JP4242299B2 - 可変バルブ装置の異常診断装置 - Google Patents

可変バルブ装置の異常診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4242299B2
JP4242299B2 JP2004015411A JP2004015411A JP4242299B2 JP 4242299 B2 JP4242299 B2 JP 4242299B2 JP 2004015411 A JP2004015411 A JP 2004015411A JP 2004015411 A JP2004015411 A JP 2004015411A JP 4242299 B2 JP4242299 B2 JP 4242299B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed mode
valve
variable valve
valve device
abnormality
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004015411A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005207336A (ja
Inventor
修 深沢
秀樹 大林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004015411A priority Critical patent/JP4242299B2/ja
Priority to US11/038,413 priority patent/US7024304B2/en
Priority to DE102005003006.8A priority patent/DE102005003006B4/de
Publication of JP2005207336A publication Critical patent/JP2005207336A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4242299B2 publication Critical patent/JP4242299B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/22Safety or indicating devices for abnormal conditions
    • F02D41/221Safety or indicating devices for abnormal conditions relating to the failure of actuators or electrically driven elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D35/00Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for
    • F02D35/02Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for on interior conditions
    • F02D35/027Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for on interior conditions using knock sensors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P5/00Advancing or retarding ignition; Control therefor
    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/15Digital data processing
    • F02P5/152Digital data processing dependent on pinking
    • F02P5/1526Digital data processing dependent on pinking with means for taking into account incorrect functioning of the pinking sensor or of the electrical means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0002Controlling intake air
    • F02D2041/001Controlling intake air for engines with variable valve actuation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Description

本発明は、内燃機関の吸気バルブ及び/又は排気バルブのバルブプロフィール(バルブリフト量、バルブ開弁期間、バルブタイミング等)を可変する可変バルブ装置の異常診断装置に関するものである。
近年、車両に搭載される内燃機関においては、出力向上、燃費節減、排気エミッション低減等を目的として、吸気バルブや排気バルブのバルブプロフィールを可変する可変バルブ装置を搭載したものがある。例えば、内燃機関の運転状態に応じて可変バルブ装置の制御モードを低速モードと高速モードとの間で切り換え、低速モードでは、バルブを開閉駆動するカムを低速用カムに切り換えてバルブリフト量を小さくして燃焼安定性を確保し、高速モードでは、バルブを開閉駆動するカムを高速用カムに切り換えてバルブリフト量を大きくして出力向上を図るようにしたものがある。
