることで手摺り棒と受け面部とにより被挟持部が挟持されるように構成して成ることを特徴とする手摺り端部の固定構造
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