このような可変バルブ装置では、内燃機関の運転状態に応じて制御モードが切り換えられたにも拘らず、実際の駆動状態が切り換わらない故障が発生すると、内燃機関の運転性が悪化する。例えば、低負荷運転時に制御モードが低速モードに切り換えられたにも拘らず、実際の駆動状態が高速モードでスタックしている(高速モードのままである)場合には、燃焼安定性が低下してエンストに至る可能性があり、逆に、高負荷運転時に制御モードが高速モードに切り換えられたにも拘らず、実際の駆動状態が低速モードでスタックしている(低速モードのままである)場合には、出力が不足して加速性が悪化するという問題が発生する。
そこで、可変バルブ装置の異常の有無を診断する方法が幾つか提案されている。例えば、特許文献1(特許第2817055号公報)に記載されているように、リフトセンサで検出した実バルブリフト量と、エンジン回転速度に応じた基準バルブリフト量との偏差に基づいて可変バルブ装置の異常の有無を診断するようにしたものがある。
また、特許文献2(特許第2571629号公報)に記載されているように、バルブ着座時の振動を検出する振動検出センサの出力信号に基づいてバルブ着座時期を求め、このバルブ着座時期と、可変バルブ装置の制御条件とを照合して可変バルブ装置の異常の有無を診断するようにしたものがある。
或は、特許文献3(特開平4−159426号公報)に記載されているように、内燃機関及び可変バルブ装置の制御状態に基づいて算出した吸気管圧力と、吸気管圧力センサで検出した実際の吸気管圧力とを比較して可変バルブ装置の異常の有無を診断するようにしたものがある。
特許第2817055号公報(第1頁等) 特許第2571629号公報(第1頁等) 特開平4−159426号公報(第2頁等)
しかし、上記特許文献1の異常診断技術では、リフトセンサを新たに設ける必要があるばかりか、バルブ近傍の狭いスペースにリフトセンサを組み込む必要があるため、システム構成が複雑化してコストアップするという欠点がある。
また、上記特許文献2,3の異常診断技術では、いずれもセンサ出力に含まれるノイズ等の影響により可変バルブ装置の正常時と異常時との間で異常診断パラメータ(バルブ着座時期又は吸気管圧力)の差を判別しにくく、可変バルブ装置の異常の有無を精度良く診断することができないという欠点がある。
本発明は、これらの事情を考慮してなされたものであり、従って本発明の目的は、可変バルブ装置の異常診断精度を向上させることができると共に、構成簡単化、低コスト化の要求を満たすことができる可変バルブ装置の異常診断装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の可変バルブ装置の異常診断装置は、内燃機関の吸気バルブ及び/又は排気バルブのバルブプロフィールを可変する可変バルブ装置を備え、内燃機関の運転状態に応じて可変バルブ装置の制御モードをバルブプロフィールが異なる制御モードに変更し、該制御モードの変更に応じて点火時期を変更するシステムにおいて、内燃機関のノッキングをノック検出手段により検出し、可変バルブ装置の制御モードが変更されたときに、ノック検出手段によるノッキングの検出結果に基づいて可変バルブ装置の異常の有無を異常診断手段により診断するようにしたものである。
一般に、可変バルブ装置の制御モードが変更されてバルブプロフィールが変更されると、それに伴って適正な点火時期が変化するため、制御モードの変更に応じて点火時期が変更されるようになっている。従って、もし、可変バルブ装置の制御モードが変更されたにも拘らず、実際のバルブプロフィールが変更されない故障が発生すると、制御モードの変更に応じて点火時期だけが変更されてしまい、実際のバルブプロフィールに対応した適正な点火時期とならない状態となる。このような故障が発生すると、制御モードに応じて変更された点火時期がノック限界を越えてノッキングが発生することがある。
従って、可変バルブ装置の制御モードが変更されたときに、ノック検出手段によるノッキングの検出結果を評価することによって可変バルブ装置の異常の有無を診断することができる。この場合、ノッキングは、従来より内燃機関に一般に設けられているノックセンサ等のノック検出手段により精度良く検出することができるため、ノッキングの検出結果を用いれば、可変バルブ装置の異常の有無を精度良く診断することができると共に、リフトセンサ等を新たに設ける必要が無く、構成簡単化、低コスト化の要求を満たすことができる。
具体的には、請求項2のように、可変バルブ装置の制御モードがバルブリフト量及び/又はバルブ開弁期間を高速モードより少なくする低速モードからバルブリフト量及び/又はバルブ開弁期間を低速モードより多くする高速モードに変更されたときに、ノッキングが検出された場合に可変バルブ装置の異常有りと判定するようにすると良い。
一般に、可変バルブ装置の制御モードが低速モードから高速モードに変更されると、点火時期が進角されるため、制御モードが低速モードから高速モードに変更されたにも拘らず、実際の駆動状態が低速モードでスタックしている場合には、制御モードの変更に応じて進角された点火時期が低速モード時のノック限界を越えてノッキングが発生する。従って、可変バルブ装置の制御モードが低速モードから高速モードに変更されたときに、ノッキングが検出された場合には、可変バルブ装置の異常有り(低速モードでスタックしている)と判定することができる。
更に、請求項3のように、カム角センサの出力信号とノック検出手段の出力信号とに基づいて気筒別に可変バルブ装置の異常の有無を診断するようにしても良い。カム角センサの出力信号(カム角信号)によって燃焼気筒を判別することができるため、カム角センサの出力信号とノック検出手段の出力信号とを用いれば、気筒別にノッキングを検出して気筒別に可変バルブ装置の異常の有無を診断することが可能となる。
また、請求項4のように、内燃機関の燃焼安定性を判定する燃焼判定手段を備え、可変バルブ装置の制御モードがバルブリフト量及び/又はバルブ開弁期間を多くする高速モードからバルブリフト量及び/又はバルブ開弁期間を少なくする低速モードに変更された後の低負荷運転中に、燃焼安定性が所定レベルよりも低下したと判定された場合に可変バルブ装置の異常有りと判定するようにしても良い。
一般に、可変バルブ装置の制御モードが高速モードから低速モードに変更されると、点火時期が遅角されるため、制御モードが高速モードから低速モードに変更されたにも拘らず、実際の駆動状態が高速モードでスタックしている場合には、高速モード時の適正な点火時期よりも遅角された点火時期で内燃機関が運転されて、低負荷運転時に燃焼状態が不安定になる。従って、可変バルブ装置の制御モードが高速モードから低速モードに変更された後の低負荷運転中に、燃焼安定性が所定レベルよりも低下した場合には、可変バルブ装置の異常有り(高速モードでスタックしている)と判定することができる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてエンジン制御システム全体の概略構成を説明する。内燃機関であるエンジン11の吸気管12の最上流部には、エアクリーナ13が設けられ、このエアクリーナ13の下流側に、吸入空気量を検出するエアフローメータ14が設けられている。このエアフローメータ14の下流側には、DCモータ等によって開度調節されるスロットルバルブ15と、スロットル開度を検出するスロットル開度センサ16とが設けられている。
更に、スロットルバルブ15の下流側には、サージタンク17が設けられ、このサージタンク17には、吸気管圧力を検出する吸気管圧力センサ18が設けられている。また、サージタンク17には、エンジン11の各気筒に空気を導入する吸気マニホールド19が設けられ、各気筒の吸気マニホールド19の吸気ポート近傍に、それぞれ燃料を噴射する燃料噴射弁20が取り付けられている。また、エンジン11のシリンダヘッドには、各気筒毎に点火プラグ21が取り付けられ、各点火プラグ21の火花放電によって筒内の混合気に着火される。
また、エンジン11の吸気バルブ32には、該吸気バルブ32のリフト量を可変する可変吸気バルブリフト装置33が設けられ、排気バルブ34には、該排気バルブ34のリフト量を可変する可変排気バルブリフト装置35が設けられている。更に、吸気バルブ32と排気バルブ34に、それぞれバルブタイミングを可変する可変バルブタイミング装置を設けるようにしても良い。
一方、エンジン11の排気管22には、排出ガス中のCO,HC,NOx等を浄化する三元触媒等の触媒23が設けられ、この触媒23の上流側に、排出ガスの空燃比又はリッチ/リーン等を検出する排出ガスセンサ24(空燃比センサ、酸素センサ等)が設けられている。
また、エンジン11のシリンダブロックには、冷却水温を検出する冷却水温センサ25や、エンジン11のクランク軸が所定クランク角回転する毎にパルス信号を出力するクランク角センサ26が取り付けられている。このクランク角センサ26の出力信号に基づいてクランク角やエンジン回転速度が検出される。更に、エンジン11のシリンダブロックには、エンジン11のノッキングを検出するノックセンサ42(ノック検出手段)が取り付けられている。
これら各種センサの出力は、エンジン制御回路(以下「ECU」と表記する)27に入力される。このECU27は、CPU28、ROM29、RAM30、バックアップRAM31等を備えたマイクロコンピュータを主体として構成され、ROM30に記憶された各種のエンジン制御プログラムを実行することで、エンジン運転状態に応じて燃料噴射弁20の燃料噴射量や点火プラグ21の点火時期を制御する。
次に、図2に基づいて可変吸気バルブリフト装置33の構成について説明する。
図2に示すように、吸気バルブ32側のカムシャフト36には、カムプロフィールが異なる低速用カム37と高速用カム38とが一体的に回動可能に設けられている。カムシャフト36の下方には、ロッカシャフト39が設けられ、このロッカシャフト39を支軸としてロッカアーム40が上下方向に揺動可能に設けられている。このロッカアーム40の先端部には、吸気バルブ32の上端部が当接し、ロッカアーム40の上下方向の揺動によって吸気バルブ32が上下方向にリフト動作するようになっている。
また、ロッカアーム40には、低速用カム37に当接して押圧される低速用カム押圧部(図示せず)と、高速用カム38に当接して押圧される高速用カム押圧部(図示せず)とが設けられている。低速用カム37は、ロッカアーム40(低速用カム押圧部)の押圧量が小さくなると共にその押圧期間が短くなるように外周面形状が形成され、高速用カム38は、ロッカアーム40(高速用カム押圧部)の押圧量が大きくなると共にその押圧期間が長くなるように外周面形状が形成されている。
更に、ロッカアーム40には、油圧駆動式のカム切換機構41が設けられている。このカム切換機構41は、低速用カム37でロッカアーム40(低速用カム押圧部)を押圧して吸気バルブ32を駆動する低速用カム有効状態と、高速用カム38でロッカアーム40(高速用カム押圧部)を押圧して吸気バルブ32を駆動する高速用カム有効状態との間で切り換えられるようになっている。
可変吸気バルブリフト装置33の制御モードを、吸気バルブ32のリフト量を小さくする低速モードに切り換える場合には、カム切換機構41を低速用カム有効状態に切り換えて、低速用カム37でロッカアーム40(低速用カム押圧部)を押圧して吸気バルブ32を駆動する。これにより、図3に実線で示すように、ロッカアーム40の押圧量が小さくなって吸気バルブ32のリフト量が小さくなると共に、ロッカアーム40の押圧期間が短くなって吸気バルブ32の開弁期間が高速モードより短くなる。
一方、可変吸気バルブリフト装置33の制御モードを、吸気バルブ32のリフト量を大きくする高速モードに切り換える場合には、カム切換機構41を高速用カム有効状態に切り換えて、高速用カム38でロッカアーム40(高速用カム押圧部)を押圧して吸気バルブ32を駆動する。これにより、図3に破線で示すように、ロッカアーム40の押圧量が大きくなって吸気バルブ32のリフト量が大きくなると共に、ロッカアーム40の押圧期間が長くなって吸気バルブ32の開弁期間が低速モードより長くなる。
ECU27は、図4に示すように、エンジン運転状態(例えばエンジン回転速度、エンジン負荷等)に応じて可変吸気バルブリフト装置33の制御モードを低速モードと高速モードとの間で切り換える。その際、可変吸気バルブリフト装置33を低速モードに切り換えた状態でエンジン11を運転したときの出力トルクと、高速モードに切り換えた状態でエンジン11を運転したときの出力トルクとが同一になるエンジン運転状態を、制御モードを切り換える切換点としている。これにより、可変吸気バルブリフト装置33の制御モード切換時のトルク変動を抑制するようにしている。
一般に、可変吸気バルブリフト装置33の制御モードが切り換えられてバルブプロフィール(バルブリフト量、バルブ開弁期間、バルブ閉弁タイミング等)が切り換えられると、それに伴って適正な点火時期が変化するため、ECU27は、後述する図7に示す基本点火時期演算ルーチンを実行することで、可変吸気バルブリフト装置33の制御モードの切り換えに応じて点火時期を変更する。高速モードでは、吸気バルブ32のバルブ開弁期間が長くなって閉弁タイミングが遅角されるため、点火時期を進角して燃焼安定性を確保する必要がある。従って、高速モードでは、低速モードと比べて同一のエンジン運転状態における点火時期が進角側に設定される。これにより、例えば、図5に示すように、可変吸気バルブリフト装置33の制御モードの切換点では、制御モードが低速モードから高速モードに切り換えられたときに、点火時期が進角される。一方、制御モードが高速モードから低速モードに切り換えられたときに、点火時期が遅角される。
また、ECU27は、後述する図8に示す異常診断ルーチンを実行することで、可変吸気バルブリフト装置33の異常の有無を次のようにして診断する。
可変吸気バルブリフト装置33の制御モードが低速モードから高速モードに切り換えられると、点火時期が進角されるため、制御モードが低速モードから高速モードに切り換えられたにも拘らず、実際の駆動状態が低速モードでスタックしている場合には、制御モードに応じて進角された点火時期が低速モード時のノック限界を越えてノッキングが発生する(図6A参照)。
そこで、ECU27は、制御モードが低速モードから高速モードに切り換えられた後の所定期間内に、ノックセンサ42によりノッキングが検出された場合には、可変吸気バルブリフト装置33の異常有り(低速モードでスタックしている)と判定する。尚、ノッキングに基づいた可変吸気バルブリフト装置33の異常診断の実施期間を、制御モード切り換え後の所定期間内に限定する理由は、可変吸気バルブリフト装置33の異常によるノッキングを他の原因によるノッキングと区別して検出するためである。
一方、可変吸気バルブ装置33の制御モードが高速モードから低速モードに切り換えられると、点火時期が遅角されるため、制御モードが高速モードから低速モードに切り換えられたにも拘らず、実際の駆動状態が高速モードでスタックしている場合には、高速モード時の適正な点火時期よりも遅角された点火時期でエンジン11が運転されて、低負荷運転時(例えばアイドル運転時)に燃焼状態が不安定になる。
そこで、ECU27は、制御モードが高速モードから低速モードに切り換えられた後の低負荷運転中に、燃焼安定性が所定レベルよりも低下した状態が所定期間継続した場合には、可変吸気バルブリフト装置33の異常有り(高速モードでスタックしている)と判定する。
以下、ECU27が実行する図7及び図8に示す各ルーチンの処理内容を説明する。
[基本点火時期演算]
図7に示す基本点火時期演算ルーチンは、例えばエンジン運転中に所定周期で実行される。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、可変吸気バルブリフト装置33の制御モードが高速モードであるか否かを判定し、高速モードであると判定された場合には、ステップ102に進み、高速モード用の基本点火時期のマップを検索して、現在のエンジン運転状態(例えばエンジン回転速度Neと要求トルク)に応じた基本点火時期を算出する。
高速モードでは、吸気バルブ32のバルブ開弁期間が長くなって閉弁タイミングが遅角されるため、点火時期を進角して燃焼安定性を確保する必要がある。従って、高速モード用の基本点火時期のマップは、後述する低速モード用の基本点火時期のマップと比べて、同一のエンジン運転状態における基本点火時期が進角側に設定されている。
一方、上記ステップ101で、可変吸気バルブリフト装置33の制御モードが低速モードであると判定された場合には、ステップ103に進み、低速モード用の基本点火時期のマップを検索して、現在のエンジン運転状態(例えばエンジン回転速度Neと要求トルク)に応じた基本点火時期を算出する。
以上のようにして可変吸気バルブリフト装置33の制御モードに応じて設定した基本点火時期に基づいて最終的な点火時期が決定される。
[異常診断]
図8に示す異常診断ルーチンは、例えばエンジン運転中に所定周期で実行され、特許請求の範囲でいう異常診断手段としての役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ201で、可変吸気バルブリフト装置33の制御モードが高速モードであるか否かを判定する。
その結果、高速モードであると判定された場合には、ステップ202に進み、前回の制御モードが低速モードであるか否かを判定し、前回の制御モードが低速モードであれば、ステップ203に進み、制御モードが低速モードから高速モードに切り換えられた後の経過時間を計測するカウンタLのカウント値をクリアした後、ステップ206に進む。
その後、上記ステップ202で、前回の制御モードも高速モードであると判定された場合には、ステップ204に進み、カウンタLのカウント値をカウントアップする。この後、ステップ205に進み、カウンタLのカウント値(高速モードへの切換後の経過時間)が所定値Aを越えたか否かを判定し、カウンタLのカウント値が所定値A以下の場合には、ステップ206に進む。
これらのステップ202〜205の処理により、制御モードが低速モードから高速モードに切り換えられた後の所定期間内(カウンタLのカウント値が所定値Aに達するまでの期間内)は、ステップ206に進み、ノックセンサ42によりノッキングが検出されたか否かを判定する。ここで、ノッキングが検出されたか否かの判定は、ノッキングの検出回数が所定の判定回数を越えたか否かによって判定しても良い。また、その判定回数をノッキングのレベルに応じて変更するようにしても良い。
制御モードが低速モードから高速モードに切り換えられた後の所定期間内に、ステップ206で、ノッキングが検出されたと判定された場合には、制御モードが低速モードから高速モードに切り換えられたにも拘らず、実際の駆動状態が低速モードでスタックしているため、制御モードの切り換えに応じて進角された点火時期が低速モード時のノック限界を越えてノッキングが発生したと判断して、ステップ207に進み、可変吸気バルブリフト装置33の異常有りと判定し、低速モードスタック異常フラグを低速モードでスタックしていることを意味するONにセットする。そして、運転席のインストルメントパネルに設けられた警告ランプ(図示せず)を点灯したり、或はインストルメントパネルの警告表示部(図示せず)に警告表示して運転者に警告すると共に、その異常情報(異常コード等)をECU27のバックアップRAM31等の書き換え可能な不揮発性メモリに記憶する等の異常時の処理を実行して、本ルーチンを終了する。
これに対して、制御モードが低速モードから高速モードに切り換えられた後の所定期間内に、上記ステップ206で、ノッキングが検出されていないと判定された場合、又は、上記ステップ205で、制御モードが低速モードから高速モードに切り換えられた後、所定期間が経過した(カウンタLのカウント値が所定値Aを越えた)と判定された場合には、ステップ208に進み、可変吸気バルブリフト装置33の異常無し(正常)と判定して、低速モードスタック異常フラグをOFFして、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ201で、可変吸気バルブリフト装置33の制御モードが低速モードであると判定された場合には、まず、ステップ209で、低負荷運転中(例えばアイドル運転中)であるか否かを、例えば、エンジン回転速度Neが所定値よりも低く且つエンジン負荷(吸入空気量、吸気管圧力等)が所定値よりも低いか否かによって判定する。
このステップ209で、低負荷運転中であると判定された場合には、ステップ210に進み、燃焼状態が安定している(燃焼安定性が所定レベル以上である)か否かを、例えば、エンジン回転変動ΔNe、トルク変動ΔTr、ISC(アイドルスピードコントロール)制御量等が所定値よりも小さい否かによって判定する。
上記ステップ209で低負荷運転中ではないと判定された場合、又は、上記ステップ210で燃焼安定性が所定レベル以上であると判定された場合には、ステップ211に進み、低負荷運転中で燃焼安定性が低い状態の継続時間を計測するカウンタHのカウント値をクリアした後、ステップ214に進み、高速モードスタック異常フラグをOFFして、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ209で低負荷運転中であると判定され、且つ、上記ステップ210で燃焼安定性が所定レベルよりも低いと判定された場合には、ステップ212に進み、カウンタHのカウント値をカウントアップする。この後、ステップ213に進み、カウンタHのカウント値が所定値Bを越えたか否かによって、低負荷運転中で燃焼安定性が低い状態の継続時間が所定期間(カウンタHのカウント値が所定値Bに達するまでの期間)を越えたか否かを判定する。
このステップ213で、低負荷運転中で燃焼安定性の低い状態の継続時間が所定期間を越えたと判定された場合には、制御モードが高速モードから低速モードに切り換えられたにも拘らず、実際の駆動状態が高速モードでスタックしているため、高速モード時の適正な点火時期よりも遅角された点火時期でエンジン11が運転されて、低負荷運転時の燃焼安定性が低くなっていると判断して、ステップ215に進み、可変吸気バルブリフト装置33の異常有りと判定し、高速モードスタック異常フラグを高速モードでスタックしていることを意味するONにセットする。そして、異常時の処理を実行して、本ルーチンを終了する。
これに対して、上記ステップ213で、低負荷運転中で燃焼安定性の低い状態の継続時間が所定期間に達していないと判定された場合には、ステップ214に進み、可変吸気バルブリフト装置33の異常無し(正常)と判定して、高速モードスタック異常フラグをOFFして、本ルーチンを終了する。
以上説明した本実施例によれば、可変吸気バルブリフト装置33の制御モードを低速モードから高速モードに切り換えたときに低速モードでスタックした場合には、制御モードの切り換えに応じて進角された点火時期が低速モード時のノック限界を越えてノッキングが発生することに着目して、制御モードを低速モードから高速モードに切り換えたときにノッキングが検出された場合に可変吸気バルブリフト装置33の異常有り(低速モードでスタックしている)と判定する。ノッキングは、従来よりエンジン11に一般にノック制御のために設けられているノックセンサ42等により精度良く検出することができるため、ノッキングの検出結果に基づいて可変吸気バルブリフト装置33の異常の有無を診断すれば、可変吸気バルブリフト装置33が低速モードでスタックした異常を精度良く検出することができる。しかも、リフトセンサ等を新たに設ける必要がなく、構成簡単化、低コスト化の要求を満たすことができる。
尚、所定カム角毎にカム角信号を出力するカム角センサの出力信号(図6参照)とノックセンサ42の出力信号とに基づいて気筒別に可変吸気バルブリフト装置33の異常の有無を診断するようにしても良い。カム角センサの出力信号(カム角信号)によって燃焼気筒を判別することができるため、カム角センサの出力信号とノックセンサ42の出力信号とを用いれば、気筒別にノッキングを検出して気筒別に可変吸気バルブリフト装置33の異常の有無を診断することが可能となる。
また、本実施例では、可変吸気バルブ装置33の制御モードを高速モードから低速モードに切り換えたときに高速モードでスタックした場合には、制御モードの切り換えに応じて遅角された点火時期でエンジン11が運転されて、低負荷運転時(例えばアイドル運転時)に燃焼状態が不安定になることに着目して、制御モードを高速モードから低速モードに切り換えた後の低負荷運転中に、燃焼安定性が所定レベルよりも低下した場合に可変吸気バルブリフト装置33の異常有り(高速モードでスタックしている)と判定するようにしたので、可変吸気バルブリフト装置33が高速モードでスタックした異常も精度良く検出することができる。
尚、以上説明した本実施例は、本発明を、吸気バルブのバルブリフト量やバルブ開弁期間を可変する可変バルブ装置に適用したが、本発明は、吸気バルブのバルブタイミングを可変する可変バルブ装置や、排気バルブのバルブプロフィール(バルブリフト量、バルブ開弁期間、バルブタイミング等のうちの少なくとも1つ)を可変する可変バルブ装置に広く適用することができる。
更に、本発明は、バルブプロフィールを2段階で切り換える可変バルブ装置に限定されず、バルブプロフィールを3段階以上に切り換える可変バルブ装置やバルブプロフィールを連続的に可変する可変バルブ装置にも適用することができる。
また、本発明は、油圧駆動式の可変バルブ装置に限定されず、バルブプロフィールを変更可能な電磁駆動バルブにも適用することができる。
本発明の一実施例におけるエンジン制御システム全体の概略構成図である。 可変吸気バルブリフト装置の正面図である。 可変吸気バルブリフト装置の低速モード時と高速モード時のバルブリフト特性を説明するためのバルブリフト特性図である。 可変吸気バルブリフト装置の制御モード切換特性を示す図である。 可変吸気バルブリフト装置の制御モード切換点における点火時期を示す図である。 ノッキング有り時のノックセンサの出力信号の挙動を示すタイムチャートである。 ノッキング無し時のノックセンサの出力信号の挙動を示すタイムチャートである。 基本点火時期演算ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 異常診断ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
11…エンジン(内燃機関)、12…吸気管、15…スロットルバルブ、20…燃料噴射弁、21…点火プラグ、22…排気管、27…ECU(異常診断手段)、32…吸気バルブ、33…可変吸気バルブリフト装置、34…排気バルブ、35…可変排気バルブリフト装置、42…ノックセンサ(ノック検出手段)

Claims (4)

  1. 内燃機関の吸気バルブ及び/又は排気バルブのバルブプロフィールを可変する可変バルブ装置を備え、内燃機関の運転状態に応じて前記可変バルブ装置の制御モードを前記バルブプロフィールが異なる制御モードに変更し、該制御モードの変更に応じて点火時期を変更するシステムにおいて、
    内燃機関のノッキングを検出するノック検出手段と、
    前記可変バルブ装置の制御モードが変更されたときに、前記ノック検出手段によるノッキングの検出結果に基づいて前記可変バルブ装置の異常の有無を診断する異常診断手段と を備えていることを特徴とする可変バルブ装置の異常診断装置。
  2. 前記異常診断手段は、前記可変バルブ装置の制御モードがバルブリフト量及び/又はバルブ開弁期間を高速モードより少なくする低速モードからバルブリフト量及び/又はバルブ開弁期間を低速モードより多くする高速モードに変更されたときに、前記ノック検出手段によりノッキングが検出された場合に前記可変バルブ装置の異常有りと判定することを特徴とする請求項1に記載の可変バルブ装置の異常診断装置。
  3. 所定カム角毎にカム角信号を出力するカム角センサを備え、
    前記異常診断手段は、前記カム角センサの出力信号と前記ノック検出手段の出力信号とに基づいて気筒別に可変バルブ装置の異常の有無を診断することを特徴とする請求項1又は2に記載の可変バルブ装置の異常診断装置。
  4. 内燃機関の燃焼安定性を判定する燃焼判定手段を備え、
    前記異常診断手段は、前記可変バルブ装置の制御モードがバルブリフト量及び/又はバルブ開弁期間を多くする高速モードからバルブリフト量及び/又はバルブ開弁期間を少なくする低速モードに変更された後の低負荷運転中に、前記燃焼判定手段により燃焼安定性が所定レベルよりも低下したと判定された場合に前記可変バルブ装置の異常有りと判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の可変バルブ装置の異常診断装置。
JP2004015411A 2004-01-23 2004-01-23 可変バルブ装置の異常診断装置 Expired - Fee Related JP4242299B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004015411A JP4242299B2 (ja) 2004-01-23 2004-01-23 可変バルブ装置の異常診断装置
US11/038,413 US7024304B2 (en) 2004-01-23 2005-01-21 Diagnosis system for variable valve controller
DE102005003006.8A DE102005003006B4 (de) 2004-01-23 2005-01-21 Diagnosesystem für variable Ventilsteuerung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004015411A JP4242299B2 (ja) 2004-01-23 2004-01-23 可変バルブ装置の異常診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005207336A JP2005207336A (ja) 2005-08-04
JP4242299B2 true JP4242299B2 (ja) 2009-03-25

Family

ID=34792436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004015411A Expired - Fee Related JP4242299B2 (ja) 2004-01-23 2004-01-23 可変バルブ装置の異常診断装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7024304B2 (ja)
JP (1) JP4242299B2 (ja)
DE (1) DE102005003006B4 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7174879B1 (en) 2006-02-10 2007-02-13 Ford Global Technologies, Llc Vibration-based NVH control during idle operation of an automobile powertrain
DE102007013250B4 (de) 2007-03-20 2018-12-13 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben einer Brennkraftmaschine mit mindestens einem Zylinder
DE102007053085A1 (de) * 2007-11-07 2009-05-14 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Stabilisierung eines Reglers und entsprechende Reglervorrichtung
US7698935B2 (en) * 2007-11-21 2010-04-20 Gm Global Technology Operations, Inc. Diagnostic system for valve actuation mechanism
JP2009221920A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置
US7673616B2 (en) * 2008-07-21 2010-03-09 Ford Global Technologies, Llc Engine control including knock compensation
US8006670B2 (en) * 2010-03-11 2011-08-30 Ford Global Technologies, Llc Engine control with valve deactivation monitoring using exhaust pressure
US9845752B2 (en) 2010-09-29 2017-12-19 GM Global Technology Operations LLC Systems and methods for determining crankshaft position based indicated mean effective pressure (IMEP)
US9115655B2 (en) 2011-04-26 2015-08-25 Allen B. Rayl Cylinder pressure parameter correction systems and methods
US8983753B2 (en) * 2011-04-29 2015-03-17 GM Global Technology Operations LLC Combustion setpoint control systems and methods
US9127604B2 (en) 2011-08-23 2015-09-08 Richard Stephen Davis Control system and method for preventing stochastic pre-ignition in an engine
US9097196B2 (en) 2011-08-31 2015-08-04 GM Global Technology Operations LLC Stochastic pre-ignition detection systems and methods
US9512749B2 (en) * 2012-06-05 2016-12-06 GM Global Technology Operations LLC System and method for calibrating a valve lift sensor and evaluating a valve lift sensor and a hydraulic valve actuator
US9127601B2 (en) 2012-08-07 2015-09-08 Joel Cowgill Cylinder to cylinder balancing using fully flexible valve actuation and cylinder pressure feedback
US9121362B2 (en) * 2012-08-21 2015-09-01 Brian E. Betz Valvetrain fault indication systems and methods using knock sensing
US9133775B2 (en) 2012-08-21 2015-09-15 Brian E. Betz Valvetrain fault indication systems and methods using engine misfire
US8973429B2 (en) 2013-02-25 2015-03-10 GM Global Technology Operations LLC System and method for detecting stochastic pre-ignition
US9175582B1 (en) 2014-07-23 2015-11-03 Fca Us Llc Variable valve lift diagnostic techniques based on camshaft speed
US9863335B1 (en) * 2016-08-12 2018-01-09 Delphi Technologies, Inc. Method for diagnosing a variable-lift camshaft follower
KR102383355B1 (ko) 2016-12-21 2022-04-05 현대자동차주식회사 하이브리드 차량의 엔진 가변 밸브 타이밍 제어 방법
US10371116B2 (en) * 2017-12-08 2019-08-06 GM Global Technology Operations LLC Method and apparatus for controlling a multi-cylinder internal combustion engine
DE102017223662A1 (de) 2017-12-22 2019-06-27 Volkswagen Aktiengesellschaft Vorrichtung und Verfahren zur Diagnose variabler Ventilbetriebsstellungen

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4960094A (en) 1988-10-11 1990-10-02 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Knocking control system for internal combustion engines
JP2817055B2 (ja) 1989-05-25 1998-10-27 本田技研工業株式会社 内燃エンジンのバルブタイミング切換制御装置の故障検知方法
JP2571629B2 (ja) 1989-11-29 1997-01-16 日産自動車株式会社 可変バルブタイミング制御装置の故障診断装置
JPH04159426A (ja) 1990-10-18 1992-06-02 Toyota Motor Corp 可変バルブタイミングシステムの故障診断装置
JPH0552105A (ja) * 1991-08-23 1993-03-02 Atsugi Unisia Corp 内燃機関の可変バルブタイミングリフト装置
US6047674A (en) 1997-09-12 2000-04-11 Denso Corporation Valve timing control apparatus for internal combustion engine
US7013852B2 (en) 2003-03-06 2006-03-21 Denso Corporation Control apparatus for an internal combustion engine

Also Published As

Publication number Publication date
US20050165536A1 (en) 2005-07-28
JP2005207336A (ja) 2005-08-04
DE102005003006A1 (de) 2005-09-15
DE102005003006B4 (de) 2018-05-30
US7024304B2 (en) 2006-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4242299B2 (ja) 可変バルブ装置の異常診断装置
JP2008121534A (ja) 内燃機関の異常診断装置
JP2009221992A (ja) 排出ガスセンサの異常診断装置
JP6405405B1 (ja) Egr異常検出装置
JP5176911B2 (ja) セタン価判定装置
JP4339572B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP4721907B2 (ja) イオン電流に基づく内燃機関の空燃比判定方法
JP5985499B2 (ja) ノックセンサの故障診断装置及び故障診断方法
JP4872795B2 (ja) 内燃機関の監視装置
JP4957930B2 (ja) 内燃機関の監視装置
JP5056636B2 (ja) 可変圧縮比内燃機関及び、可変圧縮比機構の異常判定方法
JP3965577B2 (ja) 内燃機関の始動制御装置
JP4131397B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2006336566A (ja) 可変気筒エンジンの制御装置
JP2007170363A (ja) エンジンの制御装置
JP2008121566A (ja) バルブの異常判定装置、異常判定方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
JP2005248825A (ja) 内燃機関の異常診断装置
JP4210940B2 (ja) 吸気系センサの異常診断装置
JP4619299B2 (ja) 内燃機関の燃焼状態判定方法
JP5773640B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP3961745B2 (ja) 内燃機関の失火検出装置
JP2005214073A (ja) 可変バルブリフト制御システムの異常診断装置
JP4023327B2 (ja) 吸気系センサの異常診断装置
JP4168739B2 (ja) 内燃機関の気筒間ばらつき検出装置
JP4345853B2 (ja) 吸気系センサの異常診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071009

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081224

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4242299

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140109

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees